JP2009024792A - 機器作動用ケーブルの取付構造 - Google Patents

機器作動用ケーブルの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 作動用ケーブル自体が取付誤差の吸収手段を備え、狭い作業スペースでも取付ブラケットには取付誤差を吸収して精度よく容易に取付けることができる機器作動用ケーブルの取付構造を提供する。
【解決手段】 インナーケーブルがアウターチューブに挿通されてなり、該アウターチューブの端末部が、取付部材に取付けるアウターチューブエンドに形成され、該アウターチューブエンドとアウターチューブとの間に弾性体を介在させてアウターチューブエンドを取付部材に取付ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、自動車用シートの機構等に使用する遠隔操作荷重伝達ケーブル等の機器作動用ケーブルの取付構造に関する。
インナーケーブルがアウターケーシングに挿通されてなる機器作動用ケーブル(以下、単に作動用ケーブルと称す。)においては、作動用ケーブルを組付ける場合、両端の取付部材、例えば取付ブラケット(アウターケーシングの固定点)に製造バラツキがあるため、アウターケーシング端末の固定点であるアウターケーシングエンドと取付ブラケットとの位置が一致せずに誤差が生じ、これを無視して取付けると作動用ケーブルの作動性能に対し影響を及ぼすことがある。そこで、従来、この取付ブラケットの製造上のバラツキを吸収する作動用ケーブルの取付構造が提案されている。
図7は、その従来例の一例を示す斜視図である。作動用ケーブル1は、インナーケーブル2がアウターケーシング4に挿通されて構成されており、アウターケーシング4の端末部が取付ブラケット9に取付けるアウターケーシングエンド4aとなっている。取付ブラケット9には、ボルト11aとナット11bによるネジ11が設けられ、作動用ケーブル1は、このネジ11に取付けられており、このネジ11の進退調節によりアウターケーシングエンド4aと取付ブラケット9との取付誤差を吸収する構成となっている。
図8は、他の従来例を示す斜視図である。この従来例は、取付ブラケット9に取付けるアウターケーシングエンド4aに、リング状の凹溝12が複数設けられ、取付ブラケット9に取付ける時に、合致する凹溝12で取付ブラケット9に取付けることで取付誤差を吸収する構成のものである。
さらに、インナーケーブルが挿通されたアウターケーシングには、軸方向側面に連続して凹凸が形成されると共に、軸方向に付勢する板ばねが一体に形成され、ブラケットには、アウターケーシングを差し込む挿入溝と板ばねの端部下縁を挟持する係止突起が設けられ、アウターケーシングをブラケットの挿入溝に差し込むと板ばねの端部が、ブラケットの係止突起に係止されケーブルを緊張させる装置(例えば、特許文献1参照)も提案されている。
特開平10−274233号公報
前記図7に示す従来例は、取付時にボルト11aとナット11bによる調整が必要なために、広い作業スペースが必要となり、機器によっては使用できないものも生ずるし、小型化の障害にもなり、また、コストも著しく高くなる課題がある。
また、前記図8に示す従来例は、ボルトとナットによる調整が不要なため作業スペースは狭くできるが、凹溝位置により調整代が固定されており、適当な調整が行えない課題がある。
さらに、アウターケーシングをブラケットの挿入溝に差し込むと板ばねの端が、ブラケットの係止突起に係止されケーブルを緊張させる装置は、アウターケーシングとブラケットの構成が複雑であり、製造コストが高くなる課題およびアウターケーシングとブラケットが対でないと使用できない課題がある。
この発明は、このような課題を解決せんと提案されたものであり、その目的は、作動用ケーブル自体が取付誤差の吸収手段を備え、狭い作業スペースでも取付ブラケットには取付誤差を吸収して精度よく容易に取付けることができる機器作動用ケーブルの取付構造の提供にある。
前記目的を達成するため、この発明の機器作動用ケーブルの取付構造は、インナーケーブルがアウターチューブに挿通されてなる機器作動用ケーブルの取付構造であって、該機器作動用ケーブルは、アウターチューブの端末部が取付部材に取付けるアウターチューブエンドに形成され、該アウターチューブエンドとアウターチューブとの間に弾性体を介在させてアウターチューブエンドを取付部材に取付けることを特徴とする。
この構成により作動用ケーブルのアウターチューブエンドは、弾性体の弾性によりその弾性範囲において軸線方向の移動が許容される。従って、作動用ケーブルのアウターチューブエンドは、取付部材(例えば、取付ブラケット)との取付誤差を吸収することができる。これにより作動用ケーブルは、弾性体で取付部材との誤差を吸収してアウターチューブエンドを取付けることにより取付部材に容易に精度よく取付けることができる。
また、この発明の機器作動用ケーブルの取付構造は、前記弾性体の内周面に、インナーケーブルに当接して移動を抑止する凸部が設けられていることを特徴とする。
