JP2009024584A - 内燃機関の排気通路制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単一のアクチュエータにより流量調整バルブ及びウエストゲートバルブを開閉し得る構造を採用することにより、安価に製造できる排気通路制御装置を提供すること。
【解決手段】ターボチャージャ50は第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを備える。流量調整バルブ61は電動アクチュエータ62により回転移動させられる。流量調整バルブは第1の位置に移動させられたとき(隔壁52cに当接したとき)貫通孔TH1を閉じ、排ガスは第1ノズル部のみに導入される。流量調整バルブは第1の位置から離れるように移動させられたとき貫通孔TH1を開き、排ガスは第1及び第2ノズル部に導入される。流量調整バルブは、更に回転移動させられとき、回動可能に支持されたウエストゲートバルブ63に当接してウエストゲートバルブ63を押動する。この結果、開口TH2も開かれ、排ガスは第1及び第2ノズル部並びにバイパス管44内を通過する。
【選択図】図2
【解決手段】ターボチャージャ50は第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを備える。流量調整バルブ61は電動アクチュエータ62により回転移動させられる。流量調整バルブは第1の位置に移動させられたとき(隔壁52cに当接したとき)貫通孔TH1を閉じ、排ガスは第1ノズル部のみに導入される。流量調整バルブは第1の位置から離れるように移動させられたとき貫通孔TH1を開き、排ガスは第1及び第2ノズル部に導入される。流量調整バルブは、更に回転移動させられとき、回動可能に支持されたウエストゲートバルブ63に当接してウエストゲートバルブ63を押動する。この結果、開口TH2も開かれ、排ガスは第1及び第2ノズル部並びにバイパス管44内を通過する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ターボチャージャを備える内燃機関の排気通路制御装置に関する。
従来から、第1ノズル部と第2ノズル部とを有するツインノズル式のターボチャージャが知られている。第1ノズル部はタービンブレード(翼)の一部(例えば、翼の基端部)に内燃機関の排ガスを導入するようになっている。第2ノズル部は、タービンホイールの軸線方向において第1ノズル部と並設されている。第2ノズル部は、タービンブレードの他部(例えば、翼の軸線方向における中間部)に排ガスを導入するようになっている。更に、このようなツインノズル式のターボチャージャは、第1ノズル部と第2ノズル部とに導入する(流入する)排ガス量を調整する流量調整バルブを備えている。流量調整バルブは、排気流量が小さい場合、第1ノズル部のみに排ガスを導入する。流量調整バルブは、排気流量が大きい場合、第1ノズル部及び第2ノズル部の両方へ排ガスを導入する。
従って、このツインノズル式のターボチャージャは、排気流量が小さい場合には第1ノズル部のみから排ガスを導入することにより、タービンを効率良く高い応答性を持たせながら回転させることができる。更に、このツインノズル式のターボチャージャは、排気流量が大きい場合、従来はウエストゲートバルブを介して外部に放出されていた排ガスを第1ノズル部からのみでなく第2ノズル部からも導入することにより、排ガスのエネルギーを有効に利用した過給を行うことができる。従って、このツインノズル式のターボチャージャは、排気流量が小さい運転領域から大きい運転領域までの広い運転領域において効率良く過給を行うことができる(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2006−37818号公報
ところで、排気圧が過大とならないように、ターボチャージャを備えた内燃機関の排気通路にはバイパス通路とウエストゲートバルブとが設けられている。バイパス通路は、排ガスを、ターボチャージャのタービン(タービンハウジング)をバイパスさせるための通路である。ウエストゲートバルブは、このバイパス通路を開閉し得るようにバイパス通路に配設されている。
しかしながら、ツインノズル式のターボチャージャを備えた内燃機関においては、前述した流量調整バルブを駆動するためのアクチュエータと、ウエストゲートバルブを駆動するためのアクチュエータと、が必要となる。その結果、内燃機関の排気通路の構造が複雑化するという問題がある。更に、アクチュエータの個数が多いため、これらのアクチュエータの搭載スペースを確保することが困難となり及び/又は内燃機関の製造コストが増大するという問題がある。
本発明による内燃機関の排気通路制御装置は、上記課題に対処するために為されたものであって、一つのアクチュエータにより流量調整バルブとウエストゲートバルブとを駆動させることができる構造を採用する。
より具体的に述べると、本発明による内燃機関の排気通路制御装置は、
タービンホイールと、同タービンホイールと一体的に回転するコンプレッサホイールと、同タービンホイールのタービンブレードの一部に内燃機関の排気通路を流れる排ガスを導入する第1ノズル部と、同タービンホイールの軸線方向において同第1ノズル部と並設され且つ同タービンブレードの他部に同排気通路を流れる排ガスを導入する第2ノズル部と、を有するツインノズル式のターボチャージャ、
前記排気通路であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側の位置から同排ガスを前記タービンホイールを経由することなく大気に放出するための通路であるバイパス通路、
前記バイパス通路を開閉するウエストゲートバルブ、
前記ウエストゲートバルブが前記バイパス通路を閉じる向きの付勢力を同ウエストゲートバルブに付与する付勢手段、
前記第1ノズル部に導入される排ガスの量と前記第2ノズル部に導入される排ガスの量とを調整するための流量調整バルブ、及び、
前記流量調整バルブの位置を変更するように同流量調整バルブを移動させるアクチュエータ、
を備える。
タービンホイールと、同タービンホイールと一体的に回転するコンプレッサホイールと、同タービンホイールのタービンブレードの一部に内燃機関の排気通路を流れる排ガスを導入する第1ノズル部と、同タービンホイールの軸線方向において同第1ノズル部と並設され且つ同タービンブレードの他部に同排気通路を流れる排ガスを導入する第2ノズル部と、を有するツインノズル式のターボチャージャ、
前記排気通路であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側の位置から同排ガスを前記タービンホイールを経由することなく大気に放出するための通路であるバイパス通路、
