JP2009019722A - 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 - Google Patents

回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シールの嵌合部の気密性を向上させると共に、シールの密封性を高めて信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】シール9が環状のシール板20とスリンガ21を備え、シール板20が、センサホルダ19がインサート成形された芯金22とシール部材23からなり、スリンガ21が、内輪2の外径に装着された円筒部21aと立板部21bを有し、円筒部21aにパルサリング24が圧入固定され、その外径部25cに磁気エンコーダ26が設けられ、回転速度センサ27と所定の径方向すきまを介して対峙されると共に、シール部材23のサイドリップ23aがパルサリング24に、ラジアルリップ23b、23cがスリンガ21の円筒部21aに摺接され、パルサリング24の内径部25aに接着剤28が塗布され、この接着剤28を介してスリンガ21に嵌合固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車輪の回転速度を検出する回転速度センサを内蔵した回転速度検出装置付き車輪用軸受装置に関するものである。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承すると共に、アンチロックブレーキシステム(ABS)を制御するために車輪の回転速度を検出する装置が軸受に内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が一般的に知られている。従来、このような車輪用軸受装置は、転動体を介して転接する内方部材および外方部材の間にシール装置が設けられ、円周方向に磁極を交互に並べてなる磁気エンコーダを前記シール装置に一体化させると共に、磁気エンコーダと、この磁気エンコーダに対面配置され、車輪の回転に伴う磁気エンコーダの磁極変化を検出する回転速度センサとで回転速度検出装置が構成されている。
前記回転速度センサは、懸架装置を構成するナックルに車輪用軸受装置が装着された後、当該ナックルに装着されているものが一般的である。しかし、この回転速度センサと磁気エンコーダとのエアギャップ調整作業の煩雑さを解消すると共に、よりコンパクト化を狙って最近では、回転速度センサをも軸受に内蔵した回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が提案されている。
このような回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の一例として図5に示すような構造が知られている。この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置50は、外方部材51と、この外方部材51に複列のボール52を介して内挿された内方部材53と、外方部材51と内方部材53との間に形成された環状空間の開口部に装着された回転速度検出装置54とを備えている。
外方部材51は、外周に懸架装置を構成するナックル(図示せず)に取り付けられるための車体取付フランジ51bを一体に有し、内周に複列の外側転走面51a、51aが一体に形成されている。一方、内方部材53は、ハブ輪55と、このハブ輪55に固定された内輪56とからなる。ハブ輪55は、一端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ57を一体に有し、外周に前記複列の外側転走面51a、51aの一方に対向する内側転走面55aと、この内側転走面55aから軸方向に延びる円筒状の小径段部55bが形成され、内周にトルク伝達用のセレーション55cが形成されている。内輪56は、外周に前記複列の外側転走面51a、51aの他方に対向する内側転走面56aが形成され、ハブ輪55の小径段部55bに所定のシメシロを介して圧入されている。
外方部材51の複列の外側転走面51a、51aと、これらに対向するハブ輪55の内側転走面55aおよび内輪56の内側転走面56a間には複列のボール52、52が収容され、保持器58、58によって転動自在に保持されている。また、外方部材51と内方部材53との間に形成される環状空間の開口部にはシール59、60が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
回転速度検出装置54は、磁気センサ61が包埋されたセンサホルダ62と、シール60とからなる。センサホルダ62は、図6に示すように、合成樹脂から射出成形により成形され、シール60を構成する芯金65に一体にインサート成形されている。シール60は、第1のシールリング63と第2のシールリング64とが組み合わされた、所謂パックシールで構成されている。第1のシールリング63は外方部材51に装着され、断面が略L字状に形成された芯金65と、この芯金65に被着され、サイドリップ66aと一対のラジアルリップ66b、66cとを有するシール部材66とからなる。
第2のシールリング64は、内輪56に装着され、断面が略L字状に形成されたスリンガ67と、このスリンガ67に外嵌され、断面が略コの字状に形成されたパルサリング68とからなる。スリンガ67は、内輪56の外径に圧入される円筒部67aと、この円筒部67aから径方向外方に延びる立板部67bとを有し、パルサリング68はスリンガ67の円筒部67aに圧入されている。
パルサリング68は、スリンガ67の円筒部67aに圧入される円筒状の内径部68aと、この内径部68aから径方向外方に延びる立板部68b、およびこの立板部68bから軸方向に延びる外径部68cを有している。そして、この外径部68cに多極磁石ロータ69が被着されている。この多極磁石ロータ69は、磁性粉を含有したゴムまたは樹脂を加硫接着して周方向交互にN極、S極を配置するように径方向から着磁されている。また、シール部材66のサイドリップ66aはパルサリング68の立板部68bに摺接されると共に、一対のラジアルリップ66b、66cはスリンガ67の円筒部67aに摺接されている。ここで、センサホルダ62の円周所定位置には、磁気センサ61と車体の電子回路に接続されたハーネス(図示せず)とを結線する雄型のコネクタ70が径方向外方に突出した状態で一体に形成されている(図4参照)。
