JP2009018609A - バイク牽引装置 - Google Patents

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郁夫 平岡
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Abstract

【課題】
自動車にてバイクを牽引するバイク牽引装置において、種々の自動車としての型式の相違に関係なく装着することの出来るバイク牽引装置を提供することであり、また、牽引時においてバイクを安定かつ安全に牽引できるようにすること。
【解決手段】
自動車の後部に連結するバイクを牽引するバイク牽引装置であって、略L字型のメインポールに、該ポールに設けられたブラケットに旋回可能にバイクの前輪を吊リ下げる屈曲自在のアームを旋回自在に軸支し、さらに、前記メインポールに自動車の後部に当接する緩衝座を取り付けるとともに、メインポールを自動車の後部に設置するための安定部材を設けるとともに、メインポールのコーナー部にバイクと連結するゴムロープ、スプリング等からなる弾性収縮部材を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車により自動二輪車及び原動機付自転車等(バイク)を牽引する際に用いられるバイク牽引装置に関する。
従来、例えば飲酒運転による事故防止等の観点から、居酒屋等に駐車した依頼者の乗用車を本人に代わって自宅まで運転する運転代行業が広く行われている。この運転代行は、一般に次のようにして行われている。
すなわち、運転代行者2名がパートナーで一台の業務用自動車に乗り、一方の者が居酒屋等の依頼者の指定場所まで運転する。そして、他方の者がその指定場所にて依頼者の乗用車に乗り込み、依頼者を乗せてその自宅まで運転する。その間、一方の者は業務用自動車にて乗用車を追従し、運転代行を終えた後、他方の者を再び業務用自動車に乗せて事業所に引き返す。このような行程を繰り返し行っている。
しかし、このような従来の方法では、依頼者の乗用車一台に対して運転代行者が2名必要になり人件費が嵩む。また、依頼者の乗用車の運転を代行した者が事業所に戻るために業務用自動車を走らせねばならず、燃費も嵩み非効率であるといった問題があった。
こうした中、例えば特開平8−11512号公報には、代行用にバイクを使用し、運転代行者一人で運転代行を行う方法が提案されている。この方法は、依頼者の乗用車を代行運転する際に、同時に業務用バイクを牽引して自宅まで走行させ、運転代行を終えた後、運転代行者がこのバイクを運転して事業所に戻るというものである。かかる方法により、上述した人件費の問題と燃費の問題を解決することができるとしている。
しかしながら、かかる方法に用いられるバイクの牽引技術においては、バイクの車体を折り曲げて走行可能にさせるなどバイク自体の改造を伴うため、そのバイクの改造又は製造に多大な費用がかかる。このため特に個人で運転代行を行おうとする者には実現が困難であるといった問題がある。
また、特許文献2としてバイク牽引具が開示され、即ち、一端がフロントフォークに接続されると共に、他端に向けて前記バイクの前方に延びる、左右に平行に夫々設けられたフォーク接続部と、前記バイクの進行方向に対してほぼ直角方向に延びる長尺状の本体を有し、該本体に前記フォーク接続部の他端を夫々接続するベース部と、一端が前記ベース部に接続されると共に、前記フォーク接続部とは反対側に延び、他端が前記フックに接続される長尺状のフック接続部と、一端が前記ベース部の端部近傍に接続され、他端が前記フック接続部の他端近傍に接続され、該フック接続部に負荷される力の一部を請負う長尺状の補強部とを備えたバイク牽引具が開示されている。
この特許文献2に開示されるバイク牽引具においては、牽引補助具により、バイクの駆動輪である後輪を浮上させて路面から離間させると共に、左右に設けられた補助輪によってバイクの後部を支持するために、バイク後輪の支持方式が2輪で支承するというもの2輪のタイヤ幅が狭小であることからバイクの自立性に乏しく、検事にバイクが転倒する恐れがあり、特に、道路のカーブを走行する場合に、バイクは牽引補助具とともに遠心力によって振り回されることとなって転倒し、特に、ブレーキを作動させると、バイクが左右に振り回され、振り回される方向によっては、バイクが運転している自動車に衝突するなどして安全な運転をなすことができないという問題がある。
加えて、バイクの後輪を補助輪によって支承させることから、牽引補助具の構造そのものが、大掛かりとなって、また、バイクを牽引状態にセットするために時間を有するのみならず、代行運転終了時において牽引補助具の回収、言い換えれば、牽引補助具の搬送が困難となることから、バイクの牽引手段としては不適切なものであって、このため、単独の運転代行の普及を妨げることとなっている。
特開平8−11512号公報 特開2004−34773号公報
前述の諸点に鑑み本発明は、自動車にてバイクを牽引するバイク牽引装置において、種々の自動車としての型式の相違に関係なく装着することの出来るバイク牽引装置を提供することであり、また、牽引時においてバイクを安定かつ安全に牽引できるようにすることを目的とする。
