JP2009022033A - 回線接続変更方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の回線設定手順を実行する必要がなく、サービス断を発生させないで済むことのできる回線接続変更方法及び装置を実現する。
【解決手段】いろいろな種別の回線接続をサポートしているSONETネットワークを構成する伝送装置等において、サービス中のユニットをアップグレードする際にそのサービス回線を退避させるための回線レベルでのインサービスで予備回線へ退避することなく回線種別の変更を行う方法及び装置であって、入力された制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成し、該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行い、該制御コマンドが、新規に接続したい回線を帯域単位且つ所望の種別で設定することを要求していると解析したとき、該回線を該種別で帯域単位に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は回線接続変更方法及び装置に関し、特にSONETネットワーク等に接続される伝送装置において、異なった伝送系の色々な種別の回線接続を変更する方法及び装置に関するものである。
SONETネットワーク等においては、伝送系のサービスの他に、加入者・データ系のサービスも視野に入れ、色々な種別の回線接続をサポートしている。
図18は、SONETネットワークの一般的な構成例を示したものであり、この例では、4つの伝送装置NE1〜NE4がリング状に接続され、伝送装置NE1はSTS1(SONET規格の50Mの信号)ネットワークと接続され、伝送装置NE3及びNE4はそれぞれDS1(SONET規格の1.5Mの信号)ネットワークに相互接続されている。
この場合、伝送装置間及び伝送装置NE1とSTSネットワークとの間は太線で示したSTS回線L2(光ファイバ)で接続され、伝送装置NE3,NE4とDS1ネットワークとの間は細線で示したDS1回線L1(電気回線)によって接続されている。
図19は、図18に示した伝送装置NE1〜NE4の一構成例が示されている。この構成例では、各伝送装置は、入出力部1とファームウェア部2とハードウェア部3とで構成されており、それぞれ以下のような構成及び機能を備えている。
(1)入出力部:
・キーボードに接続された入力部とCRT装置に接続された出力部とで構成される。
・オペレータ(操作者)との間にCUIを持ち、各伝送装置に対する制御コマンドの入出力を行う。
(2)ファームウェア部2:
1)コマンド制御アプリケーション部21
・入出力部1から入力された制御コマンドを受信して解析する。
・制御コマンドの解析結果に基づいて回線接続設定情報を生成してハードウェア部3に与えることにより回線設定を行う。
・実行した結果を制御コマンドの応答として入出力部1へ返す。
2)データベース部22
・ハードウェア部3への回線接続設定情報をバックアップとして保存する。
・伝送装置内の各ハードウェアの設定やその他運用情報を保存する。
・電源断等によりハードウェア設定や運用情報が消失した場合、本データベース部に保存されている回線接続設定情報や運用情報をアプリケーション部21が読み出して、各ハードウェアに対して設定することにより復旧させる。
(3)ハードウェア部3:
VT1(SONET規格の1.5Mの信号でDS1信号にオーバヘッドを付加したもの)回線やSTS1回線(VT1回線を28本分多重化したもの)を行うために様々なユニットを実装し、回路接続を行うものであり、以下に示す回線接続に必要な主なユニットを有する。
1)DS1ユニット31
対向する伝送装置から送られて来るDS1回線信号をVTマッピング用STS1にマッピングして出力する。
・逆に入力されたVTマッピング用STS1回線信号をDS1回線信号にマッピングし、対向する伝送装置に送信する。
・DS1回線インタフェースポートを28本有する。
2)STSスイッチファブリック(STS-SF)32
・ファームウェア部2からの回線接続設定情報を受けて回線設定を行う。
3)VTスイッチファブリック(VT-SF)33
・STSスイッチファブリック32から入力されたVTマッピング用STS回線信号をVT1回線信号にマッピングし、各VT1回線の接続を行う。
・出力時は、各VT1回線をSTS1回線にマッピングし、STSスイッチファブリック32へ出力する。
4)Ocnユニット34
・Ocn回線上のSTS1回線をSTSスイッチファブリック32から対向する伝送装置側に入出力する。なお、以下の説明では、n=3としてOC3ユニットを例に挙げて説明する。
この他、各伝送装置には、DS1、OC3、VTスイッチファブリック等の各種のインタフェースユニット実装用のスロットと、STSスイッチファブリック32やCPU等のシステムに必須なユニットを実装するためのスロットが設けられている。
ユーザーは任意のスロットに対し、必要なだけインタフェースユニットを実装することができる。またユーザーは、その実装されたスロットに対して、必要に応じて、必要な数だけ組み合わせた(混在させた)回線設定を自由に行うことができる。
図20には、DS1ネットワークからSTS1ネットワークへSTS1回線で接続を行う伝送装置を示しており、同図(1)にはその内のハードウェア部3を示し、同図(2)にはデータベース部22が示されている。
このような図20に示されたSTS1回線設定例について以下に説明する。
まず、この回線設定例は、第1番目のスロットであるスロットSLT1に実装されたDS1ユニット31-1(以下、符号「31」で総称することがある。)から第3番目のスロットであるスロットSLT3に実装されたOC3ユニット34の第1ポートOC3-port1のSTS-ch(チャネル)1にSTS1回線種別で回線設定を行う例を挙げている。
