JP5458196B2 - 塗布動作評価装置、塗布動作評価方法、及び塗布動作評価プログラム - Google Patents

塗布動作評価装置、塗布動作評価方法、及び塗布動作評価プログラム Download PDF

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Description

本発明は、塗布動作評価装置、塗布動作評価方法、及び塗布動作評価プログラムに関する。
サンケア化粧品は、紫外線防御に特化した機能性化粧品として知られている。一般に、紫外線防御効果は、SPF(Sun Protection Factor)値に代表される数値化された指標が用いられ、消費者は実際に利用するシーンに応じて相応しい数値が表示された製品を購入する。
このSPF値は、「ISO in vivo SPF測定法」(例えば、非特許文献1参照)等に基づく値であり、ヒト被験者の皮膚を用いるin vivo測定によって得られる。in vivo SPF測定では、専門技術者(塗布者)が「指」を用いて規定された量のサンケア化粧品を皮膚に塗布した状態で測定する。この測定において指を用いるのは、消費者がサンケア化粧品を実際に利用する際に主として指を用いるためであり、皮膚上における塗布状態を近似させるためである。
しかしながら、同一のサンプルを用いて塗布した場合でも、一定の再現性(repeatability)が得られない塗布状態では、測定結果が異なってしまう。そこで、専門技術者においては、一定の再現性が得られる塗布状態を実現することが求められている。また、ある塗布者が、同一サンプルに対して高い再現性を得られたとしても、他の塗布者が同じような再現性を得られるとは限らない。したがって、in vivo SPFによる測定結果の信頼性を高めるためには、所定の塗布者だけでなく、複数の塗布者による塗布状態の再現性を高めていくことが求められている。
ここで、塗布状態の再現性を高めるとは、毎回、同じような所定の塗布状態を実現することである。これは、例えば毎回、塗布面を均一な厚みで塗布するように仕上げることであり、塗布面のどの部位で測定しても、同一の測定結果が得られることを意味する。なお、塗布されたサンプルの実際の厚みは、配合成分中の残存分の割合に依存する。例えば、in vivo SPF測定法で規定されたサンプル塗布量(2.00mg/cm)に基づくとミクロン単位となり、この厚みで塗布面を均一に仕上げるように指で塗布するのは容易ではない。
また、近年では、被験者の皮膚を用いることなく、皮膚の代替となる塗布基板(例えば、特許文献1、非特許文献2参照)を用いて、サンプルのSPF値を物理的測定により予想するin vitro SPF測定による提案がなされている(例えば、特許文献2、3、非特許文献3参照)。この方法は、サンケア化粧品等の開発段階において、簡便かつ短時間に安価で測定できるため、しばしば利用される。
しかしながら、in vitro SPF測定は、in vivo SPF測定の結果を予測するための方法であり、上述した塗布基板にサンプルを塗布する際には、in vivo SPF測定の方法に準じて「指」を用いて塗布する。したがって、in vitro SPF測定においても、in vivo SPF測定においても、上述した塗布状態の再現性を高めることが求められている。なお、近年では、塗布方法の詳細を標準化することで再現性を向上する提案がなされている(例えば、特許文献4参照)。
特許第4454695号公報 特開2008−096151号公報 特許第4365452号公報 国際公開第2010/113961号パンフレット ISO 24444,INTERNATIONAL STANDARD, Cosmetics−Sun protection test methods− In vivo determination of the sun protection factor (SPF) Ferrero L.et al., Importance of Substrate Roughness for In vitro Sun Protection Assessment,IFSCC Magazine,Vol.9,No.2,2−13(2006) Stanfield J.et al., Optimizing in vitro measurement of Sunscreen Protection,SOFW−Journal,7,19−23(2006)
しかしながら、上述したサンケア化粧品の塗布方法及び塗布に由来する再現性については、科学的に研究された事例がほとんどない。例えば、上述した特許文献4では、塗布方法の詳細を標準化することで再現性を向上する提案がなされているが、再現性に影響する要因については明らかにされていない。したがって、in vitro SPF測定及びin vivo SPF測定においては、塗布者内又は塗布者間において、上述した再現性を高めるための塗布方法を取得するための相当なトレーニングが求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、塗布動作に関する再現性を向上させるための塗布動作評価装置、塗布動作評価方法、及び塗布動作評価プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、塗布動作評価装置において、塗布対象面に対する指又は指サックを用いた塗布動作に応じて、前記塗布対象面に配置された複数のセンサから得られる押圧力を検出する検出手段と、前記検出手段により得られるセンサそれぞれにかかる押圧力の前記塗布対象面の各辺に係る割合に基づき、前記塗布対象面に対する前記塗布動作の押圧位置を推定する推定手段と、前記検出手段により得られる押圧力及び前記推定手段により得られる押圧位置に基づき、前記塗布動作に応じた荷重分布を生成する荷重分布生成手段と、前記荷重分布生成手段により得られた荷重分布を、画面上に表示する表示手段と、前記推定手段により得られた押圧位置に係る前記押圧力に基づき、前記塗布動作による塗布圧の均一性を評価する評価手段とを有する。

塗布動作に関する再現性を向上させることが可能となる。
本実施形態に係る塗布動作評価装置の外観図を示す図である。 本実施形態に係る塗布動作評価装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る塗布動作評価装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る塗布動作評価処理手順を示すフローチャートである。 塗布基板上で塗布されるサンプル塗布方法を説明する図である。 押圧力測定におけるセンサキャリブレーションを説明する図である。 押圧位置推定前におけるセンサキャリブレーションについて説明する図である。 座標補正量取得処理の流れを示すフローチャートである。 変位量を取得するときに用いる式の考え方の一例を説明する図である。 押圧位置推定処理の流れを示すフローチャートである。 塗布動作中に示される表示画面の一例を示す図である。 各ステップの荷重分布及び結果を示す表示画面の一例を示す図である。 各塗布動作とin vitro SPF予測値との関係を示す図である。 各サンプルの塗布圧とin vitro SPF予測値との関係を示す図である。 各サンプルの塗布圧とin vitro SPF予測値のCV値(%)との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<本発明について>