前述の課題を解決するための本発明に係るバイク牽引装置の構成は、自動車の後部に連結するバイクを牽引するバイク牽引装置であって、略L字型のメインポールに、該ポールに設けられたブラケットに旋回可能にバイクの前輪を屈曲自在のアームを旋回自在に軸支し、さらに、前記メインポールに自動車の後部に当接する緩衝座を取り付けるとともに、メインポールを自動車の後部に設置するための接続部材を設けるとともに、メインポールの下端位置にバイクと連結するゴムロープ、スプリング等からなる弾性収縮部材を設けた点に存する。
さらに前述の課題を解決するための本発明に係るバイク牽引装置の構成は、請求項1記載のバイク牽引装置において、バイクのハンドルを掛止するワイヤを具備してなる吊架ロッドを回動自在に軸支せしめた点に存する。
また、前述の課題を解決するための本発明に係るバイク牽引装置の構成は、請求項1、2記載のバイク牽引装置において、屈曲自在のアームの旋回軸をメインポールに対して傾斜して配置した点に存する。
さらにまた、前述の課題を解決するための本発明に係るバイク牽引装置の構成は、請求項1、2、3記載のバイク牽引装置であって、自動車後部のトランクハッチ内に配置されるひも状の面状ファスナーからなる補助固定具を有し、緩衝座の外表面に前記面状ファスナーと対をなす面状ファスナーを固定し、両者を連結固定するようにした点に存する。
本発明によれば、運転代行時において、バイクを代行運転する自動車に対して安定して牽引可能とすることから、従来、運転者と運転者回収の為の随伴者の二人で行われていたサービスが、運転者一人で行いうることとなり、サービス料金の低減を可能とすることから、運転代行サービスの拡充が可能となり、社会的貢献に繋がる産業に寄与するところ大なる発明である。
また、運転代行のみならずバイクの搬送装置として、例えば、レジャーに使用する場合のバイクの搬送等にも使用することが出来るとうの効果をも有するものである。
以下、図示の実施例に基づいて本発明に係るバイク牽引装置について説明するが、この実施例は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において自由に実施し得るものであることを理解されたい。
図において、1はメインポールであって、このメインポール70は図示の実施例においては大略L字形状をなし、即ち、垂直部のポール75と水平部の連結アーム80とから構成されている。このメインポール70は一体構造のものであってもよいが、特に、2分割の構成を採用し、その連結位置において着脱自在とすることによって運搬時における分解を可能とし、搬送を容易とすることから、この2分割構造が推奨される。
即ち、図3、図4に詳細を示すように、筒状のメインポール70に水平部材としてのメインパイプ81の先端に形成された棒状の突起を嵌合し、蝶ネジ79で螺着している。このメインパイプ81は第1連結アーム83を従来公知の構成を有するラチェット82で第1連結アーム83の軸を回動軸心として回動可能に連結され、さらに、第1連結アーム83の軸と直行する回動軸心を有するラチェット84を介して第2連結アーム85を連結してなり、該第2連結アーム85にフックボルト130が螺合する高ナット86を固着するとともに、其の先端に自動車に固定されている自動車牽引用フック5と連結するメインフック87を固定している。
メインポール70の上部には、フックボルト130を螺合するフックボルト受74を回転座72に固定し、該回転座72をメインポール70に設けた軸72aに回転可能装着し、蝶ネジ71により固定するようにしている。また、メインポール70には、上端部に筒状のガイド502を固定してなるガイドポール503が上下方向に摺動可能に装架され、高さ方向調整後において蝶ネジ73により固定されるようになっている。
ガイドポール503に固定されたガイド502にはガイドシャフト51が嵌挿され、其の軸方向に回動可能とされ、また、蝶ネジ57により固定されるようになっている。また、このガイドシャフト51の中間部にラチェット54を介してリンクフレーム55が回動可に支承され、このリンクフレーム55にラチェット56を装着し、ラチェット56に連結パーツ56bを連結するとともに、その連結パーツ56bの先端部にラチェット59を支持せしめ、該ラチェット59に回転軸59aに軸支せしめ、前記連結パーツ56bに作用する加重を分散して支持するための補強フレーム58がフレーム56aおよび回転軸59aのそれぞれの端部に嵌合するように装着されている。連結パーツ56bの強度が剛なる場合には設ける必要は無く、また、補強フレーム58は、フレーム56aおよび回転軸59aの回動を許容するように連結されている。
この回転軸59aに緩衝座501を固定してなる取付プレート504のブラケット506を介して回動自在に装着され、この緩衝座501は自動車の後部に当接せしめるものであることから柔軟な部材、例えば、多孔性部材(スポンジ)、エアーバッグ等が推奨される。さらに、緩衝座501に面状ファスナー505の雄あるいは雌の一方を貼着し、前記緩衝座501と同様に柔軟な部材、例えば、多孔性部材(スポンジ)、エアーバッグ等から整形された筒体62を有し、該筒体62に前記面状ファスナー505と対を成す面状ファスナー61を具備する一対の紐状の連結帯63を具備する補助固定具60を着脱可能に設けるのが望ましい。
ガイドシャフト51は、その一端を屈曲されて略L字状に成形された軸部52を有してなり、この軸部52はガイドポール503の軸芯に対して図5で示す鋭角αをなすように形成するのが望ましい。この軸部52に回動自在に回転軸受39を介してアーム30が装架され、該アーム30の他端には軸受301によりバイクと連結するバイクステー40を吊り下げる伸縮自在のアーム30が水平面を回転中心として回動可能に連結されている。前記アーム34を収納するアーム31の先端部は後述するバイクに固定されるバイクステー40に設けられるフック掛42に係合するフック32が固定されている。
