JP2009031932A - 転送装置、転送装置を有する情報処理装置及び制御方法 - Google Patents

転送装置、転送装置を有する情報処理装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、情報処理装置の同一筐体内においてミラー構成されたシステムと非ミラー構成されたシステムとを共存させることである。
【解決手段】本発明によれば、情報処理装置に、ミラー構成されたシステムから送信されるデータを調停する調停回路と、ミラー構成されていないシステムから送信されるデータを調停する調停回路とを設ける。そのため、ミラー構成されたシステムにおいて、データを同期させることができ、同一筐体内においてミラー構成されたシステムと非ミラー構成されたシステムとを共存させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、転送装置、システムボード及び周辺機器との接続用であって転送装置を備えたI/Oボードとを有する情報処理装置及びそれらの制御方法に関する。
情報処理装置には、物理的に分離された複数のユニットが実装された構成のものがある。ユニットの1つとして、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)やメモリ等を搭載したシステムボードがある。また、ユニットの1つとして、ハードディスク装置やPCI(Peripheral Component Interconnect)デバイス等の入出力(IO:Input/Output)デバイスを搭載したI/Oボードがある。システムボード及びI/Oボードには、データの転送速度を向上させるために、アドレスクロスバスイッチとデータクロスバとを含むクロスバスイッチが搭載されている。アドレスクロスバスイッチは、システムボードやI/Oボードから発行されるアドレスリクエストをマージするとともに調停(アービトレーション)して、全てのシステムボード及びI/Oボードに対してマージされたアドレスリクエストをブロードキャストする。
このような情報処理装置では、一つの筐体内を複数に分割し、それぞれ独立したシステムを稼動させることができるパーティション構成が可能である。これによって、パーティション毎に異なるオペレーティングシステム(OS:Operating System)を動作させることができ、同一筐体内に複数のシステムを構成することができる。
ここで、情報処理装置では、信頼性を向上させるため、システム全体を分割することにより、同一構成のパーティションを備えたミラー構成とすることも可能である。しかし、アドレスクロスバスイッチのような共通部が存在するため、ミラー構成されたシステムと非ミラー構成されたシステムとを共存させると、データを同期させることができない。そのため、パーティション構成が可能なシステムであっても、システム全体をミラー構成とするか又はシステム全体を非ミラー構成とするかのどちらかに制限される。つまり、ミラー構成のパーティションから構成されるシステムと非ミラー構成のパーティションから構成されるシステムとを、同一筐体内に混在させることはできなかった。
先行技術文献としては下記のものがある。
特開平09−006737号公報 特開2001−318901号公報 特開2004−072547号公報
本発明の課題は、情報処理装置の同一筐体内においてミラー構成されたシステムと非ミラー構成されたシステムとを共存させることである。
本発明の情報処理装置は、第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、前記第1又は第3のポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに出力する第1の調停手段と、前記第5又は第7のポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第2の調停手段とを備えた第1の転送装置と、前記第2又は第4のポートから送信されるリクエストの中から前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに前記第1の調停手段と同期して出力する第3の調停手段と、前記第6又は第8のポートから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第4の調停手段を備えた第2の転送装置とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、前記第1及び第2のシステムボードと前記第1及び第3の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、前記第3及び第4のシステムボードと前記第2及び第4の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、前記第1、第3、第5及び第7のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する第1の調停手段を備えた第1の転送装置と、前記第2、第4、第6及び第8のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記第2又は前記第4のポートから送信されたリクエストである場合には、前記第1の調停手段が出力する前記第1のリクエストと同期して出力する第2の調停手段を備えた第2の転送装置を有することを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、前記第1及び第2のシステムボードと前記第1の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、前記第3及び第4のシステムボードと前記第2の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、前記第1及び第2の調停手段はそれぞれ、所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段を有することを特徴とする。
本発明の転送装置は、二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、前記第1又は第2のポートから受信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2の送信ポートに出力する第1の調停手段と、前記第3又は第4のポートから受信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4の送信ポートに出力する第2の調停手段を有することを特徴とする。
本発明の転送装置は、二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段と、前記第1乃至第4のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から1つのリクエストを、前記タイマ手段からの計時信号に同期して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する調停手段を有することを特徴とする。
本発明は、二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から、前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに前記第1のリクエストと同期して出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップを有することを特徴とする。
本発明は、二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記二重化されたシステムボードから送信されたリクエストである場合には、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップを有することを特徴とする。
本発明の情報処理装置の制御方法は、前記第2の転送装置が、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップは、所定の期間を計測することにより同期することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置に、ミラー構成されたシステムから送信されるデータを調停する調停回路と、ミラー構成されていないシステムから送信されるデータを調停する調停回路とを設ける。そのため、ミラー構成されたシステムにおいて、データを同期させることができ、同一筐体内においてミラー構成されたシステムと非ミラー構成されたシステムとを共存させることができる。
以下に図面を用いて本実施形態について説明する。
[実施例1]
(情報処理装置)
図1は、本実施形態における情報処理装置1の構成を表す図である。図1に表すように、少なくとも一つ以上のシステムボード2及び入出力(I/O:Input/Output)ボード4は、アドレスクロスバスイッチ3及びデータクロスバスイッチ8にそれぞれ接続されている。ここで、情報処理装置1は、例えば、8つのシステムボード2、8つのI/Oボード4から構成されている。装置マネージメントボード9は、一般的にはサービスプロセッサ(SVP:SerVice Processor)に相当する管理専用ユニットであり、I/Oボード4のBM(Baseboard Management)コントローラ28にSM(System Management)バス7を介して接続されている。