このように、第1のシールリング63を構成する芯金65が外方部材51の端部内周に圧入固定されているので、外方部材51と第1のシールリング63との間から軸受内部に水分が浸入するのが防止できると共に、パルサリング68の立板部68bにシール部材66のサイドリップ66aが摺接されているので、第1のシールリング63と第2のシールリング64との間から軸受内部に水分が浸入するのが防止できる。しかも、磁気センサ61と多極磁石ロータ69との間に金属部分が存在しないように形成されているので、芯金65が磁気センサ61の検知精度に悪影響を与えることも防止できる。
特開2005−133772号公報
こうした従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置50では、パルサリング68の立板部68bにシール部材66のサイドリップ66aが摺接され、第1のシールリング63と第2のシールリング64との間から軸受内部に水分が浸入するのが防止できる。然しながら、第2のシールリング64を構成するスリンガ67とパルサリング68において、パルサリング68の内径部68aがスリンガ67の円筒部67aに圧入されているため、車両が泥水や塩水が跳ねかけられる過酷な環境で使用された時、この嵌合面の形状崩れや寸法精度が悪いと、図中矢印にて示すように、この嵌合部を通して泥水や塩水等が浸入し、ラジアルリップ66b、66cを介して軸受内部に浸入する恐れがある。
また、これらのスリンガ67やパルサリング68の嵌合面は可能な限り形状・寸法が規制されているが、製造工程において、部品単体の状態で、搬送中に部品同士がぶつかったり擦れたりして微小な傷が発生した場合は嵌合部の気密性が損なわれ、組立工程においてそれを保証することは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、シールの嵌合部の気密性を向上させると共に、シールの密封性を高めて信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、外周に懸架装置に取り付けるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、合成樹脂を射出成形によって形成されて回転速度センサが包埋されたセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼鈑からプレス加工によって形成された芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪側に装着され、円周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する被検出部を有するパルサリングを備え、この被検出部と前記回転速度センサが所定のエアギャップを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記パルサリングが円筒状の嵌合面を有し、この嵌合面と、当該パルサリングが嵌合される回転側部材との間に弾性部材からなるシール手段が設けられている。
このように、外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、外方部材のインナー側の端部に装着され、合成樹脂を射出成形によって形成されて回転速度センサが包埋されたセンサホルダとを備え、インナー側のシールが、外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼鈑からプレス加工によって形成された芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して内輪側に装着され、円周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する被検出部を有するパルサリングを備え、この被検出部と回転速度センサが所定のエアギャップを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、パルサリングが円筒状の嵌合面を有し、この嵌合面と、当該パルサリングが嵌合される回転側部材との間に弾性部材からなるシール手段が設けられているので、嵌合面の寸法精度を厳しく規制することなく、嵌合部の気密性を高めてシールの密封性を確保することができ、信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記パルサリングの嵌合面に接着剤が塗布され、この接着剤を介して当該パルサリングが前記回転側部材に嵌合固定されていれば、パルサリング単体の状態で、組立あるいは搬送中に他の部品と干渉しても嵌合部に打ち傷が付くことがなく、また、嵌合部の寸法精度を厳しく規制することなく、嵌合部の気密性を高めてシールの密封性を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記パルサリングと回転側部材との嵌合部に液体パッキンが介装されていても良いし、また、請求項4に記載の発明のように、前記パルサリングの嵌合部にゴムパッキンが加硫接着によって一体に接合されていても良い。
また、請求項5に記載の発明のように、前記インナー側のシールが、前記シール板に対向配置され、断面略L字状に形成されたスリンガを備え、前記シール板の芯金が、前記センサホルダがインサート成形され、その露出した部分が前記外方部材の端部に内嵌された円筒部、およびこの円筒部から径方向外方に延び、前記シール部材が接合された内径部を有すると共に、前記スリンガが、前記内輪の外径に圧入された円筒部、およびこの円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、前記パルサリングが前記スリンガの円筒部に外嵌されていれば、パルサリングがダスト等により汚れるのを防止することができると共に、シール部材によって転動体および各転走面から隔離されているので、転動体の回転によって生じる金属摩耗粉等が被検出部に付着するのを防止することができ、検出精度の低下を回避することができる。