上述したように、塗布状態の再現性を高める条件の1つとして均一な厚みで塗布することが求められている。本発明者により、例えば所定の塗布圧で塗布した塗布面を分光測定装置により多点計測したところ、均一な厚みの塗布は、均一な塗布圧で塗布することにより得られることが分かった。本発明は、塗布動作における塗布圧を計測し、均一な塗布圧で塗布するよう塗布動作を評価することで、上述した均一な厚みの塗布を実現し、塗布状態の再現性を向上させる。
<塗布動作評価装置の概略図>
図1は、本実施形態に係る塗布動作評価装置の外観図を示している。図1(A)は、塗布動作評価装置全体を示す。また、図1(B)は、塗布対象面上での塗布動作を示す。また、図1(C)は、塗布対象面に配置されたセンサを示す。
なお、以下の説明では、塗布対象面に塗布する皮膚外用剤の一例としてサンケア化粧品(日焼け止め)を用いるが、本発明においてはこれに限定されず、例えばメーキャップ化粧品、スキンケア化粧品等を用いることが可能である。また、塗布対象面での塗布動作は、in vivo SPF測定方法に準じて、サンケア化粧品の所定量のサンプルを、例えば指又は指サックを用いて塗布する動作を示すが、本発明においてはこれに限定されず、皮膚外用剤を用いない塗布動作であっても良い。
図1(A)〜図1(C)に示すように、塗布動作評価装置10は、塗布動作に応じて押圧力(塗布圧)を検出するセンサ部20と、センサ部20で検出された押圧データを処理して生成された画像を表示する表示部30とを有するように構成される。
センサ部20は、塗布基板21と、センサ22と、塗布基板21の位置を規制する位置規制部材23とを有するように構成される。
塗布基板21は、所定部位の皮溝及び皮丘を模した皮膚代替膜(プレート)であり、例えば「SPF MASTER PA01」等を用いることができるが、これに限定されるものではない。
塗布基板21は、センサ22上に設けられた板部材等に配置され、マグネット等の位置規制部材23により配置位置が規制される。塗布基板21の塗布対象面24は、例えば約5×5cm程度の大きさを有するが、これに限定されるものではない。本実施形態では、ユーザの指又は指サック等により塗布対象面24にサンプルを塗布する動作が行われる。
センサ22は、例えば4つのセンサ22A〜センサ22Dを有する。また、センサ22は、例えば塗布対象面24の下面の4隅に配置される。センサ22は、例えば歪ゲージやロードセル等であり、センサ22A〜センサ22Dに加わる押圧力(微小荷重)の変化を測定する。なお、センサ22は、配置を変更することにより、例えば3つのセンサにより構成しても良い。
表示部30は、塗布対象面24に対するユーザの塗布動作により時間とともに変化する押圧力を逐次表示モードにより表示したり、時間とともに変化する押圧力を塗布動作評価装置10の内部に設けられたメモリ等に記憶しておき、累積表示モードにより画面上に荷重分布を表示したりすることができる。また、表示部30は、塗布動作評価装置10を用いたユーザの塗布動作を評価するための各種設定画面等を表示する。
<塗布動作評価装置:機能構成例>
次に、上述した塗布動作評価装置10の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る塗布動作評価装置の機能構成の一例を示している。
図2に示すように、塗布動作評価装置10は、入力手段41と、出力手段42と、記録手段43と、検出手段44と、算出手段45と、推定手段46と、荷重分布生成手段47と、評価手段48と、画面生成手段49と、制御手段50とを有するように構成される。
入力手段41は、例えばキーボードや、マウス等のポインティングデバイス等を有し、各種指示の開始や終了等の入力を受け付ける。
出力手段42は、例えばディスプレイやスピーカ等を有し、入力手段41により入力された内容や、入力内容に基づいて実行された内容等の表示、音声出力等を行う。出力手段42は、例えば、図1に示す表示部30に対応し、荷重分布生成手段47により得られた荷重分布を画面に表示したり、画面生成手段49により生成された各種画面を表示したりする。
記録手段43は、検出手段44により得られるセンサ22A〜22Bにかかる押圧力や推定手段46により推定された押圧位置を記録する。また、記録手段43は、算出手段45による算出結果等を記録したり、予め設定された押圧力の適正値を記録しておいたりしても良い。
検出手段44は、例えば、図1に示すセンサ部20に対応し、塗布対象面24に対する塗布動作に応じて、塗布対象面24に配置された複数のセンサ22から得られるデータを処理して押圧力を検出する。検出手段44は、塗布対象面24に対する指又は指サックを用いた塗布動作により得られた押圧力や、塗布対象面24上に設けられた皮膚外用剤を塗布する塗布動作により得られた押圧力を検出する。
算出手段45は、検出手段44により得られる押圧力を、例えば20msごとに取得し、所定時間(例えば0.5秒)の押圧力のピーク値を算出する。なお、算出手段45は、上記の算出手法に限定されるものではなく、例えば所定時間に含まれる押圧力の平均値を算出しても良い。また、押圧力を取得する時間間隔は、上述した20msごとに限定されるものではなく、例えば、塗布動作の違い等に応じて変化させることができる。
推定手段46は、検出手段44により得られるセンサ22それぞれにかかる押圧力に基づき、塗布対象面24における塗布動作の押圧位置を推定する。なお、推定手段46における押圧位置推定方法については後述する。
荷重分布生成手段47は、リアルタイムで検出手段44により得られる押圧力及び推定手段46により得られる押圧位置に基づき、塗布対象面24に対する塗布動作により得られる荷重分布を生成する。荷重分布生成手段47は、例えば、荷重に対応する色情報を予め設定しておき、検出手段44により得られた押圧力による荷重情報に基づいて、塗布対象面24上の対応する押圧位置に色分布を生成する。
なお、押圧位置の情報は、推定手段46により得られる。また、荷重分布生成手段47は、例えば記録手段43に記録された押圧力を押圧位置ごとに累積した累積値を用いて荷重分布(累積色分布)を生成する。
