JP2009026098A - 日記作成支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの行動時系列情報を収集し、日記作成の支援によるユーザ負担の軽減及びサービス情報配信の効果向上を図る。
【解決手段】 加速度、脈拍などを観測するセンサ機能を有するセンサノード及び携帯端末に備わる機能を連携させることにより、ユーザの行動時系列を収集する。そして、それらの情報を解析し、ユーザの行動を推定することにより、日記作成時のユーザの負担を軽減する。さらに、ユーザの行動推定を利用した効果的な情報配信を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、センサネットワークを構成するセンサノードを用いた日記作成支援システムに関し、特に、ユーザの行動結果に現れない情報に基づいて日記作成支援を行なうための入力支援方法、情報解析方法、ユーザの状況に合わせた情報提供方法、並びにセンサ機能を有する電子機器、携帯端末、情報解析装置及びコンピュータプログラムを含む日記作成支援システムに関する。
従来、携帯端末を用いてユーザ情報を収集し、そのユーザ情報から日記を作成するシステムとして、携帯端末に備わった機能(GPS、カメラ、バーコードリーダ等)を用いた個人行動に関わる各種情報を収集し、気に入った場所(GPS、写真)、商品(バーコード)、出会った人(名刺のQRコード)等からブログを自動的に作成するシステムがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−148503号公報
従来の日記作成支援システムで扱うユーザ情報はユーザの能動的な行動の結果得られる情報(写真撮影など)や属性情報(性別、年齢、住所など)である。
そのため、能動的な行動中及びその前後のユーザ情報は収集できない。この情報の中にはユーザの能動的な行動を引き起こす要因が含まれている可能性が高く、そのため「潜在的な需要」が含まれると考えられることから、マーケティングの重要な情報となりうる。能動的な行動中及びその前後のユーザ情報を記述する手段として日記やブログがある。しかし、従来の日記作成支援システムでは、能動的な行動結果の羅列を生成するだけで、活発に行動した、疲れたなどの能動的な行動中及びその前後のユーザ情報は手動で入力しなければならない。したがって従来のシステムでは、能動的な行動中及びその前後のユーザ情報の粒度、正確性、即時性を維持することが難しい。このような情報は時間が経つにつれ忘れてしまう場合が多いことから、ある程度自動的に、すなわち、ユーザによる意識的・能動的な行為とは別の手段で、その能動的な行動中及びその前後のユーザ情報を直接的に入力できる方法が必要となる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、能動的な行動中及びその前後のユーザ情報を、加速度、脈拍、温度等を観測できるセンサ機能を有するセンサノードを利用してユーザにできるだけ負担をかけずに収集し、収集結果を解析することにより日記作成支援を行うシステムを提供すること、あるいはまた、ユーザの潜在的な需要に対して効果的な情報を配信する方法、及び計算機システムを提供することである。
本発明の代表的なものの一例を示せば以下の通りである。すなわち、本発明の日記作成支援システムは、利用者の行動を観測するセンサと、観測された前記利用者の行動に係る情報をデータとして外部に送信する通信部とを備えた電子機器と、第1のネットワークを介して前記電子機器と通信可能に構成され、かつ、前記電子機器が送信した前記データを受信可能に構成された携帯端末と、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して前記携帯端末と通信可能に構成され、かつ、前記データに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置とを含んで成り、前記利用者に属する性質に係る情報であって、かつ、前記利用者の行動の結果の中に現れない情報である潜在情報を収集し、前記潜在情報を用いて前記利用者に係る日記の作成支援を行うことを特徴とする。
本発明によれば、日記作成に要する操作量などのユーザの負担を軽減可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。図1の計算機システムは、利用者(ユーザ)が携帯する電子機器(例えばセンサネットワークを構成するセンサノード)のセンサ機能により観測した情報をユーザが所有する携帯端末(例えば携帯電話機)で収集し、それらを管理装置(例えば管理サーバ)に送信し、管理サーバは受信した情報を解析し、ユーザが所有する携帯端末で収集したユーザの情報と合わせて日記作成支援を行うためのシステム構成の一例である。
具体的には、利用者100の行動を観測するセンサ201と、観測された利用者100の行動に係る情報をデータとして外部に送信する通信部204とを備えた電子機器101と、第1のネットワーク105を介して電子機器101と通信可能に構成され、かつ、電子機器101が送信したデータを受信可能に構成された携帯端末102と、第1のネットワーク105とは異なる第2のネットワーク106を介して携帯端末102と通信可能に構成され、かつ、そのデータに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置103とを含んで成り、利用者100に属する性質に係る情報であって、かつ、その利用者100の行動の結果の中に現れない情報である潜在情報を収集し、その潜在情報を用いて利用者に係る日記の作成支援を行う日記作成支援システムである。
別の捉え方をすれば、利用者100の行動の中に潜在的に存在する潜在情報を観測するセンサ201と、観測された潜在情報をデータとして外部に送信する通信部204とを備えた電子機器101と、第1のネットワーク105を介して電子機器101と通信可能に構成され、かつ、電子機器101が送信したデータを受信可能に構成された携帯端末102と、第1のネットワーク105とは異なる第2のネットワーク106を介して携帯端末102と通信可能に構成され、かつ、そのデータに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置103とを含んで成り、センサ201によって観測された潜在情報に対応するデータと、利用者100から入力された入力データとを用いて利用者100に係る日記の作成支援を行う日記作成支援システムである。
この日記作成支援システムは、潜在情報の意味を利用者100が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されるようにするのが好適である。また、センサ201としては、加速度センサおよび脈拍センサのうちの少なくともいずれか一方を用いて構成するのが好適である。
上記計算機システムは、ユーザ100の情報を観測するセンサノード101と、センサノードとネットワーク105を介して通信を行いセンサノードの観測情報を収集する携帯端末102と、携帯端末とネットワーク106を介して通信を行い、多数のユーザの携帯端末から観測情報を受け取り解析を行なう管理サーバ103とを備える。ネットワーク105としては、例えば、無線通信機器間を接続する無線ネットワークとするのが好適である。また、ネットワーク106としては、例えば、ネットワーク105とは異なる通信方式が採用された別の無線ネットワークとするのが好適である。
センサノード101は、例えば、ユーザの情報を観測するセンサ201と、センサの観測値を一時的に保持する記憶部202と、センサの観測値情報やセンサノードの情報などを表示する表示部203と、携帯端末102とネットワーク105を介して通信を行なう通信部204と、各種操作を行なうための操作部205と、上記機能を制御する制御部206と、上記機能の電源となる電池207とを備えるようにするのが好適である。
