JP2009019485A - 通風制御装置 - Google Patents

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JP2009019485A
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Mitsuo Uzuka
光男 宇塚
Takeyoshi Watanabe
健芳 渡辺
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Abstract

【課題】従来、部屋の窓などの開口部の空気の流れの通風制御が十分ではなく、部屋の換気の役割は一定の範囲で果たせても、突然の強風には対応できない。
【解決手段】風の方向や風速によって空気抵抗の異なる、可動羽根板と羽根板の保持機構などからなる通風制御装置を部屋の窓に設置することにより、部屋の空気の出入りを好適に保つことができる。 すなわち、風の方向に関しては、部屋からの排出および流入いずれの方向に対しても、風速が低ければ小さな空気抵抗を示し、外部から流入する風速が高ければその度合いに応じて大きな空気抵抗を示す、あるいは遮断するように可動羽板の調整機構を設定する。 風速と空気抵抗の関係は調整可能であり、個々の条件に応じて好適な状態が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物や部屋の窓などの空気が流れる開口部に設置し、開口部を流れる風流の通過、抑制、遮断を適当な度合いに制御することのできる通風制御装置に関する。
従来、部屋の開口部の空気の流れは窓などの開閉度合いにより制御したり、カーテンやブラインドなどの開閉調整によって行なわれることがあった。
しかしながら、カーテン、ブラインドなどは本来通風制御が目的ではなく、部屋の空気の排出、新鮮な空気の取り入れ、部屋の温度を下げる、などの機能は果たせても、外部の風の吹き込みを防止することは十分には対応できない。
前記、カーテン、ブラインドなどによって通風を制御するためには、常に人間が開閉度合いなどを調整しなければならず、また、突然の強風には対応できない。
本発明においては、風の方向や風速によって空気抵抗の異なる、可動羽根板と羽根板の保持機構などからなる通風制御装置を部屋の窓に設置することにより、部屋の空気の出入りを好適に保つことができる。
すなわち、風の方向に関しては、部屋からの排出および流入いずれの方向に対しても、風速が低ければ小さな空気抵抗を示し、外部から流入する風速が高ければその度合いに応じて大きな空気抵抗を示す、あるいは遮断するように可動羽板の調整機構を設定する。
内部からの流出における高い風速に対しては抑制および遮断機能が無くても、多くの場合その必要がないので、実用上問題にならない。
風速と空気抵抗の関係は調整可能であり、個々の条件に応じて好適な状態が得られる。
本発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に記すような効果を奏する。
本発明によれば、部屋の窓を出入りする空気の流れが低速の場合は、自由に換気が行なわれ、ひとたび強い風が部屋に吹き込もうとする場合は、これを抑制あるいは遮断するような通風制御装置が得られる。
本通風制御装置は、窓に設置するブラインドやカーテンの遮光機能を、一定の範囲で、合わせ持たせることも可能で、これらに置き換えても広く利用できる。
また、必要に応じて透明素材で構成すれば、光を通過する通風制御装置とすることもできる。
本発明の実施例を図1を参照して説明する。
左側の図は、本通風制御装置の側面図であり、右側の図は平面図である。側面図の左側が屋外、右側が屋内であるとする。
1は本通風制御装置の構成品を保持するための保持機構である。
2は開状態における、可動羽根板であり、図1は可動羽根板が3枚の場合の例である。可動羽根板の数は、本実施例とは異なる数を選択しても同様の効果を奏することができる。
3は全閉状態における、可動羽根板であり、全閉位置に点線で示している
4は可動羽根板2の回転制御部であり、3枚の可動羽根板それぞれに装備されている。可動羽根板は回転制御部に固定されており、回転制御部の中心を軸にして回転する。
また、回転制御部4には渦巻きばねが内蔵されており、側面図から見て可動羽根板に対して時計方向に回転トルクを与えている。
本実施例においては、渦巻きばねを使用しているが、時計方向に回転トルクを与えることができる他の機構を採用することも可能である。さらに、時計方向に与える回転トルクの大きさを調整する機構を加えれば、空気抵抗を調整できる。
図1に示す角度θは可動羽根板2の開度である。
θ=0°においては全閉状態にあり、可動羽根板3の位置にある。全閉状態においては、空気の屋内への流入方向を遮断し、全閉状態に固定されている場合は、流入および排出方向いずれも遮断する。