好ましくは、請求項6に記載の発明のように、前記パルサリングが、前記スリンガの円筒部に圧入される円筒状の内径部と、この内径部から径方向外方に延びる立板部、およびこの立板部から軸方向に延びる外径部を有し、鋼鈑からプレス加工によって断面が略コの字状に形成され、当該パルサリングの外径部に前記被検出部が設けられて前記回転速度センサと所定の径方向すきまを介して対峙されると共に、前記シール部材がサイドリップとラジアルリップを一体に有し、このサイドリップが前記パルサリングの立板部に摺接され、前記ラジアルリップが前記スリンガの円筒部に摺接されていれば、パルサリングがサイドリップとラジアルリップによって転動体および各転走面から隔離され、転動体の回転によって生じる金属摩耗粉等が被検出部に付着するのを確実に防止することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記パルサリングが強磁性体の鋼板から形成されると共に、前記被検出部が加硫接着によって前記パルサリングに一体に接合され、エラストマに磁性体粉が混入されて周方向に交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダからなっていれば、出力信号が強くなり安定した検出精度を確保することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記シール板の芯金が非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、正確な検出精度を確保することができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記センサホルダが非磁性の合成樹脂で形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、また、耐食性に優れ、長期間に亘って強度・耐久性を向上させることができる。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、外周に懸架装置に取り付けるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、合成樹脂を射出成形によって形成されて回転速度センサが包埋されたセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼鈑からプレス加工によって形成された芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪側に装着され、円周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する被検出部を有するパルサリングを備え、この被検出部と前記回転速度センサが所定のエアギャップを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記パルサリングが円筒状の嵌合面を有し、この嵌合面と、当該パルサリングが嵌合される回転側部材との間に弾性部材からなるシール手段が設けられているので、嵌合面の寸法精度を厳しく規制することなく、嵌合部の気密性を高めてシールの密封性を確保することができ、信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
外周に懸架装置に取り付けるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面の一方に対向する内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面の他方に対向する内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、合成樹脂を射出成形によって形成されて回転速度センサが包埋されたセンサホルダとを備え、前記シールのうちインナー側のシールが、前記センサホルダがインサート成形され、その露出した外径部が前記外方部材のインナー側の端部に内嵌された芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向して前記内輪の外径に圧入され、断面略L字状に形成されたスリンガと、このスリンガの円筒部に外嵌固定され、鋼鈑からプレス加工によって断面略コの字状に形成されたパルサリングとを備えると共に、このパルサリングの外径部に、エラストマに磁性体粉が混入されて周方向に交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、この磁気エンコーダと前記回転速度センサが所定の径方向すきまを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記パルサリングの嵌合面に接着剤が塗布され、この接着剤を介して前記スリンガに嵌合固定されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の要部拡大図、図3は、本発明に係るパルサリング単体を示す斜視図、図4は、図3の変形例で、パルサリングとスリンガとの嵌合部を示す要部拡大図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図面左側)、中央寄り側をインナー側(図面右側)という。
この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は駆動輪用の第3世代構造と呼称され、ハブ輪1と内輪2からなる内方部材3と、この内方部材3に複列の転動体(ボール)4、4を介して外挿された外方部材5とを備え、等速自在継手10が連結されている。
内方部材3は、ハブ輪1と、このハブ輪1に固定された内輪2とからなる。ハブ輪1は、アウター側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ6を一体に有し、外周にアウター側(一方)の内側転走面1aと、この内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、内周にトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)1cが形成されている。なお、車輪取付フランジ6の円周等配位置には車輪を締結するためのハブボルト6aが植設されている。
ハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、後述するアウター側のシール8が摺接する車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bから小径段部1bに亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。なお、後述する加締部1dは未焼入れで鍛造後の表面硬さのままとされている。
内輪2は、外周にインナー側(他方)の内側転走面2aが形成され、ハブ輪1の小径段部1bに所定のシメシロを介して圧入されている。そして、この小径段部1bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部1dによってハブ輪1に対して軸方向に固定されている。なお、内輪2および転動体4はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
