JP2007322561A - 撮像レンズ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側から順に配列された、両凸形状の正の屈折力を有する第1レンズ1、所定の口径を有する開口絞りSD、物体側に凹面を向けると共に少なくとも一方の面が非球面に形成された正の屈折力を有する第2レンズ2、物体側に凹面を向けると共に像面側の面が有効径の範囲内において変曲点をもつ非球面に形成された負の屈折力を有する第3レンズ3を含む。これによれば、諸収差を良好に補正できると共に、レンズ系全長を短くでき、薄型化、小型化を達成しつつも、シャッタの配置を容易に行える撮像レンズを得ることができる。
【選択図】図1
Description
しかし、最近では、製品に付加価値を付けるため、より高画素のCCD等に対応する撮像レンズが要望されている。また、CCD等の固体撮像素子については、撮影像を記録する時に光が当たり続けるとノイズが乗るため、特に高画素のCCD等になるにつれて、シャッタで光を遮る必要がある。
しかしながら、この薄型化の要望の中でシャッタを搭載しなければならないため、シャッタスペースを設けた上で光学系を短縮し、さらに収差補正をすることは、従来の撮像レンズでは困難である。
この撮像レンズにおいて、シャッタを配置しようとすると、開口絞りが第1レンズの前方にあるため、シャッタが入射光を逃れるようにするにはシャッタを大きくする必要があり、小型化が困難である。
この撮像レンズは、第1レンズの像面側が凹面でかつ第2レンズの物体側が凹面であるため、レンズのコバ部同士の(エッジ)間隔が狭くなる。
したがって、この撮像レンズにおいて、シャッタを配置するには、第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔を広くする必要があり、その結果、レンズ全長を短縮するのは困難である。
この撮像レンズにおいては、第1レンズは両凸形状であるものの、第3レンズの物体側の面が凸面であるため、負の屈折力が弱くなり、第1レンズの物体側の面から像面までのレンズ系全長を短縮するのが困難である。
この構成によれば、諸収差を良好に補正できると共に、レンズ系全長を短くでき、薄型化、小型化を達成しつつも、シャッタの配置を容易に行える撮像レンズを得ることができる。すなわち、第1レンズ及び第2レンズに正の屈折力、第3レンズに負の屈折力をもたせることで、適切なバックフォーカスを確保しつつ、レンズ系全長を短くでき、第3レンズの像面側に変曲点をもつ非球面を形成することで、レンズ系全長を短くした上で、諸収差、特に非点収差、歪曲収差を良好に補正することができ、第1レンズを両凸レンズにすることにより、第1レンズと第2レンズのコバ部同士の(エッジ)間隔を広くすることができ、中心間隔を詰めた上でシャッタを容易に配置することができ、さらに、第3レンズの物体側の面を凹面とすることにより、第3レンズの負の屈折力を大きくでき、レンズ系全長を短縮することができる。
(1)0.95<TL/f<1.4
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、TL/fの値が条件式(1)を満たすことにより、60°〜75°の画角を確保しつつ、レンズ系全長を短くすることができる。
(2)0.25<R1/f<0.65
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、R1/fの値が条件式(2)を満たすことにより、第1レンズの物体側の面を適切な曲率半径とすることができ、レンズ系全長を短くしつつ、諸収差、特に球面収差等を良好に補正することができる。
(3)0.8<f2/|f3|<1.2
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、f2/│f3│の値が条件式(3)を満たすことにより、温度変化に影響されることなく所望のバックフォーカスを確保しつつ、レンズ系全長を短くでき、又、パンフォーカスの場合に高温時及び低温時においても所望の合焦が得られる。
(4)−1.1<EXP/f<−0.6
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、EXP/fの値が条件式(4)を満たすことにより、CCD等の撮像素子によって生じるシェーディング現象を防止しつつ、画像において所定の明るさを確保でき、レンズ系全長を短くすることができる。
