JP2009020145A - 二成分系現像剤および補給用現像剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャリアとトナーを少なくとも含有する二成分系現像剤であって、
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1以下(N/m)であることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、
該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が、0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1(N/m)以下であることを特徴とする二成分系現像剤に関する。
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該補給用現像剤は、キャリア1質量部に対して、トナーを2質量部以上50質量部以下で含有しており、
該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、
該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が、0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1(N/m)以下であることを特徴とする補給用現像剤に関する。
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、
該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が、0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1(N/m)以下であることを特徴とする二成分系現像剤を用いることで、環境安定性に優れ、静電荷潜像担持体へのキャリア付着やカブリの発生がなく、ドット再現性に優れ、なおかつ高い耐久性能を有する現像剤を提供可能であることを見出した。
(M12O)w(M2O)x(M32O3)y(Fe2O3)z
(式中、M1は1価の金属原子であり、M2は2価の金属原子であり、M3は3価の金属であり、w+x+y+z=1.0であり、w、x及びyは、それぞれ0≦(w,x,y)≦1.0であり、zは、0.2<z<1.0である。)
トナー表面張力指数=Pα/(A×B×106)でも算出される。
イエロー用着色染料としては、C.I.ソルベントイエロー162がある。
ついで、樹脂組成物の冷却物は、粉砕工程で所望の粒径にまで粉砕される。粉砕工程では、例えば、クラッシャー、ハンマーミル、フェザーミルの如き粉砕機で粗粉砕した後、更に、例えば、川崎重工業社製のクリプトロンシステム、日清エンジニアリング社製のスーパーローター、ターボ工業製のターボ・ミル(RSSローター/SNNBライナー)やエアージェット方式による微粉砕機で微粉砕する。
キャリアを10.0g準備し、るつぼ中に入れる。N2ガス導入口、排気装置ユニットを装着したマッフル炉(FP−310、ヤマト科学製)を用い、N2ガスを導入しながら、900℃で16時間加熱した。その後、キャリアの温度が50℃以下になるまで放置した。
集束イオンビーム加工観察装置(FIB)、FB−2100(日立製作所)を用い加工観察した。試料の作製は、試料台にカーボンペースト水溶液を塗布し、その上に試料を少量載せる。その後、白金蒸着を行い、試料をFIB装置にセットする。試料最大径部にビームを照射・切断し、磁性コア粒子の断面を観察した。測定によりランダムに抽出された20個の断面写真から、画像解析ソフトImage−ProPlusを用いて平均フェレ径を算出した。さらに、上記20個の断面写真から、それぞれ10μm×10μm視野を3視野、計60視野を抽出し、その平均値より算出したものを10μm×10μm当たりの空孔数を算出した。
上記の如くして取り出した多孔質フェライトコア粒子を用い、パウダーテスタPT−R(ホソカワミクロン社製)を用い、固め見掛け密度を測定した。
乾式自動密度計オートピクノメーター(ユアサアイオニクス社製)により測定した。
セル SMセル(10ml)
サンプル量 約2.0g
本発明に用いられるキャリアの比抵抗は、図4に概略される測定装置を用いて測定される。抵抗測定セルEにキャリア17を充填し、充填されたキャリアに接するように下部電極11および上部電極12を配し、これらの電極間に電圧を印加し、そのときに流れる電流を測定することによってキャリアの比抵抗を求める。
印加条件I :(0Vから1000Vに変更:30秒おき200Vずつステップ状に増大)
II:(1000Vで30秒ホールド)
III:(1000Vから0Vに変更:30秒おき200Vずつステップ状に減少)