次に、回線設定を行うための制御コマンドとして、TL1コマンドから引用された次のようなコマンド形式を用いる。
“ENT-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1”
なお、“ENT”は新規回線設定(enter)であることを示し、CRSはクロスコネクトであることを示している。
ここで、コマンドの回線位置:l-m-nは次の通りである。
l:スロット(1〜最大スロット数=20)
m:ポート(1〜そのスロットに実装されたDS1/OC3ユニットのネットワーク
側の最大ポート数=28)
n:STS-ch(1〜そのDS1/OC3ユニットのポートが持つ最大STSチャネル数=
48)
そして、この場合のSTS1回線を設定するため、図20(2)データベース部22に示すように、DS1ユニット31が接続されるSTSスイッチファブリック32における回線位置をXとし、OC3ユニット34が接続されるSTSスイッチファブリック32における回線位置をYとし、さらにスロットSLT9に実装された新規ユニット35の回線位置をZとそれぞれ定義する。
従って、上記の制御コマンドによる回線接続設定情報は、図20の例に当てはめた場合、第1スロットSLT1に実装されたDS1ユニット31_1のネットワーク側の第1ポート(図22(1)のDS1-port1参照)中のSTSスイッチファブリック32のSTS-ch1が、第3スロットSLT3に実装されたOC3ユニット34のネットワーク側の第1ポート(同図(2)のOC3-port参照)中のSTS-ch1に接続されるのでX=1-1-1,Y=3-1-1となる。
この回線接続設定情報の詳しい説明が、図21以降に示されており、同図は、図20に示したSTS回線設定状態から、VT1回線設定に変更した場合を示している。
すなわち、スロットSLT1に実装されているDS1ユニット31_1のSTS1-ch1からスロットSLT3に実装されたOC3ユニット34_1(以下、符号「34」で総称することがある。)の第1ポートOC3-port1におけるSTS1-ch1にVT1回線種別で回線設定を行う場合を示しており、DS1ユニット31及びOC3ユニット34の実装状態は図20に示した例と同様である。
この場合の制御コマンド例を以下に示す。
“ENT-CRS-VT1::1-1-1-1-1,3-1-1-1-1”
“ENT-CRS-VT1::1-2-1-1-1,3-1-1-1-2”(同様にVT-ch2に設定する場合)
・・・・・
“ENT-CRS-VT1::1-28-1-1-1,3-1-1-7-4”
ここで、図20の例と同様に制御コマンドの回線位置l-m-n-vtg-vtを以下の通り記述する。
l:スロット
m:ポート
n:STS-ch
vtg:VTグループ(1〜7)(4チャネル分のVT1を1グループとする。)
vt:VTチャネル(1〜4)
ここで、DS1ユニット31は、図22(1)に拡大して示すように、DS1回線L単位毎にポートを有し、図示の例では、m=28個のポートDS1-port1〜DS1-port28を有している。これらの各ポートに入力されるDS1信号がマッピング部310でマッピングされて1チャネル分のSTS1信号となる。
これは、この例では、STS-ch1信号として出力され、STS1スイッチファブリック32の、1個のDS1ユニット31に対して割り当てられたn=48チャネル(STS-ch1-ch48)中のSTS-ch1に接続され、以ってSTS1パスSTS-path2を形成して、VTスイッチファブリック33へ送られるようになっている。
VTスイッチファブリック33では、図21(1)に示すように、パスSTS-path2を例えば入力側のポートVT-port2に入力し、出力側のポートVT-port2から出力させる。この場合の「ポートVT-port1〜」は上記の回線位置の記述l-m-n-vgt-ntにおけるポート“m”とは無関係であり、パスSTS-path2をどのVT-portに接続するかは、アプリケーション部21のソフトウェアが検索して決定することになる。
なお、DS1ユニット31の各ポートDS1-port1〜DS1-port28は上述のように制御コマンドのVT1回線位置mとして、vtgによってさらに7つのVTグループに分けられ、各VTグループにおいて、さらにvtとして4チャネルずつが割り当てられている。従ってマッピング部310には図示のようにVT1回線位置vtg-vt=1-1〜7-4が割り当てられる。
また、上記の記述l-m-n-vtg-vtを用いれば制御コマンドの正確な記述は、1-“1”-1-1-1,1-“2”-1-1-1,1-“3”-1-1-1…1-“28”-1-1-1というようになるが、ポートDS1-port1〜DS1-port28のVT1 28チャネル分は全てSTS1の1回線分に収容され得るので、実際上は、STS1回線の回線設定は“1-1-1”のみの設定で十分であり、ポート記述はm=“1”に固定されるように取り決められている。
一方、スロットSLT3に実装されたOC3ユニット34においては、図22(2)に示すように、1個のOC3ユニット34に対してSTS1チャネルは、DS1ユニット31の場合と同じく48チャネル分割り当てられており、その内の1つのチャネルであるSTS1-ch1がVTスイッチファブリック33からのパスSTS1-path2の信号をOC3ユニット34に出力するように回線設定されている。
このSTS1-ch1の信号は、STS-ch2及びSTS-ch3とともに3チャネル分がマッピング部340aにおいてマッピングされ、ポートOC3-port1から出力されることとなる。これは、マッピング部340bについても同様にしてSTS-ch4〜STS-ch6がマッピングされ、ポートOC3-port2から出力される。