この構成によれば、第1レンズに非球面を設けることにより、球面収差を良好に補正することができ、又、第2レンズに非球面を設けることにより、コマ収差を良好に補正することができ、さらに、第3レンズに非球面を設けることにより、像面湾曲、歪曲収差(ディストーション)を良好に補正することができる。
この構成によれば、ガラス材料で成型された場合に比べて、レンズ系の軽量化、低コスト化を達成でき、変曲点形状をもった難しい形状でも、容易に成型することができる。
(5)ν1>50
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1レンズのアッベ数ν1が条件式(5)を満たすことにより、色収差を良好に補正することができる。
(6)D5/f<0.15
を満足する、構成を採用することができる。
この構成によれば、D5/fの値が条件式(6)を満たすことにより、レンズの外径寸法を小さくできると共に、諸収差、特に非点収差及び歪曲収差を良好に補正することができる。
図1は本発明に係る撮像レンズの一実施形態を示す構成図であり、図2ないし図5は具体的な数値実施例に基づく収差図である。
この撮像レンズは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて順に配列された、両凸形状の正の屈折力を有する第1レンズ1、所定の口径を有する開口絞りSD、物体側に凹面を向けると共に少なくとも一方の面が非球面に形成された正の屈折力を有する第2レンズ2、物体側に凹面を向けると共に像面側の面が有効径の範囲内において変曲点をもつ非球面に形成された負の屈折力を有する第3レンズ3を備えている。
そして、第3レンズ3の後方に、カバーガラスや赤外線カットフィルター等のガラス材料からなるガラスフィルタ4が配置され、その後方に像面Pが配置される。
また、レンズ系の焦点距離をf、第2レンズ2の焦点距離をf2、第3レンズ3の焦点距離をf3、第1レンズ1の物体側の面S1から像面Pまで(ガラスフィルタ4は空気換算距離)のレンズ系全長をTL、第2レンズ2と第3レンズ3の光軸上の間隔(距離)をD5、無限遠物点に対する結像光学系の結像位置を基準とした近軸射出瞳位置をEXPで表す。
ここで、物体側の面S1及び像面側の面S2の少なくとも一方の面は、非球面に形成されるのが好ましい。これにより、球面収差を良好に補正することができる。
第2レンズ2をプラスチックレンズとすることにより、ガラス材料で成型された場合に比べて、成型が容易で、レンズ系の軽量化、低コスト化を達成できる。
ここで、物体側の面S4及び像面側の面S5の少なくとも一方の面は非球面に形成されている。尚、好ましくは、物体側の面S4及び像面側の面S5は、共に非球面に形成される。これにより、コマ収差を良好に補正することができる。
第3レンズ3をプラスチックレンズとすることにより、ガラス材料で成型された場合に比べて、成型が容易で、レンズ系の軽量化、低コスト化を達成でき、特に変曲点形状をもった難しい形状でも容易に成型することができる。
ここで、像面側の面S7は非球面に形成されている。尚、好ましくは、物体側の面S6及び像面側の面S7は、共に非球面に形成される。これにより、像面湾曲、歪曲収差(ディストーション)を良好に補正することができる。
また、第3レンズ3の像面側の面S7に変曲点をもつ非球面を形成することで、レンズ系全長TLを短くしつつ、諸収差、特に非点収差、歪曲収差を良好に補正することができる。
また、第1レンズ1を両凸レンズにすることにより、第1レンズ1と第2レンズ2のコバ部同士の(エッジ)間隔を広くすることができ、光軸L上の中心間隔を詰めた上でシャッタを容易に配置することができる。
さらに、第3レンズ3の物体側の面S7を(光軸L近傍において)凹面とすることにより、第3レンズ3の負の屈折力を大きくすることができ、レンズ系全長TLを短かくすることができる。
これにより、レンズ系として、球面収差、非点収差、歪曲収差、色収差等の諸収差を良好に補正できると共に、レンズ系全長TLを短くでき、薄型化、小型化を達成しつつも、シャッタの配置を容易に行える撮像レンズを得ることができる。
Z=Cy2/[1+(1−εC2y2)1/2]+Dy4+Ey6+Fy8+Gy10+Hy12
ただし、Z:非球面の頂点における接平面から,光軸Lからの高さがyの非球面上の点までの距離、y:光軸からの高さ、C:非球面の頂点における曲率(=1/R)、ε:円錐定数、D,E,F,G,H:非球面係数である。
(1)0.95<TL/f<1.4
を満足するように形成される。
