JP2009018806A - 腰掛の着席構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接する着席区画に跨って着席されるのを防止することができる腰掛の着席構造を提供する。
【解決手段】段差部10は、隣接する着席区画A1 〜A7 の座部7の座面高さh1 ,h2 を互い違いにしてこの隣接する着席区画A1 〜A7 の間に高低差を付与している。例えば、着席区画A3 と着席区画A4 との間に乗客Pが着席すると、この着席区画A3 と着席区画A4 との間には段差部10が存在するため、乗客Pの臀部の収まりが悪くなり乗客Pの姿勢が傾いたりして座り心地が悪くなる。このため、乗客Pは着席時の感覚から誤った位置に着席したことが分かり、臀部をずらしたり座り直したりすることによって正しい着席区画A3 又は着席区画A4 に誘導される。その結果、正しい着席区画A1 〜A7 に乗客Pが着席するために、腰掛5に乗客Pを定員着席させることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、着席定員に応じて複数の着席区画に腰掛を分割してこの着席区画毎に一人ずつ着席させるための腰掛の着席構造に関する。
従来の腰掛の着席構造は、乗客を一人ずつ着席させるために着席区画毎に凹部を有する座部を備えている(例えば、特許文献1)。このような従来の腰掛の着席構造では、乗客の臀部と大腿部とが当たる部分には着席区画毎に凹部が一体成形されており、隣接する着席区画の間には乗客の臀部を両側から包み込むように凸部が一体成形されている。このため、従来の腰掛の着席構造では、乗客一人分が着席可能な着席区画を視覚的に明確にして、腰掛に定員着席が可能なように各着席区画に乗客を誘導している。
特開平6-154061号公報(段落番号0015〜0020、図1及び図2)
図11は、従来の腰掛の着席構造の一例を示す正面図である。
図11に示すように、従来の腰掛の着席構造106は、定員7名が着席可能なように7つの着席区画A1 〜A7 に腰掛105が分割されており、座部107には着席区画A1 〜A7 毎に凹部107aが形成されている。また、従来の腰掛の着席構造106では、腰掛105の長さ方向の両端部に袖仕切り104及び握り棒103が設置されており、一対の袖仕切り104の間にはさらに二本の握り棒103が配置されている。
JIS E 7104(鉄道車両旅客用腰掛)では、縦形腰掛の場合の一人当たりの腰掛有効幅を 433mmと規定している。しかし、従来の腰掛の着席構造106では、図11に示すように、着席区画A1 〜A7 の内側に形成された凹部107aの位置は明確であるが、隣接する着席区画A1 〜A7 間の凸部107bの高さhが同じであるため隣接する着席区画A1 〜A7 の境界が不明確である。また、従来の腰掛の着席構造106では、凹部107aと凸部107bとの間の高低差(高さh)が比較的低く、隣接する着席区画A1 〜A7 間の座部107の形状が乗客Pの臀部の形状と略一致している。このため、隣接する着席区画A1 〜A7 の間に乗客Pが違和感なく着席してしまう問題があった。また、従来の腰掛の着席構造106では、着席区画A1 〜A7 を視覚的に明確にするために一対の袖仕切り104の間に二本の握り棒103を設置しているが、列車の衝突事故などの際に列車内の乗客がこれらの握り棒103などに衝突する可能性も考えられる。
この発明の課題は、隣接する着席区画に跨って着席されるのを簡単に防止することができる腰掛の着席構造を提供することを目的とする。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、着席定員に応じて複数の着席区画(A1 〜A7 )に腰掛(5)を分割してこの着席区画毎に一人ずつ着席させるための腰掛の着席構造であって、前記腰掛は、平坦な床面(1a)の長さ方向に沿って配置される縦型腰掛であり、隣接する前記着席区画に跨って着席されるのを防止するために、この隣接する前記着席区画の間に段差部(10)を備えることを特徴とする腰掛の着席構造(6)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の腰掛の着席構造において、前記腰掛は、隣接する座部(7)の高さ(h1 ,h2 )又は背もたれ部(8)の厚さの少なくとも一方が異なることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項3の発明は、請求項1に記載の腰掛の着席構造において、前記腰掛は、隣接する座部(11)又は背もたれ部(8)の少なくとも一方の沈下量(δ1 ,δ2 )が異なることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項4の発明は、請求項1に記載の腰掛の着席構造において、前記腰掛は、隣接する座部(7)又は背もたれ部(8)の少なくとも一方の傾斜角度(θ)が異なることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の腰掛の着席構造において、前記段差部の段差量(Δh)を可変する段差量可変部(12)と、混雑時には前記段差部が大きくなるように前記段差量可変部を制御し、非混雑時には前記段差部が小さくなるように前記段差量可変部を制御する制御部(13,16)とを備えることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の腰掛の着席構造において、前記段差量可変部は、隣接する前記着席区画の一方又は双方に設置された空気ばね(12a)と、前記空気ばねに空気を供給する供給管路(12b)と、前記空気ばねから空気を排出する排出管路(12d)と、前記供給管路を開閉する第1の開閉弁(12f)と、前記排出管路を開閉する第2の開閉弁(12g)を備え、前記制御部(13)は、混雑時には前記第1の開閉弁に前記供給管路を開放させるとともに前記第2の開閉弁に前記排出管路を閉鎖させ、非混雑時には前記第1の開閉弁に前記供給管路を閉鎖させるとともに前記第2の開閉弁に前記排出管路を開放させることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項7の発明は、請求項5に記載の腰掛の着席構造において、前記段差量可変部は、前記傾斜角度が所定角度である傾斜位置(S1 )と前記傾斜角度がゼロ度である非傾斜位置(S2 )とに前記腰掛を切り換える切換部(15)を備え、前記制御部(16)は、混雑時には前記傾斜位置に前記腰掛を前記切換部に切り換えさせ、非混雑時には前記非傾斜位置に前記腰掛を前記切換部に切り換えさせることを特徴とする腰掛の着席構造である。
請求項8の発明は、請求項7に記載の腰掛の着席構造において、前記切換部は、前記腰掛を回転自在に支持する支持部(15a)と、前記傾斜位置及び前記非傾斜位置に前記腰掛を駆動する駆動部(15c)と、前記傾斜位置及び前記非傾斜位置で前記腰掛を固定する固定部(15d)とを備え、前記制御部は、混雑時には前記非傾斜位置から前記傾斜位置まで前記駆動部に前記腰掛を駆動させるとともに前記傾斜位置で前記固定部に前記腰掛を固定させ、非混雑時には前記傾斜位置から前記非傾斜位置まで前記駆動部に前記腰掛を駆動させるとともに前記非傾斜位置で前記固定部に前記腰掛を固定させることを特徴とする腰掛の着席構造である。
この発明によると、隣接する着席区画に跨って着席されるのを簡単に防止することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造の正面図である。図2は、この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造の斜視図である。図3は、図1のIII-III線で切断した状態を示す断面図である。以下では、この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造を鉄道車両の腰掛に適用した場合を例に挙げて説明する。
車両1は、電車や気動車などの鉄道車両である。車両1は、図1に示すように、床面1aと車両側面1bなどから構成されている。接客設備2は、乗客の利便性や快適性を図るために車両1内に設置された種々の設備である。接客設備2は、握り棒(つかみ棒)3、袖仕切り(袖仕切り板)4、腰掛5などである。握り棒3は、立位姿勢の乗客が体を支えるためにつかまる設備であり、ステンレス製のパイプなどによって形成された棒状の部材である。握り棒3は、床面1aに対して垂直な方向に伸びた直線状のパイプ3aと、このパイプ3aから屈曲して床面1aに対して平行な方向に伸びた直線状のパイプ3bなどから構成されている。袖仕切り4は、車両1の出入口や通路と腰掛5との間を仕切るための設備である。袖仕切り4は、腰掛5に乗客Pが座ったときにこの乗客Pの胸部の高さに位置する。袖仕切り4は、前端部が握り棒3側に連結されており後端部が車両側面1b側に連結されている。
