JP2009024956A - 熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 - Google Patents
熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009024956A JP2009024956A JP2007189762A JP2007189762A JP2009024956A JP 2009024956 A JP2009024956 A JP 2009024956A JP 2007189762 A JP2007189762 A JP 2007189762A JP 2007189762 A JP2007189762 A JP 2007189762A JP 2009024956 A JP2009024956 A JP 2009024956A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- header tank
- heat exchanger
- side edges
- refrigerant
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
【課題】加工設備の複雑化を回避しつつ、ヘッダタンクを構成する2つの部材相互を仮止め固定する部位が、冷媒用のコネクタを取り付ける際の障害となることを防止する。
【解決手段】ヘッダタンク3はタンク本体17とプレート19とを互いに重ね合わせることで、内部に冷媒流路21が形成され、タンク本体17上に冷媒の供給口または冷媒の排出口となるコネクタ13を装着する。プレート19は、幅方向両側縁がタンク本体17側に向けて屈曲するフランジ部19bを備え、このフランジ部19bをタンク本体17のフランジ部17cを覆うように外側に配置する。この状態でフランジ部17bとフランジ部19cとの接合部をレーザスポット溶接して仮止め固定する。
【選択図】図1
【解決手段】ヘッダタンク3はタンク本体17とプレート19とを互いに重ね合わせることで、内部に冷媒流路21が形成され、タンク本体17上に冷媒の供給口または冷媒の排出口となるコネクタ13を装着する。プレート19は、幅方向両側縁がタンク本体17側に向けて屈曲するフランジ部19bを備え、このフランジ部19bをタンク本体17のフランジ部17cを覆うように外側に配置する。この状態でフランジ部17bとフランジ部19cとの接合部をレーザスポット溶接して仮止め固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、第1の部材と第2の部材とを対向配置して接合することで、これら各部材相互間に冷媒流路を形成する熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法に関する。
熱交換器の構造として、冷媒が流通することで他の例えば外気と熱交換を行う熱交換器コアの両端に、ヘッダタンクを備えたものがある。熱交換器コアは、冷媒が流通するチューブと冷却フィンとを備え、冷媒が、一方のヘッダタンクに流入した後前記した熱交換器コアを流通して熱交換を行った後、他方のヘッダタンクに流出する。
ここで、例えば下記特許文献1に記載のものは、ヘッダタンクを構成する部材として上プレートと下プレートとを互いに重ね合わせ、これら各プレート相互間に冷媒流路を形成している。
この際、下プレートの両側縁に設けたかしめ爪を上プレートの両側縁を抱え込むようにしてかしめ固定して仮止めし、その後、ヘッダタンクに熱交換器コアなど他の部品を組み付けた状態で、ろう付けを行って熱交換器が完成する。
一方、下記特許文献2には、ヘッダタンクを構成する2つの部材の周縁部における互いに対向する面の一方にあらかじめ凹部を形成し、この凹部に嵌り込む凸部をコイニングなどの塑性加工によって形成する方法が開示されている。
特開2006−71188号公報
特開2005−127676号公報
ところで、特許文献1に記載のかしめ爪は、ヘッダタンクの長手方向に沿ってほぼ等間隔に複数設けることで、かしめによる仮止め固定を充分なものとしているが、上記したヘッダタンクには、熱交換器に対する冷媒の流入口および流出口を構成するコネクタを取り付ける必要があり、このコネクタ取付部位にはかしめ爪を設定できず、したがって、仮止め固定による各部材相互の接合状態が不充分となる虞がある。
また、かしめ作業を行う際に使用するかしめ機についても、コネクタ取付部位を避けるような構造とする必要があり、例えば熱交換器を車両に搭載する場合のように、車両へのレイアウト上で車種毎にコネクタ取付部位が異なる場合には、それに対応するかしめ機が必要となり、加工設備のコスト上昇を招く。
また、特許文献2に記載されたような凸部を加工してかしめ作業を行う場合には、板厚が1mm〜1.2mmと比較的薄い部材に対して有効であって、冷媒として二酸化炭素を使用する熱交換器においては、耐圧強度が要求されることから、例えば2mm〜2.5mmと厚い部材が必要となり、このような厚い部材に上記した凸部を形成するには困難を要する。
さらに、上記したような厚い部材に対して凸部を形成する際には、加圧側と反対の裏側、すなわちタンク内に加圧時の反力を受ける芯金を設置する必要があり、加工後の芯金はタンク内部に張り付いていることから、取り外す際には大きな引き抜き力が必要となり、加工設備がさらに複雑となり、加工コストの上昇を招く。
