JP2009018436A - フィンガージョインター - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブル上に並ぶ各木材要素の先端を確実に揃えることができ、同時に、木材要素の固定がベルトコンベア面を基準面とした固定が行え、完全な形状のフィンガージョイント加工を可能にして、不良品発生を防ぐことができるフィンガージョインターを提供する。
【解決手段】重なり状態で並列する複数本の木材要素aの端部にフィンガージョイントを加工するフィンガージョインターにおいて、テーブル21から送り出された木材要素aの先端を揃えるストッパー22に、木材要素aの先端を持ち上げて上下動を与え、隣接する木材要素a同士の密着状態を解く先端持ち上げ機構39を設け、前記テーブル21上の木材要素aを圧締する押え機構27は、シリンダ43で昇降動する木材上押え具の下面に、下降動時に並列する各木材要素aを押し下げ、並列する各木材要素aの高さ方向の配置をテーブル21の上面を基準にするクッションが取付けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、短尺木材をフィンガージョイントで圧締接続して長尺木材を製作するため、短尺木材の木口にフィンガージョイントの加工を行うフィンガージョインターに関する。
短尺木材である木材要素aを用いて長尺木材Aを得るため、図11(a)と(b)に示すように、木材要素aの長さ方向の両端木口にフィンガージョイントbを加工し、このフィンガージョイントbに接着剤を塗布した状態で、木材要素aをフィンガージョイントbで圧締接続して長尺木材Aを得る方法があり、このような方法の実施のために、木材要素aの両端木口にフィンガージョイントbを自動的に加工するフィンガージョインターが使用されている。
従来のフィンガージョインターは、図9に示すように、重なり状態で並列する複数本の木材要素aを、ベルトコンベア1の上に支持してその長さ方向に送るテーブル2を、二条の案内レール3、4に沿ってロッドレスシリンダ5で木材要素aの並列方向に往復移動するよう配置し、このテーブル2の移動方向に沿って、移動範囲の後退動位置で停止するテーブル2から送り出された木材要素aの先端が当接するストッパー6と、前記ストッパー6に対してテーブル2の移動方向前方に位置し、テーブル2の移動によって通過していく木材要素aの先端を切り揃える木口切りカッター7と、前記木口切りカッター7に対してテーブル2の移動方向前方に位置し、テーブル2の移動によって通過していく木材要素aの先端にフィンガージョイントを加工する第1と第2のフィンガーカッター8、9と、前記フィンガーカッター8、9に対してテーブル2の移動方向前方に位置し、移動範囲の前進位置に停止したテーブル2上の木材要素aを押し出す押し戻し機構10を並べて配置し、更に、前記テーブル2の先端側上部に、テーブル2上の木材要素aを押圧してテーブル2に固定するための押え機構11を設けた構造になっている。
上記フィンガーカッター8、9で木材要素aにフィンガージョイントを加工するには、ストッパー6と対向する後退動位置で停止するテーブル2のベルトコンベア1上に、重なり状態で並列する複数本の木材要素aを供給すると、ベルトコンベア1が駆動され、木材要素aをその長さ方向に沿うようストッパー6に向けて前進させ、木材要素aの先端がストッパー6に当接するとベルトコンベア1の送りが停止し、押え機構11の側圧シリンダと上押えシリンダの働きにより、木材要素aを側方と上方よりテーブル2上に圧締した後、ロッドレスシリンダ5によりテーブル2を前進移動させる。
上記テーブル2が前進移動すると、先ず、木口切りカッター7で通過していく木材要素aの先端を切り揃えた後、第1と第2のフィンガーカッター8、9で木口にフィンガージョイントを加工し、テーブル2が更に前進し、ロッドレスシリンダ5の前進限まで移動して停止すると、押し戻し機構10が前進し、テーブル2上の木材要素aを押し出すと共に、テーブル2のベルトコンベア1が逆転し、木材要素aをテーブル2上から取出し、次工程に送ることになる。
従来のフィンガージョインターにおけるストッパー6は、図10(a)のように、後退動位置で停止するテーブル2の前方位置に垂直の状態で固定配置され、ベルトコンベア1で送り出されてきた木材要素aの先端が当接することにより、長さが異なる木材要素aの先端をストッパーで揃えることで、各木材要素aの先端に対するフィンガージョイントの加工が均一になるようにするものである。
