JP2009027280A - 出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体

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Abstract

【課題】表示画面の接触位置によって音像定位を制御すること。
【解決手段】接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断された場合、位置検出部104によって利用者の接触した接触位置を検出する。さらに、時間判断部105によって、利用者が表示画面に接触していた時間が所定時間以上と判断された場合、表示制御部106によって表示画面を制御して、接触位置にただちにアイコンを移動し、音量制御部107によって、接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する。一方、接触していた時間が所定時間以上ではないと判断された場合、表示制御部106によって表示画面を制御して、接触位置まで徐々にアイコンを移動し、音量制御部107によって、接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、各スピーカに出力する音量を連続的に制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、表示画面の接触位置によって音像定位を制御する出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、配置された複数のスピーカに出力する音声データの音量レベルをモデル化して表示部に表示し、それぞれのスピーカごとに音量レベルをボリュームつまみによって調整するオーディオ装置が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。このオーディオ装置によれば、表示部の表示を利用して各スピーカに出力する音声データの音量レベルを調整することができるとともに、各スピーカに出力する音声データの音量レベルを視覚的に把握することができる。
特開2001−218300号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、それぞれのスピーカに出力する音量レベルを調整することはできるが、配置されたすべてのスピーカに出力する音声データの音源の音像定位を調整することができないといった問題が一例として挙げられる。また、各スピーカごとに音量レベルを調整しなくてはならないため手間がかかるといった問題が一例として挙げられる。さらに、ボリュームつまみによって調整するため、大まかな調整をおこなうときも1段階ずつ調整しなければならないといった問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる出力制御装置は、配置されたスピーカの音像定位位置をアイコンによって表示する表示画面を備えた出力制御装置において、利用者が前記表示画面に接触したか否かを判断する接触判断手段と、前記接触判断手段によって前記利用者が前記表示画面に接触したと判断された場合、当該利用者の接触した接触位置を検出する位置検出手段と、前記表示画面を制御して、前記位置検出手段によって検出された前記利用者の接触した接触位置に前記アイコンを移動する表示制御手段と、前記位置検出手段によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する音量制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項12の発明にかかる出力制御方法は、スピーカの配置位置および音像定位位置を表示する表示画面を備えた出力制御装置における出力制御方法において、利用者が前記表示画面に接触したか否かを判断する接触判断工程と、前記接触判断工程によって前記利用者が前記表示画面に接触したと判断された場合、当該利用者の接触した接触位置を検出する位置検出工程と、前記表示画面を制御して、前記位置検出工程によって検出された前記利用者の接触した接触位置に音像定位位置を示すアイコンを移動する表示制御工程と、前記位置検出工程によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する音量制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる出力制御プログラムは、請求項12に記載の出力制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる記録媒体は、請求項13に記載の出力制御プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる出力制御装置、出力制御方法、出力制御プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(出力制御装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる出力制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる出力制御装置の機能的構成を示すブロック図である。図1において、出力制御装置100は、音声出力部101と、表示部102と、接触判断部103と、位置検出部104と、時間判断部105と、表示制御部106と、音量制御部107と、再接触判断部108と、を備えている。
音声出力部101は、複数のスピーカを備えている。音声出力部101は、後述する音量制御部107の制御によって出力される音量が制御される。スピーカからは、それぞれ異なる音量の音声データが出力されてもよい。また、スピーカは、具体的には、利用者の前後左右にそれぞれ配置される。出力制御装置100が車両に備えられている場合、音声出力部101は、具体的には、たとえば、車両前方にセンタースピーカを備え、フロントシートの左右にそれぞれフロントスピーカを備え、リアシートの左右にそれぞれリアスピーカを備え、車両の後方にバックセンタースピーカを備える構成でもよい。
表示部102は、配置されたスピーカの音像定位位置をアイコンによって表示する表示画面を備えている。表示画面には、たとえば、タッチパネルなどの利用者の接触により入力を受け付ける入力デバイスが積層されている。音像定位は、音声出力部101から出力される音声データの音源の方向と距離とを示す。したがって、利用者は、音像定位の位置が変更されることで、聴取する音声データの音源の方向と距離とが異なって聞こえることとなる。
接触判断部103は、利用者が表示画面に接触したか否かを判断する。接触判断部103は、具体的には、たとえば、表示画面に積層されたタッチパネルからの入力によって、利用者が表示画面に接触したか否かを判断する。また、接触判断部103は、利用者が表示画面に接触した回数を判断してもよい。