このようにして、上記の制御コマンドによる回線接続設定情報は、図21の例に当てはめた場合、X=1-1-1,Y=3-1-1に相当することになる。
このような制御コマンドに対するデータベース部22に格納する回線接続設定情報の内容が図23〜図26に示されている。
図23は、上記の記述l-m-nに対するSTS回線設定格納データベース領域220を示し、この例では、スロットSLT1に実装されたDS1ユニット31_1がSTSスイッチファブリック32のSTS-ch1及びSTS-ch4においてSTS1回線に割り当てられており、スロットSLT2に実装されたDS1ユニット31_2の場合は、対応するSTSスイッチファブリック32のSTS-ch1において、STS3Cでの回線設定が行われていることを示している。
また、スロットSLT・MAX(これは最大実装スロット数=20の最後に相当するものである。)において、STSスイッチファブリック32のSTS-ch1がVT1での回線設定を行っていることを示している。
なお、このデータベース領域220は、システムが収容できるSTS1数=(最大スロット数)×(1スロット当たり収容できる最大STSチャネル数)分予め領域を用意しているものとする。
また、ある回線位置Xに対してユーザーが回線設定した場合、その回線位置Xに態様するデータベース領域220に対して、その回線種別を設定することになる。
なお、この図23の例は、上述した図20及び図21に示した回線設定例から離れて一般的に説明するために示したものである。
図24は、上記の記述vtg-vtに対するVT回線設定格納データベース領域221を示したもので、VTスイッチファブリック33のVTポートVT-port1〜VT-port・MAX(図21参照)における各ポートは図22に示したVT1チャネルVT-ch〜VT-ch28を収容しており、この例では、チャネルVT-ch1〜VT-ch4がVT1の設定がなされていることを示しており、同じくポートVT-port・MAXにおけるチャネルVT-ch1においてもVT1が設定されていることを示している。
なお、VT回線設定格納データベース領域221は、システムが収容できるVT1数=(VTスイッチファブリック33が有する最大のポート数)×(STS1帯域当たりに収容できる最大VTチャネル数28)分だけ予め領域を用意しているものとする。
また、VT1回線を設定するときは、図23に示したように、STS回線設定格納データベース領域220に“VT1”を登録し、同時にこの図24に示すVT回線設定格納データベース領域221においても更新することになる。
従って、以下の説明では、STS回線設定格納データベース領域220が“VT1”に設定されたときは、同時にVT回線設定格納データベース領域221においても更新されているものとし、このVT回線設定格納データベース領域221についての記述は以下割愛する。
図25は、図23に示したSTS回線設定格納データベース領域220を上記の図20の回線設定例に対応させたものである。
すなわち、スロットSLT1に実装されているDS1ユニット31_1のチャネルSTS-ch1に対して、STS1の回線設定を行うとともに、スロットSLT3に実装されているOC3ユニット34_1のチャネルSTS-ch1に対してもSTS1の回線設定を行っており、このときのデータベース部22には、図25(2)に示すように位置X=1-1-1と位置Y=3-1-1がSTS1回線で接続されていることを示している。これは、図20(2)のデータベース部22と同じである。
図26に示したSTS回線設定格納データベース領域220は、図21に示した回線設定例に対応させて示したものである。
すなわち、スロットSLT1に実装されているDS1ユニット31_1のチャネルSTS-ch1に対して、VT1の回線設定を行い、スロットSLT3に実装されているOC3ユニット34_1のチャネルSTS-ch1に対してもVT1の回線設定を行っていることを示しており、図26(2)に示すように、データベース部22においては、位置X=1-1-1と位置Y=3-1-1が回線VT1で接続されていることを示している。これは、図21(2)のデータベース部22と同じである。
上記のデータベース領域220,221は、回線設定が与えられているだけで、回線の接続関係は示されていない。すなわち、或る回線位置Xに対してユーザーが回線を設定した場合、その回線位置Xに対応するSTS回線接続先設定格納データベース領域220に対して、その回線接続先を設定する必要がある。
この状態が図27に示されており、回線位置X-Y間に回線設定があるか否かを知りたい場合は、このデータベース領域222を参照することにより、回線接続先位置Y=3-1-1には、回線接続元位置X=1-1-1からの接続設定がある(1-1-1から3-1-1に接続されている。)、ということが分かる。回線設定をするとき、接続先に変更があれば、随時このデータベース領域222を更新すればよい。
ここで、STSスイッチファブリック32は、2つの回線の切り替えを制御する回線(パス回線)スイッチを備えており、2つの異なる回線位置からの同一回線への回線が設定されたとき、ハードウェアがその回線設定構成を判定し、回線スイッチを用いた構成を形成する。
回線スイッチは、図28に示すような、UPSR(Uni-Directional Path Switched Ring)と呼ばれる回線冗長構成時に用いられ、例えば、現用回線L2_1に障害が発生した場合、予備回線L2_2の側に切り替える機能を有するものである。また、ファームウェア部2からの設定により、回線スイッチSWを強制的に切り替えることができるものとしても知られている。
