JP2009026368A - 記録再生方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実質記録再生速度を平均化し、記録再生速度の不足を補うことの可能な記録再生方法および装置を提供すること。
【解決手段】ハードディスクの実質記録再生速度が平均の記録再生速度に比べて外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さいことを考慮し、ハードディスクの記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションを、その分、実質記録再生速度が小さい、他のハードディスクの中心に近いパーティションと組み合わせる。そして、実際のビデオ信号を連続して記録再生する際に、連続するビデオ信号を分割してファイル91とファイル92に分けて記録再生する。このときの分割されたファイル91とファイル92は、前記パーティションの組み合わせに従って、それぞれの組み合わせ内のパーティションに作成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転系の記録媒体にアクセスし、映像処理されたデータを前記記録媒体に記録または再生する記録再生方法および装置に関する。
従来の高画質、高分解能、高フレームレートのハードディスクビデオレコーダの機能ブロック図を図6に示す。
このハードディスクビデオレコーダは、ビデオ信号入力ブロック551、ビデオ同期回路552、ストリームエンコーダ553、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disk)0制御部554、第1のハードディスクドライブ555、第2のハードディスクドライブ556、システムコントローラ557、ファイルシステム558、ストリームデコーダ559およびビデオ信号出力ブロック560を備えている。
ビデオ信号入力ブロック551は、ビデオ信号を入力するための回路である。
ビデオ同期回路552は、入力されたビデオ信号に同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ553は、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行い、ビデオ信号の圧縮を行う回路である。
RAID0制御部554は、圧縮されたディジタルビデオデータを、RAID0制御部554において定められた一定データサイズごとに分割し、第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556に振り分けて記録するための制御を行う。
第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556は、一定データサイズごとに分割され圧縮されたディジタルビデオデータを記録する。
システムコントローラ557はRAID0制御部554を含む各部の制御を行う。
ファイルシステム558は、第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556を管理下に置き、一定データサイズごとに分割され圧縮されたディジタルビデオデータを第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556へ振り分けて記録する際のファイル管理を行う。
ストリームデコーダ559は、RAID0制御部554の制御下で第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556から読み出された圧縮ビデオデータを伸長しデコードする回路である。
ビデオ信号出力ブロック560は、デコードされたビデオ信号に同期信号などを付加しシステムに入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する回路ブロックである。
次に動作について説明する。
ビデオ信号の記録時には、ビデオ信号がビデオ信号入力ブロック551に入力される。そして、さらにビデオ同期回路552において、ビデオ信号入力ブロック551に入力されたビデオ信号に同期をとることで次のブロックで必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する。
次のストリームエンコーダ553では、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行いビデオ信号の圧縮を行う。
RAID0制御部554では、圧縮されたディジタルビデオデータを、RAID0制御部554において定められた一定データサイズごとに分割し、複数のHDDドライブ、ここでは第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556に振り分けて記録する。
ビデオ信号の再生時には、RAID0制御部554が、分割記録されたビデオデータを第1のハードディスクドライブ555および第2のハードディスクドライブ556から読み出し、分割されていたデータを分割前の元の圧縮されたビデオデータに再構成して取り出す。取り出されたデータは、ストリームデコーダ559でデコードされ、次のブロックに送られる。ビデオ信号出力ブロック560では、デコードされたビデオ信号にビデオ同期回路552において生成した同期信号等を付加しシステムに入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する。