条件式(1)は、焦点距離に対するレンズ系全長を規定したものである。TL/fの値が条件式(1)の上限値を上回ると、レンズ系の全長が長くなり過ぎて短縮化及び小型化が困難になり、一方、TL/fの値が条件式(1)の下限値を下回ると、焦点距離が長くなり、画角が狭くなってしまう。すなわち、TL/fの値が条件式(1)を満たすことにより、レンズ系全長を短くしつつ、60°〜75°の画角を確保することができる。
(2)0.25<R1/f<0.65
を満足するように形成される。
条件式(2)は、焦点距離に対する第1レンズの曲率半径を規定したものである。R1/fの値が条件式(2)の上限値を超えると、第1レンズ1の物体側の面S1の曲率半径R1が大きくなるため、全長を短縮するには他のレンズの屈折力(パワー)を強くする必要があり、その結果、収差の補正が困難になり、一方、R1/fの値が条件式(2)の下限値を下回ると、第1レンズ1の物体側の面S1の曲率半径R1がきつく(曲率が大きく)なり、収差補正、特に球面収差の補正が困難になる。すなわち、R1/fの値が条件式(2)を満たすことにより、第1レンズ1の物体側の面S1を適切な曲率半径R1とすることができ、レンズ系全長TLを短くしつつ、諸収差、特に球面収差等を良好に補正することができる。
(3)0.8<f2/|f3|<1.2
を満足するように形成される。
条件式(3)は、第2レンズ2及び第3レンズ3の焦点距離の関係を規定したものである。f2/│f3│の値が条件式(3)から外れると、温度変化時における屈折率の変化でバックフォーカスのズレが大きくなる。そのため、オートフォーカス機構の付いたレンズユニットでは、フォーカス移動量をその分余分にとる必要があり、レンズ系の全長を短縮するのが困難になる。また、パンフォーカスの場合は、高温時及び低温時でピントが合わなくなる。すなわち、f2/│f3│の値が条件式(3)を満たすことにより、温度変化に影響されることなく所望のバックフォーカスを確保しつつ、レンズ系全長TLを短くでき、又、パンフォーカスの場合に高温時及び低温時においても所望の合焦が得られる。
(4)−1.1<EXP/f<−0.6
を満足するように形成される。
条件式(4)は、焦点距離に対する射出瞳位置を規定したものである。EXP/fの値が条件式(4)の上限値を超えると、射出瞳位置が短くなり、CCDへの入射角度が大きくなり、CCDのマイクロレンズで光線がけられるいわゆるシェーディング現象が発生して画像部の周辺が暗くなり、一方、EXP/fの値が条件式(4)の下限値を下回ると、射出瞳位置が長くなりレンズ系全長の短縮が困難になる。すなわち、EXP/fの値が条件式(4)を満たすことにより、CCD等の撮像素子によって生じるシェーディング現象を防止しつつ、画像において所定の明るさを確保でき、レンズ系全長TLを短くすることができる。
(5)ν1>50
を満足するように形成される。
第1レンズ1のアッベ数ν1が条件式(5)を満たすことにより、色収差を良好に補正することができる。
(6)D5/f<0.15
を満足するように形成される。
D5/fの値が条件式(6)の上限値を超えると、レンズ系の外径寸法を小さくすることが困難になり、又、諸収差、特に非点収差及び歪曲収差を補正するのが困難になる。すなわち、D5/fの値が条件式(6)を満たすことにより、レンズの外径寸法を小さくできると共に、諸収差、特に非点収差及び歪曲収差を良好に補正することができる。
(1)TL/f=5.12/4.05=1.26
(2)R1/f=2.306/4.05=0.57
(3)f2/|f3|=1.92/1.98=0.97
(4)EXP/f=−3.74/4.05=−0.92
(5)ν1=81.13
(6)D5/f=0.1/4.05=0.02
物体距離=∞(INF)、レンズ系の焦点距離f=4.05mm、第2レンズ2の焦点距離f2=1.92mm、第3レンズ3の焦点距離f3=−1.98mm、Fナンバー(FNo.)=2.87、画角2ω=71.0°、射出瞳位置=−3.74mm、レンズ全長=3.45mm、レンズ系全長TL(空気換算距離)=5.12mm、バックフォーカス(空気換算距離)=1.67mm
R1=2.306mm(非球面)、R2=−300.000mm(非球面)、R3=∞(開口絞り)、R4=−1.268mm(非球面)、R5=−0.687mm(非球面)、R6=−14.105mm(非球面)、R7=1.156mm(非球面)、R8=∞、R9=∞
D1=0.520mm、D2=0.120mm、D3=1.224mm、D4=0.779mm、D5=0.100mm、D6=0.711mm、D7=1.219mm、D8=0.300mm、D9=0.250mm
N1=1.49400、N2=1.52512、N3=1.52512、N4=1.51680
<第1レンズ1〜第3レンズ3、ガラスフィルタ4のアッベ数νi>
