JP2013164710A - 電子機器、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

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泰嗣 白川
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Abstract

【課題】操作体の種類に応じて電子機器の機能の実行を自動的に調整できるようにする。
【解決手段】電子機器1は、ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネル11と、ディスプレイ上での導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネル12と、第1のタッチパネル11及び第2のタッチパネル12の検出結果に基づいて所定の機能を実行する機能実行部13と、第1のタッチパネル11の検出結果と第2のタッチパネル12の検出結果とを比較することによりディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定する判定部14と、操作体の種類に応じて上記機能を調整する調整部15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備える電子機器に関する。
特許文献1は、抵抗膜式タッチパネル上に静電容量式タッチパネルを形成することにより、導電体、非導電体、及び導電体・非導電体の両方による3種の押下状態を検出する構成を開示している。
特許文献2は、複数のタッチパネルを備え、指等を画面に接触させて行う接触操作と、接触させないで行う空間操作とを可能にする構成を開示している。
特許文献3は、センシング面の面積を広く取り、多点入力を可能にし、外観及び表示品位を向上させることを目的として、複数の二次元容量センサが一層の透明な絶縁材料を共有しその領域を分け合う構成を開示している。
特開平07−334308号公報 特開2011−22961号公報 特開2009−9249号公報
タッチパネルを操作する操作体として、使用者の指、タッチペン(スタイラス)等が用いられている。このような操作体は、その種類毎に様々な特徴を有している。例えば、タッチペンは、指に比べて接触面積が小さく、操作画面上で狭いエリアを指定するのに適している。
また、タッチパネルを備える電子機器の機能(アプリケーション)は、近年目覚ましい発展を遂げている。このような電子機器の様々な機能と、操作体のバリエーションとを関連付けることにより、更なる展開が臨まれる。
そこで、本発明は、使用される操作体の種類に応じて電子機器の機能を自動的に調整できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様は、ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルと、前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する機能実行手段と、前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が前記導電体であるか前記非導電体であるかを判定する判定手段と、前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整する調整手段とを備える電子機器である。
また、本発明の第2の態様は、ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルとを備え、前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する電子機器の制御方法であって、前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定するステップと、前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整するステップとを備えるものである。
また、本発明の第3の態様は、ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルとを備え、前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する電子機器を制御するコンピュータに、前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定する処理と、前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整する処理とを実行させる電子機器の制御プログラムである。