アドレスクロスバスイッチ3は二重化され、アドレスクロスバ30及びアドレスクロスバ31は同時に同じリクエスト制御を行っている。これにより、アドレスクロスバスイッチ3はハードウェアとして二重化されている。データクロスバスイッチ8は4つのデータクロスバ80、81、82及び83から構成されており、大量のデータを処理することができる。アドレスクロスバ30及びアドレスクロスバ31はそれぞれ、システムボード2またはI/Oボード4と接続される複数の受信ポート及び送信ポートを有する。
システムボード2は、4つのCPU10、2つのファームウェアハブ(FWH:FirmWare Hub)12、ノースブリッジ(North Bridge)14、4つのメモリスイッチ(Memory Switch)16及び各メモリスイッチに接続された複数のメモリ18を備えている。ノースブリッジ14は、CPUとPCIバスとを接続する。FWHは、基本入出力システム(BIOS:Basic Input Output System)やPOST(Power Of Self Test)等のファームウェアプログラムを格納する。メモリスイッチ16は、情報処理装置の機能の設定を行う。メモリ18は、各種情報を格納する。
I/Oボード4は、サウスブリッジ(South Bridge)20、サウスブリッジ20に接続された2つのシリアライザ/デシリアライザ(SER)21、各SER21に接続されたICH622及び各ICH622に接続された6つのコントローラを備えている。ICH6(I/O Controller Hub 6)22に接続されるコントローラは、FWHコントローラ24、SIO(Serial I/O)コントローラ26、BMコントローラ28、LAN(Local Area Network)アダプタ30及びVGA(Video Graphics Array)コントローラ32である。サウスブリッジ20はPCIバスと、ISA(Industrial Standard Architecture)バスを接続する。SER21は、パラレルインタフェースとシリアルインタフェース間の変換を行う。ICH622は、I/Oコントローラハブである。FWHコントローラは、FWH12に格納されているBIOSやPOST等のプログラムを読み出す。SIOコントローラ26は、システムのデバックを行う。BMコントローラ28は、装置マネージメントボード9との間で通信を行う。LANアダプタ30は、情報処理装置を接続するために用いられる。VGAコントローラ32は、VGA規格に基づいて表示手段(図示せず)に画像を表示する。I/Oボード4は、ハードディスク装置等の周辺装置と接続可能である。図1に表した構成は一例であり、各部の種類や数は任意に変更できる。また、各部の種類や数はI/Oボード4単位で任意に設定できる。
サウスブリッジ20は、アドレスクロスバ30、31及びデータクロスバ80、81、82、83とそれぞれ接続されている。サウスブリッジ20は、SER21及びICH622を介してFWHコントローラ24、SIOコントローラ26、BMコントローラ28、LANアダプタ30及びVGAコントローラ32を制御する。サウスブリッジ20は、FWHコントローラ24、SIOコントローラ26、BMコントローラ28、LANアダプタ30及びVGAコントローラ32のいずれか一つが取得したデータを転送する場合、アドレスリクエストを発行してアドレスクロスバスイッチ3に出力する。また、サウスブリッジ20は、システムボード2からデータクロスバスイッチ3を介して転送されるデータを受信した場合、SER21及びICH622を介して、当該データを出力すべきコントローラに出力する。コントローラは、データを受信すると、当該データの格納、送信等を行う。
システムボード2上の4つのCPU10は、メモリ18、他のシステムボード2及びI/Oボード4へのリード/ライトコマンドを発行して、ノースブリッジ14に出力する。ノースブリッジ14は、各CPU10から入力されたコマンドを一旦、格納する。そして、ノースブリッジ14は、優先順位に従って、入力されたコマンドの中から1つを選択し、アドレスリクエストとして発行し、アドレスクロスバスイッチ3及び4つのメモリスイッチ16にそれぞれ出力する。
このような情報処理装置では、筐体内を複数のパーティションに分割し、パーティション毎に独立したシステムとして稼動させることができる。すなわち、パーティション毎に異なるOSを動作させることができ、同一筐体内に複数の業務を構築して、柔軟にシステムを構成することができる。パーティションの最小構成は、1つのシステムボードと1つのI/Oボードであるが、CPU資源やメモリ資源を多く必要とするパーティションにはシステムボードを多く割り当て、IO資源を多く必要とするパーティションには、I/Oボードを多く割り当てるなど、システム形態に合わせて柔軟な組み合わせが可能である。各パーティションは、他のパーティションからの影響を受けないように保護されており、あるパーティションで障害が発生しても他のパーティションに影響を与えることはない。
データクロスバスイッチ3を介して転送されるデータは、メモリスイッチ16により受信されてからノースブリッジ14に出力される。ノースブリッジ14は、当該データを必要とするCPU10に出力する。他のシステムボード2またはI/Oボード4に転送すべきデータは、メモリスイッチ16によりデータクロスバスイッチ3に転送される。
各システムボード2及び各I/Oボード4は、それぞれ必要に応じてリクエストをアドレスクロスバスイッチ3に出力する。そのため、複数のリクエストはアドレスクロスバスイッチ3に集中することになり、その結果、未処理のリクエストが複数ユニット内に滞留する状況となり易い。これを解決するため、アドレスクロスバスイッチ3には、発行したユニットが異なる複数のリクエストの中から1つのリクエストを選択するための調停回路(アービタ)を備えている。
本実施例では、情報処理装置の動作の一例として以下の動作について説明する。まず、CPUはノースブリッジに要求したいデータのリードコマンドを発行する。ノースブリッジは、当該リードコマンドに基づいて、アドレスクロスバにアドレスリクエストを発行する。アドレスクロスバは、受信したアドレスリクエストを調停(アービトレーション)して、全てのノースブリッジ及び全てのサウスブリッジに当該アドレスリクエストをブロードキャストする。
全てのノースブリッジ及び全てのサウスブリッジは、受信したアドレスリクエストに基づいて、CPUから要求されたデータがどこに格納されているかのキャッシュ情報を取得し、当該キャッシュ情報をアドレスクロスバに通知する。アドレスクロスバは、キャッシュ情報をマージして全てのノースブリッジ及び全てのサウスブリッジにブロードキャストする。リクエストを発行したノースブリッジは、CPUから要求されたデータがどこに格納されているかを認識する。ノースブリッジは、データをメモリスイッチに要求する。メモリスイッチは、他のシステムボード上のメモリやサウスブリッジ配下のIOへデータクロスバを介してデータを要求し、さらにデータを受け取りCPUに渡す。
各システムボード2が出力したリクエストは、アドレスクロスバ30に備えられているシステムボード用のモジュール及びアドレスクロスバ31に備えられているシステムボード用のモジュールに格納される。アドレスクロスバ30に備えられているシステムボード用のモジュールは、図2に表すように、ユニット別にリクエストを格納するためのキューバッファ部103を備えている。キューバッファ部103は、制御を行うキュー制御部110、リクエストを格納するためのバッファである「queue0」112、「queue1」114、「queue2」116及び「queue3」118を備えている。さらに、各ポート(Port)がミラー構成なのか非ミラー構成なのかを識別するための情報が格納されているレジスタ111を備えている。レジスタ111には、装置マネージメントボード9が接続されている。また、アドレスクロスバ31に備えられているシステムボード用のモジュールは、ユニット別にリクエストを格納するためのキューバッファ部105を備えている。キューバッファ部105は、制御を行うキュー制御部120、リクエストを格納するためのバッファである「queue4」122、「queue5」124、「queue6」126及び「queue7」128を備えている。さらに、各Portがミラー構成なのか非ミラー構成なのかを識別するための情報が格納されているレジスタ121を備えている。レジスタ121には、情報処理装置1全体の運用管理を行う装置マネージメントボード9が接続されている。
キューバッファ部103には、ミラー構成用アービタ130及び非ミラー構成用アービタ136が接続される。ミラー構成用アービタ130は、プライオリティロジック132及びセレクタ134を備えている。非ミラー構成用アービタ136は、プライオリティロジック138及びセレクタ140を備えている。また、キューバッファ部105には、ミラー構成用アービタ142及び非ミラー構成用アービタ148が接続される。ミラー構成用アービタ142は、プライオリティロジック146及びセレクタ148を備えている。非ミラー構成用アービタ148は、プライオリティロジック150及びセレクタ152を備えている。
