JP2009027314A - アンテナ交換用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、アンテナの交換作業時の精度を向上させ、アンテナの交換作業時間を短縮させるジンポールの構造を提供することにある。
【解決手段】本発明のジンポール4の構造は、鉄塔2の頂部2aに取付けられたアンテナ3,21を交換するために、鉄塔2の側部2cの上方に取付けられているジンポール4の構造において、ジンポール4の頂部4aにアーム14を取付け、アンテナ3,21を吊り下げるためのアンテナ用ワイヤー7をジンポール4の内部に通過させ、アンテナ用ワイヤー7をアーム14から垂下させている。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉄塔の頂部に取付けられたアンテナを交換するために、該鉄塔の側部上方にジンポールを取付けるアンテナ交換用装置に関する。
地上波テレビ放送がアナログ放送からデジタル放送へ移行するに際し、テレビ放送用の電波を送信するゲイン塔のアンテナを、アナログ用からデジタル用に交換する工事が行われている。このようなゲイン塔は鉄塔の頂部にアンテナを取付ける構造となっており、このアンテナの交換工事にはクレーン等が用いられている。
しかしながら、クレーンを設置するためにはゲイン塔の周辺に広い敷地を確保する必要があり、このような敷地を確保できない場合、アンテナの交換工事を難くする要因となっている。また、交換工事の際にはテレビ放送を停止する必要があり、テレビ放送を長時間停止させないためにも短い時間で工事を完了させることが求められている。
そこで、クレーン等を用いずにアンテナの交換工事を行うため、ゲイン塔の鉄塔にジンポールを取付け、このジンポール等を用いてアンテナを交換することが行われている。ジンポールを用いたアンテナの交換工事では、電波の送信に影響のないジンポールの設置作業などを、テレビ放送を停止できない昼間に行い、電波の送信に影響のあるアンテナ自体を交換する作業などを、テレビ放送の停止可能な夜間に行っている。
クレーン等を用いずに鉄塔の頂上に設置されたアンテナを交換するアンテナ交換用装置は、特許文献1に開示されている。特許文献1のアンテナ交換用の装置の構造では、地上から鉄塔の頂部までの間に鉄塔の外側に剥き出しの状態でワイヤーから成る索道を設置し、この索道を用いてアンテナを交換するための部材を地上から鉄塔の頂部に搬送している。具体的には、この索道により新規のアンテナの一部を鉄塔の頂部に搬送し、搬送した新規のアンテナの一部と既存のアンテナの一部を交換し、交換で取外された既存のアンテナを索道により地上に降ろす作業を行う。この作業を既存のアンテナおよび新規のアンテナの全ての部分を交換するまで繰り返し行うことにより、既存のアンテナが新規のアンテナに交換されることとなる。
また、ジンポールを用いたアンテナ交換用装置は、特許文献2に開示されている。特許文献2では、アンテナ用支持柱に避雷針を設置するためのジンポールの構造が開示されており、このジンポールは、滑車およびロープを備えており、アンテナ用支持柱の上方にバンドまたはロープなどにより縛り付けられて固定されている。この滑車にロープが掛けられて、このロープの一端に避雷針が取付けられている。作業者がロープの他端を引張ることにより、避雷針は上方に持ち上げられることとなる。
特開平8−222923号公報 特開2005−318077号公報
しかしながら、特許文献1のアンテナ交換用装置では、ワイヤーから構成される索道が、アンテナ搬送用としてのみ機能しており、アンテナ設置用の機能を備えていない。そのため、アンテナ搬送用の機能とアンテナ組立用の機能とを備える装置を別々に準備する必要がある。そのため、作業工数が増え、作業時間が増加することとなる。また、鉄塔の外側で剥き出しの状態ですべての索道が設置されており、索道が風の影響を受けて流されると、アンテナの搬送を制御し難くなり、作業精度を悪化させることとなる。