この構成により弾性体は、アウターチューブエンドとアウターチューブとの間の所定の位置に保持させることができるので、アウターチューブエンドと弾性体との間、および弾性体とアウターチューブとの間で、移動したり離間してしまうことが防止できる。従って、取付け時には所定の位置に保持されているので取付けが容易となる。
また、この発明の機器作動用ケーブルの取付構造は、弾性体とアウターチューブとの間に間座を介在させたことを特徴とする。
この構成により弾性体とアウターチューブとの接面の面圧が高く食い込みが発生し、適正な弾性体により撓みが吸収がされないことが防止でき、常に適正に取付誤差の吸収を行うことができる。
また、この発明の前記弾性体としては、ゴム部材、樹脂部材またはばねを挙げることができる。
ゴム部材および樹脂部材の形状は、軸線方向に弾性が生じ、取付部材とアウターチューブエンドとの取付誤差が吸収できる構成であればよく、特に制限はないが、使用する機器および取付スペース等に対応して適切な形状を選択する。また、ばねは、インナーケーブルに挿通して軸線方向の弾性を生じさせうものであるので、コイルばねが好ましい。
さらに、この発明の機器作動用ケーブルの取付構造は、インナーケーブルがアウターチューブに挿通されてなる機器作動用ケーブルの取付構造であって、
該機器作動用ケーブルは、アウターチューブの端末部が取付部材に取付けるアウターチューブエンドに形成され、該アウターチューブエンドには、スリットが形成され軸線方向に伸縮が可能とされて取付部材に取付けることを特徴とする。
前記スリットとしては、軸線に対し略直交する方向に形成したものや、軸線に対し略平行する方向に形成したものを挙げることができる。
この構成によりアウターチューブエンドは、スリットにより軸線方向への伸縮が可能とされているので、アウターチューブと取付部材(例えば、取付ブラケット)との間に誤差が生じていても、アウターチューブエンドの伸縮により吸収することができる。従って、作動用ケーブルは、アウターチューブエンドの伸縮で取付部材との誤差を吸収して取付部材に容易に適切に取付けることができる。
なお、ここでスリットを軸線に対し略直交する、あるいは略平行する、としたのは、スリットはアウターチューブエンドに伸縮性を付与するものであるので、軸線に直交する方向あるいは略平行する方向のスリットだけでなく斜め方向のスリットでも伸縮は可能となるので、これも含む意味である。
この発明の機器作動用ケーブルの取付構造によれば、次のような効果を奏する。
(1)アウターチューブエンドは、弾性体で取付部材(例えば、取付ブラケット)との誤差を吸収して取付部材に取付けることができるので、作動用ケーブルは、取付部材に容易で適切に取付けることができる。しかも、狭いスペースでも容易に取付けることができる。
(2)弾性体は、アウターチューブエンドとアウターチューブとの間の所定の位置に保持させることができるので、取付け時には所定の位置が保持され、取付けが容易となる。
(3)弾性体とアウターチューブとの接面の面圧が高くても間座により食い込みが防止され、適正な弾性体により適正に誤差の吸収を図ることができる。
(4)弾性体は、ゴム部材、樹脂部材またはばねで形成できるので、製造も容易で安価に提供できるし、作動用ケーブルへの装着も容易となる。また、機器により使用する選択肢も拡大する。
(5)作動用ケーブルは、アウターチューブエンドの伸縮で取付部材との誤差を吸収して取付部材に容易に適切に取付けることができる。従って、狭い取付スペースでも容易に取付けることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図であり、従来例と同一構成要素には同一符号を付して以下説明する。
この図1に示す作動用ケーブルの取付構造は、インナーケーブル2がアウターチューブ4に挿通されてなる作動用ケーブル1の取付構造であって、作動用ケーブル1は、アウターチューブ4の端末部が、取付部材としての取付ブラケット9に取付けるアウターチューブエンド4aに形成され、該アウターチューブエンド4aとアウターチューブ4との間に弾性体5を介在させてアウターチューブエンド4aを取付ブラケット9に取付ける構成となっている。本例ではインナーケーブル2の端末に、機器等との連結を容易とするために係止部材3が設けられている。
弾性体5は、弾性によりアウターチューブエンド4aの軸線方向の移動を許容し、取付ブラケット9との誤差を吸収させるものであり、ゴム部材、樹脂部材(例えば、ウレタン)またはコイルばね、等を例示できる。本例では弾性体5としてゴム部材5aで形成した場合を示している。本例の弾性体5としてのゴム部材5aは、充実円筒状で中間に環状凹部6が設けられ、軸線方向の伸縮(弾性)を容易とする構成を示している。
従って、この第1の実施の形態に係る機器作動用ケーブルの取付構造によれば、アウターチューブエンド4aは、ゴム部材5aの弾性により、その軸線方向の弾性範囲において軸線方向の移動が可能となるので、アウターチューブエンド4aは、この移動により取付ブラケット9との取付誤差を吸収することができる。これにより取付ブラケット9に製造バラツキがあり、作動用ケーブル1のアウターチューブエンド4aとの間に取付誤差が生じても、作動用ケーブル1は、アウターチューブエンド4aにより誤差を吸収させて取付ブラケット9に容易に適切に取付けることができる。従って、作動用ケーブル1は、作動に影響するような取付けを常に回避することができる。
