JP2009018875A - 媒体分離機構、媒体送り出し装置および媒体処理装置 - Google Patents

媒体分離機構、媒体送り出し装置および媒体処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】貼り付いたまま送り出された小切手を確実に1枚ずつに分離して送り出すことのできる分離機構を提案すること。
【解決手段】貼り付き状態のままで繰り出しローラ71によって小切手送り出し通路17に送り出された小切手4(1)、4(2)は、小切手屈曲用突起83により、くの字状に折り曲げられる。この下流側の分離ローラ81に押し付けられているリタードローラ82は上下に離れた第1、2ローラ82a、82bからなり、小切手4(1)、4(2)はくの字状に折り曲げられた状態のままで、分離ローラ81とリタードローラ82のニップ部84にくわえ込まれる。貼り付き状態で送り出された小切手4(1)、4(2)は、くの字状に折り曲げられることにより上下にずらされて、貼り付きが解消あるいは緩和され、分離ローラ81、リタードローラ82を介して、小切手4(1)のみが下流側に送り出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、小切手、記録用紙などのシート状媒体を分離して一枚ずつ送り出すために、小切手読取装置、プリンタ、スキャナ、磁気読取装置などの媒体処理装置などに搭載される媒体分離機構に関するものである。
銀行などの金融機関においては、持ち込まれた小切手、手形などの小切手類(有価証券類)を小切手読取装置に掛けて、それらの表面画像および磁気インク文字を読み取り、読取結果に応じて小切手類の仕分け作業などを行っている。近年においては電子決済の普及に伴って、読み取った画像データ、磁気インク文字をコンピュータ処理して、小切手類をコンピュータにより管理することも行われている。特許文献1にはこのような小切手読取装置が開示されている。
小切手の情報を確実に読み取るためには、小切手を一枚ずつ送り出して磁気インク文字読取用の磁気ヘッドの読取位置および画像読取用のスキャナの読取位置を経由して搬送することが必要である。複数枚の小切手が重なった状態で搬送されると、正確に情報を読み取ることができず、又搬送路上において小切手が詰まるおそれもある。
束になった状態で挿入された小切手などのシート状媒体を1枚ずつ送り出すための媒体分離機構として、リタードローラ方式のものが知られている。リタードローラ方式の分離機構は、シート状媒体を、分離ローラと、ここに押し付けられている回転負荷が作用しているリタードローラとの間に通すことにより、重なって送り出されたシート状媒体を、その送り方向にずらしながら分離する方式である。
特許文献2には、剛性の高いシートを分離して一枚ずつ給送するのに適したシート供給装置が開示されている。ここに開示のシート供給装置では、カセットケース内から送り出されるシートの表面に分離パッドの接触面が密着するように、分離パッドを回動可能に支持し、シートが束状態のままでリタードローラ方式の分離ローラ対に送り出されることを防止している。
特開2004−206362号公報 特開2001−48362号公報
ここで、束になっている小切手などのシート状媒体においては、相互に重なっているシート状媒体の表面の繊維が相互に絡み合って貼り付き状態になっている場合、静電吸着力によって貼り付き状態になっている場合などがある。このような貼り付き状態になっているシート状媒体を、従来の分離機構によって分離することができない場合がある。
本発明の課題は、貼り付いたまま送り出されたシート状媒体を確実に1枚ずつに分離して送り出すことのできる媒体分離機構を提案することにある。
また、本発明の課題は、貼り付いたまま送り出されたシート状媒体を確実に1枚ずつに分離して送り出すことのできる媒体分離機構を備えた媒体送り出し装置および媒体処理装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、シート状媒体を分離して送り出すための媒体分離機構において、
分離ローラと、