評価手段48は、算出手段45により得られる所定時間の押圧力のピーク値又は平均値を予め設定された適正値と比較し、比較結果に応じて塗布動作を評価する。
画面生成手段49は、本実施形態における塗布動作の評価を実行するための各種画面や実行結果の画面等を生成する。また、画面生成手段49は、生成した画面を出力手段42等に出力する。
制御手段50は、塗布動作評価装置10の各構成部全体の制御を行う。制御手段50は、例えばユーザ等による入力手段41からの指示に基づいて、検出手段44や、推定手段46、荷重分布生成手段47等を制御する。
<塗布動作評価装置:ハードウェア構成例>
上述した塗布動作評価装置10の各構成は、各機能をコンピュータに実行させる塗布動作評価プログラムを生成し、例えば汎用のパーソナルコンピュータやサーバ等にインストールすることにより実行することが可能である。図3は、本実施形態に係る塗布動作評価装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、塗布動作評価装置10は、入力装置51と、出力装置52と、ドライブ装置53と、補助記憶装置54と、メモリ装置55と、CPU(Central Processing Unit)56と、ネットワーク接続装置57とを有するように構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置51は、ユーザ等が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有し、ユーザ等からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。
出力装置52は、本実施形態の各処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要なGUI(Graphical User Interface)や画面生成手段49により生成された画面等を表示するディスプレイを有し、CPU56が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示する。
なお、入力装置51と出力装置52とは、例えばタッチパネル等のような一体型の入出力装置であっても良い。
ここで、コンピュータ本体にインストールされる塗布動作評価プログラムは、例えばUSBメモリやCD−ROM等の可搬型の記録媒体58等により提供される。記録媒体58は、ドライブ装置53にセット可能であり、記録媒体58に含まれるプログラムが、記録媒体58からドライブ装置63を介して補助記憶装置54にインストールされる。
補助記憶装置54は、ハードディスク等のストレージ手段であり、塗布動作評価プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム等を記憶し、必要に応じて入出力が行える。
メモリ装置55は、CPU56により補助記憶装置54から読み出されたプログラム等を格納する。メモリ装置55は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等を用いる。
CPU56は、OS(Operating System)等の制御プログラム、及びメモリ装置55に格納されているプログラムに基づいて各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御する。なお、プログラム実行中の各種情報等は、補助記憶装置54から取得し、また実行結果等を格納する。
ネットワーク接続装置57は、通信ネットワーク等と接続することにより、通信ネットワークに接続されている他の装置からプログラムを取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果等を他の装置に提供したりする。
塗布動作評価装置10は、上述したハードウェア構成を有することにより、本実施形態に係る各処理を実行することが可能となる。
<塗布動作評価処理手順>
次に、上述した塗布動作評価装置10により実行される塗布動作評価処理手順について説明する。図4は、本実施形態に係る塗布動作評価処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、塗布動作評価装置10は、塗布対象面24に対する塗布動作に応じて、検出手段44によりセンサ22A〜22Dから得られる押圧力を検出すると(S10)、算出手段45が、時間とともに変化する押圧力を取得する(S11)。
推定手段46は、検出手段44により得られるセンサ22それぞれにかかる押圧力に基づき、塗布対象面24における塗布動作の押圧位置を推定する(S12)。
次に、出力手段42は、算出手段45により取得した押圧力を表示する(S13)。また、荷重分布生成手段47は、検出手段44により得られる押圧力及び推定手段46により得られる押圧位置に基づき、塗布動作に応じた荷重分布を生成し、生成された荷重分布を出力手段42に表示する(S14)。
評価手段48は、算出手段45により得られた所定時間の押圧力のピーク値と予め設定された適正値とを比較し、比較結果に応じて塗布動作を評価する(S15)。
次に、制御手段50は、塗布動作が終了したか否か判断し(S16)、終了していないと判断した場合(S16において、NO)、S10の処理に戻る。一方、終了したと判断した場合(S16において、YES)、処理を終了する。
<サンプル塗布方法>
次に、上述した塗布基板21上で塗布されるサンプル塗布方法(サンプル秤量から塗布までの手順)について説明する。図5は、塗布基板上で塗布されるサンプル塗布方法を説明する図である。なお、図5(A)は、サンプル秤量を示す図であり、図5(B)は、サンプル秤量を行った塗布基板21を固定した図であり、図5(C)は、塗布手順の流れを示す図である。
図5(A)に示すように、サンプル秤量は、所定時間内に、例えばシリンジ等を用いて、例えば5×5cmの大きさの塗布基板21上に、約30〜60スポットの範囲で行う。
次に、図5(B)に示すように、塗布基板21を、塗布動作評価装置10のセンサ部20上に配置して位置規制部材23により位置を規制する。
次に、指又は指サックを使用して、以下に示す塗布動作を開始する。まず、ステップ1として、約10秒間で、塗布基板21上に小さい円を何度も描いてサンプルを全体に広げる。このとき、25〜50gの塗布圧でサンプルを、塗布基板21の塗布対象面24全体に伸ばすように塗布すると良い。
次に、ステップ2として、図5(C)の[I]に示すように、垂直方向(図5の例では縦方向)への塗布動作として、1ストローク(例えば、約0.5秒)を10回行う。また、図5(C)の[II]に示すように、水平方向(図5の例では横方向)への塗布動作として、1ストローク(例えば、約0.5秒)を10回行う。ステップ2では、上述した垂直方向への塗布動作(例えば、約5秒)と水平方向への塗布動作(例えば、約5秒)とを1セットとして、5セット繰り返す(例えば、約50秒)。