ν1=81.13、ν2=56.29、ν3=56.29、ν4=64.20
<非球面係数の数値データ>
<S1面>
ε=0.18718600、D=−0.17946834×10−1、E=0.37396167×10−1、F=−0.10644342、G=0.90374798×10−1、H=−0.30399087×10−1
<S2面>
ε=1.00000000、D=−0.17788914×10−1、E=−0.39359458×10−1、F=0.79724310×10−1、G=−0.12201876、H=0.74939030×10−1
<S4面>
ε=1.09765600、D=−0.91447303×10−1、E=0.14293142×10−1、F=0.19047362、G=−0.12385425×10−1、H=−0.26473870×10−1
<S5面>
ε=−1.77478700、D=−0.30825904、E=0.27569485、F=−0.22925956、G=0.16600416、H=−0.41423070×10−1
<S6面>
ε=1.00000000、D=0.18599847×10−1、E=0.27996301×10−2、F=−0.51198499×10−2、G=0.13523473×10−2、H=−0.10962761×10−3
<S7面>
ε=−9.91038000、D=−0.53839587×10−1、E=0.15740733×10−1、F=−0.36035420×10−2、G=0.34877027×10−3、H=−0.11129235×10−4
(1)TL/f=5.14/4.08=1.26
(2)R1/f=2.17/4.08=0.53
(3)f2/|f3|=1.79/1.75=1.02
(4)EXP/f=−3.57/4.08=−0.88
(5)ν1=81.13
(6)D5/f=0.1/4.08=0.02
物体距離=∞(INF)、レンズ系の焦点距離f=4.08mm、第2レンズ2の焦点距離f2=1.79mm、第3レンズ3の焦点距離f3=−1.75mm、Fナンバー(FNo.)=2.89、画角2ω=70.9°、射出瞳位置=−3.57mm、レンズ全長=3.56mm、レンズ系全長TL(空気換算距離)=5.14mm、バックフォーカス(空気換算距離)=1.58mm
R1=2.170mm(非球面)、R2=−300.000mm(非球面)、R3=∞(開口絞り)、R4=−1.222mm(非球面)、R5=−0.676mm(非球面)、R6=−40.902mm(非球面)、R7=0.957mm(非球面)、R8=∞、R9=∞
D1=0.520mm、D2=0.120mm、D3=1.170mm、D4=0.932mm、D5=0.100mm、D6=0.720mm、D7=1.133mm、D8=0.300mm、D9=0.250mm
<第1レンズ1〜第3レンズ3、ガラスフィルタ4の屈折率Ni(d線)>
N1=1.49400、N2=1.52512、N3=1.52512、N4=1.51680
<第1レンズ1〜第3レンズ3、ガラスフィルタ4のアッベ数νi>
ν1=81.13、ν2=56.29、ν3=56.29、ν4=64.20
<非球面係数の数値データ>
<S1面>
ε=0.53288500、D=−0.15265428×10−1、E=−0.12240403×10−1、F=−0.23733781×10−1、G=0.13792073×10−1、H=−0.12071680×10−1
<S2面>
ε=1.00000000、D=−0.3081454×10−1、E=−0.40106534×10−1、F=0.33054759×10−1、G=−0.33692755×10−1、H=0.56615606×10−2
<S4面>
ε=1.11398000、D=0.23181256×10−1、E=−0.34923950、F=0.66753229、G=−0.39702502、H=0.11535900
<S5面>
ε=−2.02622000、D=−0.31193731、E=0.29738780、F=−0.27700472、G=0.17112800、H=−0.36612265×10−1
<S6面>
ε=1.00000000、D=−0.13180721×10−1、E=0.15736630×10−1、F=−0.55291162×10−2、G=0.88529076×10−3、H=−0.56153739×10−4
<S7面>
ε=−8.05049600、D=−0.56097976×10−1、E=0.17214646×10−1、F=−0.39762493×10−2、G=0.49088459×10−3、H=−0.26073358×10−4
