JP2009031696A - 撮影レンズユニット、撮影装置および携帯端末 - Google Patents

撮影レンズユニット、撮影装置および携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影レンズユニットを構成する各レンズ厚みをプラスチックレンズ製造上の限界の範囲以下にすることなく、光学性能の低下を抑制しつつ、一層の低背化を達成しうる撮影レンズユニットを供給する。
【解決手段】撮影レンズユニットは、図5(a)に示すように、物体側から像側に向かって順に、第1レンズL1、絞り、第2レンズL2、第3レンズL3、カバーガラスCG等により構成されている。図5(b)に示すように、第1レンズL1は物体側の面が物体側に凸状であり、像側の面が像側に凸状である。第2レンズL2は像側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズである。また、第3レンズL3は物体側の面が光軸近傍で物体側に凸状であるとともに周辺部に向かうに連れて物体側に凹状であり、かつ、像側の面が光軸近傍で像側に凹状であるとともに周辺部に向かうに連れて像側に凸状である非球面レンズである。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮影レンズユニットに係り、詳しくは小型の撮影装置への搭載に適した撮影レンズユニットに関する。また、撮影装置および携帯端末に関する。
撮影装置の小型化に伴い、撮影レンズユニットの小型化の要請が大きくなっている。特に撮影装置が携帯端末に搭載されることが一般化し、携帯端末の厚みにあわせるため極度に光軸方向に小型化すること、即ち大きく低背化することが求められている。低背化のためには撮影レンズユニットを構成するレンズ枚数を減らすことが有効であるが、1枚または2枚のレンズ構成では、収差の補正が十分にできないため、光学特性が不十分となりやすい。そこで、光学特性の低下を抑制しつつ低背位を可能とする技術として物体側から見て1つ目および2つ目のレンズにメニスカス形状のレンズを用いた3枚構成の撮影レンズユニットが提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2等)。
特開2006−154767号公報 特開2006−301403号公報
ところで、限られた枚数のレンズにより収差を補正するため、撮影レンズユニットを構成する各レンズは収差が生じにくい非球面レンズを使用することが好ましい。かかる非球面レンズは、ガラスで製造することが困難であるため、通常プラスチックを射出成形して製造される。射出成形においては強度を維持するため、レンズの厚みに制限があり、極端に薄いプラスチックレンズは製造することができない。
一方、携帯端末が薄型化するに連れて、携帯端末に備えられる撮影装置の低背化要請も一層強くなっている。かかる要請に対応すべく、特許文献1または特許文献2の技術を用いて、一層の低背化を実現するためには、撮影レンズユニットを構成する各レンズを一層小型化することが必要となるが、上述したように、プラスチックレンズを薄くすることには製造工程上の限界がある。
本発明はかかる実情に鑑みて成されたもので、撮影レンズユニットを構成する各レンズ厚みをプラスチックレンズ製造上の限界の範囲以下にすることなく、光学性能の低下を抑制しつつ、一層の低背化を達成しうる撮影レンズユニットを供給すること等を目的とする。
本発明にかかる撮影レンズユニットは、物体側から像側に向かって順に配列された、物体側の面が物体側に凸状であり、像側の面が像側に凸状である第1レンズと、開口絞りと、像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、物体側の面が光軸近傍で物体側に凸状であるとともに周辺部に向かうに連れて物体側に凹状であり、かつ、像側の面が光軸近傍で像側に凹状であるとともに周辺部に向かうに連れて像側に凸状である第3レンズとを配置したことを特徴とする。
上記構成によると、第1レンズは像側の面が像側に凸状であるため、従来のメスニカス形状の第1レンズに較べ同一レンズ厚であっても、開口絞りの位置を物体側に寄せることができる。そのため開口絞りから結像面までの距離を大きくとることが可能となるため、同一背位の従来のレンズユニットに較べ、光学性能を高めることができる。
本発明にかかる撮影レンズユニットは、第1レンズが樹脂材料により形成されていることが好ましい。第1レンズが樹脂材料により形成されているため、射出成型により容易かつ安価に第1レンズ形状を作成できる。なお、射出成型のため光学有効径の外側部分の厚みを確保してしても、第1レンズを上述の特定形状とすることにより、光学性能の低下を抑制しつつ低背化が可能となる。