HD(High Definition ハイディフニッション)、或いはHFR(High Frame Rate ハイフレームレート)等の高画質なビデオ信号を扱うハードディスクビデオレコーダでは、ハードディスクドライブ(HDD)に記録再生するデータの量が増大し、より高速で連続したデータの記録再生が必要となる。
そこでこのような場合に使用するHDDは、インタフェースとしてより高速のデータ転送レートのインタフェース規格を採用しているHDDを選択し、ディスクの回転数が高く、記録密度の向上に伴って高速化した、HDDの磁気ヘッドが磁気ディスクに記録再生する実際の記録再生スピードの速い仕様のものを選んで採用する。
現状では、上記の要求を満たそうとすると3.5インチのHDDドライブで、より高速のインタフェース規格を採用し、ディスクの回転数が早いものを選択することになる。
また、映像データのような時間的に連続するデータを途切れなく高速に記録する技術として、ホストバスのアイドル時間を可能な限りデータ転送に割り当て、またコンピュータ上のメモリからホストアダプタ上のバッファメモリに転送する処理と、該バッファメモリからハードディスクに転送する処理とを並行して行うことにより、より高速なデータの記録および読み出しを可能にし、高ビットレートなデータストリームを高速で記録および読み出せるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平10−275058号公報
従って従来のハードディスクビデオレコーダにおいて、上記のような要求を満たそうとすると、3.5インチのHDDドライブで、より高速のインタフェース規格を採用し、ディスクの回転数が早いものを選択することになる。
しかし、ハードディスクビデオレコーダにおいて、小型のシステムやモバイルのシステムでは、3.5インチのHDDではサイズが大きすぎて不向きであり、2.5インチかそれ以下のHDDを使用することになる。
このような小型のHDDを使用する場合に、HDDドライブのインタフェースは3.5インチHDD同様に高速である。また記録容量に関しては、3.5インチHDDに比較すると少ないが許容できる範囲である。しかし、実際のビデオ信号を連続して記録再生する実質記録再生スピードが不足する。
これを解決する一般的な方法として、複数のHDDドライブを使用し、RAID0を構成し、実質的な記録再生スピードを向上させて対処する方法がある。
RAID0では、記録再生データをデータとは無関係にRAID0システムが決めたサイズで分割して、複数のHDDに振り分けて記録再生する。
しかしながら、このように実質的な記録再生スピードを上げるためにRAID0を使用した場合であっても、依然として次に述べるような問題点が残ることになる。つまり、ハードディスクの周速度は外周になるほど大きく、内周になるほど小さい。この結果、ハードディスクの全容量に近い量のデータをハードディスクへ記録したり、ハードディスクから読み出すため、ハードディスクの内周付近の記録速度が不足するエリアに対しアクセスすることになることから動作速度が低下し、実質記録再生速度が不足するという問題点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転系の記録媒体における実質記録再生速度を平均化し、記録再生速度の不足を補うことの可能な記録再生方法および装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の記録を行うビデオ記録装置であって、前記複数の回転系記録媒体にそれぞれ対応して設けられたバッファメモリと、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムと、記録の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にし、記録中には、前記複数の回転系記録媒体のそれぞれに対応して設けられた複数のバッファメモリに対し適切なビデオ信号長で交互に振り分けて蓄積するビデオ信号振り分け手段と、前記複数のバッファメモリに蓄積されたビデオ信号を該バッファメモリに対応する前記複数の各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルに対して同時に書込み、記録の終了後に前記ファイルシステムを制御し前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするコントローラとを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の再生を行うビデオ再生装置であって、前記複数の回転系記録媒体にそれぞれ対応して設けられたバッファメモリと、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムと、再生の開始に先立ち、前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にし、再生中には、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意されたファイルからビデオ信号を読み出し、該各回転系記録媒体に対応して設けられたそれぞれのバッファメモリに同時に蓄積し、前記各バッファメモリへ蓄積されたビデオ信号を同時ではなく、前記各バッファメモリから交互に読み出して、連続したビデオ信号を生成するビデオ信号振り分け手段と、再生の終了後に、前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするコントローラとを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の記録を行うビデオ記録方法であって、記録の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムをシステムコントローラが制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にするステップと、記録中には、ビデオ信号振り分け手段による制御により、前記複数の回転系記録媒体のそれぞれに対応して設けられた複数のバッファメモリに対し適切なビデオ信号長で交互に振り分けて蓄積するステップと、前記システムコントローラが前記複数のバッファメモリに蓄積されたビデオ信号を該バッファメモリに対応する前記複数の各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルに対して同時に書込むステップと、記録の終了後に、前記システムコントローラが前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするステップとを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の再生を行うビデオ再生方法であって、再生の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムをシステムコントローラが制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にするステップと、再生中に、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意されたファイルからビデオ信号を読み出し、該各回転系記録媒体に対応して設けられたそれぞれのバッファメモリに同時に蓄積するステップと、前記各バッファメモリへ蓄積されたビデオ信号を同時ではなく、前記各バッファメモリから交互に読み出して、連続したビデオ信号を生成するステップと、再生の終了後に、前記システムコントローラが前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするステップとを備えたことを特徴とする。
このような本発明の記録再生方法および装置によれば、回転系記録媒体に対する実質記録再生速度を平均化し、記録再生速度の不足を補うことの可能な記録再生方法および装置を提供できる効果がある。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の第1の実施の形態による記録再生方法および装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による記録再生方法を実現するハードディスクビデオレコーダの機能ブロック図である。
このハードディスクビデオレコーダは、ビデオ信号入力ブロック1、ビデオ同期回路2、ストリームエンコーダ3、書き込み用切り替え回路(ビデオ信号振り分け手段)4、第1のハードディスクドライブ用のバッファメモリ5、第1のハードディスクドライブ7、第2のハードディスクドライブ8、第2のハードディスクドライブ用のバッファメモリ6、読み出し用切り替え回路(ビデオ信号振り分け手段)11、ストリームデコーダ12、ビデオ信号出力ブロック13、アプリケーションソフトウェア(ビデオ信号振り分け手段)21、システムコントローラ22およびファイルシステム23を備えている。
ビデオ信号入力ブロック1は、ビデオ信号を入力するための回路である。
ビデオ同期回路2は、入力されたビデオ信号に同期をとり、後段で必要な垂直同期信号、水平同期信号、クロック信号を含む各種信号を生成する回路である。
ストリームエンコーダ3は、入力されたビデオ信号に対してコーデックを行い、ビデオ信号の圧縮を行う回路である。
書き込み用切り替え回路4は、アプリケーションソフトウェア21の制御により、前段から送られて来るコーデックされたディジタルビデオデータを適切なビデオ信号長(例えば、フレームデータ長、或いはMPEG信号であればGOP長、或いは任意に定めた数百バイトから数百メガバイト長、等)で交互に振り分けてバッファメモリ5とバッファメモリ6に入力するための回路である。
このときのディジタルビデオデータ処理としては、ディジタルビデオデータを数百バイトから数百メガバイトの特定サイズに分割し、バッファメモリ5とバッファメモリ6に交互に振り分けて書き込む。また、この場合、バッファメモリ5、6は、ハードディスクドライブ7,8の書込み(または読み出し)の処理速度の数倍の処理速度を有している。このため、ハードディスクドライブ7,8の書込み(または読み出し)処理速度が遅くても、ディジタルビデオデータを処理速度の速いバッファメモリ5とバッファメモリ6に交互に振り分けて蓄積し、このビデオ信号を対応するハードディスクドライブ7,8に同時に書き込む(または読み出し)ことで、ビデオ信号の高速書き込み、または読み出しが可能になる。
バッファメモリ5は、第1のハードディスクドライブ7に対応したバッファであり、第1のハードディスクドライブ7へ書き込まれる圧縮されたディジタルビデオデータ、または第1のハードディスクドライブ7から読み出された圧縮されたディジタルビデオデータを一時的に格納する回路である。
バッファメモリ6は、第2のハードディスクドライブ8に対応したバッファであり、第2のハードディスクドライブ8へ書き込まれる圧縮されたディジタルビデオデータ、または第2のハードディスクドライブ8から読み出された圧縮されたディジタルビデオデータを一時的に格納する回路である。
第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8は、所定のデータサイズごとに分割され圧縮されたディジタルビデオデータを記録する。
さらに、これら第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8は、そのハードディスクの記憶容量が均等にパーティションに分割され用いられる。
