JP2009029256A - 鉄道車両用氷雪除去装置と鉄道車両の氷雪除去方法 - Google Patents

鉄道車両用氷雪除去装置と鉄道車両の氷雪除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】危険な作業を省け、予め多数の作業員を確保することなく、氷雪を剥落させたい場所で車体に付着した氷雪を剥落させる鉄道車両用氷雪除去装置を提供すること。
【解決手段】鉄道車両用氷雪除去装置12は、車輪の前方および後方に臨むスカート部14を構成する複数枚の板材16と、複数枚の板材のガイド18と、アクチュエータ20とを含んで構成されている。ピストンロッド2004の没入状態(シリンダの縮小状態)で、図2(A)に示すように、複数枚の板材16が平面状に展開される第1の状態P1となり、ピストンロッド2004の突出状態(シリンダの伸張状態)で、図2(B)に示すように、複数枚の板材16が相互に屈曲された第2の状態P2となる。第2の状態P2では、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所でガイド18に結合されない箇所がガイド18に結合された箇所よりも車輪側に突出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、走行時に鉄道車両の車体に付着された氷雪を剥落させる鉄道車両用氷雪除去装置と氷雪除去方法に関する。
例えば降雪地帯において新幹線が在来線を走行する場合などレール上に積もった雪が、車輪荷重により溶融し水滴となったものが繰り返してスカート部や床下構造部などに付着する。そして、外気温度の低下、高速走行時の冷却作用により氷結し、さらに、この部分に大気中の雪、車体通過時に舞い上がった路線上の雪が付着し、成長していく。
特に、車輪前後のスカート部の内面に付着した氷雪は、場合によっては車輪近傍まで成長することがある。
そして、降雪地帯から抜け出した走行時、気温の上昇により車体に付着した氷雪が自然落下すると、新幹線の時速が250〜300kmであるため大きな氷雪片である場合には線路上のバラスト(砕石)を跳ね上げ、床下構造部に損傷を与える。特に、対向車両に遭遇した際の風圧で氷雪が落下する確立が高く、対向車両に損傷を与えるなど極めて危険な状態が起きる。
このような氷雪の車体への付着を防止するため、ゴムなどの弾性材料を使用し弾性材料を拡縮する技術が提案されているが、重量の点で問題があり採用されるに至っていない。
実公昭63−10378
そのため、車体に付着した氷雪が成長し走行に支障を来たしたり、自然落下した際の危険が大きいなどと判断された場合、予め多数の作業員を確保しておき、最寄の駅の空きレーンに車体を引き込み、決められた時間内でへらなどを用いて車体を傷めないように人力で氷雪を削り落とす作業がなされているのが現状である。
そしてこの作業は、車両に通電された状態であるため危険な作業となり、予め多数の作業員を確保しておかなければならないことからコストがかさむ不具合があった。
本発明者は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、危険な作業を省け、予め多数の作業員を確保することなく、氷雪を剥落させたい場所で車体に付着した氷雪を剥落させる鉄道車両用氷雪除去装置と氷雪除去方法を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、走行時、車体の壁板に付着された氷雪を剥落させる鉄道車両用氷雪除去装置であって、前記壁板は、幅よりも大きい寸法の長さを有しその長さ方向を平行させ幅方向に並べられ幅方向の両端が互いに屈曲可能に連結された複数枚の板材で構成され、前記複数枚の板材の長さ方向の両端にそれぞれ係合し前記複数枚の板材が面状に展開される第1の状態と、相互に屈曲された第2の状態とになるように各板材を案内するガイドが設けられ、前記複数枚の板材を前記第1の状態と前記第2の状態とに切り換えるアクチュエータが設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、走行時に車体の壁板に付着された氷雪を剥落させる鉄道車両の氷雪除去方法であって、前記壁板を、幅よりも大きい寸法の長さを有しその長さ方向を平行させ幅方向に並べられ幅方向の両端が互いに屈曲可能に連結された複数枚の板材で構成し、前記複数枚の板材の長さ方向の両端にそれぞれ係合し前記複数の板材が面状に展開される第1の状態と、相互に屈曲された第2の状態とになるように各板材を案内するガイドを設け、前記壁板に付着された氷雪を剥落させたい場所で、アクチュエータにより前記複数枚の板材を前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り換えるようにしたことを特徴とする。
本発明の鉄道車両用氷雪除去装置および氷雪除去方法によれば、壁板を複数の板材で構成し、それら板材を屈曲させることで壁板に付着した氷雪を剥落させるので、作業員による危険な作業を省け、予め多数の作業員を確保することなく、氷雪を剥落させたい場所で車体に付着した氷雪を剥離させることができ、作業性の向上およびコストダウンを図る上で極めて有利となる。