位置検出部104は、接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断された場合、該利用者の接触した接触位置を検出する。位置検出部104は、具体的には、たとえば、表示画面に積層されたタッチパネルからの入力によって、表示画面上の利用者の接触した接触位置の座標を検出する。また、位置検出部104は、接触判断部103によって利用者が表示画面に複数回接触したと判断された場合、それぞれの接触位置を検出してもよい。さらに、接触判断部103によって利用者が表示画面に複数回接触したと判断された場合や、利用者が連続的に位置を変更しながら接触した場合、利用者が最後に接触した位置を検出してもよい。
時間判断部105は、接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断されてから、該表示画面に接触していた時間が所定時間以上か否かを判断する。時間判断部105は、具体的には、たとえば、接触していた時間が所定時間以上の場合、「長押し」と判断し、接触していた時間が所定時間未満の場合、「短押し」と判断する。ここで、所定時間は、利用者によって設定可能であってもよい。また、たとえば、接触判断部103によって利用者が表示画面に複数回接触したと判断された場合、それぞれについて表示画面に接触していた時間が所定時間以上か否かを判断してもよい。
表示制御部106は、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された利用者の接触した接触位置に音像定位位置を示すアイコンを移動する。また、表示制御部106は、移動体に搭載されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示する。表示制御部106は、具体的には、利用者の前後左右にそれぞれ配置されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示する。また、出力制御装置100が車両に搭載されている場合、表示制御部106は、表示画面に、たとえば、車室内のイラストを表示してもよい。また、表示画面に、たとえば、スピーカの配置位置を表示してもよい。
表示制御部106は、たとえば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置に、ただちにアイコンを移動する。また、表示制御部106は、たとえば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置まで徐々にアイコンを移動してもよい。
音量制御部107は、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する。また、音量制御部107は、接触判断部103による判断結果に応じて、各スピーカに出力する音量を制御してもよい。音量制御部107は、たとえば、利用者が表示画面に接触した回数によって、各スピーカに出力する音量を制御してもよい。具体的には、たとえば、利用者が表示画面に1回接触した場合、音像定位位置を特定するのみで、音像定位は変更せず、利用者が表示画面に連続して2回接触した場合、接触した位置に応じて音像定位を変更してもよい。
音量制御部107は、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、位置検出部104によって検出された接触位置がただちに音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する。また、音量制御部107は、たとえば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、位置検出部104によって検出された接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、各スピーカに出力する音量を連続的に制御してもよい。各スピーカの制御は、たとえば、音声出力の音圧レベル、音域、それぞれのスピーカの出力量などを、音像定位の位置にあわせて調整する。
再接触判断部108は、表示制御部106によって、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置まで徐々にアイコンを移動している間に、利用者が表示画面上の該アイコンに接触したか否かを判断する。そして、再接触判断部108によって利用者が表示画面上のアイコンに接触したと判断された場合、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、音量制御部107によって各スピーカに出力する音量を制御する。
(出力制御装置の出力制御処理手順)
つぎに、出力制御装置100の出力制御処理手順について説明する。図2は、出力制御装置の出力制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断されるまで待って(ステップS201:Noのループ)、利用者が表示画面に接触したと判断された場合(ステップS201:Yes)、接触した回数を判断する(ステップS202)。
つぎに、位置検出部104によって、ステップS201において利用者の接触した接触位置を検出する(ステップS203)。さらに、時間判断部105によって、利用者が表示画面に接触したと判断されてから、該表示画面に接触していた時間が所定時間以上か否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204において接触していた時間が所定時間以上と判断された場合(ステップS204:Yes)、表示制御部106によって表示画面を制御して、ステップS203において検出された接触位置に、ただちにアイコンを移動する(ステップS205)。また、音量制御部107によって、ステップS203において検出された接触位置がただちに音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御して(ステップS206)、一連の処理を終了する。
ステップS204において接触していた時間が所定時間以上ではないと判断された場合(ステップS204:No)、表示制御部106によって表示画面を制御して、ステップS203において検出された接触位置まで徐々にアイコンを移動する(ステップS207)。また、音量制御部107によって、ステップS203において検出された接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、各スピーカに出力する音量を連続的に制御する(ステップS208)。
つぎに、利用者が、ステップS207において徐々に移動されているアイコンに接触したか否かを判断する(ステップS209)。ステップS209において利用者がアイコンに接触していない場合(ステップS209:No)、そのまま一連の処理を終了する。ステップS209においては、たとえば、ステップS207において徐々に移動しているアイコンに利用者が接触せず、ステップS203において検出された接触位置に到達した場合、そのまま一連の処理を終了するようにしてもよい。