また、特許文献1のアンテナ交換用装置では、アンテナ交換作業を行う鉄塔頂部のスペースは非常に狭く限られており、大掛かりな装置を設置することが難しくなっている。
さらに、特許文献1のアンテナ交換用装置では、電波の送信に影響する既存のアンテナから新規のアンテナに交換する作業を行う場合、既存のアンテナを取外した後に既存のアンテナを一度地上に降ろす作業が必要となる。そのため、作業時間が増加し、電波の送信に影響のあるアンテナの交換作業が長時間に及ぶおそれがある。
加えて、特許文献2のアンテナ交換用装置では、ジンポールを昇降させる際にバンドまたはロープを取り外し、ジンポールをアンテナ用支持柱に固定する際に、再度バンド等を縛りつける必要がある。そのため、作業工数が増加し、作業時間が増加する要因となっている。
そこで、本発明の課題は、アンテナ交換作業の効率を改善し、アンテナの交換作業時間を短縮させるジンポールの構造を提供することにある。
課題を解決するために本発明のジンポールの構造は、鉄塔の頂部に取付けられたアンテナを交換するために、該鉄塔の側部上方にジンポールを取付けているアンテナ交換用装置において、該ジンポールの頂部に配設されたアームを備え、アンテナを吊り下げるためのアンテナ用ワイヤーを前記アームから垂下させ、該アンテナ用ワイヤーを前記ジンポールの内部に通過させている。
前記アンテナ用ワイヤーが前記鉄塔の内部を通過していてもよい。
前記ジンポールの頂部に垂直軸を中心として回動可能な支持部材が取付けられ、該支持部材に前記アームが取付けられていてもよい。
前記鉄塔の頂部に、前記アンテナを仮設置可能な移設用ポールが設けられていてもよい。
前記ジンポールを取付けるための固定具が前記鉄塔に取付けられ、該固定具が前記ジンポールを締付けるように囲んで配置されており、前記固定具は複数の部材から構成され、該複数の部材は前記ジンポールへの締付を緩めることができるように締結手段により組立てられていてもよい。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。本発明のジンポールの構造は、鉄塔の頂部に取付けられたアンテナを交換するために、該鉄塔の側部上方にジンポールを取付けているアンテナ交換用装置において、該ジンポールの頂部に配設されたアームを備え、アンテナを吊り下げるためのアンテナ用ワイヤーを前記アームから垂下させ、該アンテナ用ワイヤーを前記ジンポールの内部に通過させている。そのため、前記アンテナ用ワイヤーが前記ジンポール内部に集約され、アンテナ交換用装置がアンテナ搬送用の機能と前記アンテナ設置用の機能とを共に備えることが可能となる。従って、アンテナ搬送用の機能を備える装置とアンテナ設置用の機能を備える装置とを別々に準備する必要がなく、作業工数が削減され、作業効率が改善され、作業時間が短縮されることとなる。また、前記アンテナ用ワイヤーは、前記ジンポールの内部に収容されて、風の影響を受けた場合でも流されにくくなり、前記アンテナの搬送および組立が制御し易くなり、作業精度が改善されることとなる。
本発明のジンポールの構造では、前記アンテナ用ワイヤーが前記鉄塔の内部を通過していてもよく、前記アンテナ用ワイヤーが、前記鉄塔の内部に収容されて、風の影響を受けた場合でも流されにくくなり、前記アンテナの搬送および設置が制御し易くなり、作業精度が改善されることとなる。
本発明のジンポールの構造では、前記ジンポールの頂部に垂直軸を中心として回動可能な支持部材が取付けられ、該支持部材に前記アームが取付けられていてもよく、前記鉄塔の頂部のような狭いスペースでも、大掛かりな搬送装置を用いることなく、前記既存のアンテナを移設用ポール上に搬送することが可能となる。従って、アンテナの交換工事を簡易化し、作業効率を改善することが可能となる。また、既存のアンテナを取外した後、前記既存のアンテナを一度地上に降ろさずに、新規のアンテナを取付けることが可能となるため、既存のアンテナを取外してから新規のアンテナを取付けるまでの作業効率を改善し、電波の送信に影響する作業時間を短縮することが可能となる。