携帯端末102は、例えば、管理サーバ103およびネットワーク106を介して通信を行なう第一通信部301と、センサノード101とネットワーク105を介して通信を行なう第二通信部302と、決済等に利用可能なICチップ303と、様々な情報を表示する表示部304と、他の人と通話することを可能とする通話部305と、インターネットなどのネットワークと接続してウェブを閲覧処理を行なうウェブ閲覧部306と、メールを送受信するメール送受信部307と、携帯端末の位置情報の取得処理を行なう位置情報取得部308と、ユーザ100のスケジュールを入力・管理することを可能とするスケジューラ309と、センサノード101の観測値を解析するデータ解析部310と、ユーザによるデータ解析結果等にコメント等の付与・編集などを可能とする日記編集部311と、音声入力、テキスト入力、項目選択、その他の各種入力を行なう操作部312と、上記各処理部の処理履歴や、データ解析部で解析処理を行なう際の基本情報等を保持するDB313と、上記機能を制御する端末制御部314とを備えるようにするのが好適である。
管理サーバ103は、例えば、携帯端末102およびネットワーク106を介して通信を行なう通信部401と、多数のユーザの情報を収集するシーン収集部402と、多数のユーザの情報から傾向・特徴を解析するシーン解析部403と、各ユーザの日記を管理する日記管理部404と、上記機能を制御する制御部405と、各ユーザの日記、アクセス制御ポリシ、多数のユーザの情報、傾向・特徴解析結果を保持するDB406とを備えるようにするのが好適である。
次に、本発明の処理を説明する。本発明の処理は、概して言えば、行動時系列情報収集処理、日記作成支援処理、ユーザ情報解析処理、およびセンサノード管理処理を含んで構成される。
行動時系列情報収集処理は、センサノード101のセンサ201の観測値及び、携帯端末102のICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312の使用履歴情報を収集し、行動時系列情報として携帯端末のDB313に登録する。
図2は、センサノード101の観測値収集処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、センサノード101の制御部206はセンサ201を用いて観測値を取得する(S100、S101)。次に、通信部204を介して携帯端末102の端末制御部314に観測値を送付する(S102〜S104)。観測値を受信した端末制御部314は、観測値を観測した場所を得るために位置情報取得部308に位置情報を要求する(S105)。位置情報取得部308は位置情報を取得し、端末制御部314に位置情報を返戻する(S106、S107)。端末制御部314は、時刻を取得し(S108)、観測値、位置情報、時刻を組にして行動時系列情報としてDB313に登録する(S109)。ここで、位置情報は観測するたびに取得しているが、これは数分毎に取得するでも構わない。図4にDB313に保存されるセンサ201の観測値から得られる行動時系列情報の例を示す。
図3は、ICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312の使用履歴情報収集処理の手順を示すタイムチャートである。図3では、ICカード303の例のみを示しているが、他の通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312に関しても同様の処理を行なう。ICカード303を使用した場合(S110)、ICカードの使用履歴(使用の内容など)を端末制御部314に送付する(S111)。使用履歴を受信した端末制御314は、観測値を観測した場所を得るために位置情報取得部308に位置情報を要求する(S112)。位置情報取得部308は位置情報を取得し、端末制御部314に位置情報を返戻する(S113、S114)。端末制御部314は、時刻を取得し(S115)、観測値、位置情報、時刻を組にして行動時系列情報としてDB313に登録する(S116)。図5にDB313に保存されるICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312の使用履歴情報から得られる行動時系列情報の例を示す。
ここでは、センサ201、ICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312の使用履歴情報のみを対象としているが、携帯端末で収集できる情報は全て行動時系列情報の対象となりうる。
日記作成支援処理は、行動時系列情報収集処理で収集したユーザ100の行動時系列情報を用いて日記作成を支援する処理である。この処理は3つの処理(シーン分割処理、日記編集支援処理、日記生成処理)から構成される。
シーン分割処理は、センサノード101のセンサ201、携帯端末102のICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312を用いて収集したユーザ100の行動時系列情報を幾つかの時間帯(以下この時間帯をシーンと呼ぶ)に分割する。日記編集支援処理は、分割した各シーンにおけるユーザの行動内容やそのとき感じたこと、印象に残ったこと、などに関するユーザによるコメント入力及び、シーンを推定することによるコメント入力支援を行い、個人日記を生成する。日記生成処理は、日記編集処理で生成された個人日記から不特定多数の人々に対して開示可能な情報を生成する。
シーン分割処理とは、ユーザの行動時系列情報を、行動の変化点で幾つかのシーンに分割する処理である。上記行動変化点は、センサノード101の観測値から得られる行動変化点(睡眠開始/終了、歩行開始/終了など)、及び、携帯端末102のICカード303、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、操作部312の使用開始/終了の情報から得られる行動変化点、を用いる。
図6はシーン分割処理の手順を示すタイムチャートである。まず、携帯端末の端末制御部314はDB313からシーン分割ルールを取得し(S201、S202)、シーン単位時間及びシーン分割処理実行時刻を確認する(S203)。最後にシーン分割処理を行なってからシーン単位時間以上経過しているか確認し(S204)、経過していたらデータ解析部310にシーン分割要求を送付する(S205)。データ解析部310はDB313からまだシーン分割していない行動時系列情報、シーン分割ルールを取得する(S206〜S208)。次に、行動時系列情報を行動変化点の時系列情報に変換する(S209)。データ解析部310はスケジューラ309から行動時系列情報の時間帯に属するスケジュール情報を取得する(S210、S211)。行動変化点の時系列情報の中にシーン分割ルールの条件及び、スケジュール情報と合致する部分列を検索する(S212)。このとき、複数のシーン分割ルールと条件が合致する部分列は、シーン分割ルールの重要度が最大のルールを採用する。もし、重要度が最大のルールが複数ある場合は、それらを候補としてユーザに提示し、選択してもらう。
こうして生成された部分列の時間がシーン単位時間よりも大きい場合は、この部分列をシーンとしてDB313に登録する(S213)。部分列の時間がシーン単位時間よりも小さい場合には、部分列の時間がシーン単位時間よりも大きくなるまで前後の行動変化点を部分列に加える(S214)。この際に、前後の行動変化点が別のシーン分割ルールと合致する部分列に属している場合は、行動変化点の追加は行なわず、その部分列をシーンとしてDB313に登録する(S215)。こうして生成された部分列をシーンとしてDB313に登録する(S215)。以上の処理でシーンとして登録されなかった部分列はそれぞれ未確定シーンとして登録する(S216)。
シーン単位時間、各ルールのシーン識別条件及び、各ルールの重要度はシーン分割ルールに記載されており、シーン単位時間、シーン識別条件及び各ルールの重要度は予め定められた値を利用しても構わないし、ユーザが独自に設定しても構わない。図7に行動変化点の時系列変換結果、シーン分割ルール、シーン分割結果の一例を示す。
