JP2009031089A - センサシート - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性のあるマットや布団などの上に配置した場合でも圧力分布の測定を適正に行うことを可能にする。
【解決手段】体圧分布センサシート10は、第1シート11と、第2シート12と、それらに挟まれた複数の感圧部を有している。複数の感圧部は、互いに離隔し且つ縦方向及び横方向の2方向にマトリクス状に配置されており、第1斜め方向に関して隣り合う一対の感圧部201a、202bの間の領域には、第1の開口15、第2の開口16及び切り込み17が形成されている。第1の開口は、切り込み17の一端から横方向に沿って延在する辺15b及び縦方向に延在する辺15cを含む複数の辺によって開口形状が画定されている。第2の開口は、切り込み17の他端から横方向に沿って延在する辺16b及び縦方向に延在する辺16cを含む複数の辺によって開口形状が画定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定領域に加わる圧力の分布を測定するために用いられるセンサシートに関する。
従来の圧力分布測定用センサシートには、横置きで縦方向に並べられた複数の短冊形感圧電極が設置されたシート領域と、縦置きで横方向に並べられた複数の短冊形感圧電極が設置されたシート領域を有しており、感圧電極の上に感圧抵抗体からなる感圧層が形成された後で、上記の2つのシート領域上の感圧層同士が接触するように貼り合わされたものがある(特許文献1)。このセンサシートでは、各シート領域に配置された短冊形感圧電極が交差し、それら各交点が感圧部として機能することで、マトリクス構造の圧力分布センサが形成される。そして、このセンサシートでは、各感圧電極が順次通電され、感圧電極間の電気抵抗を計測することで、圧力分布測定が可能となる。
しかし、従来のセンサシートは、平坦な面上に配置された場合は、圧力分布の計測を適正に行なうことができるが、柔軟性のあるマットや布団などの上に配置された場合にはセンサシートに皺が入るために、圧力分布の計測を適正に行なうことができない。これを解決する手段としては、塩化ビニルやウレタンなどの伸長性のある素材をセンサシートの基材に使用することが考えられるが、この場合は、基材の上に塗布したインクの配線もセンサシートに合わせて伸長させる必要があり、配線電極の電気特性を維持したままでセンサシートに伸長性を付与することは困難である。また、配線電極の印刷時には塗布したインクの乾燥硬化が必要だが、インクに伸長性を持たせることでインクの乾燥硬化が困難になる。
上記の問題の対策として、特許文献2においては、伸長性を付与した体圧分布センサシートが開示されている。このセンサシートにおいては、感圧抵抗体を積層させた複数の感圧電極が、互いに離隔してマトリクス状に配置されており、各感圧電極間は配線電極により接続されている。そして、センサシートの各感圧電極の周囲には、配線電極と交差しないように蜷局状に切り込みが形成されているため、センサシート全体の伸長性を得ることができる。
特開2004−333273号公報 WO−A1−2005068961号公報
しかしながら、蜷局状の切り込みが形成されたセンサシートでは、以下のような問題が生じる。
まず、蜷局状の切り込みが形成されたセンサシートは、縦方向にはよく伸びるが、横方向(縦方向に垂直な方向)にはほとんど伸びることはない。そのため、このセンサシートを柔軟性のあるマットや布団などの上に配置した場合でも、圧力分布の計測を適正に行なうことはできない。
また、センサシートに形成する切り込みの形状が蜷局状である場合には、切り込みの長さが非常に長くなってしまう。ここで、センサシートの製造時にレーザ加工により切り込みを形成する場合には、切り込みの長さが長いほどレーザ照射時間が長くなる。そのため、蜷局状の切り込みを形成する作業時間が長くなって、製造コストが増加してしまう。また、センサシートの製造時にプレス加工により切り込みを打ち抜く場合には、部分的な打ち抜きを繰り返す必要があり、切り込みの長さが長いほど打ち抜き回数が増加する。そのため、蜷局状の切り込みを形成する作業時間が長くなって、製造コストが増加してしまう。
また、蜷局状の切り込みが形成される場合には、複数の感圧電極を接続する配線電極も蜷局状に形成することになるので、配線が非常に長くなり、これも製造コスト増加の原因となる。
そこで、本発明の目的は、柔軟性のある面上に配置した場合でも圧力分布の測定を適正に行うことができるセンサシートを提供することである。