読み出し用切り替え回路11は、アプリケーションソフトウェア21により制御され、バッファメモリ5とバッファメモリ6に蓄えられたディジタルビデオデータを、バッファメモリ5とバッファメモリ6とから交互に取り出して連続したディジタルビデオデータを作成するための切り替え動作を行う。
アプリケーションソフトウェア21は、数百バイトから数百メガバイトの特定サイズごとに、バッファメモリ5とバッファメモリ6へデータが交互に振り分けられるように書き込み用切り替え回路4の切り替え動作を制御する。
また、第1のハードディスクドライブ7と第2のハードディスクドライブ8とから同時に読み出され、それぞれバッファメモリ5とバッファメモリ6に蓄えられたディジタルビデオデータを、バッファメモリ5とバッファメモリ6とから交互に取り出し、連続したディジタルビデオデータを作成するための読み出し用切り替え回路11による切り替え動作を制御する。
具体的には、システムコントローラ22がアプリケーションソフト21を実行することにより、前記書き込み用切り替え回路4の切り替え動作の制御および読み出し用切り替え回路11による切り替え動作の制御がなされる。
システムコントローラ22は、バッファメモリ5とバッファメモリ6へ蓄えられたディジタルビデオデータについて、第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8の各パーティションへの書き込みと、再生要求されたファイルに対して、第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8を管理下におくファイルシステム23を制御し、その要求ファイルである第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8の各パーティションに作成されているファイルを特定し読み出しが出来るようにするものである。
システムコントローラ22は、例えば、CPU、制御プログラムなどを格納するROM、ワーキングエリアを提供するRAM、周辺回路とのインタフェースをとるインタフェース部などがバスによって接続されたマイクロコンピュータによって構成されたものであり、前記CPUが制御プログラムを実行することにより機能するものである。
ファイルシステム23は、第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8を管理下におき、所定のデータサイズごとに分割され圧縮されたディジタルビデオデータを、第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8の各パーティションへ振り分けて記録する際のファイル管理を行う。
ストリームデコーダ12は、第1のハードディスクドライブ7および第2のハードディスクドライブ8から読み出された圧縮ビデオデータを伸長しデコードする回路である。
ビデオ信号出力ブロック13は、デコードされたビデオ信号に同期信号などを付加しシステムに入力されたビデオ信号と同様の波形にして出力する回路である。
次に動作について説明する。
図2は、この第1の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。この第1の実施の形態の記録方法は、図1に示すシステムコントローラ22によるアプリケーションソフトウェア21の実行と、システムコントローラ22により制御されるファイルシステム23とにより実現される。
図2は、ハードディスク1(以下、HDD1という)とハードディスク2(以下、HDD2という)との実際のビデオ信号を連続して記録再生する実質記録再生スピードの不足に対応するため、連続するビデオ信号を分割して、ファイル91とファイル92とから成る、記憶容量が均等に複数のパーティションに分割された複数のハードディスクに振り分けて記録する様子を示す。
なお、図2において図1と同一箇所については同一の符号を付してある。
図2においてHDD1およびHDD2はその記憶容量が均等に複数のパーティションに分割されている。HDD1は記憶容量が均等にパーティション171,172,173,174,175に分割されている。また、HDD2は記憶容量が均等にパーティション181,182,183,184,185に分割されている。そして、分割されたパーティションを、始めのパーティションは最後のパーティションと組み合わせ、次に、始めから2番目のパーティションは最後から2番目のパーティションと組み合わせ、次々に組み合わせる。
図2では、HDD1の始めのパーティション171は、HDD2の最後のパーティション185と組み合わせ、HDD1の始めから2番目のパーティション172とHDD2の最後から2番目のパーティション184と組み合わせ、順次、パーティション173とパーティション183、パーティション174とパーティション182、パーティション175とパーティション181、というようにHDD1のパーティションとHDD2のパーティションとを組み合わせる。
この場合のパーティションの組み合わせは、ハードディスクの記録エリアの周速度が外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さい、つまり実質記録再生速度が平均の記録再生速度に比べて外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さいことを考慮し、ハードディスクの記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションを、その分、実質記録再生速度が小さい、他のハードディスクの中心に近いパーティションと組み合わせる。