本発明のジンポールの構造では、前記鉄塔の頂部に、前記アンテナを仮設置可能な移設用ポールが設けられていてもよく、電波の送信に影響する既存のアンテナから新規のアンテナに交換する作業を行う場合に、取外された前記既存のアンテナを一度地上に降ろすことなく、前記新規のアンテナを取付ける作業を行うことが可能となる。従って、作業時間を短縮することが可能となる。
本発明のジンポールの構造では、前記ジンポールを取付けるための固定具が前記鉄塔に取付けられ、該固定具が前記ジンポールを締付けるように囲んで配置され、前記固定具は複数の部材から構成され、該複数の部材は前記ジンポールへの締付を緩めることができるように締結手段により組立てられていてもよく、前記固定具を締付けた場合に前記ジンポールは前記鉄塔に固定された状態となり、前記固定具の締付けを緩めた場合に前記ジンポールは前記鉄塔の上下方向へ移動可能となる。また、前記締結手段を緩めることにより前記固定具の締付けを緩めることが可能であり、前記ジンポールの上下移動の際、前記ジンポールを前記鉄塔に取付けるための部品をその都度取付けまたは取外す作業を行わなくとも、前記ジンポールの固定および固定解除を行うことが可能となる。従って、前記ジンポールの上下移動の作業が簡易になり、作業効率が改善し、作業時間を短縮することが可能となる。
図1は本発明の実施形態におけるアンテナ交換時のゲイン塔1の正面図であり、ゲイン塔1の立設方向を上下方向とする。図1に示すように、ゲイン塔1は主に鉄塔2および既存のアナログ放送用アンテナ(以下、既存のアンテナという)3から構成されており、既存のアンテナ3は鉄塔2の頂部2aのアンテナ設置部2bに取付けられている。
鉄塔2は、上下方向に延在し、内部に空洞を有する略四角錐の形状となっており、鉄塔2の第1側面部2cの上方にはジンポール4が取付けられている。ジンポール4は、上下方向に延在し、内部に空洞を有する略四角柱の形状となっている。さらに、ジンポール4は、上下動可能であり、既存のアンテナ3を搬送可能に構成されている。鉄塔2には、取外された後の既存のアンテナ3を仮設置するための移設用ポール5が取付けられている。また、ジンポール4は2つの固定具6,6により鉄塔2に取付けられており、2つの固定具6,6は上下方向に間隔を空けて配置されて、特に上側に配置された固定具6は、鉄塔2の頂部2a付近に位置している。
鉄塔2およびジンポール4にはアンテナ用ワイヤー7が取付けられ、鉄塔2の内部で、かつジンポール4の設置位置より下方に複数のアンテナ用滑車8a,8b,8cがそれぞれ上下方向に間隔を空けて配設され、アンテナ用滑車8bはアンテナ用滑車8aよりも下側に位置し、アンテナ用滑車8cは、アンテナ用滑車8bより下側で、かつ地面Gの近傍に位置している。また、地面Gにはアンテナ用ウィンチ9が配置されている。
アンテナ用ワイヤー7は、ジンポール4内を通過して延在しており、アンテナ用滑車8a,8bに案内されながら鉄塔2の下部に向かって延在し、アンテナ用滑車8cにより地面Gに沿うように方向を変えられて、地面Gに設置されたアンテナ用ウィンチ9まで延在している。さらに、アンテナ用ワイヤー7の他端はアンテナ用ウィンチ9に巻き取られている。
図2は本発明の実施形態におけるジンポール4を下方に降ろした状態のゲイン塔1の正面図であり、図2を用いてジンポール4を上下動させる構造について説明する。鉄塔2およびジンポール4にはジンポール用ワイヤー10が取付けられており、鉄塔2の内部にはジンポール用ワイヤー10を案内するためのジンポール用滑車11a,11b,11c,11dが上下方向に間隔を空けて配置されており、ジンポール用滑車11aは鉄塔2の上部に配置され、ジンポール用滑車11bはジンポール用滑車11aの下側に配置され、ジンポール用滑車11cはジンポール用滑車11bの下側に配置され、ジンポール用滑車11dは、ジンポール用滑車11cの下側で、かつ地面Gの近傍に配置されている。また、地面Gにはジンポール用ウィンチ12が配置されている。