また、本発明のその他の目的は、開口及び切り込みを形成する作業を低コスト且つ迅速に行なうことが可能なセンサシートを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のセンサシートは、互いに離隔し且つ縦方向及び横方向の2方向にマトリクス状に配列された複数の電極を有する第1のシート部材と、前記第1のシート部材に積層されており、互いに離隔し且つ前記2方向にマトリクス状に配列されると共に前記第1のシート部材上の前記複数の電極のそれぞれに対向する複数の電極を有する第2のシート部材と、前記第1のシート部材上の前記複数の電極と前記第2のシート部材上の前記複数の電極とのそれぞれの間に配置された複数の感圧抵抗体とを備えたセンサシートであって、前記第1及び第2のシート部材上の一斜め方向に関して隣り合う一対の電極間の領域には、前記一対の電極のうちの一方の電極の周囲近傍において、他方の電極側に形成された第1の開口と、前記一対の電極のうちの他方の電極の周囲近傍において、一方の電極側に形成された第2の開口と、前記第1の開口と前記第2の開口とを接続する切り込みとが形成されている。そして、前記第1の開口は、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記横方向に沿って延在する第1の辺、及び、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記縦方向に沿って延在する第2の辺を含む複数の辺によってその開口形状が画定されており、前記第2の開口は、前記切り込みの前記一斜め方向の他端から前記横方向に沿って延在する第3の辺、及び、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記縦方向に沿って延在する第4の辺を含む複数の辺によってその開口形状が画定されている。
なお、ここでいう切り込みとは、その幅が微小な線状のものや所定幅を有する開口も含むものである。
これによると、第1及び第2の開口、切り込みが形成されたことで、センサシートは縦方向及び横方向の両方の伸長性を有しているため、柔軟性のあるマットや布団などの上に配置した場合でも、センサシートに皺が入ることがほとんどなく、圧力分布の測定を適正に行うことができる。
また、第1の開口が第1及び第2の辺を含み、第2の開口が第3及び第4の辺を含むので、各開口と切り込みとの接続部分の角部が除去された格好となる。このように、接続部分の角部が除去された格好になると、センサシートを縦方向及び横方向のいずれかに折り曲げられたときに、開口と切り込みとの接続部分近傍が表面から突出するのを抑制することができる。そのため、センサシートが折り曲げられるように撓んだ状態でも、圧力分布の測定を適正に行うことができる。
また、センサシートの開口及び切り込みの長さを蜷局状の切り込みに比べて短くできるため、開口及び切り込みを形成する作業を低コストで迅速に行なうことができる。
本発明において、前記第1の開口が、前記第1の辺、前記第2の辺、及び、前記他方の電極側に向かって凸に形成された第5の辺によってその開口形状が画定されており、前記第2の開口が、前記第3の辺、前記第4の辺、及び、前記他方の電極側に向かって凸に形成された第6の辺によってその開口形状が画定されていることが好ましい。これにより、簡単な構成でセンサシートの縦方向及び横方向の伸長性を向上させることができる。
また、このとき、前記複数の電極は円形状であって、前記第5の辺が、前記一方の電極の他方の電極側の半円形の端部に沿って形成されており、前記第6の辺が、前記他方の電極の一方の電極側の半円形の端部に沿って形成されていてもよい。これにより、開口同士が交差しないようにしつつ、センサシートの縦方向及び横方向の伸長性をより向上させることができる。
また、本発明において、前記切り込みは、前記第1の開口の中央位置と前記第2の開口の中央位置とを接続することが好ましい。これにより、縦方向及び横方向の伸長性を等しくすることが出来る。
また、本発明において、前記切り込みは前記一斜め方向に沿って延在しており、前記切り込みの前記一斜め方向に沿って互いに平行な辺同士が離隔するような幅を、前記切り込みが有していることが好ましい。これにより、センサシートが折り曲げられるように撓んでも、切り込みの一斜め方向に沿って互いに平行な辺同士が接触しなくなる。そのため、圧力分布の測定をより適正に行うことができる。
また、本発明において、前記第1のシート部材はそれに形成された前記複数の電極を接続する配線を有し、前記第2のシート部材はそれに形成された前記複数の電極を接続する配線を有しており、前記配線は、前記第1又は第2のシート部材上において前記第1の開口、前記第2の開口、及び、前記切り込みのすべてと交差しないように配置されていることが好ましい。これにより、センサシートの縦方向及び横方向の伸長性を損なわずに、圧力分布計測を行なうことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
ここでは、本発明に係るセンサシートが、体圧分布測定システムの一部である体圧分布センサシートとして設置されている一実施形態に関して説明する。図1は、本発明の一実施形態による体圧分布測定システムの全体図である。