腰掛5は、乗客が腰を掛けるための設備である。腰掛5は、図1及び図2に示すように、車両1の長さ方向に沿って設置されたバケットシート形式の縦形腰掛(ロングシート)である。腰掛5は、着席構造6を備えており、この着席構造6は着席定員に応じて複数の着席区画(着席領域)A1 〜A7 に腰掛5を分割してこの着席区画A1 〜A7 毎に一人ずつ着席させるための構造である。腰掛5は、図1及び図2に示すように、隣接する着席区画A1 〜A7 の座部7の座面高さh1 ,h2 が異なる。腰掛5は、図1〜図3に示すように、座部7と、背もたれ部8と、支持部材9と、段差部10などから構成されている。
座部7は、乗客Pが着席する座ぶとんである。座部7は、図3に示すように、凹部7aと凸部7bとを備えている。凹部7aは、乗客Pの臀部及び大腿部と接触する部分であり、各着席区画A1 〜A7 の中央部及び前端部に形成されている。凸部7bは、乗客Pの臀部の両側部に位置する部分であり、各着席区画A1 〜A7 の両側部に形成されている。凹部7a及び凸部7bは、乗客Pの臀部を包み込むように保持する。背もたれ部8は、乗客Pの背中をもたせかける背ずりふとんである。座部7及び背もたれ部8は、図3に示すように、ポリウレタンフォームなどを発泡させて形成した難燃性の詰物7c,8cと、この詰物7c,8cの表面に多層積層によって一体成形された純毛やナイロンなどの難燃性の表生地7d,8dと、この詰物7c,8cの裏面に多層積層によって一体成形された金属板(裏当金)7e,8eなどから構成されている。支持部材9は、座部7及び背もたれ部8を支持する部材である。支持部材9は、FRP(繊維強化プラスチック)成形や金属板プレス成形によってフレーム状に形成されており車両側面1bに固定されている。
段差部10は、隣接する着席区画A1 〜A7 の間に跨って着席されるのを防止するための部分であり、この隣接する着席区画A1 〜A7 の間に配置されている。段差部10は、図1に示すように、隣接する着席区画A1 〜A7 の座部7の座面高さh1 ,h2 を互い違いにしてこの隣接する着席区画A1 〜A7 の間に高低差を付与している。
次に、この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造の作用を説明する。
図1に示すように、乗客Pの臀部を凹部7aに位置付けて着席したときには、凹部7a及び凸部7bによって乗客Pの臀部が保持されるため、乗客Pは着席時の感覚から正しい着席区画A1 に着席したことが分かる。一方、着席区画A3 と着席区画A4 との間に乗客Pが着席すると、この着席区画A3 と着席区画A4 との間には段差部10が存在するため、乗客Pの臀部の収まりが悪くなり乗客Pの姿勢が傾いたりして座り心地が悪くなる。その結果、乗客Pは着席時の感覚から誤った位置に着席したことが分かり、臀部をずらしたり座り直したりすることによって正しい着席区画A3 又は着席区画A4 に誘導されるため、腰掛5に乗客Pを定員着席させることができる。
この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造は、以下に記載するような効果がある。
(1) この第1実施形態では、隣接する着席区画A1 〜A7 に跨って着席されるのを防止するための段差部10をこの隣接する着席区画A1 〜A7 の間に腰掛5が備える。このため、隣接する着席区画A1 〜A7 に跨って乗客Pが着席しても座り心地が悪くなり、正しい着席区画A1 〜A7 に乗客Pを自然に誘導することができる。その結果、着席区画A1 〜A7 毎に一人ずつ乗客Pを着席させることができるため、定員に満たない数の乗客Pが腰掛5に着席してしまう不都合を可能な限り防止することができる。
(2) この第1実施形態では、腰掛5は隣接する座部7の座面高さh1 ,h2 が異なるため、着席区画A1 〜A7 が視覚的に明確になり正しい着席区画A1 〜A7 に乗客Pを誘導することができる。また、図11に示す従来の腰掛の着席構造106のように着席区画A1 〜A7 を明確にするために一対の袖仕切り104の間に握り棒103を設置する必要がなくなるため、これらの握り棒103に乗客Pが衝突する可能性がなくなる。さらに、腰掛5の着席構造6が簡単で安価な構造であるため、車両1を大規模に改造することなく既存の腰掛105を改良することによって着席区画A1 〜A7 を明確にすることができる。
(第2実施形態)
図4は、この発明の第2実施形態に係る腰掛の着席構造における着席前の状態を示す正面図である。図5は、この発明の第2実施形態に係る腰掛の着席構造における着席後の状態を示す正面図である。図6は、図4のVI-VI線で切断した状態を示す断面図である。以下では、図1〜図3に示す部材と同一の部材については同一の番号を付して、詳細な説明を省略する。