(1)TL/f=5.13/4.08=1.26
(2)R1/f=2.288/4.08=0.56
(3)f2/|f3|=1.81/1.77=1.02
(4)EXP/f=−3.60/4.08=−0.88
(5)ν1=81.13
(6)D5/f=0.1/4.08=0.02
物体距離=∞(INF)、レンズ系の焦点距離=4.08mm、第2レンズ2の焦点距離f2=1.81mm、第3レンズ3の焦点距離f3=−1.77mm、Fナンバー(FNo.)=2.89、画角2ω=70.7°、射出瞳位置=−3.60mm、レンズ全長=3.50mm、レンズ系全長TL(空気換算距離)=5.13mm、バックフォーカス(空気換算距離)=1.62mm
R1=2.288mm(非球面)、R2=−300.000mm(非球面)、R3=∞(開口絞り)、R4=−1.294mm(非球面)、R5=−0.668mm(非球面)、R6=−10.473mm(非球面)、R7=1.046mm(非球面)、R8=∞、R9=∞
D1=0.530mm、D2=0.120mm、D3=1.210mm、D4=0.823mm、D5=0.100mm、D6=0.720mm、D7=1.176mm、D8=0.300mm、D9=0.250mm
N1=1.49400、N2=1.52512、N3=1.52512、N4=1.51680
<第1レンズ1〜第3レンズ3、ガラスフィルタ4アッベ数νi>
ν1=81.13、ν2=56.29、ν3=56.29、ν4=64.20
<非球面係数の数値データ>
<S1面>
ε=−0.40000000、D=−0.23822211×10−2、E=−0.59528415×10−2、F=−0.14128411×10−1、G=−0.43605529×10−2、H=0.63906745×10−2
<S2面>
ε=1.00000000、D=−0.21612204×10−1、E=−0.17162733×10−1、F=−0.58107269×10−2、G=−0.26526297×10−2、H=0.21455586×10−1
<S4面>
ε=1.15400000、D=−0.81107660×10−1、E=−0.84671333×10−2、F=0.17623341、G=−0.11766912×10−1、H=−0.16063978×10−1
<S5面>
ε=−1.88400000、D=−0.30479236、E=0.26583755、F=−0.23428207、G=0.16571839、H=−0.39729107×10−1
<S6面>
ε=−217.00000000、D=0.44007161×10−2、E=−0.70798509×10−3、F=−0.13981354×10−3、G=0.60261281×10−5、H=0.39072005×10−5
<S7面>
ε=−9.48200000、D=−0.53696024×10−1、E=0.13972524×10−1、F=−0.32137397×10−2、G=0.38859404×10−3、H=−0.20808805×10−4
(1)TL/f=5.12/4.02=1.27
(2)R1/f=2.059/4.02=0.51
(3)f2/|f3|=1.70/1.68=1.01
(4)EXP/f=−3.44/4.02=−0.85
(5)ν1=81.13
(6)D5/f=0.1/4.02=0.02
物体距離=∞(INF)、レンズ系の焦点距離=4.02mm、第2レンズ2の焦点距離f2=1.70mm、第3レンズ3の焦点距離f3=−1.68mm、Fナンバー(FNo.)=2.86、画角2ω=68.8°、射出瞳位置=−3.44mm、レンズ全長=3.61mm、レンズ系全長TL(空気換算距離)=5.12mm、バックフォーカス(空気換算距離)=1.40mm
R1=2.059mm(非球面)、R2=−600.000mm(非球面)、R3=∞(開口絞り)、R4=−1.320mm(非球面)、R5=−0.667mm(非球面)、R6=−13.914mm(非球面)、R7=0.959mm(非球面)、R8=∞、R9=∞
D1=0.520mm、D2=0.120mm、D3=1.224mm、D4=0.779mm、D5=0.100mm、D6=0.711mm、D7=1.220mm、D8=0.300mm、D9=0.250mm
N1=1.49400、N2=1.52512、N3=1.52512、N4=1.51680
<第1レンズ1〜第3レンズ3、ガラスフィルタ4のアッベ数νi>
ν1=81.13、ν2=56.29、ν3=56.29、ν4=64.20
<非球面係数の数値データ>
<S1面>