体圧分布測定システム1は、PC(パーソナルコンピュータ)100、ディスプレイ70、ベッド90、センサコネクタ80及び体圧分布センサシート10を含んでいる。体圧分布センサシート10は、ベッド90の表面に設置されており、センサコネクタ80を介してPC100へ接続されている。また本システムは、体圧分布センサシート10の上に患者(図示せず)が寝ている状態で使用され、ベッド使用時の体圧測定により、長時間同じ体勢で寝たきりになっている患者が、ベッド90との間で床ずれを起こし易い箇所等をモニタリングするために使用されるものである。
体圧分布測定システム1では、キーボード110、マウス120によりPC100を操作することで、患者の体圧分布の状態をモニタリングすることができる。体圧分布測定システム1では、体圧分布センサシート10により測定された体圧測定データがPC100に送信され、その体圧分布測定結果がディスプレイ70に表示される。
また、体圧分布測定システム1においては、ベッド90が設置された場所と、PC100が設置された場所とは互いに離れている場合には、PC100において患者の体圧分布状態が遠隔監視することができる。
次に図2〜図5を用いて、体圧分布センサシート10の構造について説明する。図2は図1の体圧分布センサシート10の外観を示している。図3は図2に示すC−C線に沿った断面図であり、図4は図2の配線電極を除いた要部拡大図である。図5は図2に示す体圧分布センサシート10の開口及び切り込みの形状を示した図である。
体圧分布センサシート10の全体構造について説明する。体圧分布センサシート10は、図2に示すように、第1シート(第1のシート部材)11と、第2シート(第2のシート部材)12と、それらに挟まれた複数の感圧部201a〜201d、202a〜202d、203a〜203d、204a〜204dと、行配線電極21〜24と、列配線電極25〜28とを有している。また、体圧分布センサシート10には、複数の開口15,16及び複数の切り込み17が形成されている。複数の感圧部201a〜201d、202a〜202d、203a〜203d、204a〜204dは、互いに離隔し且つ縦方向(図2中上下方向)及び横方向(図2中左右方向)の2方向にマトリクス状に配列されている。
次に、各感圧部の構造について説明する。ここでは、感圧部202a、201bの構造のみを説明するが、他の感圧部の構造も同様である。感圧部202aは、図3に示すように、第1シート11上の感圧電極32aと、感圧電極32a上に形成された感圧抵抗体52aと、第2シート12上の感圧電極42aと、感圧電極42a上に形成された感圧抵抗体62aとを有している。同様に、感圧部201bは、第1シート11上の感圧電極31bと、感圧電極31b上に形成された感圧抵抗体51bと、第2シート12上の感圧電極41bと、感圧電極41b上に形成された感圧抵抗体61bとを有している。
ここで、感圧抵抗体は、感圧導電性インクを乾燥固化させたものである。感圧導電性インクは、加えられた圧力に応じてその電気抵抗が変化するという性質を有する。
次に、体圧分布センサシート10の開口15,16及び切り込み17について説明する。図4には、体圧分布センサシート10の感圧部201a、201b、202a、202b、203a、203bを示しており、ここでは、感圧部201aと感圧部202bとの間に形成される2つの開口15,16及びこれら開口15,16を接続する切り込み17を例にとって説明する。
図4に示すように、左上から右下へ向かう第1斜め方向(一斜め方向)に関して隣り合う、一対の感圧部201a、202bの間の領域には、感圧部202bの周囲近傍において、感圧部201a側に形成された第1の開口15が配置されている。また、感圧部201aの周囲近傍において、感圧部202b側に形成された第2の開口16が配置されている。そして、第1の開口15の中央位置と、第2の開口16の中央位置とを直線状に結ぶように切り込み17が配置されている。各開口15,16及び切り込み17は、プレス加工又はレーザ加工で形成されており、体圧分布センサシート10を表から裏に貫通している。
第1の開口15は、感圧部201a側に向かって凸に形成され、且つ、感圧部202bの感圧部201a側の半円形の端部に沿って形成された辺(第5の辺)15aと、切り込み17の感圧部202b側の一端から横方向に沿って略直線状に延在した辺(第1の辺)15bと、切り込み17の感圧部202b側の一端から縦方向に沿って略直線状に延在した辺(第2の辺)15cとを含んでおり、これら3つの辺15a〜15cに取り囲まれることで、その開口形状が画定されている。なお、切り込み17と2つの辺15b,15cの接続部分にはアール加工が施されているため、2つの辺15b,15cが切り込み17の一端から僅かに湾曲してから直線状に延在しているが、アール加工が施されていない場合は切り込み17の一端から直線状に延在する。また、2つの辺15b,15cと辺15aの接続部分においてもアール加工が施されている。