この分離ローラに押し付けられており、所定の回転負荷が作用しているリタードローラと、
前記シート状媒体を、当該シート状媒体の送り方向に直交する方向にずらしながら、前記分離ローラおよび前記リタードローラの間に送り込む予備分離手段とを有していることを特徴としている。
このような予備分離手段としては、前記分離ローラおよび前記リタードローラの間に送り込まれるシート状媒体を、当該シート状媒体の送り方向に直交する方向に屈曲させる手段とすればよい。
貼り付いたまま送り出されたシート状媒体を屈曲させると、貼り付いているシート状媒体が、送り方向に直交する方向に相互にずれる。これにより、貼りつき状態を解除あるいは緩和できる。この状態で分離ローラおよびリタードローラの間にシート状媒体を送り込むと、これらによってシート状媒体が送り方向に確実に分離され、1枚ずつ送り出される。
ここで、前記分離ローラおよび前記リタードローラの間にシート状媒体を送り込むための媒体送り出し通路を規定している一定の間隔で対峙しているガイド面を、第1ガイド面および第2ガイド面とした場合には、前記予備分離手段を、前記第1ガイド面から前記第2ガイド面に向けて突出している第1媒体屈曲用部材と、前記第2ガイド面から前記第1ガイド面に向けて突出している第2媒体屈曲用部材とを備え、これら第1および第2媒体屈曲用部材を、シート状媒体の送り方向に直交する方向において、相互に異なる位置に配置した構成のものとすることができる。
この場合には、前記第2媒体屈曲用部材を、前記シート状媒体の送り方向に直交する方向において、前記第1媒体屈曲用部材の両側に配置しておくことが望ましい。
この構成の予備分離手段を用いると、シート状媒体は、第1媒体屈曲用部材を中心として、くの字状に折り曲げられる。このように折り曲げられることにより、貼り付いているシート状媒体が相互に送り方向に直交する方向にずれる。これより、繊維の絡みつき、静電吸着による貼りつき状態が解消あるいは緩和される。
前記第1媒体屈曲用部材として、前記第1ガイド面から突出している突起、または、当該第1ガイド面から外周面が突出しているローラを用いることができる。同様に、前記第2媒体屈曲用部材として、前記第2ガイド面から突出している突起、または、当該第2ガイド面から外周面が突出しているローラを用いることができる。
ここで、前記予備分離手段として、前記第1ガイド面から前記第2ガイド面に向けて突出している媒体屈曲用突起を採用した場合には、前記リタードローラを、シート状媒体の送り方向に直交する方向において、相互に離れている第1ローラおよび第2ローラを備えたものとし、前記媒体屈曲用突起を、前記シート状媒体の送り方向に直交する方向において、前記第1ローラおよび第2ローラの間に配置すればよい。
この構成によれば、シート状媒体は、媒体屈曲用突起によって第2ガイド面の側に折り曲げられ、分離ローラおよびリタードローラの間に送り込まれる。折り曲げられたシート状媒体の部分は、リタードローラの第1および第2ローラの間を通る。したがって、シート状媒体は折り曲げられながら分離ローラおよびリタードローラの間に送り込まれる。換言すると、送り方向に直交する方向にずれながら分離ローラおよびリタードローラの間に送り込まれる。よって、シート状媒体を確実に分離して1枚ずつ送り出すことができる。また、予備分離手段として単一の媒体屈曲用突起を配置するだけでよいので、設置スペースが少なくて済む。さらに、複数の媒体屈曲用突起、ローラを用いる場合とは異なり、シート状媒体の送り負荷の増加、変動を抑制できる。
次に、本発明の媒体送り出し装置は、シート状媒体が挿入される媒体挿入部と、この媒体挿入部に束になった状態で挿入されたシート状媒体を順次に繰り出すための繰り出しローラと、この繰り出しローラによって繰り出されるシート状媒体を分離して送り出すための媒体分離機構とを有し、この媒体分離機構として、上記構成の予備分離手段を備えた媒体分離機構を用いることを特徴としている。