以下、本発明の鉄道車両の氷雪除去方法を鉄道車両用氷雪除去装置と共に図面にしたがって説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態から説明する。
図1は鉄道車両の車輪部分の説明図、図2(A)は板材の第1の状態の説明図、(B)は板材の第2の状態の説明図、図3(A)乃至(C)は板材の連結状態の説明図を示す。
鉄道車両用氷雪除去装置12は、走行時に車体の壁板に付着された氷雪を剥落させるものである。
鉄道車両の車輪はその前後左右が壁板からなるスカート部14により覆われており、走行時に、車輪の前方および後方に臨むスカート部14の内面14Aに多くの氷雪が付着するため、本実施の形態では、車輪の前方および後方に臨むスカート部14に鉄道車両用氷雪除去装置12が設けられている。
鉄道車両用氷雪除去装置12は、車輪の前方および後方に臨むスカート部14を構成する複数枚の板材16と、複数枚の板材のガイド18と、アクチュエータ20とを含んで構成されている。
なお、鉄道車両用氷雪除去装置12を設ける箇所は、スカート部14に限定されず、車体に付着した氷雪を剥離したいその他の箇所に設けるなど任意である。
車輪の前方と後方に臨むスカート部14の壁板は、それぞれ複数枚(6枚)の板材16が並べられて構成されている。
各板材16は、幅よりも大きい寸法の長さを有しその長さ方向を平行させて幅方向に並べられている。本実施の形態では、各板材16の長さ方向は車幅方向に向けられ、上下に傾斜する方向に並べられている。
板材16は、アルミ合金やステンレスなどの金属製であってもよく、あるいは合成樹脂製であってもよく、あるいは、繊維強化プラスチック製であってもよく、本実施の形態では、吸音性を高めるための小孔が多数形成されたアルミ合金製板(パンチングメタル)が用いられている。
各板材16は、幅方向の両端が互いに屈曲可能に連結されている。
すなわち、図3(A)、(B)に示すように、各板材16が隣り合う幅方向の端部に、凸部1602と凹部1604とが交互に設けられ、隣り合う板材16のうちの一方の板材16の凹部1604に他方の板材の凸部1602が挿入され、それら双方の板材の凸部1602を貫通するように支軸24が設けられている。
そしてそれら支軸24により各板材16の幅方向の両端は屈曲可能に連結されている。
また、図2に示すように、最も下位に配置される板材16の下端である幅方向の端部で長さ方向の両端にそれぞれ軸26が突設されている。
また、最も上位に配置される板材16の上端である幅方向の端部で長さ方向の両端にそれぞれ軸28が突設されている。
ガイド18は、複数枚の板材16の長さ方向の両端にそれぞれ係合し、図2(A)に示すように、複数枚の板材16が平面状に展開される第1の状態P1と、図2(B)に示すように、相互に屈曲された第2の状態P2とになるように各板材16を案内するものである。なお、鉄道車両の走行時に複数の板材16は第1の状態P1とされる。
ガイド18は本実施の形態では溝形鋼からなり、フランジ1802を介して車体に取り付けられ、ガイド18は上端と下端とが車両の前後方向に変位した箇所となるように傾斜しつつ上下に延在している。
複数枚の板材16のガイド18への組み付けは次のようになされている。
すなわち、最も下位に配置される板材16の下端の長さ方向の両端の軸26はガイド18の下端に回転可能かつガイド18の延在方向に移動不能に結合されている。
また、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所が板材16が並べられた方向に沿って一つおきにガイド18に滑動可能に結合されている。すなわち、下から2番目に位置する板材16と下から3番目に位置する板材16とを連結する支軸24と、下から4番目に位置する板材16と下から5番目に位置する板材16とを連結する支軸24には、回転可能にスライダ30が取着され、このスライダ30はガイド18の案内溝1804に、ガイド18の長さ方向に滑動可能に結合されている。
また、最も上位に配置される板材16の上端の長さ方向の両端の軸28にも回転可能にスライダ30が取着され、このスライダ30はガイド18の案内溝1802にガイド18の長さ方向に滑動可能に結合されている。
アクチュエータ20は、本実施の形態では、車体で支持された油圧式または空圧式のシリンダであり、シリンダに供給する油圧や空圧は、例えば、車体に装備された油圧源や空圧源を利用してもよいし、シリンダ専用として設けてもよい。
前記シリンダは、車体で支持されたシリンダ本体2002と、シリンダ本体2002に組み込まれたピストンロッド2004とを備え、ピストンロッド2004の先端と、最も上位に位置する板材16の上端とが連結されている。
そして、ピストンロッド2004の没入状態(シリンダの縮小状態)で、図2(A)に示すように、複数枚の板材16が平面状に展開される第1の状態P1となり、ピストンロッド2004の突出状態(シリンダの伸張状態)で、図2(B)に示すように、複数枚の板材16が相互に屈曲された第2の状態P2とになるように構成されている。
第2の状態P2では、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所でガイド18に結合されない箇所がガイド18に結合された箇所よりも車輪側に突出する。