バイクステー40は、バイク牽引装置1にバイクを連結するために必要とするもので、バイクの型式に応じて設計製作される。一例を示すと、上面が開口した樋状をなす本体41を有し、その底面にはアーム30を受容したときのクッション材47が貼付されている。また、バイクステー40をバイクに固定するためにその中間部分に固定用バー43が設けられており、バイクのフロント部におけるカバーを取り付けるために設けられているボルト孔を利用して、両者をボルト44により取り付けるようになっている。
前記アーム30の基部にはラチェット38により回動可能にロッドスリーブ36設けられ、該ロッドスリーブ36にロッド21が装着され、蝶ネジ37により固定されている。このロッド21は弾力性を有する素材、例えば、グラスファイバー、カーボンファイバー、金属製等種々の材料を採用することができるもので、また、伸縮自在となし、分割式となすなど構造についても種々採用しうるものであり、図示の実施例にあっては、全体を3分割し、着脱自在となしている。また、このロッド21の先端部には、バイク2のバイクハンドル8を掛止する吊下ロープ10のロープフック12が係合するリング22が固定されている。ここでいう吊下ロープ10は、金属製、合成樹脂製、植物繊維製等種々のものが採用されるが、好ましくは、伸縮性を有し、かつ、弾力性(クッション性)を具備するもゴム紐、あるいは、スプリングが推奨される。
メインポール70の基部にはウィンチ78が固設され、このウィンチ78は従来公知の構造を有する市販品使用している。ウィンチ78のワイヤ76のフック77には、くの字に湾曲したハンガーフック90がリング91を介して着脱可能に連結され、このハンガーフック90の両サイドに引ロープ101a.101bを掛止するフック93が固定されている。
この引ロープ101a.101bは、牽引時におけるバイク2の姿勢の変化による荷重変動を吸収するために、伸縮性を有するゴム製、あるいは、スプリングとするのが望ましく、この引ロープ101a.101bの先端にハンガーフック90のフック93に掛止するフック係止リング103a.103bを有し、また、バイク2に固定されるガイドローラー110a.110bに対するボール状のストッパ102a.102bが設けられ、また、他端にはバイク2に設けられた係止係止ピン120a.120bnに係合するリング104a.104bが固定されている。
バイク2には、前記引ロープ101a.101bを案内するガイドローラー110a.110bを設けるのが望ましい。ガイドローラー110a.110bは図17に示すように、バイク2の足を乗せるバイクステップ4の側面で、かつ、側方に突出しないように設置される。ガイドローラー110a.110bは、引ロープ101a.101bを円滑に案内するために三方向にローラを配置した構成を採用しており、即ち、バイク2に取り付けるローラフレーム115に設けられた貫通穴(図示を省略した。)を相通してなるボルト111にスリーブローラ116を装着してナット113により固定したもので、ローラフレーム115に対して左右の方向に一対のスリーブローラ116が適宜の間隔でもって設置され、さらに、同様のローラ構成を採用する前記スリーブローラ114が配置される。ガイドローラー110a.110bはローラフレーム115に設けられた脚部118によりバイク2にボルト112に固定される。
前述の構成を有するバイク搬送装置の使用方法を説明するが、本発明にかかるバイク牽引装置1は、自動車の後部に設置されるフックを利用することによって装着することを基本的な前提としている。
先ず、補助固定具60の筒体62をトランク9に収納し、面状ファスナー61を具備する一対の紐状の連結帯63をトランク9から外部に延在せしめておく(図7−a)。次いで、メインパイプ81におけるメインフック87を自動車の下面に固定されている自動車牽引用フック5と連結する。即ち、図15−bに示すように、ラチェット84を屈曲させつつ、メインパイプ81のメインフック87と自動車3の自動車牽引用フック5との間隔を調整しつつ両フック5,87を連結するが、フックの設置位置が前述するとおり自動車3の下面であることから極めて作業性が悪いものであり、ラチェット82を回転させて、第1連結アーム83と第2連結アーム85とを水平面内の回転軸芯を中心として回転させて、作業のし易い路上位置で作業を行い、フックの結合作業の終了後において前記ラチェット82を利用して前記第1連結アーム83と第2連結アーム85とが水平状態となるように回転させて復帰させる。(図15−b)
同時に、メインパイプ81の上部に設けられたガイドシャフト51にリンク機構を介して支持された緩衝座501を回動させて自動車3における後部トランク9に軽く当接させるとともに、バンパー上に座乗するように前記リンク機構、あるいは、メインパイプ81に摺動自在に嵌挿されているガイドポール503の高さ方向を調整した後、蝶ネジ73で固定し、かくして、バイク搬送装置全体を自動車3に仮止めする(図7−b)。