腰掛5は、図4及び図5に示すように、隣接する座部11の沈下量δ1 ,δ2 が異なる。座部11は、図6に示すように、純毛やナイロンなどの難燃性の表生地11aと、支持部材9に固定される金属板(裏当金)11bと、表生地11aの裏面に装着されたばね網11cと、このばね網11cと金属板11bとの間に装着されたばね11dなどを備えている。ばね11dには、隣接する着席区画A1 〜A7 の間で沈下量(撓み量)δ1 ,δ2 が異なるように、ばね定数の異なる二種類の付勢部材が使用されている。この第2実施形態では、図4及び図5に示すように、着席区画A1 ,A3 ,A5 ,A7 には沈下量δ1 の大きいばね定数の小さい付勢部材が使用されており、着席区画A2 ,A4 ,A6 には沈下量δ2 が小さいばね定数の大きい付勢部材が使用されている。腰掛5は、図4に示すように乗客Pが着席していない状態では段差部10が存在しないが、図5に示すように乗客Pが着席した状態では着席区画A1 〜A7 毎にばね11dの沈下量δ1 ,δ2 が異なるため、隣接する着席区画A1 〜A7 の間に段差部10が現れる。この発明の第2実施形態には、第1実施形態の効果に加えて、ばね11dの作用によって腰掛5が柔軟になり座り心地を向上させることができる。
(第3実施形態)
図7は、この発明の第3実施形態に係る腰掛の着席構造の構成図である。
腰掛5は、図7に示すように、段差量可変部12と制御部13とを備えている。段差量可変部12は、段差部10の段差量Δhを可変する装置である。段差量可変部12は、空気ばね12aと、供給管路12bと、空気源12cと、排出管路12dと、排気口12eと、開閉弁12f,12gとを備えている。空気ばね12aは、圧縮空気の弾性を利用したばねであり、隣接する着席区画A1 〜A7 の一方に設置されている。この第3実施形態では、図5に示すように、着席区画A2 ,A4 ,A6 における座部7内に空気ばね12aが設置されている。供給管路12bは、空気ばね12aに空気を供給する管路(配管)であり、空気源12cに接続されている。空気源12cは、供給管路12bを通じて空気ばね12aに圧縮空気を供給するエアコンプレッサなどである。排出管路12dは、空気ばね12aから空気を排出する管路(配管)であり、排気口12eに接続されている。排気口12eは、排出管路12dを通じて空気ばね12aから圧縮空気を排出する部分である。開閉弁12fは、供給管路12bを開閉する電磁弁などであり、空気源12cと空気ばね12aとの間の供給管路12bに設置されている。開閉弁12gは、排出管路12dを開閉する電磁弁などであり、排気口12eと空気ばね12aとの間の排出管路12dに設置されている。開閉弁12f,12gは、供給管路12b及び排出管路12dを開閉して空気ばね12aの高さを可変し調整する。制御部13は、混雑時には段差部10が現れるように段差量可変部12を制御し、非混雑時には段差部10がなくなるように段差量可変部12を制御する装置である。制御部13は、例えば、車両1の運転台に設置された主幹制御器からの動作指令に基づいて開閉弁12f,12gを開閉動作させる。
次に、この発明の第3実施形態に係る腰掛の着席構造の動作を説明する。
図8は、この発明の第3実施形態に係る腰掛の着席構造の動作を説明するための図であり、図8(A)は非混雑時の状態を示し、図8(B)は混雑時の状態を示す。
混雑時には、図8(B)に示すように、開閉弁12f,12gを制御部13が制御して供給管路12bを開閉弁12fに開放させるともに排出管路12dを開閉弁12gに閉鎖させる。このため、供給管路12bを通じて空気源12cから空気ばね12a内に圧縮空気が流れ込み、空気ばね12a内の圧力が上昇する。その結果、空気ばね12aが伸びて着席区画A2 ,A4 ,A6 の座面が高くなり、隣接する着席区画A1 〜A7 の間に段差部10が現れる。制御部13は、段差部10の段差量Δhが所定値に達したときには開閉弁12fを閉鎖させる。一方、非混雑時には、図8(A)に示すように、開閉弁12f,12gを制御部13が制御して供給管路12bを開閉弁12fに閉鎖させるとともに排出管路12dを開閉弁12gに開放させる。このため、排出管路12dを通じて空気ばね12a内から排気口12eに圧縮空気が流れ出し、空気ばね12a内の圧力が低下する。その結果、空気ばね12aが縮み着席区画A2 ,A4 ,A6 の座面が低くなり、隣接する着席区画A1 〜A7 の間の段差部10がなくなる。制御部13は、段差部10の段差量Δhがゼロになったときには開閉弁12gを閉鎖させる。