なお、スカート部14を構成する壁板を車幅方向に分割された分割体で構成し、各分割体毎に複数枚の板材16、ガイド18、アクチュエータ20を設けるようにしてもよい。すなわち、壁板を2つの分割体で構成する場合には、スカート部14の車幅方向に沿った長さの例えば1/2の板材6を12枚用意し、各分割体において6枚の板材6を上下に並べ、各分割体の板材16の両端にガイド18を設け、各分割体毎にアクチュエータ20を設けるようにしてもよく、あるいは、壁板を3つの分割体で構成する場合には、スカート部14の車幅方向に沿った長さの例えば1/3の板材6を18枚用意し、各分割体において、6枚の板材6を上下に並べ、各分割体の板材16の両端にガイド18を設け、各分割体毎にアクチュエータ20を設けるようにしてもよい。
また、各板材16の長さ方向を上下に向け、複数枚の板材16を車幅方向に並べてもよい。
この場合には、各ガイド18は、スカート部14の上端と下端に位置して車幅方向に延在される。また、複数枚の板材16のうち車幅方向の一端に位置する板材16とアクチュエータ20とが連結される。
また、複数枚の板材16のうち車幅方向の他端に位置する板材16の長さ方向の両端で車幅方向の外端に位置する箇所とガイド18とは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合される。
そして、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所が板材16が並べられた方向に沿って一つおきにガイド18に滑動可能に結合され、第1の状態P1で複数の板材16はガイド18の延在方向に沿って平面状に延在し、第2の状態P2で、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所でガイド18に結合されない箇所がガイド18に結合された箇所よりも車輪側に突出する。
さらに、スカート部14を構成する壁板を、車幅方向に複数に分割された分割体で構成し、各分割体において、板材16の長さ方向を上下に向け、複数枚の板材16を車幅方向に並べてもよい。
分割する数は、2でも3でも4でもよく、任意である。
(第2の実施の形態)
次に、スカート部14を構成する壁板が、車幅方向に2分割された第2の実施の形態について説明する。
図4(A)は一方の分割体において板材が第1の状態となり、他方の分割体において板材が第2の状態となった説明図、(B)は板材の第2の状態の説明図、(C)は板材の第1の状態の説明図を示す。
第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明すると、車輪の前方と後方に臨むスカート部14を構成する壁板は、車幅方向に2分割された2つの分割体15A、15Bで構成されている。
複数枚の板材16、ガイド18、アクチュエータ20は各分割体15A、15B毎に設けられている。
各アクチュエータ20は分割体15A、15Bが車輪に臨む面と反対の面側に設けられている。
アクチュエータ20は、第1の実施の形態と同様に、車体で支持されたシリンダ本体2002と、シリンダ本体2002に組み込まれたピストンロッド2004とを備える油圧式または空圧式のシリンダである。
各分割体15A、15Bにおいて、複数枚の板材16は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられている。
各分割体15A、15Bにおいて、ガイド18はスカート部14の上端と下端に位置して車幅方向に延在している。
各分割体15A、15Bにおいて、複数枚の板材16のうちそれら板材16が並べられた方向の端部で車幅方向の中央に位置する板材16とピストンロッド2004の先端とが連結されている。
また、各分割体15A、15Bにおいて、複数枚の板材16のうち車幅方向の外端に位置する板材16の長さ方向の両端で車幅方向の外端に位置する箇所とガイド18とは、軸26を介して回転可能かつガイド18の延在方向に沿って移動不能に結合されている。
また、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所が板材16が並べられた方向に沿って一つおきにガイド18に滑動可能に結合されている。すなわち、車幅方向の外端から2番目に位置する板材16と車幅方向の外端から3番目に位置する板材16とを連結する支軸24と、車幅方向の外端から4番目に位置する板材16と車幅方向の外端から5番目に位置する板材16とを連結する支軸24には、回転可能にスライダ30が取着され、このスライダ30はガイド18の案内溝1804に、ガイド18の長さ方向に滑動可能に結合されている。
また、車幅方向の内端に配置される板材16の長さ方向の両端の軸28にも回転可能にスライダ30が取着され、このスライダ30はガイド18の案内溝1802にガイド18の長さ方向に滑動可能に結合されている。
そして、図4(A)の右半部および図4(C)に示すように、各分割体15A、15Bにおいて、ピストンロッド2004の没入状態(シリンダの縮小状態)で第1の状態P1となり、第1の状態P1で複数の板材16はガイド18の延在方向に沿って平面状に延在する。
また、図4(A)の左半部および図4(B)に示すように、各分割体15A、15Bにおいて、ピストンロッド2004の突出状態(シリンダの伸張状態)で第2の状態P2となり、第2の状態P2で、隣り合う板材16が屈曲可能に連結された箇所でガイド18に結合されない箇所がガイド18に結合された箇所よりも車輪側に突出する。