本発明にかかる撮影レンズユニットは、第1レンズの物体側の面および像側の面が非球面形状であることが好ましい。第1レンズの物体側の面および像側の面が非球面形状とすることにより限られた枚数のレンズにより収差を抑制することができる。
本発明にかかる撮影装置は、上述の撮影レンズユニットと、同撮影レンズユニットによって形成された光学像を電気的信号に変換する映像素子とを備える。
本発明にかかる携帯端末は、上述の撮影装置を備える。
本発明によれば、第1レンズの形状を変えることにより、光学性能の低下を抑制しつつ一層の低背化を達成できる撮影レンズユニットを供給することができる。
以下、本発明を具体化した携帯端末の一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかる携帯端末はヒンジHを中心に折り畳む構成の電話である。図1は折り畳んだ状態を示す図であり前面には撮影装置50が設けられている。図2(a)は、この携帯端末を開いて表示部23、操作部24を前面にした図である。図2(b)は、開いた携帯端末を背面から見た図である。この状態で撮影装置50を撮影したい対象に向けてシャッターボタンを操作することにより、対象物を撮影することができる。
図3のブロック図には、携帯端末の構成が示されている。携帯端末は、通話部11と機能制御部21と撮影装置50から構成されている。通話部11は、マイク12とスピーカ13と無線部14とから構成されており、無線部14は、アンテナ、送受信回路、変復調回路、圧縮伸長回路、音声コーデック等を含んでおり、無線部14を介してマイク12から入力された音声を音声信号として送信し、通話の相手方の音声信号を受信してスピーカ13に出力する。
表示部23、操作部24は、携帯端末における通話のための表示および操作の他に、インターネット網を介したデータ通信のための操作および表示にも使用される。操作部24は、通話時に電話番号入力をするため、また、電子メールをはじめとするインターネット網を介した各種のデータ通信サービスを利用するために所望の文字列を入力するために使用される。表示部23は液晶表示ユニット(LCDユニット)で構成され、撮影装置50において撮影した画像や通信により取得した画像を表示するためにも使用される。
操作部24には、通話キー241、シャッターキー242、機能選択キー243、テンキー245が設けられ、通話時にはテンキー245を操作して電話番号を入力し、通話キー241を操作すると発信できる。また、テンキー245には英文字、カタカナ、ひらがなの文字が割り当てられ、図示していない英数カナ変換制御部により文字コード変換が行われる。文字コード変換は、入力モードが英数カナあるいはかな漢字変換モードであるかによりそれぞれ操作されたキーに応じた入力文字コードに変換される。機能選択キー243は携帯端末の所定の機能を有効にするキーであり、メーカー、機種によりこのキーに割当てられる機能は異なる。
シャッターキー242が操作されると、主制御部22および撮影装置制御部29を介して、撮影装置50によって画像が撮影される。撮影された画像は撮影装置制御部29および主制御部22を介して画像データとして一時記憶装置25に保存された後、必要に応じて、再び主制御部22を介して表示部23に表示されたり、図示しない外部記憶装置に保存されたり、更に無線部14を介して外部に通信されたりする。
図4に示すように携帯端末が備える撮影装置は、基板上にCCD(charged coupled device)センサやCMOS(complementary metal-oxide-semiconductor)センサ等の撮影素子53が固定されているとともに、略円筒状のベース2(56)を介してカバーガラスCGが固定されている。このベース2(56)には略円筒状であるとともに内周面に雌螺子を有するベース1(55)が物側に突出する状態で設けられている。更に、略有底円筒状であるとともにベース2(56)の雌螺子に対応する雄螺子を外周面に有する鏡筒51が、底部を物側に向けてベース2(56)にねじ込み固定されている。なお、鏡筒51の底部中央部には円形の貫通孔があけられている。
同貫通孔に光学有効径部分をはめ込む態様で、第1レンズL1が鏡筒51の底部の内平面に固定されている。すなわち第1レンズL1の光学有効径の外側(以後周辺部とする)が鏡筒51の底部内平面にUV硬化樹脂等により固着されている。この第1レンズL1の像側には絞りSがUV硬化樹脂等により固着され、更に像側に向かって、第2レンズL2、スペーサー52を介して第3レンズL3が同様に固着されている。なお、この撮影装置は鏡筒51がベース1(55)にねじ込み固定されているため、ねじ込み量を調節することにより、鏡筒51と撮影素子53との距離が調整でるとともに、鏡筒51内の第1レンズL1〜第3レンズL3を含む撮影レンズユニットと撮影素子53との距離を調整すること、すなわちピント合わせをすることができる。