本実施形態では、塗布動作評価装置10により、上述した塗布動作により得られる塗布圧等から塗布動作を評価する。
<押圧力測定におけるセンサキャリブレーション>
図6は、押圧力測定におけるセンサキャリブレーションを説明するための図である。算出手段45は、まず起動時のキャリブレーションとして以下の処理を実行する。
図6(A)に示すように、何も載せていない状態(0g)時の各センサ(センサ22A〜22D)のデータ(ゼロ値データ)を取得して合計出力値Aとする。また、図6(B)に示すように、例えば100gの重り(分銅)を塗布基板21の中央に乗せた状態の各センサのデータを取得して合計出力値Bとする。なお、合計出力値A及び合計出力値Bは、以下に示す(1)式、(2)式で算出される。
Figure 0005458196
ここで、ゼロ値データa0,nを0g時の各センサ出力(nはセンサ番号1,2,3,4に対応し、番号1〜4はセンサ22A〜22Dに対応する)とし、b100,nを100g時の各センサ出力とする。次に、キャリブレーション用の係数kを求める。係数kは、k=100.0/(B−A)として求めることができる。
次に、測定開始にあたり、0g時のセンサの値を取得し、合計出力値Aを求め、実際に測定が開始すると、各センサのデータを逐次取得して合計出力値Cとする。なお、各センサ出力をc計,nとし、合計出力値Cは、以下に示す(3)式で算出される。
Figure 0005458196
次に、センサ22の出力を逐次0g時の値との差分を取り、上述した係数kを掛け、測定押圧(すなわち押圧力)Gを求める。測定押圧Gは、例えばG=k(C−A)として求めることができる。
<押圧位置推定前のセンササキャリブレーション(事前処理)>
図7は、押圧位置推定前のセンサキャリブレーションについて説明する図である。図7(A)に示すように、センサ22A〜22D上に設けられた塗布対象面24の矩形領域を16分割し、分割された矩形領域のそれぞれの座標(x、y)を、(x,y)=(0,0)〜(4、4)とする。
推定手段46は、まず、塗布対象面24に何も載せていない状態(例えば0g)で、センサ22A〜22Dから得られる出力値(ゼロ値データa0,n)を取得する。次に、図7(B)に示すように、設定された座標各点(図7(B)の例では25ヶ所)に所定の重り(例えば100g)の分銅を載せて、センサ22A〜22Dから得られる出力値ccal,n(x,y)を取得する(x=0,1,2,3,4、y=0,1,2,3,4)。
次に、所定の重りを載せた出力値ccal,n(x,y)からゼロ値データa0,nを差し引き、ゼロ値補正をした出力値dcal,n(x,y)を取得する。なお、ゼロ値補正をした出力値dcal,n(x,y)は、例えば以下の式(4)を用いて求める。
Figure 0005458196
次に、上述の座標各点においてセンサ22A〜22Dのゼロ値補正をした出力値dcal,n(x,y)を合計して、合計出力値Dcal,n(x,y)を、例えば以下の式(5)を用いて取得する。また、合計出力値Dcal,n(x,y)に対するセンサ22A〜22Dそれぞれの出力値dcal,n(x,y)の割合(個別出力割合ecal,n(x,y))を、例えば以下の式(6)を用いて取得する。
ここで、センサ22A〜22Dの個別出力割合ecal,n(x,y)の最大値と最小値との差が所定の値(例えば「100」)となるように、例えば以下の式(7)を用いて校正値Valcal,n(x,y)を求める。次に、校正値Valcal,n(x,y)を用いて、センサ22A〜22Dの個別出力割合ecal,n(x,y)の最大値と最小値とがそれぞれ所定の値(例えば「100」、「0」)となるように、校正した値fcal,n(x,y)を、例えば以下の式(8)を用いて求める。
Figure 0005458196
上述のように、予めセンサキャリブレーションを行う。また、校正した値fcal,n(x,y)を用いて、以下の通り、塗布対象面24の矩形領域(補正対象領域)の座標を設定するために用いられる座標補正量を取得する。
なお、以下の説明では、図7(C)に示すように、センサ22A及びセンサ22Bを端部とする辺を左辺とし、センサ22B及びセンサ22Cを端部とする辺を下辺とする。また、センサ22C及びセンサ22Dを端部とする辺を右辺とし、センサ22D及びセンサ22Aを端部とする辺を上辺とし、この各辺により構成された矩形領域(すなわち補正対象領域)を、塗布対象面24に対応させたものとして説明する。
<座標補正量取得処理の流れ>
図8は、座標補正量取得処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、センサ22A〜22Dからゼロ値データa0,nを取得すると(S20)、座標地点(図7の例では、25ヶ所)に所定の重り(例えば100g)を載せたときの出力値ccal,n(x,y)を取得して(S21)、各座標地点でゼロ値補正をした出力値dcal,n(x,y)を取得する(S22)。
次に、各座標地点の合計出力値Dcal,n(x,y)を取得すると、各座標地点の合計出力値Dcal,n(x,y)に対するセンサ22A〜22Dそれぞれの出力値dcal,n(x,y)の割合(個別出力割合ecal,n(x,y))を取得する(S23)。
次に、センサ22A〜22Dの個別出力割合ecal,n(x,y)のうち最大値と最小値とを求め、最大値と最小値との差が所定の値(例えば「100」)となるための校正値Valcal,nを求める(S24)。
次に、上述した最大値と最小値とがそれぞれ所定の値(例えば「100」、「0」)となるよう、センサ22A〜22Dの個別出力割合ecal,n(x,y)を、校正値Valcal,n(x,y)を用いて校正し、校正した値fcal,n(x,y)を取得する(S25)。
次に、各辺の所定位置(例えば上述した25ヶ所のうち、塗布対象面24の外周と接する16ヶ所)での各辺に係る圧力の割合Ucal(x,y)、Bcal(x,y)、Lcal(x,y)、Rcal(x,y)を、以下の式(9)を用いて取得する(S26)。
Figure 0005458196
例えば、座標(0,0)における上辺に係る割合を求める場合には、Ucal(0,0)=fcal,4(0,0)/(fcal,1(0,0)+fcal,4(0,0))を用いる。同様に、座標(0,0)における下辺、左辺、右辺に係る圧力の割合についてもそれぞれ求める。
次に、上述した所定位置(例えば25ヶ所のうち、塗布対象面24の外周と接する16ヶ所)を押圧したときの垂直方向に係る圧力の割合Vcal(x,y)又は水平方向に係る圧力の割合Hcal(x,y)を、以下の式(10)を用いて求める(S27)。
Figure 0005458196