前記バイパス通路を開閉するウエストゲートバルブ、
前記ウエストゲートバルブが前記バイパス通路を閉じる向きの付勢力を同ウエストゲートバルブに付与する付勢手段、
前記第1ノズル部に導入される排ガスの量と前記第2ノズル部に導入される排ガスの量とを調整するための流量調整バルブ、及び、
前記流量調整バルブの位置を変更するように同流量調整バルブを移動させるアクチュエータ、
を備える。
更に、本発明の内燃機関の排気通路制御装置において、
前記流量調整バルブ、前記ウエストゲートバルブ及び前記アクチュエータは、同流量調整バルブが同アクチュエータにより第1の位置に移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部のみに導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れるように移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部の両ノズル部に導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同流量調整バルブが同ウエストゲートバルブを前記付勢力に抗して押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されている。
前記流量調整バルブ、前記ウエストゲートバルブ及び前記アクチュエータは、同流量調整バルブが同アクチュエータにより第1の位置に移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部のみに導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れるように移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部の両ノズル部に導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同流量調整バルブが同ウエストゲートバルブを前記付勢力に抗して押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されている。
これによれば、アクチュエータは、流量調整バルブを、第1の位置、第1の位置から離れるとともに第2の位置に到達するまでの位置、第2の位置、及び、第2の位置よりも第1の位置から更に離れた位置へと移動させる。そして、流量調整バルブは、
(1)第1の位置にあるとき、第1ノズル部のみに排ガスを導入させ、
(2)第1の位置から離れるとともに第2の位置に到達するまでの位置にあるとき(中間位置にあるとき)、第1ノズル部及び第2ノズル部の両ノズル部に排ガスを導入させ、
(3)第1の位置から離れた第2の位置よりも第1の位置から更に離れた位置にあるとき(第3の位置にあるとき)、第1ノズル部及び第2ノズル部の両ノズル部に排ガスを導入させるとともに、ウエストゲートバルブを押動してバイパス通路を開く。
(1)第1の位置にあるとき、第1ノズル部のみに排ガスを導入させ、
(2)第1の位置から離れるとともに第2の位置に到達するまでの位置にあるとき(中間位置にあるとき)、第1ノズル部及び第2ノズル部の両ノズル部に排ガスを導入させ、
(3)第1の位置から離れた第2の位置よりも第1の位置から更に離れた位置にあるとき(第3の位置にあるとき)、第1ノズル部及び第2ノズル部の両ノズル部に排ガスを導入させるとともに、ウエストゲートバルブを押動してバイパス通路を開く。
即ち、上記構成を備えた排気通路制御装置は、単一のアクチュエータにより、流量調整バルブ及びウエストゲートバルブを開閉させることができるので、上述した問題(構造が複雑化するという問題、アクチュエータを搭載する上でスペース確保が困難になるという問題及び/又は製造コストが上昇する等の問題)を解決することができる。
この内燃機関の排気通路制御装置において、
前記流量調整バルブは、前記排気通路内にて回動し得るように支持され、且つ、前記アクチュエータにより前記第2の位置及び同第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置に回転移動させられたとき同流量調整バルブの少なくとも一部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動するように構成されていることが好適である。
前記流量調整バルブは、前記排気通路内にて回動し得るように支持され、且つ、前記アクチュエータにより前記第2の位置及び同第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置に回転移動させられたとき同流量調整バルブの少なくとも一部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動するように構成されていることが好適である。
これによれば、簡単な構成により、一つのアクチュエータを用いて流量調整バルブ及びウエストゲートバルブを駆動することができる排気通路制御装置が提供され得る。
この態様において、
前記排気通路は、前記第1ノズル部に通じる第1通路と前記第2ノズル部に通じる第2通路とに分離されており、
前記流量調整バルブは、弁体部と突出部とを有し、前記第1の位置に移動させられたとき前記第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて前記第2通路の排ガスの入口部を同弁体部によって閉じるように形成され、同第1の位置から離れたとき同弁体部が同第2通路の排ガスの入口部から離れることにより同第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて同第2通路の排ガスの入口部を開くように構成され、同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同突出部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されている。
前記排気通路は、前記第1ノズル部に通じる第1通路と前記第2ノズル部に通じる第2通路とに分離されており、