ジンポール4の下部にはジンポール用ワイヤー10の一端が取付けられており、ジンポール用ワイヤー10は、ジンポール4の下部から上方に向かって延在し、ジンポール用滑車11aにより下側に方向を変えられ、かつ支持されて、2つのジンポール用滑車11b,11cに案内されながら鉄塔2の下部に向かって延在し、ジンポール用滑車11dにより地面Gに沿うように方向を変えられて、ジンポール用ウィンチ12まで延在している。また、ジンポール用ワイヤー10の他端はジンポール用ウィンチ12に巻き取られている。
図1のA部を拡大した図3(a)と、ジンポール4を上面から見た図3(b)を参照して、ジンポール4の詳細な構造を説明する。ジンポール4は、支持部材13、アーム14を備えている。支持部材13は、上下方向に延在し、内部に空洞を有する略円柱状に形成され、ジンポール4の頂部4aから上方に向かって突出し、回動可能に取付けられている。アーム14は内部に空洞を有する略四角柱状に形成され、アーム14の基端部14a側は支持部材13に取付けられ、アーム14の先端部14b側は自由端として形成され、基端部14aから先端部14bまで斜め上方に向かって延在する姿勢となっている。また、支持部材13とアーム14とは、取付箇所の内部で互いに連通している。
さらに、支持部材13とアーム14との取付箇所の内部には基端部滑車15が設けられ、アーム14の先端部14bには先端部滑車16が設けられている。加えて、アーム14の先端部14bには、下方に向かって突出するワイヤー取付部17が配置されている。
次に、ジンポール4内に配置されたアンテナ用ワイヤー7の詳細を説明する。アンテナ用ワイヤー取付部17にアンテナ用ワイヤー7の一端が取付られ、アンテナ用ワイヤー7はアンテナ用ワイヤー取付部17から下側に向かって延在している。次に、アンテナ用ワイヤー7の途中部分が移動滑車18に掛けられて上向きに方向を変えられ、アンテナ用ワイヤー7は上方に向かって延在している。
アンテナ用ワイヤー7が、先端部滑車16に掛けられて、アーム14の長手方向に沿うように向きを変えられ、アーム14の内部を通過し、基端部滑車15に掛けられて、支持部材13の長手方向に沿うように方向を変えられて、支持部材13内を通過して延在している。
また、移動滑車18と既存のアンテナ3との取付構造について説明する。移動滑車18は、フック19および連結用ワイヤー20を介して既存のアンテナ3と連結している。フック19は、移動滑車18の略回動中心の位置から垂下し、連結用ワイヤー20は既存のアンテナ3に巻付けられており、連結用ワイヤー20の両端はフック19に取付けられている。
図2のB部を拡大した図4(a)と、アンテナを取外した状態で鉄塔2を上面から見た図4(b)と、を参照して、既存のアンテナ3を仮設置する構造について説明する。移設用ポール5は、詳細には上下方向に延在する略円柱状に形成されており、鉄塔2の第2側面部2dに取付けられている。移設用ポール5の頂部5aは交換作業後の既存のアンテナ3を仮設置することが可能な形状となっている。また、移設用ポール5と鉄塔2のアンテナ設置部2bとは、支持部材13の回動軸を中心とする同一円周上に配置されており、移設用ポール5の頂部5aはアンテナ設置部2bと略等しい高さになっている。
図2のC−C断面を示した図5を参照して、固定具6の構造を説明する。ジンポール4の第1側面部4bは鉄塔2の第1側面部2cに当接し、ジンポール4の第2側面部4c、第3側面部4dおよび第4側面部4eは固定具6により囲まれている。