そして、実際のビデオ信号を連続して記録再生する際において、連続するビデオ信号を分割してファイル91とファイル92に分けて記録再生する。このときの分割されたファイル、ファイル91とファイル92は、図2に示すパーティションの組み合わせに従って、それぞれの組み合わせ内のパーティションに作成する。
図2の例では、パーティション171とパーティション185の組み合わせ内に、ファイル91とファイル92を記録再生する状況を示した。
以上のように、本実施の形態によれば、分割したファイルが各ハードディスク間で読み書きスピードの速いパーティションと遅いパーティションの組み合わせになるため、HDD1とHDD2へ実際のビデオ信号を連続して記録再生する場合に、実質記録再生スピードが平均化されて、一定のパフォーマンスを維持できる記録再生方法および装置を提供できる効果がある。
(第2の実施の形態)
図3は、この第2の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。この第2の実施の形態の記録方法は、図1に示すシステムコントローラ22によるアプリケーションソフトウェア21の実行と、システムコントローラ22により制御されるファイルシステム23とにより実現される。
図3は、HDD1とHDD2との実際のビデオ信号を連続して記録再生する実質記録再生スピードの不足に対応するため、連続するビデオ信号を分割して、ハードディスクの記憶領域の始めと終わり付近、つまりハードディスクの外周部付近と中心に近い内周部付近に偏らせてその記憶容量を複数のパーティションに分割し、ファイル91とファイル92とを複数のハードディスクに振り分けて記録する様子を示す。
なお、図3において図1と同一箇所については同一の符号を付してある。
図3においてHDD1およびHDD2はその記憶容量が前記複数のパーティションに分割されている。HDD1は記憶容量が外周部付近のパーティション271,272と、中心に近い内周部付近のパーティション274,275と、中間のパーティション273とに分割されている。また、HDD2は記憶容量が外周部付近のパーティション281,282と、中心に近い内周部付近のパーティション284,285と、中間のパーティション283とに分割されている。
そして、分割されたパーティションを、始めのパーティションは最後のパーティションと組み合わせ、次に、始めから2番目のパーティションは最後から2番目のパーティションと組み合わせ、次々に組み合わせる。
図3では、HDD1の始めのパーティション271は、HDD2の最後のパーティション285と組み合わせ、HDD1の始めから2番目のパーティション272とHDD2の最後から2番目のパーティション284と組み合わせ、順次、パーティション273とパーティション283、パーティション274とパーティション282、パーティション275とパーティション281、というようにHDD1のパーティションとHDD2のパーティションとを組み合わせる。
この場合のパーティションの組み合わせは、ハードディスクの記録エリアの周速度が外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さい、つまり実質記録再生速度が平均の記録再生速度に比べて外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さいことを考慮し、
外周部付近と中心に近い内周部付近に限定して、ハードディスクの記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションを、その分、実質記録再生速度が小さい、他のハードディスクの中心に近い内周部のパーティションと組み合わせる。
そして、実際のビデオ信号を連続して記録再生する際において、連続するビデオ信号を分割してファイル91とファイル92に分けて記録再生する。このときの分割されたファイル、ファイル91とファイル92は、図3示すパーティションの組み合わせに従って、それぞれの組み合わせ内のパーティションに作成する。
図3の例では、パーティション271とパーティション285の組み合わせ内に、ファイル91とファイル92を記録再生する状況を示した。
以上のように、本第2の実施の形態によれば、ハードディスクのビデオ信号を連続して記録再生する場合の実質記録再生スピードは、ハードディスクの記録再生の始めと終わりが、その動作スピードにおいて急な変化を示す。このため、分割したファイルが、ハードディスクの外周部付近と中心に近い内周部付近に偏らせて分割した複数のパーティションの組み合わせで構成することで、各ハードディスク間で読み書きスピードの速いパーティションと遅いパーティションとの組み合わせになるようにする。この結果、HDD1とHDD2へ実際のビデオ信号を連続して記録再生する場合に、実質記録再生スピードが平均化されて、一定のパフォーマンスを維持できる記録再生方法および装置を提供できる効果がある。
(第3の実施の形態)
図4は、この第3の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。この第3の実施の形態の記録方法は、図1に示すシステムコントローラ22によるアプリケーションソフトウェア21の実行と、システムコントローラ22により制御されるファイルシステム23とにより実現される。
図4は、HDD1とHDD2との実際のビデオ信号を連続して記録再生する実質記録再生スピードの不足に対応するため、連続するビデオ信号を分割して、ハードディスクの記憶領域を指数関数的に複数のパーティションに分割し、ファイル91とファイル92とを複数のHDDに振り分けて記録する様子を示す。
なお、図4において図1と同一箇所については同一の符号を付してある。