前記流量調整バルブは、弁体部と突出部とを有し、前記第1の位置に移動させられたとき前記第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて前記第2通路の排ガスの入口部を同弁体部によって閉じるように形成され、同第1の位置から離れたとき同弁体部が同第2通路の排ガスの入口部から離れることにより同第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて同第2通路の排ガスの入口部を開くように構成され、同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同突出部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されている。
更に、上記何れかの内燃機関の排気通路制御装置は、
前記排気通路内であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側における前記排ガスの圧力を排気圧として取得する排気圧取得手段と、
前記内燃機関の過給圧を取得する過給圧取得手段と、
前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より小さい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置に移動するように、前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れるように、前記アクチュエータを作動させるアクチュエータ制御手段と、
を備えることが好適である。
前記排気通路内であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側における前記排ガスの圧力を排気圧として取得する排気圧取得手段と、
前記内燃機関の過給圧を取得する過給圧取得手段と、
前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より小さい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置に移動するように、前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れるように、前記アクチュエータを作動させるアクチュエータ制御手段と、
を備えることが好適である。
排気圧が過給圧より大きくなると、内燃機関から燃焼ガス(即ち、排ガス)が排出され難くなる。従って、所謂、内燃機関の筒内残留ガスの量(内部EGRガスの量)が増大する。筒内残留ガスは高温である。加えて、筒内残留ガス量は次の圧縮行程において圧縮され、更に高温となる。その結果、燃焼に供される混合気の温度が過度に高くなり、ノッキングが発生する虞がある。
これに対し、上記構成によれば、排気圧が過給圧を上回らないように、排気圧を制御することができ、且つ、第2ノズル部を通過する排ガスのエネルギーを有効に利用することができる。従って、ノッキングの発生を抑制することができるとともに、機関の最大トルクを増大させることができる。その一方、排ガス量が小さい領域(例えば、低回転領域等)においては、第1ノズル部の流速を高めることができるので、応答性良く過給圧を制御することが可能となる。
なお、上記排気圧取得手段は、上記排ガスの圧力を圧力センサにより直接的に取得してもよく、内燃機関の運転状態に基づいて推定してもよい。同様に、上記過給圧取得手段は、上記過給圧を、圧力センサにより直接的に取得してもよく、内燃機関の運転状態に基づいて推定してもよい。
上記アクチュエータ制御手段は、更に、前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れ且つ前記第2の位置には到達していない場合であって前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きいとき、前記流量調整バルブが前記第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置に移動するように、前記アクチュエータを作動させるように構成され得る。
これによれば、第1ノズル部及び第2ノズル部に排ガスを導入した状態であっても、なお排気圧が過給圧を上回るとき、ウエストゲートバルブによってバイパス通路が開かれる。従って、排気圧が過給圧を上回らないように、排気圧を制御することができる。その結果、ノッキングの発生を抑制すること及び/又は排気通路を構成する部材を保護することができる。
更に、前記アクチュエータ制御手段は、前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れ且つ前記第2の位置には到達していない場合であって前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きいときであっても、前記内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態である場合、前記流量調整バルブの位置を前記第1の位置と前記第2の位置との間に維持するように構成されることが好適である。
これによれば、内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態である場合、過給圧を高めることができるので、内燃機関は大きなトルクを発生することが可能となる。
なお、前記アクチュエータ制御手段は、前記流量調整バルブが前記第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置にあり(即ち、バイパス通路が開かれていて)且つ前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きいときであっても、前記内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態である場合、前記流量調整バルブの位置を前記第1の位置と前記第2の位置との間に移動させるように構成されてもよい。これによっても、内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態である場合に過給圧を高めることができるので、内燃機関は大きなトルクを発生することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る内燃機関の排気通路制御装置(以下、単に「本制御装置」と称呼する場合もある。)について図面を参照しながら説明する。図1は、本制御装置及び本制御装置が適用される内燃機関10の概略構成図である。内燃機関10は、機関本体部20、吸気系統30、排気系統40及びターボチャージャ(過給機)50を備えている。