第2の開口16は、感圧部202b側に向かって凸に形成され、且つ、感圧部201aの感圧部202b側の半円形の端部に沿って形成された辺(第6の辺)16aと、切り込み17の感圧部201a側の他端から横方向に沿って略直線状に延在した辺(第3の辺)16bと、切り込み17の感圧部201a側の他端から縦方向に沿って略直線状に延在した辺(第4の辺)16cとを含んでおり、これら3つの辺16a〜16cに取り囲まれることで、その開口形状が画定されている。なお、切り込み17と2つの辺16b,16cの接続部分にもアール加工が施されているため、2つの辺16b,16cが切り込み17の他端から僅かに湾曲してから直線状に延在しているが、アール加工が施されていない場合は切り込み17の他端から直線状に延在する。また、2つの辺16b,16cと辺16aの接続部分においてもアール加工が施されている。
また、体圧分布センサシート10の端部では、その位置によって、第1斜め方向について隣り合う感圧部が存在しない場合があるが、そのような感圧部の周囲にも、第1の開口15及び第2の開口16の両方が配置されている。
切り込み17は、第1斜め方向に沿って延在しており、第1斜め方向に沿って平行な2つの辺17a,17bを有している。切り込み17は、第1斜め方向に直交する第2斜め方向に所定の幅を有しており、2つの辺17a,17bが互いに離隔している。そして、切り込み17の辺17aが第1の開口15の辺15b及び第2の開口16の辺16cと繋がっており、切り込み17の反17bが第1の開口15の辺15c及び第2の開口16の辺16bと繋がっており、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17が接続された1つの開口が構成されている。
以上のようにして、体圧分布センサシート10の全面において、複数の感圧部201a〜201d、202a〜202d、203a〜203d、204a〜204dの周囲には、第1の開口15及び第2の開口16が配置される。また、体圧分布センサシート10において、第1斜め方向に関して隣り合う感圧部同士の第1の開口15と第2の開口16とが、切り込み17により接続される。この結果、図2に示すように、体圧分布センサシート10の全面において、切り込み17が、第1斜め方向に沿って形成され、全てが互いに平行に配置される。
図5は、体圧分布センサシート10に形成された開口及び切り込みの形状を示す図である。このようなパターンで、体圧分布センサシート10に第1及び第2の開口15,16及び切り込み17が形成される。
本実施形態においては、第1シート11及び第2シート12の材料として、厚さが数十μmの透明なPET(ポリエチレンテレフタラート)を用いる。しかし、シートの材料には限定されず、ポリエステルやポリイミド等を用いてもよい。
また、感圧部202aを例にとると、感圧部202aに含まれる第1シート11上の感圧電極32aは、第1シート11上の行配線電極22により、感圧部202b,202c,202dに含まれる第1シート上の他の感圧電極と接続されている。また、感圧部202aに含まれる第2シート12上の感圧電極42aは、第2シート上の列配線電極25により、感圧部201a,203a,204aに含まれる第2シート上の他の感圧電極と接続されている。同様に、他の感圧部についても、行配線電極が第1シート上の感圧電極を接続しており、列配線電極が第2シート上の感圧電極を接続している。
そして、上述した第1の開口15、第2の開口16及び切り込み17は、各感圧部の周囲において、配線電極21〜28と交差しないように形成されている。また、配線電極21〜28のそれぞれの一端には、体圧分布センサシート10の端部において、センサコネクタ80と接続するための端子21t〜28tが設けられている。
また、複数の感圧部201a〜201d、202a〜202d、203a〜203d、204a〜204d及び配線電極21〜28は、図2の視野では第2シート12に隠れた位置にあるが、第1シート11、第2シート12の材料は透明なPETであり、これらは透けて見えるため、図2においては実線で示してある。
ここで、体圧分布センサシートの伸長性について以下に説明する。図6は、図1に示す体圧分布センサシート10の伸長性を示す概略図である。図9は、図1に示す体圧分布センサシート10と同様のパターンで第1及び第2の開口、及び、切り込みが形成されたPETシートが横方向に伸長した状態を示した図であり、図10は、図9のPETシートが縦方向に伸長した状態を示した図である。
上述した第1の開口15、第2の開口16及び切り込み17が形成された体圧分布センサシート10を図6(a)に示すように横方向に引っ張ると、体圧分布センサシート10は、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17によって表面を立体的に変化させながら、全体として横方向に大きく伸長する。ここで、図9は、体圧分布センサシート10と同様の切り込みが形成されたPETシートが横方向に伸長した状態を示すが、体圧分布センサシート10も同様に変形し、横方向に伸長する。
同様に、体圧分布センサシート10を図6(b)に示すように縦方向に引っ張ると、体圧分布センサシート10は、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17によって表面を立体的に変化させながら、全体として縦方向に大きく伸長する。ここで、図10は、体圧分布センサシート10と同様の切り込みが形成されたPETシートが縦方向に伸長した状態を示すが、体圧分布センサシート10も同様に変形し、縦方向に伸長する。