外方部材5はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、外周に懸架装置を構成するナックル(図示せず)に取り付けられるための車体取付フランジ5bを一体に有し、内周に前記内方部材3の複列の内側転走面1a、2aに対向する複列の外側転走面5a、5aが一体に形成されている。そして、これら複列の外側転走面5a、5aが高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
外方部材5の複列の外側転走面5a、5aと、これらに対向するハブ輪1の内側転走面1aおよび内輪2の内側転走面2a間には複列の転動体4、4が収容され、保持器7、7によって転動自在に保持されている。そして、内輪2の小径側(正面側)の端面がハブ輪1の肩部に突合せ状態で衝合し、所謂背面合せタイプの複列アンギュラ玉軸受を構成している。また、外方部材5と内方部材3との間に形成される環状空間の開口部にはシール8、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
等速自在継手10は、外側継手部材11と継手内輪12とケージ13およびトルク伝達ボール14とを備えている。外側継手部材11は、カップ状のマウス部15と、このマウス部15の底部をなす肩部16と、この肩部16から軸方向に延びる軸部17とを一体に有している。軸部17の外周にはハブ輪1のセレーション1cに係合するセレーション(またはスプライン)17aと、このセレーション17aの端部に雄ねじ17bが形成されている。そして、ハブ輪1に外側継手部材11の軸部17がセレーション1c、17aを介して加締部1dの端面と肩部16が衝合するまで内嵌され、雄ねじ17bに締結された固定ナット18によってハブ輪1と外側継手部材11がトルク伝達可能に、かつ着脱自在にユニット化されている。
ここで、本実施形態では、センサホルダ19が外方部材5のインナー側の端部に装着されている。インナー側のシール9はこのセンサホルダ19と内輪2との間に形成される環状空間の開口部に装着されている。シール9は、図2に拡大して示すように、断面略L字状に形成された環状のシール板20とスリンガ21を備え、互いに対向して配置されている。シール板20は、センサホルダ19がインサート成形され、その露出した部分が外方部材5の端部に内嵌された芯金22と、この芯金22に加硫接着等で一体に接合されたシール部材23とからなる。そして、スリンガ21にはパルサリング24が外嵌されている。
芯金22は、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工にて形成され、センサホルダ19がインサート成形される円筒部22aと、この円筒部22aから径方向内方に延びる内径部22bとを有している。そして、円筒部22aの一部露出した部分が外方部材5の端部に内嵌されている。これにより、強固な抜け耐力を有して嵌合部の気密性を高めることができる。なお、芯金22は、後述する回転速度センサ27の感知性能に悪影響を及ぼさないように、非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑で形成されるのが好ましい。
また、シール部材23は、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)等の合成ゴムからなり、芯金22の内径部22bに加硫接着で一体に接合されている。このシール部材23は、サイドリップ23aと一対のラジアルリップ23b、23cを一体に有している。
スリンガ21は、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)、あるいは、防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工にて形成され、内輪2の外径に圧入される円筒部21aと、この円筒部21aから径方向外方に延びる立板部21bとを有している。
パルサリング24は、スリンガ21に圧入される芯金25と、この芯金25の外径部25cに加硫接着により一体に接合された磁気エンコーダ26とからなる。芯金25は、強磁性体の鋼鈑、例えば、フェライト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)あるいは防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からなり、プレス加工によって断面が略コの字状に形成され、スリンガ21の円筒部21aに圧入される円筒状の内径部25aと、この内径部25aから径方向外方に延びる立板部25b、およびこの立板部25bから軸方向に延びる外径部25cを有している。そして、シール部材23のサイドリップ23aが芯金25の立板部25bに摺接されると共に、一対のラジアルリップ23b、23cがスリンガ21の円筒部21aに摺接されている。
磁気エンコーダ26は、ゴム等のエラストマにフェライト等の磁性体粉が混入されたゴム磁石からなり、周方向に交互に磁極N、Sが着磁され、車輪の回転速度検出用のロータリエンコーダを構成している。これにより、強磁性体の芯金25と相俟って出力信号が強くなり安定した検出精度を確保することができる。
こうしたシール9を構成することにより、パルサリング24がダスト等により汚れるのを防止することができると共に、このパルサリング24とスリンガ21に摺接するシール板20のサイドリップ23aおよびラジアルリップ23b、23cによって転動体4および各転走面から隔離されているので、転動体4の回転によって生じる金属摩耗粉等が磁気エンコーダ26に付着するのを防止することができ、検出精度の低下を回避することができる。
また、センサホルダ19はポリフェニレンサルファイド(PPS)等の非磁性の樹脂材で形成され、磁気エンコーダ26に所定の径方向すきま(エアギャップ)を介して対峙する回転速度センサ27が包埋されている。この回転速度センサ27は、ホール素子、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁束の流れ方向に応じて特性を変化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力波形を整える波形成形回路が組み込まれたICとからなる。これにより、低コストで信頼性の高い回転速度検出ができる。なお、センサホルダ19は前述した材質以外にPA(ポリアミド)66、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の射出成形可能な合成樹脂を例示することができる。
なお、本実施形態では、回転速度検出装置として、磁気エンコーダ26と、ホール素子等の磁気検出素子からなる回転速度センサ27とからなるアクティブタイプの回転速度検出装置を例示したが、本発明に係る回転速度検出装置はこれに限らず、例えば、歯車と、磁石と巻回された環状のコイル等からなるパッシブタイプであっても良い。