比抵抗(Ω・cm)=(印加電圧(V)/測定電流(A))×S(cm2)/d(cm)
ワックスの最大吸熱ピークのピーク温度は、示差走査熱量分析(DSC)装置「Q1000」(TA Instruments社製)を用いてASTM D3418−82に準じて測定する。即ち、装置検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。
キャリアの体積分布基準の50%粒径(D50)は、マイクロトラックMT3300EX(日機装社製)にて測定を行った。測定には、乾式測定用のTurbotrac試料供給機を装着して行った。
本発明の補給用現像剤に含まれるキャリアの磁化の強さは、振動磁場型磁気特性装置VSM(Vibrating sample magnetometer)や直流磁化特性記録装置(B−Hトレーサー)などで求めることが可能である。好ましくは、振動磁場型磁気特性装置で測定できる。振動磁場型磁気特性装置の例には、理研電子(株)製の振動磁場型磁気特性自動記録装置BHV−30が含まれる。これを用いて、以下の手順で測定することができる。円筒状のプラスチック容器にキャリアを十分に密に充填し、一方で1000/4π(kA/m)(1000エルステッド)の外部磁場を作り、この状態で容器に充填されたキャリアの磁化モーメントを測定する。さらに、該容器に充填したキャリアの実際の質量を測定して、キャリアの磁化の強さ(Am2/kg)を求める。
トナーの平均円形度は、フロー式粒子像分析装置「FPIA−3000型」(シスメックス社製)によって、校正作業時の測定・解析条件で測定した。
円形度C=2×(π×S)1/2/L
トナーの重量平均粒径(D4)は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コールター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いて、実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行ない、算出した。
(1)Multisizer 3専用のガラス製250ml丸底ビーカーに前記電解水溶液約200mlを入れ、サンプルスタンドにセットし、スターラーロッドの撹拌を反時計回りで24回転/秒にて行なう。そして、解析ソフトの「アパーチャーのフラッシュ」機能により、アパーチャーチューブ内の汚れと気泡を除去しておく。
(2)ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液約30mlを入れ、この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
(3)発振周波数50kHzの発振器2個を位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispension System Tetora150」(日科機バイオス社製)の水槽内に所定量のイオン交換水を入れ、この水槽中に前記コンタミノンNを約2ml添加する。
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。尚、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナーを分散した前記(5)の電解質水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50000個になるまで測定を行なう。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行ない、重量平均粒径(D4)を算出する。尚、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術平均)画面の「平均径」が重量平均粒径(D4)である。
BET比表面積は、比表面積測定装置Tristar3000(島津製作所社製)を用いて行う。
トナー 約5.5gを測定セルに静かに投入し、三協パイオテク社製:タッピングマシンPTM−1型を用いて、タッピングスピード30回/minにて1分間タッピング操作を行う。これを測定装置(三協パイオテク社製:WTMY−232A型ウェットテスタ)内にセットし測定を行う。
溶媒 45質量%メタノール水溶液
測定モード 定流量法 (A2モード)
液体流量 2.4ml/min
セル Y型測定セル
トナー表面張力指数=Pα/(A×B×106)
(多孔質フェライトコア1の製造例)