なお、複数枚の板材16を第1の状態P1と第2の状態P2とに切り換えるアクチュエータ20として、例えば、電動モータとチェーンスプロケット機構を組み合わせるなど、油圧式または空圧式のシリンダ以外にも従来公知の様々な構成や構造が採用可能である。また、用いるアクチュエータ20の数も任意であり、アクチュエータ20は、単一であってもよく、複数用いるようにしてもよい。
また、板材16の連結箇所で決められた箇所が車輪側に向かって円滑に突出するように、第1、第2の実施の形態では、下(あるいは外端から)から1番目に位置する板材16と下(あるいは外端から)から2番目に位置する板材16とを連結する支軸24の箇所と、下(あるいは外端から)から3番目に位置する板材16と下(あるいは外端から)から4番目に位置する板材16とを連結する支軸24の箇所と、下(あるいは外端から)から5番目に位置する板材16と最も上位(あるいは内端)に位置する板材16とを連結する支軸24の箇所とが、車輪側に向かって突出するように、それら箇所の支軸24を、第1の状態P1において、スライダ30が取着された支軸24を結ぶ想像線よりも車輪方向に偏位させるようにしてもよい。
あるいは、第1、第2の実施の形態において、図3(C)に示すように、スライダ30が取着された支軸24に、この支軸24の箇所が谷となるように常時付勢するねじりスプリング32を設けてもよく、あるいは、スライダ30が取着されない支軸24に、この支軸24の箇所が山となるように常時付勢するねじりスプリング32を設けてもよい。
なお、氷雪が付着される各板材16の面(スカート部14の内面14A)に、摩擦係数の小さいフッ素樹脂などによりコーティングを施したり、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)による皮膜を形成するなど、自己潤滑性を高めるための表面処理を施すと、除氷雪効能が高まり、氷雪を剥落させる上で有利となる。
第1、第2の実施の形態では、スカート部14の内面14Aに付着した氷雪を剥落させたい場所で、油圧式または空圧式のシリンダを縮小状態から伸張状態へと例えば複数回切り換える。これにより複数の板材16は、第1の状態P1と第2の状態P2との間で繰り返して屈曲動を行なう。
したがって、内面14Aに付着した氷雪は強制的に変位され、変形、割れなどが生じて氷雪は車輪側に押し出され、内面14Aに付着した氷雪が板材16から剥離して落下し、スカート部14から除去される。
すなわち、車体に付着された氷雪の状況に応じて、最寄の駅の空きレーンに車体を引き込んで氷雪を剥落させ、また、停車すべき駅に停車している間に氷雪を剥落させることができる。
したがって、第1、第2の実施の形態によれば、壁板を複数の板材で構成しそれら板材を屈曲させて氷雪を剥落させるので、作業員による危険な作業を省け、予め多数の作業員を確保することなく、車体に付着した氷雪を剥落させたい場所で剥落でき、作業性の向上およびコストダウンを図る上で極めて有利となる。
鉄道車両の車輪部分の説明図である。 (A)は板材の第1の状態の説明図、(B)は板材の第2の状態の説明図である。 (A)乃至(C)は板材の連結状態の説明図を示す。 (A)は一方の分割体において板材が第1の状態となり、他方の分割体において板材が第2の状態となった説明図、(B)は板材の第2の状態の説明図、(C)は板材の第1の状態の説明図である。
符号の説明
12……鉄道車両用氷雪除去装置、14……スカート部、16……板材、18……ガイド、20……アクチュエータ。

Claims (15)

  1. 走行時、車体の壁板に付着された氷雪を剥落させる鉄道車両用氷雪除去装置であって、
    前記壁板は、幅よりも大きい寸法の長さを有しその長さ方向を平行させて幅方向に並べられ幅方向の両端が互いに屈曲可能に連結された複数枚の板材で構成され、
    前記複数枚の板材の長さ方向の両端にそれぞれ係合し前記複数枚の板材が面状に展開される第1の状態と、相互に屈曲された第2の状態とになるように各板材を案内するガイドが設けられ、
    前記複数枚の板材を前記第1の状態と前記第2の状態とに切り換えるアクチュエータが設けられている、
    ことを特徴とする鉄道車両用氷雪除去装置。
  2. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所である、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  3. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記板材の長さ方向の両端で隣り合う板材に屈曲可能に連結された箇所が、前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに前記ガイドに滑動可能に結合され、
    前記第1の状態で前記複数の板材は前記ガイドの延在方向に沿って面状に延在し、
    前記第2の状態で、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所で前記ガイドに結合されない箇所が前記ガイドに結合された箇所よりも前記車輪側に突出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  4. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記壁板は、車幅方向に分割された複数の分割体で構成されており、