図29は、このような回線スイッチを拡大して示したもので、STSスイッチファブリック32は、2つの回線、すなわち現用回線L2_1及び予備回線L2_2の切り替えを制御する回線スイッチSWを有し、これらの異なる回線位置から同一の回線位置Yへ回線設定されたとき、この回線接続設定情報を受けたハードウェア部3がその回線設定構成を判定して図示の如く回線スイッチSWを形成するようにしている。
なお、この回線スイッチは、ソフトウェアによりハード上で強制的に切り替えを行った場合、そのソフトウェアで切替解除を行う必要がある。
なお、端末からの要求コマンドを解析し、主制御部に対して実行要求を行うHMI制御部と、複数の回線接続指示機能を含む回線種別指示テーブルと、現在サービス中の回線接続情報を記憶する回線接続情報管理部を内蔵し、前記HMI制御部からの要求の実行を制御する主制御部と、サービス回線を終端するサービス回線終端部と、信号の多重/分離を行う多重/分離部とを具備したSONET伝送装置の回線接続変更システムがある(例えば特許文献1参照。)。
特開平9-36882号公報(要約、図1)
上記のように、従来技術においては、図20に示した回線(STS1回線)から図21に示した回線(VT1回線)に変更するとき、すなわち回線種別を変更するとき、STS1回線が接続された状態でVT1回線接続を許してしまうと、データベース部22にはVT1回線の設定情報で上書きされてしまい、元のSTS1回線が制御できなくなる。
このため、回線接続の種別を移動または変更するときは、「一旦、現在使用している回線接続を切断し再接続をする。」という手順を、図21の回線設定例では、28回分回線設定(ENT)しなければ回線接続変更ができず、それらの手順の実行中はサービス断を余儀なくされるという課題があった。
従って本発明は、(1)複数の回線設定手順を実行する必要がなく、(2)サービス断を発生させないで済むことのできる回線接続変更方法及び装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る回線接続変更方法は、基本的な概念として、入力された制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するステップと、該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うステップとを備え、該制御コマンドが、運用回線の種別変更を要求していると解析したとき、該運用回線に加えて変更要求回線を二重化して管理すると共に、該変更要求回線の回線接続設定情報に基づき、回線の二重化設定を行うステップと、両回線の接続先の異同に対応して、該運用回線を該変更要求回線に切り替えるステップとを備えるものが挙げられる。
すなわち、入力した制御コマンドを解析し、この制御コマンドが運用中の回線の種別変更を要求していると解析したときには、この運用回線とその変更要求回線を二重化して管理する。
そして、変更要求に係る回線接続設定情報に基づき、運用回線とともに回線の二重化設定を行い、両方の回線の接続先が同じであるか異なるかに応じて運用回線をその変更要求回線に切り替えるものである。
このように、新旧どちらの回線も制御できるようにデータを二重化しておき、回線位置と接続場所を管理しておけば旧回線の制御が可能となるので、1回の制御コマンドで回線種別の変更を、サービス断を発生させない(インサービス)状態で実現することが可能となる。
上記の概念は以下の通り4つの態様[1]〜[4]([1]〜[3]は本出願人による原出願発明)に分けることができる。これらを図1に示したフローチャートにより順次説明する。
[1]上記において、該二重化設定を行った後、該制御コマンドが続先の変更を要求していないと解析したとき、該運用回線から該運用回線と同一接続先で異なる回線種別の該変更要求回線へ切り替えるステップをさらに備えることができる。
すなわち、図1に示すように、制御コマンドを受信した後、新旧両回線の種別が同じであるか否かを、例えば図23〜26に示すデータベース領域220,221を参照して確認し(ステップS1)、同じ場合には従来からの方式で態様すればよい(同S2)が、異なる場合または旧回線が設定されていない場合には、運用中(図2,図20等のX,Y)の回線設定があるか否かを、例えば図27に示すデータベース領域222を参照して判定する(同S3)。
この結果、運用回線の設定がされている場合には、運用中の回線接続設定情報を例えば新規テーブルに格納(コピー)する(同S4)。なお、ステップS3において、接続元(例えばX)が異なる時も本発明の対象ではなく従来方式で対応可能である(同S2)。
そして、制御コマンドで要求された回線接続設定情報を例えばファームウェア部のデータベース部に上書きし、その回線接続設定情報に基づいて回線設定を行う(同S5)。
このように二重化設定を行った後、新規テーブルに格納されている運用回線の回線接続設定情報とデータベース部に格納されている変更要求回線の回線設定情報の各接続先が同じか否かを判定し(同S6)、同じ場合には、上述した例えばSTSスイッチファブリックにおける回線スイッチを強制的にソフトウェア上で切り替え、運用回線と同一接続先で異なる回線種別の変更要求回線へ切り替える(同S7)。
そして、上記の新規テーブルに回線設定があった場合には、その回線の解除設定を行い(同S8)、再び旧回線と新回線との接続先が同じか否かをチェックし(同S9)、上記のステップS6と同様に接続先が同じである場合のみ、ステップS7で強制的に切り替えた回線スイッチの状態をソフトウェア上で解除する(同S10)とともに、新規テーブルのデータをクリアする(同S11)。
なお、この場合の制御コマンドは、既存接続元と既存接続先と新規回線種別とを含んでいる。