次に、上述した所定位置(例えば25ヶ所のうち、塗布対象面24の外周と接する16ヶ所)における各辺からの変位量WXcal(x,y)、WYcal(x,y)を、以下の式(11)を用いて取得する(S28)。
なお、各辺からの変位量WXcal(x,y)、WYcal(x,y)を取得するときに用いる式の考え方については後述するが、この変位量は、所定位置を押圧したときのセンサ22A〜22Dの出力値に対応する位置情報に変換される。
Figure 0005458196
次に、上述した各辺の変位量の平均値を、以下の式(12)を用いて取得する(S29)。
Figure 0005458196
例えば左辺の場合には、左辺の座標各点(0,1)、(0,2)、(0,3)、(0,4)で得られる各変位量から、左辺の変位量の平均値を取得する(Lcx=average(WXcal(0,y))。同様に、右辺、上辺、下辺の座標各点で得られる各変位量から、右辺、上辺、下辺の各変位量の平均値を取得する。
次に、上述した塗布対象面24の矩形領域(すなわち補正対象領域)の座標を設定するのに用いられる座標補正量を取得し(S30)、処理を終了する。
ここでは、例えば左辺の変位量の平均値Lcxを基準点calXvalとし、上辺の変位量の平均値Ucyを基準点calYvalとする。また、左辺の変位量の平均値Lcxと右辺の変位量の平均値Rcxとの差分を用いて、差分が所定の値(例えば「100」)となる分解能calXscaleを取得する。また、同様に、上辺の変位量の平均値Ucyと下辺の変位量の平均値Bcyとの差分を用いて、差分が所定の値(例えば「100」)となる分解能calYscaleを取得する。
なお、上述した座標補正量(基準点calXval、calXval、分解能calXscale、calYscale)を、例えば以下の式(13)を用いて取得する。
Figure 0005458196
上述したように、予め補正対象領域の座標を設定するための座標補正量を取得しておき、押圧位置推定処理において用いるものとする。なお、座標補正量の取得例はこれに限定されるものではない。
<変位量を取得するときに用いる式の考え方>
次に、上述した変位量を取得する際に用いる式(11)について説明する。図9は、変位量を取得するときに用いる式の考え方の一例を説明する図である。
図9に示すように、塗布対象面24の任意の位置(例えば押圧位置A)を押したときの押圧位置における各辺からの変位量WX(すなわちX座標)の取得方法について説明する。ここでは、例えば上辺及び下辺のX方向(横方向)の荷重割合の比を加味したものとなる。
上述したように、上辺に係る圧力の割合を、
cal=fcal,4/(fcal,1+fcal,4
として表し、下辺に係る圧力の割合を、
cal=fcal,3/(fcal,2+fcal,3
として表すものとする。
ここで、例えば、全体に対する上辺の重さの割合と、全体に対する下辺の重さの割合とをそれぞれ以下のように表すものとする。
例えば全体に対する上辺の重さの割合を、
cal=(fcal,1+fcal,4)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4
とする。上辺と下辺の重さの割合の合計を「1」とすると、下辺の重さの割合は、
1−Vcal=(fcal,2+cal,3)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4
と表すことが可能である。なお、Vcalは、上述した垂直方向に係る圧力の割合として説明したものと同様の式である。
ここで、押圧位置Aを押したときの上辺の点P(Ucal,0)に係る圧力を、fcal,1+fcal,4とし、下辺の点Q(Bcal,0)に係る圧力を、fcal,2+fcal,3とする。
点Pと、点Qとの重心のX座標(すなわちWXのx座標)は、以下のように表すことが可能である。例えば質量m、nがあり、質点a、bの座標をそれぞれ(Xa,Ya)、(Xb,Yb)とすると、質点aとbとの重心の座標(X,Y)を求める式(すなわち質量mの質点aと、質量nの質点bとを内分する式)、例えばX=(n×Xa+m×Xb)/(m+n)、Y=(n×Ya+m×Yb)/(m+n)の式により、
WX(x)=(Ucal×(fcal,2+fcal,3)+Bcal×(fcal,1+fcal,4))/(fcal,2+fcal,3+fcal,1+fcal,4
=Ucal×(fcal,2+fcal,3)/(fcal,2+fcal,3+fcal,1+fcal,4)+Bcal×(fcal,1+fcal,4)/(fcal,2+fcal,3+fcal,1+fcal,4
=(Ucal×(1−Vcal)+Bcal×Vcal)・・・(14)
同様に、押圧位置Aを押したときのWXのy座標は、以下のように示すことができる。
WX(y)=(0×(fcal,2+fcal,3)+1×(fcal,1+fcal,4))/(fcal,2+fcal,3+fcal,1+fcal,4
=fcal,1+fcal,4/(fcal,2+fcal,3+fcal,1+fcal,4
=Vcal
上述したWX(x)とWX(y)とから、WX(x,y)は以下のように表せる。
WX(x,y)=(Ucal×(1−Vcal)+Bcal×Vcal,Vcal
したがって、上辺、下辺の横方向の加重割合を加味した、押圧位置AのX座標は、Ucal×(1−Vcal)+Bcal×Vcalと表すことが可能である。
また、押圧位置Aを押したときの押圧位置Aにおける各辺からの変位量WY(すなわちY座標)の取得方法について説明する。ここでは、例えば右辺及び左辺のY方向(縦方向)の荷重割合の比を加味したものである。
上述したように、左辺に係る圧力の割合を、
cal=fcal,2/(fcal,1+fcal,2
として表し、右辺に係る圧力の割合を、
cal=fcal,3/(fcal,3+fcal,4
と表すものとする。
ここで、例えば、全体に対する左辺の重さの割合と、全体に対する右辺の重さの割合とをそれぞれ以下のように表すものとする。
例えば全体に対する左辺の重さの割合を、
cal=(fcal+fcal,2)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4
とする。左辺と右辺の重さの割合の合計を「1」とすると、右辺の重さの割合は、
1−Hcal=(fcal,3+cal,4)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4
と表すことが可能である。なお、Hcalは、上述した水平方向に係る圧力の割合として説明したものと同様の式である。
ここで、押圧位置Aを押したときの左辺の点P’(0,Lcal)に係る圧力をfcal,1+fcal,2とし、右辺の点Q’(1,Rcal)に係る圧力をfcal,3+fcal,4とする。
点P’と、点Q’との重心のY座標(すなわちWYのy座標)は、上述した質量mの質点aと、質量nの質点bを内分する内分する式により、以下のように表すことが可能である。