Li2Oを19.0mol%、CaOを1.5mol%、MnOを0.2mol%、CuOを0.2mol%、Fe2O3とを79.1mol%とを湿式ボールミルで5時間粉砕、混合し、乾燥させた後、850℃で1時間保持し、仮焼成を行なった。これを湿式ボールミルで7時間粉砕し、1μm以下とした。このスラリーに、空孔形成剤としてCaCO3を5質量%、およびバインダー(ポリビニルアルコール)を2.5質量%添加し、次いでスプレードライヤーにより造粒、乾燥し、電気炉にて、1100℃で4時間保持し、本焼成を行なった。その後、解砕し、目開き250μmの篩で篩い分けして粗大粒子を除去し、次いで風力分級(エルボジェット:日鉄鉱業社製)でさらに分級して、多孔質フェライトコア1を得た。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、本焼成温度をそれぞれ1170℃、1050℃に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア2、及び3を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを29.0mol%、CaOを2.1mol%、MnOを0.3mol%、CuOを0.2mol%、Fe2O3とを68.4mol%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア4を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを14.0mol%、MgOを1.61mol%、MnOを0.1mol%、CuOを0.1mol%、Fe2O3とを84.2mol%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア5を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを36.0mol%、CaOを1.9mol%、MnOを0.4mol%、CuOを0.3mol%、Fe2O3とを61.4mol%に、空孔形成剤を10質量%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア6を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを11.0mol%、MgOを2.8mol%、MnOを0.1mol%、CuOを0.1mol%、Fe2O3とを86.0mol%に、空孔形成剤を3質量%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア7を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、本焼成時間を3時間に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア8を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、空孔形成剤の量を20質量%に変更し、本焼成温度を1050℃に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア9を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを3.0mol%、ZnOを24.1mol%、CuOを21.1mol%、Fe2O3とを54.8mol%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア10を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
多孔質フェライトコア1の製造例のうち、Li2Oを43.0mol%、CaOを4.4mol%、CuOを0.2mol%、Fe2O3とを52.4mol%に、空孔形成剤を20質量%に変更したこと以外は、多孔質フェライトコア1と同様にして多孔質フェライトコア11を製造した。得られた多孔質フェライトコアの成分及び物性を表1に示す。
(キャリア1の製造例)
ストレートシリコーン(信越化学社製KR255(固形分換算)) 15.0質量%
シラン系カップリング剤(γ−アミノプロピルエトキシシラン) 0.5質量%
キシレン 84.5質量%
上記成分を混合して、樹脂溶液1とした。この樹脂溶液を用いて70℃に加熱した流動床を用いて撹拌しながら、多孔質フェライトコア1に対して樹脂固形分が5.8質量%となるように樹脂充填および溶媒除去操作を行った。さらに、オーブンを用いて、窒素雰囲気下において230℃で2.5時間の処理を行い、解砕、篩による分級処理を行った。さらに最後にキャリアをナウターミキサーに入れ、100rpmで30分間混合しキャリア1を得た。尚、得られたキャリア1は、多孔質フェライトコアの表面が、空孔に充填された樹脂によって覆われていた。キャリア1の物性を表2に示す。
キャリア1の製造例において、多孔質フェライトコア、及び樹脂充填量を表2に示すように変更した以外は、キャリア1の製造例と同様にしてキャリアを得た。
フッ素−アクリル樹脂(パーフルオロオクチルエチルアクリレート−メチルメタクリレート) 25.0質量%
トルエン 75.0質量%