キュー制御部は、バッファに格納されたリクエストが存在するか否かを表す信号をプライオリティロジックに出力する。プライオリティロジックは、当該信号に基づいて、未処理のリクエストが存在するユニットを特定する。そして、当該ユニットの中からリクエストを選択すべきユニットを定められた優先順位に基づいて選択する。セレクタは、選択結果に基づいて選択信号を出力し、選択したユニットのリクエストを出力する。当該リクエストは、送信すべきユニットに送信されるか、またはブロードキャストされる。
プライオリティロジックは、リクエストを選択したユニットに対応するキューバッファ部のキュー制御部に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けて、キュー制御部は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。リクエストが残っている場合は、各リクエストの中で、最も前に格納したリクエストをセレクタに出力させる。これによって、未処理のリクエストのみをバッファに残す。新に発行されたリクエストを受信した場合は、バッファの空き領域を探し、リクエストを格納する。
(調停回路(その1))
図3は、それぞれ異なるシステムボードである「NB#0」102、「NB#1」104、「NB#2」106及び「NB#3」108がリクエストを発行している状態を表す。「NB#0」102は第一の処理装置、第一及び第二のポートを、「NB#1」104は第二の処理装置、第三及び第四のポートを、「NB#2」106は第三の処理装置、第五及び第六のポートを、「NB#3」108は第四の処理装置、第七及び第八のポートを有している。「NB#0」102、「NB#1」104は「Partition#0」を構成している。「NB#2」106、「NB#3」108は「Partition#1」を構成している。ここで、「NB#0」102及び「NB#1」104はミラー構成となっており、「NB#2」106及び「NB#3」108は非ミラー構成となっている。
図3に表すように、ミラー構成された「NB#0」102はリクエストを二重化してアービタ130及びアービタ142に送信する。また、図3に表すように、ミラー構成された「NB#1」104はリクエストを二重化してアービタ130及びアービタ142に送信する。ミラー構成である「NB#0」102及び「NB#1」104からのリクエストはそれぞれ「Port#0」及び「Port#1」を介して、「queue0」112、「queue1」114、「queue4」122、「queue5」124に格納される。「queue0」112及び「queue1」114に格納されたリクエストは、ミラー構成用アービタ130に入力され、「queue4」122及び「queue5」124に格納されたリクエストは、ミラー構成用アービタ142に入力される。一方、非ミラー構成である「NB#2」106及び「NB#3」108からのリクエストはそれぞれ「Port#2」及び「Port#3」を介して、「queue2」116、「queue3」118、「queue6」126、「queue7」128に格納される。「queue2」116及び「queue3」118に格納されたリクエストは、非ミラー構成用アービタ138に入力され、「queue6」126及び「queue7」128に格納されたリクエストは、非ミラー構成用アービタ148に入力される。ここで、「0」〜「7」の数字は、その値が小さくなるほど前に格納されたリクエストであることを表している。
アドレスリクエストのデータ構造の一例を図8に表す。アドレスリクエストは、FMT(ForMaT)302、P−ID(Partition−ID)304、OPCODE(Operation Code)306、BID(Board ID)308、REQ−ID(Request−ID)310、MEM−Address(Memory−Address)312から構成され、各データには、ECC(Error Correcting Code)314が付加されている。FMT302は、パケットの有効、無効及び長さを表す。P−ID304は、パーティションの番号を表す。OPCODE306は、CPUに処理をさせるための命令の番号を表す。BID308は、システムボードの番号を識別するために用いられる。BID308はターゲット(宛先)のシステムボードを表す。REQ−ID310は、リクエスト番号を表す。MEM−Address312は、メモリの場所を識別するために用いられる。ECC314は、1bitエラーからデータを保護するために用いられる。データの読み込みの際に、当該データから生成したECCと、当該データに予め付加されているECC314とを比較することでエラーを検出することができる。
(ミラー構成用アービタ(その1))
以下、ミラー構成用アービタ130について説明する。プライオリティロジック132は、キューバッファ部103のキュー制御部110に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部110は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをセレクタ134に出力させる。これにより、未処理のリクエストのみをバッファに残す。新に発行されたリクエストを受信した場合は、バッファの空き領域を探し、リクエストを格納する。
まず、プライオリティロジック132は、「リクエストA」1021をセレクタ134に出力させる。セレクタ134は、プライオリティロジック132からの命令を受け、「リクエストA」1021を出力する。プライオリティロジック132は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストA」1021の選択を通知する。プライオリティロジック132は「リクエストA」1021の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストB」1041の発行元を最も高い優先順位とする。キュー制御部110は、「リクエストA」1021を消去する。「queue0」112に格納されていた「リクエストA」1021は消去されるので、新たに「NB#0」102から発行された「リクエストC」1022を「queue0」112に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストB」1041をセレクタ134に出力させる。セレクタ134は、プライオリティロジック132からの命令を受け、「リクエストB」1041を出力する。
プライオリティロジック132は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストB」1041の選択を通知する。キュー制御部110は、「リクエストB」1041を消去する。「queue1」114に格納されていた「リクエストB」1041は消去されるので、新たに「NB#1」104から発行された「リクエストD」を「queue1」114に格納する。
以下、同様に、プライオリティロジック132は、「リクエストC」1022をセレクタ134に出力させる。セレクタ134は、プライオリティロジック132からの命令を受け、「リクエストC」1022を出力する。プライオリティロジック132は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストC」1022の選択を通知する。キュー制御部110は、「リクエストC」1022を消去する。プライオリティロジック132は「リクエストC」1022の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストD」1042の発行元を最も高い優先順位とする。「queue0」112に格納されていた「リクエストC」1022は消去されるので、新たに「NB#0」102から発行された「リクエスト」を「queue0」112に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストD」1042をセレクタ134に出力させる。セレクタ134は、プライオリティロジック132からの命令を受け、「リクエストD」1042を出力する。「queue1」114に格納されていた「リクエストD」1042は消去されるので、新たに「NB#1」104から発行された「リクエスト」を「queue1」114に格納する。
図3に表すように、ミラー構成用アービタ130は、時刻1tの時に「NB#0」102に対して「リクエストA」1021を出力し、時刻2tの時に「NB#1」104に対して「リクエストB」1041を出力し、時刻3tの時に「NB#0」102に対して「リクエストC」1022を出力し、時刻4tの時に「NB#1」104に対して「リクエストD」1042を出力する。
(非ミラー構成用アービタ(その1))
以下、非ミラー構成用アービタ136について説明する。プライオリティロジック138は、キューバッファ部103のキュー制御部110に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部110は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをセレクタ140に出力させる。