図2は、この発明の第2の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の断面図である。本例は、前記第1の実施の形態において、弾性体5としてのゴム部材5aとアウターチューブ4との間に間座7を介在させたものであり、他は、前記第1の実施の形態と同様である。
ゴム部材5aとアウターチューブ4との接面には、取付ブラケット9に圧縮させて取付けたゴム部材5aの弾性力により面圧が発生する。この面圧が高い場合には、ゴム部材5aとアウターチューブ4との接面において食い込みが発生し、適正なゴム部材5aによる撓み吸収がされない場合がある。この第2の実施の形態は、ゴム部材5aとアウターチューブ4との間に間座7を介在させることにより面圧の上昇を抑制し、食い込みを防止し、適正な取付けと作動用ケーブルの適正な作動を確保するものである。
従って、この第2の実施の形態に係る機器作動用ケーブルの取付構造によれば、作動用ケーブル1は、ゴム部材5aとアウターチューブ4との接面の面圧による食い込みを防止して、ゴム部材5aの弾性によりアウターチューブエンド4aに取付誤差を吸収させて取付ブラケット9に容易に適切に取付けることができる。
間座7としては、樹脂製および金属製のものを挙げることができ、好ましい例としてアウターチューブ4の外径と略等しい外径の円盤形状を示すことができる。
なお、本例はゴム部材5aとアウターチューブ4との間に間座7を介在させたが、ゴム部材5aは、他の弾性体5でも適用可能である。
図3は、この発明の第3の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図である。この第3の実施の形態は、第1の実施の形態におけるゴム部材5aに代えて、弾性体5としてばね5bを設けた場合であり、他は前記第1の実施の形態と同様である。
この第3の実施の形態に係る機器作動用ケーブルの取付構造においても、アウターチューブエンド4aは、ばね5bの弾性力に抗して軸線方向の移動が可能となるので、アウターチューブエンド4aは、この移動により取付ブラケット9との取付誤差を吸収することができ、従って、取付ブラケット9とアウターチューブエンド4aとの間に取付誤差が生じていても、作動用ケーブル1は、アウターチューブエンド4aに誤差を吸収させて取付ブラケット9に容易に適切に取付けることができる。
ばね5bとしては、金属製でも樹脂製でもよいが、軸線方向の弾性力を発揮するコイルばねが好ましく、アウターチューブ4の外径と略等しい外径のコイルばねが、作動用ケーブル1のアウターチューブ4と略等しい外径となり、特に好ましい。
図4は、この発明の第4の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図である。この第4の実施の形態の、作動用ケーブル1は、インナーケーブル2がアウターチューブ4に挿通されてなり、アウターチューブ4の端末部が取付ブラケット9に取付けるアウターチューブエンド4aに形成され、このアウターチューブエンド4aに、軸線方向に直交する方向のスリット10が複数形成され、主に軸線方向への伸縮が可能となっているものである。。
従って、この作動用ケーブル1のアウターチューブエンド4aは、スリット10により軸線方向への伸縮が可能となるので、アウターチューブエンド4aは、この伸縮により取付ブラケット9との取付誤差を吸収することができ、これにより取付ブラケット9とアウターチューブエンド4aとの間に取付誤差が生じていても、作動用ケーブル1は、アウターチューブエンド4aに誤差を吸収させて取付ブラケット9に容易に取付けることができる。
なお、アウターチューブエンド4aに形成するスリットは、本例では軸線に対し直交するスリット10で示しているが、アウターチューブエンド4aに形成するスリットは、アウターチューブエンド4aに伸縮性を付与するものであるので、軸線に直交するスリット10だけでなく、軸線に平行するスリットや、軸線に対し直交方向および平行方向が斜めになっているスリットでも伸縮は可能となる。従って、この発明では、軸線方向に直交する、あるいは平行するスリットだけでなく、斜め方向のスリットも含むものである。
図5は、この発明の第5の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の断面図である。この第5の実施の形態に係る作動用ケーブル1は、インナーケーブル2がアウターチューブ4に挿通されてなり、アウターチューブ4の端末部が取付ブラケット9に取付けるアウターチューブエンド4aに形成され、このアウターチューブエンド4aとアウターチューブ4との間に弾性体5として樹脂部材5cが介在されている。この樹脂部材5cの内周面には、インナーケーブル2に当接して樹脂部材5cの移動を抑止する凸部8が設けられている。この凸部8での移動の抑止は、取付時には位置の保持がなされているが、ケーブル2の作動時には影響を与えない程度の抑止である。他は前記第1の実施の形態と同様である。