以上のように、体圧分布センサシート10は、図6(a)に示す横方向の伸長性と、図6(b)に示す縦方向の伸長性とを有している。ここでの横方向及び縦方向については、図2の縦方向及び横方向に対応した方向である。
次に、体圧分布センサシート10を用いた体圧分布測定システム1により、ベッド90上に設置した体圧分布センサシート10の上に寝ている患者の体圧分布を測定する手順について以下に説明する。
まず、キーボード110やマウス120によりPC100を操作することで、PC100内部に予めインストールされた体圧分布測定ソフトウェア(図示せず)が起動する。このソフトウェアに対して、データ読み込みの指示が与えられると、PC100からの命令により、行配線電極21〜24に順に電圧が印加され、列配線電極25〜28における電圧が、行配線電極ごとに体圧分布センサシート10に接続されたセンサコネクタ80において検出される。
体圧分布は、上記のようにして、体圧分布センサシート10の感圧抵抗体ごとに抵抗値の変化を計測することで計算される。ここで、センサコネクタ80は、体圧分布センサシート10の端子21t〜28tに対応したピンを内蔵しており、体圧分布センサシート10との間で電気信号を送受信できる構造になっている。また、センサコネクタ80は、分割入力された信号を一つにまとめるマルチプレクサ及びAD変換ボードを内蔵しており、体圧分布センサシート10から受け取ったアナログデータである電気信号をデジタル信号に変換して、PC100に転送する。
そして、上記のようにセンサコネクタ80からPC100に転送された圧力分布測定データの電気信号がPC100内部に読み込まれる。
以上のようにして、計測された各感圧抵抗体の抵抗値に対して、PC100内の体圧分布測定ソフトウェアにより適当な計算が行われ、体圧分布センサシート10上の体圧分布測定結果がディスプレイ70に表示される。ここで、患者の体圧分布は、体圧分布センサシート10全体に相当する画像を二次元表示して、感圧抵抗体ごとの圧力の大きさに応じた色を表示する方法や、感圧抵抗体ごとの圧力の大きさに対応した起伏により、体圧分布センサシート10全体に相当する画像を三次元表示させる方法などにより表現される。また、荷重中心、接触面積、総荷重値等をグラフや表として表示させるようにしてもよい。ディスプレイ70にこれらが表示されることで、体圧分布センサシート10に加わった患者の体圧分布を視覚的に確認することができる。
次に、図7及び図8を用いて、図2に示す体圧分布センサシート10の製造方法について説明する。図7は、第1シート11及び第2シート12上に電極が形成された状態を示した図である。図8は、図7に示す電極上に感圧抵抗体を積層させた状態を示した図である。
まず、図7に示すように、第1シート11上に、円形平面形状を有する複数の感圧電極31a〜31d、32a〜32d、33a〜33d、34a〜34d及び4本の行配線電極21〜24を形成する。各感圧電極31a〜31d、32a〜32d、33a〜33d、34a〜34dは、銀ペーストを第1シート11上へ印刷したものである。また、行配線電極21〜24は、それぞれが銀ペーストの印刷により、第1シート11上で図7のようなパターンで横方向へ連続して配置し、それを縦に4行分並べたものである。
また、第2シート12上に、円形平面形状を有する複数の感圧電極41a〜41d、42a〜42d、43a〜43d、44a〜44d及び4本の列配線電極25〜28を形成する。各感圧電極41a〜41d、42a〜42d、43a〜43d、44a〜44dも、銀ペーストを第2シート12上へ印刷したものである。また、列配線電極25〜28は、それぞれが銀ペーストの印刷により、第2シート12上で図7のようなパターンで縦方向へ連続して配置し、それを横に4列分並べたものである。また、配線電極21〜28は、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17と交差しない、図7のようなパターンで印刷する。
次に、図8に示すように、第1シート11上の複数の感圧電極31a〜31d、32a〜32d、33a〜33d、34a〜34d上に、円形の感圧抵抗体51a〜51d、52a〜52d、53a〜53d、54a〜54dを積層する。同様に、第2シート12上の複数の感圧電極41a〜41d、42a〜42d、43a〜43d、44a〜44d上に、円形の感圧抵抗体61a〜61d、62a〜62d、63a〜63d、64a〜64dを積層する。これらの複数の感圧抵抗体51a〜51d、52a〜52d、53a〜53d、54a〜54d、61a〜61d、62a〜62d、63a〜63d、64a〜64dは、後述するように、第1シート11及び第2シート12を図7及び図8に示す折り目Dで折り畳んだときに、それぞれの各感圧抵抗体同士が接触するように配置する。例えば、第1シート11の感圧抵抗体51aは、第2シート12の感圧抵抗体61aと対応しており、折り目Dで折り畳んだときに、両者が接触するように配置する。以下同様に、感圧抵抗体51b及び感圧抵抗体61b、感圧抵抗体51c及び感圧抵抗体61c、感圧抵抗体51d及び感圧抵抗体61dというように、感圧抵抗体54d及び感圧抵抗体64dに至るまで、全ての感圧抵抗体が、第1シート11と第2シート12とで互いに対応するように配置する。