また、θ=90°においては全開状態にあり、可動羽根板は水平位置にある。全開状態においては、空気の屋外への排出方向および屋内への流入方向いずれに対しても、空気抵抗は最小となる。
角度θを0〜90°の範囲の適当な値に選ぶことにより、流出空気抵抗を調整することができる。
5は可動羽根板用ストッパであり、各可動羽根板ごとに設置されている。可動羽根板が全閉位置よりさらに反時計方向(室内側)へ回転することを防止する。
可動羽根板2が全閉時、その直下の回転制御部に羽根板下縁が当たるように羽根板の長さ、形状を選べば、ストッパ5を省略することもできる。
6は可動羽根板3枚のうちの最上部羽根板の開度調整ロープである。このロープの一端は可動羽根板2に固定されている。
7は開度調整ロープ用プーリであり、開度調整ロープを機械的に受け、本プーリの回転により、ロープの方向を変える。
8は開度調整ロープ保持機構であり、ロープの上下方向の動きを自由にするか、固定にするかのいずれかを設定することができる。
9の部分には3枚の可動羽根板からの開度調整ロープが3本集まっている。
10は9と同様3本の開度調整ロープである。
11および12は開度調整ロープ端取っ手である。本実施例では、3本のロープ端が一括してこの取っ手に固定されている。ロープ端取っ手は、可動羽根板が開いているときは11、全閉のときは12の位置になる。全閉時の開度調整ロープおよびロープ端取っ手はそれぞれ点線10、11により示されている。
3枚の可動羽根板2は回転制御部4に内蔵する渦巻きばねの作用により、それぞれ全開方向(図1で時計方向)へ力を受ける。
これに対し、3枚の可動羽根板2に一端を固定された3本の開度調整ロープはそれぞれ3個のロープ用プーリ7を経て1本にまとまり、ロープ保持機構8よって適当な位置に保持される。
以上述べたように、回転制御部4内蔵の渦巻きばねと開度調整ロープおよびロープ保持機構の相互作用により、3枚の可動羽根板2の開度を任意に設定できる。
この状態における空気抵抗は以下の様である。屋外への排出風に対しては可動羽根板2は時計方向の回転トルクを受けるが、開度調整ロープにより開度は保持される。
屋内への流入風に対しては可動羽根板2は反時計方向の回転トルクを受け、渦巻きばねのばね圧を適当に選んでおけば、開度θは小さくなり空気抵抗は増大する。さらに流入風速が増大すれば、可動羽根板2は全閉となり、流入を遮断する。
可動羽根板2が強風によって全閉となるときに発生する音が、騒音となる恐れがある。これに対しては、可動羽根板2とストッパ5の材質として柔軟な素材を選ぶことによって、あるいはストッパ5をばねなどを有する可動式にするなどの対策によって、騒音を低減することができる。
本発明による通風制御装置を窓などに設置する場合、保持機構1に引き戸または開閉戸などの機能を持たせれば、不要な場合に待避させることができる。
本発明は以上述べたように、住宅や事務所などの窓などに設置し、従来のブラインド、カーテンなどの替わりに、あるいは併用して、換気などを調整するために好適に利用することができる。
本発明の実施形態による通風制御装置である。
符号の説明
1:保持機構
2:可動羽根板(開状態)
3:可動羽根板(閉状態)
4:可動羽根板の回転制御部
5:可動羽根板用ストッパ
6:開度調整ロープ(最上部可動羽根板用)
7:開度調整ロープ用プーリ
8:開度調整ロープ保持機構
9:開度調整ロープ(可動羽根板開状態)
10:開度調整ロープ(可動羽根板閉状態)
11:開度調整ロープ端取っ手(可動羽根板開状態)
12:開度調整ロープ端取っ手(可動羽根板閉状態)

Claims (1)

  1. 通過する空気の流れの、正逆方向や風速によって空気抵抗の異なる可動羽根板と、前記羽根板の開度を調整するための調整機構と、前記羽根板および前記調整機構などを保持するための保持機構とからなり、一方向の空気の流れに対する空気抵抗は小さく、これとは逆方向の空気の流れを抑制もしくは遮断する、あるいは風速が低い場合には空気抵抗が低く空気の流れを妨げず、風速が高い場合には空気抵抗が高く空気の流れを抑制もしくは遮断することを特徴とする、通風制御装置。
JP2007207199A 2007-07-11 2007-07-11 通風制御装置 Pending JP2009019485A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107191119A (zh) * 2017-08-02 2017-09-22 苏州市拓然柯工贸有限公司 一种新型百叶窗
CN112252941A (zh) * 2020-11-16 2021-01-22 岑土秀 通风强弱可调的智能门窗

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