まず、プライオリティロジック138は、「リクエストE」1081をセレクタ140に出力させる。セレクタ140は、プライオリティロジック138からの命令を受け、「リクエストE」1081を出力する。プライオリティロジック138は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストE」1061の選択を通知する。プライオリティロジック138は「リクエストE」1061の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストF」1081の発行元を最も高い優先順位とする。キュー制御部110は、「リクエストE」1061を消去する。「queue2」116に格納されていた「リクエストE」1061は消去されるので、新たに「NB#2」106から発行された「リクエストG」1062を「queue2」116に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストF」1081をセレクタ140に出力させる。セレクタ140は、プライオリティロジック138からの命令を受け、「リクエストF」1081を出力する。
プライオリティロジック138は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストF」1081の選択を通知する。キュー制御部110は、「リクエストF」1081を消去する。「queue1」114に格納されていた「リクエストF」1081は消去されるので、新たに「NB#3」108から発行された「リクエストH」1082を「queue3」118に格納する。
以下、同様に、プライオリティロジック138は、「リクエストG」1082をセレクタ140に出力させる。セレクタ140は、プライオリティロジック140からの命令を受け、「リクエストG」1062を出力する。プライオリティロジック138は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部103のキュー制御部110に、「リクエストG」1062の選択を通知する。キュー制御部110は、「リクエストG」1062を消去する。プライオリティロジック138は「リクエストG」1062の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストH」1082の発行元を最も高い優先順位とする。「queue2」116に格納されていた「リクエストG」1062は消去されるので、新たに「NB#2」106から発行された「リクエスト」を「queue2」116に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストH」1082をセレクタ140に出力させる。セレクタ140は、プライオリティロジック138からの命令を受け、「リクエストH」1082を出力する。「queue3」118に格納されていた「リクエストH」1082は消去されるので、新たに「NB#3」108から発行された「リクエスト」を「queue3」118に格納する。
図3に表すように、非ミラー構成用アービタ136は、時刻1tの時に「NB#2」106に対して「リクエストE」1061を出力し、時刻2tの時に「NB#3」108に対して「リクエストF」1081を出力し、時刻3tの時に「NB#2」106に対して「リクエストG」1062を出力し、時刻4tの時に「NB#3」108に対して「リクエストH」1082を出力する。
(ミラー構成用アービタ(その2))
以下、ミラー構成用アービタ142について説明する。プライオリティロジック144は、キューバッファ部105のキュー制御部120に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部120は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをセレクタ146に出力させる。
まず、プライオリティロジック144は、「リクエストA」1021をセレクタ146に出力させる。セレクタ146は、プライオリティロジック144からの命令を受け、「リクエストA」1021を出力する。プライオリティロジック144は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部105のキュー制御部120に、「リクエストA」1021の選択を通知する。プライオリティロジック144は「リクエストA」1021の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストB」1041の発行元を最も高い優先順位とする。キュー制御部120は、「リクエストA」1021を消去する。「queue4」122に格納されていた「リクエストA」1021は消去されるので、新たに「NB#0」102から発行された「リクエストC」1022を「queue4」122に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストB」1041をセレクタ146に出力させる。セレクタ146は、プライオリティロジック144からの命令を受け、「リクエストB」1041を出力する。
プライオリティロジック144は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部105のキュー制御部120に、「リクエストB」1041の選択を通知する。キュー制御部120は、「リクエストB」1041を消去する。「queue5」124に格納されていた「リクエストB」1041は消去されるので、新たに「NB#1」104から発行された「リクエストD」を「queue5」124に格納する。
以下、同様に、プライオリティロジック144は、「リクエストC」1022をセレクタ146に出力させる。セレクタ146は、プライオリティロジック144からの命令を受け、「リクエストC」1022を出力する。プライオリティロジック144は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部105のキュー制御部120に、「リクエストC」1022の選択を通知する。キュー制御部120は、「リクエストC」1022を消去する。プライオリティロジック144は「リクエストC」1022の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストD」1042の発行元を最も高い優先順位とする。「queue4」122に格納されていた「リクエストC」1022は消去されるので、新たに「NB#0」102から発行された「リクエスト」を「queue4」122に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストD」1042をセレクタ146に出力させる。セレクタ146は、プライオリティロジック144からの命令を受け、「リクエストD」1042を出力する。「queue5」124に格納されていた「リクエストD」1042は消去されるので、新たに「NB#1」104から発行された「リクエスト」を「queue5」124に格納する。
図3に表すように、ミラー構成用アービタ142は、時刻1tの時に「NB#0」102に対して「リクエストA」1021を出力し、時刻2tの時に「NB#1」104に対して「リクエストB」1041を出力し、時刻3tの時に「NB#0」102に対して「リクエストC」1022を出力し、時刻4tの時に「NB#1」104に対して「リクエストD」1042を出力する。これによれば、ミラー構成用アービタ130、ミラー構成用アービタ142それぞれが、ミラー構成されている「NB#0」102及び「NB#1」にリクエストを同期して出力することができる。
(非ミラー構成用アービタ(その2))
以下、非ミラー構成用アービタ148について説明する。
プライオリティロジック152は、キューバッファ部105のキュー制御部120に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部120は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをセレクタ140に出力させる。
まず、プライオリティロジック152は、「リクエストI」1063をセレクタ152に出力させる。セレクタ152は、プライオリティロジック150からの命令を受け、「リクエストI」1063を出力する。プライオリティロジック152は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部105のキュー制御部120に、「リクエストI」1063の選択を通知する。プライオリティロジック152は「リクエストI」1063の発行元を最も低い優先順位とする。キュー制御部120は、「リクエストI」1063を消去する。「queue6」126に格納されていた「リクエストI」1063は消去されるので、新たに「NB#2」106から発行された「リクエストJ」1064を「queue6」126に格納する。
ここでは、「NB#3」108から「queue7」128にリクエストが発行されていない。そのため、プライオリティロジック150は、キューバッファ部105のキュー制御部120に、「queue7」128にリクエストが格納されていないことを通知する。キュー制御部120は、新たに「NB#3」108から発行された「リクエストK」1084を「queue7」128に格納する。