日記編集支援処理とは、シーンの内容を入力する際の支援を行なう処理である。スケジュールや、居た場所、その場所の情報、シーン発生時刻、行動時系列情報、シーン推定ルールなどを考慮してシーン内容の推定を行ない、優先候補(選択肢)を提示し、また勉強した、楽しかったなどのシーンの評価、喜怒哀楽などの感情及び、誕生日などの代表的なイベントなどは絵文字を用意し、それを用いて入力可能とする。
図8は、日記編集支援処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、ユーザ100は携帯端末102の操作部312を利用して日記編集部311を起動し、編集した日付、時間帯を入力する(S301、S302)。次に、日記編集部311はDB313から日付、時間帯に該当するシーン情報を、スケジューラ309から日付、時間帯に該当するスケジュール情報を取得する(S303〜S306)。そして、日記編集部311は取得したシーン情報から個人日記601を生成する(S307)。このとき、シーン情報、スケジュール情報からシーン内容を確定できなかった部分には、シーン推定ルールを適用する(S308)。シーン推定ルールの適用方法は以下のようになる。内容未定シーンがある場合、日記編集部311はシーン推定ルールの条件に合致するシーン推定ルールを検索する。合致するルールが見つかった場合、ルールに記載されているシーンの内容が自動的に個人日記601の当該シーン部分に表示する、または、シーン候補表示ボタン603押下げの際の候補として表示する。シーン推定ルールの条件に合致しないシーンは、ユーザ100が操作部を用いてシーンの内容を入力し、少なくとも当該シーンの内容と条件(前後のシーンの内容、時間帯、等)場所、当該シーンの行動時系列情報及び、重要度をルールとしてシーン推定ルールに登録する。ここで、重要度とはルールを適用した回数、ユーザ100による付与、等によって決定される値である。
次に、スケジュール情報からスケジュール602生成する(S309)。少なくとも以上の処理で生成した個人日記601及びスケジュール602を含む日記編集画面を生成する(S310)。次に、ユーザ100は日記編集画面の個人日記601に含まれる項目中で、編集したい部分を選択してシーンの内容及び、感情、シーン内容の補足などのコメントを付与する(S311)。日記編集部311は付与されたコメントを反映させ、編集された個人日記をDB313に登録する(S312、S313)。
図9は、上記S308の携帯端末102の表示部304に表示される日記編集画面の概要を示す図である。日記編集画面は、少なくとも個人日記601、スケジュール602が表示される。個人日記601には、時刻、シーン、場所、コメントが表示され、シーン候補表示ボタン603及び、コメント候補表示ボタン604を具備する。シーン候補表示ボタン603を押下げるとシーン候補表示部605にシーン候補が表示され、シーン候補表示部605のシーン候補を選択すると、個人日記601のシーンの該当部分に選択された候補が表示される。コメント候補表示ボタン604を押下げるとコメント候補表示部606にコメント候補が表示され、コメント候補表示部606のコメント候補を選択すると、個人日記601のコメントの該当部分に選択された候補が表示される。コメント候補は、勉強した、新しいことをした(やりはじめた)、人と会った・話が盛り上がった、感動した・楽しかった、運動した、などのシーンの評価、喜怒哀楽などの感情や記念日、誕生日などの代表的なイベントを表す絵文字、ユーザ100が過去に入力したコメントなどが選択される。シーンが決定している場合は、当該シーンと関連の深さを考慮してコメントの候補順位を変更する。
図10に図9のコメント候補表示部606中に表示されているコメント候補の内容を示す。コメント候補は図9及び図10中に記載されているものが全てではなく、感情を示すものなど様々なものが含まれる。
図11にシーン推定ルール、シーン推定ルール適用結果の一例を示す。
図12に作成された個人日記からシーンを検索するための検索画面の画面構成を示す。検索画面は、少なくとも検索ボタン607、キーワード入力欄608及び検索結果表示部609を具備する。検索したいシーンを示すコメント、場所、シーン内容、日付等をキーワードとしてキーワード入力欄608に入力し、検索ボタン607を押下げすることによって該当するシーンがDB313から抽出され、検索結果表示部609に表示される。
日記生成処理とは、日記編集処理で生成された個人日記から不特定多数の人々に対して開示可能な情報を生成する処理である。
図13は、日記生成処理の手順を示すタイムチャートである。
端末制御部314はDB313から個人日記を取得し、第一通信部301及び管理サーバ103の通信部401を介して制御部405に個人日記を送付する(S314〜S318)。制御部405は日記管理部404に日記生成依頼を送付する(S319)。日記管理部404はDB406から予めユーザ100によって設定されているアクセス制御ポリシを取得する(S320、S321)。日記管理部404はアクセス制御ポリシに従って個人日記から開示可能な情報を抽出し、日記を生成し、DB406のユーザ毎のテーブルに登録する(S322、S323)。
図14にアクセス制御ポリシの条件の一例、図15にアクセス制御パラメータの一例をそれぞれ示す。アクセス制御ポリシは、予め用意された条件を利用し、それらを組合わせて作成しても構わないし、パラメータと値の組で新たに条件を作成しても構わない。
図16に、アクセス制御ポリシ、個人日記にアクセス制御ポリシを適用し日記を結果の一例を示す。
ユーザ情報解析処理は、多数のユーザが管理サーバ103に送付した個人日記を利用して、多数のユーザが持つ傾向・特徴を抽出するための処理である。
図17は、ユーザ情報解析処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、シーン収集部402はDB406に各ユーザのシーン列を要求する(S401)。DB406は各ユーザのアクセス制御ポリシに従って、開示可能なシーン列を抽出し、シーン収集部402に返戻する(S402、S403)。各ユーザのシーン列群を取得したシーン収集部402はシーン解析部403にシーン列群を送付し、シーン解析を要求する(S404)。シーン解析部403は受け取ったシーン列群の中から幾つかのシーン列に共通する部分シーン列を抽出する(S405)。次に、共通部分シーン列の傾向、特徴を抽出する(S406)。ここで、傾向・特徴は、共通部分シーン列の内容、共通部分シーン列の継続時間、場所などと、共通部分シーン列の前後に現れるシーンなどの関係を考慮し、抽出する。最後に、共通部分シーン列と抽出した傾向・特徴をDB406に登録する(S407)。
図18に傾向・特徴抽出結果を示す。ここで条件は、共通部分シーン列の内容、共通部分シーン列の継続時間、場所などと、共通部分シーン列の前後に現れるシーンなどの関係を表し、カウントとは、この傾向・特徴がシーン列群に表れた回数である。このカウントを用いて、傾向・特徴からシーン推定ルールを生成する。図19は、図18の傾向・特徴のうちカウント10000以上の傾向・特徴をシーン推定ルールとして採用したものである。各ユーザはこうして生成したシーン推定ルールを携帯端末にダウンロードして、利用することができる。
センサノード管理処理とは、携帯端末102からセンサノード101を管理する処理である。
携帯端末102から命令をセンサノード101に送付し、センサノード101の状態を携帯端末102の表示部304に表示、センサノード101、携帯端末102間の通信状態の管理、認証、秘匿、送付データ検証、セキュリティ情報更新、などのセキュリティ管理、携帯端末102のICカード303、表示部304、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、位置情報取得部308、スケジューラ309とセンサノードの連携管理、などを行なう処理である。