また、押え機構11は、図10(b)のように、上押えシリンダ12の下向きロッド12aの下端に水平板状の上押さえ具13を取付け、テーブル2上に並ぶ各木材要素aを上押さえ具13で上から押すことでテーブル2に押圧し、また、側圧シリンダ14の横押さえ具15で木材要素aを側面から押圧し、各木材要素aをテーブル2に圧締するようになっている。
ところで、テーブル2上に供給された木材要素aをストッパー6に向けて前進させたとき、テーブル2上に並ぶ各木材要素aが並列方向に重なり状態であると、隣なり同士の木材要素aは互いに密着して長さ方向への相対的な移動に対して摩擦抵抗が発生し、個々の木材要素aの長さ方向への移動性が悪く、このため、ベルトコンベア1の送りにより、木材要素aの先端がストッパー6に当接したとき、図10(a)に示すように、全ての木材要素aの先端が完全にストッパー6に当接しない場合が時々生じ、この状態で木材要素aを側方と上方より圧締し、フィンガージョイント加工を行うと、先端がストッパー6に当接していなかった木材要素aのフィンガージョイント加工が不完全な形状に加工されるため、不良品発生の原因となる。
また、テーブル2上に供給された木材要素aの高さ方向の寸法に誤差がある場合、木材要素aの先端がストッパー6に当接し、上押さえシリンダ12の働きにより水平板状の上押さえ具13で木材要素aを圧締したとき、図10(b)に示すように、上押さえ具13は高さ寸法の高い木材要素aのみを押さえることになり、高さ寸法の低い木材要素aは押さえられない状態となるため、木材要素aの底面が基準面となるテーブル2のベルトコンベア1面に完全に密着していることが保障されないことになり、この状態で、フィンガージョイント加工を行うと、高さ寸法の低い木材要素aのフィンガージョイント加工が不完全な形状に加工されるため、不良品発生の原因となる。
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決するため、テーブル上に並ぶ各木材要素の先端を確実にストッパーに当接させることができ、同時に、テーブル上に供給された木材要素の固定がベルトコンベア面を基準面とした固定が行えるようにし、不完全な形状のフィンガージョイント加工の発生をなくし、不良品発生を防ぐことができるフィンガージョインターを提供することにある。
上記の課題を解決するため、この発明は、重なり状態で並列する複数本の木材要素を支持してその長さ方向に送るテーブルを、木材要素の並列方向に移動するよう配置し、このテーブルの移動方向に沿って、停止するテーブルから送り出された木材要素の先端が当接するストッパーと、前記ストッパーに対してテーブルの移動方向前方に位置し、テーブルの移動によって通過していく木材要素の先端を切り揃える木口切りカッターと、前記木口切りカッターに対してテーブルの移動方向前方に位置し、テーブルの移動によって通過していく木材要素の先端にフィンガージョイントを加工するフィンガーカッターと、前記フィンガーカッターに対してテーブルの移動方向前方に位置し、停止したテーブル上の木材要素を押し出す押し戻し機構を並べて配置し、前記テーブルの先端側上部に、テーブル上の木材要素を押圧してテーブルに固定するための押え機構を設けたフィンガージョインターにおいて、前記ストッパーに、テーブルから送り出された木材要素の先端を持ち上げて上下動を与え、隣接する木材要素同士の密着状態を解く木材要素の先端持ち上げ機構を設け、前記押え機構が、昇降動する木材上押え具の下面に、下降動時に並列する各木材要素を押し下げ、並列する各木材要素の高さ方向の配置をテーブルの上面を基準にするクッションを取付けて形成されている構成を採用したものである。
上記先端持ち上げ機構が、ストッパーの下部に途中が枢止され、この枢止点を支点に上下に揺動自在となる先端持ち上げ具と、同じくストッパーに取付けられ、前記先端持ち上げ具に上下の揺動を与えるシリンダとで形成されている構造とすることができる。
また、上記押え機構が、クッションに弾性体を用いたリングを使用し、これを木材上押え具の下面に設けた水平のピンに外嵌して取付け、前記木材上押え具の下面にこのクッションを木材要素の並列方向に一定の間隔で多数設けて形成されているようにしてもよい。
ここで、上記テーブルは、二条の案内レールに沿ってロッドレスシリンダで木材要素の並列方向に一定ストロークを往復移動するよう配置し、上面に設けたベルトコンベアがモータで正逆駆動されることになる。
上記先端持ち上げ機構の先端持ち上げ具は、テーブルの移動方向に沿ってテーブルにおけるベルトコンベアの幅と同程度の長さを有し、木材要素の先端がストッパーに当接したとき、ベルトコンベアで送りが加わっている全ての木材要素の先端に上下動を与え、これにより、密着している短尺木材をサバクことで摩擦抵抗を低減し、先端がストッパーに当接していなかった木材要素をベルトコンベアの送りで前進させ、その先端を確実にストッパーに当接させることになる。