以下、同様に、プライオリティロジック150は、「リクエストJ」1064をセレクタ152に出力させる。セレクタ152は、プライオリティロジック150からの命令を受け、「リクエストJ」1064を出力する。プライオリティロジック152は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部105のキュー制御部120に、「リクエストJ」1064の選択を通知する。キュー制御部120は、「リクエストJ」1064を消去する。プライオリティロジック152は「リクエストJ」1064の発行元を最も低い優先順位とし、「リクエストK」1084の発行元を最も高い優先順位とする。「queue6」126に格納されていた「リクエストJ」1064は消去されるので、新たに「NB#2」106から発行された「リクエスト」を「queue6」126に格納する。そして、残っているリクエストであり、かつ最も前に格納された「リクエストK」1084をセレクタ140に出力させる。セレクタ140は、プライオリティロジック152からの命令を受け、「リクエストK」1084を出力する。「queue7」128に格納されていた「リクエストK」1084は消去されるので、新たに「NB#3」108から発行された「リクエスト」を「queue7」128に格納する。
図3に表すように、非ミラー構成用アービタ148は、時刻1tの時に「NB#2」106に対して「リクエストI」1063を出力し、時刻2tの時に「NB#2」106に対して「リクエストJ」1064を出力し、時刻3tの時に「NB#3」108に対して「リクエストK」108462を出力する。
これによれば、情報処理装置に、ミラー構成用アービタ及び非ミラー構成用アービタを備えることによって、ミラー構成されているパーティションからのリクエストを同期して出力することができる。そのため、情報処理装置内において、ミラー構成されたパーティションと非ミラー構成されたパーティションとを共存させることが可能となる。ゆえに、性能よりも信頼をとりたいパーティションについてはミラー構成とし、信頼よりも性能をとりたいパーティションについては非ミラー構成とすることができる。このような、ミラー構成と非ミラー構成とが共存しているシステムは、ユーザが複数の場合に有益である。信頼をとりたいユーザに対しては、ミラー構成されたパーティションを提供し、性能をとりたいユーザに対しては、非ミラー構成されたパーティションを提供することができる。
なお、本実施例においては、「NB#0」〜「NB#3」はシステムボードとしたが、I/Oボードであっても良い。
[実施例2]
実施例1では、情報処理装置にミラー構成用アービタ及び非ミラー構成用アービタを備えることにより、情報処理装置内において、ミラー構成と非ミラー構成のパーティションの共存を実現させたが、他の構成にすることも考えられる。
各システムボード2が出力したリクエストは、アドレスクロスバ30に備えられているシステムボード用のモジュール及びアドレスクロスバ31に備えられているシステムボード用のモジュールに格納される。アドレスクロスバ30に備えられているシステムボード用のモジュールは、ユニット別にリクエストを格納するためのキューバッファ部203を備えている。キューバッファ部203は、制御を行うキュー制御部210、リクエストを格納するためのバッファである「queue0」212、「queue1」214、「queue2」216及び「queue3」218を備えている。また、アドレスクロスバ31に備えられているシステムボード用のモジュールは、ユニット別にリクエストを格納するためのキューバッファ部205を備えている。キューバッファ部205は、制御を行うキュー制御部120、リクエストを格納するためのバッファである「queue4」222、「queue5」224、「queue6」226及び「queue7」228を備えている。
キューバッファ部203には、TSS(Time Sharing System)アービタ230が接続され、キューバッファ部205には、TSSアービタ232が接続される。TSSアービタは時分割調停手段である。TSSアービタ230及び232については後述する。
(調停回路(その2))
図4は、それぞれ異なるシステムボードである「NB#0」202、「NB#1」204、「NB#2」206及び「NB#3」208がリクエストを発行している状態を表す。「NB#0」202は第一の処理装置、第一及び第二のポートを、「NB#1」204は第二の処理装置、第三及び第四のポートを、「NB#2」206は第三の処理装置、第五及び第六のポートを、「NB#3」208は第四の処理装置、第七及び第八のポートを有している。「NB#0」202、「NB#1」204は「Partition#0」を構成している。「NB#2」206、「NB#3」208は「Partition#1」を構成している。ここで、「NB#0」202及び「NB#1」204はミラー構成となっており、「NB#2」206及び「NB#3」208は非ミラー構成となっている。
図7に表すように、ミラー構成された「NB#0」202はリクエストを二重化してアービタ230及びアービタ232に送信する。また、図7に表すように、ミラー構成された「NB#1」204はリクエストを二重化してアービタ230及びアービタ232に送信する。
ミラー構成である「NB#0」202及び「NB#1」204からのリクエストはそれぞれPort#0及びPort#1を介して、「queue0」212、「queue1」214、「queue4」222、「queue5」224に格納される。一方、非ミラー構成である「NB#2」206及び「NB#3」208からのリクエストはそれぞれPort#2及びPort#3を介して、「queue2」216、「queue3」218、「queue6」226、「queue7」228に格納される。「queue0」212、「queue1」214、「queue2」216及び「queue3」218に格納されたリクエストは、TSSアービタ230に入力される。「queue4」222、「queue5」224、「queue6」226及び「queue7」228に格納されたリクエストは、TSSアービタ232に入力される。
(TSSアービタ(その1))
以下、TSSアービタ230について説明する。TSSアービタ230を図5に表す。TSSアービタ230は、プライオリティロジック209、AND(論理積)回路2302、2304、2306、2308、OR(論理和)回路2310から構成されている。プライオリティロジック209は、タイマ2092を有する。タイマ2092には、情報処理装置1に備えられた同期リセット生成回路(タイマ手段)500が接続されている。同期リセット生成回路500は、最初のパケット検出で、リセット信号を発生する。同期リセット生成回路500は、リセット信号をタイマ2092及び図6において後述するタイマ2192に出力する。これによって、TSSアービタ230及びTSSアービタ232は同期してリクエストを出力することができる。タイマ2092は、AND回路2302、2304、2306、2308に接続されている。タイマ2092は、一定の時間間隔で、AND回路に信号を送信する。さらに、AND回路2302には「queue0」212が接続され、AND回路2304には「queue1」214が接続され、AND回路2306には「queue2」216が接続され、AND回路2308には「queue3」218が接続されている。AND回路2302、2304、2306、2308の出力はOR回路2310に接続される。
プライオリティロジック209は、キューバッファ部205のキュー制御部210に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部210は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをAND回路に出力する。これにより、未処理のリクエストのみをバッファに残す。新に発行されたリクエストを受信した場合は、バッファの空き領域を探し、リクエストを格納する。
ここでは、「queue0」212が「リクエストA」2021をAND回路2302に出力すると、AND回路2302は、「queue0」212から「リクエストA」2021を受信する。そして、AND回路2302は、「queue0」212から「リクエストA」2021を受信し、かつ、タイマ2092から信号を受信した場合は、「リクエストA」2021をOR回路2310に出力する。OR回路2310は、AND回路2302から受信した「リクエストA」2021を出力する。プライオリティロジック209は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストA」2021の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストA」2021を消去する。「queue0」212に格納されていた「リクエストA」2021は消去されるので、新たに「NB#0」202から発行された「リクエストC」2022を「queue0」212に格納する。そして、残っているリクエストである「リクエストB」2041をAND回路2304に出力する。AND回路2304は、「queue1」214から「リクエストB」2041を受信し、かつ、タイマ2092から信号を受信した場合は、「リクエストB」2041をOR回路2310に出力する。OR回路2310は、AND回路2304から受信した「リクエストB」2041を出力する。以下、同様に、プライオリティロジック152は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストB」2041の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストB」2041を消去する。「queue1」214に格納されていた「リクエストB」2041は消去されるので、新たに「NB#1」204から発行された「リクエストD」2042を「queue1」214に格納する。