ここで、図3に示すように、スリンガ21に嵌合されるパルサリング24における芯金25の内径部25aに接着剤28が塗布され、スリンガ21との嵌合部から泥水や塩水等が浸入するのを防止している。これにより、パルサリング24あるいは芯金25単体の状態で、組立あるいは搬送中に他の部品と干渉しても嵌合部となる内径部25aに打ち傷が付くことがなく、また、芯金24やスリンガ21の寸法精度を厳しく規制することなく、こうした嵌合部のシール手段により、スリンガ21との嵌合部の気密性を高めてシール9の密封性を確保することができ、信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
接着剤28としては、エポキシ樹脂系をはじめフェノール樹脂系、あるいは、ポリウレタン系やポリエチレン系等を例示することができる。なお、ここでは、パルサリング24における芯金25の内径部25aに接着剤28を塗布したが、これに限らず、芯金25の全表面に接着剤28を塗布しても良い。これにより、芯金25を接着剤28の中に浸漬させて塗布することができ量産性が高まると共に、磁気エンコーダ26を加硫接着する際の接着剤の塗布作業が不要となり、工数削減によって低コスト化を図ることができる。
また、パルサリング24とスリンガ21との嵌合部のシール手段は、これ以外にも、例えば、図4(a)に示すような液体パッキン29でも良い。この液体パッキン29は、パルサリング24における芯金25の内径部25aあるいはスリンガ21の円筒部21aのどちらか一方の嵌合面に塗布され、嵌合部の気密性を高めてシール9の密封性を向上させることができる。
また、(b)に示すように、パルサリング24における芯金25の内径部25aと立板部25bとの角部にNBR等の合成ゴムからなるゴムパッキン30を加硫接着によって一体に接合しても良い。これにより、外部から嵌合部に泥水等が浸入してもこのゴムパッキン30で遮断することができ、シール9の密封性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、パルサリングがシール構成部品等の回転側部材に嵌合されてユニット化された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置に適用することができる。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の一実施形態を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 発明に係るパルサリング単体を示す斜視図である。 図3の変形例で、パルサリングとスリンガとの嵌合部を示す要部拡大図である。 従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 図5の要部拡大図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、2a・・・・・・・・・・・・内側転走面
1b・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
1c、17a・・・・・・・・・・・セレーション
1d・・・・・・・・・・・・・・・加締部
2・・・・・・・・・・・・・・・・内輪
3・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
4・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
5・・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
5a・・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
5b・・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
6・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
6a・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6b・・・・・・・・・・・・・・・基部
7・・・・・・・・・・・・・・・・保持器
8・・・・・・・・・・・・・・・・アウター側のシール
9・・・・・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
10・・・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
11・・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
12・・・・・・・・・・・・・・・継手内輪
13・・・・・・・・・・・・・・・ケージ
14・・・・・・・・・・・・・・・トルク伝達ボール
15・・・・・・・・・・・・・・・マウス部
16・・・・・・・・・・・・・・・肩部
17・・・・・・・・・・・・・・・軸部
17b・・・・・・・・・・・・・・雄ねじ
18・・・・・・・・・・・・・・・固定ナット
19・・・・・・・・・・・・・・・センサホルダ
20・・・・・・・・・・・・・・・シール板
21・・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
21a、22a・・・・・・・・・・円筒部
21b、25b・・・・・・・・・・立板部
22、25・・・・・・・・・・・・芯金
22b、25a・・・・・・・・・・内径部
23・・・・・・・・・・・・・・・シール部材
23a・・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
23b、23c・・・・・・・・・・ラジアルリップ
24・・・・・・・・・・・・・・・パルサリング
25c・・・・・・・・・・・・・・外径部
26・・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
27・・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサ
28・・・・・・・・・・・・・・・接着剤
29・・・・・・・・・・・・・・・液体パッキン
30・・・・・・・・・・・・・・・ゴムパッキン
50・・・・・・・・・・・・・・・回転速度検出装置付き車輪用軸受装置
51・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