また、押え機構のクッションは、ピンよりも大径のリングに形成され、下降動時に並列する各木材要素を押し下げたとき、木材要素の高さ方向の寸法誤差を伸縮弾性で吸収し、各木材要素の高さ方向の配置をテーブルの上面を基準にして固定化するようになっている。
この発明によると、木材要素の先端がストッパーに当接したとき、先端持ち上げ機構で木材要素の先端に上下動を与えるようにしたので、密着している木材要素をサバクことで摩擦抵抗を低減し、先端がストッパーに当接していなかった木材要素をベルトコンベアの送りで前進させ、その先端を確実にストッパーに当接させることができ、各木材要素の先端を揃えることで、不完全な形状のフィンガージョイント加工の発生をなくし、不良品発生を防ぐことができる。
また、押え機構のクッションによって、テーブル上に供給された木材要素の固定がベルトコンベア面を基準面とした固定が行え、各木材要素の下面が揃うことで不完全な形状のフィンガージョイント加工の発生をなくし、不良品発生を防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態を図示例に基づいて説明する。
図1乃至図3のように、この発明のフィンガージョインターは、重なり状態で並列する複数本の木材要素aを支持して木材要素aの並列方向に往復移動するテーブル21を設け、このテーブル21の移動範囲に沿って、移動範囲の後退動位置に停止するテーブル21から送り出された木材要素aの先端が当接するストッパー22と、前記ストッパー22に対してテーブル21の移動方向前方に位置し、テーブル21の移動によって通過していく木材要素aの先端を切り揃える木口切りカッター23と、前記木口切りカッター23に対してテーブル21の移動方向前方に位置し、テーブル21の移動によって通過していく木材要素aの先端にフィンガージョイントを加工する第1と第2のフィンガーカッター24、25と、前記フィンガーカッター24、25に対してテーブル21の移動方向前方に位置し、移動範囲の前進位置に停止したテーブル21上の木材要素aを押し出す押し戻し機構26を並べて配置し、更に、前記テーブル21の先端側上部に、テーブル21上の木材要素aを押圧してテーブル21に固定するための押え機構27を設けた構造になっている。
上記テーブル21は、矩形フレーム28がベース台29に設けた二条の案内レール30、31と案内具32、33を用いて移動自在に支持され、この矩形フレーム28内に、先端の従動ロール34と後端の駆動ロール35の間に巻架したベルトをモータ36で正逆駆動するようにしたベルトコンベア37を設けて形成され、矩形フレーム28の先端側上部に、ベルトコンベア37上の木材要素aを押圧してテーブル21に固定するための押え機構27が設けられている。
このテーブル21は、ベルトコンベア37が重なり状態で並列する複数本の木材要素aを支持して長さ方向に送ると共に、ロッドレスシリンダ38を駆動源とし、案内レール30、31に沿って木材要素aの並列方向に一定ストロークを往復移動するようになっている。
上記ストッパー22は、図4のように、後退動位置で停止するテーブル21の前方位置に垂直の状態でベース台29上に固定配置され、テーブル21の移動方向に沿ってテーブル21におけるベルトコンベア37の幅と同程度の長さを有し、ベルトコンベア37で送られてきた木材要素aの先端が当接することにより、長さが異なる木材要素aの先端をストッパー22で揃えることで、各木材要素aの先端に対するフィンガージョイントの加工が均一になるようにするものである。
このストッパー22には、テーブル21で送られてきた木材要素aの先端を持ち上げて上下動を与え、隣接する木材要素a同士の密着状態を解く先端持ち上げ機構39が設けられている。
上記先端持ち上げ機構39は、ストッパー22の下部に途中が枢止され、先端側を重くした重量配分となり、この枢止点を支点に上下に揺動自在となる先端持ち上げ具40と、同じくストッパー22に取付けられ、前記先端持ち上げ具40の後端を押し下げることで上下の揺動を与えるシリンダ41とで形成され、前記先端持ち上げ具40は、テーブル21の移動方向に沿ってテーブル21におけるベルトコンベア37の幅と同程度の長さを有し、木材要素aの先端がストッパー22に当接したとき、シリンダ41の伸縮動作で上下に揺動し、ベルトコンベア37で送りが加わっている全ての木材要素aの先端を持ち上げて上下動を与えるようになっている。