また回線種別とは、上記の従来例でも説明したようにSTS回線及びVT回線であり、制御コマンドとしてはTL1コマンドを用いることができる。
[2]上記において、該二重化設定を行った後、該制御コマンドが接続先変更を要求していると解析したとき、該運用回線の回線設定を解除することにより、該運用回線から該変更要求回線に切り替えるステップをさらに備えることができる。
すなわち、この場合には、上記[1]とはステップS5まで共通の手順を経由するが、ステップS6において旧回線と新回線の接続先が異なることを示しており、回線スイッチの強制切り替えは必要がないのでステップS7はスキップし、ステップS8において新規テーブルに設定されている回線接続設定情報に基づきその運用回線を解除設定するとともに、やはりステップS9において旧回線と新回線との接続先が異なることが判定された場合には、ステップS10における回線スイッチの強制切替解除は不要であるので、ステップS10をスキップしてステップS11における新規テーブルのデータクリアを実行するものである。
なお、この場合の制御コマンドは、既存接続元と既存接続先と新規回線種別の新規接続元及び新規接続先を含んでいる。
[3]上記において、該制御コマンドが該運用回線とは異なる種別の複数の回線でブロードキャストを行うことを要求していると解析したとき、該二重化設定を行った後、接続先変更を要求していない該複数の回線の一部に対しては該運用回線から該運用回線と同一接続先で該異なる種別の該複数の回線の一部のチャネル領域へ切り替えるステップをさらに備えることができる。
すなわち、この[3]の場合は上記[1]と図1において基本的に同じ手順を実行するが、その違いは、ステップS5において、データベース部に格納される制御コマンドで要求された回線接続設定情報が、新規テーブルに格納された運用回線とは異なる種別の複数の回線で異なった接続先を含むブロードキャストを行うための回線接続設定情報であり、これに対応してブロードキャストの回線設定がなされる点である。
また、ステップS6においても旧回線と新回線の接続先が同じ場合と異なる場合がある。すなわち、変更する種別の回線をブロードキャストする場合、一方は旧回線と接続先が同じであるが、他方は旧回線と接続先が異なる場合があるためであり、接続先が同じ場合には回線スイッチの強制切り替えを行うが(同S7)、異なる場合はこのステップS7をスキップしてステップS8に進んで新規テーブル中の運用回線の解除設定を行う。
同様にしてステップS9において旧回線と新回線との接続先が同じ場合と異なる場合があるので、ステップS10をスキップする場合と経由する場合の両方があり、その後、新規テーブルのデータをクリアする(同S11)ことになる。
この場合の制御コマンドは、既存接続元と既存接続先と新規回線種別と該既存接続先と同じ接続先で新規回線種別のチャネル流域と該既存接続先以外にブロードキャストされる新規回線種別の新規接続先のチャネル領域等を含んでいる。
[4]これに対し、本発明では、入力された制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するステップと、該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うステップとを備え、該制御コマンドが、新規に接続したい回線を帯域単位且つ所望の種別で設定することを要求していると解析したとき、該回線を該種別で帯域単位に設定するステップを備える。
この場合には、旧回線の存在を前提にしていないため、図1のフローチャートにおいては、ステップS2において新旧回線の種別の確認の結果、旧回線が存在しないため旧回線無しとしてステップS3に進み、このステップS3においても運用中の回線設定はないのでステップS4をスキップしてステップS5に進むことになる。
そして、ステップS5では、変更要求に係る所望の回線種別で帯域単位に回線設定を行うものである。
この後、本態様では、ステップS6〜S11はスキップしてコマンドレスポンスの送信を行うことになる。
なおこの場合の制御コマンドは、新規接続元と新規接続先と設定すべき帯域と新規回線種別等を含んでいる。
上記の本発明に係る回線接続変更方法を実現する本発明装置として、上記[4]に対応して、制御コマンドを入出力できる入出力部と、該制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するファームウェア部と、該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うハードウェア部とを備え、該ファームウェア部は、該制御コマンドが、新規に接続したい回線を帯域単位且つ所望の種別で設定することを要求していると解析したとき、該回線を該種別で帯域単位に設定することができる。
上記のハードウェア部は、DS1ユニットとSTSスイッチファブリックとVTスイッチファブリックとOCnユニットとで構成することができ、該制御コマンドは、各ユニットの該ハードウェア部への格納スロット番号と、各ユニットのネットワーク側のポート番号と、各ユニットの各スイッチファブリック側のチャネル番号とで構成されたTL1コマンドを用いればよい。
[1]:回線種別変更
この態様[1]では、STS1回線をVT1回線に種別変更する実施例を示しており、図2はその初期状態を示し、これは基本的には図20に示した従来のSTS1回線設定例と同様である。
ただし、この場合には、図2(3)に示す新規テーブル23を設けると共に同図(4)に示すようなTL1コマンド形式の制御コマンドを用いる点が異なっている。
まず、制御コマンドについて説明すると、この制御コマンドは以下の5つの設定項目から成る。
1. 既存接続先