「queue2」が「リクエストE」2061をAND回路2306に出力すると、AND回路2306は、「queue2」216から「リクエストE」2061を受信する。そして、AND回路2306は、「queue2」216から「リクエストE」2061を受信し、かつ、タイマ2092から信号を受信した場合は、「リクエストE」2061をOR回路2310に出力する。OR回路2310は、AND回路2306から受信した「リクエストE」2061を出力する。プライオリティロジック209は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストE」2061の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストE」2061を消去する。「queue2」216に格納されていた「リクエストE」2061は消去されるので、新たに「NB#2」206から発行された「リクエストG」2062を「queue2」216に格納する。そして、残っているリクエストである「リクエストF」2081をAND回路2308に出力する。AND回路2308は、「queue3」218から「リクエストF」2081を受信し、かつ、タイマ2092から信号を受信した場合は、「リクエストF」2081をOR回路2310に出力する。OR回路2310は、AND回路2308から受信した「リクエストF」2081を出力する。以下、同様に、プライオリティロジック209は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストF」2081の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストF」2081を消去する。「queue3」218に格納されていた「リクエストF」2081は消去されるので、新たに「NB#3」208から発行された「リクエストH」2082を「queue3」218に格納する。
図7に表すように、TSSアービタ230は、時刻1tの時に「NB#0」202に対して「リクエストA」2021を出力し、時刻2tの時に「NB#1」204に対して「リクエストB」2041を出力し、時刻3tの時に「NB#2」206に対して「リクエストE」2061を出力し、時刻4tの時に「NB#3」208に対して「リクエストF」2081を出力する。さらに、TSSアービタ230は、時刻5tの時に「NB#0」202に対して「リクエストC」2022を出力し、時刻6tの時に「NB#1」204に対して「リクエストD」2042を出力し、時刻7tの時に「NB#2」206に対して「リクエストG」2062を出力し、時刻8tの時に「NB#3」208に対して「リクエストH」2082を出力する。
(TSSアービタ(その2))
以下、TSSアービタ232について説明する。TSSアービタ232を図6に表す。TSSアービタ232は、プライオリティロジック219、AND回路2322、2324、2326、2328、OR回路2330から構成されている。プライオリティロジック219は、タイマ2192を有する。タイマ2192には、情報処理装置1に備えられた同期リセット生成回路500が接続されている。同期リセット生成回路500は、リセット信号をタイマ2192及び図5において上述したタイマ2092に出力する。これによって、TSSアービタ230及びTSSアービタ232は同期してリクエストを出力することができる。タイマ2192は、AND回路2322、2324、2326、2328に接続される。タイマ2192は、一定の時間間隔で、AND回路に信号を送信する。さらに、AND回路2322には「queue4」222が接続され、AND回路2324には「queue5」224が接続され、AND回路2326には「queue6」226が接続され、AND回路2328には「queue7」228が接続される。AND回路2322、2324、2326、2328の出力はOR回路2330に接続される。
プライオリティロジック219は、キューバッファ部205のキュー制御部210に、リクエストの選択を通知する。当該通知を受けると、キュー制御部210は、リクエストを出力した後、選択されたリクエストを消去する。残っているリクエストが存在する場合は、各リクエストの中で最も前に格納されたリクエストをAND回路に出力する。これにより、未処理のリクエストのみをバッファに残す。新に発行されたリクエストを受信した場合は、バッファの空き領域を探し、リクエストを格納する。
ここでは、「queue4」222が「リクエストA」2021をAND回路2322に出力すると、AND回路2322は、「queue4」222から「リクエストA」2021を受信する。そして、AND回路2322は、「queue4」222から「リクエストA」2021を受信し、かつ、タイマ2192から信号を受信した場合は、「リクエストA」2021をOR回路2330に出力する。OR回路2330は、AND回路2322から受信した「リクエストA」2021を出力する。プライオリティロジック219は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストA」2021の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストA」2021を消去する。「queue4」222に格納されていた「リクエストA」2021は消去されるので、新たに「NB#0」202から発行された「リクエストC」2022を「queue4」222に格納する。そして、残っているリクエストである「リクエストB」2041をAND回路2324に出力する。AND回路2324は、「queue5」224から「リクエストB」2041を受信し、かつ、タイマ2192から信号を受信した場合は、「リクエストB」2041をOR回路2330に出力する。OR回路2330は、AND回路2324から受信した「リクエストB」2041を出力する。以下、同様に、プライオリティロジック219は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストB」2041の選択を通知する。キュー制御部220は、「リクエストB」2041を消去する。「queue5」224に格納されていた「リクエストB」2041は消去されるので、新たに「NB#1」204から発行された「リクエストD」2042を「queue5」224に格納する。
ここでは、「queue6」226が「リクエストI」2063をAND回路2326に出力すると、AND回路2326は、「queue6」226から「リクエストI」2063を受信する。そして、AND回路2326は、「queue6」226から「リクエストI」2063を受信し、かつ、タイマ2192から信号を受信した場合は、「リクエストI」2063をOR回路2330に出力する。OR回路2330は、AND回路2326から受信した「リクエストI」2063を出力する。プライオリティロジック219は、リクエストを選択したユニットに対するキューバッファ部205のキュー制御部210に、「リクエストI」2063の選択を通知する。キュー制御部210は、「リクエストI」2063を消去する。「queue6」226に格納されていた「リクエストI」2063は消去されるので、新たに「NB#2」208から発行された「リクエストJ」2064を「queue6」226に格納する。そして、ここでは、「NB#3」208からリクエストが発行されておらず、「queue7」128にはリクエストが格納されていない。そのため、AND回路2326は、タイマ2192から信号を受信しても、リクエストを受信することはないため、OR回路2330にリクエストを出力することはない。このため、TSSアービタ232はバッファにリクエストが格納されていない場合は、次のリクエストを発行することなく、一定時間経過後に次のリクエストを出力することができる。ゆえに、ミラー構成されている「NB#0」202及び「NB#1」204にリクエストを同期して出力することができる。以下、同様に、プライオリティロジック219は、新たに「NB#3」208から発行された「リクエストK」2084を「queue7」228に格納する。
図7に表すように、TSSアービタ232は、時刻1tの時に「NB#0」202に対して「リクエストA」2021を出力し、時刻2tの時に「NB#1」204に対して「リクエストB」2041を出力し、時刻3tの時に「NB#2」206に対して「リクエストI」2063を出力し、時刻4tの時にはリクエストを出力しない。さらに、TSSアービタ232は、時刻5tの時に「NB#0」202に対して「リクエストC」2022を出力し、時刻6tの時に「NB#1」204に対して「リクエストD」2042を出力し、時刻7tの時に「NB#2」206に対して「リクエストJ」2064を出力し、時刻8tの時に「NB#3」208に対して「リクエストK」2084を出力する。
なお、本実施例においては、「NB#0」〜「NB#3」はシステムボードとしたが、I/Oボードであっても良い。
以上の実施形態は、本発明をより良く理解させるために具体的に説明したものであって、別形態を制限するものではない。従って、発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。本実実施形態では、ミラー構成されたノースブリッジ2つと、非ミラー構成されたノースブリッジ2つからのリクエストの処理について説明したが、ミラー構成されたノースブリッジの数及び非ミラー構成されたノースブリッジの数は任意で良い。この場合、ミラー構成されたノースブリッジの数及び非ミラー構成されたノースブリッジの数に対応させて、バッファ、ミラー構成用アービタ及び非ミラー構成用アービタを備えればよい。