第1シート11及び第2シート12をそれぞれ上記のように構成することにより、対応する感圧電極間が、図7のようなパターンを描いた配線電極で接続される。
第1シート11及び第2シート12を、図8に示す折り目Dを軸として、第1シート11上の複数の感圧抵抗体51a〜51d、52a〜52d、53a〜53d、54a〜54dが設置された面と、第2シート12上の複数の感圧抵抗体61a〜61d、62a〜62d、63a〜63d、64a〜64dが設置された面とが接触するように貼り合わせる。ここで、第1シート11と第2シート12との間の複数の感圧抵抗体を除いた部分には、両シートを貼り合わせるための接着剤による粘着層150、及び、配線電極21〜24と配線電極25〜28とが接触しないようにするための絶縁層160が挟まれる(図3参照)。
第1シート11と第2シート12とを重ね合わした後で、上述した第1及び第2の開口15,16及び切り込み17を形成すると、図2に示す体圧分布センサシート10となる。
ここで、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の形成方法について、以下に説明する。図11は、体圧分布センサシートの第1及び第2の開口、及び、切り込みの形成方法を経時的に示した図である。図12は、図11(a)に示す基本形状線と同様の切り込みが形成されたシートを折り曲げたときの部分斜視図である。図13は、図2に示す圧力分布センサシート10を折り曲げたときの部分斜視図である。
体圧分布センサシート10に第1及び第2の開口15,16及び切り込み17を形成するときは、まず、図11(a)に示すような、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の基本形状線15a´,16a´,17´を仮想する。基本形状線15a´,16a´は、各開口15,16の辺15a,16aに対応する線であり、基本形状線17´は、基本形状線15´,16´の中央位置を結ぶ線である。
仮に、この基本形状線15a´〜17´とほぼ同様な切り込み(すなわち、幅をほとんど持たない線状の切り込み)を体圧分布センサシートに形成すると、横方向に並ぶ各切り込み17´の中心を通る折り目Eで体圧分布センサシートを折り曲げたときに、図12に示すように、基本形状線15a´,16a´と基本形状線17´との接続部分の角部(図11(a)に示すハッチング部分)が表面から突出する。このように角部が表面から突出すると、患者が体圧分布センサシート上に載って体圧分布センサシートが折り曲げられるように撓んだときに、表面から突出した角部と患者とが接触し、その接触力が感圧抵抗体に影響を及ぼし、患者の体圧分布の測定を適正に行うことができない場合がある。
しかしながら、本実施形態においては、この基本形状線15a´〜17´を仮想した後、図11(b)に示すように、基本形状線15a´,16a´の端部から基本形状線17´まで、横方向及び縦方向に沿って延びる仮想直線15b´,15c´,16b´,16c´を仮想する。これら仮想直線15b´,15c´,16b´,16c´は、それぞれ第1の開口15の辺15b,15c及び第2の開口16の辺16b,16cに対応しており、3つの線15a´,15b´,15c´で取り囲む領域を除去すると、基本形状線15a´と基本形状線17´との接続部分の角部が除去され、3つの線16a´,16b´,16c´で取り囲む領域を除去すると、基本形状線16a´と基本形状線17´との接続部分の角部が除去される。すなわち、第1及び第2の開口15,16を形成すると、折り目Eで折り曲げたときに突出する角部がなくなるので、圧力分布センサシート10が折り曲げられるように撓んだ状態でも、圧力分布の測定を適正に行うことができる。
次に、基本形状線17´と平行であって基本形状線17´から等距離離れた仮想直線17a´,17b´を仮想する。仮想直線17a´,17b´は、切り込み17の辺17a,17bに対応する。そして、これら基本形状線15a´,16a´,17´、及び、仮想直線15b´,15c´,16b´,16c´,17a´,17b´の接続部分を、図11(c)に示すように、アール処理を施し、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の外形線19を想定する。