この撮影レンズユニットによって撮影素子53の表面である結像面54に結像された画像は撮影素子53においてデジタルデータに変換されたのち、上述のように、撮影装置制御部29を介して主制御部22において画像データとして処理される。
更に図5(a)(b)を用いて撮影レンズユニットを詳説する。この図5(a)(b)においては説明の簡略化のため、レンズについてはその光学有効径の部分のみ図示する。また以降の図についても同様である。撮影レンズユニットは、上述のように、物体側から像側に向かって順に、第1レンズL1、絞りS、第2レンズL2、第3レンズL3、カバーガラスCG等により構成されている。また、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3はいずれも樹脂材料を射出成型して形成したプラスチックレンズであるとともに、非球面レンズである。図5(b)に示すように、第1レンズL1は物体側の面が物体側に凸状であり、像側の面が像側に凸状である。
ここでレンズの幅は、物体側に最も近い点と像側に最も近い点との差で示される。従来、第1レンズは物体側に凸のメニスカス形状であったため、物体側に最も近い点である、物体側の面における凸状の頂点の位置と、像側に最も近い点である、レンズの端部の像側の位置との差が第1レンズの幅d1となっていた。本実施形態においては像側の面が像側に凸状であるため、レンズの端部の像側の位置は従来に比べ物体側に後退し、像側の凸状の頂点が像側に最も近い点となっている。その結果、本実施形態における第1レンズの幅d2は従来の第1レンズの幅d1より小さくすることが可能となった。そのため絞りSもより物体側に設けることが可能となった。
第2レンズL2は像側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズである。また、第3レンズL3は物体側の面が光軸近傍で物体側に凸状であるとともに周辺部に向かうに連れて物体側に凹状であり、かつ、像側の面が光軸近傍で像側に凹状であるとともに周辺部に向かうに連れて像側に凸状である非球面レンズである。第1レンズを透過した光は第2レンズL2および第3レンズL3を透過することにより収差を補正され、カバーガラスCGを透過後に結像面54に集光し、結像する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、第1レンズL1は物体側の面が物体側に凸状であり、像側の面が像側に凸状である。そのため本実施形態における第1レンズの幅d2は従来の第1レンズの幅d1より小さい。そのため絞りSをより物体側に設けることが可能となった。従って第1レンズの最も像側の位置から結像面54までの距離(以下、全長とする)が同じであるならば、絞りSから結像面54までの距離を従来より長くすることができるため、収差補正が容易となり、光学性能が向上する。従って、光学性能の低下を抑制しつつ低背化を一層進めた撮影レンズユニットとすることが可能となる。
(2)上記実施形態では、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3はいずれも樹脂材料を射出成型して形成したプラスチックレンズであるため、射出成型により容易かつ安価に製造できる。また、レンズユニット全体の軽量化も容易である。
(3)上記実施形態では、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3はいずれも非球面レンズであるため、3枚のレンズであっても収差の補正が一層容易となり、光学性能の低下を抑制しつつ低背化を一層進めた撮影レンズユニットとなる。
(4)上記実施形態では、光学性能の低下を抑制しつつ低背化を一層進めた撮影レンズユニットを用いることにより、より低背化を進めた撮像装置を供給することができる。
(5)上記実施形態では、より低背化を進めた撮像装置を用いることにより、より低背化を進めた携帯端末を供給することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3はいずれも非球面レンズであるが、同等の光学特性を維持できるのであれば、すべてを非球面レンズとする必要はない。製造容易な球面レンズを一部使用することにより、コストダウンに資する。
・上記実施形態では、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3はいずれも樹脂材料により形成されたプラスチックレンズであるが、必須ではない。同等の光学特性を維持であれば、ガラスモールド非球面レンズでもよい。