ステップS209において利用者がアイコンに接触した場合(ステップS209:Yes)、位置検出部104によって、ステップS209において利用者の接触した接触位置を検出する(ステップS210)。そして、ステップS210において検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御して(ステップS211)、一連の処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS202において接触した回数を判断するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS202を省き、接触した回数に関わらず、利用者の接触した接触位置を検出してもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS204において接触していた時間が所定時間以上か否かを判断し、接触していた時間が所定時間以上ではないと判断された場合、ステップS207に進む構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS203において利用者の接触した接触位置を検出した後、ステップS207に進み、徐々にアイコンを移動し、さらに、ステップS208に進み、音量を連続的に制御する構成でもよい。この場合、利用者が表示画面への接触をやめたか否かを判断して、利用者が表示画面への接触をやめたと判断された場合、ステップS211に進み、利用者が表示画面への接触をやめたときのアイコンの位置が音像定位となるように音量を制御する。一方、利用者が表示画面への接触をやめる前に、利用者の接触した接触位置までアイコンが到達した場合、この接触位置が音像定位となるように音量を制御する。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS209においてアイコンに接触したか否かを判断しているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、アイコンに接触しなくても、表示画面上の任意の位置に接触すればよい。この場合、利用者が表示画面上の任意の位置に接触したときのアイコンの位置が音像定位となるように音量を制御する。
上述したように、本実施の形態の出力制御装置100によれば、接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断された場合、位置検出部104によって該利用者の接触した接触位置を検出する。そして、表示制御部106によって表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された利用者の接触した接触位置にアイコンを移動し、音量制御部107によって、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、表示画面上の利用者の接触した接触位置を、音像定位位置として特定することができる。これによって、利用者は、大幅な調整をおこなう場合にも、簡単な操作で音像定位位置を特定することができる。また、利用者は、視覚と聴覚とで効果を確認しながらフェダーおよびバランスの調整をおこなうことができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、音量制御部107によって、接触判断部103による判断結果に応じて、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、たとえば、利用者が表示画面に接触した回数によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。これによって、利用者は、たとえば、表示画面上においてもマウスのワンクリックとダブルクリックとのような感覚で、音像定位を操作することができる。また、利用者は、接触回数の違いによって様々な操作をおこなうことができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、位置検出部104によって検出された接触位置がただちに音像定位となるように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、表示画面上において利用者が所定時間以上接触していた接触位置を、音像定位位置として特定することができる。これによって、利用者は、大幅な調整をおこなう場合にも、簡単な操作ですぐに音像定位位置を特定することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、表示制御部106によって、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置に、ただちにアイコンを移動することができる。したがって、表示画面上において利用者が所定時間以上接触していた接触位置に、すぐにアイコンを移動させることができる。これによって、利用者は、変更された音像定位の位置を視覚的に確認することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、位置検出部104によって検出された接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を連続的に制御することができる。したがって、表示画面に接触していた時間が所定時間以上でない場合、接触位置に対応する音像定位まで徐々に音像定位位置を変更することができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置に正確に接触しなくても、徐々に変更される音像定位を聴覚で確認しながら、所望の音像定位位置を特定することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、表示制御部106によって、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置まで徐々にアイコンを移動することができる。したがって、表示画面に接触していた時間が所定時間以上でない場合、接触位置に対応する音像定位まで徐々に音像定位位置を変更することができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置に正確に接触しなくても、徐々に変更される音像定位を聴覚と視覚とで確認しながら、所望の音像定位位置を特定することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、再接触判断部108によって利用者が表示画面上のアイコンに接触したと判断された場合、位置検出部104によって、該利用者の接触した接触位置を検出し、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、徐々に音像定位位置を変更している間に、利用者がアイコンに接触した場合、接触した位置を音像定位位置とすることができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置があいまいな場合、聴覚と視覚とによって確認しながら最適な音像定位位置を特定することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、表示制御部106によって、表示画面に、移動体に搭載されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示することができる。これによって、利用者は、たとえば、出力制御装置100が車両に搭載されている場合も、表示画面によって音像定位位置を制御することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、表示制御部106は、利用者の前後左右にそれぞれ配置されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示することができる。これによって、利用者は、スピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示させることができるため、正確に音像定位位置を特定することができる。