51a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
51b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
52・・・・・・・・・・・・・・・ボール
53・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
54・・・・・・・・・・・・・・・回転速度検出装置
55・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
55a、56a・・・・・・・・・・内側転走面
55b・・・・・・・・・・・・・・小径段部
55c・・・・・・・・・・・・・・セレーション
56・・・・・・・・・・・・・・・内輪
57・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
58・・・・・・・・・・・・・・・保持器
59・・・・・・・・・・・・・・・アウター側のシール
60・・・・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
61・・・・・・・・・・・・・・・磁気センサ
62・・・・・・・・・・・・・・・センサホルダ
63・・・・・・・・・・・・・・・第1のシールリング
64・・・・・・・・・・・・・・・第2のシールリング
65・・・・・・・・・・・・・・・芯金
66・・・・・・・・・・・・・・・シール部材
66a・・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
66b、66c・・・・・・・・・・ラジアルリップ
67・・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
67a・・・・・・・・・・・・・・円筒部
67b、68b・・・・・・・・・・立板部
68・・・・・・・・・・・・・・・パルサリング
68a・・・・・・・・・・・・・・内径部
68c・・・・・・・・・・・・・・外径部
69・・・・・・・・・・・・・・・多極磁石ロータ
70・・・・・・・・・・・・・・・コネクタ

Claims (9)

  1. 外周に懸架装置に取り付けるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールと、
    前記外方部材のインナー側の端部に装着され、合成樹脂を射出成形によって形成されて回転速度センサが包埋されたセンサホルダとを備え、
    前記シールのうちインナー側のシールが、前記外方部材のインナー側の端部に内嵌され、鋼鈑からプレス加工によって形成された芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材からなる環状のシール板と、
    このシール板に対向して前記内輪側に装着され、円周方向に関する特性が交互にかつ等間隔に変化する被検出部を有するパルサリングを備え、
    この被検出部と前記回転速度センサが所定のエアギャップを介して対峙された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、
    前記パルサリングが円筒状の嵌合面を有し、この嵌合面と、当該パルサリングが嵌合される回転側部材との間に弾性部材からなるシール手段が設けられていることを特徴とする回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  2. 前記パルサリングの嵌合面に接着剤が塗布され、この接着剤を介して当該パルサリングが前記回転側部材に嵌合固定されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  3. 前記パルサリングと回転側部材との嵌合部に液体パッキンが介装されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  4. 前記パルサリングの嵌合部にゴムパッキンが加硫接着によって一体に接合されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  5. 前記インナー側のシールが、前記シール板に対向配置され、断面略L字状に形成されたスリンガを備え、前記シール板の芯金が、前記センサホルダがインサート成形され、その露出した部分が前記外方部材の端部に内嵌された円筒部、およびこの円筒部から径方向外方に延び、前記シール部材が接合された内径部を有すると共に、前記スリンガが、前記内輪の外径に圧入された円筒部、およびこの円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、前記パルサリングが前記スリンガの円筒部に外嵌されている請求項1乃至4いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  6. 前記パルサリングが、前記スリンガの円筒部に圧入される円筒状の内径部と、この内径部から径方向外方に延びる立板部、およびこの立板部から軸方向に延びる外径部を有し、鋼鈑からプレス加工によって断面が略コの字状に形成され、当該パルサリングの外径部に前記被検出部が設けられて前記回転速度センサと所定の径方向すきまを介して対峙されると共に、前記シール部材がサイドリップとラジアルリップを一体に有し、このサイドリップが前記パルサリングの立板部に摺接され、前記ラジアルリップが前記スリンガの円筒部に摺接されている請求項5に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  7. 前記パルサリングが強磁性体の鋼板から形成されると共に、前記被検出部が加硫接着によって前記パルサリングに一体に接合され、エラストマに磁性体粉が混入されて周方向に交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダからなる請求項1乃至6いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  8. 前記シール板の芯金が非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されている請求項1乃至7いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  9. 前記センサホルダが非磁性の合成樹脂で形成されている請求項1乃至8いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
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