機関本体部20は、クランクケース、シリンダブロック及びシリンダヘッド等を含む周知の内燃機関の本体である。機関本体部20は、図示しない燃料噴射弁を備え、燃料噴射弁から供給される燃料を含む混合気を燃焼させるようになっている。
吸気系統30は、第1吸気管31、第2吸気管32及びサージタンクを含むインテークマニホールド33を含んでいる。
第1吸気管31はエアフィルタ31aを備えている。第1吸気管31はターボチャージャ50のコンプレッサハウジング51の入口部に接続されている。
第2吸気管32は、コンプレッサハウジング51の出口部とインテークマニホールド33とを接続している。第2吸気管32はインタークーラ32aを介装している。
インテークマニホールド33は分枝し、分枝した先端部において各気筒の図示しない吸気ポートに接続されている。
第1吸気管31はエアフィルタ31aを備えている。第1吸気管31はターボチャージャ50のコンプレッサハウジング51の入口部に接続されている。
第2吸気管32は、コンプレッサハウジング51の出口部とインテークマニホールド33とを接続している。第2吸気管32はインタークーラ32aを介装している。
インテークマニホールド33は分枝し、分枝した先端部において各気筒の図示しない吸気ポートに接続されている。
排気系統40は、エギゾーストマニホールド41、第1排気管42、第2排気管43及びバイパス管(バイパス通路を構成するバイパス通路構成部材)44を含んでいる。
エギゾーストマニホールド41は各気筒の図示しない排気ポートに接続されている。
第1排気管42は、エギゾーストマニホールド41の排気集合部とターボチャージャ50のタービンハウジング構成部52の入口部(排ガス導入部)P1とを接続している。
エギゾーストマニホールド41は各気筒の図示しない排気ポートに接続されている。
第1排気管42は、エギゾーストマニホールド41の排気集合部とターボチャージャ50のタービンハウジング構成部52の入口部(排ガス導入部)P1とを接続している。
第2排気管43の一端はタービンハウジング構成部52の出口部(排ガス排出部)P2に接続されている。第2排気管43の他端は図示しない装置(触媒装置及び微粒子捕獲装置等の排気浄化装置)を介して大気に開放されている。
バイパス管44は、タービンハウジング構成部52の入口部P1の近傍と第2排気管43とを接続している。
バイパス管44は、タービンハウジング構成部52の入口部P1の近傍と第2排気管43とを接続している。
ターボチャージャ50は、前述したコンプレッサハウジング51、前述したタービンハウジング構成部52、コンプレッサホイール53、シャフト54及びタービンホイール55を含んでいる。ターボチャージャ50は所謂「ツインノズル式のターボチャージャ」であり、例えば、前述した特許文献1に詳細に開示されている。
コンプレッサハウジング51はコンプレッサホイール53を収容している。
タービンハウジング構成部52はタービンホイール55を収容している。
コンプレッサホイール53はシャフト54によりタービンホイール55に連結されている。コンプレッサホイール53及びタービンホイール55は一体的に回転するようになっている。タービンホイール55はタービンブレード(翼)55aを有している。
タービンハウジング構成部52はタービンホイール55を収容している。
コンプレッサホイール53はシャフト54によりタービンホイール55に連結されている。コンプレッサホイール53及びタービンホイール55は一体的に回転するようになっている。タービンホイール55はタービンブレード(翼)55aを有している。
タービンハウジング構成部52及びその周辺部の拡大断面図である図2に示したように、タービンハウジング構成部52は円筒部52aとタービンホイール収容部52bとからなっている。なお、図2はタービンホイール55及び第2排気管43の中心軸線CLよりも上部側のみを示している。
円筒部52aの排ガスの流れ方向(図2に白抜きの矢印にて示す方向)における上流側(上流側)の端部は、前述したように、第1排気管42と接続される入口部P1を構成している。円筒部52aは隔壁52cを備えている。隔壁52cは円筒部52aを第1通路521及び第2通路522に分離している。
隔壁52cは、その一端が入口部P1よりも僅かな距離だけ排ガスの流れ方向における下流側(下流側)の位置にてタービンハウジング構成部52(円筒部52a)の壁面に連接されていて、第1通路521の流路断面積を下流に向かうに連れて入口部P1の面積から次第に小さくする傾斜部52c1を有している。この結果、上記入口部P1は第1通路521の排ガスの入口部をも兼ねている。第1通路521の下流側先端部は、タービンブレード55aの一部である基端部(シャフト側部分)に対向する第1ノズル部521aを形成している。第1ノズル部521aには固定ベーン521bが配設されている。
傾斜部52c1には円形の貫通孔(開口)TH1が形成されている。第2通路522は隔壁52cにより貫通孔TH1を除いて入口部P1と遮断されている。換言すると、貫通孔TH1は第2通路522の排ガスの入口部を構成している。第2通路522の下流側先端部は、タービンブレード55aの他部である中間部(タービンブレード55aの基端部と先端部との間の部分)に対向する第2ノズル部522aを形成している。第2ノズル部522aには固定ベーン522bが配設されている。なお、第2ノズル部522aの流路面積は第1ノズル部521aの流路面積より大きい。
円筒部52aの第2通路522を構成している壁面にはバイパス管44の内部と連通する円形の開口(貫通孔)TH2が設けられている。この開口TH2はバイパス管44の入口部を構成している。バイパス管44の出口部(下流側端部)は前述したように第2排気管43と接続されている。
本制御装置は、流量調整バルブ61、電動アクチュエータ62、ウエストゲートバルブ63、電気制御装置70、過給圧センサ71、排気圧センサ72及びアクセル操作量センサ73を備えている。
流量調整バルブ61は、排気通路を構成する円筒部52a内にて回動し得るように、その一端(回転軸部)が後に詳述する連結部材62dを介して円筒部52aの入口部P1近傍に支持されている。これにより、流量調整バルブ61は、流量調整バルブ61及びウエストゲートバルブ63の拡大断面図である図3に示した点Pを中心として回転できるようになっている。流量調整バルブ61は、板状の弁体部61aと、弁体部61aから直角に屈曲した突出部61bと、を備えている。即ち、流量調整バルブ61の断面視における形状はL字状である。流量調整バルブ61は円筒部52aに対して支持されたとき、突出部61bの先端が弁体部61aよりも開口TH2側になるように配置されている。