さらに、メインパイプ81の上部、ガイドポール503の上部に設けられたガイドシャフト51に成形された軸部52に、バイクステー40と連結するアーム30の後端に固定された回転軸受39を嵌合させ、詳しくは、図9に示すように、図9−bの収納状態から、蝶ネジ33を緩めてアーム31からアーム34を引き出し状態となし、バイクステー40のフック掛42に連結されるフック32を中心に回転させてガイドシャフト51に成形された軸部52に嵌合させる。
さらにまた、アーム30の基部に設けたロッドスリーブ36に吊ロッド20を装着し、蝶ネジ37により固定するとともに、吊下ロープ10をバイク2のバイクハンドル8に掛止する。
続いて、バイク2に牽引ロープ100a.100bを掛止する。即ち、メインポール70の基部に固設されたウィンチ78のワイヤ76に、ハンガーフック90を連結し、このハンガーフック90を介して一対の引ロープ101a.101bを掛止し、該引ロープ101a.101bをバイク2に固定したガイドローラー110a.110bに挿通し、その先端をバイク2に設けられた係止ピン120a.120bに係止する。
この状態において、ウィンチ78を回転させると、バイク2は牽引ロープ100a.100bにより牽引され、徐々にバイク搬送装置のメインパイプ81に引き寄せられ、このとき、アーム34とアーム35とは軸受301により水平面を回転中心とし回転して屈曲することとなり、これによってアーム34はアーム31内を摺動することとなり、牽引ロープ100a.100bの牽引のさらなる進行に伴って、アーム34はアーム35とともに回動してバイクステー40の内部に移行して、バイクステー40の内部に貼着されたクッション材47上に着座する。
この結果、バイク2は、図8に示すように、バイクステー40とアーム30との協働作用により連結状態となるが、この時アーム35がガイドシャフト51の軸部52に嵌合していることから、軸部52の軸芯を中心に水平面内に回動し、また、バイク2のバイクハンドル8は、吊ロッド20の先端に取り付けられる吊下ロープ10によって支持されており、このため、吊ロッド20の弾性および吊下ロープ10によりバイク2の倒れを防止し、常時中立状態を維持するように回動し、さらにウィンチ78を回転させると、軸受301を介して連結されたアーム35とアーム34とはさらなる屈曲をおこすこととなり、バイク2は徐々に前輪を持ち上げられ、後輪一輪のみで立上った状態となり、この状態において、バイク2の牽引準備が完了することとなる。
前述の状態において、バイク2に対する牽引ロープ100a.100bによる牽引力は、当初においてバイク2を自動車3を相互に引き合う水平方向の力として作用し、バイク2の牽引に伴って水平方向の力が徐々にバイク2を持ち上げる力と変換される。同時に、水平方向の力はアーム34、アーム35、さらには、ガイドシャフト51の軸部52を介してメインポール70に伝達され、ガイドシャフト51に設けられたリンクフレーム55、フレーム56a、補強フレーム58等々を経由して緩衝座501に伝達し、緩衝座501を自動車3の後部に対する押し付け力として作用することとなり、バイク牽引装置1全体を自動車3の後部ボディーへの密着状態を確実なものとする。
ところで、バイク牽引装置1を装架する自動車3におけるこのフックの設置位置は、自動車メーカー、車種、型式によって種々に変化するものであり、例えば、図12にそのフックの設置位置の例を示すように、図12(a)に示されるようにバンパーの下部に設けたスカートによって後部バンパースカートタイプ別牽引フック5aがカバーされているワゴンタイプの車種、図12(b)に示されるようなトラック牽引フック5bをシャーシの後部に取り付けられたトラック、また、図13(a)に示されるような車体後部にスペアタイヤを装架し、スペアタイヤの下部にを取り付けたサファリワゴン型式、さらに、図13(b)に示されるような後部バンパーにセダンバンパー牽引フック5dを埋設しているセダンバンパー型式等々が存在し、さらに、加えて、車幅方向に取付位置が変化するものであり、これらの変動要因に対して対応することが必要となってくる。
図10、図11に示すように、バイク牽引装置1を自動車3に装着するに際して、バイク牽引装置1によって牽引されるバイク2によって、自動車の後尾にある方向指示ランプ、制動ランプが遮蔽されて後続の自動車等に対する表示が阻害されることがないように設置する必要がある。このためには、バイク牽引装置1を装架するに際してメインパイプ81の設置をフック位置の鉛直線上に位置させずに、鉛直位置から偏移させて設置すればよい。即ち、予めバイク牽引時に遮蔽しない位置となるように補助固定具60をトランク9に収納し、次いで、メインパイプ81におけるメインフック87を自動車の下面に固定されている自動車牽引用フック5と連結した後、ラチェット84を屈曲させてメインパイプ81を変位させ、あるいは、ラチェット82を回転させてメインパイプ81を傾斜させ、その後、前述する手順と同様に、リンク機構を介して支持された緩衝座501を回動させて自動車3における後部トランク9等に軽く当接させるとともに、バイク搬送装置全体を自動車3に仮止めする。
前述するバイク牽引装置1を鉛直位置から変異させた場合、言い換えれば、メインパイプ81の設置をフック位置の鉛直線上から偏移させて設置させた場合、バイク2の前輪を支持するアーム30を支持するガイドシャフト51はりメインポール70の上端部に固定されたガイド502内を回動し、吊下ロープ10によりバイク2のバイクハンドル8を掛止されていることから、バイク2を鉛直状態に維持することとなる。