固定具6は、第1構成部材61、第2構成部材62、第3構成部材63から構成されている。第1構成部材61の横断面形状は、ジンポール4の第2側面部4cに沿って延在する本体部61aと、本体部61aの一端からジンポール4と離れる方向へ略垂直に延在する取付部61bと、本体部61aの他端を形成する連結部61cと、により断面略L字状に形成されている。第2構成部材62の横断面形状は、ジンポール4の第3側面部4dに対応した形状の本体部62aと、本体部62aの両端からジンポール4と離れる方向へ略垂直に延在する連結部62b,62bと、により断面略コ字状に形成されている。第3構成部材63の横断面形状は、ジンポール4の第4側面部4eに対応した形状の本体部63aと、本体部63aの一端にジンポール4から離れる方向へ略垂直に延在する取付部63bと、本体部63aの他端を形成する連結部63cと、により断面略L字状に形成されている。
第1構成部材61の取付部61bは鉄塔2の第1側面部2cと当接してボルト64、ナット65等により締結されており、第1構成部材61の本体部61aはジンポール4の第2側面部4cに当接し、第1構成部材61の連結部61cは、第2構成部材62の一方の連結部62bと当接してボルト64、ナット65等により締結されている。第2構成部材62の本体部62aはジンポール4の第3側面部4dに当接し、第2構成部材62の他方の連結部62bは第3構成部材63の連結部63cと当接してボルト64、ナット65等により締結されている。第3構成部材63の本体部63aはジンポール4の第4側面部4eに当接し、第3構成部材63の連結部63cは鉄塔2の第1側面部2cと当接してボルト64、ナット65等により締結されている。
上述したアンテナ交換用装置を用いたアンテナ交換作業を説明する。まず、電波の送信に影響のない準備作業を昼間に行う。鉄塔2の第1側面部2cの上部にジンポール4の第1側面部4bを当接させ、鉄塔2の頂部2aとジンポール4の頂部4aとを略等しい高さに配置する。固定具6によりジンポール4を締付けて鉄塔2に固定する。また、ジンポール4の下部に取付けられたジンポール用ワイヤー10を、ジンポール用滑車11a,11b,11c,11dに取付け、ジンポール用ウィンチ12により巻き取られるように設置する。さらに、移設用ポール5を鉄塔2の第2側面部2dの上部に取付ける。
次に、電波の送信に影響のあるアンテナの交換作業を夜間に行う。ジンポール4を固定している固定具6の締付を緩め、ジンポール用ワイヤー10をジンポール用ウィンチ12で巻き取り、ジンポール4を上方に持ち上げる。ジンポール4のアーム14を既存のアンテナ3の上方の高さまで持ち上げた後に、固定具6を再度締付けて、ジンポール4を固定する。
固定具6の締付けは、ボルト64、ナット65等の締結手段を緩めることにより、緩めることが可能であり、ジンポール4の上下移動の際、ジンポール4を鉄塔2に取付けるための部品をその都度取付けまたは取外す作業を行わなくとも、ジンポール4の固定および固定解除を行うことが可能となる。従って、ジンポール4の上下移動の作業が簡易になり、作業効率が改善し、作業時間を短縮することが可能となる。
その後、ジンポール4に取付けられたアンテナ用ワイヤー7をアンテナ用滑車8a,8b,8cに取付け、アンテナ用ウィンチ9により巻き取られるように設置する。
そのため、アンテナ用ワイヤー7が、鉄塔2およびジンポール4の内部に収容されることとなり、風の影響を受けた場合でも流され難くなる。さらに、アンテナの搬送および設置が制御し易くなり、作業精度が改善されることとなる。
次に、アーム14の先端部14bを既存のアンテナ3の上方に位置するように回動させる。アーム14の先端部14bから移動滑車18を垂下させ、フック19および連結用ワイヤー20により移動滑車18と既存のアンテナ3とを連結させる。既存のアンテナ3を鉄塔2に固定している状態を解除し、アンテナ用ウィンチ9によりアンテナ用ワイヤー7を巻取り、移動滑車18を上方に持ち上げると共に既存のアンテナ3を持ち上げる。既存のアンテナ3を持ち上げた状態から、アーム14を回動させて既存のアンテナ3を移設用ポール5の上方の位置まで搬送する。