WY(y)=(Lcal×(fcal,3+fcal,4)+Rcal×(fcal,1+fcal,2)/(fcal,3+fcal,4+fcal,1+fcal,2
=Lcal×(fcal,3+fcal,4)/(fcal,3+fcal,4+fcal,1+fcal,2)+Rcal×(fcal,1+fcal,2)/(fcal,3+fcal,4+fcal,1+fcal,2
=Lcal×(1−Hcal)+Rcal×Hcal
同様に、押圧位置Aを押したときの変位量WYのx座標は、以下のように示すことができる。
WY(x)=(0×(fcal,3+fcal,4)+1×(fcal,1+fcal,2)/(fcal,3+fcal,4+fcal,1+fcal,2
=fcal,1+fcal,2/(fcal,3+fcal,4+fcal,1+fcal,2
=Hcal
上述したWY(x)とWY(y)とから、WY(x,y)は以下のように表せる。
WY(x,y)=(Hcal,Lcal×(1−Hcal)+Rcal×Hcal
したがって、左辺、右辺の縦方向の加重割合を加味した、押圧位置AのY座標は、Lcal×(1−Hcal)+Rcal×Hcalと表すことが可能となる。
なお、上述したWX,WYは、以下のように求めても良い。
例えば、WXの場合、図9に示す上辺の左端を座標(x1,y1)、下辺の左端を座標(x1,y1+1)、上辺の右端を座標(x4,y4)、下辺の右端を座標(x4、y4+1)とする。
ここで、上述した点Pの座標を(Px,Py)とし、上辺の座標(x1,y1)から点Pまでの圧力の割合をfcal,1/(fcal,1+fcal,4)とし、点Pから上辺の座標(x4,y4)までの圧力の割合をfcal,4/(fcal,1+fcal,4)とする。
また、上述した点Qの座標を(Qx,Qy)とし、下辺の座標(x1,y1+1)から点Qまでの圧力の割合をfcal,2/(fcal,2+fcal,3)とし、点Qから下辺の座標(x4,y4+1)までの圧力の割合をfcal,3/(fcal,2+fcal,3)とする。
このとき、Px及びQxは以下のようにそれぞれ表すことが可能である。
Px=x1+(x4−x1)×fcal,1/(fcal,1+fcal,4
Qx=x1+(x4−x1)×fcal,2/(fcal,2+fcal,3
したがって、WXは以下のように表すことが可能である。
WX=Px×(fcal,2+fcal,3)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4)+Qx×(fcal,1+fcal,4)/(fcal,1+fcal,2+fcal,3+fcal,4
=Px×(1−V)+Qx×V・・・(15)
上述した式(15)は、上述した式(14)と同等の意味を示すため、上述した手法によりWXと求めることも可能である。また、WYの場合についても上述したWXの場合と同様の手法で求めることが可能である。
<変位量取得式を説明する他の例>
更に、上述した変位量を取得する際に用いる式(11)を他の方法で説明する。例えば、図9の例で、左辺から点PまでをP(x)とし、左辺から点QまでをQ(x)とし、左辺から押圧位置AまでをX(x)とする。
また、点Pから下辺に垂直に下ろした線と、左辺から押圧位置Aを通過して右辺まで垂直に下ろした線とが交わる点から押圧位置Aまでをa(x)とする。また、上辺から押圧位置Aを通過して下辺まで垂直に下ろしたときに下辺と交わる点と点Qまでをb(x)とする。
このとき、押圧位置AのX座標は、以下の方法で表すことが可能である。
a(x):V=b(x):(1−V)とすると、
a(x)×(1−V)=b(x)×V
=(Q(x)−P(x)−a(x))×V
=Q(x)×V−P(x)×V−a(x)×V
a(x)×(1−V)+a(x)×V=Q(x)×V−P(x)×V
a(x)−(a(x)×V)+(a(x)×V)=Q(x)×V−P(x)×V
a(x)=Q(x)×V−P(x)×V
すなわち、X(x)=P(x)+a(x)
=P(x)−P(x)×V+Q(x)×V
=P(x)×(1−V)+Q(x)×V
又は、a(x):V=(a(x)+b(x)):1
a(x)=(a(x)×V)+(b(x)×V)
a(x)−(a(x)×V)=b(x)×V
=(Q(x)−P(x)−a(x))×V
=Q(x)×V−P(x)×V
すなわち、X(x)=P(x)+a(x)
=P(x)−P(x)×V+Q(x)×V
=P(x)×(1−V)+Q(x)×V・・・(16)
となる。
上述した式(16)は、上述した式(14)、式(15)と同等の意味を示すため、上述した手法によりWXと求めることが可能である。また、WYの場合についても上述したWXの場合と同様の手法で求めることが可能である。
上述した変位量を取得する式を用いて、例えばユーザにより押圧されたときの押圧位置における各辺からの変位量WX、WYを求めることで、以下の通り、押圧位置を推定することが可能となる。
<押圧位置推定処理の流れ>
次に、上述した塗布対象面24(すなわち補正対象領域)が、実際にユーザにより押圧されたときの押圧位置推定処理について説明する。図10は、押圧位置推定処理の流れを示すフローチャートである。図10のS31〜S36までの処理は、図8のS22〜S23、S25〜S28までの処理で用いた方法により実行される。
なお、図8の処理は塗布対象面24での座標を設定するために、所定位置(例えば等間隔で区切られた25カ所)に所定の重りを載せることで、所定位置を押圧したときの変位量を求めていくのに対し、図10の処理はユーザが押圧したときのセンサ22A〜22Dから得られる出力値に基づいて変位量を求める点で異なる。
図10に示すように、実際の測定時に、ユーザによる押圧力を検出すると、センサ22A〜22Dの出力値それぞれから、図8のS20の処理で取得したゼロ値データaを引いて、ゼロ値補正した出力値dcalを取得する(S31)。
次に、S31の処理で取得した4つの出力値dcalから合計出力値Dcalを求め、合計出力値Dcalに対するセンサ22A〜22Dのそれぞれの出力値の割合(個別出力割合ecal)を取得する(S32)。
次に、センサ22A〜22Dの個別出力割合ecalのうち最大値と最小値とを求め、最大値と最小値とがそれぞれの所定の値(例えば「100」、「0」)となるように、上述した図8のS24の処理で求めた校正値Valcalを用いて校正し、校正した値fcalを取得する(S33)。
次に、S33の処理で取得した4つの校正した値fcalを用いて、各辺に係る圧力の割合Ucal、Bcal、Lcal、Rcalを求める(S34)。次に、垂直方向に係る圧力の割合Vcal又は水平方向に係る圧力の割合Hcalを求める(S35)。次に、各辺からの変位量WXcal、WYcalを取得する(S36)。