・上記実施形態において第3レンズL3と結像面54との間にカバーガラスCGを備えたが、必須ではない。また、カバーガラスCGに替えて、あるいはカバーガラスCGに加えて、赤外線をカットするフィルター等を備えても良い。
・上記実施形態においては、CCDセンサもしくはCMOSセンサで構成される撮影素子53を使用することにより、撮影装置50をデジタル方式としたが、撮影素子53として光学フィルムを使用することにより、銀塩写真用の撮影装置としてもよい。
・また、上記実施形態においては、撮影装置50を携帯端末に使用したが、通常のカメラやパーソナルコンピュータに使用しても良い。また、静止画のみでなく、動画撮影用として使用しても良い。
図6(a)は上記実施の形態にかかる撮影レンズユニットの光軸を含む面における断面図である。この撮影レンズユニットを構成する光学部材の数値データを以下に示す。
画角 対角:63.8° 水平:53.0° 垂直:41.0°
全系焦点距離:2.90mm バックフォーカス:1.08
レンズ全長 :3.30mm 有効像高:Φ3.6mm
レンズデータを表1にしめす。ただし表1において各面の番号iは第1レンズの物体側の面を第1面とし、像側に向かって順に振っている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 2009031696
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 2009031696
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下に示す表2の通りである。
Figure 2009031696
〔比較例1〕
図6(b)は上記実施の形態にかかる撮影レンズユニットの光軸を含む面における断面図である。この撮影レンズユニットを構成する光学部材の数値データを以下に示す。
画角 対角:60.4° 水平:50.0° 垂直:38.4°
全系焦点距離:3.08mm バックフォーカス:1.01
レンズ全長: 3.30mm 有効像高:Φ3.6mm
レンズデータを表1にしめす。ただし表1において各面の番号iは第1レンズの物体側の面を第1面とし、像側に向かって順に振っている。Riは各面における曲率半径、Diは第i面と第i+1面との間の面間隔、ndは屈折率、νdはアッベ数を示す。
Figure 2009031696
非球面形状は以下の式で示される。
Figure 2009031696
ただし、式(1)において光軸方向をz軸とし、Rは曲率半径、H光軸と直交する方向の高さ、Kはコーニック定数、A4,A6,A8,A10,A12,A14はそれぞれ4次,6次,8次,10次,12次,14次の非球面係数である。
各面における非球面係数は以下の通りである。
Figure 2009031696
〔実施例1と比較例1との比較〕
図6(a)および図6(b)に示されるように、実施例1の撮影レンズユニットと比較例1の撮影レンズユニットとは全長はいずれも3.30mmで同じであるが、実施例1の撮影レンズユニットの絞りSの位置は物体側に近づいている。その結果、絞りSから結像面54までの距離が長くなっている。
図7(a)および図7(b)によって実施例1の撮影レンズユニットと比較例1の撮影レンズユニットとの収差を比較する。いずれの結像位置においても点のばらつきが実施例のほうが小さく、各種収差がより抑制されていることが判る。また、光の波長によるばらつきも小さく、軸上色収差、倍率色収差も実施例1のほうが抑制されていることが判る。
図8(a)および図8(b)によって実施例1の撮影レンズユニットと比較例1の撮影レンズユニットとの像面湾曲と歪曲収差を比較する。像面湾曲についてはグラフの形状が異なるため判断困難であるが、歪曲収差については実施例1の方が光軸から離れてもぶれが少なく歪曲収差が抑制されていることが判る。
図9(a)および図9(b)によって実施例1の撮影レンズユニットと比較例1の撮影レンズユニットとの球面収差を比較する。いずれの波長においても実施例1のほうが収差のブレが小さく、球面収差が抑制されていることが判る。
図10(a)および図10(b)は実施例1の撮影レンズユニットと比較例1の撮影レンズユニットとの伝達関数(MTF)を示したもので、図11〜図13は結像面上の各位置に置いて実施例1と比較例1の伝達関数(MTF)を比較して記したグラフである。結像面上のいずれの位置においても、また、タンジェンシャル方向およびサジタルいずれの方向においても実施例1のグラフは空間周波数の略全領域において比較例1の伝達関数値を上回っており、実施例1の撮影レンズユニットの結像性能が、比較例1の撮影レンズユニットの結像性能を上回っていることが判る。
本発明にかかる撮影レンズユニットは、小型の撮影装置への搭載に適した撮影レンズユニットであるため、携帯端末に使用する撮影装置をはじめ広範囲に利用可能である。