図21に、携帯端末102の表示部304に表示されるセンサノード101の状態を表示するセンサノード管理画面の一例を示す。センサノード管理画面には、少なくとも携帯端末102と通信可能なセンサノードの管理情報、電波強度等を表示するセンサノード管理情報表示部610、携帯端末102と通信可能なセンサノードの個別の情報を表示するセンサノード状態情報表示部611、メニュー画面を表示部304に表示するメニュー表示ボタン612を備える。
センサノード状態情報表示部611に表示されるセンサノード状態情報は、センサノード管理情報表示部610に表示されている「通信可能なセンサノード」項目を操作部312を用いて選択することにより、変更することも可能である。
図22にメニュー表示ボタン612を操作部312を用いて操作した場合に表示部304に表示されるメニュー画面を示す。メニュー画面には、「セキュリティ情報更新」、「センサノード認証」、「電波強度調整」、「間欠時間調整」、「連携機能設定」のセンサノード管理項目が表示される。これら項目は上記の項目に限ったものではなく、携帯端末102とセンサノード101の関係によって増減することがあり得る。
図23に「セキュリティ情報更新」メニューの画面表示例を示す。ここで、セキュリティ情報とは、センサノード101、携帯端末102間で取り交わされている暗号鍵などの情報を意味する。セキュリティ情報を更新することによって、センサノード101、携帯端末102間で新しい暗号鍵を交換する。
図24に「センサノード認証」メニューの画面表示例を示す。ここで、センサノード認証とは、既に通信可能なセンサノードの再認証または、新規に通信可能としたいセンサノードの認証を意味する。
図25に「通信距離調整」メニューの画面表示例を示す。「通信距離調整」メニュー画面には、少なくとも、携帯端末102の操作部312を用いて通信距離を設定するための通信距離操作部613を備える。ここで通信距離とは、センサノード101の通信部204による通信可能な距離であり、通信部204の出力を調整することによって変更可能であるとする。ここでは、ユーザ100の操作部312を用いた操作によって、手動または自動で調整することが可能である。
図26に「間欠時間調整」メニューの画面表示例を示す。「間欠時間調整」メニュー画面には、少なくとも、携帯端末102の操作部312を用いて間欠時間を設定するための間欠時間設定部614を含む。ここで間欠時間とは、センサノード101のセンサ201を起動する時間間隔である。
図27に「連携機能設定」メニューの画面表示例を示す。「連携機能設定」メニュー画面には、少なくとも連携可能な機能の一覧が表示され、一覧中の各項目を選択することにより個別の設定を行なうことが可能である。ここで連携機能設定とは、センサノード101のセンサ201、携帯端末102のICカード303、表示部304、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、位置情報取得部308、スケジューラ309から得られる行動時系列情報及び行動変化点の時系列情報に基づき、センサノード101のセンサ201、表示部203、通信部204、携帯端末102のICカード303、表示部304、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、位置情報取得部308、スケジューラ309の機能を制御するための設定である。この制御には、上記機能の起動及び停止、出力調整などが含まれる。
例えば、行動変化点:歩行終了を抽出した場合、位置情報取得部308を起動し位置情報を取得する。これにより、位置情報取得部308を常時起動することなしに、必要な状況で位置情報を取得することが可能となり、携帯端末102の電池消費量を削減することも可能となる。
また、位置情報取得部308が位置情報を取得したとき、その位置が駅など混雑が予想される場所ならセンサノード101の通信部204の出力を下げる、または通信部204を停止する。これにより、センサノード101の観測値を他人に傍受されることを防ぐことが可能となる。
さらに、スケジューラ309とセンサノード101の表示部203を連携させることにより、スケジューラ309に登録されているスケジュールの開始時刻になった際に、センサノード101の表示部203にその旨を表示する、または表示部203を点滅させる、などにより、ユーザ100に知らせることが可能となる。もし、センサノード101が音を出す機能やバイブレーション機能を具備する場合には、これらの機能によりユーザ100に知らせることもできる。
図28に位置情報取得部308に関する連携機能設定画面の画面構成例を示す。連携機能設定画面には少なくとも、機能を制御するための行動変化点に係る条件を設定するための行動変化点設定部615、及び上記条件が満たされた際の機能の振る舞いを設定するための動作設定部616を備える。行動変化点設定部615、動作設定部616はそれぞれ携帯端末102の操作部312で操作可能である。行動変化点設定部615、動作設定部616の設定方法は、ユーザ100が直接入力する方法、または各設定部に対して予め候補が決まっていて、ユーザ100が候補の中から選択する形態でも構わない。図28の図示例では、行動変化点設定部615には行動変化点として「歩行終了」、動作設定部616には「起動」が設定され、この連携の結果「歩行終了時に位置情報取得部を起動して位置情報を取得する」という連携機能を実現できる。
図29にスケジューラ309に関する連携機能設定画面の画面構成例を示す。図29の図示例では、行動変化点設定部615には行動変化点として「スケジュールの開始時刻」、動作設定部616には「センサノード1 の表示部に表示」が設定され、「スケジュールの開始時刻にセンサノード1 の表示部にその旨を表示する」という連携機能を実現できる。
図28には位置情報取得部に関する連携機能設定画面の画面構成例、図29にはスケジューラに関する連携機能設定画面の画面構成例、を示したが、センサノード101のセンサ201、通信部204、携帯端末102のICカード303、表示部304、通話部305、ウェブ閲覧部306、メール送受信部307、に関しても同様の画面構成となる。
<第2の実施形態>
図20Aは本発明の第2の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。図1に示した第1の実施形態の計算機システムと異なる点は、サービス提供サーバ104が管理サーバ103および携帯端末102と共にネットワーク106に接続されている点である。
図20Aの計算機システムは、利用者(ユーザ)が携帯する電子機器(例えばセンサネットワークを構成するセンサノード)のセンサ機能により観測した情報をユーザが所有する携帯端末(例えば携帯電話機)で収集し、それらを管理装置(例えば管理サーバ)に送信し、管理サーバは受信した情報を解析し、情報配信装置(例えばサービス提供サーバ)は管理サーバから解析結果を取得し、ユーザが所有する携帯端末で収集したユーザの情報と合わせてユーザに適した情報を判定し、ユーザにその情報を配信するためのシステム構成の一例である。
具体的には、利用者100の行動を観測するセンサ201と、観測された利用者100の行動に係る情報をデータとして外部に送信する通信部204とを備えた電子機器101と、第1のネットワーク105を介して電子機器101と通信可能に構成され、かつ、電子機器101が送信したデータを受信可能に構成された携帯端末102と、第1のネットワーク105とは異なる第2のネットワーク106を介して携帯端末102と通信可能に構成され、かつ、そのデータに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置103に加え、第2のネットワーク106に接続され、かつ、携帯端末102および管理装置103と通信可能に構成された情報配信装置104を更に含んで成る日記作成支援システムである。このシステムは、利用者100に属する性質に係る情報であって、かつ、利用者100の行動の結果の中に現れない情報である潜在情報を収集し、その潜在情報を用いて利用者100に係る日記の作成支援を行う。情報配信装置104は、電子機器101が携帯端末102に送信したデータに係る解析結果を管理装置103から受信すると共に携帯端末102から利用者100の属性情報を受信し、これら解析結果および属性情報に基づき配信情報を判定し、携帯端末102に配信情報を送信する。