次に、以上に述べた実施形態から生成される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1)
第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、
第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、
第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、
第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、
前記第1又は第3のポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに出力する第1の調停手段と、前記第5又は第7のポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第2の調停手段とを備えた第1の転送装置と、
前記第2又は第4のポートから送信されるリクエストの中から前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに前記第1の調停手段と同期して出力する第3の調停手段と、前記第6又は第8のポートから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第4の調停手段を備えた第2の転送装置とを有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記第1及び第2のシステムボードと前記第1及び第3の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、
前記第3及び第4のシステムボードと前記第2及び第4の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記第1乃至第4のシステムボードの少なくともいずれか1つは、入出力デバイスを搭載した入出力ボードであることを特徴とする付記1又は2記載の情報処理装置。
(付記4)
第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、
第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、
第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、
第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、
前記第1、第3、第5及び第7のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する第1の調停手段を備えた第1の転送装置と、
前記第2、第4、第6及び第8のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記第2又は前記第4のポートから送信されたリクエストである場合には、前記第1の調停手段が出力する前記第1のリクエストと同期して出力する第2の調停手段を備えた第2の転送装置を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記5)
前記第1及び第2のシステムボードと前記第1の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、
前記第3及び第4のシステムボードと前記第2の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする付記4記載の情報処理装置。
(付記6)
前記第1及び第2の調停手段はそれぞれ、所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段を有することを特徴とする付記4又は5記載の情報処理装置。
(付記7)
前記第1乃至第4のシステムボードの少なくともいずれか1つは、入出力デバイスを搭載した入出力ボードであることを特徴とする付記4乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、
二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、
前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、
前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、
前記第1又は第2のポートから受信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2の送信ポートに出力する第1の調停手段と、
前記第3又は第4のポートから受信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4の送信ポートに出力する第2の調停手段を有することを特徴とする転送装置。
(付記9)
二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、
二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、
前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、
前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、
所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段と、
前記第1乃至第4のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から1つのリクエストを、前記タイマ手段からの計時信号に同期して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する調停手段を有することを特徴とする転送装置。
(付記10)
二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、
前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、
前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から、前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに前記第1のリクエストと同期して出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記11)
二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、
前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、
前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記二重化されたシステムボードから送信されたリクエストである場合には、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記12)
前記第2の転送装置が、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップは、所定の期間を計測することにより同期することを特徴とする付記11記載の情報処理装置の制御方法。
本実施形態における情報処理装置の構成を表す図である。 本実施形態におけるキュー制御部とアービタの関係を表す図(その1)である。 本実施形態におけるリクエストの出力を表した図(その1)である。 本実施形態におけるキュー制御部とアービタの関係を表す図(その2)である。 本実施形態におけるアービタの構成を表す図(その1)である。 本実施形態におけるアービタの構成を表す図(その2)である。 本実施形態におけるリクエストの出力を表した図(その2)である。 リクエストのデータ構造を表した図である。
符号の説明
1 情報処理装置
2 システムボード
3 アドレスクロスバスイッチ
4 I/Oボード
7 SMバス
8 データクロスバスイッチ
9 装置マネージメントボード
10 CPU
12 FWH
14 ノースブリッジ
16 メモリスイッチ
20 サウスブリッジ
21 SER
22 ICH6
24 FWH
26 SIO
28 BMコントローラ
29 LANアダプタ
30、31 アドレスクロスバ
80、81、82、83 データクロスバ
102、202 North Bridge#0
104、204 North Bridge#1
106、206 North Bridge#2
108、208 North Bridge#3
110、120、210、220 キュー制御部
112、212 queue0
114、214 queue1
116、216 queue2
118、218 queue3
122、222 queue4