本発明によれば、使用される操作体の種類に応じて電子機器の機能を自動的に調整することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る電子機器の機能的な構成を示す図である。 電子機器のハードウェア構成を例示する図である。 操作体判定処理を例示するフローチャートである。 調整部が有する機能を例示する図である。 入力調整処理の第1の例を示すフローチャートである。 入力調整処理の第2の例を示すフローチャートである。 入力エリアを含む操作画面を例示する図である。 アイコン調整処理を例示するフローチャートである。 アイコンを含む操作画面を例示する図である。 機能制限処理を例示するフローチャートである。 機能自動実行処理を例示するフローチャートである。 スクロール調整処理を例示するフローチャートである。 複数のスクロール部を含む操作画面を例示する図である。 ウィンドウ調整処理を例示するフローチャートである。 複数のウィンドウを含む操作画面を例示する図である。 表示拡縮調整処理を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器1の機能的な構成を示している。電子機器1は、タッチパネル機構を備えた情報処理装置であって、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータ等がその代表的なものである。電子機器1は、第1のタッチパネル11、第2のタッチパネル12、機能実行部13、判定部14、及び調整部15を有する。
第1のタッチパネル11は、ディスプレイ上での導電体の接触、動き等を検出するものである。例えば、静電容量方式のタッチパネル等がこれに該当する。当該導電体は、電子機器1を操作するための操作体の一種であり、使用者の指等がその代表的なものである。第1のタッチパネル11は、非導電体の接触等は検出しない。
第2のタッチパネル12は、ディスプレイ上での導電体及び非導電体の接触、動き等を検出するものである。例えば、抵抗膜方式のタッチパネル等がこれに該当する。当該非導電体は、操作体の一種であり、樹脂等の材料からなるタッチペン(スタイラス)等がその代表的なものである。第2のタッチパネル12は、導電体及び非導電体の両方の接触等を検出する。
機能実行部13は、第1のタッチパネル11及び第2のタッチパネル12の検出結果に基づいて、所定の機能を実行するものである。当該所定の機能とは、例えば電子機器1にインストールされたアプリケーション等である。
判定部14は、第1のタッチパネル11の検出結果と第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより、ディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定するものである。すなわち、利用者が指等で操作しているのかタッチペン等で操作しているのかが判定される。
調整部15は、上記判定部14により判定された操作体の種類、すなわち導電体であるか非導電体であるかに応じて上記機能実行部13により実行される機能の調整内容を選択する選択部16を有する。調整部15は、当該選択部16により選択された調整内容に基づいて機能実行部13により実行される各種機能を調整する。当該調整の具体例については後述する。
上記構成により、使用される操作体の種類に応じて、電子機器1の機能を自動的に調整(最適化、差別化等)することが可能となる。
図2は、上記電子機器1のハードウェア構成を例示している。本例に係る電子機器1は、中央処理装置21、記憶装置22、ディスプレイ23、静電容量式タッチパネル24、抵抗膜式タッチパネル25、マイク26、スピーカ27、外部接続端子28、及びバス29を有する。
中央処理装置21は、記憶装置22に記憶された制御プログラム・データベース等の記憶データ、静電容量式タッチパネル24及び抵抗膜式タッチパネル25からの検出信号、マイク26により取得された音声データ、外部接続端子28を介して入力される信号等に基づいて、各種処理を行い、当該処理結果をディスプレイ23、スピーカ27、外部接続端子28に接続された外部機器等に出力する。当該構成により、上記図1に示す各機能ブロックを実現することができる。
図3は、上記判定部14(図1参照)による操作体の種類を判定する操作体判定処理S100を例示している。先ず、第2のタッチパネル12(抵抗膜式タッチパネル25)が操作体を検出したか否かを判定し(S101)、検出しなかった場合(NO)には、ディスプレイ23上に操作体は存在しないと判定する(S102)。
一方、ステップS101において、第2のタッチパネル12が操作体を検出した場合(YES)には、次いで第1のタッチパネル11(静電容量式タッチパネル24)が操作体を検出したか否かを判定する(S103)。ステップS103において、第1のタッチパネル11が操作体を検出した場合(YES)には、操作体の種類は導電体(指等)であると判定し(S104)、操作体を検出しなかった場合(NO)には、操作体の種類は非導電体(タッチペン等)であると判定する(S105)。
図4は、本実施の形態に係る調整部15(図1参照)が有する機能を示している。調整部15は、入力調整部51、アイコン調整部52、機能制限部53、機能自動実行部54、スクロール調整部55、ウィンドウ調整部56、及び表示拡縮調整部57を有する。
入力調整部51は、文字等の入力方式を操作体の種類に応じて変化させる処理(入力調整処理)を行う。図5は、第1の例に係る入力調整処理S200を示している。図7は、文字等を入力する操作画面61を例示している。操作画面61には、用意された候補の中から所望の文字等を選択することにより文字等を入力するための入力エリア62が設けられている。上記第1の入力調整処理S200は、当該入力エリア62に操作体F,Pが接触した場合に実行される。