弁体部61aの正面視における形状は、貫通孔TH1の直径よりも大きい直径を有する円形である。弁体部61aは、流量調整バルブ61が図3において点Pを中心として反時計方向に回転させられて隔壁52cの傾斜部52c1に当接したとき、貫通孔TH1を閉じるようになっている。
電動アクチュエータ62は、図2及び図4に示したように、駆動部62a、進退ロッド62b、連結ロッド62c及び連結部材62dを備えている。
駆動部62aは、電気制御装置70からの駆動信号に応答して正転及び逆転する直流電動モータと、回転−直線運動変換機構と、を含んでいる。駆動部62aはその直流電動モータの動作により進退ロッド62bを進退するようになっている。
駆動部62aは、電気制御装置70からの駆動信号に応答して正転及び逆転する直流電動モータと、回転−直線運動変換機構と、を含んでいる。駆動部62aはその直流電動モータの動作により進退ロッド62bを進退するようになっている。
図4に明示したように、進退ロッド62bの先端部は連結ロッド62cの一端と相対回転可能に連結されている。
連結ロッド62cの他端は連結部材62dの一端と相対回転可能に連結されている。
連結部材62dの他端(回転軸部)は、図2及び図3に示したように、円筒部52aの壁に回転可能に支持されている。この連結部材の他端(回転軸部)は流量調整バルブ61の一端(回転軸部)と固定連結されている。
連結ロッド62cの他端は連結部材62dの一端と相対回転可能に連結されている。
連結部材62dの他端(回転軸部)は、図2及び図3に示したように、円筒部52aの壁に回転可能に支持されている。この連結部材の他端(回転軸部)は流量調整バルブ61の一端(回転軸部)と固定連結されている。
このような構造により、アクチュエータ62が図4の(A)に示した状態から進退ロッド62bを前進させると(紙面左方向に移動させると)、図4の(B)及び(C)の矢印により示したように連結部材62dが他端(回転軸部)の軸心Pの回りに回転させられ、その結果、流量調整バルブ61も軸心P周りに回転する。同様に、アクチュエータ62が図4の(C)に示した状態から進退ロッド62bを後退させると(紙面右向に移動させると)、流量調整バルブ61も軸心P周りに図4の(B)及び(A)に示した矢印と反対の向きに回転する。
図5は、図2及び図3に示した1−1線に沿う平面にてバイパス管44を切断した断面図である。
ウエストゲートバルブ63は、図2、図3及び図5に示したように、アーム部63a、弁体部63b、回転軸部63c及び付勢部材(付勢手段)63dからなっている。
ウエストゲートバルブ63は、図2、図3及び図5に示したように、アーム部63a、弁体部63b、回転軸部63c及び付勢部材(付勢手段)63dからなっている。
アーム部63aは板状である。アーム部63aの正面視における形状は略長方形である。アーム部63aの一端は回転軸部63cを保持し、その回転軸部63cと一体的になっている。アーム部63aは断面視において略L字状に屈曲している。アーム部63aの先端(アーム部63aの他端)は弁体部63bの背面に連接されている。
弁体部63bは板状である。弁体部63bの正面視における形状は円形である。弁体部63bの直径は開口TH2の直径よりも僅かに大きい。弁体部63bは、ウエストゲートバルブ63が図3において反時計方向に回転させられて円筒部52aの壁の外面に当接したとき、開口TH2を閉じるようになっている。
回転軸部63cは円柱状であり、バイパス管44に設けられた孔に回転可能に挿入されている。
付勢部材(付勢手段)63dはねじりコイルばねである。付勢部材(付勢手段)63dは例えばインコネル等の高温に耐える材質からなる。図3において、付勢部材63dは回転軸部63cを「回転軸部63cの軸心Qの周りの反時計方向」に回転させる付勢力を回転軸部63cに付与している。換言すると、ウエストゲートバルブ63は、バイパス管44を閉じる向きの付勢力(貫通孔TH2を弁体部63bが閉じる向きの付勢力)を受けている。
付勢部材(付勢手段)63dはねじりコイルばねである。付勢部材(付勢手段)63dは例えばインコネル等の高温に耐える材質からなる。図3において、付勢部材63dは回転軸部63cを「回転軸部63cの軸心Qの周りの反時計方向」に回転させる付勢力を回転軸部63cに付与している。換言すると、ウエストゲートバルブ63は、バイパス管44を閉じる向きの付勢力(貫通孔TH2を弁体部63bが閉じる向きの付勢力)を受けている。
以上の構成により、流量調整バルブ61は、アクチュエータ62によって弁体部61aが隔壁52cの傾斜部52c1に当接させられたとき貫通孔TH1を閉じるようになっている。この結果、図6の(A)に示したように、排ガスは第1通路521(第1ノズル部521a)のみを通過し、且つ、第2通路522及びバイパス管44が形成するバイパス通路を通過しない。以下において、「弁体部61aが隔壁52cの傾斜部52c1に当接させられる位置にある」ことを「流量調整バルブ61が第1の位置にある」とも表現する。
流量調整バルブ61は、アクチュエータ62によって弁体部61aが隔壁52cの傾斜部52c1から離れ(貫通孔TH1から離れ)、且つ、突出部61bの先端がウエストゲートバルブ63(弁体部63b)に当接しない位置に移動されているとき、貫通孔TH1を開くようになっている。但し、この場合、ウエストゲートバルブ63は付勢部材63dからの付勢力によって開口TH2を閉じている。この結果、図6の(B)に示したように、排ガスは第1通路521(第1ノズル部521a)及び第2通路522(第2ノズル部522a)を通過するが、バイパス管44が形成するバイパス通路を通過しない。
なお、以下において、弁体部61aが隔壁52cの傾斜部52c1から離れた位置に移動させられることを「流量調整バルブ61が第1の位置から離れた位置に移動させられる」とも表現する。更に、アクチュエータ62によって弁体部61aが隔壁52cの傾斜部52c1から離れ且つ突出部61bの先端がウエストゲートバルブ63(弁体部63b)に丁度当接する位置に移動させられたことを、「流量調整バルブ61が第2の位置に移動させられた」と表現する。加えて、流量調整バルブ61が第1の位置と第2の位置との間の位置にあることを「流量調整バルブ61が中間位置にある」とも表現する。
流量調整バルブ61は、アクチュエータ62によって、第2の位置よりも、更に第1の位置から離れた位置に移動させられると、突出部61bがウエストゲートバルブ63(弁体部63b)に当接しながらウエストゲートバルブ63に付与されている付勢力に抗してウエストゲートバルブ63を押動する。この結果、図6の(C)に示したように、開口TH2(従って、バイパス通路)は開かれ、排ガスは第1通路521(第1ノズル部521a)、第2通路522(第2ノズル部522a)及びバイパス管44が形成するバイパス通路を通過する。以下において、流量調整バルブ61が、第2の位置よりも、更に第1の位置から離れた位置に移動させられてウエストゲートバルブ63を押動する位置にあることを「流量調整バルブ61は第3の位置にある」とも表現する。