2. 既存接続元
3. 新規接続先
4. 新規接続元
5. 新規回線種別
そして、この制御コマンドイメージは以下の通りである。
ED-CRS-<既存帯域種別>::<既存接続元>::<既存接続先>::<新規接続元1>,<新規接続先1>,<新規接続元2>,<新規接続先2>,…:TYPE=<新規回線種別>
なお、新規接続先、新規接続元の記述を省略した場合は、既存回線(運用回線)の位置へ戻すことを意味している。
このようにして、図2(4)に示したコマンド実施例
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1:::TYPE=VT1;”(EDはeditを示す。)
は、スロットSLT1からスロットSLT3へSTS1で設定されていた回線の種別のみをVT1に変更するように、図19に示した入出力部1からファームウェア部2に与えられ、ファームウェア部2がさらにハードウェア部3におけるSTSスイッチファブリック32またはVTスイッチファブリック33へ命令することを示している。
すなわち、制御コマンドが入出力部1からファームウェア部2におけるアプリケーション部21に与えられると、このアプリケーション部21は、図2(2)に示すデータベース部22に格納されている現在運用中の回線に関する回線接続設定情報を作成して同図(3)に示す新規テーブル23にコピーすることにより、図3(3)に示すように図2(2)と同じ回線接続設定情報が新規テーブル23に格納されることになる。
これと共に、図3(2)に示すように、オペレータが変更を希望する回線種別をデータベース部22に上書きする。従って、データベース部22には、同じ回線位置X及びYに対してそれぞれVT1回線に変更された形になる。これにより、データベース部22と新規テーブル23とで回線の二重化管理が可能にり、且つ回線が異種別で上書きされるという従来の問題も解消される。
従って、図3(1)に示すように、新規テーブル23に格納されている回線接続設定情報に基づく運用中の回線に関するSTSパスSTS-path1に加えて、データベース部22中の回線接続設定情報に基づき、位置XからSTS1パスSTS-path2が並列に設定される。このパスSTS-path2はVTスイッチファブリック33においてSTS1回線から分岐し、DS1/OC3ユニットのポート数=28チャネル分のVT1チャネル(VT-path1〜28=図24のVT-ch1〜VT-ch28)が設定される。このパスSTS-path2は図21に示したSTS-path2に相当している。
そして、上述の如く、このパスSTS-path2は接続先が同じであるから、回線スイッチSWに接続される。従って、図3(1)に示すように、パスSTS-path1と、VT-path1〜28を収容するパスSTS-path2とが並列状態になり、且つ回線スイッチSWで切り替えられる状態が出来上がる。
この回線スイッチSWは、図3(1)に示すように元々設定されている現用回線のパスSTS-path1を選択しているので、アプリケーション部21がソフトウェアにより強制的に回線スイッチSWの切り替えを行い、図4(1)に示すように、回線スイッチSWが新しいパスSTS-path2を選択する。このため、新規テーブル23とデータベース22における回線先が同じかどうかチェックし、位置Yが同じであることから、回線スイッチSWにより主信号の強制切り替えをハードに設定する。
この後、図5(1)に示すように、運用回線のパスSTS-path1の設定を解除し、図6(1)に示すように回線スイッチSWをソフト的に強制的に切替解除するとともに、同図(3)に示すように新規テーブル23のデータをクリアする。
このように、従来、パスSTS-path1の回線設定を解除した後、VT1回線の設定を28チャネル分すなわち最大28回回線設定作業を行わなければならないという煩わしさを、本態様[1]では、1回の操作だけで実現できることになる。
また、予め変更する回線(この例ではパスVT-path1〜28)を設定してから強制的に切り替えによる回線変更を行うので、回線スイッチSWにおける強制切り替え時の瞬断(-50msec以内)でインサービスで回線種別を変更することが可能となる。
[2]:回線種別変更+回線移動
本態様では、STS回線(STS-path1)をVT1の回線種別に変更するとともに、接続先を移動させる場合を示している。
すなわち、図2(1)の初期状態に態様する図7(1)において、同図(4)に示す制御コマンド
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1::1-1-1,9-1-1:TYPE=VT1;”
を受ける。これは、スロットSLT1からスロットSLT3へSTS1で設定されていた回線を別の回線種別VT1に変更するとともにスロットSLT9に実装された新規ユニット35へ回線を移動させようとするものである。
このため、既存接続元X=1-1-1で既存接続先Y=3-1-1のSTS1パスSTS-path1が図7(1)のように設定されている状態で、上記の態様[1]と同様に、データベース部22に格納されたこの既存のパスSTS-path1を回線接続設定情報を新規テーブル23において図8(3)に示すようにコピーして格納する。
そして、新規接続元1(X)=1-1-1と、新規接続先1(Z)=9-1-1の新しいVT1回線を設定するために、図8(2)に示すデータベース部22においては位置X及び新規ユニット35の位置Zが共にVT1回線に設定され、これによって、STSスイッチファブリック32の位置XからVTスイッチファブリック33を通ってSTSスイッチファブリック32の位置Zから、スロットSLT9に実装されている新規ユニット35に至るSTSパスSTS1-path2が図8(1)に示すように設定されることとなる。