第1の入力調整処理S200において、先ず、入力エリア62に接触した操作体が導電体か否かを判定する(S201)。ステップS201において、導電体である場合(YES)には、図7に示すように、10キー・フリック入力表示63を出力し(S202)、導電体でない場合(NO)には、QWERTY表示64を出力する(S203)。これにより、導電体である指Fによる操作時には、1つのキーが比較的大きい10キー・フリック入力表示63が行われ、非導電体であるタッチペンPによる操作時には、1つのキーが比較的小さいQWERTY表示64が行われる。
図6は、第2の例に係る入力調整処理S250を示している。図7において、操作画面61中に手書入力エリア65が設けられている。第2の入力調整処理S250は、当該手書入力エリア65に操作体F,Pが接触した場合に実行される。
第2の入力調整処理S250において、先ず、手書入力エリア65に接触した操作体が導電体か否かを判定する(S251)。ステップS251において、導電体である場合(YES)には、図7に示すように、比較的大きい面積の手書入力エリア65を表示し(S252)、導電体でない場合(NO)には、比較的小さい面積の手書入力エリア66を表示する(S253)。これにより、導電体である指Fによる操作時には、比較的大きな入力エリアが設けられ、非導電体であるタッチペンPによる操作時には、比較的小さな入力エリアが設けられる。
尚、上述のような入力調整処理を行うか否か、人力方式の種類、入力エリアの大きさ等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
アイコン調整部52(図4参照)は、操作画面上のアイコンの大きさを操作体の種類に応じて変化させる処理(アイコン調整処理)を行う。当該アイコンには、テキスト情報を主体とする選択部等も含まれる。図8は、アイコン調整処理S300を例示している。図9は、アイコン72A,72B,72C,72Dを含む操作画面71を例示している。
アイコン調整処理S300において、先ず、操作画面71上にある操作体が導電体か否かを判定する(S301)。ステップS301において、導電体である場合(YES)には、図9に示すように、大型アイコン72Aや、大型テキストアイコン72Cを含むリストメニュー73を表示し(S302)、導電体でない場合(NO)には、小型アイコン72Bや、小型テキストアイコン72Dを含むリストメニュー73を表示する(S303)。これにより、導電体である指Fによる操作時には、比較的大きなアイコン72A,72Cにより操作され、非導電体であるタッチペンPによる操作時には、比較的小さなアイコン72B,72Dにより操作される。
尚、上述のようなアイコン調整処理を行うか否か、アイコンの大きさ、アイコンの定義等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
機能制限部53(図4参照)は、操作体の種類に適合しない機能(アプリケーション)の実行を制限する処理(機能制限処理)を行う。図10は、機能制限処理S400を例示している。
機能制限処理S400において、先ず、機能と操作体の種類とが対応付けられたテーブルを参照する(S401)。本例は、当該テーブルに、サイン認証機能に適合する操作体の種類としてタッチペン等の非導電体が規定されている場合を示す。尚、サイン認証機能とは、使用者の手書入力操作により、本人確認等の認証を行う機能である。次いで、調整部15は、サイン認証機能が実行中か否かを判定する(S402)。ステップS402において、サイン認証機能が実行中でない場合(NO)には、機能制限処理S400を終了し、実行中である場合(YES)には、操作体が非導電体であるか否かが判定される(S403)。ステップS403において、非導電体である場合(YES)には、サイン認証機能を続行し(S404)、非導電体でない場合(NO)には、サイン認証機能を停止するか、又は非導電体(タッチペンP等)を使用するよう促す警告表示を行う(S405)。これにより、サイン認証機能に適合しない指Fでの操作を阻止し、これに適合するタッチペンPでの操作を促すことができる。
尚、上述のような機能制限処理を行うか否か、適合する操作体の種類の設定、適用する機能(アプリケーション)等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
機能自動実行部54(図4参照)は、操作体の種類に適合する機能を実行する処理(機能自動実行処理)を行う。図11は、機能自動実行処理S500を例示している。
機能自動実行処理S500において、先ず、機能と操作体の種類とが対応付けられたテーブルを参照する(S501)。本例は、当該テーブルに、電話機能の実行中にタッチペン等の非導電体が使用された場合に手書入力機能を実行することが規定されている場合を示す。次いで、調整部15は、電話機能が実行中か否かを判定する(S502)。ステップS502において、電話機能が実行中でない場合(NO)には、機能自動実行処理S500を終了し、実行中である場合(YES)には、操作画面にある操作体が非導電体か否かを判定する(S503)。ステップS503において、非導電体である場合(YES)には、通話状態を維持したまま、手書入力機能を自動的に実行し(S504)、非導電体でない場合(NO)には、通常時の操作を実行する(S505)。これにより、例えば、通話時にタッチペンPを接触させると、自動的に手書入力によるメモ機能等を実行させることができる。