再び、図1及び図2を参照すると、電気制御装置70はCPUを含む周知のマイクロコンピュータである。電気制御装置70は、過給圧センサ71、排気圧センサ72、アクセル操作量センサ73及び電動アクチュエータ62の駆動部62aに接続されている。電気制御装置70は、各センサから受信した信号を処理し、駆動部62a及び図示しないインジェクタ等に駆動信号等を付与するようになっている。
過給圧センサ71は、インテークマニホールド33内の圧力を過給圧Pinとして検出するようになっている。
排気圧センサ72は、第1排気管42内の圧力(即ち、排気通路内であって第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aよりも排ガスの流れの上流側における排ガスの圧力)を排気圧Pexとして取得するようになっている。
アクセル操作量センサ73は、運転者によって操作されるアクセルペダル74の操作量APを取得するようになっている。
排気圧センサ72は、第1排気管42内の圧力(即ち、排気通路内であって第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aよりも排ガスの流れの上流側における排ガスの圧力)を排気圧Pexとして取得するようになっている。
アクセル操作量センサ73は、運転者によって操作されるアクセルペダル74の操作量APを取得するようになっている。
次に、このように構成された本制御装置の作動について説明する。先ず、内燃機関10が始動されると、電気制御装置70のCPUは図示しないイニシャルルーチンを実行することにより、流量調整バルブ61の位置を第1の位置に設定する。これにより、貫通孔TH1及び開口TH2は閉じられる。
更に、CPUは内燃機関10の始動後において図7のフローチャートにより示したルーチンを所定時間(例えば、数秒)が経過する毎に実行するようになっている。従って、所定のタイミングになるとCPUはステップ700から処理を開始し、ステップ705にて流量調整バルブ61の位置が第1の位置にあるか否かを判定する。即ち、CPUはステップ705にて「排ガスが第1ノズル部521aのみを通過している状態にあるか否か(図6の(A)の状態であるか否か)」を判定する。
現時点は始動直後であるから、上述したように流量調整バルブ61は第1の位置に移動させられている。従って、CPUはステップ705にて「Yes」と判定し、ステップ710に進んで排気圧Pexが過給圧Pinより大きいか否かを判定する。始動直後においては内燃機関10の回転速度は低いから、排気圧Pexは高くなっていない。従って、CPUはステップ710にて「No」と判定してステップ715に進む。
CPUはステップ715にて流量調整バルブ61が中間位置にあるか否かを判定する。即ち、CPUは「排ガスが第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを通過し、且つ、バイパス通路を通過していない状態にあるか否か(図6の(B)の状態であるか否か)」を判定する。この場合、流量調整バルブ61は第1の位置にあるから、CPUはステップ715にて「No」と判定してステップ720に進む。
CPUはステップ720にて流量調整バルブ61が第3の位置にあるか否かを判定する。即ち、CPUは「排ガスが第1ノズル部521a、第2ノズル部522a及びバイパス通路の総てを通過している状態にあるか否か(図6の(C)の状態であるか否か)」を判定する。この場合、流量調整バルブ61は第1の位置にあるから、CPUはステップ720にて「No」と判定してステップ795に進み、本ルーチンを一旦終了する。このように、流量調整バルブ61が第1の位置に移動させられていて且つ排気圧Pexが過給圧Pinより小さい場合、流量調整バルブ61は第1の位置に維持される。この結果、排ガス流量が小さい場合であっても、効率良く且つ応答性良く過給圧を調整することができる。
その後、内燃機関10の回転速度が上昇せしめられて排ガスの流量が増大すると、排気圧Pexが過給圧Pinより大きくなる。このとき、CPUはステップ700に続くステップ705及びステップ710の両ステップにて「Yes」と判定し、ステップ725に進んで流量調整バルブ61を中間位置へと移動させるように電動アクチュエータ62に駆動信号を送出する。
この結果、排ガスは第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを通過し、且つ、バイパス通路を通過しない状態(図6の(B)の状態)となる。これにより、排気圧Pexが過給圧Pinよりも大きくなることが抑制されるので、筒内残留ガス量が過大とならない。従って、ノッキングの過度の発生が回避され得る。また、排ガスのエネルギーの総てがタービンホイール55を回転させるために使用されるので、効率良く過給を行うことができる。その後、CPUはステップ795に進んで本ルーチンを一旦終了する。
次に、CPUが図7のルーチンを開始すると、流量調整バルブ61の位置は中間位置に変更されているので、CPUはステップ705にて「No」と判定し、流量調整バルブ61が中間位置にあるか否かを判定するステップ715にて「Yes」と判定してステップ725に進む。
CPUはステップ725にて排気圧Pexが過給圧Pinより大きいか否かを判定する。このとき、排気圧Pexが過給圧Pinより大きければ、CPUは725にて「Yes」と判定してステップ730に進み、流量調整バルブ61を第3の位置に移動させるように電動アクチュエータ62に駆動信号を送出する。
この結果、排ガスは第1ノズル部521a、第2ノズル部522a及びバイパス通路を通過する状態(図6の(C)の状態)となる。これにより、排気圧Pexが過給圧Pinよりも大きくなることが抑制されるので、筒内残留ガス量が過大とならない。従って、ノッキングの過度の発生が回避され得る。その後、CPUはステップ795に進んで、本ルーチンを一旦終了する。この結果、次にCPUが図7のルーチンを開始すると、CPUはステップ705及びステップ715の両ステップにて「No」と判定してステップ720に進むように作動する。