図4においてHDD1およびHDD2はその記憶容量が指数関数的に変化する形態で複数のパーティションに分割されている。つまり、前記第1の実施の形態ではパーティションの分割が各パーティション均等であったのに対し、ハードディスクの外周部と中心付近の内周部において非線形的に変化するような形態で分割されている。すなわちHDD1の外周部では、“パーティション371の容量<パーティション372の容量<パーティション373の容量”というように分割される。また、内周部では、“パーティション373の容量>パーティション374の容量>パーティション375の容量”というように分割される。HDD2の外周部では、“パーティション381の容量<パーティション382の容量<パーティション383の容量”というように分割される。また、内周部では、“パーティション383の容量>パーティション384の容量>パーティション385の容量”というように分割される。
そして、分割されたパーティションを、ハードディスク間で、始めのパーティションは最後のパーティションと、始めから2番目のパーティションは最後から2番目のパーティションと組み合わせ、次々に組み合わせる。
図4では、HDD1の始めのパーティション371は、HDD2の最後のパーティション385と組み合わせ、HDD1の始めから2番目のパーティション372とHDD2の最後から2番目のパーティション384と組み合わせ、順次、パーティション373とパーティション383、パーティション374とパーティション382、パーティション375とパーティション381、というように指数関数的に分割されたHDD1のパーティションとHDD2のパーティションとを組み合わせる。
この場合のパーティションの組み合わせは、ハードディスクの記録エリアの周速度が外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さい、つまり実質記録再生速度が平均の記録再生速度に比べて外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さいことを考慮し、外周部付近と中心に近い内周部付近でハードディスクの記憶容量を指数関数的に変化するように分割したときに、外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションを、その分、実質記録再生速度が小さい、他のハードディスクの中心に近い内周部のパーティションと組み合わせる。
そして、実際のビデオ信号を連続して記録再生する際において、連続するビデオ信号を分割してファイル91とファイル92に分けて記録再生する。このときの分割されたファイル、すなわちファイル91とファイル92は、図4示すパーティションの組み合わせに従って、それぞれの組み合わせ内のパーティションに作成する。
図4の例では、パーティション371とパーティション385の組み合わせ内に、ファイル91とファイル92を記録再生する状況を示した。
以上のように、本第3の実施の形態によれば、ハードディスクのビデオ信号を連続して記録再生する場合の実質記録再生スピードは、ハードディスクの記録再生の始めと終わりが、その動作スピードにおいて急な変化を示す。このため、分割したファイルが、ハードディスクの外周部付近と中心に近い内周部付近で指数関数的に変化するように分割した複数のパーティションの組み合わせで構成されるようにすることで、各ハードディスク間で読み書きスピードの速いパーティションと遅いパーティションとの組み合わせになるようにする。この結果、HDD1とHDD2へ実際のビデオ信号を連続して記録再生する場合に、実質記録再生スピードが平均化されて、一定のパフォーマンスを維持できる記録再生方法および装置を提供できる効果がある。
(第4の実施の形態)
図5は、この第4の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。この第4の実施の形態の記録方法は、図1に示すシステムコントローラ22によるアプリケーションソフトウェア21の実行と、システムコントローラ22により制御されるファイルシステム23とにより実現される。
図5は、HDD1、HDD2、HDD3、HDD4、HDD5の合計5台のハードディスクを使用し、実際のビデオ信号を連続して記録再生する実質記録再生スピードの不足に対応するため、連続するビデオ信号を分割し、均等に記憶容量が複数のパーティションに分割された複数のHDDにファイル93、ファイル94、ファイル95、ファイル96、ファイル97として振り分け記録する様子を示す。
なお、図5において、符号41は図1に示す書き込み用切り替え回路4に相当するものである。
この第4の実施の形態では、図5に示すように、HDD1、HDD2、HDD3、HDD4、HDD5はその記憶容量が均等に複数のパーティションに分割されている。そして、分割されたパーティションを、実質記録再生スピードが平均化されるようにハードディスク間で順次、組み合わせる。
この場合のパーティションの組み合わせは、ハードディスクの記録エリアの周速度が外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さい、つまり実質記録再生速度が平均の記録再生速度に比べて外周になるほど大きく、中心に近くなるほど小さいことを考慮し、ハードディスクの記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションを、その分、実質記録再生速度が小さい、他のハードディスクの中心に近いパーティションと組み合わせる。