そして、図9(1)に示すように古い方の運用回線STS-path1の設定を解除し、図10(3)に示すように新規テーブル23に格納されていた古い回線のデータをクリアすることにより、回線種別と回線の接続先を変更できたことになる。
従って、予め最初に移動又は変更する回線を設定して回線(この場合VT-path1〜28)を設定してから元の回線を解除するので、インサービスでの回線種別変更及び移動が可能となる。
[3]:回線種別変更及びブロードキャスト接続
この場合には、図11(1)に示すようなSTS1回線(STS-path1)を、VT1回線に種別変更するとともに、移動したい回線と元の回線位置の両方へブロードキャスト接続するもので、具体例としてVT-path1〜14を元の回線位置のままとし、VT-path15〜28を移動する例をとって説明する。
この場合の制御コマンド例は、図11(4)に示す通り、
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1::1-15-1-1-1&&1-28-1-1-1-,9-1-1-4-3&&9-1-1
-7-4:TYPE=VT1;”
が入出力部1からファームウェア部2に与えられる。なお、上記のコマンドにおいて、“&&”はチャネル間の範囲を示しており、この場合、VT-ch15からVT-ch28のチャネル範囲を示している。
この制御コマンドは、既存接続元X=1-1-1で既存接続先Y=3-1-1のパスSTS-path1をパスSTS-path2及び3に分岐させ、新規接続元1(X)=1-15-1-1-1から新規接続元28(X)=1-28-1-1-1を、新規接続先1(Z)=9-1-1-4-3から新規接続先28(Z)=9-1-1-7-4に接続したVT1パスVT-path15〜28に一方のパスSTS-path3を割り当ててスロットSLT9に実装した新規ユニット35へ移動させると共に、他方のパスSTS-path2をパスVT-path1〜14(位置Y=3-1-1-1-1&&3-14-1-4-2)に割り当てて回線スイッチSWへ戻るように接続することを示している。
従って、まず図11(2)に示すデータベース部22に格納されている旧回線の回線接続設定情報を図12(3)に示すように新規テーブル23にコピーして格納する。
そして、同図(2)に示すように、データベース部22には、STSスイッチファブリック32における位置X,Y,Zに対してそれぞれ異なった回線種別であるVT1を設定し、新規テーブル23とデータベース部22とで回線の二重管理を行う。
このように、STSスイッチファブリック32の位置Xから分岐したパスSTS-path2,3は、VTスイッチファブリック33においてVT-path1〜14とVT-path15〜28の2つに分割され、一方はパスSTS-path2としてパスSTS-path1と同じ回線先である回線スイッチSWに接続され、他方はパスSTS-path3として位置Zから新規ユニット35へ接続される。このようにして回線の二重化が実現される。
この後、パスSTS-path1とSTS-path2とは回線スイッチSWにより回線切り替えを行う(図13(1)参照)ことになる。このために、上述の如く、新規テーブル23とデータベース22における回線先が同じかどうかチェックし、位置Yが同じであることから、回線スイッチSWにより主信号の強制切り替えをハードに設定する。
そして、上記と同様に、古い方の回線であるSTS-path1を新規テーブル23に基づいて回線削除を行う(図14(1)参照)。
そして、図15(1)に示すように回線スイッチSWにおける強制切り替え設定の解除を行うとともに、同図(3)に示すように新規テーブル23に格納してある回線接続設定情報を削除することとなる。
このようにして本態様[3]では、1回の操作だけで予め変更する回線を設定してから強制的に回線スイッチを切り替えることにより回線変更を行うので、強制切り替え時の瞬断を許容範囲内でインサービス状態で回線種別の変更及びブロードキャスト接続を行うことが可能となる。
[4]:帯域単位での回線設定(本発明の態様)
この態様の場合には、VT1の回線設定を帯域単位で行おうとするものであり、その制御コマンドは、図17(3)に示すように
“ED-CRS-STS1::1-1-1,3-1-1:::TYPE=VT1;”
である。これは、既存接続元X=1-1-1で既存接続先Y=3-1-1のVT1回線をスロットSLT1からSLT3へ新規設定することを示している。
これにより、図17(1)に示すようにユーザーが希望する回線位置に従って28チャネル分のVT1回線(VT-path1〜28)の設定を行う。なおこの場合の帯域設定は“ED-CRS-STS1”における“STS1”がSTS1帯域であることを示しており、以下に示す如く、STS3帯域を希望する場合には、ここを“STS3”に指定すればよいこととなる。
帯域 種別
STS1 VT1 → VT-path-1〜28の設定
STS3C VT1 → VT-path-1〜84(28×3)の設定
STS3C STS1 → STS1〜3の設定
このようにして本発明では1回の操作だけで所望の帯域のVT1回線を設定することが可能となる。
以上説明したように本発明に係る回線接続変更方法及び装置によれば、希望する帯域の回線設定が可能となる。
