JP2009029304A - 車両用ホイール - Google Patents

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JP2009029304A
JP2009029304A JP2007196450A JP2007196450A JP2009029304A JP 2009029304 A JP2009029304 A JP 2009029304A JP 2007196450 A JP2007196450 A JP 2007196450A JP 2007196450 A JP2007196450 A JP 2007196450A JP 2009029304 A JP2009029304 A JP 2009029304A
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Masami Ishida
雅巳 石田
Satoshi Kawamata
智 川眞田
Hisafumi Kurokawa
尚史 黒川
Shinya Katai
伸哉 片井
Tomoyasu Yamaguchi
友康 山口
Yoshifumi Kubota
義史 久保田
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Bridgestone Corp
Asahi Tec Corp
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Bridgestone Corp
Asahi Tec Corp
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Abstract

【課題】リム着脱の作業効率を大幅に向上させることができ、また、リム着脱作業において気室破損の危険性を大幅に低減することができる車両用ホイールを提供する。
【解決手段】車両用ホイールは、リム11に設けられたウエル部13に、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室12が、周方向に間隔を開けながら複数個配置されている。リム11の、タイヤビード部を落とし込むためのスペースがウエル部13に確保されている位置に、タイヤビード部をウエル部13に落とし込むためのビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すためのマーキング16が施されている。マーキング16は、リム11のタイヤ装着時に外部から見える位置に施されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤを取り付ける車両用ホイールに関し、特にタイヤの空洞共鳴音を低減することができる車両用ホイールに関する。
車両の走行により発生するロードノイズを低減するために、リムの外周面に複数個の気室を形成して、タイヤの空洞共鳴音を低減させる車両用ホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。図6は、リム上に気室を備える従来の車両用ホイールの部分斜視図である。リム上には、リム11の外周面に沿って複数個の気室(ヘルムホルツ共鳴吸音器)12が形成されており、また、リム11には凹状のウエル部13が形成されている。
特開2004−306760号公報
上述したホイールでは、タイヤの空洞共鳴音を低減させるためにリム上に気室を備えているが、この気室は、リムの着脱作業の面から見ると、リム着脱の作業効率を低下させる要因になり得る。特に、タイヤ交換の際のリム解き時には、外観からは通常のホイールか気室を備えるホイールか、見分けが付き難いため、作業の使い分けが難しく、気室を破損する可能性が高くなる。
リム解きを行う場合、内圧低下後の最初の作業であるビードブレーカーによるビード落とし作業があるが、この時に、図7に示すように、ビードブレーカー14が気室12に接触し、もしくはビードブレーカー14に押されてタイヤビード部15が気室12に接触することにより気室12を破損させてしまうことがある。最悪の場合では、リム着脱作業中にホイールと気室の結合部に欠陥が生じ、これが原因で走行中に気室が外れ、タイヤホイールが破損したり、外れた気室が異音を発生したりすることも考えられる。
また、逆に、気室が丈夫である場合においても、ビード落としの際に、タイヤビード部15が気室12に接触してタイヤビード部が破損することがあるため、リムの着脱作業を慎重に行わなければならなず、リム着脱の作業効率を低下させる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、リム着脱の作業効率を大幅に向上させることができ、また、専門作業者だけでなく一般作業者によるリム着脱作業においても気室破損、タイヤビード部破損の危険性を大幅に低減することができる車両用ホイールを提供することにある。
本発明は、リムに設けられたウエル部に、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室を、周方向に複数個配置した車両用ホイールであって、タイヤビード部を落とし込むためのスペースが前記ウエル部に確保されている範囲に対応する前記リムの表面に、マーキングが施されていることを特徴とする。
前記マーキングは、前記リムのタイヤ装着時に外部から見える位置に施されていることが好ましく、また、前記マーキングは、タイヤビード部を前記ウエル部に落とし込むためのビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すことが好ましい。