この第3実施形態では、混雑時には隣接する着席区画A1 〜A7 の間に段差部10を出現させ、非混雑時には隣接する着席区画A1 〜A7 の間の段差部10をなくすことができる。その結果、通勤時間帯のように車内が混雑しているときには着席区画A1 〜A7 毎に一人ずつ乗客Pを着席させることができるとともに、昼間の時間帯のように車内が空いているときには着席区画A1 〜A7 に関わらず余裕をもって乗客Pを着席させることができる。
(第4実施形態)
図9は、この発明の第4実施形態に係る腰掛の着席構造の斜視図である。図10は、この発明の第4実施形態に係る腰掛の着席構造の断面図であり、図10(A)は非混雑時の状態を示す断面図であり、図10(B)は混雑時の状態を示す断面図である。
腰掛5は、図9及び図10に示すように、隣接する座部7の傾斜角度θが異なる。腰掛5は、図10に示すように、段差量可変部12と制御部16とを備えており、段差量可変部12は支持部材14と切換部15とを備えている。支持部材14は、座部7及び背もたれ部8を支持する部材であり、座部7を支持する下側支持部材14aと、背もたれ部8を支持する上側支持部材14bとに分割されている。下側支持部材14aの前端側には貫通孔14cが形成されており、下側支持部材14aの後端側にはガイド孔14dと固定軸14e,14fとが形成されている。
切換部15は、図10(B)に示すように傾斜角度θが所定角度(θ=α°)である傾斜位置S1 と、図10(A)に示すように傾斜角度θがゼロ度(θ=0°)である非傾斜位置(水平位置)S2 とに腰掛5を切り換える装置である。切換部15は、隣接する着席区画A1 〜A7 の一方に設置されている。この第4実施形態では、図9に示すように、着席区画A2 ,A4 ,A6 における座部7を支持する図示しない脚台内に切換部15が設置されている。切換部15は、図10に示すように、支持部15aと、ガイド軸15bと、駆動部15cと、固定部15dとを備えている。支持部15aは、腰掛5を回転自在に支持する軸部材である。支持部15aは、下側支持部材14aの貫通孔14cを貫通しており、支持部15aの両端部は図示しない固定部材に固定されている。ガイド軸15bは、下側支持部材14aを回転自在にガイドする部材である。ガイド軸15bは、下側支持部材14aのガイド孔14dを貫通しており、下側支持部材14aが回転するときにガイド孔14d内を移動して下側支持部材14aの回転角度を所定範囲内に制限する。
駆動部15cは、傾斜位置S1 及び非傾斜位置S2 に腰掛5を駆動する装置である。駆動部15cは、支持部15aを支点(回転中心)として下側支持部材14aを回転駆動する。駆動部15cは、上下方向に往復駆動するロッド15eを備えており、このロッド15eの先端部が下側支持部材14aの底部に回転自在に連結されている。固定部15dは、傾斜位置S1 及び非傾斜位置S2 で腰掛5を固定する装置である。固定部15dは、スライド部材15fと、アーム部材15gと、支点部15hと、駆動部15iとを備えている。スライド部材15fは、水平方向に進退可能に移動する部材であり、図示しないガイド部材によってスライド自在にガイドされている。スライド部材15fの先端部には、下側支持部材14aの固定軸14e,14fと嵌合する嵌合部15jが形成されている。アーム部材15gは、支点部15hを中心として回転可能なてこ部材であり、アーム部材15gの上端部はスライド部材15fと回転自在に連結されている。支点部15hは、アーム部材15gを回転自在に支持する部材であり、車両側面1bに固定されている。駆動部15iは、支点部15hを中心としてアーム部材15gを回転駆動させる装置である。駆動部15iは、水平方向に往復駆動するロッド15kを備えており、このロッド15kの先端部がアーム部材15gの下端部に回転自在に連結されている。
制御部16は、混雑時には傾斜位置S1 に腰掛5を切換部15に切り換えさせ、非混雑時には非傾斜位置S2 に腰掛5を切換部15に切り換えさせる。制御部16は、図10(B)に示すように、混雑時には非傾斜位置S2 から傾斜位置S1 まで駆動部15cに腰掛5を駆動させるとともに傾斜位置S1 で固定部15dに腰掛5を固定させる。一方、制御部16は、図10(A)に示すように、非混雑時には傾斜位置S1 から非傾斜位置S2 まで駆動部15cに腰掛5を駆動させるとともに非傾斜位置S2 で固定部15dに腰掛5を固定させる。制御部16は、例えば、車両1の運転台に設置された主幹制御器からの動作指令に基づいて、駆動部15cに駆動開始及び駆動停止を指令するとともに、固定部15dに固定及び固定解除を指令する。