別の捉え方をすれば、利用者100の行動の中に潜在的に存在する潜在情報を観測するセンサ201と、観測された潜在情報をデータとして外部に送信する通信部204とを備えた電子機器101と、第1のネットワーク105を介して電子機器101と通信可能に構成され、かつ、電子機器101が送信したデータを受信可能に構成された携帯端末102と、第1のネットワーク105とは異なる第2のネットワーク106を介して携帯端末102と通信可能に構成され、かつ、そのデータに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置103に加え、第2のネットワーク106に接続され、かつ、携帯端末102および管理装置103と通信可能に構成された情報配信装置104を更に含んで成る日記作成支援システムであって、センサ201によって観測された潜在情報に対応するデータと、利用者100から入力された入力データとを用いて利用者100に係る日記の作成支援を行う日記作成支援システムである。
この日記作成支援システムは、潜在情報の意味を利用者100が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されるようにするのが好適である。また、センサ201としては、加速度センサおよび脈拍センサのうちの少なくともいずれか一方を用いて構成するのが好適である。
上記計算機システムは、ユーザ100の情報を観測するセンサノード101と、センサノードおよびネットワーク105を介して通信を行いセンサノードの観測情報を収集する携帯端末102と、携帯端末およびネットワーク106を介して通信を行い、多数のユーザの携帯端末から観測情報を受け取り解析を行なう管理サーバ103と、管理サーバから解析結果を受け取り、携帯端末102から得られるユーザ100の情報と合わせて適した情報を判定し、携帯端末102に情報を配信するサービス提供サーバ104とを備えるようにするのが好適である。ネットワーク105としては、例えば、無線通信機器間を接続する無線ネットワークとするのが好適である。また、ネットワーク106としては、例えば、ネットワーク105とは異なる通信方式が採用された別の無線ネットワークとするのが好適である。
センサノード101は、ユーザの情報を観測するセンサ201と、センサの観測値を一時的に保持する記憶部202と、センサの観測値情報やセンサノードの情報などを表示する表示部203と、携帯端末102とネットワーク105を介して通信を行なう通信部204と、各種操作を行なうための操作部205と、上記機能を制御する制御部206と、上記機能の電源となる電池207とを備えるようにするのが好適である。
携帯端末102は、管理サーバ103やサービス提供サーバ104およびネットワーク106を介して通信を行なう第一通信部301と、センサノード101およびネットワーク105を介して通信を行なう第二通信部302と、決済等に利用可能なICチップ303、様々な情報を表示する表示部304と、他の人と通話することを可能とする通話部305と、インターネットなどのネットワークと接続してウェブを閲覧処理を行なうウェブ閲覧部306と、メールを送受信するメール送受信部307と、携帯端末の位置情報の取得処理を行なう位置情報取得部308と、ユーザ100のスケジュールを入力・管理することを可能とするスケジューラ309と、センサノード101の観測値を解析するデータ解析部310と、ユーザによるデータ解析結果等にコメント等の付与・編集などを可能とする日記編集部311と、音声入力、テキスト入力、項目選択、その他の各種入力を行なう操作部312と、上記各処理部の処理履歴や、データ解析部で解析処理を行なう際の基本情報等を保持するDB313と、上記機能を制御する端末制御部314とを備えるようにするのが好適である。
管理サーバ103は、携帯端末102やサービス提供サーバ104およびネットワーク106を介して通信を行なう通信部401と、多数のユーザの情報を収集するシーン収集部402と、多数のユーザの情報から傾向・特徴を解析するシーン解析部403と、各ユーザの日記を管理する日記管理部404と、上記機能を制御する制御部405と、各ユーザの日記、アクセス制御ポリシ、多数のユーザの情報、傾向・特徴解析結果を保持するDB406とを備えるようにするのが好適である。
サービス提供サーバ104は、管理サーバ103から解析結果を受信し、携帯端末102からユーザの情報を受信する通信部501と、上記解析結果、ユーザ情報を合わせて、ユーザに適したサービス情報を判定し、サービス情報をユーザの携帯端末102に送付する情報配信部502と、上記機能を制御する制御部503と、上記解析結果、ユーザ情報、サービス情報及び、情報配信部で送付したサービス情報とユーザ情報の履歴情報を保持するDB504とを備えるようにするのが好適である。
次に、本発明の処理を説明する。本発明の処理は、概して言えば、行動時系列情報収集処理、日記作成支援処理、ユーザ情報解析処理、サービス情報配信処理、およびセンサノード管理処理を含んで構成される。
これらのうち、サービス情報配信処理とは、ユーザの現在のシーンとユーザ情報解析処理の結果得られた傾向・特徴を利用して、ユーザの現在のシーン、または傾向・特徴から推定できる次のシーンに適したサービス情報を配信する処理である。
図20Bは、第2の実施形態におけるサービス情報配信処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、ユーザ100の携帯端末102の端末制御部314は第一通信部301を通じてユーザ100の現在のシーンをサービス提供サーバ104に送付する(S501,S502)。サービス提供サーバ104の通信部501を通じてユーザ100の現在のシーンを受信した制御部503は情報配信部502に情報配信を要求する(S503,S504)。次に、情報配信部502はDB504にユーザ100の現在のシーンに適した情報の検索を要求する(S505)。DB504は予め管理サーバ103から受け取っていた共通部分シーン列と傾向・特徴の中からユーザ100の現在のシーンと合致する共通部分シーン列及びその共通部分シーン列に対応する傾向・特徴を抽出する(S506)。次に、その傾向・特徴に適した配信情報を検索する(S507)。もし、適した配信情報がDB504にある場合は、配信情報を情報配信部502に返戻する(S508)。情報配信部502は制御部503、通信部501を介してユーザ100の携帯端末102に配信情報を送付する(S509〜S512)。このとき配信される情報がEメールである場合は端末制御部314はメール送受信部307に情報を送付する。
図20Bでは、ユーザ100の携帯端末102が起点となってユーザの現在のシーンを送付しているが、サービス提供サーバ104が起点となって携帯端末102にユーザの現在のシーンを要求しても構わない。
尚、行動時系列情報収集処理、日記作成支援処理(シーン分割処理、日記編集支援処理、および日記生成処理を含む)、ユーザ情報解析処理、センサノード管理処理の各処理については、その一部または全部において第1の実施形態と同様に行うことが可能である。
以上、本実施形態によれば、日記作成に要する操作量などのユーザの負担を軽減可能であると共に、ユーザの状況にあった情報提供を効果的に行なうことができる。
<第3の実施形態>