バイクの牽引準備が終了すると自動車3を走行させるが、道路状況に応じて牽引装置は種々の作用をなす。例えば、坂道の走行において、頂上近傍にあってはバイク2と自動車3とは図6中の仮想線Iで示すように、車間距離が離間する方向、また、反対に坂道から平坦部への移行部分においては車間距離が接近する方向への運動が派生するが、この相反する挙動を水平回転軸7の屈曲作用によって吸収することが可能となる。
また、道路のカーブ、あるいは、右折・左折の方向転回に際して、牽引するバイク2の転回がスムースになしうる。バイク2はガイドシャフト51の略L字状に成形された軸部52に嵌着されるバイクステー40の回転軸受39によって軸部52の軸心を中心にして回動することとなるが、この軸部52の軸芯j2がガイドポール503の軸芯j1に対して鋭角αをなすように前傾して形成されていることから、バイク2は回転方向に車体を傾転することとなり、カーブの走行時あるいは方向転回時にバイク2に作用する遠心力によるスリップの発生を抑止することができ、安定走行を可能とする。
図10、図11に図示するごとく、例えば、右カーブを走行する状態を説明するならば、自動車3が回転を行うと、一連のバイクステー40に支承されたバイク2は回転軸受39を中心として回動をはじめ、自動車3とバイク2は屈曲状態を呈することとなり、このときバイク2は軸部52が前傾して形成されている故に、バイク軸心CLは鉛直線に対して傾斜角αの角度で傾転し、この結果、スリップに対する抗力として作用することから、遠心力による運転への影響を緩和し、安全運転を可能とする。
図12は、本発明のバイク牽引装置1の別異の使用状態を示すものである。
図12(a)に示されるようにバンパーの下部に設けたスカート600によって自動車牽引用フック5aがカバーされているワゴンタイプの車種にあっては、スカート600によってメインフック87の自動車3の自動車牽引用フック5aへの連結が阻害されることとなる。このような場合、牽引装置における第2連結アーム85に固着された高ナット86にフックボルト130を螺合し、フックボルト130と自動車に固定されている自動車牽引用フック5aとを連結する。
また、図12(b)に示されるような自動車牽引用フック5bをシャーシの後部に取り付けられたトラックにあっては、荷台700の位置が高いことから緩衝座501を支持するリンク機構を利用して、該リンク機構を折り畳み状態として荷台後部の煽りに当接している。
また、図13(a)に示されるような車体後部に予備タイヤ800を装架し、その予備タイヤの下部に自動車牽引用フック5cを取り付けたサファリワゴン型式にあっては、前記予備タイヤ800を利用してバンド140により緩衝座501を結束固定する。
さらに、図13(b)に示されるような後部バンパーに自動車牽引用フック5dを埋設しているセダンバンパー型式にあっては、バンパーフック900に自動車牽引用フック5dが埋設されており、これを蓋(図示を省略)で覆っているもので、メインポール70の上部に固定したフックボルト受74にフックボルトを螺合し、このフックボルト130を用いて自動車牽引用フック5dと連結するようにしたもので、このときメインパイプ1bは不要であることからメインポール70の下部から外しておけばよい。
次に、図18、図19に基づいて本発明にかかるバイク牽引装置1の第2の実施例について説明する。なお、説明の便宜上、第1実施例と同一部品には同一の符号を付して説明する。
第2実施例にあっても先の実施例と基本的な構成は共通とするもので、即ち、図において、1はメインポールであって、このメインポール70は一体構造のものであってもよいが、特に、2分割の構成を採用し、その連結位置において着脱かつ伸縮自在とすることによって運搬時における分解を可能とし、搬送を容易とすることから、この2分割構造が推奨される。
即ち、図19に詳細を示すように、筒状のメインポール70の下部位置において、水平に補強部材160が固定され、該補強部材160に自動車3に直接メインポール70が当接して、傷をつけないようにスポンジ、発泡ウレタン樹脂、ゴム、エアーバッグ等からなる緩衝部材152が固着されている。前記補強部材160の下端部において、ボルト158により補強部材160の背面側に固定されたウィンチ150の巻取ドラム159に巻回されたロープ153の一端が、固着された補強部材160に固定されたウィンチ150と反対側の端部に固定ボルト157により固定されている。なお、図19はウィンチ150の巻取ドラム159を回転させるためのハンドル151である。
このロープ153には自動車に固定されている自動車牽引用フック5と係合するメインフック部材156が滑動自在に装架されている。メインフック部材156は、リングフック155にロープ153を案内する滑車154を回転自在に軸支してなり、またリングフック155に自動車牽引用フック5を形成し、これと対をなすロープ153のボルト157を滑車154によって搖動自在とされている。
メインポール70の上部には、フックボルト130を螺合するフックボルト受74を回転座72に固定し、該回転座72をメインポール70に設けた軸72aに回転可能装着し、蝶ネジ71により固定するようにしている。また、メインポール70には、上端部に筒状のガイド502を固定してなるガイドポール503が上下方向に摺動可能に装架され、高さ方向調整後において蝶ネジ73により固定されるようになっている。