本発明に係る回線接続変更方法及び装置の基本概念を説明するためのフローチャート図である。 上記基本概念の態様[1]として用いられる伝送装置における回線種別変更前のハードウェア部及びデータベース部を示した図である。 図2に示す伝送装置において回線の二重化管理及び二重化設定をしたときの状態を示す図である。 図3に示す状態から回線スイッチ(パススイッチ)により運用回線から変更要求回線に切り替える状態を示した図である。 図4に示す状態において運用回線の設定を解除した状態を示した図である。 図5に示した状態において新規テーブルに格納されていた運用回線の回線接続設定情報をクリアした状態を示した図である。 上記基本概念の態様[2]として用いられる伝送装置における回線種別変更前のハードウェア部及びデータベース部の初期状態を示した図である。 図7に示す伝送装置において回線の二重化管理及び二重化設定をしたときの状態を示す図である。 図8に示す状態において運用回線の回線設定を解除した状態を示した図である。 図9に示した状態において新規テーブルに格納されていた運用回線の回線接続設定情報をクリアした状態を示した図である。 上記基本概念の態様[3]として用いられる伝送装置において回線種別を変更しブロードキャスト接続する前の初期状態を示した図である。 図11の初期状態から回線種別を変更しブロードキャスト接続を行ったときの二重化管理及び二重化回線設定を示した図である。 図12の状態において一部のブロードキャスト回線と運用回線との切り替えを回線スイッチによって行う状態を示した図である。 図13の状態において運用回線の設定を解除した状態を示した図である。 図14の状態において新規テーブルにおける回線接続設定情報をクリアしたときの状態を示した図である。 本発明に係る回線接続変更方法及び装置の態様[4]として用いられる伝送装置における初期状態を示した図である。 図16に示した初期状態から帯域単位での回線設定を行ったときの状態を示した図である。 SONETネットワークの一般的な構成例を示したブロック図である。 図18に示した各伝送装置の一般的な構成例を示した図である。 図19の伝送装置においてSTS回線の設定例を示した図である。 図20におけるSTS回線設定状態からVT1回線設定に変更するときの状態を示した図である。 図21に示したDS1ユニット及びOC3ユニットを詳細に示した拡大図である。 一般的なSTS回線設定格納データベース領域を示した図である。 一般的なVT回線設定格納データベース領域を示した図である。 図20に対応したSTS回線設定格納データベース領域を示した図である。 図21に対応したSTS回線設定格納データベース領域を示した図である。 一般的なSTS回線接続先設定格納データベース領域を示した図である。 一般的なUPSRネットワークの一例を示したブロック図である。 UPSRネットワークにおいてハードウェア部におけるSTSスイッチファブリックに用いられる回線(パス)スイッチを説明するための図である。
符号の説明
NE〜NE4 伝送装置
L1 DS1回線
L2 STS回線
1 入出力部
2 ファームウェア部
3 ハードウェア部
21 コマンド制御アプリケーション部
22 データベース部
23 新規テーブル
31 DS1ユニット
32 STSスイッチファブリック
33 VTスイッチファブリック
34 Ocn(OC3)ユニット
35 新規ユニット
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (9)

  1. 制御コマンドを入力するステップと、
    該制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するステップと、
    該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うステップとを備え、
    該制御コマンドが、新規に接続したい回線を帯域単位且つ所望の種別で設定することを要求していると解析したとき、該回線を該種別で帯域単位に設定するステップを備えたことを特徴とした回線接続変更方法。
  2. 請求項1において、
    該制御コマンドが、新規接続元と新規接続先と設定すべき帯域と新規回線種別とを含んでいることを特徴とした回線接続変更方法。
  3. 請求項1又は2において、
    該回線種別が、STS回線及びVT回線であることを特徴とした回線接続変更方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1つにおいて、
    該制御コマンドが、TL1コマンドであることを特徴とした回線接続変更方法。
  5. 制御コマンドを入出力できる入出力部と、
    該制御コマンドを解析して回線接続設定情報を生成するファームウェア部と、
    該回線接続設定情報に従って回線種別毎に回線接続を行うハードウェア部とを備え、
    該ファームウェア部は、該制御コマンドが、新規に接続したい回線を帯域単位且つ所望の種別で設定することを要求していると解析したとき、該回線を該種別で帯域単位に設定することを特徴とした回線接続変更装置。
  6. 請求項5において、
    該制御コマンドが、新規接続元と新規接続先と設定すべき帯域と新規回線種別とを含んでいることを特徴とした回線接続変更装置。
  7. 請求項5又は6のいずれか1つにおいて、
    該回線種別が、STS回線及びVT回線であることを特徴とした回線接続変更装置。
  8. 請求項5から7のいずれか1つにおいて、
    該ハードウェア部が、DS1ユニットとSTSスイッチファブリックとVTスイッチファブリックとOCnユニットとで構成されていることを特徴とした回線接続変更装置。
  9. 請求項5から8のいずれか1つにおいて、
    該制御コマンドが、各ユニットの該ハードウェア部への格納スロット番号と、各ユニットのネットワーク側のポート番号と、各ユニットの各スイッチファブリック側のチャネル番号とで構成されたTL1コマンドであることを特徴とした回線接続変更装置。
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