図30は本発明の第3の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。図1に示した第1の実施形態および図20Aに示した第2の実施形態では、センサノード101には、記憶部202、表示部203、および操作部205が備わっていたが、第3の実施形態においては、これらの機能を携帯端末102のDB313、表示部304、操作部312と共有化することによってセンサノード101の構成が変更されている。
図30の計算機システムは、ユーザが携帯する電子機器(例えばセンサネットワークを構成するセンサノード)のセンサ機能により観測した情報をユーザが所有する携帯端末(例えば携帯電話機)で収集し、それらを管理サーバに送信し、管理サーバは受信した情報を解析し、サービス提供サーバは管理サーバから解析結果を取得し、ユーザが所有する携帯端末で収集したユーザの情報と合わせてユーザに適した情報を判定し、ユーザにその情報を配信するためのシステム構成の一例である。
上記計算機システムは、ユーザ100の情報を観測するセンサノード101と、センサノードおよびネットワーク105を介して通信を行いセンサノードの観測情報を収集する携帯端末102と、携帯端末およびネットワーク106を介して通信を行い、多数のユーザの携帯端末から観測情報を受け取り解析を行なう管理サーバ103と、管理サーバから解析結果を受け取り、携帯端末102から得られるユーザ100の情報と合わせて適した情報を判定し、携帯端末102に情報を配信するサービス提供サーバ104とを備えるようにするのが好適である。
センサノード101は、ユーザの情報を観測するセンサ201と、携帯端末102およびネットワーク105を介して通信を行なう通信部204と、上記機能を制御する制御部206と、上記機能の電源となる電池207とを備えるようにするのが好適である。この場合、センサの観測値を一時的に保持する記憶部、センサの観測値情報やセンサノードの情報などを表示する表示部、および各種操作を行なうための操作部は、あえてセンサノード101に備えないようにする。
一方、携帯端末102は、管理サーバ103やサービス提供サーバ104とネットワーク106を介して通信を行なう第一通信部301と、センサノード101およびネットワーク105を介して通信を行なう第二通信部302と、決済等に利用可能なICチップ303と、様々な情報を表示する表示部304と、他の人と通話することを可能とする通話部305と、インターネットなどのネットワークと接続してウェブを閲覧処理を行なうウェブ閲覧部306と、メールを送受信するメール送受信部307と、携帯端末の位置情報の取得処理を行なう位置情報取得部308と、ユーザ100のスケジュールを入力・管理することを可能とするスケジューラ309と、センサノード101の観測値を解析するデータ解析部310と、ユーザによるデータ解析結果等にコメント等の付与・編集などを可能とする日記編集部311と、音声入力、テキスト入力、項目選択、その他の各種入力を行なう操作部312と、上記各処理部の処理履歴や、データ解析部で解析処理を行なう際の基本情報等を保持するDB313と、上記機能を制御する端末制御部314とを備えるようにする。これの各機能部分のうち、DB313、表示部304、および操作部312は、それぞれ、センサノード101がセンサの観測値を一時的に保持する記憶部、センサの観測値情報やセンサノード101の各種情報などを表示する表示部、およびセンサノード101に対する各種操作を行なうための操作部として共用される。
管理サーバ103は、携帯端末102やサービス提供サーバ104とネットワーク106を介して通信を行なう通信部401と、多数のユーザの情報を収集するシーン収集部402と、多数のユーザの情報から傾向・特徴を解析するシーン解析部403と、各ユーザの日記を管理する日記管理部404と、上記機能を制御する制御部405と、各ユーザの日記、アクセス制御ポリシ、多数のユーザの情報、傾向・特徴解析結果を保持するDB406とを備えるようにするのが好適である。
サービス提供サーバ104は、管理サーバ103から解析結果を受信し、携帯端末102からユーザの情報を受信する通信部501と、上記解析結果、ユーザ情報を合わせて、ユーザに適したサービス情報を判定し、サービス情報をユーザの携帯端末102に送付する情報配信部502と、上記機能を制御する制御部503と、上記解析結果、ユーザ情報、サービス情報及び、情報配信部で送付したサービス情報とユーザ情報の履歴情報、を保持するDB504とを備えるようにするのが好適である。
尚、第3の実施形態において、図1に示した構成と同様に、ユーザが携帯する電子機器(例えばセンサネットワークを構成するセンサノード)のセンサ機能により観測した情報をユーザが所有する携帯端末(例えば携帯電話機)で収集し、それらを管理サーバに送信し、管理サーバは受信した情報を解析し、ユーザが所有する携帯端末で収集したユーザの情報と合わせて日記作成支援を行うためのシステム構成、すなわち、サービス提供サーバ104を含まないシステム構成とすることが可能である。
以上のように、本発明の第3の実施形態によると、センサノード101と携帯端末102の機能ブロックを共有することによりセンサノード101の大きさを縮小することが可能になる。
<第4の実施形態>
図31は本発明の第4の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。
第1の実施形態乃至第3の実施形態では、携帯端末102がセンサノード101と通信するための第二通信部302を備えているが、携帯端末102は第二通信部302を備えず、携帯端末とは別に携帯するまたは、ユーザ100の家などに設置する基地局にセンサノード101と通信するための第二通信部を備えることもある。
この場合、行動時系列情報収集処理のセンサノード101の観測値収集処理の手順が図32に示すようになる。図32はセンサノード101の観測値収集処理の手順を示すタイムチャートである。
まず、センサノード101の制御部206はセンサ201を用いて観測値を取得し、記憶部202に観測値を保存する(S600〜S602)。次に、制御部206は通信部204を介して基地局107と通信可能か確認する(S603)。通信可能な場合、記憶部202から観測値を取得し、通信部204、基地局107の第二通信部702を介して基地局107の制御部703に観測値を送付する(S604〜S608)。観測値を受信した制御部は、基地局107の第一通信部701及び携帯端末102の第一通信部301を介して携帯端末102の端末制御部314に送付する(S609〜S611)。端末制御部314は、時刻を取得し(S612)、観測値、時刻を組にして行動時系列情報としてDB313に登録する(S613)。
ここで第一の実施形態では、位置情報を観測値収集処理の過程で採取しているが、第三の実施形態では、位置情報を観測値袖手処理の過程で採取できないことも考えられる。その場合には、位置情報は予め設定された時間間隔で取得し、保存する。
図33は位置情報観測処理の手順を示すタイムチャートである。
端末制御部314は、設定された時間が経過したか確認し(S614)、経過していたら位置情報取得部308から位置情報を取得する(S615〜S617)。その後、時刻を取得し、位置情報と時刻をDB313に登録する(S618、S619)。
尚、第4の実施形態において、図1に示した構成と同様に、ユーザが携帯する電子機器(例えばセンサネットワークを構成するセンサノード)のセンサ機能により観測した情報をユーザが所有する携帯端末(例えば携帯電話機)で収集し、それらを管理サーバに送信し、管理サーバは受信した情報を解析し、ユーザが所有する携帯端末で収集したユーザの情報と合わせて日記作成支援を行うためのシステム構成、すなわち、サービス提供サーバ104を含まないシステム構成とすることが可能である。
以上のように、本発明の第4の実施形態によると、携帯端末102にセンサノード101と通信する機能がない場合でも、第1の実施形態と同様の効果を実現することが可能となる。
<第5の実施形態>