124、224 queue5
126、226 queue6
128、228 queue7
130、142 ミラー構成用アービタ
132、138、144、150、209、219 プライオリティロジック
134、140、146、152セレクタ
142、148 非ミラー構成用アービタ
302 FMT
304 P−ID
306 OPECODE
308 BID
310 REQ−ID
312 MEM−A
314 ECC
1021、2021 リクエストA
1022、2022 リクエストC
1041、2041 リクエストB
1042、2042 リクエストD
1061、2061 リクエストE
1062、2062 リクエストG
1081、2081 リクエストF
1082、2082 リクエストH
1084、2084 リクエストK
2063 リクエストI
2064 リクエストL
2084 リクエストK
2092、2192 タイマ
2302、2304、2306、2308、2322、2324、2326、2328 AND回路
2310、2330 OR回路
500 同期リセット生成回路

Claims (10)

  1. 第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、
    第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、
    第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、
    第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、
    前記第1又は第3のポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに出力する第1の調停手段と、前記第5又は第7のポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第2の調停手段とを備えた第1の転送装置と、
    前記第2又は第4のポートから送信されるリクエストの中から前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記第1及び第2のシステムボードに前記第1の調停手段と同期して出力する第3の調停手段と、前記第6又は第8のポートから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記第3及び第4のシステムボードに出力する第4の調停手段を備えた第2の転送装置とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1及び第2のシステムボードと前記第1及び第3の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、
    前記第3及び第4のシステムボードと前記第2及び第4の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 第1の処理装置と第1及び第2のポートを有し、前記第1の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第1及び第2のポートから送信する、二重化された第1のシステムボードと、
    第2の処理装置と第3及び第4のポートを有し、前記第2の処理装置からの二重化されたリクエストを前記第3及び第4のポートから送信する、二重化された第2のシステムボードと、
    第3の処理装置と第5及び第6のポートを有し、前記第3の処理装置からのリクエストを前記第5又は第6のポートから送信する、第3のシステムボードと、
    第4の処理装置と第7及び第8のポートを有し、前記第4の処理装置からのリクエストを前記第7又は第8のポートから送信する、第4のシステムボードと、
    前記第1、第3、第5及び第7のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する第1の調停手段を備えた第1の転送装置と、
    前記第2、第4、第6及び第8のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記第2又は前記第4のポートから送信されたリクエストである場合には、前記第1の調停手段が出力する前記第1のリクエストと同期して出力する第2の調停手段を備えた第2の転送装置を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記第1及び第2のシステムボードと前記第1の調停手段はそれぞれ、二重化された第1のパーティションを構成し、
    前記第3及び第4のシステムボードと前記第2の調停手段はそれぞれ、二重化されていない第2のパーティションを構成することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記第1及び第2の調停手段はそれぞれ、所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段を有することを特徴とする請求項3又は4記載の情報処理装置。
  6. 二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、
    二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、
    前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、
    前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、
    前記第1又は第2のポートから受信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記第1及び第2の送信ポートに出力する第1の調停手段と、
    前記第3又は第4のポートから受信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記第3及び第4の送信ポートに出力する第2の調停手段を有することを特徴とする転送装置。
  7. 二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の受信ポートと、
    二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の受信ポートと、
    前記二重化されたシステムボード又は入出力ボードが接続される第1又は第2の送信ポートと、
    前記二重化されていないシステムボード又は入出力ボードが接続される第3又は第4の送信ポートと、
    所定の期間を計測して計時信号を出力するタイマ手段と、
    前記第1乃至第4のいずれかのポートから送信されるリクエストの中から1つのリクエストを、前記タイマ手段からの計時信号に同期して、前記第1乃至第4のシステムボードに出力する調停手段を有することを特徴とする転送装置。
  8. 二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、
    前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、
    前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボードから送信されるリクエストの中から、前記第1のリクエストと二重化された第3のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボードに前記第1のリクエストと同期して出力するとともに、前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第4のリクエストを選択して、前記二重化されていないシステムボードに出力するステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 二重化されたシステムボードと、二重化されていないシステムボードと、前記二重化されたシステムボードと前記二重化されていないシステムボードに接続された第1及び第2の転送装置を有する情報処理装置の制御方法において、
    前記第1の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第1のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するステップと、
    前記第2の転送装置が、前記二重化されたシステムボード又は前記二重化されていないシステムボードから送信されるリクエストの中から第2のリクエストを選択して、前記二重化されたシステムボード及び前記二重化されていないシステムボードに出力するとともに、前記第2のリクエストが前記二重化されたシステムボードから送信されたリクエストである場合には、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 前記第2の転送装置が、前記第1の転送装置が出力する前記第1のリクエストと同期して出力するステップは、所定の期間を計測することにより同期することを特徴とする請求項9記載の情報処理装置の制御方法。
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