そして、実際のビデオ信号を連続して記録再生する際において、連続するビデオ信号を分割してファイル93、ファイル94、ファイル95、ファイル96、ファイル97に分けて記録再生する。このときの分割されたファイル、ファイル93、ファイル94、ファイル95、ファイル96、ファイル97は、図5に示すパーティションの組み合わせに従って、それぞれの組み合わせ内のパーティションに作成する。
以上のように、本第4の実施の形態によれば、分割したファイルが各ハードディスク間で読み書きスピードの速いパーティションと遅いパーティションの組み合わせになるため、HDD1、HDD2、HDD3、HDD4、HDD5へ実際のビデオ信号を連続して記録再生する場合に、実質記録再生スピードが平均化されて、一定のパフォーマンスを維持できる記録再生方法および装置を提供できる効果がある。
なお、以上の説明ではハードディスクの記憶容量が均等に複数のパーティションに分割される場合に適用した例を説明したが、第2の実施の形態のハードディスクの外周部付近と中心に近い内周部付近に偏らせてその記憶容量を複数のパーティションに分割する場合、前記第3の実施の形態のハードディスクの記憶領域を指数関数的に複数のパーティションに分割する場合に適用しても同様な効果が得られる。
(第5の実施の形態)
以上、第1の実施の形態から第4の実施の形態において、連続するビデオ信号を複数に分割して、複数のハードディスクに振り分けて記録する方法について説明した。これらハードディスクへの連続記録中に、組み合わせたパーティションの一つにファイルが収まらなくなった場合、ファイルを新しい名前に切り換え、他の空いている組み合わせパーティションに移行する。これにより、ハードディスクをパーティション分割して使用しているが、ハードディスクがフルになるまで連続するビデオ信号を記録することが出来る。
(第6の実施の形態)
以上、第1の実施の形態から第5の実施の形態においては、連続するビデオ信号を複数に分割して、複数のハードディスクに振り分けて記録する方法について説明したが、ハードディスクに限定することなく、CD−RWなどの回転系記録媒体にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態による記録再生方法を実現するハードディスクビデオレコーダの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。 本発明の第4の実施の形態の記録方法の動作を示す説明図である。 従来のハードディスクビデオレコーダの機能ブロック図である。
符号の説明
7……第1のハードディスクドライブ、8……第2のハードディスクドライブ、4……書き込み用切り替え回路(ビデオ信号振り分け手段)、11……読み出し用切り替え回路(ビデオ信号振り分け手段)、21……アプリケーションソフトウェア(ビデオ信号振り分け手段)、22……システムコントローラ、23……ファイルシステム。

Claims (11)

  1. 複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の記録を行うビデオ記録装置であって、
    前記複数の回転系記録媒体にそれぞれ対応して設けられたバッファメモリと、
    前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムと、
    記録の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にし、記録中には、前記複数の回転系記録媒体のそれぞれに対応して設けられた複数のバッファメモリに対し適切なビデオ信号長で交互に振り分けて蓄積するビデオ信号振り分け手段と、
    前記複数のバッファメモリに蓄積されたビデオ信号を該バッファメモリに対応する前記複数の各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルに対して同時に書込み、記録の終了後に前記ファイルシステムを制御し前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするコントローラと、
    を備えたことを特徴とするビデオ記録装置。
  2. 前記コントローラは、前記複数の各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意されたファイルに記録中のビデオ信号が収まらないと、前記各回転系記録媒体において空いている実質記録再生速度の平均化を実現する他のパーティションの組み合わせを使用し記録することを特徴とする請求項1記載のビデオ記録装置。
  3. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を均等に分割してなり、
    前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載のビデオ記録装置。
  4. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を、回転系記録媒体の外周部付近と中心に近い内周部付近とに偏らせた形態で分割してなり、前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を前記形態で分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載のビデオ記録装置。
  5. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を、回転系記録媒体の外周部付近と中心に近い内周部付近とに偏らせ指数関数的に変化させた形態で分割してなり、前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を前記形態で分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載のビデオ記録装置。