次に、図8の処理で予め取得した座標補正量(例えば、基準点calXval、calYval、分解能calXscale、calYscale)を用いて、S36の処理で取得した各辺からの変位量WXcal、WYcalを補正し、押圧位置の座標Xp、Ypを求め(S37)、処理を終了する。
ここでは、座標の基準点をcalXval、calYvalとし、分解能calXscale、calYscaleで補正した変位量WXcal、WYcalを、押圧位置の座標Xp、Ypとする。なお、押圧位置の座標Xp、Ypを、例えば以下の式(17)を用いて取得すると良い。
Figure 0005458196
S37の処理で求めた座標Xp、Ypは、例えば塗布対象面24の左辺と下辺の交点(すなわち左下の隅)が原点(基準点)となる。したがって、例えば塗布対象面24の中央を原点とするためには、所定の値(例えば対角線上を100分割した場合には、「50」)を用いて、位置オフセット値calXposOffset、calYposOffsetを求め、押圧位置の座標Xp、Ypを表しても良い。
例えば、位置オフセット値calXposOffset、calYposOffsetを以下の式(18)を用いて取得すると良い。
Figure 0005458196
次に、位置オフセット値calXposOffset、calYposOffsetをを用いて、押圧位置の座標Xp、Ypを中央座標からの値(すなわち座標Xpos、Ypos)とする。なお、座標Xpos、Yposは、例えば以下の式(19)を用いて求めると良い。
Figure 0005458196
このように、予め事前処理で得られた座標を設定するための座標補正量を用いて、実際の測定時におけるユーザにより押圧された塗布対象面24上の押圧位置を判定することが可能となる。
上述した処理により、推定手段46は、検出手段44により得られるセンサ22それぞれにかかる押圧力に基づき、塗布対象面24における塗布動作の押圧位置を推定することができる。なお、本実施形態における押圧力の測定手法及び押圧位置の推定手法については、これに限定されるものではない。
<塗布動作評価装置10の表示画面>
次に、上述した画面生成手段49により生成され、塗布動作評価装置10に表示される画面例について説明する。図11は、塗布動作中に示される表示画面の一例を示す図である。
図11(A)に示す画面60には、サンプル表示部61と、操作表示部62と、押圧力推移表示部63と、荷重分布表示部64と、評価結果表示部65とが示されている。
サンプル表示部61には、入力手段41により入力された皮膚外用剤のサンプル名(図7の例では「Sample A」)等が示されている。
操作表示部62には、「REC」、「PLAY」、「LOAD」、「RESULT」等の選択ボタンが示されている。例えば、上述したステップ1(Step1)又はステップ2(Step2)の塗布動作の前に、「REC」ボタンを選択すると、塗布動作に応じて検出される押圧力や押圧位置が記録手段43に記録される。
また、「PLAY」ボタンを選択すると、出力手段42から、塗布動作の開始を合図する合図音が出力され、例えば、各ステップの速度(例えば1ストローク/0.5秒)に合わせて塗布動作を行わせるためのタイミングを指示する指示音が出力される。
押圧力推移表示部63には、横軸がTime[sec]を示し、縦軸が押圧力[g]を示す折れ線グラフ等により、押圧力の時間変化が表示される。図11(A)に示す波形66は、例えば20msごとに取得された時間軸の信号である。
荷重分布表示部64には、塗布対象面24に対応する画面が示される。具体的には、荷重分布生成手段47は、推定手段46により推定された押圧位置ごとに累積された押圧力の累積値を用いて、荷重分布を生成する。このように生成された荷重分布が、塗布対象面24に対応する画面に表示される。
図11(A)の例では、累積された押圧力の強さによって色分けされた色分布(例えば色67に示す20gから色68に示す200g等)が示されている。この色分布を用いて、荷重分布表示部64には、塗布対象面24の中央部分に対応する領域において色68により荷重がかかっている状態が示され、塗布対象面24の端部に対応する領域おいて色67により荷重がかかっていない状態が示されている。
上述した荷重分布によりサンプルの塗布状態を示すことで、例えば箇所ごとの加圧の結果を把握することが可能となる。すなわち、例えば何度も塗布した箇所や、力がかかる箇所が可視化されるため、例えば塗布ムラが生じている箇所や、こそがれる箇所等を容易に把握することが可能となる。
また、評価結果表示部65には、評価手段48により、1ストロークごと(例えば0.5秒ごと)の押圧力のピークが、予め設定された適正値(図11(A)の例では、網掛けされた75g〜125gの範囲)に含まれるか否か判定された結果が表示される(図11(A)の例では「Good」)。
図11(B)に示す画面69は、操作表示部62の「RESULT」ボタンが選択された場合に表示される画面である。図11(B)の例では、予め設定されたステップ(Step)ごとに塗布圧(Finger Pressure)の平均値(Ave−g)と、圧力分布の均一性(Uniformity)の値(%)と、ステップ終了後の荷重分布とが表示されている。また、判定結果(Total Judgement)では、例えば各ステップの平均値と均一性の値が基準値を満たすか否かにより合否が判定されるが、これに限定されるものではない。
図12は、各ステップの荷重分布及び結果を示す表示画面の一例を示す図である。図12(A)に示す画面70には、各ステップ後の荷重分布(「STEP1」、「STEP2」)とステップ全体が終了した後の荷重分布(「ALL」)とが示されている。なお、これらの荷重分布は、例えば検出手段44により得られる押圧力に対応する色分布が表示されている。これにより、色によって示された塗布動作の結果を、容易かつ正確に取得することができる。
なお、図12(B)に示す画面71には、「トータル」、「Step1」、「Step2」の押圧力の推移が詳細に示されている。例えば、図12(B)の例では、判定結果が予め任意に設定された合格基準を満たす場合には、「PASS」と表示され、判定結果が合格規準を満たさない場合には、「FAIL」と表示される。これにより、どの部分において塗布圧が均一でないか容易に把握することができる。なお、合格基準は利用目的に応じて自由に変更可能である。
<各塗布動作と評価との関係>
次に、各塗布動作と評価との関係について説明する。図13は、各塗布動作とin vitro SPF予測値との関係を示す図である。図13の例では、塗布動作評価装置10を用いて、「Sample A」を塗布する際に、「塗布圧(押圧力)」、1ストローク当りの「速度(秒)」、「プレート支持」、「塗布時間(秒)」を変化させたときの塗布面に対するin vitro SPFの予測値が示されている。この予測値によれば、例えば「塗布圧」を変化させるとin vitro SPFの予測値が著しく変動していることが示されている。なお、従来では、塗布方法を定義する際に塗布量や塗布時間等が規定されることがあったが、塗布圧が変動因子として考慮されることがなかった。