尚、上述のような機能自動実行処理を行うか否か、自動実行のきっかけとなる操作体の種類、自動実行されるアプリケーション等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
スクロール調整部55(図4参照)は、画面のスクロールに関する動作を操作体の種類に応じて変化させる処理(スクロール調整処理)を行う。図12は、スクロール調整処理S600を例示している。図13は、スクロールされる操作画面81を例示している。操作画面81には、複数のスクロール部82A,82Bが設けられている。スクロール部82A,82Bは、操作画面81全体のうち、陰影部83により視覚的に区画され、操作画面81から独立してスクロール可能な部分である。
スクロール調整処理S600において、先ず、操作画面81上で操作体によるスクロール操作を検出したか否かを判定する(S601)。ステップS601において、スクロール操作を検出しない場合(NO)には、スクロール調整処理S600を終了し、スクロール操作を検出した場合(YES)には、その操作体が導電体か否かを判定する(S602)。ステップS602において、導電体である場合(YES)には、図13に示すように、操作画面81全体をスクロールさせ(S603)、導電体でない場合(NO)には、その接触点に重なっているスクロール部82A、又は最も接近したスクロール部82Bのみをスクロールさせる(S604)。これにより、スクロール操作を行う操作体の種類を選択することにより、特定の場所だけをスクロールさせること等が可能となる。また、操作体の種類に応じて、スクロールする速度、方向、単位(所定行数毎、ページ毎等)等を規定することも可能である。
尚、上述のようなスクロール調整処理を行うか否か、操作体の種類とスクロールする部分との関係等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
ウィンドウ調整部56(図4参照)は、操作画面上のウィンドウに関する動作を操作体の種類に応じて変化させる処理(ウィンドウ調整処理)を行う。図14は、ウィンドウ調整処理S700を例示している。図15は、複数のウィンドウ92A,92Bを含む操作画面91を例示している。
ウィンドウ調整処理S700において、先ず、操作画面91上で操作体によるウィンドウ操作を検出したか否かを判定する(S701)。ステップS701において、ウィンドウ操作を検出しない場合(NO)には、ウィンドウ調整処理S700を終了し、ウィンドウ操作を検出した場合(YES)には、その操作体が導電体か否かを判定する(S702)。ステップS702において、導電体である場合(YES)には、図15に示すように、選択されたウィンドウ92Aを前面化してその大きさの調整等を可能にし(S703)、導電体でない場合(NO)には、選択されたウィンドウ92Bを前面化せずにその大きさの調整等を可能にする(S704)。これにより、非導電体であるタッチペンPを用いてウィンドウの操作を行う場合には、選択したウィンドウ92Bを背面位置のまま大きさの調整等を行うことが可能になる。
尚、上述のようなウィンドウ調整処理を行うか否か、操作体の種類と前面化との関係等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
表示拡縮調整部57(図4参照)は、操作画面の表示の拡縮に関する動作を操作体の種類に応じて変化させる処理(表示拡縮調整処理)を行う。図16は、表示拡縮調整処理S800を例示している。
表示拡縮調整処理S800において、先ず、操作画面中の文字、画像等の表示を拡大又は縮小させる操作を検出したか否かを判定する(S801)。ステップS801において、当該操作を検出しない場合(NO)には、表示拡縮調整処理S800を終了し、検出した場合(YES)には、その操作を行った操作体が導電体であるか否かを判定する(S802)。ステップS802において、導電体である場合(YES)には、その接触点を中心に操作画面全体を拡大又は縮小し(S803)、導電体でない場合(NO)には、その接触点から所定範囲内のみを拡大又は縮小する(S804)。これにより、拡縮したい部分に応じて指F又はタッチペンPのいずれを使うかを選択することにより、拡縮操作の利便性を向上させることができる。
尚、上述のような拡縮調整処理を行うか否か、操作体の種類と拡縮範囲との関係等は、使用状況に応じて適宜設計されるべきものであり、使用者の設定行為により選択できるようにすることが望ましい。
また、上記第1のタッチパネル11(静電容量式タッチパネル24)は、導電体(指F)によるホバー操作の検出が可能な感度を有するものであってもよい。ホバー操作とは、ディスプレイ23から所定範囲離れた空間における導電体の動き、ディスプレイ23と導電体との距離等を検出し、その検出結果に応じて各種処理を行うものである。