  6. 複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の再生を行うビデオ再生装置であって、
    前記複数の回転系記録媒体にそれぞれ対応して設けられたバッファメモリと、
    前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムと、
    再生の開始に先立ち、前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にし、再生中には、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意されたファイルからビデオ信号を読み出し、該各回転系記録媒体に対応して設けられたそれぞれのバッファメモリに同時に蓄積し、前記各バッファメモリへ蓄積されたビデオ信号を同時ではなく、前記各バッファメモリから交互に読み出して、連続したビデオ信号を生成するビデオ信号振り分け手段と、
    再生の終了後に、前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするコントローラと、
    を備えたことを特徴とするビデオ再生装置。
  7. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を均等に分割してなり、
    前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を均等に分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項6記載のビデオ再生装置。
  8. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を、回転系記録媒体の外周部付近と中心に近い内周部付近とに偏らせた形態で分割してなり、前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を前記形態で分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項6記載のビデオ再生装置。
  9. 前記パーティションは、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を、回転系記録媒体の外周部付近と中心に近い内周部付近とに偏らせ指数関数的に変化させた形態で分割してなり、前記実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせは、回転系記録媒体の記憶容量を前記形態で分割したときに外周部に近く実質記録再生速度が大きいパーティションと、他の回転系記録媒体の実質記録再生速度が小さい中心に近い内周部のパーティションとの組み合わせであることを特徴とする請求項6記載のビデオ再生装置。
  10. 複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の記録を行うビデオ記録方法であって、
    記録の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムをシステムコントローラが制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にするステップと、
    記録中には、ビデオ信号振り分け手段による制御により、前記複数の回転系記録媒体のそれぞれに対応して設けられた複数のバッファメモリに対し適切なビデオ信号長で交互に振り分けて蓄積するステップと、
    前記システムコントローラが前記複数のバッファメモリに蓄積されたビデオ信号を該バッファメモリに対応する前記複数の各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルに対して同時に書込むステップと、
    記録の終了後に、前記システムコントローラが前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするステップと、
    を備えたことを特徴とするビデオ記録方法。
  11. 複数の回転系記録媒体へアクセスし、前記複数の回転系記録媒体に対しディジタルビデオ信号の再生を行うビデオ再生方法であって、
    再生の開始に先立ち、前記複数の各回転系記録媒体の記憶容量を分割してなる、実質記録再生速度の平均化を実現するパーティションの組み合わせを含む前記各回転系記録媒体を管理するファイルシステムをシステムコントローラが制御し、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意された異なるファイルをオープンし、前記各回転系記録媒体の前記ファイルに対し同時にアクセス可能な状態にするステップと、
    再生中に、前記各回転系記録媒体の前記組み合わせられたパーティションごとに用意されたファイルからビデオ信号を読み出し、該各回転系記録媒体に対応して設けられたそれぞれのバッファメモリに同時に蓄積するステップと、
    前記各バッファメモリへ蓄積されたビデオ信号を同時ではなく、前記各バッファメモリから交互に読み出して、連続したビデオ信号を生成するステップと、
    再生の終了後に、前記システムコントローラが前記ファイルシステムを制御し、前記各回転系記録媒体のファイルをクローズするステップと、
    を備えたことを特徴とするビデオ再生方法。
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