上記成分を混合して、樹脂溶液2とした。この樹脂溶液を用いて70℃に加熱した流動床を用いて撹拌しながら、多孔質フェライトコア6に対して樹脂固形分が3.4質量%となるように樹脂充填および溶媒除去操作を行った。さらに、オーブンを用いて、窒素雰囲気下において250℃で3.0時間の処理を行い、解砕、篩による分級処理を行った。さらに最後にキャリアをナウターミキサーに入れ、100rpmで30分間混合しキャリア9を得た。尚、得られたキャリア9は、多孔質フェライトコアの表面が、空港に充填された樹脂によって覆われていた。キャリア9の物性を表2に示す。
ビニル系重合体ユニットの材料として、スチレン2.0mol、2−エチルヘキシルアクリレート0.21mol、フマル酸0.14mol、α−メチルスチレンの2量体0.03mol及びジクミルパーオキサイド0.05molを滴下ロートに入れた。ポリエステルユニットの材料として、ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン7.0mol、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン3.0mol、テレフタル酸3.0mol、無水トリメリット酸1.9mol、フマル酸5.0mol及び酸化ジブチル錫0.2gをガラス製4リットルの四つ口フラスコに入れた。この四つ口フラスコに温度計、撹拌棒、コンデンサー及び窒素導入管を取り付け、前記四つ口フラスコをマントルヒーター内においた。
・精製ノルマルパラフィン(DSC最大吸熱ピーク 67℃) 5質量部
・3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸アルミニウム化合物 0.5質量部
・C.I.ピグメントブルー15:3 5質量部
上記材料をヘンシェルミキサー(FM−75型、三井三池化工機(株)製)でよく混合した後、温度130℃に設定した二軸混練機(PCM−30型、池貝鉄工(株)製)にて混練した。得られた混練物を冷却し、ハンマーミルにて1mm以下に粗粉砕し、粗砕物を得た。得られた粗砕物を、高圧気体を用いた衝突式気流粉砕機を用いて微粉砕した。得られた微粉砕物は、重量平均粒径(D4)が4.9μmであり、平均円形度は0.915であった。
下記材料
・スチレン 87質量部
・nブチルアクリレート 13質量部
・アクリル酸 3質量部
・ドデカンチオール 6質量部
・四臭化炭素 1質量部
を混合して溶解して有機溶液を得た。
・スチレン 78質量部
・nブチルアクリレート 20質量部
・アクリル酸 2質量部
を混合して有機溶液を得た。
・パラフィンワックス(融点92℃) 50質量部
・アニオン性界面活性剤 5質量部
(第一工業製薬(株)製:ネオゲンSC)
・イオン交換水 200質量部
を混合して97℃に加熱して、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて分散処理した後、さらに圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理して離型剤粒子分散液を調製した。分散液の離型剤粒子の個数平均粒径は0.42μmであった。
・C.I.ピグメンブルー15:3 12質量部
・アニオン性界面活性剤 2質量部
(第一工業製薬(株)製:ネオゲンSC)
・イオン交換水 78質量部
を、サンドグラインダーミルを用いて分散処理することにより、着色剤分散液を調製した。
・上記樹脂粒子分散液1 150質量部
・上記樹脂粒子分散液2 210質量部
・上記着色剤分散液 40質量部
・上記離型剤分散液 70質量部
を撹拌装置、冷却管、温度計を装着した反応容器に投入して撹拌した。この混合液を1N−水酸化カリウムを用いてpH=5.0に調整した。
イオン交換水710質量部に、0.12M−Na3PO4水溶液450質量部を投入し、60℃に加温して得られた水溶液を、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて15,000rpmにて撹拌した。これに1.2M−CaCl2水溶液68質量部を徐々に添加し、Ca3(PO4)2を含む水系媒体を得た。
・スチレン 162質量部
・n−ブチルアクリレート 38質量部
・エステルワックス(最大吸熱ピーク温度72℃) 20質量部
・3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸アルミニウム化合物 1質量部
・飽和ポリエステル(テレフタル酸−プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA;酸価 15,ピーク分子量6000) 10質量部
・C.I.ピグメントブルー15:3 12質量部