次に、この発明の第4実施形態に係る腰掛の着席構造の動作を説明する。
図10(A)に示す状態から制御部16が駆動部15iに固定解除を指令すると駆動部15iがロッド15kをA方向に駆動して、アーム部材15gが支点部15hを中心として反時計回りに回転する。アーム部材15gが反時計回りに回転するとスライド部材15fがB方向に移動して、嵌合部15jが固定軸14fから抜け出し非傾斜位置S2 で腰掛5が固定解除される。次に、制御部16が駆動部15iに駆動停止を指令するとともに駆動部15cに駆動開始を指令すると、駆動部15cがロッド15eをC方向に下降して、下側支持部材14aが支持部15aを中心として反時計回りに回転する。ガイド軸15bがガイド孔14dにガイドされながら移動してガイド孔14dの上端部と接触すると、非傾斜位置S2 から傾斜位置S1 に腰掛5が切り換わり制御部16が駆動部15cに駆動停止を指令する。次に、図10(B)に示す状態から制御部16が駆動部15iに固定を指令すると駆動部15iがロッド15kをB方向に駆動して、アーム部材15gが支点部15hを中心として時計回りに回転する。その結果、スライド部材15fがA方向に移動して、嵌合部15jが固定軸14eに嵌合して傾斜位置S1 で腰掛5が固定される。なお、非傾斜位置S2 から傾斜位置S1 に腰掛5を切り換えるときには、以上の動作とは逆の動作になる。この第4実施形態には、第3実施形態と同様の効果がある。
(他の実施形態)
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、鉄道車両の縦形腰掛を例に挙げて説明したがこれに限定するものではない。例えば、鉄道車両の長さ方向に対して直角に設置された横形腰掛(クロスシート)、鉄道車両以外のバスや船舶などの交通輸送機関の腰掛、病院や駅の待合室などに設置された長椅子などについてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、段差部10の高さが同一である場合を例に挙げて説明したが、段差部10の高さを二段階以上に変化させることもできる。さらに、この実施形態では、座部7,11側のみに段差部10を形成した場合を例に挙げて説明したが、背もたれ部8側のみに段差部10を形成してもよいし、座部7,11側及び背もたれ部8側の双方に段差部10を形成してもよい。例えば、背もたれ部8の厚さ、沈下量、傾斜角度が異なるように構成してもよい。
(2) この第1実施形態では、座部7が詰物7cによって構成された腰掛5に段差部10を設けた場合を例に挙げて説明したが、ばね網とばねによって構成された他の構造の腰掛などに段差部10を設けてもよい。また、この第2実施形態では、ばね11dとしてコイルばねを例に挙げて説明したが板ばねなどの他の付勢部材についてもこの発明を適用することができる。
(3) この第3実施形態では、着席区画A1 〜A7 に一つ置きに空気ばね12aを設置した場合を例に挙げて説明したが、全ての着席区画A1 〜A7 に空気ばね12aを設置して各着席区画A1 〜A7 毎に圧縮空気の供給量を変化させてもよい。また、この第3実施形態では、全ての空気ばね12aの高さを開閉弁12f,12gによって調整しているが、各空気ばね12aに対応する開閉弁12f,12gを設置して空気ばね12a毎に高さを調節することもできる。さらに、この第4実施形態では、着席区画A1 〜A7 に一つ置きに切換部15を設置した場合を例に挙げて説明したが、全ての着席区画A1 〜A7 に切換部15を設置して各着席区画A1 〜A7 毎に傾斜角度θを変化させてもよい。
この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造の正面図である。 この発明の第1実施形態に係る腰掛の着席構造の斜視図である。 図1のIII-III線で切断した状態を示す断面図である。 この発明の第2実施形態に係る腰掛の着席構造における着席前の状態を示す正面図である。 この発明の第2実施形態に係る腰掛の着席構造における着席後の状態を示す正面図である。 図4のVI-VI線で切断した状態を示す断面図である。 この発明の第3実施形態に係る腰掛の着席構造の構成図である。 この発明の第3実施形態に係る腰掛の着席構造の動作を説明するための図であり、(A)は非混雑時の状態を示し、(B)は混雑時の状態を示す。 この発明の第4実施形態に係る腰掛の着席構造の斜視図である。 この発明の第4実施形態に係る腰掛の着席構造の断面図であり、(A)は非混雑時の状態を示す断面図であり、(B)は混雑時の状態を示す断面図である。 従来の腰掛の着席構造の一例を示す正面図である。