図14は、各サンプルの塗布圧とin vitro SPF予測値との関係を示す図である。なお、サンプルとしてS1〜S4を用いている。図14の例では、塗布動作評価装置10を用いて、サンプルごとに「25g」、「100g」、「200g」の塗布圧により塗布したときの塗布面に対するin vitro SPFの予測値の平均値を示している。図14に示すように、いずれのサンプルも塗布圧を変化させると予測値が変化している。このように、いずれのサンプルを用いた場合でも、in vitro SPFの予測値に塗布圧の影響があることが分かる。
図15は、各サンプルの塗布圧とin vitro SPF予測値のCV値(%)との関係を示す図である。図15の例では、図14と同様のサンプル(S1〜S4)を用いて、図14のin vitro SPFの予測値から求めたCV値が示されている。再現性の合格基準として、通常CV値は、概ね20%以下が有効値とされているが、サンプルによっては、塗布圧が「25g」、及び「200g」の場合に、有効値が得られないケースがあることを示している。
なお、上述したin vitro SPFの予測値は、サンプルを塗布基板SPF MASTER PA−01(資生堂医理化テクノロジー株式会社)に2.00mg/cmの量で塗布して、SPF MASTER(資生堂医理化テクノロジー株式会社)を用いて測定した結果を示したものである。
したがって、例えば塗布圧を「100g」となるように、塗布動作評価装置10を用いて塗布動作を標準化して評価することにより、有効なCV値が得られる均一な厚みの塗布を実現するための評価を行うことが可能となる。また、塗布動作評価装置10を用いて、再現性に影響する各値を変化させていくことで、更に再現性を向上させる値を得ることが可能となる。
上述したように、本実施形態によれば、塗布動作に関する再現性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 塗布動作評価装置
20 センサ部
21 塗布基板
22 センサ
23 位置規制部材
24 塗布対象面
30 表示部
41 入力手段
42 出力手段
43 記録手段
44 検出手段
45 算出手段
46 推定手段
47 荷重分布生成手段
48 評価手段
49 画面生成手段
50 制御手段
51 入力装置
52 出力装置
53 ドライブ装置
54 補助記憶装置
55 メモリ装置
56 CPU
57 ネットワーク接続装置
58 記録媒体

Claims (13)

  1. 塗布対象面に対する指又は指サックを用いた塗布動作に応じて、前記塗布対象面に配置された複数のセンサから得られる押圧力を検出する検出手段と、
    前記検出手段により得られるセンサそれぞれにかかる押圧力の前記塗布対象面の各辺に係る割合に基づき、前記塗布対象面に対する前記塗布動作の押圧位置を推定する推定手段と、
    前記検出手段により得られる押圧力及び前記推定手段により得られる押圧位置に基づき、前記塗布動作に応じた荷重分布を生成する荷重分布生成手段と、
    前記荷重分布生成手段により得られた荷重分布を、画面上に表示する表示手段と
    前記推定手段により得られた押圧位置に係る前記押圧力に基づき、前記塗布動作による塗布圧の均一性を評価する評価手段とを有する塗布動作評価装置。
  2. 前記荷重分布生成手段は、
    前記検出手段により得られる押圧力に対応する色分布を生成する請求項1に記載の塗布動作評価装置。
  3. 前記検出手段により得られる押圧力及び前記押圧位置を記録する記録手段を有し、
    前記荷重分布生成手段は、
    前記記録手段に記録された押圧力を、前記押圧位置ごとに累積した累積値を用いて、前記荷重分布を生成する請求項1又は2に記載の塗布動作評価装置。
  4. 前記表示手段は、
    前記検出手段により得られる時間とともに変化する押圧力を表示する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の塗布動作評価装置。
  5. 前記評価手段は、
    前記押圧力の所定時間におけるピーク値又は平均値を予め設定された適正値と比較し、比較結果に応じて前記塗布動作を評価する請求項4に記載の塗布動作評価装置。
  6. 前記検出手段は、
    前記塗布対象面上に設けられた皮膚外用剤を塗布する所定の塗布動作により得られた前記押圧力を検出する請求項1乃至のいずれか一項に記載の塗布動作評価装置。
  7. 塗布対象面に対する指又は指サックを用いた塗布動作に応じて、前記塗布対象面に配置された複数のセンサから得られる押圧力を検出する検出手順と、
    前記検出手順により得られるセンサそれぞれにかかる押圧力の前記塗布対象面の各辺に係る割合に基づき、前記塗布対象面に対する前記塗布動作の押圧位置を推定する推定手順と、
    前記検出手順により得られる押圧力及び前記推定手順により得られる押圧位置に基づき、前記塗布動作に応じた荷重分布を生成する荷重分布生成手順と、
    前記荷重分布生成手順により得られた荷重分布を、画面上に表示する表示手順と
    前記推定手順により得られた押圧位置に係る前記押圧力に基づき、前記塗布動作による塗布圧の均一性を評価する評価手順とを有する塗布動作評価方法。
  8. 前記荷重分布生成手順は、
    前記検出手順により得られる押圧力に対応する色分布を生成する請求項に記載の塗布動作評価方法。
  9. 前記検出手順により得られる押圧力及び前記押圧位置を記録する記録手順を有し、
    前記荷重分布生成手順は、
    前記記録手順により記録された押圧力を、前記押圧位置ごとに累積した累積値を用いて、前記荷重分布を生成する請求項又はに記載の塗布動作評価方法。
  10. 前記表示手順は、
    前記検出手順により得られる時間とともに変化する押圧力を表示する請求項乃至のいずれか一項に記載の塗布動作評価方法。
  11. 前記評価手順は、
    前記押圧力の所定時間におけるピーク値又は平均値を予め設定された適正値と比較し、比較結果に応じて前記塗布動作を評価する請求項10に記載の塗布動作評価方法。
  12. 前記検出手順は、
    前記塗布対象面上に設けられた皮膚外用剤を塗布する塗布動作により得られた前記押圧力を検出する請求項乃至11のいずれか一項に記載の塗布動作評価方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか一項に記載の塗布動作評価装置が有する各手段として機能させるための塗布動作評価プログラム。
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