を60℃に加温し、TK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて11,000rpmにて均一に溶解及び分散させた。これに、重合開始剤2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)10質量部を溶解させ、重合性単量体組成物を調製した。
ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン560質量部、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン250質量部、テレフタル酸300質量部、および酸化ジブチル錫2質量部を、ガラス製4リットルの四つ口フラスコに入れた。この四つ口フラスコに温度計、撹拌棒、コンデンサー及び窒素導入管を取り付け、マントルヒーター内においた。窒素雰囲気下で、230℃で7時間反応させた。その後、160℃まで冷却し、無水フタル酸30質量部を加えて2時間反応させた。
・エステルワックス(最大吸熱ピーク温度72℃) 6質量部
・3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸アルミニウム化合物 1質量部
・C.I.ピグメントブルー15:3 6質量部
上記材料を酢酸エチル100質量部に加え、60℃に加温してTK式ホモミキサー(特殊機化工業製)を用いて11,000rpmにて均一に溶解及び分散した。
トナー1の製造例において、精製ノルマルパラフィン(DSC最大吸熱ピーク 67℃)をノルマルパラフィン(DSC最大吸熱ピーク 51℃)、表面処理時間を70秒間から140秒間に変更した以外は、トナー1の製造例と同様にし、トナー5を得た。
トナー1の製造例において、精製ノルマルパラフィン(DSC最大吸熱ピーク 67℃)をポリエチレン(DSC最大吸熱ピーク 112℃)、分散ローター32の回転数を5800rpmから2000rpmに変更した以外は、トナー1の製造例と同様にし、トナー6を得た。
上記で得られたキャリア1(90質量%)と、トナー1(10質量%)をV型混合機にて、38rpmで3分間で混合し、現像剤1とした。
以下の評価方法に基づいて評価し、その結果を表4に示す。
1)トナーの帯電環境差
(トナーの摩擦帯電量の測定方法)
摩擦帯電量を測定する装置の概略図を図5に示す。底に635メッシュのスクリーン53のある金属製の測定容器52に、複写機の現像剤担持体上から採取した二成分系現像剤を約0.5乃至1.5g入れ金属製のフタ54をする。この時の測定容器52全体の質量を秤りW1(g)とする。次に吸引機51(測定容器52と接する部分は少なくとも絶縁体)において、吸引口57から吸引し風量調節弁56を調整して真空計55の圧力を250mmAqとする。この状態で充分、好ましくは2分間吸引を行いトナーを吸引除去する。この時の電位計59の電位をV(ボルト)とする。ここで58はコンデンサーであり容量をC(mF)とする。また、吸引後の測定容器全体の重量を秤りW2(g)とする。この試料の摩擦帯電量(mC/kg)は下式の如く算出した。
試料の摩擦帯電量(mC/kg)=C×V/(W1−W2)
N/N環境下における初期帯電量とH/H環境との初期帯電量の差を測定した。
A:帯電量差が5.0以下 (非常に良好)
B:帯電量差が5.0以上15.0未満 (良好)
C:帯電量差が15.0以上25.0未満(実用可能なレベル)
D:帯電量差が25.0以上(実用困難なレベル)
L/L及びH/H環境下での通紙試験において、耐久前後でのカブリを測定した。画出し前の紙上の平均反射率Dr(%)を各色の補色のフィルターを搭載したリフレクトメーター(東京電色株式会社製の「REFLECTOMETER MODEL TC−6DS」)によって測定した。一方、紙上にベタ白画像を画出しし、次いでベタ白画像の反射率Ds(%)を測定した。カブリ(%)は下記式から算出した。
カブリ(%)=Dr(%)−Ds(%)
A:0.5%未満 (非常に良好)
B:0.5%以上1.0%未満 (良好)
C:1.0%以上2.0%未満 (実用可能なレベル)
D:2.0%以上 (実用困難なレベル)
N/N環境下において静電荷潜像担持体上のトナー現像量が0.3mg/cm2になるよう現像コントラストを調整し、A4全面ベタハーフトーン画像を紙上に5枚連続出力した。この時のキャリア粒径程度に白く抜ける個数をカウントし、A4用紙1枚あたりに平均したもので表した。
A:全くなし (非常に良好)
B:0.8個未満 (良好)
C:0.8個以上1.8個未満 (実用可能なレベル)
D:1.8個以上 (実用困難なレベル)
耐久試験前に、静電荷潜像担持体上のトナー現像量が0.6mg/cm2になるよう現像コントラストを調整した。L/L環境、H/H環境それぞれにおいてベタ画像濃度を測定し、耐久前後の差を評価した。
A:0.00以上0.05未満(非常に良好)
B:0.05以上0.10未満 (良好)
C:0.10以上0.20未満 (実用可能なレベル)
D:0.20以上 (実用困難なレベル)