次に、レーザ加工又はプレス加工により、圧力分布センサシート10に外形線19に沿った開口を形成する。こうして、圧力分布センサシート10に第1及び第2の開口15,16及び切り込み17を形成することができる。こうして、形成された圧力分布センサシート10を図11(a)に示す折り目Eと同じ位置で折り曲げても、図13に示すように、この圧力分布センサシート10には、上記角部が除去されているため、ほとんど表面から角部が突出しない。すなわち、第1の開口15が辺15b,15cを含み、第2の開口16が辺16b,16cを含むので、各開口15,16と切り込み17との接続部分の角部が面取りされた格好となる。このように、接続部分の上記角部が除去された格好になると、圧力分布センサシート10を縦方向及び横方向のいずれかに折り曲げられたときに、開口15,16と切り込み17との接続部分近傍が表面から突出するのを抑制することができる。そのため、圧力分布センサシート10が折り曲げられるように撓んだ状態でも、圧力分布の測定を適正に行うことができる。
以上のように、本実施形態の圧力分布センサシート10によると、体圧分布センサシート10は、縦方向と横方向とに伸長性を有しており、柔軟性のあるマットや布団などの上に配置した場合でも皺が生じないため、患者の体圧分布を適正に測定することができる。
また、本実施形態に係る体圧分布測定システム1によると、体圧分布センサシート10は、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の長さを蜷局状の切り込みに比べて短くできるため、これらを形成する作業を低コストで迅速に行なうことができる。
また、体圧分布センサシート10の第1及び第2の開口15,16及び切り込み17を上記のようなパターンとすることで、簡単な構成により、体圧分布センサシート10の縦方向及び横方向の伸長性を向上させることができる。加えて、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17同士が交差しないようにしつつ、体圧分布センサシート10の縦方向及び横方向の伸長性をより向上させることができる。さらに、体圧分布センサシート10の縦方向及び横方向の伸長性を等しくすることが出来る。
また、切り込み17の互いに平行な辺17a,17bが離隔するような幅を切り込み17が有しているため、圧力分布センサシート10が折り曲げられるように撓んでも、切り込み17の辺17a,17b同士が接触しなくなる。そのため、圧力分布の測定をより適正に行うことができる。
さらに、配線電極21〜28は、第1または第2のシート部材上において第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の全てと交差しないように配置されているため、体圧分布センサシート10の縦方向及び横方向の伸長性を損なわずに、体圧分布計測を行なうことができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、本実施形態における体圧分布センサシート10の第1及び第2の開口15,16の形状は一例であり、この形状に限るものではなく、各開口15,16の第2斜め方向の端部に丸孔が形成されていてもよい。この場合、体圧分布センサシートが縦、横及び斜め方向に延びても丸孔によってシート部材が破れにくくなる。また、第1及び第2の開口15,16及び切り込み17の各辺同士が繋がった部分にアール加工が施されていなくてもよい。また、切り込み17は、各辺17a,17bが接触しないような幅を有さず、線状の切り込みであってもよい。切り込み17は、第1の開口15の中央位置と、第2の開口16の中央位置とを直線状に接続していなくてもよい。また、第1、第2の開口15,16を、感圧電極の半円形の端部に沿った半円形に形成しなくてもよいし、第1斜め方向に関して隣り合う感圧部に向かって凸に形成しなくてもよい。
本実施形態においては、4行4列の16個の感圧電極を有する体圧分布センサシート10について説明しているが、これは一例であり、感圧電極の数は変更可能である。
また、本実施形態において、感圧電極を円型としているが、感圧電極の形状は円形には限られず、例えば多角形であってもよい。
また、本実施形態においては、感圧抵抗体に感圧導電性インクを用いているが、感圧導電性インク以外でも、感圧導電性ゴムなど圧力により電気抵抗が変化するものであればよい。
また、本実施形態においては、銀ペーストの印刷により電極を形成しているが、電極の材料は、銀ペースト以外でも導電性のあるインクであればよい。また、印刷を伴わない例えばフォトエッチングなどであってもよい。
また、感圧抵抗体が、第1シート11上の感圧電極及び第2シート12上の感圧電極上にそれぞれ形成されているが、いずれか一方の感圧電極上にだけ形成されていてもよい。
本発明の一実施形態による体圧分布測定システムの全体図である。 図1の体圧分布センサシートの外観を示す図である。 図2に示すC−C線に沿った断面図である。 図2の配線電極を除いた要部拡大図である。 図2に示す体圧分布センサシートの第1及び第2の開口、及び、切り込みの形状を示した図である。 (a)は図1に示す体圧分布センサシートの横方向の伸長性を示す概略図であり、(b)は図1に示す体圧分布センサシートの縦方向の伸長性を示す概略図である。 第1シート及び第2シート上に電極が形成された状態を示した図である。 図7に示す電極上に感圧抵抗体を積層させた状態を示した図である。 図1に示す体圧分布センサシートと同様のパターンで第1及び第2の開口、及び、切り込みが形成されたPETシートが横方向に伸長した状態を示した図である。 図9のPETシートが縦方向に伸長した状態を示した図である。 体圧分布センサシートの第1及び第2の開口、及び、切り込みの形成方法を経時的に示した図である。 図11(a)に示す基本形状線と同様の切り込みが形成されたシートを折り曲げたときの部分斜視図である。 図2に示す圧力分布センサシートを折り曲げたときの部分斜視図である。