そこで、本発明は、加工設備の複雑化を回避しつつ、ヘッダタンクを構成する2つの部材相互を仮止め固定する部位が、冷媒用のコネクタを取り付ける際の障害となることを防止することを目的としている。
本発明は、第1の部材と第2の部材とを対向配置して接合することで、これら各部材相互間に冷媒流路を形成する熱交換器のヘッダタンクであって、前記第1の部材の両側縁に、前記第2の部材の両側縁を重ね合わせ、この重ね合わせた前記第1の部材の両側縁の外周部と前記第2の部材の両側縁の内周部とが、レーザスポット溶接により仮止め固定されていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ヘッダタンクを構成する2つの部材相互の仮止め固定をレーザスポット溶接により行うので、仮止め固定部位が冷媒用のコネクタを取り付ける際に障害となることはなく、コネクタ取付位置に制限されることなく仮止め固定部を所望の位置に設定でき、仮止め固定による接合力を充分確保できるとともに、コネクタの取付位置も自由に設定することができる。また、仮止め固定をレーザスポット溶接により行っているので、ヘッダタンクを構成する2つの部材として、比較的厚い板厚が必要となる、耐圧強度が要求される冷媒を使用する熱交換器であっても容易に対応できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係わる、図2に示す熱交換器1に使用するヘッダタンク3の一部を示す斜視図である。熱交換器1は、大別すると、熱交換器コア5と、2つのヘッダタンク3および7とから構成されている。熱交換器コア5は、冷媒が流通する複数本のチューブ9と、互いに隣接するチューブ9の間に配置されたフィン11とで構成されている。この熱交換器コア5の長手方向(図2中で上下方向)の一端には上記したヘッダタンク3が配置され、各チューブ9の一端と連通されている。また、熱交換器コア5の他端には上記したヘッダタンク7が配置され、各チューブ9の他端と連通されている。なお、図2には示していないが、チューブ9の内部には冷媒が流通する複数のチューブ孔が形成されている。
ヘッダタンク3,7は、長手方向に沿って互いに等しい間隔となるように並列に配置されている。また、ヘッダタンク3および7の一方の端部付近には、熱交換器1に冷媒を供給するための冷媒供給部材および、熱交換器1から冷媒を排出させるための冷媒排出部材となる冷媒用のコネクタ13および15が装着されている。図1ではヘッダタンク3のコネクタ13の装着部位近傍を示している。
ここで一方のヘッダタンク3にコネクタ13を通して供給された冷媒は、ヘッダタンク3から所定のチューブ9に分配されて他方のヘッダタンク7に流入する。そして、冷媒はヘッダタンク7から、さらに所定のチューブ9を流通してヘッダタンク3に流入し、この流れを順次繰り返し、最後に他方のヘッダタンク7のコネクタ15から外部に排出される。この間、熱交換器コア5の各チューブ9およびフィン11の間を冷却風などの熱交換媒体が流通することにより、各チューブ9を流通する冷媒との間で熱交換が行われる。なお、冷媒の流通経路には種々の組み合わせがあり、上記説明による流通経路はその一例である。
次に、本実施形態におけるヘッダタンク3,7の構造について説明するが、これら各ヘッダタンク3,7は同一の構造であるので、ここではヘッダタンク3を例にとって説明する。図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。
ヘッダタンク3は、第1の部材としてのタンク本体17と、前記したチューブ9が接続されるプレート19とを重ね合わせて接合したものである。タンク本体17は、図1(b)に示すように半円弧状の2つの流路形成部17aが、ヘッダタンク3の長手方向に延長して互いに並列状態で設けられている。また、2つの流路形成部17a相互間には、プレート19の内面に接触するエンボス部17bが、ヘッダタンク3の長手方向に沿って等間隔に設けられている。
一方、プレート19は、タンク本体17のエンボス部17bに接触し、流路形成部17aとの間で2つの冷媒流路21を形成する平面部19aと、平面部19aの幅方向(図1(b)中で左右方向)両側の縁部からタンク本体17側に向けて屈曲するフランジ部19bを備えている。
また、プレート19には、エンボス部17bに対してヘッダタンク3の長手方向でずれた位置に、前記図2に示したチューブ9が挿入されるチューブ挿入孔19cが形成されており、該チューブ挿入孔19cにチューブ9の端部が挿入されることで、ヘッダタンク3内の冷媒流路21とチューブ9内の図示しないチューブ孔とが互いに連通する。
上記したプレート19のフランジ部19bは、タンク本体17の流路形成部17aの幅方向(図1(b)中で左右方向)両側縁にてプレート19側に向けて突出するフランジ部17cの外側に位置し、これら各フランジ部17c,19bが互いに接合され、溶接部23にてレーザスポット溶接により仮止め固定される。
すなわち、第1の部材であるタンク本体17の両側縁のフランジ部17cに、第2の部材であるプレート19の両側縁のフランジ部19bを重ね合わせ、この重ね合わせたフランジ部17cの外周部とフランジ部19bの内周部とが、レーザスポット溶接により仮止め固定されていることになる。