前記第1の実施の形態に示すような構成の作動用ケーブル1においては、アウターチューブエンド4aや弾性体5は、インナーケーブル2に挿通されているだけなので、図6に示すように位置が所定の位置よりずれてしまうことが生ずる。。この図6に示すようにアウターチューブエンド4aや弾性体5(樹脂部材5c)が位置ずれしていると、取付ブラケット9に取付ける際に、位置の修正が必要となり、取付け(組付け)が煩雑になる。然るに、この第5の実施の形態に係る作動用ケーブル1においては、図5に示すように弾性体5としての樹脂部材5cの内周面には、インナーケーブル2に当接して樹脂部材5cの移動を抑止する凸部8が設けられているので、樹脂部材5cの位置が所定の位置に保持され、それに伴いアウターチューブエンド4aの位置も保持され、取付ける際に位置の修正が不要となり取付けが容易となる。
しかして、この第5の実施の形態に係る機器作動用ケーブルの取付構造によれば、アウターチューブエンド4aは、樹脂部材5cの弾性によりその弾性の範囲において軸線方向の移動が可能となるので、アウターチューブエンド4aは、この移動により取付ブラケット9との取付誤差を吸収することができ、従って、取付ブラケット9とアウターチューブエンド4aとの間に取付誤差が生じていても、作動用ケーブル1は、アウターチューブエンド4aに取付誤差を吸収させて取付ブラケット9に容易で適切に取付けることができる。この取付けに際しては、樹脂部材5cおよびアウターチューブエンド4aは、所定の位置を保持しているので、位置の修正も必要なく容易に取付けることができる。
なお、本例は弾性体5として樹脂部材5cで説明したが、これは他の弾性体でも適用される。
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が許容される。
この発明の第1の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図である。 この発明の第2の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の断面図である。 この発明の第3の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図である。 この発明の第4の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の斜視図である。 この発明の第5の実施の形態を示す機器作動用ケーブルの取付構造の断面図である。 この発明の機器作動用ケーブルで発生する事態を説明する斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 他の従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 機器作動用ケーブル
2 インナーケーブル
3 係止部材
4 アウターチューブ
4a アウターチューブエンド
5 弾性体
5a ゴム部材
5b ばね
5c 樹脂部材
6 環状凹部
7 間座
8 凸部
9 取付ブラケット(取付部材)
10 スリット

Claims (7)

  1. インナーケーブルがアウターチューブに挿通されてなる機器作動用ケーブルの取付構造であって、
    該機器作動用ケーブルは、アウターチューブの端末部が取付部材に取付けるアウターチューブエンドに形成され、該アウターチューブエンドとアウターチューブとの間に弾性体を介在させてアウターチューブエンドを取付部材に取付けることを特徴とする機器作動用ケーブルの取付構造。
  2. 前記弾性体の内周面に、インナーケーブルに当接して移動を抑止する凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の機器作動用ケーブルの取付構造。
  3. 前記請求項1または2記載の機器作動用ケーブルの取付構造において、弾性体とアウターチューブとの間に間座を介在させたことを特徴とする機器作動用ケーブルの取付構造。
  4. 前記弾性体は、ゴム部材、樹脂部材またはばねである請求項1乃至3のいずれかに記載の機器作動用ケーブルの取付構造。
  5. インナーケーブルがアウターチューブに挿通されてなる機器作動用ケーブルの取付構造であって、
    該機器作動用ケーブルは、アウターチューブの端末部が取付部材に取付けるアウターチューブエンドに形成され、該アウターチューブエンドには、スリットが形成され軸線方向に伸縮が可能とされて取付部材に取付けることを特徴とする機器作動用ケーブルの取付構造。
  6. 前記スリットは、軸線に対し略直交する方向に形成されていることを特徴とする請求項5記載の機器作動用ケーブルの取付構造。
  7. 前記スリットは、軸線に対し略平行する方向に形成されていることを特徴とする請求項5記載の機器作動用ケーブルの取付構造。
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