また、本実施の形態の出力制御装置100によれば、表示制御部106によって、表示画面に車室内のイラストを表示することができる。これによって、利用者は、出力制御装置100が車両に搭載されている場合、車室内のイラストにおける位置に接触することで、その位置を音像定位とすることができるため、視覚で音像定位位置を確認することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるオーディオ装置によって、本発明の出力制御装置を実施した場合の一例について説明する。なお、本実施例においては、移動体に搭載されるオーディオ装置として説明しているが、複数のスピーカと、表示画面と、を備える装置であれば、車載用のナビゲーション装置や家庭用のオーディオ装置などでもよい。
(オーディオ装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかるオーディオ装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるオーディオ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、オーディオ装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、スピーカ309と、入力デバイス310と、映像I/F311と、ディスプレイ312と、通信I/F313と、カメラ314と、を備えている。各構成部301〜314は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、オーディオ装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラム、音像定位算出プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、オーディオ装置300の全体の制御を司る。
音像定位算出プログラムは、ディスプレイ312上の利用者の接触した位置の座標を検出させる。そして、この座標と、ディスプレイ312に表示された車室内のイラストと、に対応する音像定位の設定値を算出させる。音像定位の設定値は、たとえば、前後の音量レベルを示すフェダーと、左右の音量レベルを示すバランスと、を含んでいる。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、音声データが挙げられる。音声データは、複数のチャンネルを含んでおり、それぞれが異なるスピーカ309から出力される構成でもよい。また、音声データには、音像定位が設定されていてもよい。
音声I/F308は、音声出力用のスピーカ309に接続される。音声I/F308は、一例として、デジタル信号処理プロセッサ(DSP)およびパワーアンプなどによって構成され、CPU301の制御にしたがって、CPU301によって算出された音像定位に基づいてスピーカ309からの音声出力を制御する。スピーカ309は、複数存在する構成でもよく、音声I/F308の制御にしたがって、たとえば、コンテンツに関する音声データや、ラジオ放送やテレビ放送などの音声データを出力する。
入力デバイス310は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス310は、少なくともタッチパネルによって実現されていれば、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F311は、ディスプレイ312に接続される。映像I/F311は、具体的には、たとえば、ディスプレイ312全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ312を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ312には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ312には、車室内のイラストが表示されてもよい。ディスプレイ312に表示された車室内のイラストには、音像定位位置をあらわすアイコンなどを重ねて表示することができる。音像定位位置は、CPU301によって算出される。また、ディスプレイ312には、配置されたスピーカ309の位置が表示されてもよい。
ディスプレイ312としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ312は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ312は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F313は、無線を介してネットワークに接続され、オーディオ装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F313は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F313は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
カメラ314は、たとえば、車両内部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ314によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F311を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。カメラ314によって撮影された車両内部の搭乗者の挙動から、CPU301によって車両内部の搭乗者の人数や、搭乗者の座っているシートが判断されてもよい。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示した出力制御装置100が備える音声出力部101、表示部102、接触判断部103、位置検出部104、時間判断部105、表示制御部106、音量制御部107は、図3に示したオーディオ装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、オーディオ装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のオーディオ装置300は、オーディオ装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている出力制御プログラムを実行することにより、図1に示した出力制御装置が備える機能を、図2に示した出力制御処理手順で実行することができる。