上記押え機構27は、図5乃至図7のように、テーブル21における矩形フレーム28の先端部に、このテーブル21の上部を跨ぐ支持台42を固定し、前記支持台42の上部中央に上押えシリンダ43と、一方の側面に側圧シリンダ44を固定し、上押えシリンダ43は支持台42を貫通するロッド43aの下端に木材上押え具45を水平に取付け、ベルトコンベア37上の木材要素aを上から押さえることができるようになっている。
また、側圧シリンダ44は、支持台42の一方側面を貫通するロッド44aの先端に木材横押え具46を垂直に取付け、ベルトコンベア37上の木材要素aを一方側面から押圧し、支持台42の他方側面とで木材要素aを圧締するようになっている。
上記、上押えシリンダ43に設けた木材上押え具45は、ベルトコンベア37上の木材要素aの並列方向に長いフラットな板に形成され、この木材上押え具45の下面に、下降動時に並列する各木材要素aを上から押し下げ、並列する各木材要素aの高さ方向の配置をベルトコンベア37の上面を基準にする多数のクッション47を備えた押え機構48が設けられている。
この押え機構48は、木材上押え具45の下面に、前後で一対の支持棒49を長さ方向に沿って固定し、両支持棒49間に多数本のピン50を長さ方向に一定間隔の配置で架設し、各ピン50の支持棒49間の位置にクッション47を取付けた構造になっている。
このクッション47は、ゴム等の弾性体を用いて内径がピン50よりも大径のリングに形成され、下降動時に並列する各木材要素aを押し下げたとき、木材要素aの高さ方向の寸法誤差を伸縮弾性で吸収し、各木材要素aの高さ方向の配置をその下面がテーブル21のベルトコンベア37の上面を基準にして固定化するようになっている。
この発明のフィンガージョインターは、上記のような構成であり、次に、このフィンガージョインターの作用を説明する。
図1のように、テーブル21が移動範囲の後退動位置に停止してストッパー22と対向する状態で、テーブル21のベルトコンベア37上に、重なり状態で並列する複数本の木材要素aを供給すると、ベルトコンベア37が前進回動し、木材要素aが長さ方向に沿って前方に送られ、その先端がストッパー22に当接して停止する。
木材要素aの先端がストッパー22に当接して停止すると、先端持ち上げ機構39のシリンダ41が伸縮作動し、図4(b)のように、シリンダ41の伸長で先端持ち上げ具40の後端を押し下げると、先端持ち上げ具40の先端がベルトコンベア37で送りが加わっている全ての木材要素aの先端を持ち上げ、シリンダ41の収縮で木材要素aの先端を下ろし、これを数回繰り返して木材要素aに上下動を与える。
このように、木材要素aに上下動を与えると、密着している木材要素aをサバクことで摩擦抵抗を低減させることができ、先端がストッパー22に当接していなかった木材要素aをベルトコンベア37の送りで前進させることになり、これによって、図3の如く、その先端を確実にストッパー22に当接させることができ、各木材要素aの先端を揃えるとベルトコンベア37が停止する。
上記先端持ち上げ機構39の作動が停止すると、押え機構27の側圧シリンダ44と上押えシリンダ43が伸張作動し、テーブル21上の木材要素aの先端部を側方と上方から圧締し、木材要素aをテーブル21に対して固定化する。
上記押え機構27の上押えシリンダ43でテーブル21上の木材要素aを上方から圧締するとき、図5のように、上押えシリンダ43は木材上押え具45の下面に取付けたクッション47が取付けてあるので、図6のように、木材上押え具45の下降動時に並列する各木材要素aをクッション47で押し下げることになる。
このクッション47は、リング状でピン50に取付けられているので、図6のように、テーブル21上に供給された木材要素aの高さ方向の寸法に誤差がある場合、高さ寸法の低い木材要素aはその弾力性によって押し下げ、高さ寸法の高い木材要素aの場合は、ピン50との間で収縮して押し下げることにより、全ての木材要素aを押し下げることで、各木材要素aの高さ方向の配置を、各木材要素aの底面が基準面となるテーブル21のベルトコンベア37の上面に完全に密着することになる。
このように、押え機構27で木材要素aをテーブル21上に圧締すると、ロッドレスシリンダ38が作動し、木材要素aを載せたテーブル21は案内レール30、31に沿って移動し、先ず、木口切りカッター23で通過していく木材要素aの先端を切り揃え、次に、第1と第2のフィンガーカッター24、25で通過していく木材要素aの先端にフィンガージョイントを加工し、この後テーブル21が移動範囲の前進動位置に停止すると、上押えと横押えのシリンダ43、44の圧締を開放し、押し戻し機構26が前進し、テーブル21上の木材要素aを押し出すと共に、ベルトコンベア37が後退駆動され、フィンガージョイントが加工された木材要素aはテーブル21上から取出されて次工程に送られることになる。