図34は第5の実施形態に係る体重予測画面表示の一例である。第1の実施形態では、行動時系列情報から得られるシーンに基づき個人日記を生成していた。本実施形態では、センサ201から得られる行動時系列情報とユーザ100の体重との関係に基づき、ユーザ100の予測体重を携帯端末の表示部304の予測体重表示部617に表示する。
図35は第5の実施形態の体重予測処理の手順を示すタイムチャートである。
ユーザ100は体重予測画面を表示し、携帯端末102の操作部312を用いて体重入力部618に現在の体重を入力する(S700)。現在の体重を受け取った端末制御部314は体重予測要求をデータ解析部310に送付する(S701)。データ解析部310はDB313から、体重予測係数、当日の予測体重値及び体重予測に必要な時間分の行動時系列情報を要求する(S702、S703)。体重予測係数とは、行動時系列情報から得られる行動の性質と体重の増減の関係を反映した係数である。体重予測係数と体重予測に必要な時間分の行動時系列情報から翌日の体重をある程度の精度で予測することが可能である。次に、当日の予測体重値と現在の体重を比較し、体重予測係数を更新する(S704)。そして、行動時系列情報と更新した体重予測係数を用いて翌日の体重の増減値を予測し、現在の体重に加えて翌日の予測体重を算出する(S705)。更新した予測体重係数、翌日の予測体重値をDB313に登録する(S706)。その後、表示部304の予測体重表示部617に現在の体重、予測した体重、予測体重増減値を表示し、体重推移表示部619に
過去数日間の体重の推移を表示する(S707〜S709)。
上記体重予測処理は一日単位で予測しているが、数時間、数日単位で行なっても構わない。また、現在の体重の入力は手入力で行なっているが、体重計と携帯端末が通信を行なうことによる入力でも構わない。
以上のように、本発明の第5の実施形態によると、センサノード101のセンサ201から得られる行動時系列情報と体重の関係を算出することによりユーザ100の体重を予測することが可能となり、日記作成支援システムに体重に基づく健康管理の機能を加えることが可能となる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明の日記作成支援システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施形態の計算機システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のセンサノードの観測値収集処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態のICカード、通話部、ウェブ閲覧部、メール送受信部、操作部の使用履歴情報収集処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態のセンサノ観測値から得られる行動時系列情報の一例である。 本発明の第1の実施形態のICカード、通話部、ウェブ閲覧部、メール送受信部、操作部の使用履歴情報から得られる行動時系列情報の一例である。 本発明の第1の実施形態のシーン分割処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態の行動変化点の時系列変換結果、シーン分割ルール及びシーン分割結果の一例である。 本発明の第1の実施形態の日記編集支援処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態の日記編集画面の画面構成の一例である。 本発明の第1の実施形態のコメント候補の一例である。 本発明の第1の実施形態のシーン推定ルール、シーン推定ルール適用結果の一例である。 本発明の第1の実施形態の個人日記からシーンを検索するための検索画面の画面構成の一例である。 本発明の第1の実施形態の日記生成処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態のアクセス制御ポリシの条件の一例である。 本発明の第1の実施形態のアクセス制御パラメータの一例である。 本発明の第1の実施形態のアクセス制御ポリシ、個人日記にアクセス制御ポリシを適用し日記を生成した結果の一例である。 本発明の第1の実施形態のユーザ情報解析処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態のユーザ情報解析処理結果の傾向・特徴抽出の一例である。 本発明の第1の実施形態のユーザ情報解析処理結果のシーン推定ルール生成の一例である。 本発明の第2の実施形態の計算機システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態のサービス情報配信処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理画面の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理のメニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理のセキュリティ情報更新メニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理のセンサノード認証メニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理の通信距離調整メニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理の間欠時間調整メニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理の連携機能設定メニューの画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理の位置情報取得部に関する連携機能設定画面の画面表示の一例である。 本発明の第1の実施形態のセンサノード管理処理のスケジューラに関する連携機能設定画面の画面表示の一例である。 本発明の第3の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る計算機システムのブロック図である。 本発明の第4の実施形態のセンサノード101の観測値収集処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第4の実施形態の位置情報観測処理の手順を示すタイムチャートである。 本発明の第5の実施形態の体重予測処理の画面構成の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態の体重予測処理の手順を示すタイムチャートである。
符号の説明
100 ユーザ
101 センサノード
102 携帯端末
103 管理サーバ
104 サービス提供サーバ
201 センサ
304 携帯端末102の表示部
601 個人日記
603 シーン候補表示ボタン
604 コメント候補表示ボタン
605 シーン候補表示部
606 コメント候補表示部。

Claims (20)

  1. 利用者の行動を観測するセンサと、観測された前記利用者の行動に係る情報をデータとして外部に送信する通信部とを備えた電子機器と、
    第1のネットワークを介して前記電子機器と通信可能に構成され、かつ、前記電子機器が送信した前記データを受信可能に構成された携帯端末と、
    前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して前記携帯端末と通信可能に構成され、かつ、前記データに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置と
    を含んで成り、
    前記利用者に属する性質に係る情報であって、かつ、前記利用者の行動の結果の中に現れない情報である潜在情報を収集し、前記潜在情報を用いて前記利用者に係る日記の作成支援を行う