また、本発明の媒体処理装置は、媒体送り出し装置と、当該媒体送り出し装置によって送り出されたシート状媒体を搬送する搬送路と、この搬送路に沿って搬送されるシート状媒体に担持されている情報の読み取り処理、および、当該シート状媒体に対する印刷処理のうち、少なくとも一方の処理を行う処理部とを有しており、媒体送り出し装置として上記構成の媒体送り出し装置を用いることを特徴としている。
本発明の媒体分離機構は、分離ローラおよびリタードローラに送り込まれるシート状媒体を送り方向に直交する方向にずらす予備分離手段を備えている。シート状媒体をこのようにずらすことにより、シート状媒体の表面の繊維の絡みつき、静電吸着力などによって貼り付き状態となっているシート状媒体であっても確実に分離して1枚ずつ送り出すことができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した媒体分離機構を備えた小切手処理装置の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係る小切手処理装置の外観斜視図であり、図2はその平面図である。小切手処理装置1は、本体ケース2と、この上側に被せた蓋ケース3とを備えており、これらのケース内部に各部品が組み込まれた構成となっている。蓋ケース3には、小切手4(シート状媒体)を搬送するための小切手搬送路5が、細幅の垂直溝によって規定されている。小切手搬送路5は上から見た場合に全体としてU形状をした搬送路であり、直線状の上流側搬送路部分6と、これに連続する湾曲状搬送路部分7と、これに連続する僅かに屈曲した形状の下流側搬送路部分8とを備えている。
上流側搬送路部分6の上流端は広幅の垂直溝からなる小切手挿入部9に連通している。下流側搬送路部分8の下流端は、左右に分岐した分岐路10a、10bを介して、それぞれ広幅の垂直溝からなる第1および第2小切手排出部11、12に繋がっている。
読取対象の小切手4は、その表面4aの下端部分に磁気インク文字4Aが印刷されている。また、表面4aには、金額、振出人、番号、サインなどが記載されており、裏面4bには裏書き欄などが設けられている。
(内部構成)
図3は小切手処理装置1の内部構成を搬送機構を中心に示す説明図である。小切手挿入部9には、ここに束の状態で挿入された小切手4を小切手搬送路5に1枚ずつ送り出すための小切手送り出し機構13が配置されている。小切手挿入部9および小切手送り出し機構13によって小切手送り出し装置が構成されている。小切手挿入部9および小切手送り出し機構13の詳細については後述する。
小切手挿入部9から1枚ずつ送り出された小切手4を小切手搬送路5に沿って搬送する搬送機構は、搬送モータ21と、この搬送モータ21の回転軸に取り付けた駆動プーリ22と、小切手搬送路5に沿って配置されている搬送ローラ31〜36と、各搬送ローラ31〜36に押し付けられて連れ回りする押えローラ41〜46とを備えている。また、第2小切手排出部12に小切手を送り込むための排出ローラ37を備えており、この排出ローラ37の回転は、伝達歯車48を介して、第1小切手排出部11に小切手を送り込むための排出ローラ49に伝達されるようになっている。さらに、搬送モータ21の回転を各搬送ローラ31〜36に伝達するための無端ベルト23を備えている。
搬送ローラ31、32は上流側搬送路部分6における上流端に配置され、搬送ローラ33および34は、上流側搬送路部分6における中程の位置、および湾曲状搬送路部分7との境界位置にそれぞれ配置されている。搬送ローラ35は湾曲状搬送路部分7における下流側の位置に配置されている。搬送ローラ36は、下流側搬送路部分8における中程の位置に配置されており、排出ローラ37は第2小切手排出部12の排出口部分に配置されている。排出ローラ49は第1小切手排出部11の排出口部分に配置されている。
次に、搬送ローラ32、33の間には、表面画像読取手段としての表面側コンタクトイメージスキャナ52および裏面画像読取手段としての裏面側コンタクトイメージスキャナ53が配置されている。搬送ローラ33、34の間には、磁気インク文字読取用の磁気ヘッド54が配置されている。