上記のように、木材要素aにフィンガージョイントを加工する場合に、各木材要素aの先端が全てストッパー22に当接して揃っていると共に、テーブル21上に供給された各木材要素aの固定がベルトコンベア37の上面を基準面として固定されるので、図8に示すように、各木材要素aの先端と下面が一定位置に揃うことで完全な形状のフィンガージョイントbを加工することができ、不良品発生を防ぐことができる。
この発明のフィンガージョインターを示す平面図 この発明のフィンガージョインターを示す側面図 フィンガージョインターにおけるテーブルとストッパーを示す拡大した平面図 (a)はストッパーに設けた先端持ち上げ機構と、テーブルの先端に設けた木材要素押え機構を示す拡大した縦断側面図、(b)はストッパーに設けた先端持ち上げ機構が木材要素の先端を持ち上げた状態を示す拡大した縦断側面図 木材要素押え機構の木材要素を押さえる前の状態を示す拡大した正面図 木材要素押え機構の木材要素を押さえた状態を示す拡大した正面図 (a)は木材要素押え機構のクッション取付け構造を示す拡大した縦断正面図、(b)は同上の一部きり欠き底面図 端部にフィンガージョイントが加工された木材要素の斜視図 従来のフィンガージョインターを示す平面図 (a)は従来のフィンガージョインターにおけるテーブルとストッパーを示す拡大した平面図、(b)は同じく木材要素押え機構の拡大した縦断正面図 端部に加工されたフィンガージョイントで木材要素を接続した長尺木材の平面図、(b)は同側面図
符号の説明
21 テーブル
22 ストッパー
23 木口切りカッター
24 第1のフィンガーカッター
25 第2のフィンガーカッター
26 押し戻し機構
27 押え機構
28 矩形フレーム
29 ベース台
30 案内レール
31 案内レール
32 案内具
33 案内具
34 従動ロール
35 駆動ロール
36 モータ
37 ベルトコンベア
39 先端持ち上げ機構
40 先端持ち上げ具
41 シリンダ
42 支持台
43 上押えシリンダ
44 側圧シリンダ
45 木材上押え具
46 木材横押え具
47 クッション
48 押え機構
49 支持棒
50 ピン

Claims (3)

  1. 重なり状態で並列する複数本の木材要素を支持してその長さ方向に送るテーブルを、木材要素の並列方向に移動するよう配置し、このテーブルの移動方向に沿って、停止するテーブルから送り出された木材要素の先端が当接するストッパーと、前記ストッパーに対してテーブルの移動方向前方に位置し、テーブルの移動によって通過していく木材要素の先端を切り揃える木口切りカッターと、前記木口切りカッターに対してテーブルの移動方向前方に位置し、テーブルの移動によって通過していく木材要素の先端にフィンガージョイントを加工するフィンガーカッターと、前記フィンガーカッターに対してテーブルの移動方向前方に位置し、停止したテーブル上の木材要素を押し出す押し戻し機構を並べて配置し、前記テーブルの先端側上部に、テーブル上の木材要素を押圧してテーブルに固定するための押え機構を設けたフィンガージョインターにおいて、
    前記ストッパーに、テーブルから送り出された木材要素の先端を持ち上げて上下動を与え、隣接する木材要素同士の密着状態を解く木材要素の先端持ち上げ機構を設け、
    前記押え機構が、昇降動する木材上押え具の下面に、下降動時に並列する各木材要素を押し下げ、並列する各木材要素の高さ方向の配置をテーブルの上面を基準にするクッションを取付けて形成されていることを特徴とするフィンガージョインター。
  2. 上記先端持ち上げ機構が、ストッパーの下部に途中が枢止され、この枢止点を支点に上下に揺動自在となる先端持ち上げ具と、同じくストッパーに取付けられ、前記先端持ち上げ具に上下の揺動を与えるシリンダとで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィンガージョインター。
  3. 上記押え機構が、クッションに弾性体を用いたリングを使用し、これを木材上押え具の下面に設けた水平のピンに外嵌して取付け、前記木材上押え具の下面にこのクッションを木材要素の並列方向に一定の間隔で多数設けて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィンガージョインター。
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