ガイドポール503に固定されたガイド502にはガイドシャフト51が嵌挿され、其の軸方向に回動可能とされ、また、蝶ネジ57により固定されるようになっている。また、このガイドシャフト51の中間部にラチェット54を介してリンクフレーム55が回動可に支承され、このリンクフレーム55のフレーム56aにラチェット56を装着し、ラチェット56に連結パーツ56bを連結するとともに、その先端部にラチェット59を支持せしめ、該ラチェット59に回転軸59aに軸支せしめ、前記連結パーツ56bに作用する加重を分散して支持するための補強フレーム58がフレーム56aおよび回転軸59aのそれぞれの端部に嵌合するように装着されている。連結パーツ56bの強度が剛なる場合には設ける必要は無く、また、補強フレーム58は、フレーム56aおよび回転軸59aの回動を許容するように連結されている。
この回転軸59aに緩衝座501を固定してなる取付プレート504のブラケット506を介して回動自在に装着され、この緩衝座501は自動車の後部に当接せしめるものであることから柔軟な部材、例えば、多孔性部材(スポンジ、発泡ウレタン樹脂)、ゴム、エアーバッグ等が推奨される。さらに、緩衝座501に面状ファスナー505の雄あるいは雌の一方を貼着し、前記緩衝座501と同様に柔軟な部材、例えば、多孔性部材(スポンジ)、エアーバッグ等から整形された筒体62を有し、該筒体62に前記面状ファスナー505と対を成す面状ファスナー61を具備する一対の紐状の連結帯63を具備する補助固定具60を着脱可能に設けるのが望ましい。
ガイドシャフト51は、その一端を屈曲されて略L字状に成形された軸部52を有してなり、この軸部52はガイドポール503の軸芯j1に対して鋭角αをなすように形成するのが望ましい。この軸部52に回動自在に回転軸受39を介してアーム30が装架され、該アーム30の他端には軸受301によりバイクを吊り下げるバイクステー40と連結した伸縮自在の
アーム34が水平面を回転中心として回動可能に連結されている。前記アーム34を収納するアーム31の先端部は後述するバイクに固定されるバイクステー40に設けられるフック掛42に係合するフック32が固定されている。
バイクステー40は、バイク牽引装置1にバイクを連結するために必要とするもので、バイクの型式に応じて設計製作される。一例を示すと、上面が開口した樋状をなす本体41を有し、その底面にはアーム30を受容したときのクッション材47が貼付されている。また、バイクステー40をバイクに固定するためにその中間部分に固定用バー43が設けられており、バイクのフロント部におけるカバーを取り付けるために設けられているボルト孔を利用して、両者をボルト44により取り付けるようになっている。
前記アーム30の基部にはラチェット38により回動可能にロッドスリーブ36設けられ、該ロッドスリーブ36に吊ロッド20が装着され、蝶ネジ37により固定されている。この吊ロッド20は弾力性を有する素材、例えば、グラスファイバー、カーボンファイバー、金属製等種々の材料を採用することができるもので、また、伸縮自在となし、分割式となすなど構造についても種々採用しうるものであり、図示に実施例にあっては、全体を3分割し、着脱自在となしている。また、このロッド21の先端部には、バイク2のバイクハンドル8を掛止する吊下ロープ10のロープフック12が係合するリング22が固定されている。ここでいう吊下ロープ10は、金属製、合成樹脂製、植物繊維製等種々のものが採用されるが、好ましくは、伸縮性を有し、かつ、弾力性(クッション性)を具備するもゴム紐、あるいは、スプリングが推奨される。
メインポール70の基部にはウィンチ78が固設され、このウィンチ78は従来公知の構造を有する市販品使用している。ウィンチ78のワイヤ76のフック77には、くの字に湾曲したハンガーフック90がリング91を介して着脱可能に連結され、このハンガーフック90の両サイドに引ロープ101a.101bを掛止するフック93が固定されている。
この牽引ロープ100a.100bは、牽引時におけるバイク2の姿勢の変化による荷重変動を吸収するために、伸縮性を有するゴム製、あるいは、スプリングとするのが望ましく、この引ロープ101a.101bの先端にハンガーフック90のフック93に掛止するフック係止リング103a.103bを有し、また、バイク2に固定されるガイドローラー110a.110bに対するボール状のストッパ102a.102bが設けられ、また、他端にはバイク2に設けられた係止ピン120a.120bに係合するリング104a.104bが固定されている。
バイク2には、前記引ロープ101a.101bを案内するガイドローラー110a.110bを設けるのが望ましい。ガイドローラー110a.110bは図17に示すように、バイク2の足を乗せるバイクステップ4の側面で、かつ、側方に突出しないように設置される。ガイドローラー110a.110bは、引ロープ101a.101bを円滑に案内するために三方向にローラを配置した構成を採用しており、即ち、バイク2に取り付けるローラフレーム115に設けられた貫通穴(図示を省略した。)を相通してなるボルト111にスリーブローラ116を装着してナット113により固定したもので、ローラフレーム115に対して左右の方向に一対のスリーブローラ116が適宜の間隔でもって設置され、さらに、同様のローラ構成を採用する前記スリーブローラ114が配置される。ガイドローラー110a.110bはローラフレーム115に設けられた脚部118によりバイク2にボルト112に固定される。