(オーディオ装置の搭載された車両におけるスピーカの配置の一例)
つぎに、図4を用いて、オーディオ装置300が搭載された車両におけるスピーカ309の配置について説明する。図4は、オーディオ装置が搭載された車両におけるスピーカの配置の一例について示す説明図である。図4に示すように、スピーカ309は、オーディオ装置300が搭載された車両の各部に設置される。
具体的には、図4に示すように、車両400には、フロントシート401,402の前面に設置されたセンタースピーカCSpと、フロントシート401の右側のドアに設置されたフロント(R)スピーカF(R)Spと、フロントシート402の左側のドアに設置されたフロント(L)スピーカF(L)Spと、リアシート403の右側のドアに設置されたリア(R)スピーカR(R)Spと、リアシート403の左側のドアに設置されたリア(L)スピーカR(L)Spと、リアシート403後方に設けられたバックセンタースピーカBCSpと、リアシート403後方の左右に設けられたサブウーハーSWと、が搭載されている。
これらのスピーカから、CPU301によって算出された音像定位に基づいて音声データがそれぞれ調整されて出力される。ここで、センタースピーカCSp、フロント(R/L)スピーカF(R/L)Sp、リア(R/L)スピーカR(R/L)Sp、バックセンタースピーカBCSpは、それぞれ中高音出力用のスピーカである。また、サブウーハーSWは、中高音出力用のスピーカでは出力できない音声データの低音領域を出力するためのスピーカである。音声データの低音領域の出力は、音像定位にあまり影響を与えないため、サブウーハーSWからは、CPU301によって算出された音像定位に関わらず音声データの低音領域が出力される構成でもよい。なお、スピーカ309の配置は、上述した形態に限らず、少なくとも中高音出力用のスピーカを2つ以上備えていればよい。
(オーディオ装置の処理の内容)
つぎに、オーディオ装置300の処理の内容について説明する。図5は、オーディオ装置の処理の内容を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、利用者がディスプレイ312にタッチするまで待機して(ステップS501:Noのループ)、利用者がディスプレイ312にタッチしたと判断された場合(ステップS501:Yes)、ディスプレイ312上のタッチ位置の座標を検出する(ステップS502)。そして、ステップS502において検出された座標を音像定位位置と特定する(ステップS503)。
つぎに、タッチ回数は1回より多いか否かを判断する(ステップS504)。ステップS502においてタッチ回数は1回と判断された場合(ステップS504:No)、ステップS501に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
一方、ステップS504においてタッチ回数は1回より多いと判断された場合(ステップS504:Yes)、ステップS503において特定された音像定位位置に応じた車室内の音像定位の設定値を決定する(ステップS505)。そして、ステップS501:Yesにおいて利用者がディスプレイ312にタッチしたと判断されてから、タッチされている時間が所定時間以上たったか否かを判断する(ステップS506)。
ステップS506において所定時間以上たったと判断された場合(ステップS506:Yes)、ステップS503において特定された位置まで、ディスプレイ312上の音像定位位置を示すアイコンをただちに移動する(ステップS507)。さらに、ステップS505において決定された設定値に、スピーカに出力する音源のフェダーおよびバランスを設定して(ステップS508)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS506において所定時間以上たっていないと判断された場合(ステップS506:No)、ステップS503において特定された位置に向かって、ディスプレイ312上の音像定位位置を示すアイコンを1段階移動する(ステップS509)。さらに、ステップS509において移動されたアイコンの座標に応じて、ステップS505において決定された設定値に向かって、フェダーおよびバランスを1段階変更する(ステップS510)。
つぎに、ステップS509において移動されたアイコンに利用者がタッチしたか否かを判断する(ステップS511)。ステップS511においてアイコンに利用者がタッチしたと判断されない場合(ステップS511:No)、ステップS505において決定された設定値になったか否かを判断して(ステップS512)、設定値になった場合(ステップS512:Yes)、そのまま一連の処理を終了する。
ステップS512において設定値になっていない場合(ステップS512:No)、ステップS509に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。そして、ステップS511においてアイコンに利用者がタッチした場合(ステップS511:Yes)、利用者がタッチしたアイコンの座標を検出する(ステップS513)。そして、ステップS513において検出された座標に応じて、車室内の音像定位の設定値を変更する(ステップS514)。そして、ステップS514において変更された設定値に、スピーカに出力する音源のフェダーおよびバランスを設定して(ステップS515)、一連の処理を終了する。
なお、図5のフローチャートにおいては、ステップS504においてタッチ回数は1回より多いか否かを判断しているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS504を省き、タッチ回数に関わらずステップS505に進み、ステップS503において特定された音像定位位置に応じた車室内の音像定位の設定値を決定してもよい。
また、図5のフローチャートにおいては、ステップS506:Noにおいて所定時間以上たっていない場合、ステップS509に進む構成としているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS506を省略して、ステップS509に進み、ステップS503において特定された位置に向かって、ディスプレイ312上の音像定位位置を示すアイコンを1段階移動し、さらに、ステップS505において決定された設定値に向かって、フェダーおよびバランスを1段階変更する構成でもよい。この場合、利用者がディスプレイ312をタッチしている間、ステップS509およびステップS510を繰り返しおこない、利用者がディスプレイ312のタッチをやめた場合、そのときのアイコンの位置を音像定位位置と特定してもよい。