下流側搬送路部分8における搬送ローラ36の下流側には印刷機構56が配置されている。印刷機構56は小切手4に押圧される印刷位置と、この印刷位置から後退した待機位置の間を、駆動用モータ(図示せず)によって移動可能となっている。印刷機構56は、プランジャにより押されて小切手4に印刷するようなスタンプ機構でもよい。
一方、小切手搬送路5には、小切手搬送制御のために各種のセンサが配置されている。搬送ローラ31、32の間には、送り出される小切手4の長さを検出するための用紙長検出器61が配置されている。磁気ヘッド54の対向面には、小切手4が重なった状態で搬送されていることを検出するための重送検出器62が配置されている。搬送ローラ35の手前側の位置にはジャム検出器63が配置されており、この検出器63によって所定時間以上に亘って継続して小切手4が検出されている場合には、小切手搬送路5に小切手が詰まった紙詰まり状態になったことが分かる。搬送ローラ36の手間側の位置には、印刷機構56によって印刷される小切手4の有無を検出するための印刷検出器64が配置されている。さらに、小切手搬送路5から第1、第2小切手排出部11、12に分岐している分岐路10a、10bの位置には、これらに排出される小切手を検出するための排出検出器65が配置されている。
なお、分岐路10a、10bの上流端には、不図示の駆動モータによって切り替え操作される切り替え板66が配置されている。切り替え板66は、第1、第2小切手排出部11、12に対する小切手搬送路5の下流端の接続を選択的に切り替え、小切手4を選択された排出部に導くためのものである。
(小切手挿入部)
図4は、小切手挿入部9および小切手送り出し機構13を取り出して示す概略構成図である。
図1、図4を参照して小切手挿入部9の形状を説明する。小切手挿入部9は、基本的に、左右一対の第1ガイド面14および第2ガイド面15と、底面16とによって規定されている。第1ガイド面14は直線状の平坦な垂直面である。第2ガイド面15は、第1ガイド面14に一定の間隔で平行に配置されている平行ガイド面部分15aと、この平行ガイド面部分15aの前端から第1ガイド面14の側に向けて略90度の角度で折れ曲がっている直交ガイド面部分15bと、この先端に連続して第1ガイド面に対して狭い間隔で平行に対峙している送り出し側平行ガイド面部分15cとを備えている。
第2ガイド面15の平行ガイド面部分15aと、これに対峙している第1ガイド面14の部分によって、小切手4を挿入するための広幅の小切手収納部分9aが規定されている。この小切手収納部分9aの先端は直交ガイド面部分15bによって幅が狭くなっている。また、小切手収納部分9aの先には、送り出し側平行ガイド面部分15cと、これに対峙している第1ガイド面14の部分とによって、一定幅の狭い小切手送り出し通路17が規定されている。この小切手送り出し通路17の先が小切手搬送路5に繋がる小切手送り出し口17aである。
(小切手送り出し機構)
次に、図4を主に参照して小切手送り出し機構13を説明する。小切手送り出し機構13は、小切手4を送り出すための繰り出しローラ71と、小切手4を繰り出しローラ71の側に押し付けるための押し付け部材72とを備えている。また、繰り出しローラ71によって小切手送り出し通路17に送り出された小切手4を一枚ずつ小切手搬送路5に送り出すための分離機構74を備えている。
繰り出しローラ71は、第1ガイド面14における小切手送り出し方向の中程の部位に配置されており、その外周面71aが僅かに第1ガイド面14から小切手挿入部9に突出した状態となっている。繰り出しローラ71に対峙している他方の第2ガイド面15の平行ガイド面部分15aには開口部15d(図1参照)が形成されている。この開口部15dを介して、押し付け部材72が小切手収納部分9aに進退可能となっている。
押し付け部材72は、その後端部72aが支軸72bを中心として回転可能に支持されており、その先端側には小切手押し付け面72cが形成されている。押し付け部材72を支軸72bを中心として、図4に示す待機位置72Aから小切手収納部分9aの側に旋回させると、当該押し付け部材72は、その小切手押し付け面72cが小切手収納部分9aに進出して、繰り出しローラ71に押し付けられた押し付け位置72Bまで旋回可能である。