上述の構成を有する第2の実施例におけるバイク牽引装置1において、前述する第1の実施例と同様に、先ず、補助固定具60の筒体62をトランク9に収納し、面状ファスナー61を具備する一対の紐状の連結帯63をトランク9から外部に延在せしめておく。次いで、メインパイプ81の下部に設けたウィンチ78の巻取ドラム78aを逆転させることによってワイヤ76を繰り出し、ワイヤ76に装着しているメインフック87を自動車3の車体下部に固定された自動車牽引用フック5に係止する。この場合、自動車3の車体下部に固定された自動車牽引用フック5に係止する部材として、ワイヤ76を採用している為にその作業は容易に行うことができる。
しかる後、前記ウィンチ150を正転させてロープ153を巻き取り、メインパイプ81の下部に固定した緩衝部材152が自動車3の後部バンパーに当接するまでロープ153を巻き取る。このとき、ロープ153は、自動車3の自動車牽引用フック5に掛止するメインフック87、補強部材160の固定ボルト158、さらには、巻取りウィンチ150との間に張設された状態となり、この結果、メインフック87はロープ153の中央に位置づけされることとなり、言い換えれば、ロープ153の中央にポール75が位置づけされ、自動車牽引用フック5とメインポール70とが同一線上に位置することとなる。
同時に、メインパイプ81の上部に設けられたガイドシャフト51にリンク機構を介して支持された緩衝座501を回動させて自動車3における後部トランク9に軽く当接させるとともに、バンパー上に座乗するように前記リンク機構、あるいは、メインパイプ81に摺動自在に嵌挿されているガイドポール503の高さ方向を調整した後、蝶ネジ73で固定し、かくして、バイク搬送装置全体を自動車3に仮止めする。
さらに、メインパイプ81の上部、ガイドポール503の上部に設けられたガイドシャフト51に成形された軸部52に、バイクステー40と連結するアーム35の後端に固定された回転軸受39を嵌合させ、蝶ネジ33を緩めてアーム31からアーム34を引き出し状態となし、バイクステー40のフック掛42に連結されるフック32中心に回転させてガイドシャフト51に成形された軸部52に嵌合させる。
さらにまた、アーム35の基部に設けたロッドスリーブ36にロッド21を装着し、蝶ネジ37により固定するとともに、吊下ロープ10をバイク2のバイクハンドル8に掛止する。
続いて、バイク2に牽引ロープ100a.100bを掛止する。即ち、メインポール70の基部に固設されたウィンチ78のワイヤ76に、ハンガーフック90を連結し、このハンガーフック90を介して一対の牽引ロープ100a.100bを掛止し、その一部を構成する部位の引ロープ101a.101bをバイク2に固定したガイドローラー110a.110bに挿通し、その先端をバイク2に設けられた係止ピン120a.120bに係止する。
この状態において、ウィンチ78を回転させると、バイク2は牽引ロープ100a.100bにより牽引され、徐々にバイク搬送装置のメインパイプ81に引き寄せられ、このとき、アーム34とアーム35とは軸受301により水平面を回転中心とし回転して屈曲することとなり、これによってアーム31はバイクステー40内を摺動することとなり、牽引ロープ100a.100bの牽引のさらなる進行に伴って、アーム34はアーム35とともに回動してバイクステー40の内部に移行して、バイクステー40の内部に貼着されたクッション材47上に着座する。
この結果、バイク2は、図5に示すように、バイクステー40とアーム34との協働作用によりこの時、アーム35がガイドシャフト51の軸部52に嵌合していることから、軸部52の軸芯を中心に水平面内に回動し、また、バイク2のバイクハンドル8は、吊ロッド20の吊下ロープ10によって支持されており、このため、吊ロッド20の弾性および吊下ロープ10によりバイク2の倒れを防止し、常時中立状態を維持するように回動し、さらにウィンチ78を回転させると、軸受301を介して連結されたアーム34とアーム35とはさらなる屈曲をおこすこととなり、バイク2は徐々に前輪を持ち上げられ、後輪一輪のみで立上った起立状態となり、この状態において、バイク2の牽引準備が完了することとなる。
牽引準備が完了したバイク2は起立状態となるが、これにバイク牽引装置1は安定して自動車3の後部に密着することとなる。即ち、バイク2は牽引ロープ100a.100bにより牽引されて起立するが、後輪を中心とした転倒モーメントがアーム34とアーム35が、ガイドシャフト51、軸部52を介してポール75に伝達され、押付荷重として作用することから密着が図られることとなる。
以上、本発明に係るバイクの牽引装置について説明したが、例えば、バイクを起立状態とするためにバイクを引き寄せる牽引ロープ100a.100bについて、図示の実施例にあっては2本の引ロープ101a.101bをバイク2を中にして両側にそれぞれ配置するようにしているが、何れか一方のロープで牽引するようにすることも可能なものである。
また、前述の実施例においては、種々の車種に対応することを前提にしたものであるが、個々の車種に応じて構成することも叶なものである。