また、図5のフローチャートにおいては、ステップS511においてアイコンにタッチしたか否かを判断して、ステップS513において利用者がタッチしたアイコンの座標を検出するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、ステップS511においては、ディスプレイ312の任意の位置にタッチしたか否かを判断する構成でもよい。この場合、ステップS513においては、ステップS511:Yesにおいて利用者がディスプレイ312をタッチしたと判断されたときに、アイコンが表示されている位置の座標を検出する。
(ディスプレイに表示される表示内容の一例)
つぎに、図6を用いて、ディスプレイ312に表示される表示内容の一例について説明する。図6は、ディスプレイに表示される表示内容の一例について示す説明図である。図6においては、車室内のイラスト600と、音像定位の設定値610と、が表示されている。車両内のイラスト600には、座標軸601と、アイコン602と、スピーカのイラスト603〜608と、が付されている。アイコン602は、車室内の音像定位の位置を、車室内のイラスト600の対応する位置に示している。
スピーカのイラスト603〜608は、具体的には、たとえば、センタースピーカCSpのイラスト603と、フロント(R)スピーカF(R)Spのイラスト604と、フロント(L)スピーカF(L)Spのイラスト605と、リア(R)スピーカR(R)Spのイラスト606と、リア(L)スピーカR(L)Spのイラスト607と、バックセンタースピーカBCSpと、が含まれている。また、スピーカのイラスト603〜608は、表示しない構成でもよい。
音像定位の設定値610は、フェダーおよびバランスの設定値を示している。具体的には、フロント方向の設定値611と、ライト方向の設定値612と、レフト方向の設定値613と、バック方向の設定値614と、を示している。また、ディスプレイ312には、少なくとも、車室内のイラスト600上の座標軸601が表示された領域にタッチパネルが積層されていることとする。
(利用者による音像定位位置の特定処理の内容の一例)
つぎに、図7を用いて、図5のフローチャートにおけるステップS501〜ステップS505について説明する。図7は、利用者による音像定位位置の特定処理の内容の一例について示す説明図である。図7に示すように、アイコン602は初期位置701に設定されている。ここで、図5のフローチャートにおけるステップS501:Yesにおいて利用者がディスプレイ312にタッチしたと判断された場合、タッチした位置702の座標を検出し、位置702を音像定位位置と特定する。そして、位置702に対応した音像定位の設定値を決定する。
(フェダーおよびバランスの設定処理の内容の一例)
つぎに、図8を用いて、図5のフローチャートにおけるステップS506〜ステップS508について説明する。図8は、フェダーおよびバランスの設定処理の内容の一例について示す説明図である。図8に示すように、図5のフローチャートにおけるステップS506:Yesにおいて、利用者が位置702をタッチしてから、タッチされている時間が所定時間以上たったと判断された場合、位置702にアイコン602をただちに移動させる。また、ステップS505において決定された位置702に応じた設定値に、スピーカに出力する音源のフェダーおよびバランスを設定する。
(フェダーおよびバランスの連続的な設定処理)
つぎに、図9を用いて、図5のフローチャートにおけるステップS509〜ステップS512について説明する。図9は、フェダーおよびバランスの連続的な設定処理の内容について示した説明図である。図9においては、図5のフローチャートにおけるステップS506:Noにおいて、利用者がディスプレイ312にタッチしてから、タッチされている時間が所定時間以上たっていないと判断された場合、アイコン602を任意の1段階ずつ初期位置701からタッチ位置702へ連続的に移動させる。具体的には、たとえば、初期位置701から位置901へアイコン602を1段階移動させる。そして、フェダーおよびバランスも位置901に応じて変更する。
同様に、位置901から位置902へ、また、位置902から位置903へ、アイコン602を段階的に移動させ、フェダーおよびバランスもアイコン602の位置に対応させて変更する。そして、利用者にタッチされず、アイコン602がタッチ位置702まで移動された場合、タッチ位置702を音像定位の設定値とする。
(利用者による音像定位位置の特定処理の内容の他の一例)
つぎに、図10および図11を用いて、図5のフローチャートにおけるステップS511、ステップS513〜ステップS515について説明する。図10は、利用者による音像定位位置の特定処理の内容の他の一例について示す説明図である。図10においては、図9において段階的に移動されているアイコン602を、たとえば、位置902において利用者がタッチしている。このとき、ステップS511においてアイコンに利用者がタッチしたと判断される。
(フェダーおよびバランスの設定処理の内容の他の一例)
図11は、フェダーおよびバランスの設定処理の内容の他の一例について示す説明図である。図11においては、図10においてタッチされた位置902の座標を検出し、音像定位位置を、図7におけるタッチ位置702から、位置902に変更し、アイコン602の移動を位置902で止める。そして、フェダーおよびバランスを位置902に応じた設定値に変更する。
(座席ごとの指定位置)
つぎに、フェダーおよびバランスの設定処理の他の一例について説明する。図12は、座席ごとの指定位置について示す説明図である。図12においては、各座席ごとの指定位置1201〜1205と、各座席ごとの対応領域1211〜1215と、を示している。指定位置1201〜1205は、たとえば、あらかじめ利用者に設定された位置でもよい。指定位置1201〜1205は、利用者にそれぞれの対応領域1211〜1215がタッチされた場合に、音像定位位置と指定する位置である。指定位置1201〜1205は、搭乗者の人数や搭乗者の座っている位置に応じて、数が変更されてもよい。搭乗者の人数や搭乗者の座っている位置は、利用者によって設定されてもよいし、カメラ314によって撮影された映像に基づいて、CPU301によって判断される構成でもよい。
(利用者による対応領域の特定処理の内容)
つぎに、図13および図14を用いて、利用者がフロントシート401の対応領域1211内にタッチした場合の処理について説明する。図13は、利用者による対応領域の特定処理の内容について示す説明図である。図13においては、アイコン602は、初期位置701に設定されている。そして、利用者は、フロントシート401の対応領域1211内の位置1301にタッチしている。
(指定位置におけるフェダーおよびバランスの設定処理の内容)
図14は、指定位置におけるフェダーおよびバランスの設定処理の内容について示す説明図である。図14に示すように、アイコン602を、初期位置701から位置1301が含まれる対応領域1211の指定位置1201へ移動する。さらに、フェダーおよびバランスを指定位置1201に応じた設定値に変更する。