一方、ステップ725の判定時において、排気圧Pexが過給圧Pinより小さいと、CPUはステップ725にて「No」と判定してステップ735に進み、流量調整バルブ61を第1位置へと移動させるように電動アクチュエータ62に駆動信号を送出する。この結果、排ガスは第1ノズル部521aのみを通過するようになる(図6の(A)を参照。)。その後、CPUはステップ795に進んで、本ルーチンを一旦終了する。更に、CPUは次の本ルーチンの実行タイミングにおいてステップ705に進むと、そのステップ705にて「Yes」と判定して上述したステップ710へと進むように作動する。
更に、CPUはステップ720に進んだ場合、流量調整バルブ61が第3の位置にあるか否かを判定する。そして、流量調整バルブ61が第3の位置にあると、CPUはステップ720にて「Yes」と判定し、ステップ740に進んで排気圧Pexが過給圧Pinより大きいか否かを判定する。このとき、排気圧Pexが過給圧Pinより大きければ、CPUは740にて「Yes」と判定して直接ステップ795に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、CPUがステップ740に進んだとき、排気圧Pexが過給圧Pinより小さければ、CPUはステップ740にて「No」と判定してステップ745に進み、流量調整バルブ61を中間位置に移動させるように電動アクチュエータ62に駆動信号を送出する。この結果、排ガスは、第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを通過し、且つ、バイパス通路を通過しなくなる。
以上、説明したように、本制御装置においては、単一のアクチュエータ62が流量調整バルブ61を、第1の位置、第1の位置から離れるとともに第2の位置に到達するまでの位置(中間位置)、第2の位置、及び、第2の位置よりも第1の位置から更に離れた位置(第3の位置)へと移動させる。従って、本制御装置は、単一のアクチュエータ62によって、流量調整バルブ61及びウエストゲートバルブ63の二つのバルブを開閉作動させることができる。その結果、排気通路を制御するための構造が複雑化するという問題、複数のアクチュエータを搭載することに起因するアクチュエータ搭載用スペースの確保が困難になるという問題及び/又は内燃機関の製造コストが上昇する等の問題を解決することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、図8に示したように、CPUが図7に示したステップ725にて「Yes」と判定したとき(即ち、流量調整バルブ61が中間位置にあり、且つ、排気圧Pexが過給圧Pinより大きいとき)、CPUがステップ800に進んでアクセルペダル操作量APに基いて別途算出されている要求トルクが閾値よりも大きいか否か(即ち、内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態であるか否か)を判定するように構成してもよい。
そして、CPUは、要求トルクが閾値よりも小さければ上記ステップ730に進んで流量調整バルブ61を第3の位置へ移動させ、排ガスを第1ノズル部521a、第2ノズル部522a及びバイパス通路を通過させる。一方、CPUは、ステップ800において要求トルクが閾値よりも大きいと判定すると、ステップ795に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。この結果、流量調整バルブ61は中間位置に維持されるので、排ガスが第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを通過し、且つ、バイパス通路を通過しない状態(図6の(B)の状態)が維持される。従って、排ガスのエネルギーの総てが過給を行うために使用されるから、内燃機関10は高出力を発生することが可能となる。
更に、図8に示したステップ800に代え、又は、ステップ800に加え、図9に示したステップ900を追加しても良い。詳細に述べると、CPUは図7のステップ740にて「Yes」と判定した場合(即ち、流量調整バルブ61が第3の位置にあり且つ排気圧Pexが過給圧Pinより大きい場合)、ステップ900に進んでアクセルペダル操作量APに基いて別途算出されている要求トルクが閾値よりも大きいか否かを判定するように構成してもよい。
そして、CPUは、要求トルクが閾値よりも小さければステップ795に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。これに対し、CPUは、ステップ900において要求トルクが閾値よりも大きいと判定すると、上記ステップ745に進んで流量調整バルブ61を中間位置に移動させるように電動アクチュエータ62に駆動信号を送出する。この結果、排ガスは、第1ノズル部521a及び第2ノズル部522aを通過し、且つ、バイパス通路を通過しなくなる。従って、排ガスのエネルギーの総てが過給を行うために使用されるから、内燃機関10は高出力を発生することが可能となる。
加えて、上記実施形態においては排気圧センサ72が排気圧取得手段を構成していたが、排気圧センサ72に代えて、内燃機関の運転状態(吸入空気量等の負荷及び機関回転速度等)に基づいて排気圧を推定する排気圧推定手段を排気圧取得手段として採用してもよい。同様に、上記実施形態においては過給圧センサ71が過給圧取得手段を構成していたが、過給圧センサ71に代えて内燃機関の運転状態(吸入空気量等の負荷及び機関回転速度等)に基づいて過給圧を推定する過給圧推定手段を過給圧取得手段として採用してもよい。また、上記実施形態のアクチュエータ62は電動アクチュエータであったが油圧駆動式のアクチュエータであってもよい。また、上記アクチュエータ62は進退ロッド62bを進退させることにより流量調整バルブ61を回転移動させていたが、流量調整バルブ61を直接回転移動させるアクチュエータであってもよい。その場合、アクチュエータはステップモータや直流モータ等の正逆回転可能な電動モータであってもよく、更に、アクチュエータは流量調整バルブ61の一端(回転軸部)に回転トルクを付与して同回転軸部を直接又は歯車機構等の減速機を介して回転させるように構成されていればよい。