本発明の第1実施例に係るバイク牽引装置の使用時の態様を表す説明図である。 バイク牽引装置本体の部位の名称を表す図である。 バイク牽引装置を構成する主要なパーツの分解説明図である。 バイク牽引装置の組立図である。 バイクを牽引走行中におけるバイク牽引装置の各回転軸の動きの説明図である。 バイク牽引装置作動状態を示す説明図である。 バイク牽引装置の装着する工程の説明図である。 自動車とバイクをバイク牽引装置で連結させる工程の説明図である。 バイクにバイク牽引装置を装着した様態を表す説明図である。 バイクを牽引走行中におけるバイク牽引装置の様態を表す図である。 バイクを牽引走行中におけるバイク牽引装置の様態を表す鳥瞰図である。 後部バンパースカートタイプワゴン並びに貨物トラックでのバイク牽引装置の装着例を表した図である。 サファリーワゴン並びにセダン正面フックタイプでのバイク牽引装置の装着例を表した図である。 バイク牽引装置の断面部分並びに詳細部分の箇所を示す図である。 バイク牽引装置における部分詳細図をしめし、(a)はバイクの取付け状態を示し、(b)はバイク牽引装置と自動車の牽引用フックとを接続を示す詳細図である。 バイク牽引装置の緩衝座の詳細を示す説明図である。 バイク本体の下方部分に取り付けられたガイドローラーの詳細図である。 本発明の第2実施例に係るバイク牽引装置の使用時の態様を表す説明図である。 緩衝部材の詳細を示す説明図である。
符号の説明
1 バイク牽引装置
2 バイク
3 自動車
4 バイクステップ
5 自動車牽引用フック
5a 後部バンパースカートタイプ別フック
5b トラック牽引フック
5c サファリワゴン牽引フック
5d セダンバンパー牽引フック
6 垂直回転軸
7 水平回転軸
8 バイクハンドル
9 トランク
10 吊下ロープ
11 ロープ
12 ロープフック
20 吊ロッド
21 ロッド
22 リング
30 アーム
31 アーム
32 フック
33 蝶ネジ
34 アーム
35 アーム
36 ロッドスリーブ
37 蝶ネジ
38 ラチェット
39 回転軸受
301 軸受
40 バイクステー
41 本体
42 フック掛
43 固定用バー
44 ボルト
45 ガイド部材
46 ガイド部材
47 クッション材
50 装置
51 ガイドシャフト
52 軸部
53 シャフトピン
54 ラチェット
54a フレーム
55 リンクフレーム
56 ラチェット
56a フレーム
56b 連結パーツ
57 蝶ネジ
58 補強フレーム
59 ラチェット
59a 回転軸、
501 緩衝座
502 ガイド
503 ガイドポール
504 取付プレート
505 面状ファスナー
506 ブラケット
60 補助固定具
61 面状ファスナー
62 筒体
63 連結帯
70 メインポール
71 蝶ネジ
72 回転座
72a 軸
73 蝶ネジ
74 フックボルト受
75 ポール
76 ワイヤ
77 フック
78 ウィンチ
78a 巻取りドラム
79 蝶ネジ
80 連結アーム
81 メインパイプ
82 ラチェット
83 第1連結アーム
84 ラチェット
85 第2連結アーム
86 高ナット
87 メインフック
90 ハンガーフック
91 リング
92 ハンガー
93 フック
100a 牽引ロープ
100b 牽引ロープ
101a 引ロープ
101b 引ロープ
102a ストッパー
102b ストッパー
103a フック係止リング
103b フック係止リング
104a リング
104b リング
110a ガイドローラー
110b ガイドローラー
111 ボルト
112 ボルト
113 ナット
113a ボルト
114 スリーブローラー
115 ローラーフレーム
116 スリーブローラー
117 ナット
118 脚部
120a 係止ピン
120b 係止ピン
130 フックボルト
131 フック
132 ボルト
140 バンド
150 ウィンチ
151 ハンドル
152 緩衝部材
153 ロープ
154 滑車
155 リングフック
156 メインフック部材
157 ボルト
158 固定ボルト
159 巻取りドラム
160 補強部材
600 スカート
700 荷台
800 スペアータイヤ
900 バンパーフック

Claims (5)

  1. 自動車の後部に連結してバイクを牽引するバイク牽引装置であって、メインポールの下部に自動車のフックと連結する連結部材を設け、前記メインポールの上部にメインポールに伸縮可能に装着されたブラケットにバイクの前輪を支承する屈曲自在のアームを旋回自在に軸支し、さらに、前記メインポールに自動車の後部に当接する緩衝座を取り付けるとともに、メインポールの下端位置にバイクと連結するゴムロープ、スプリング等からなる弾性収縮部材を設けたことを特徴とするバイク牽引装置。
  2. 請求項1記載のバイク牽引装置において、バイクのハンドルを掛止するワイヤを具備してなる吊架ロッドを回動自在に軸支せしめたことを特徴とするバイク牽引装置。
  3. 請求項1、2記載のバイク牽引装置において、屈曲自在のアームの旋回軸をメインポールの軸心に対して傾斜して配置したことを特徴とするバイク牽引装置。
  4. 請求項1、2、3記載のバイク牽引装置であって、自動車後部のトランクハッチ内に配置されるひも状の面状ファスナーからなる補助固定具を有し、緩衝座の外表面に前記面状ファスナーと対をなす面状ファスナーを固定し、両者を連結固定するようにしたことを特徴とするバイク牽引装置。
  5. 請求項1、2、3記載のバイク牽引装置であって、メインポールを自動車の後部に設置するための接続部材がロープであることを特徴とするバイク牽引装置。
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