JP2009025469A - のぼり旗の取付具 - Google Patents
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Abstract
【課題】擁壁・花壇等の既存のブロックやレンガ等による任意の固定部材に簡単且つ堅固に取り付けることができるのぼり旗の取付具を提供する。
【解決手段】のぼり旗の旗竿Pを任意の固定部材Qを介して立てておくために使用するのぼり旗の取付具1を、当該固定部材Q上面の任意箇所を挟持して固定するコ字枠状の固定部2と、該固定部2の上面に一体立設した旗竿挿入部3とによって構成する。また、固定部2は、コ字枠の一方の側面もしくは両側面に単数もしくは複数のネジ孔を有し、該ネジ孔にネジ5をねじ込むことで当該固定部2を固定部材Qに固定する。旗竿挿入部3は、固定部2に穿設した水抜き用の貫通孔を囲繞するようにして当該固定部2に一体立設する。
【選択図】図1
【解決手段】のぼり旗の旗竿Pを任意の固定部材Qを介して立てておくために使用するのぼり旗の取付具1を、当該固定部材Q上面の任意箇所を挟持して固定するコ字枠状の固定部2と、該固定部2の上面に一体立設した旗竿挿入部3とによって構成する。また、固定部2は、コ字枠の一方の側面もしくは両側面に単数もしくは複数のネジ孔を有し、該ネジ孔にネジ5をねじ込むことで当該固定部2を固定部材Qに固定する。旗竿挿入部3は、固定部2に穿設した水抜き用の貫通孔を囲繞するようにして当該固定部2に一体立設する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車販売店、不動産販売店、ファミレス、その他の様々な販売店・商店等において、のぼり旗の旗竿を所定の場所に立てておくために使用するのぼり旗の取付具に関する。
従来から、この種の取付具としては、図5に示すように、のぼり旗の旗竿Pを所定の場所に立てておくための固定部材として例えばコンクリート製の専用ブロック100を使用していたものがある。この専用ブロック100は、全体が略矩形ブロック状に形成されており、中央には穴部101が設けられている。この穴部101は、専用ブロック100製作時において、型枠内に打設されたコンクリートの養生前に予め凹設形成されるか、あるいは養生後にドリル等でもって掘削形成される。そして、この穴部101内に直接、あるいは穴部101内に嵌着した筒状の金具等を介してのぼり旗の旗竿Pが挿入される。
特になし
しかしながら、従来においては、のぼり旗の旗竿P毎にコンクリート製の専用ブロック100を個々に製作することから、製作コストが嵩むものとなり、しかも専用ブロック100自体は大型であるため、設置場所に無駄な占有スペースが取られてしまう。また、この専用ブロック100を使用する替わりに、固定部材として例えば擁壁・花壇等の既存のブロックやレンガを使用しても、これに旗竿Pを取り付けることは困難であるという問題点を有していた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、例えば擁壁・花壇等の既存のブロックやレンガ等による固定部材に簡単且つ堅固に取り付けることができ、また製作コストが低減され、且つ設置場所に無駄な占有スペースが取られずに済むのぼり旗の取付具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、のぼり旗の旗竿を任意の固定部材に立てておくために使用するのぼり旗の取付具であって、該取付具は、当該上面の任意箇所を挟持して固定されるコ字枠状の固定部と、該固定部の上面に一体立設した旗竿挿入部とを備えてなることを特徴とする。
また、固定部は、コ字枠の一方の側面もしくは両側面に単数もしくは複数のネジ孔を有し、該ネジ孔にネジをねじ込むことで当該固定部が固定部材に固定されるものとしてある。
旗竿挿入部は、固定部上面の中央、前後片側、左右片側のいずれかに形成されている。
旗竿挿入部は、固定部に穿設されている水抜き用の貫通孔を囲繞するようにして当該固定部に一体立設されている。
本発明によれば、例えば擁壁・花壇等の既存のブロックやレンガ等の任意の固定部材に簡単且つ堅固に取り付けることができ、また製作コストが低減され、且つ設置場所に無駄な占有スペースが取られずに済むものとなる。
すなわち、本発明は、固定部材上面の任意箇所を挟持して固定されるコ字枠状の固定部と、該固定部の上面に一体立設した旗竿挿入部とを備えているので、既存のブロックやレンガ等任意の固定部材に簡単且つ堅固に取り付けることができる。また、既存のブロックやレンガ等任意の固定部材を使用するため、コストが掛からず、しかも設置場所に無駄な占有スペースが取られずに済む。
また、固定部は、コ字枠の一方の側面もしくは両側面に単数もしくは複数のネジ孔を有し、該ネジ孔にネジをねじ込むことで当該固定部が任意の固定部材に固定されるものとしたので、固定部材に対する固定部の着脱が容易且つ短時間に行えると共に、幅員の異なる種々の固定部材でも容易に固定部を固定させることができる。
旗竿挿入部は、固定部上面の中央、前後片側、左右片側のいずれかに形成されているので、のぼり旗の用途や設置箇所等に十分に対応させることができる。
旗竿挿入部は、固定部に穿設されている水抜き用の貫通孔を囲繞するようにして当該固定部に一体立設されているので、旗竿挿入部の内底部に雨水が溜まらず、旗竿の錆等による損傷を未然に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
本発明に係る取付具1は、図1に示すように、旗地11の一側縁及び上端縁にそれぞれ複数のループ状のチチ12が取り付けられ、旗地11の一側縁に配設されたチチ12に旗竿Pを挿通させ、旗地11の上端縁に配設されたチチ12に横竿13を挿通させてなるのぼり旗の旗竿Pを、既存のブロックやレンガ等の任意の固定部材Qの上面に取り付けるためのものであり、当該固定部材Qの上面の任意箇所を挟持して固定されるよう、例えば金属製もしくは硬質の合成樹脂製等による帯板材をコ字枠状に折曲してなる固定部2と、該固定部2の上面の例えば片側寄りに一体立設した円筒状の旗竿挿入部3とから構成されている。
この固定部2は、図2および図3に示すように、コ字枠の一方の側面もしくは両側面において、例えば左右対称箇所にネジ孔4を形成してあり、該ネジ孔4には、予め蝶ネジ等のネジ5を浅めにねじ込み装着してある。そして、このネジ5をネジ孔4反対側から貫挿させるようにしてねじ込むことで固定部2のコ字枠内に挿入されている固定部材Qに固定させるものとしてある。