図4(b)は、押し付け部材72が繰り出しローラ71に押し付けられた状態を示す説明図である。小切手収納部分9aに小切手4を入れておくと、押し付け部材72によって小切手4が繰り出しローラ71に押し付けられた状態が形成される。この状態で、繰り出しローラ71を回転すると、当該繰り出しローラ71に接触している小切手4が小切手送り出し通路17に送り出され、ここを介して、小切手搬送路5の側に供給される。
押し付け部材72の待機位置72Aは、例えば、装置本体側に取り付けられているメカニカルスイッチなどのセンサ(図示せず)によって検出される。また、押し付け部材72を、小切手挿入部9に挿入された小切手4に押し付ける動作は、例えば、小切手挿入部9に取り付けられた透過型の光学センサ(図示せず)によって小切手4が検出されている場合に許可される。小切手4が検出されている場合には、小切手処理装置1の上位機器であるコンピュータシステム103(図6参照)からの指令により、あるいは、手動操作入力指令に基づき、押し付け部材72が待機位置72Aから繰り出しローラ71に向けて旋回して、小切手4を当該繰り出しローラ71に押し付けた状態が形成される。
(小切手送り出し機構の分離機構)
図5は、繰り出しローラ71によって繰り出された小切手4を分離して1枚ずつ小切手搬送路5に向けて送り出すための分離機構74の構成および動作を示す説明図である。
図4および図5を参照して説明すると、分離機構74は、分離ローラ81およびリタードローラ82を備えたリタードローラ式分離機構と、小切手4を略くの字状に折り曲げた状態で分離ローラ81およびリタードローラ82の間に送り込むための小切手屈曲用突起83からなる予備分離手段とを備えている。
分離ローラ81およびリタードローラ82は、小切手送り出し通路17における中程の部位に配置されている。小切手送り出し通路17を規定している第1ガイド面14の側に分離ローラ81が配置されており、小切手送り出し通路17を規定している他方の送り出し側平行ガイド面部分15dの側にリタードローラ82が配置されている。これらのローラ81、82のニップ部84は、小切手送り出し通路17に位置している。
リタードローラ82には、隣接配置されているトルクリミッタ85によって一定の回転負荷が作用している。また、リタードローラ82は、図5(c)に示すように、上下に分離した第1ローラ82aおよび第2ローラ82bを備え、これらが共通のローラ軸82cに同軸状態で固定されている。
小切手送り出し通路17の第1ガイド面14には、図5に示すように、分離ローラ81の上流側に隣接した部位に予備分離手段としての小切手屈曲用突起83が形成されている。小切手屈曲用突起83は、上下方向に一定の幅を有した突起である。この小切手屈曲用突起83は対向側のガイド面部分15dの側に突出している。また、小切手屈曲用突起83は、図5(c)から分かるように、リタードローラ82における上下の第1、2ローラ82a、82bの間に位置する高さに配置されている。
(小切手分離動作)
図5を参照して分離機構74の小切手分離動作を説明する。まず、不図示の駆動源によって繰り出しローラ71および分離ローラ81を送り出し方向に回転させ、押し付け部材72を待機位置72Aから押し付け位置72Bに向けて押し出す。この結果、図5(a)に示すように、束になって小切手挿入部9に挿入されている小切手4が押し付け部材72によって繰り出しローラ71に押し付けられ、繰り出しローラ71に接している小切手4(1)から順に、第1ガイド面14に沿って送り出される。
第1ガイド面14に沿って送り出された小切手4(1)は小切手送り出し通路17の途中位置に配置されている小切手屈曲用突起83を通って、分離ローラ81およびリタードローラ82のニップ部84に送り込まれる。小切手屈曲用突起83を通過する小切手4(1)の部分は、図5(c)において想像線で示すように、上下方向の中程の部位が反対側のガイド面部分15dに押し出され、全体として、くの字状に屈曲した状態とされてニップ部84に送り込まれる。