このようなレーザスポット溶接による溶接部23は、ヘッダタンク3の幅方向両側においてヘッダタンク3の長手方向に沿ってほぼ等間隔に設定している。
上記のようにして互いに一体化したタンク本体17とプレート19とにより、ヘッダタンク3のユニットが完成する。さらに、このユニットの長手方向両端に、図2に示すような遮蔽部材25を取り付けることで冷媒流路21の端部を遮蔽し、これによりヘッダタンク3が完成する。このヘッダタンク3の内部には、長手方向に沿って互いに並行となる2つの冷媒流路21が形成される。また、チューブ挿入孔19cが開口しているそれぞれの箇所には、2つの冷媒流路21間を連通する連通流路27が形成されている。
そして、図2に示すように、同一構成のヘッダタンク3とヘッダタンク7との間に熱交換器コア5を配置し、熱交換器コア5の各チューブ9をヘッダタンク3,7のそれぞれのチューブ挿入孔19cに挿入することにより熱交換器1が仮組みされる。
なお、冷媒供給部材および冷媒排出部材となるコネクタ13および15は、タンク本体17とプレート19とをレーザスポット溶接により仮止め固定する際に、同工程でレーザスポット溶接によりタンク本体17に仮止め固定する。
上記のようにして仮組みされた熱交換器1は、その後各部材を一体のまま炉中で加熱してろう付け溶接することにより完成する。
上記した構造のヘッダタンク3,7によれば、タンク本体17とプレート19とを仮止め固定する際にレーザスポット溶接を行っているので、図1(a)に示すように、コネクタ13(15)を取り付ける際に、溶接部23が邪魔になることがなく、溶接部23を長手方向等間隔に適宜設定できるので、仮止め固定によるタンク本体17とプレート19との互いの接合力を充分なものとすることができる。また、コネクタ13(15)の取付位置についても、溶接部23が障害とならないので自由に設定することができ、例えば本熱交換器1を車両に搭載する場合のように、コネクタ設定位置が車両への熱交換器1のレイアウトによって異なる場合であっても、容易に対応することができる。
また、仮止め固定をレーザスポット溶接により行っているので、ヘッダタンク3(7)を構成する2つの部材であるタンク本体17およびプレート19は、比較的厚い板厚が必要となる、耐圧強度が要求される二酸化炭素などを冷媒として使用する熱交換器であっても容易に対応できる。
なお、仮止め溶接工法として従来はTIG溶接が一般的に用いられているが、本構造のようにタンク内部のろう付けを行う場合には。内部のろう付け部位にあらかじめフラックスを塗布しておかなければならない。フラックスはろう付け温度前に昇華・活性化し、タンク本体17およびプレート19を構成するアルミ表面の酸化皮膜を破壊しろう付けが可能となる。よってタンクの仮止めにあってはあらかじめ塗布したフラックスを昇華温度まで高めない配慮が必要となり、最小限のエネルギを集中的の照射できるレーザスポット溶接が仮止め固定での最適な溶接工法となる。
したがって、レーザスポット溶接を仮止め工法に適用することで、あらかじめろう付け部に塗布しておくフラックスへの熱影響を最小限に抑えることができ、フラックス切れによるろう付け不良を回避できる。
図3は、上記ようにしてレーザスポット溶接を行う際に使用するレーザスポット溶接装置の全体構成図である。ここでのタンク本体17およびプレート19はプレス成形によって製造するが、その際プレート19を受ける図示しないプレス下型と型形状が同等の保持具としての下型29にプレート19をセットする。
プレート19は、プレス成形後には両側部の曲げ成形がなされているフランジ部19bがスプリングバック作用によって外側に広がろうとするので、この広がりを抑えるために、上記した下型29を使用する。
そして、下型29にセットしたプレート19にタンク本体17を組み込むが、この際下型29によってプレート19のスプリングバックを抑えているので、プレート19のフランジ部19bの内面とタンク本体17のフランジ部17cの外面とは互いに密着して、これら相互間の隙間発生を防止でき、後述するレーザスポット溶接による仮止め固定を確実に行うことができる。
さらに、タンク本体17の上から、スプリング31によって押し付けられる上型33と下型29との間で、タンク本体17およびプレート19を挟持固定して互いに密着させ、これら相互の位置決めを行うとともに、位置ずれをも防止し、この状態で、レーザスポット溶接を実施する。
下型29の左右両側にはX−Yテーブル35を配置している。すなわち、このX−Yテーブル35は、図3中で左右方向(X方向)および紙面に直交する方向(Y方向)に移動可能である。このX−Yテーブル35上に取付台37を介して取付アームとなるトーチホルダ39の基端部を取り付け、トーチホルダ39の先端に、レーザ光41を溶接部23に向けて照射するレーザトーチ43を取り付ける。
レーザ発振器45は、従来公知の時分割ミラー47で4つに分割したレーザ光によって前記したレーザトーチ43を4個作動させることが可能であり、したがって図3中の左右両側に図示してあるレーザトーチ43は、図3中で紙面に直交するY方向にそれぞれ2つずつ、溶接ピッチに相当する所定間隔をおいて配置されている。これら4個のレーザトーチ43とレーザ発振器45とは光ファイバ49で接続されている。