ε=1.75007480、D=−0.12335476×10−1、E=0.16849081×10−1、F=−0.86519682×10−1、G=0.88680146×10−1、H=−0.39629367×10−1
<S2面>
ε=1.00000000、D=−0.39404243×10−1、E=−0.67078316×10−2、F=0.10640729×10−1、G=−0.42275696×10−1、H=0.20003149×10−1
<S4面>
ε=1.25967080、D=−0.75462409×10−1、E=−0.18416226、F=0.42439865、G=−0.28423555、H=0.10413638
<S5面>
ε=−2.14171000、D=−0.34489097、E=0.34650588、F=−0.32591347、G=0.19166926、H=−0.39715336×10−1
<S6面>
ε=16.97320000、D=−0.20748373×10−1、E=15809976×10−1、F=−0.38668533×10−2、G=0.48567350×10−3、H=−0.27242761×10−4
<S7面>
ε=−7.88894100、D=−0.60280040×10−1、E=0.15809976×10−1、F=−0.38412874×10−2、G=0.59199583×10−3、H=−0.36832770×10−4
P 像面
1 第1レンズ
SD 開口絞り
2 第2レンズ
3 第3レンズ
4 ガラスフィルタ
f レンズ系の焦点距離
f2 第2レンズの焦点距離
f3 第3レンズの焦点距離
TL 第1レンズの物体側の面から像面までの光軸上における間隔
D5 第2レンズと第3レンズの光軸上における間隔
Claims (9)
- 物体側から像面側に向けて順に配列された、
両凸形状の正の屈折力を有する第1レンズと、
所定の口径を有する開口絞りと、
物体側に凹面を向けると共に少なくとも一方の面が非球面に形成された正の屈折力を有する第2レンズと、
物体側に凹面を向けると共に像面側の面が有効径の範囲内において変曲点をもつ非球面に形成された負の屈折力を有する第3レンズと、
を含む、ことを特徴とする撮像レンズ。 - 前記第1レンズの物体側の面から像面までの距離(前記第3レンズと像面の間は空気換算)をTL、レンズ系の焦点距離をfとするとき、条件式(1)
(1)0.95<TL/f<1.4
を満足する、ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズの物体側の面の曲率半径をR1、レンズ系の焦点距離をfとするとき、条件式(2)
(2)0.25<R1/f<0.65
を満足する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像レンズ。 - 前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3とするとき、条件式(3)
(3)0.8<f2/|f3|<1.2
を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の撮像レンズ。 - 無限遠物点に対する結像光学系の結像位置を基準とした近軸射出瞳位置をEXP、レンズ系の焦点距離をfとするとき、条件式(4)
(4)−1.1<EXP/f<−0.6
を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズは、物体側及び像面側の少なくとも一方の面が非球面に形成され、
前記第2レンズ及び前記第3レンズは、物体側及び像面側の両面が非球面に形成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の撮像レンズ。 - 前記第2レンズ及び前記第3レンズは、プラスチックレンズである、
ことを特徴とする請求項1ないし6いずれかに記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズのアッベ数をν1とするとき、条件式(5)
(5)ν1>50
を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載の撮像レンズ。 - 前記第2レンズと前記第3レンズの光軸上における間隔(空気間隔)をD5とするとき、条件式(6)
(6)D5/f<0.15
を満足する、ことを特徴とする請求項1ないし8いずれかに記載の撮像レンズ。
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