本実施の形態においては、抵抗膜式タッチパネル25が設けられているため、操作体のディスプレイ23への接触の検出は、導電体及び非導電体の両方について保証されている。よって、静電容量式タッチパネル24の感度をホバー操作が可能な程度に上昇させることにより、接触面での操作と空中での操作とを共に検出することができ、高度な処理を実現することが可能となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限られるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能なものである。
1 電子機器
11 第1のタッチパネル
12 第2のタッチパネル
13 機能実行部
14 判定部
15 調整部
21 中央処理装置
22 記憶装置
23 ディスプレイ
24 静電容量式タッチパネル
25 抵抗膜式タッチパネル
26 マイク
27 スピーカ
28 外部接続端子
29 バス
61,71,81,91 操作画面
62 文字等入力エリア
63 10キー・フリック入力表示
64 QWERTY表示
65,66 手書入力エリア
71 操作画面
72A,72B,72C,72D アイコン
73 リストメニュー
82A,82B スクロール部
83 陰影部
92A,92B ウィンドウ
F 指
P タッチペン
S100 操作体判定処理
S200 第1の入力調整処理
S250 第2の入力調整処理
S300 アイコン調整処理
S400 機能制限処理
S500 機能自動実行処理
S600 スクロール調整処理
S700 ウィンドウ調整処理
S800 表示拡縮調整処理

Claims (10)

  1. ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、
    前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルと、
    前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する機能実行手段と、
    前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が前記導電体であるか前記非導電体であるかを判定する判定手段と、
    前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整する調整手段と、
    を備える電子機器。
  2. 前記調整手段は、
    文字等の入力方式を前記操作体の種類に応じて変化させる、
    前記請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記調整手段は、
    アイコンの大きさを前記操作体の種類に応じて変化させる、
    請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記調整手段は、
    前記機能とこれに適合する前記操作体の種類とが対応付けられた第1のテーブルを参照し、前記操作体の種類に適合しない前記機能の実行を制限する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記調整手段は、
    前記操作体の種類とこれの使用時に実行すべき前記機能とが対応付けられた第2のテーブルを参照し、前記操作体の種類に適合する前記機能を実行する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記調整手段は、
    スクロールに関する動作を前記操作体の種類に応じて変化させる、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記調整手段は、
    ウィンドウに関する動作を前記操作体の種類に応じて変化させる、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記調整手段は、
    表示の拡縮に関する動作を前記操作体の種類に応じて変化させる、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルとを備え、前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する電子機器の制御方法であって、
    前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定するステップと、
    前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整するステップと、
    を備える電子機器の制御方法。
  10. ディスプレイ上での導電体の動きを検出する第1のタッチパネルと、前記ディスプレイ上での前記導電体及び非導電体の動きを検出する第2のタッチパネルとを備え、前記第1のタッチパネル及び前記第2のタッチパネルの検出結果に基づいて所定の機能を実行する電子機器を制御するコンピュータに、
    前記第1のタッチパネルの検出結果と前記第2のタッチパネルの検出結果とを比較することにより前記ディスプレイ上に存在する操作体が導電体であるか非導電体であるかを判定する処理と、
    前記判定された操作体の種類に応じて前記機能を調整する処理と、
    を実行させる電子機器の制御プログラム。
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