10…内燃機関、20…機関本体部、30…吸気系統、31…第1吸気管、32…第2吸気管、33…インテークマニホールド、40…排気系統、41…エギゾーストマニホールド、42…第1排気管、43…第2排気管、44…バイパス管、50…ターボチャージャ、51…コンプレッサハウジング、52…タービンハウジング構成部、52a…円筒部、52b…タービンホイール収容部、52c…隔壁、52c1…傾斜部、53…コンプレッサホイール、54…シャフト、55…タービンホイール、55a…タービンブレード、61…流量調整バルブ、61a…弁体部(基部)、61b…突出部、62…アクチュエータ、62a…駆動部、62b…進退ロッド、62c…連結ロッド、62d…連結部材、63…ウエストゲートバルブ、63a…アーム部、63b…弁体部、63c…回転軸部、63d…付勢部材、70…電気制御装置、71…過給圧センサ、72…排気圧センサ、73…アクセル操作量センサ、521…第1通路、521a…第1ノズル部、521b…固定ベーン、522…第2通路、522a…第2ノズル部、522b…固定ベーン。
Claims (6)
- タービンホイールと、同タービンホイールと一体的に回転するコンプレッサホイールと、同タービンホイールのタービンブレードの一部に内燃機関の排気通路を流れる排ガスを導入する第1ノズル部と、同タービンホイールの軸線方向において同第1ノズル部と並設され且つ同タービンブレードの他部に同排気通路を流れる排ガスを導入する第2ノズル部と、を有するツインノズル式のターボチャージャ、
前記排気通路であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側の位置から同排ガスを前記タービンホイールを経由することなく大気に放出するための通路であるバイパス通路、
前記バイパス通路を開閉するウエストゲートバルブ、
前記ウエストゲートバルブが前記バイパス通路を閉じる向きの付勢力を同ウエストゲートバルブに付与する付勢手段、
前記第1ノズル部に導入される排ガスの量と前記第2ノズル部に導入される排ガスの量とを調整するための流量調整バルブ、及び、
前記流量調整バルブの位置を変更するように同流量調整バルブを移動させるアクチュエータ、
を備えた内燃機関の排気通路制御装置において、
前記流量調整バルブ、前記ウエストゲートバルブ及び前記アクチュエータは、同流量調整バルブが同アクチュエータにより第1の位置に移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部のみに導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れるように移動させられたとき前記排気通路を流れる排ガスが前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部の両ノズル部に導入され、同流量調整バルブが同アクチュエータにより同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同流量調整バルブが同ウエストゲートバルブを前記付勢力に抗して押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されていることを特徴とする排気通路制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関の排気通路制御装置において、
前記流量調整バルブは、前記排気通路内にて回動し得るように支持され、且つ、前記アクチュエータにより前記第2の位置及び同第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置に回転移動させられたとき同流量調整バルブの少なくとも一部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動するように構成されていることを特徴とする排気通路制御装置。 - 請求項2に記載の内燃機関の排気通路制御装置において、
前記排気通路は、前記第1ノズル部に通じる第1通路と前記第2ノズル部に通じる第2通路とに分離されており、
前記流量調整バルブは、弁体部と突出部とを有し、前記第1の位置に移動させられたとき前記第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて前記第2通路の排ガスの入口部を同弁体部によって閉じるように形成され、同第1の位置から離れたとき同弁体部が同第2通路の排ガスの入口部から離れることにより同第1通路の排ガスの入口部を開いた状態にて同第2通路の排ガスの入口部を開くように構成され、同第1の位置から離れた第2の位置よりも同第1の位置から更に離れた位置に移動させられとき同突出部が前記ウエストゲートバルブに当接しながら同ウエストゲートバルブを押動することにより前記バイパス通路が開かれるように構成されていることを特徴とする排気通路制御装置。 - 請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の内燃機関の排気通路制御装置であって、
前記排気通路内であって前記第1ノズル部及び前記第2ノズル部よりも前記排ガスの流れの上流側における前記排ガスの圧力を排気圧として取得する排気圧取得手段と、
前記内燃機関の過給圧を取得する過給圧取得手段と、
前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より小さい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置に移動するように、前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きい場合には前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れるように、前記アクチュエータを作動させるアクチュエータ制御手段と、
を備えた排気通路制御装置。 - 請求項4に記載の内燃機関の排気通路制御装置において、
前記アクチュエータ制御手段は、前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れ且つ前記第2の位置には到達していない場合であって前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きいとき、前記流量調整バルブが前記第2の位置よりも前記第1の位置から更に離れた位置に移動するように、前記アクチュエータを作動させる排気通路制御装置。 - 請求項5に記載の内燃機関の排気通路制御装置において、
前記アクチュエータ制御手段は、前記流量調整バルブが前記第1の位置から離れ且つ前記第2の位置には到達していない場合であって前記取得された排気圧が前記取得された過給圧より大きいときであっても、前記内燃機関の運転状態が所定値以上のトルクを要求する運転状態である場合、前記流量調整バルブの位置を前記第1の位置と前記第2の位置との間に維持するように構成された排気通路制御装置。
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