このようなレーザスポット溶接装置によりレーザスポット溶接を行う際には、前述したように下型29と上型33とで、互いに重ね合わせた状態のタンク本体17とプレート19とを位置決め固定した状態で、X−Yテーブル35を図3の位置となるようX方向に移動させて下型29に接近させる。
この状態で、4個のレーザトーチ43からそれぞれレーザ光41を照射して4箇所の溶接部23についてレーザスポット溶接を同時に実施する。このとき図3中で左側の2個のレーザトーチ43によりヘッダタンク3の長手方向に沿って所定間隔(溶接ピッチ)をおいて2箇所の溶接部23が、同右側の2個のレーザトーチ43によりヘッダタンク3の長手方向に沿って所定間隔(溶接ピッチ)をおいて2箇所の溶接部23が、それぞれ形成され、これにより1回目のレーザスポット溶接作業が終了する。
この後、X−Yテーブル35が、図3中で紙面に直交するY方向に、1回目の溶接部23に対して2回目の溶接部の位置が所定間隔(溶接ピッチ分)離れた位置となるように移動して、2回目のレーザスポット溶接を1回目と同様にして実施する。以後同じことを繰り返し設計溶接点数まで溶接を行って、すべての溶接点に対してレーザスポット溶接が完了したら、左右のX−Yテーブル35が下型29から離反する方向に移動してレーザトーチ43も溶接位置から離れ、この状態で仮止めされた状態のタンク本体17とプレート19を型内から取り出して仮止め加工が完了となる。
このように、レーザスポット溶接を行う際には、プレス加工したプレート19のフランジ部19bが外側に広がろうとするスプリングバックを下型29により抑え、タンク本体17とプレート19の各フランジ部17c,19b相互の接合部を隙間なく密着した状態とするので、レーザスポット溶接による仮止め固定を確実に行うことができる。
また、1台のレーザ発振器45で、時分割ミラー47により複数に分岐したレーザ光41を生成して複数箇所を同時にレーザスポット溶接を行うようにしたので、廉価な加工設備とすることができ、かしめ機を仮止め加工に使用する場合のような加工設備の複雑化を回避することができ、加工コスト低減に寄与することができる。
なお、タンク本体17上に仮止め固定するコネクタ13,15については、前述したように上記したレーザスポット溶接工程にて行うが、その作業は、例えばタンク本体17とプレート19とを仮止め固定した後に行えばよい。
1 熱交換器
3,7 ヘッダタンク
17 タンク本体(第1の部材)
17c タンク本体のフランジ部(第1の部材の両側縁)
19 プレート(第2の部材)
19b プレートのフランジ部(第2の部材の両側縁)
21 冷媒流路
29 下型(保持具)
3,7 ヘッダタンク
17 タンク本体(第1の部材)
17c タンク本体のフランジ部(第1の部材の両側縁)
19 プレート(第2の部材)
19b プレートのフランジ部(第2の部材の両側縁)
21 冷媒流路
29 下型(保持具)
Claims (3)
- 第1の部材(17)と第2の部材(19)とを対向配置して接合することで、これら各部材(17,19)相互間に冷媒流路(21)を形成する熱交換器(1)のヘッダタンク(3,7)であって、前記第1の部材(17)の両側縁(17c)に、前記第2の部材(19)の両側縁(19b)を重ね合わせ、この重ね合わせた前記第1の部材(17)の両側縁(17c)の外周部と前記第2の部材(19)の両側縁(19b)の内周部とが、レーザスポット溶接により仮止め固定されていることを特徴とする熱交換器のヘッダタンク。
- 第1の部材(17)と第2の部材(19)とを対向配置して接合することで、これら各部材(17,19)相互間に冷媒流路(21)を形成する熱交換器(1)のヘッダタンク(3,7)の製造方法であって、前記第1の部材(17)の両側縁(17c)に、前記第2の部材(19)の両側縁(19b)を重ね合わせ、この重ね合わせた前記第1の部材(17)の両側縁(17c)の外周部と前記第2の部材(19)の両側縁(19b)の内周部とを、レーザスポット溶接により仮止め固定することを特徴とする熱交換器のヘッダタンクの製造方法。
- 前記第2の部材(19)を、プレス成形により前記両側縁(19b)が前記第1の部材(17)の両側縁(17c)に重なるように屈曲変形させ、屈曲変形後の前記第2の部材(19)を、前記プレス成形時に使用した型と同形状の保持具(29)に保持させて前記屈曲変形状態を保持させ、この保持状態で前記レーザスポット溶接により仮止め固定することを特徴とする請求項2に記載の熱交換器のヘッダタンクの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007189762A JP2009024956A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007189762A JP2009024956A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009024956A true JP2009024956A (ja) | 2009-02-05 |
Family