リタードローラ82では、上下に第1、第2ローラ82a、82bが離れているので、くの字状に屈曲した状態のままで、小切手4(1)は、分離ローラ81およびリタードローラ82のニップ部84にくわえ込まれ、ここを通って送り出される。
このように、小切手4(1)は、くの字状に折り曲げられながらニップ部84に送り込まれる。図5(a)、(b)に示すように、2枚の小切手4(1)、4(2)が貼り付いた状態のままで送り出された場合には、これらの小切手4(1)、4(2)はくの字状に折り曲げられることにより、送り方向とは直交する上下方向にずれながらニップ部84に送り込まれる。
このようにして、小切手4(1)、4(2)が上下にずれることにより、これらの間の繊維の絡みつき、静電吸着による貼り付き状態が解消あるいは緩和される。したがって、分離ローラ81およびリタードローラ82からなるリタードローラ式分離機構によって小切手4(1)が確実に小切手4(2)から分離され、小切手4(1)のみが小切手送り出し口17aに向けて送り出される。
なお、予備分離手段としては、分離ローラ81およびリタードローラ82の手前側の小切手送り出し通路17の部位において、第1ガイド面14および他方のガイド面部分15dに、それぞれ屈曲用突起を設けた構成のものでもよい。また、設置スペースを確保できる場合には、屈曲用突起の代わりに、ガイドローラを配置することもできるし、それらの組み合せでもよい。
一方、本例は、本発明を小切手処理装置における小切手分離送り出し機構として用いた例である。本発明の媒体送り出し機構は、プリンタ、スキャナ、磁気読取装置など小切手処理装置以外のシート状媒体を処理するための装置にも同様に適用可能である。
(小切手処理装置の制御系)
図6は小切手処理装置1の制御系を示す概略ブロック図である。小切手処理装置1の制御系は、ROM、RAMを備え、CPUを中心に構成された制御部101を有している。制御部101は通信ケーブル102を介して上位のコンピュータシステム103に接続される。コンピュータシステム103は表示器103a、キーボード、マウスなどの操作部103bなどの入出力機器を備えており、当該コンピュータシステム103の側から小切手読取動作の開始指令などが制御部101に入力される。
制御部101は読取動作の開始指令を受け取ると、搬送モータ21、繰り出しローラ71、押し付け部材72、分離ローラ81の駆動源である駆動モータ104を駆動して小切手4を一枚ずつ小切手搬送路5に送り出させ、送り出された小切手4を小切手搬送路5に沿って搬送させる。制御部101には、表面側コンタクトイメージスキャナ52、裏面側コンタクトイメージスキャナ53および磁気ヘッド54によって読み取られた小切手4の表面画像情報、裏面画像情報および磁気インク文字情報が入力される。これらの情報は、コンピュータシステム103に供給され、画像処理、文字認識処理などが行われ、読取が正常に行われたか否かが判断され、判断結果が制御部101に供給される。制御部101は判断結果に基づき印刷機構56および切り替え板66の駆動を制御する。
制御部101による小切手4の搬送制御は、小切手搬送路5に配置されている用紙長検出器61、重送検出器62、ジャム検出器63、印刷検出器64および排出検出器65からの検出信号に基づき行われる。なお、制御部101には、本体ケース2に形成された電源スイッチなどの操作スイッチを含む操作部105が接続されている。
(小切手処理動作)
図7は小切手処理装置1の処理動作を示す概略フローチャートである。まず、操作者が上位のコンピュータシステム103の操作部103bから読み取り開始指令を入力すると、センサで小切手4の挿入を検出すると、繰り出しローラ71が回転し、押し付け部材72が移動して小切手4を繰り出しローラ71に押し付ける。この結果、小切手4が繰り出しローラ71によって送り出される(図5(a)参照)。また、搬送モータ21が駆動して、各搬送ローラ31〜37が回転駆動される。小切手送り出し通路17に繰り出された小切手4は、当該小切手送り出し通路17に配置されている分離機構74によって一枚ずつに分離されて小切手搬送路5に送り出される(ステップST1、ST2、図5(b)、(c)参照)。