また、取付具1は、図4に示すように、固定部2の上面において、旗竿挿入部3を中央に形成し、且つコ字枠の両側面に形成したネジ孔4に同時にネジ5をねじ込んでおいてもよい。あるいは、固定部2の上面において、前後片側、左右片側のいずれかに旗竿挿入部3が形成されていても良い。使用に際し、これら種々の取付具1を予め用意しておき、のぼり旗の用途や設置箇所等に応じて適宜選択して使用される。
さらに、固定部2には水抜き用の例えばクロス状の貫通孔6が穿設され、該貫通孔6を囲繞するようにして旗竿挿入部3が当該固定部2に一体立設されている。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用、動作の一例について説明する。
本形態における取付具1は、様々な販売店・商店等の位置する歩道や道路等の縁側にコンクリートブロックやレンガ、あるいは塀等の固定部材Qを介して、のぼり旗の旗竿Pを立てておくために使用される。また、道路に面した縁側に設置されている花壇等のブロックやレンガに、のぼり旗の旗竿を立てておくためにも使用される。要は、のぼり旗を立てることが必要な場所で、且つコ字枠状の固定部2のコ字枠内に装着できるようなものであれば固定部材Qの用途、形状、素材等は問わない。
先ず、図2に示すように、既存のブロックやレンガ等の固定部材Qを横向きに立てておき、この上面の任意箇所に取付具1を、固定部2を介して装着する。このとき、固定部2のコ字枠内に当該固定部材Qの上面が挿入配置される。
そして、図3に示すように、ネジ孔4に予め装着してある蝶ネジ等のネジ5を当該ネジ孔4反対側から貫挿させるようにしてねじ込むことで固定部2のコ字枠内に挿入されている固定部材Qに当該固定部2を固定する。
このとき、固定部2のコ字枠内に挿入される固定部材Qの幅員が狭い場合には、固定部2のコ字枠両側面のネジ孔4に同時にネジ5をねじ込むことで、取付具1は固定部材Qに対して両側からしっかりと固定されるものとなる(図4参照)。
そして、旗竿挿入部3の上側開口部に旗竿Pの下端を挿入する。このとき、旗竿Pの下端が旗竿挿入部3の内底部に係止されている際には、貫通孔6を介して旗竿挿入部3は外部と連通している状態となり、これによって、旗竿挿入部3の内底部に雨水が溜まらないのである。
P 旗竿
Q 固定部材
1 取付具
2 固定部
3 旗竿挿入部
4 ネジ孔
5 ネジ
6 貫通孔
11 旗地
12 チチ
13 横竿
Q 固定部材
1 取付具
2 固定部
3 旗竿挿入部
4 ネジ孔
5 ネジ
6 貫通孔
11 旗地
12 チチ
13 横竿
Claims (4)
- のぼり旗の旗竿を任意の固定部材に立てておくために使用するのぼり旗の取付具であって、該取付具は、当該固定部材上面の任意箇所を挟持して固定されるコ字枠状の固定部と、該固定部の上面に一体立設した旗竿挿入部とを備えてなることを特徴とするのぼり旗の取付具。
- 固定部は、コ字枠の一方の側面もしくは両側面に単数もしくは複数のネジ孔を有し、該ネジ孔にネジをねじ込むことで当該固定部が任意の固定部材に固定されるものとした請求項1記載ののぼり旗の取付具。
- 旗竿挿入部は、固定部上面の中央、前後片側、左右片側のいずれかに形成されている請求項1または2記載ののぼり旗の取付具。
- 旗竿挿入部は、固定部に穿設されている水抜き用の貫通孔を囲繞するようにして当該固定部に一体立設されている請求項1乃至3のいずれか記載ののぼり旗の取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007187152A JP2009025469A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | のぼり旗の取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007187152A JP2009025469A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | のぼり旗の取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009025469A true JP2009025469A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=40397338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007187152A Pending JP2009025469A (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | のぼり旗の取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009025469A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105427768A (zh) * | 2016-01-05 | 2016-03-23 | 杨科岳 | 一种旗杆固定装置 |
JP5933796B1 (ja) * | 2015-09-10 | 2016-06-15 | 株式会社タカラトミー | 機器の固定装置及び固定用アタッチメント |
CN107893568A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-04-10 | 济源市晨氧运动用品有限公司 | 防风不倒旗杆 |
-
2007
- 2007-07-18 JP JP2007187152A patent/JP2009025469A/ja active Pending
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CN105427768A (zh) * | 2016-01-05 | 2016-03-23 | 杨科岳 | 一种旗杆固定装置 |
CN105427768B (zh) * | 2016-01-05 | 2018-09-18 | 杨科岳 | 一种旗杆固定装置 |
CN107893568A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-04-10 | 济源市晨氧运动用品有限公司 | 防风不倒旗杆 |
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