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記潜在情報の意味を前記利用者が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記センサは加速度センサであることを特徴とする日記作成支援システム。
  4. 請求項1において、
    前記センサは脈拍センサであることを特徴とする日記作成支援システム。
  5. 請求項1において、
    前記第2のネットワークに接続され、かつ、前記携帯端末および前記管理装置と通信可能に構成された情報配信装置を更に含んで成り、
    前記情報配信装置は、前記管理装置から前記データに係る解析結果を受信すると共に前記携帯端末から前記利用者の属性情報を受信し、前記解析結果および前記属性情報に基づき配信情報を判定し、前記携帯端末に前記配信情報を送信する
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  6. 請求項5において、
    前記潜在情報の意味を前記利用者が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  7. 利用者の行動の中に潜在的に存在する潜在情報を観測するセンサと、観測された前記潜在情報をデータとして外部に送信する通信部とを備えた電子機器と、
    第1のネットワークを介して前記電子機器と通信可能に構成され、かつ、前記電子機器が送信した前記データを受信可能に構成された携帯端末と、
    前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワークを介して前記携帯端末と通信可能に構成され、かつ、前記データに係る各種解析を実行可能に構成された管理装置と
    を含んで成り、
    前記センサによって観測された前記潜在情報に対応する前記データと、前記利用者から入力された入力データとを用いて前記利用者に係る日記の作成支援を行う
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  8. 請求項7において、
    前記潜在情報の意味を前記利用者が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  9. 請求項7において、
    前記センサは加速度センサであることを特徴とする日記作成支援システム。
  10. 請求項7において、
    前記センサは脈拍センサであることを特徴とする日記作成支援システム。
  11. 請求項7において、
    前記第2のネットワークに接続され、かつ、前記携帯端末および前記管理装置と通信可能に構成された情報配信装置を更に含んで成り、
    前記情報配信装置は、前記管理装置から前記データに係る解析結果を受信すると共に前記携帯端末から前記利用者の属性情報を受信し、前記解析結果および前記属性情報に基づき配信情報を判定し、前記携帯端末に前記配信情報を送信する
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  12. 請求項11において、
    前記潜在情報の意味を前記利用者が任意に定義するための潜在情報定義機能を備えて構成されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  13. 電子機器と、携帯端末と、管理装置とを含んで構成される日記作成支援システムであって、
    前記電子機器は、利用者の行動を観測する観測部と、前記携帯端末と通信を行なう通信部とを備え、
    前記携帯端末は、前記管理装置と通信を行なう第1の通信部と、前記電子機器と通信する第2の通信部と、前記電子機器の観測した観測値および前記携帯端末の使用履歴を収集する情報収集部と、前記情報収集部で収集した情報を解析する解析部と、前記解析部の解析結果を利用して日記の入力を支援する入力支援部と、前記日記を表示する表示部と、前記携帯端末への入力および前記携帯端末に対する操作を行なうための操作部と、前記情報収集部で収集した情報および前記解析部で解析した解析結果に係る情報を保持する記憶部とを備え、
    前記表示部は、前記日記を表示する日記表示部と、前記日記の内容を入力する場合に、前記日記の内容に関連するシーンの候補であるシーン候補を抽出するためのシーン候補抽出部と、前記操作部を用いてシーン候補表示ボタンが押下された場合に、前記シーン候補を表示するシーン候補表示部と、前記日記の内容に関連する注釈の候補であるコメント候補を抽出するためのコメント候補抽出部と、前記操作部を用いてコメント候補表示ボタンが押下された場合に、コメント候補を表示するコメント候補表示部とを備え、
    前記シーン候補表示部に表示されたシーン候補及び前記コメント候補表示部に表示されたコメント候補から前記利用者が任意のシーン及びコメントを選択できるよう構成され、かつ、前記利用者による前記任意のシーン及びコメントの選択に基づいて前記利用者に係る日記の作成を行う
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  14. 請求項13において、
    前記シーン候補は、シーン推定ルールを用いて生成されることを特徴とする日記作成支援システム。
  15. 請求項13において、
    前記コメント候補は、少なくともそのシーンにおける感情および代表的なイベントを表す絵文字を用いて入力可能であることを特徴とする日記作成支援システム。
  16. 請求項13において、
    前記管理装置は、前記携帯端末と通信を行なう通信部と、前記利用者を含む複数の利用者の情報である利用者情報を保持する記憶部と、前記利用者情報を解析する解析部と、前記複数の利用者の日記を管理する日記管理部とを備え、
    前記複数の利用者の前記利用者情報を解析し、かつ、前記複数の利用者の前記日記を管理する
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  17. 請求項16において、
    前記携帯端末および前記管理装置と共通のネットワークを介して通信可能に構成された情報配信装置を更に具備して成り、
    前記携帯端末の前記第1の通信部および前記管理装置の前記通信部は、前記情報配信装置と通信可能に構成され、
    前記情報配信装置は、前記携帯端末および前記管理装置と通信を行なう通信部と、前記利用者の情報と前記管理装置の解析部の解析結果から前記利用者に係る配信情報を判定し、前記配信情報を送信する情報配信部と、前記管理装置の前記解析部の解析結果及び前記配信情報を保持する記憶部を備え、
    前記複数の利用者に係る情報解析結果を用いて、前記複数の利用者の各利用者の状況に対応した情報を提供する
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
  18. 請求項17において、
    前記携帯端末は、前記電子機器と前記携帯端末とを接続するネットワークを介して前記電子機器を制御するよう構成されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  19. 請求項13において、
    前記電子機器と前記携帯端末とを接続するネットワークを介して前記携帯端末の有する機能部分を前記携帯端末と前記電子機器とで共有するよう構成され、前記電子機器の一部の機能が前記携帯端末の有する共有された前記機能部分にて実現されていることを特徴とする日記作成支援システム。
  20. 請求項13において、
    前記携帯端末とは別の通信装置を更に具備して成り、
    前記通信装置を介して前記携帯端末に前記電子機器の観測情報を送信する
    ことを特徴とする日記作成支援システム。
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