N/N環境にて、静電荷潜像担持体上のトナー現像量が0.3mg/cm2になるよう現像コントラストを調整し、A4全面ベタハーフトーン画像を紙上にて出力した。この時の反射濃度計RD918(マクベス社製)で測定される画像濃度が1.5である直径20mmの円を5ヶ所設けたオリジナル原稿を複写し、画像部の中心の画像濃度を反射濃度計RD918で測定し、5ヶ所の平均値とした。
A:0.04未満 (非常に良好)
B:0.04以上0.08未満 (良好)
C:0.08以上0.12未満 (実用可能なレベル)
D:0.12以上(実用困難なレベル)
1画素を1ドットで形成するドット画像を作成した。
ドット再現性指数(I)=σ/S×100
A:Iが4.0未満 (非常に良好)
B:Iが4.0以上6.0未満 (良好)
C:Iが6.0以上8.0未満 (実用可能なレベル)
D:Iが8.0以上 (実用困難なレベル)
表4に示したように、キャリアとトナーの組み合わせを代えたこと以外は、実施例1と同様にして画だし評価を行った。評価結果を表4に示す。
12 上部電極
13 絶縁物
14 電流計
15 電圧計
16 定電圧装置
17 磁性キャリア
18 ガイドリング
E 抵抗測定セル
L 試料厚み
30 本体ケーシング
31 冷却ジャケット
32 分散ローター
33 角型ディスク
34 ライナー
35 分級ローター
36 ガイドリング
37 原料投入口
38 原料供給弁
39 原料供給口
40 製品排出口
41 製品排出弁
42 製品抜取口
43 天板
44 微粉排出部
45 微粉排出口
46 冷風導入口
47 第一の空間
48 第二の空間
49 表面改質ゾーン
50 分級ゾーン
51 吸引機
52 測定容器
53 635メッシュスクリーン
54 金属製ふた
55 真空計
56 風量調節弁
57 吸引口
58 コンデンサー
59 電位計
Claims (8)
- キャリアとトナーを少なくとも含有する二成分系現像剤であって、
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、
該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が、0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1(N/m)以下であることを特徴とする二成分系現像剤。 - 該多孔質フェライトコア粒子の全空孔のうち、80個数%以上が樹脂を含有している樹脂含有フェライト粒子を含有することを特徴とする請求項1に記載の二成分系現像剤。
- 該多孔質フェライトコア粒子のBET比表面積が、0.10以上1.00(m2/g)以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の二成分系現像剤。
- 該多孔質フェライトコア粒子の固め見掛け密度をρ1(g/cm3)、真密度をρ2(g/cm3)とした時に、ρ1が0.80以上2.40以下、ρ1/ρ2が0.20以上0.50以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二成分系現像剤。
- キャリアとトナーを少なくとも含有する補給用現像剤を現像器に補給し、且つ、少なくとも現像器内部で過剰になった該キャリアを現像器から排出する二成分現像方法に使用する補給用現像剤であって、
該キャリアは、多孔質フェライトコア粒子の空孔に樹脂を含有した樹脂含有フェライト粒子を含有するキャリアであり、
該補給用現像剤は、キャリア1質量部に対して、トナーを2質量部以上50質量部以下で含有しており、該多孔質フェライトコア粒子が、含有する金属酸化物の総mol数に対して、Li2Oを10以上40(mol%)以下を有し、
該多孔質フェライトコア粒子の断面における該空孔の平均フェレ径が、0.5μm以上5.0μm以下であり、且つ、10μm×10μm当たりに10以上の該空孔を有し、
該トナーの毛細管吸引時間法により計測された45体積%メタノール水溶液でのトナー表面張力指数が、3.0×10-3以上1.0×10-1(N/m)以下であることを特徴とする補給用現像剤。 - 該多孔質フェライトコア粒子の全空孔のうち、80個数%以上が樹脂を含有している樹脂含有フェライト粒子を含有することを特徴とする請求項5に記載の補給用現像剤。
- 該多孔質フェライトコア粒子のBET比表面積が、0.10以上1.00(m2/g)以下であることを特徴とする請求項5又は6に記載の補給用現像剤。
- 該多孔質フェライトコア粒子の固め見掛け密度をρ1(g/cm3)、真密度をρ2(g/cm3)とした時に、ρ1が0.80以上2.40以下、ρ1/ρ2が0.20以上0.50以下であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の補給用現像剤。
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