図13および図14に示すように、指定位置1201〜1205をあらかじめ設定しておくことで、利用者は、ディスプレイ312上のだいたいの位置にタッチすることで、搭乗者の座っている位置にあった音像定位に変更することができる。
上述したように、本実施例のオーディオ装置300によれば、接触判断部103によって利用者が表示画面に接触したと判断された場合、位置検出部104によって該利用者の接触した接触位置を検出する。そして、表示制御部106によって表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された利用者の接触した接触位置にアイコンを移動し、音量制御部107によって、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、表示画面上の利用者の接触した接触位置を、音像定位位置として特定することができる。これによって、利用者は、大幅な調整をおこなう場合にも、簡単な操作で音像定位位置を特定することができる。また、利用者は、視覚と聴覚とで効果を確認しながらフェダーおよびバランスの調整をおこなうことができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、音量制御部107によって、接触判断部103による判断結果に応じて、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、たとえば、利用者が表示画面に接触した回数によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。これによって、利用者は、たとえば、表示画面上においてもマウスのワンクリックとダブルクリックとのような感覚で、音像定位を操作することができる。また、利用者は、接触回数の違いによって様々な操作をおこなうことができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、位置検出部104によって検出された接触位置がただちに音像定位となるように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、表示画面上において利用者が所定時間以上接触していた接触位置を、音像定位位置として特定することができる。これによって、利用者は、大幅な調整をおこなう場合にも、簡単な操作ですぐに音像定位位置を特定することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、表示制御部106によって、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置に、ただちにアイコンを移動することができる。したがって、表示画面上において利用者が所定時間以上接触していた接触位置に、すぐにアイコンを移動させることができる。これによって、利用者は、変更された音像定位の位置を視覚的に確認することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、位置検出部104によって検出された接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を連続的に制御することができる。したがって、表示画面に接触していた時間が所定時間以上でない場合、接触位置に対応する音像定位まで徐々に音像定位位置を変更することができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置に正確に接触しなくても、徐々に変更される音像定位を聴覚で確認しながら、所望の音像定位位置を特定することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、時間判断部105によって表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、表示制御部106によって、表示画面を制御して、位置検出部104によって検出された接触位置まで徐々にアイコンを移動することができる。したがって、表示画面に接触していた時間が所定時間以上でない場合、接触位置に対応する音像定位まで徐々に音像定位位置を変更することができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置に正確に接触しなくても、徐々に変更される音像定位を聴覚と視覚とで確認しながら、所望の音像定位位置を特定することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、再接触判断部108によって利用者が表示画面上のアイコンに接触したと判断された場合、位置検出部104によって、該利用者の接触した接触位置を検出し、位置検出部104によって検出された接触位置が音像定位となるように、音量制御部107によって、各スピーカに出力する音量を制御することができる。したがって、徐々に音像定位位置を変更している間に、利用者がアイコンに接触した場合、接触した位置を音像定位位置とすることができる。これによって、利用者は、所望の音像定位位置があいまいな場合、聴覚と視覚とによって確認しながら最適な音像定位位置を特定することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、表示制御部106によって、表示画面に、移動体に搭載されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示することができる。これによって、利用者は、たとえば、オーディオ装置300が車両に搭載されている場合も、表示画面によって音像定位位置を制御することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、表示制御部106は、利用者の前後左右にそれぞれ配置されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示することができる。これによって、利用者は、スピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示させることができるため、正確に音像定位位置を特定することができる。
また、本実施例のオーディオ装置300によれば、表示制御部106によって、表示画面に車室内のイラスト600を表示することができる。これによって、利用者は、オーディオ装置300が車両に搭載されている場合、車室内のイラスト600における位置に接触することで、その位置を音像定位とすることができるため、視覚で音像定位位置を確認することができる。
なお、本実施の形態で説明した出力制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