そのため、鉄塔2の頂部2aのような狭いスペースでも、大掛かりな搬送装置を用いることなく、既存のアンテナ3を移設用ポール5上に搬送することが可能となる。従って、アンテナの交換工事を簡易化し、作業効率を改善することが可能となる。
アンテナ用ウィンチ9からアンテナ用ワイヤー7を巻出し、移動滑車18を下方に下げて、既存のアンテナ3を移設用ポール5の頂部5aに降ろして仮設置する。
従って、電波の送信に影響する既存のアンテナ3から新規のデジタル放送用アンテナ(以下、新規のアンテナという)21に交換する作業を行う場合に、取外された既存のアンテナ3を一度地上に降ろすことなく、新規のアンテナ7を取付ける作業を行うことが可能となる。従って、作業時間を短縮することが可能となる。
既存のアンテナ3を仮設置した後に、既存のアンテナ3から移動滑車18を取外し、再度固定具6を緩め、鉄塔2の頂部2aとジンポール4の頂部4aとを略等しい高さに再び配置し、固定具6を締付けてジンポール4を再び固定する。ここで、一旦夜間作業を終了する。
再度、電波の送信に影響のない準備作業を昼間に行う。移動滑車18を地上まで降ろし、図3(a)および図3(b)で示した既存のアンテナ3と移動滑車18との取付けと同様に、新規のアンテナ21の先端部21aにフック19および連結用ワイヤー20を介して移動滑車18を取付ける。
ここで、新規のアンテナ21を鉄塔2の頂部2aに搬送する作業を示した図6を参照する。新規のアンテナ21の基端部21bには介錯ロープ22が取付けられる。移動滑車18を上昇させて新規のアンテナ21を鉄塔2の頂部2aまで搬送する。
従って、アンテナ用ワイヤー7がジンポール4の内部に集約され、アンテナ交換用装置がアンテナ搬送用の機能とアンテナ設置用の機能とを共に備えることが可能となる。よって、アンテナ搬送用の機能を備える装置とアンテナ設置用の機能を備える装置とを別々に準備する必要がなく、作業工数が削減され、作業効率が改善され、作業時間が短縮されることとなる。
搬送途中では、新規のアンテナ21の基端部21bが風などにより揺れ難いように、介錯ロープ22により新規のアンテナ21を保持する。さらに図示はしないが、新規のアンテナ21を鉄塔2の頂部2a付近まで搬送した後、新規のアンテナ21を鉄塔2の第1側面部2cの近傍に仮設置する。ここで、昼間作業を終了し、新規のアンテナ21の取付けを夜間作業で行う。
再度、電波の送信に影響のあるアンテナの交換作業を夜間に行う。ジンポール4を固定している固定具6の締付を緩め、ジンポール用ワイヤー10をジンポール用ウィンチ12によって巻き取り、ジンポール4を再度上方に持ち上げる。ジンポール4のアーム14を既存のアンテナ3の上方まで持ち上げた後に、固定具6を再度締付けて、ジンポール4を固定する。
アーム14の先端部14bを新規のアンテナ21の上方に位置するように回動させる。アーム14の先端14bから移動滑車18を垂下させ、フック19および連結用ワイヤー20により移動滑車18と新規のアンテナ21とを連結させる。新規のアンテナ21を鉄塔2に仮設置している状態を解除し、アンテナ用ウィンチ9によりアンテナ用ワイヤー7を巻取り、移動滑車18を上方に持ち上げて、新規のアンテナ21を持ち上げる。
新規のアンテナ21を持ち上げた状態から、アーム14を回動させて新規のアンテナ21を鉄塔2のアンテナ設置部2bの上方まで搬送する。アンテナ用ウィンチ9からアンテナ用ワイヤー7を巻き出し、移動滑車18を下方に下げて、新規のアンテナ21をアンテナ設置部2bに降ろして固定する。この状態で新規のアンテナ21は使用可能となり、夜間作業を終了する。
なお、仮設置された既存のアンテナ3は、その後取り外されて、地上に降ろされる。
本発明の別の実施形態として、鉄塔2を略四角錐以外の形状とし、ジンポール4を略四角柱以外の形状としてもよい。また、鉄塔2およびジンポール4の形状に対応して、固定具6の形状を変更してもよく、また固定具6を2個以上用いてよい。様々な形態のゲイン塔において、アンテナの交換作業が可能になる。