符号の説明
5 腰掛
6 着席構造
7 座部
8 背もたれ部
10 段差部
11 座部
12 段差量可変部
12a 空気ばね
12b 供給管路
12d 排出管路
12f,12g 開閉弁
13 制御部
15 切換部
15a 支持部
15c 駆動部
15d 固定部
16 制御部
P 乗客
1 〜A7 着席区画
1 ,h2 座面高さ
δ1 ,δ2 沈下量
Δh 段差量
θ 傾斜角度
1 傾斜位置
2 非傾斜位置

Claims (8)

  1. 着席定員に応じて複数の着席区画に腰掛を分割してこの着席区画毎に一人ずつ着席させるための腰掛の着席構造であって、
    前記腰掛は、平坦な床面の長さ方向に沿って配置される縦型腰掛であり、隣接する前記着席区画に跨って着席されるのを防止するために、この隣接する前記着席区画の間に段差部を備えること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  2. 請求項1に記載の腰掛の着席構造において、
    前記腰掛は、隣接する座部の高さ又は背もたれ部の厚さの少なくとも一方が異なること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  3. 請求項1に記載の腰掛の着席構造において、
    前記腰掛は、隣接する座部又は背もたれ部の少なくとも一方の沈下量が異なること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  4. 請求項1に記載の腰掛の着席構造において、
    前記腰掛は、隣接する座部又は背もたれ部の少なくとも一方の傾斜角度が異なること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の腰掛の着席構造において、
    前記段差部の段差量を可変する段差量可変部と、
    混雑時には前記段差部が大きくなるように前記段差量可変部を制御し、非混雑時には前記段差部が小さくなるように前記段差量可変部を制御する制御部とを備えること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  6. 請求項5に記載の腰掛の着席構造において、
    前記段差量可変部は、
    隣接する前記着席区画の一方又は双方に設置された空気ばねと、
    前記空気ばねに空気を供給する供給管路と、
    前記空気ばねから空気を排出する排出管路と、
    前記供給管路を開閉する第1の開閉弁と、
    前記排出管路を開閉する第2の開閉弁とを備え、
    前記制御部は、混雑時には前記第1の開閉弁に前記供給管路を開放させるとともに前記第2の開閉弁に前記排出管路を閉鎖させ、非混雑時には前記第1の開閉弁に前記供給管路を閉鎖させるとともに前記第2の開閉弁に前記排出管路を開放させること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  7. 請求項5に記載の腰掛の着席構造において、
    前記段差量可変部は、前記傾斜角度が所定角度である傾斜位置と前記傾斜角度がゼロ度である非傾斜位置とに前記腰掛を切り換える切換部を備え、
    前記制御部は、混雑時には前記傾斜位置に前記腰掛を前記切換部に切り換えさせ、非混雑時には前記非傾斜位置に前記腰掛を前記切換部に切り換えさせること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
  8. 請求項7に記載の腰掛の着席構造において、
    前記切換部は、
    前記腰掛を回転自在に支持する支持部と、
    前記傾斜位置及び前記非傾斜位置に前記腰掛を駆動する駆動部と、
    前記傾斜位置及び前記非傾斜位置で前記腰掛を固定する固定部とを備え、
    前記制御部は、混雑時には前記非傾斜位置から前記傾斜位置まで前記駆動部に前記腰掛を駆動させるとともに前記傾斜位置で前記固定部に前記腰掛を固定させ、非混雑時には前記傾斜位置から前記非傾斜位置まで前記駆動部に前記腰掛を駆動させるとともに前記非傾斜位置で前記固定部に前記腰掛を固定させること、
    を特徴とする腰掛の着席構造。
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