    前記複数枚の板材、前記ガイド、前記アクチュエータは前記各分割体毎に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  5. 前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を上下方向に向けかつそれらの幅方向を車幅方向に向けて並べられている、
    ことを特徴とする請求項4記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  6. 前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられている、
    ことを特徴とする請求項4記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  7. 前記複数枚の板材はそれらの幅方向の両端がそれら板材の長さ方向の全長にわたって延在する支軸を介して屈曲可能に連結され、
    前記屈曲可能に連結された箇所で前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに、前記支軸の長さ方向の両端にスライダーが取着され、
    前記板材と前記ガイドとの係合は、前記スライダーが前記ガイドの案内溝に滑動可能に結合することでなされている、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  8. 前記ガイドは前記第1の状態において複数枚の板材が並べられる方向に沿って延在しており、
    前記複数枚の板材のうち並べられた方向の一方の端部に位置する板材と前記アクチュエータとが連結され、
    前記複数枚の板材のうち並べられた方向の他方の端部に位置する板材と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  9. 前記アクチュエータは、前記車体で支持された油圧式または空圧式のシリンダであり、
    前記シリンダは、前記車体で支持されたシリンダ本体と、前記シリンダ本体に組み込まれたピストンロッドとを備え、
    前記ガイドは前記第1の状態において複数枚の板材が並べられる方向に沿って延在しており、
    前記複数枚の板材のうち並べられた方向の一方の端部に位置する板材と前記ピストンロッドの先端とが連結され、
    前記複数枚の板材のうち並べられた方向の他方の端部に位置する板材と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  10. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられ、
    前記ガイドは上端と下端とが車両の前後方向に変位した箇所となるように傾斜しつつ上下に延在しており、
    前記複数枚の板材のうち最も上位に位置する板材と前記アクチュエータとが連結され、
    前記複数枚の板材のうち最も下位に位置する板材の長さ方向の両端で幅方向の下端と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合され、
    隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所が前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに前記ガイドに滑動可能に結合され、
    前記第1の状態で前記複数の板材は前記ガイドの延在方向に沿って面状に延在し、
    前記第2の状態で、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所で前記ガイドに結合されない箇所が前記ガイドに結合された箇所よりも前記車輪側に突出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  11. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記壁板は、車幅方向に複数に分割された分割体で構成され、
    前記複数枚の板材、前記ガイド、前記アクチュエータは前記各分割体毎に設けられ、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられ、
    前記各分割体において、前記ガイドは上端と下端とが車両の前後方向に変位した箇所となるように傾斜しつつ上下に延在しており、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材のうち最も上位に位置する板材と前記アクチュエータとが連結され、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材のうち最も下位に位置する板材の長さ方向の両端で幅方向の下端と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合され、
    前記各分割体において、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所が前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに前記ガイドに滑動可能に結合され、
    前記各分割体において、前記第1の状態で前記複数の板材は前記ガイドの延在方向に沿って面状に延在し、
    前記各分割体において、前記第2の状態で、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所で前記ガイドに結合されない箇所が前記ガイドに結合された箇所よりも前記車輪側に突出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  12. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられ、
    前記ガイドは前記スカート部の箇所の上端と下端に位置して車幅方向に延在しており、
    前記複数枚の板材のうち車幅方向の一端に位置する板材と前記アクチュエータとが連結され、
    前記複数枚の板材のうち車幅方向の他端に位置する板材の長さ方向の両端で車幅方向の外端に位置する箇所と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合され、
    隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所が前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに前記ガイドに滑動可能に結合され、
    前記第1の状態で前記複数の板材は前記ガイドの延在方向に沿って面状に延在し、
    前記第2の状態で、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所で前記ガイドに結合されない箇所が前記ガイドに結合された箇所よりも前記車輪側に突出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  13. 車輪の周囲を囲むように前記車体にスカート部が設けられ、
    前記壁板は、前記車輪の前方と後方に臨む前記スカート部の箇所であり、
    前記壁板は、車幅方向に複数に分割された分割体で構成され、
    前記複数枚の板材、前記ガイド、前記アクチュエータは前記各分割体毎に設けられ、
    前記各アクチュエータは前記分割体が前記車輪に臨む面と反対の面側に設けられ、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材は、それらの長さ方向を車幅方向に向けかつそれらの幅方向を上下方向に向けて並べられ、
    前記各分割体において、前記ガイドは前記スカート部の箇所の上端と下端に位置して車幅方向に延在しており、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材のうち車幅方向の一端に位置する板材と前記アクチュエータとが連結され、
    前記各分割体において、前記複数枚の板材のうち前記分割体の車幅方向の他端に位置する板材の長さ方向の両端で前記板材が並べられた方向の端部に位置する箇所と前記ガイドとは、回転可能かつ前記ガイドの延在方向に沿って移動不能に結合され、
    前記各分割体において、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所が前記板材が並べられた方向に沿って一つおきに前記ガイドに滑動可能に結合され、
    前記各分割体において、前記第1の状態で前記複数の板材は前記ガイドの延在方向に沿って面状に延在し、
    前記各分割体において、前記第2の状態で、隣り合う板材が屈曲可能に連結された箇所で前記ガイドに結合されない箇所が前記ガイドに結合された箇所よりも前記車輪側に突出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  14. 前記氷雪が付着される前記板材の面に、自己潤滑性を高めるための表面処理が施されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用氷雪除去装置。
  15. 走行時に車体の壁板に付着された氷雪を剥落させる鉄道車両の氷雪除去方法であって、
    前記壁板を、幅よりも大きい寸法の長さを有しその長さ方向を平行させ幅方向に並べられ幅方向の両端が互いに屈曲可能に連結された複数枚の板材で構成し、
    前記複数枚の板材の長さ方向の両端にそれぞれ係合し前記複数の板材が面状に展開される第1の状態と、相互に屈曲された第2の状態とになるように各板材を案内するガイドを設け、
    前記壁板に付着された氷雪を剥落させたい場所で、アクチュエータにより前記複数枚の板材を前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り換えるようにした、
    ことを特徴とする鉄道車両の氷雪除去方法。
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