また、アンテナ用滑車8a,8b,8cおよびジンポール用滑車11a,11b,11c,11dの数は適宜変更することが可能であり、アンテナ用滑車8a,8b,8cおよびジンポール用滑車11a,11b,11c,11dを部分的にまたは全て共用することも可能である。さらに、アンテナ用ウィンチ9およびジンポール用ウィンチ12を共用することも可能である。上記部品を共用することにより、部品点数を削減し、設置するための作業工数を削減し、作業効率を改善することが可能であり、その結果、コストを削減することも可能となる。
本発明の実施形態におけるアンテナ交換作業中のゲイン塔の正面図である。 本発明の実施形態におけるジンポールを下方に下げて設置した状態のゲイン塔の正面図である。 (a)図1のA部拡大図である。(b)図3(a)の上面図である。 (a)図1のB部拡大図である。(b)アンテナを取外した状態の図4(a)の上面図である。 図2のC−C断面図である。 本発明の実施形態における新規のアンテナの搬送作業中のゲイン塔の正面図である。
符号の説明
1 ゲイン塔
2 鉄塔
2a 頂部
2b アンテナ設置部
2c 第1側面部
2d 第2側面部
3 既存のアナログ放送用アンテナ(既存のアンテナ)
4 ジンポール
4a 頂部
4b 第1側面部
4c 第2側面部
4d 第3側面部
4e 第4側面部
5 移設用ポール
5a 頂部
6 固定具
7 アンテナ用ワイヤー
8a,8b,8c アンテナ用滑車
9 アンテナ用ウィンチ
10 ジンポール用ワイヤー
11a,11b,11c,11d ジンポール用滑車
12 ジンポール用ウィンチ
13 支持部材
14 アーム
14a 基端部
14b 先端部
15 基端部滑車
16 先端部滑車
17 ワイヤー取付部
18 移動滑車
19 フック
20 連結用ワイヤー
21 新規のデジタル放送用アンテナ(新規のアンテナ)
21a 先端部
21b 基端部
22 介錯ロープ

61 第1構成部材
61a 本体部
61b 取付部
61c 連結部
62 第2構成部材
62a 本体部
62b 連結部
63 第3構成部材
63a 本体部
63b 取付部
63c 連結部
64 ボルト
65 ナット

G 地面

Claims (5)

  1. 鉄塔の頂部に取付けられたアンテナを交換するために、該鉄塔の側部上方にジンポールを取付けているアンテナ交換用装置において、
    該ジンポールの頂部に配設されたアームを備え、アンテナを吊り下げるためのアンテナ用ワイヤーを前記アームから垂下させ、該アンテナ用ワイヤーを前記ジンポールの内部に通過させていることを特徴とするアンテナ交換用装置。
  2. 前記アンテナ用ワイヤーが前記鉄塔の内部を通過していることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ交換用装置。
  3. 前記ジンポールの頂部に垂直軸を中心として回動可能な支持部材が取付けられ、該支持部材に前記アームが取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ交換用装置。
  4. 前記鉄塔の頂部に、前記アンテナを仮設置可能な移設用ポールが設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のアンテナ交換用装置。
  5. 前記ジンポールを取付けるための固定具が前記鉄塔に取付けられ、該固定具が前記ジンポールを締付けるように囲んで配置されており、前記固定具は複数の部材から構成され、該複数の部材は前記ジンポールへの締付を緩めることができるように締結手段により組立てられていることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のアンテナ交換用装置。
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