符号の説明
1 体圧分布測定システム
10 体圧分布センサシート
11 第1シート(第1のシート部材)
12 第2シート(第2のシート部材)
15 第1の開口
15a 辺(第5の辺)
15b 辺(第1の辺)
15c 辺(第2の辺)
16 第2の開口
16a 辺(第6の辺)
16b 辺(第3の辺)
16c 辺(第4の辺)
17 切り込み
17a,17b 辺
21〜28 配線電極
21t〜28t 端子
31a〜31d、32a〜32d、33a〜33d、34a〜34d、41a〜41d、
42a〜42d、43a〜43d、44a〜44d 感圧電極
51a〜51d、52a〜52d、53a〜53d、54a〜54d、61a〜61d、
62a〜62d、63a〜63d、64a〜64d 感圧抵抗体
201a〜201d、202a〜202d、203a〜203d 感圧部

Claims (6)

  1. 互いに離隔し且つ縦方向及び横方向の2方向にマトリクス状に配列された複数の電極を有する第1のシート部材と、前記第1のシート部材に積層されており、互いに離隔し且つ前記2方向にマトリクス状に配列されると共に前記第1のシート部材上の前記複数の電極のそれぞれに対向する複数の電極を有する第2のシート部材と、前記第1のシート部材上の前記複数の電極と前記第2のシート部材上の前記複数の電極とのそれぞれの間に配置された複数の感圧抵抗体とを備えたセンサシートであって、
    前記第1及び第2のシート部材上の一斜め方向に関して隣り合う一対の電極間の領域には、
    前記一対の電極のうちの一方の電極の周囲近傍において、他方の電極側に形成された第1の開口と、
    前記一対の電極のうちの他方の電極の周囲近傍において、一方の電極側に形成された第2の開口と、
    前記第1の開口と前記第2の開口とを接続する切り込みとが形成されており、
    前記第1の開口は、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記横方向に沿って延在する第1の辺、及び、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記縦方向に沿って延在する第2の辺を含む複数の辺によってその開口形状が画定されており、
    前記第2の開口は、前記切り込みの前記一斜め方向の他端から前記横方向に沿って延在する第3の辺、及び、前記切り込みの前記一斜め方向の一端から前記縦方向に沿って延在する第4の辺を含む複数の辺によってその開口形状が画定されていることを特徴とするセンサシート。
  2. 前記第1の開口が、前記第1の辺、前記第2の辺、及び、前記他方の電極側に向かって凸に形成された第5の辺によってその開口形状が画定されており、
    前記第2の開口が、前記第3の辺、前記第4の辺、及び、前記他方の電極側に向かって凸に形成された第6の辺によってその開口形状が画定されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサシート。
  3. 前記複数の電極は円形状であって、
    前記第5の辺が、前記一方の電極の他方の電極側の半円形の端部に沿って形成されており、
    前記第6の辺が、前記他方の電極の一方の電極側の半円形の端部に沿って形成されていることを特徴とする請求項2に記載のセンサシート。
  4. 前記切り込みは、前記第1の開口の中央位置と前記第2の開口の中央位置とを接続することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセンサシート。
  5. 前記切り込みは前記一斜め方向に沿って延在しており、
    前記切り込みの前記一斜め方向に沿って互いに平行な辺同士が離隔するような幅を、前記切り込みが有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセンサシート。
  6. 前記第1のシート部材はそれに形成された前記複数の電極を接続する配線を有し、
    前記第2のシート部材はそれに形成された前記複数の電極を接続する配線を有しており、
    前記配線は、前記第1又は第2のシート部材上において前記第1の開口、前記第2の開口、及び、前記切り込みのすべてと交差しないように配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサシート。
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