本発明は、リム着脱の作業効率を大幅に向上させることができ、また、専門作業者だけでなく一般作業者によるリム着脱作業においても気室破損、タイヤビード部破損の危険性を大幅に低減することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの軸直角断面図であり、図2は、車両用ホイールの部分斜視図である。リム11に設けられたウエル部13には、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室12が、周方向に間隔を開けながら複数個配置されている。この実施の形態では、図1に示すように、気室12が4個周方向に配置されているが、気室の数は2〜4個が好ましい。気室12の天井部には、気室12と、ホイールにタイヤを装着することにより形成されるタイヤ空気室とを連通するための連通孔17が設けられている。この連通孔17と気室12とでヘルムホルツ共鳴吸音器が構成され、このヘルムホルツ共鳴吸音器により発生された共鳴周波数で、特定の周波数(タイヤの気柱共鳴周波数)の振動を吸収して、タイヤの空洞共鳴音(気柱共鳴音)を低減させることができる。
図3は、気室のリム幅方向の断面図である。気室12は、ホイール本体と同じ金属の板材(厚さ0.5〜4mm、特に2mm程度のアルミニウム板)をプレス成型して天井部が略矩形状となった上蓋18と、ホイール本体と同じ金属の板材(厚さ0.5〜4mm、特に1mm程度のアルミニウム板)の下蓋19とをシール材20で密着したものであり、リム11に溶接にて固着されている。気室12は、上蓋18をリム11に直接固着させて形成するようにしても良い。また、気室12は、合成樹脂等の他の材質であっても良い。固着方法は、接着、ネジ止め等の他の方法でも良い。
また、図2に示すように、リム11の、タイヤビード部を落とし込むためのスペースがウエル部13に確保されている範囲に対応する位置であって、タイヤ装着時に外部から見える位置に、リムの着脱作業時にタイヤビード部をウエル部13に落とし込むためのビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すためのマーキング(記号、文字など)16が施されている。
図4は、本発明の車両用ホイールの正面図である。リム11にマーキング16が施されているので、リム着脱作業時に、作業者は、気室を破損せずにビードブレーカーを差し入れることができる位置を容易に知ることができる。
なお、ビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すためのマーキング(記号、文字など)は、タイヤ装着時に外部から見える位置であればどこでもよく、例えば、図5に示すように、リム11の内面にマーキング16を施すようにしても良い。リム11の内面であれば、デザインに影響を与えることがない。
また、気室が極めて丈夫な場合でも、ビードブレーカーを差し入れたときに、タイヤビード部が曲がって、ウエル部のスペースにタイヤビード部を落とし込むことができるので、タイヤ装着時に外部から見える位置に、ビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すマーキングを施すことは有用である。
上述のように本発明は、リムにはマーキングが施されているので、作業者が、リム着脱作業時において、気室を破損せずにビードブレーカーを差し入れることができる位置を容易に知ることができる。また、タイヤ装着状態でも、通常ホイールと気室を備えるホイールとの識別が可能となり、作業の使い分けが容易になる。したがって、リム着脱の作業効率を大幅に向上させることができ、また、リム着脱作業においても気室破損の危険性を大幅に低減することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの軸直角断面図である。 車両用ホイールの部分斜視図である。 気室のリム幅方向の断面図である。 本発明の車両用ホイールの正面図である。 マーキング位置の他の例を示す図である。 従来の車両用ホイールの部分斜視図である。 ビードブレーカーが気室を破損させてしまうときの状態を示す図である。
符号の説明
11 リム
12 気室
13 ウエル部
14 ビードブレーカー
15 タイヤビード部
16 マーキング
17 連通孔
18 上蓋
19 下蓋
20 シール材

Claims (3)

  1. リムに設けられたウエル部に、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室を、周方向に複数個配置した車両用ホイールであって、
    タイヤビード部を落とし込むためのスペースが前記ウエル部に確保されている範囲に対応する前記リムの表面に、マーキングが施されていることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記マーキングは、前記リムのタイヤ装着時に外部から見える位置に施されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記マーキングは、タイヤビード部を前記ウエル部に落とし込むためのビードブレーカーを差し入れることができる範囲を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ホイール。
JP2007196450A 2007-07-27 2007-07-27 車両用ホイール Withdrawn JP2009029304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101361840B1 (ko) * 2012-02-24 2014-02-11 핸즈코퍼레이션주식회사 소음저감을 위한 자동차용 휠의 공명기 제작설치방법

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