本実施の形態にかかる出力制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 出力制御装置の出力制御処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかるオーディオ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 オーディオ装置が搭載された車両におけるスピーカの配置の一例について示す説明図である。 オーディオ装置の処理の内容を示すフローチャートである。 ディスプレイに表示される表示内容の一例について示す説明図である。 利用者による音像定位位置の特定処理の内容の一例について示す説明図である。 フェダーおよびバランスの設定処理の内容の一例について示す説明図である。 フェダーおよびバランスの連続的な設定処理の内容について示した説明図である。 利用者による音像定位位置の特定処理の内容の他の一例について示す説明図である。 フェダーおよびバランスの設定処理の内容の他の一例について示す説明図である。 座席ごとの指定位置について示す説明図である。 利用者による対応領域の特定処理の内容について示す説明図である。 指定位置におけるフェダーおよびバランスの設定処理の内容について示す説明図である。
符号の説明
100 出力制御装置
101 音声出力部
102 表示部
103 接触判断部
104 位置検出部
105 時間判断部
106 表示制御部
107 音量制御部
108 再接触判断部

Claims (14)

  1. 配置されたスピーカの音像定位位置をアイコンによって表示する表示画面を備えた出力制御装置において、
    利用者が前記表示画面に接触したか否かを判断する接触判断手段と、
    前記接触判断手段によって前記利用者が前記表示画面に接触したと判断された場合、当該利用者の接触した接触位置を検出する位置検出手段と、
    前記表示画面を制御して、前記位置検出手段によって検出された前記利用者の接触した接触位置に前記アイコンを移動する表示制御手段と、
    前記位置検出手段によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する音量制御手段と、
    を備えることを特徴とする出力制御装置。
  2. 前記接触判断手段は、前記利用者が表示画面に接触した回数を判断し、
    前記音量制御手段は、前記接触判断手段による判断結果に応じて、各スピーカに出力する音量を制御することを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。
  3. 前記接触判断手段によって前記利用者が前記表示画面に接触したと判断されてから、当該表示画面に接触していた時間が所定時間以上か否かを判断する時間判断手段を備え、
    前記音量制御手段は、前記時間判断手段によって前記表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、前記位置検出手段によって検出された接触位置がただちに音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の出力制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記時間判断手段によって前記表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断された場合、前記表示画面を制御して、前記位置検出手段によって検出された接触位置に、ただちに前記アイコンを移動することを特徴とする請求項3に記載の出力制御装置。
  5. 前記音量制御手段は、前記時間判断手段によって前記表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、前記位置検出手段によって検出された接触位置に対応する音像定位に徐々に近づくように、各スピーカに出力する音量を連続的に制御することを特徴とする請求項3または4に記載の出力制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記時間判断手段によって前記表示画面に接触していた時間が所定時間以上であると判断されなかった場合、前記表示画面を制御して、前記位置検出手段によって検出された接触位置まで徐々に前記アイコンを移動することを特徴とする請求項5に記載の出力制御装置。
  7. 前記表示制御手段によって、前記表示画面を制御して、前記位置検出手段によって検出された接触位置まで徐々に前記アイコンを移動している間に、前記利用者が表示画面上の当該アイコンに接触したか否かを判断する再接触判断手段を備え、
    前記位置検出手段は、前記再接触判断手段によって前記利用者が前記表示画面上の前記アイコンに接触したと判断された場合、当該利用者の接触した接触位置を検出し、
    前記音量制御手段は、前記位置検出手段によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御することを特徴とする請求項5または6に記載の出力制御装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示画面に、移動体に搭載されたスピーカの配置位置を表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の出力制御装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記利用者の前後左右にそれぞれ配置されたスピーカの配置位置に応じた音像定位位置を表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の出力制御装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記表示画面に車室内のイラストを表示することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の出力制御装置。
  11. 前記接触判断手段は、前記表示画面に積層されたタッチパネルからの入力によって前記利用者が当該表示画面に接触したか否かを判断することを特徴とする請求項1〜10に記載の出力制御装置。
  12. スピーカの配置位置および音像定位位置を表示する表示画面を備えた出力制御装置における出力制御方法において、
    利用者が前記表示画面に接触したか否かを判断する接触判断工程と、
    前記接触判断工程によって前記利用者が前記表示画面に接触したと判断された場合、当該利用者の接触した接触位置を検出する位置検出工程と、
    前記表示画面を制御して、前記位置検出工程によって検出された前記利用者の接触した接触位置に音像定位位置を示すアイコンを移動する表示制御工程と、
    前記位置検出工程によって検出された接触位置が音像定位となるように、各スピーカに出力する音量を制御する音量制御工程と、
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
  13. 請求項12に記載の出力制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする出力制御プログラム。
  14. 請求項13に記載の出力制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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