送り出された小切手4は、搬送ローラ31〜36に順次に引き渡されながら小切手搬送路5に沿って搬送される(ステップST3)。搬送される小切手4の表面画像および裏面画像、並びに磁気インク文字が、それぞれ、表面側コンタクトイメージスキャナ52、裏面側コンタクトイメージスキャナ53および磁気ヘッド54によって読み取られる(ステップST4)。
読み取られた情報は、通信ケーブル102を介して上位のコンピュータシステム103に送信される(ステップST5)。コンピュータシステム103の側において読み取られた表面画像、裏面画像、および磁気インク文字情報を処理して、読取が正常に行われたか否かを判断する。小切手4が上下逆の状態で搬送された場合には、磁気インク文字を認識できないので、読取不良であると判断される。小切手4が表裏逆の状態で搬送された場合には、磁気インク文字情報が得られないので、読取不能であると判断される。また、小切手4が折れていたり、ちぎれていたり、搬送時にスキューするなどで、磁気インク文字の一部が読取不能の場合にも読取不良であると判断される。さらに、表裏の画像情報から、小切手4が折れていたり、ちぎれていたり、搬送時にスキューするなどで、金額情報などの所定の情報が認識できない場合などにおいても読取不良であると判断される。
正常な読取であると判断された場合には、印刷機構56を印刷位置に移動する(ステップST8、ST10)。小切手4は印刷機構56によって「電子決済済み」などの印刷が行われながら搬送され、切り替え板66によって第1小切手排出部11の側に排出される(ステップST10)。排出検出器65によって小切手4の後端が検出された後は、搬送動作を止める(ステップST11、ST12)。
これに対して、読取不良、読取不能などの判断結果が出た場合には(ステップST8)、切り替え板66の切り替え動作を行う(ステップST14)。印刷機構56は待機位置に保持し、小切手4への印刷は行わない。小切手4は切り替え板66によって第2小切手排出部12に振り分けられ、そこに排出される(ステップST14)。排出検出器65によって小切手4の後端が検出された後は搬送動作を止める(ステップST11、ST12)。
なお、重送検出器62によって小切手の重送状態が検出された場合には、操作部105に配置されている警告ランプなどを介して異常搬送が発生した旨の警告を行い、コンピュータシステム103に異常を通知する。このとき、搬送を停止してもよい。同様に、ジャム検出器63によって小切手が小切手搬送路5に詰まった状態に陥ったことが検出された場合にも同様な処理が発生する。これらの処理は、制御部101に対する割り込み処理で行ってもよい。
本発明を適用した小切手処理装置の外観斜視図である。 図1の小切手処理装置の平面図である。 図1の小切手処理装置の内部構成を示す説明図である。 小切手挿入部および小切手送り出し機構の概略構成図である。 小切手送り機構の分離機構の動作説明図である。 小切手処理装置の制御系を示す概略ブロック図である。 小切手処理装置の小切手処理動作を示す概略フローチャートである。
符号の説明
1 小切手処理装置、2 本体ケース、3 蓋ケース、4,4(1),4(2) 小切手、5 小切手搬送路、6 上流側搬送路部分、7 湾曲状搬送路部分、8 下流側搬送路部分、9 小切手挿入部、9a 小切手収納部分、9b 小切手ガイド部分、10a,10b 分岐通路、11 第1小切手排出部、12 第2小切手排出部、13 小切手送り出し機構、14 第1ガイド面、15 第2ガイド面、15a 平行ガイド面部分、15b 直交ガイド面部分、15c 送り出し側平行ガイド面部分、17 小切手送り出し通路、17a 小切手送り出し口、21 搬送モータ、22 駆動ローラ、23 無端ベルト、31〜36 搬送ローラ、37,49 排出ローラ、41〜46 押えローラ、52 表面側コンタクトイメージスキャナ、53 裏面側コンタクトイメージスキャナ、54 磁気ヘッド、56 印字機構、71 繰り出しローラ、71a 外周面、72 押し付け部材、72A 待機位置、72B 押し付け位置、72a 後端部、72b 支軸、72c 押し付け面、74 分離機構、81 分離ローラ、82 リタードローラ、82a 第1ローラ、82b 第2ローラ、82c ローラ軸、83 小切手屈曲用突起、84 ニップ部、85 トルクリミッタ