実施形態にかかる携帯端末の非使用時の外観図である。 実施形態にかかる携帯端末の使用時の外観図であり、(a)は正面斜視図、(b)は背面斜視図である。 実施形態にかかる携帯端末の構成を示すブロック図である。 実施形態にかかる撮影装置の構造を説明する図であり、光軸を含む面による断面模式図である。 実施形態にかかる撮影レンズユニットのレンズ構成を説明する図であって、光軸を含む面による断面模式図であり、(a)は光軸を含む平面による断面図であり、(b)は第1レンズの拡大模式断面図である。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、(a)は実施例にかかる撮影レンズユニットの光軸を含む断面図であり、(b)は比較例にかかる撮影レンズユニットの光軸を含む断面図である。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、(a)は実施例にかかる撮影レンズユニットのスポットダイアグラムであり、(b)は比較例にかかる撮影レンズユニットのスポットダイアグラムである。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、(a)は実施例にかかる撮影レンズユニットの像面湾曲および歪曲収差であり、(b)は比較例にかかる撮影レンズユニットの像面湾曲および歪曲収差である。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、(a)は実施例にかかる撮影レンズユニットの球面収差であり、(b)は比較例にかかる撮影レンズユニットの球面収差である。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、(a)は実施例にかかる撮影レンズユニットの伝達関数のグラフであり、(b)は比較例にかかる撮影レンズユニットの伝達関数のグラフである。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、実施例1および比較例1の像高0.000mm位置における伝達関数のグラフである。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、実施例1および比較例1の像高0.900mm位置における伝達関数のグラフである。 実施例にかかる撮影レンズユニットの効果を説明する図であって、実施例1および比較例1の像高1.000mm位置における伝達関数のグラフである。
符号の説明
11・・・通話部、12・・・マイク、12・・・保持部、13・・・スピーカ、14・・・無線部、21・・・機能制御部、22・・・主制御部、23・・・表示部、24・・・操作部、25・・・一時記憶装置、29・・・撮影装置制御部、50・・・撮影装置、51・・・鏡筒、52・・・スペーサー、53・・・撮影素子、54・・・結像面、55・・・ベース1、56・・・ベース2、241・・・通話キー、242・・・シャッターキー、243・・・機能選択キー、245・・・テンキー、CG・・・カバーガラス、d1・・・幅、d2・・・幅、H・・・ヒンジ、L1・・・第1レンズ、L2・・・第2レンズ、L3・・・第3レンズ、S・・・絞り。

Claims (5)

  1. 物体側から像側に向かって順に配列された、
    物体側の面が物体側に凸状であり、像側の面が像側に凸状である第1レンズと、
    開口絞りと、
    像側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
    物体側の面が光軸近傍で物体側に凸状であるとともに周辺部に向かうに連れて物体側に凹状であり、かつ、像側の面が光軸近傍で像側に凹状であるとともに周辺部に向かうに連れて像側に凸状である第3レンズとを配置した撮影レンズユニット。
  2. 前記第1レンズが樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮影レンズユニット。
  3. 前記第1レンズの物体側の面および像側の面が非球面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影レンズユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮影レンズユニットと、
    前記撮影レンズユニットによって形成された光学像を電気的信号に変換する映像素子とを備えた撮影装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮影装置を備えた携帯端末。
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