ID=40396917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007189762A Pending JP2009024956A (ja) | 2007-07-20 | 2007-07-20 | 熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009024956A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012097773A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Saginomiya Seisakusho Inc | 流路切換弁の製造方法及び流路切換弁 |
JP2017129206A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社不二工機 | 電気的駆動弁及びその製造方法 |
WO2022097281A1 (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器およびそれを備えた冷凍サイクル装置 |
-
2007
- 2007-07-20 JP JP2007189762A patent/JP2009024956A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012097773A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Saginomiya Seisakusho Inc | 流路切換弁の製造方法及び流路切換弁 |
JP2017129206A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 株式会社不二工機 | 電気的駆動弁及びその製造方法 |
WO2022097281A1 (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器およびそれを備えた冷凍サイクル装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950009505B1 (ko) | 자동차의 에어콘용 열교환기의 제조방법 | |
US20190366877A1 (en) | Cooling plate and method for producing same | |
WO2009104575A1 (ja) | パイプ接続部品の製造方法、ケーシング構成部材の製造方法および中空部品へのパイプ接続構造 | |
US20080289833A1 (en) | Heat exchanger, in particular charge air cooler or exhaust gas cooler for an internal combustion engine of a motor vehicle and method for manufacturing it | |
JPS597446A (ja) | 偏平チューブとコルゲートフィンの組付方法 | |
JP5704735B1 (ja) | 水冷式プレート型冷却ユニット | |
JP2006242563A (ja) | プレート型熱変換器の製造方法及び関連装置 | |
JP2005172270A (ja) | オイルクーラ内蔵ラジエータ | |
JP2006057901A (ja) | 熱交換器 | |
JP2006297437A (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JP2005118826A (ja) | ろう付け方法 | |
WO2017018438A1 (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2006289481A (ja) | 熱交換器およびその製造方法 | |
JP2009024956A (ja) | 熱交換器のヘッダタンクおよびその製造方法 | |
JP2002137054A (ja) | 熱交換器の製造方法および熱交換器 | |
US20150144309A1 (en) | Flattened Envelope Heat Exchanger | |
US8726507B2 (en) | Method for manufacturing a heat exchanger and exchanger obtained by the method | |
KR101284450B1 (ko) | 응축기의 브레이징용 지그조립체 및 이를 이용한 응축기의 제조방법 | |
US3601878A (en) | Method for fabricating a heat exchanger | |
JP2006057475A (ja) | Egrクーラの製造方法 | |
CN115943284A (zh) | 制作热交换器的方法 | |
JP2012187623A (ja) | 管接合方法 | |
JP3689457B2 (ja) | 熱交換用チューブエレメント及びその熱交換用チューブエレメントを有する熱交換器並びにその熱交換器の製造方法 | |
JP2007212008A (ja) | 熱交換器及びその製造方法 | |
JP4787511B2 (ja) | 熱交換器の接合構造及びその接合方法 |