Claims (8)

  1. シート状媒体を分離して送り出すための媒体分離機構において、
    分離ローラと、
    この分離ローラに押し付けられており、所定の回転負荷が作用しているリタードローラと、
    前記シート状媒体を、当該シート状媒体の送り方向に直交する方向にずらしながら、前記分離ローラおよび前記リタードローラの間に送り込む予備分離手段とを有していることを特徴とする媒体分離機構。
  2. 請求項1に記載の媒体分離機構において、
    前記予備分離手段は、前記分離ローラおよび前記リタードローラの間に送り込まれるシート状媒体を、当該シート状媒体の送り方向に直交する方向に屈曲させるものであることを特徴とする媒体分離機構。
  3. 請求項2に記載の媒体分離機構において、
    前記分離ローラおよび前記リタードローラの間にシート状媒体を送り込むための媒体送り出し通路を規定している一定の間隔で対峙している第1ガイド面および第2ガイド面を有し、
    前記予備分離手段は、
    前記第1ガイド面から前記第2ガイド面に向けて突出している第1媒体屈曲用部材と、
    前記第2ガイド面から前記第1ガイド面に向けて突出している第2媒体屈曲用部材とを備えており、
    これら第1および第2媒体屈曲用部材は、シート状媒体の送り方向に直交する方向において、相互に異なる位置に配置されていることを特徴とする媒体分離機構。
  4. 請求項3に記載の媒体分離機構において、
    前記第2媒体屈曲用部材は、前記シート状媒体の送り方向に直交する方向において、前記第1媒体屈曲用部材の両側に配置されていることを特徴とする媒体分離機構。
  5. 請求項3または4に記載の媒体分離機構において、
    前記第1媒体屈曲用部材は、前記第1ガイド面から突出している突起、または、当該第1ガイド面から外周面が突出しているローラであり、
    前記第2媒体屈曲用部材は、前記第2ガイド面から突出している突起、または、当該第2ガイド面から外周面が突出しているローラであることを特徴とする媒体分離機構。
  6. 請求項2に記載の媒体分離機構において、
    前記分離ローラおよび前記リタードローラの間にシート状媒体を送り込むための媒体送り出し通路を規定している一定の間隔で対峙している第1ガイド面および第2ガイド面を有し、
    前記分離ローラは前記第1ガイド面の側に位置し、前記リタードローラは前記第2ガイド面の側に位置しており、
    前記予備分離手段は、前記第1ガイド面から前記第2ガイド面に向けて突出している媒体屈曲用突起であり、
    前記リタードローラは、シート状媒体の送り方向に直交する方向において、相互に離れている第1ローラおよび第2ローラを備えており、
    前記媒体屈曲用突起は、前記シート状媒体の送り方向に直交する方向において、前記第1ローラおよび第2ローラの間に位置していることを特徴とする媒体分離機構。
  7. シート状媒体が挿入される媒体挿入部と、
    この媒体挿入部に束になった状態で挿入されたシート状媒体を順次に繰り出すための繰り出しローラと、
    この繰り出しローラによって繰り出されるシート状媒体を分離して送り出すための媒体分離機構とを有し、
    この媒体分離機構は、請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載の媒体分離機構であることを特徴とする媒体送り出し装置。
  8. 請求項7に記載の媒体送り出し装置と、
    当該媒体送り出し装置によって送り出されたシート状媒体を搬送する搬送路と、
    この搬送路に沿って搬送されるシート状媒体に担持されている情報の読み取り処理、および、当該シート状媒体に対する印刷処理のうち、少なくとも一方の処理を行う処理部とを有していることを特徴とする媒体処理装置。
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