JP2009018187A - オストメイト用汚物流し - Google Patents
オストメイト用汚物流し Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009018187A JP2009018187A JP2008239265A JP2008239265A JP2009018187A JP 2009018187 A JP2009018187 A JP 2009018187A JP 2008239265 A JP2008239265 A JP 2008239265A JP 2008239265 A JP2008239265 A JP 2008239265A JP 2009018187 A JP2009018187 A JP 2009018187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- ostomate
- water
- faucet
- discharge head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
【解決手段】多目的トイレに備えられるオストメイト用汚物流しであって、下部に封水部を有するボウルと、前記ボウルの上部開口付近の内壁に設けられた水栓と、を備え、前記ボウルの開口縁部は、前記ボウルの内壁面となだらかに連接していること、を特徴とするオストメイト用汚物流しが提供される。
【選択図】図1
Description
この多目的トイレには、大便器とは別に専用のオストメイト用汚物流しが設けられており、オストメイト用汚物流しのボウルの上方には、シャワーユニットを備えた水栓、ボウルに投入された汚物を排出させるためのフラッシュバルブ、液体石鹸供給器などが設けられている(特許文献1を参照)。
多目的トイレに備えられるオストメイト用汚物流しであって、
下部に封水部を有するボウルと、
前記ボウルの上部開口付近の内壁に設けられた水栓と、を備え、
前記ボウルの開口縁部は、前記ボウルの内壁面となだらかに連接していること、を特徴とするオストメイト用汚物流しが提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係るオストメイト用汚物流しを例示するための模式斜視図である。
図1に示すように、オストメイト用汚物流し1には、多目的トイレの壁面または多目的トイレの壁面に設けられたライニング6に設置されるボウル2、ボウル2の上部開口付近の内壁に設けられた水栓3、液体石鹸供給器4、フラッシュバルブの操作部5などが備えられている。
また、図3は、図2(b)におけるA−A矢視断面図である。
ボウル2は、例えば、陶器、合成樹脂、合成樹脂にセラミック材、陶器粉を混入させたものなどからなるものとすることができる。
ボウル2の前面10と対向する側の面には、開口縁部に連接する傾斜面15が設けられている。また、傾斜面15には、水栓3、液体石鹸供給器4、フラッシュバルブの操作部5などを取り付けるための孔14が設けられている。そして、孔14に取り付けられた水栓3、液体石鹸供給器4、フラッシュバルブの操作部5などの上端部分が、オストメイトが作業する側(前面10の側)の上方に向けて突出するようになっている。そのため、水栓3などを操作する際の作業性を向上させることができる。また、水栓3、液体石鹸供給器4などの吐水口をボウル2の内部に位置するようにすることができるので、オストメイトが汚物の廃棄や洗浄などの作業を行う際に汚物がボウル2の外部に飛び散ることを抑制することができる。
ボウル120上部の開口縁部には、リム部121が設けられ、リム部121の内部にはリム通水路122が設けられている。また、リム部121はボウル120の内部に向けて張り出すようにして設けられ、リム部121の下面121aにはリム通水路122に連通する複数の吐水口121bが設けられている。リム通水路122は図示しない給水口を介して、これも図示しない水タンクなどの給水源と接続されている。そのため、図示しないフラッシュバルブなどを操作することにより、水タンクなどの給水源から水道水などの水がリム通水路122に供給され、吐水口121bからボウル120の内部に向けて吐水されるようになっている。
ボウル2には、水道水などの水を噴出する噴出口16bが設けられ、噴出口16bには図示しない水タンクなどの給水源が接続されている。また、フラッシュバルブの操作部5を操作することにより、水タンクなどの給水源から水道水などの水が噴出口16bを介して噴出されるようになっている。そして、水道水などの水は、噴出口16bから水平方向に噴出され、噴出された水はボウル2の上縁部分をほぼ一周旋回しながら、ボウル2の壁面などに付着した汚物を封水13の内へ流し込む。すなわち、ボウル2内に噴出された水は旋回流を形成し、ボウル2の壁面などに付着した汚物を除去しつつ封水13の内へ流込む。封水13の中に流れ込んだ汚物はボウル2内に噴出された水とともに排水部9から外部に排出される。
水栓3には、水道水などの水を吐水させるための吐水ヘッド19と、吐水ヘッド19に接続された可撓性のホース17と、ホース17の収納と引き出しが可能な水栓取り付け部18と、が設けられている。吐水ヘッド19は、水栓取り付け部18からホース17とともに引き出して使用することができ、水道水などの水を所望の位置や向きで吐水させることができる。吐水ヘッド19が水栓取り付け部18に装着されている状態では、水がボウル2内に落下しやすいように、吐水ヘッド19は若干前向きに傾斜して設置されている。
また、水洗3の操作部を別途設けるようにすることもできる。例えば、図1に示したフラッシュバルブの操作部5の代わりに、水洗3の操作部を設けるようにすることができる。この場合も、操作部を押すことで吐水をさせることができ、再度操作部を押すことで吐水を停止させるようにすることができる。
また、水栓取り付け部18にホース17を収納させやすいようにするため、ホース17の収納(水栓取り付け部18への引き込み)を助長する図示しない付勢手段を設けるようにすることもできる。
フラッシュバルブ21は、ボウル2の内壁に付着した汚物などを水圧を利用して一気に洗い流すためのものであり、前述したように、操作部5を操作することにより、水タンクなどの給水源からの水が汚物流し用水配管24を介して噴出口16bからに噴出されるようになっている。
液体石鹸供給器4は、少量の液体石鹸を吐出可能とするものであり、図示しない液体石鹸を収容するためのタンクや吐出手段などを備えている。尚、液体石鹸供給器4は、必ずしも必要ではなく省くこともできるが、公衆衛生の観点からは設けられていた方が好ましい。また、液体石鹸供給器4の変わりに、あるいは液体石鹸供給器4とともに、消毒液供給器などを設けるようにすることもできる。
オストメイトは、身体に装着していたパウチを外して、水栓3から吐水される水でこのパウチの内部を洗浄したり、ストーマ及びその周辺を洗浄したりする。この際、図5に示したように、吐水ヘッド19を水栓取り付け部18から引き出して吐水をさせるようにすることができる。
本実施の形態に係るオストメイト用汚物流し1においては、前述したように、ホース17の撓み量を少なくすることができるので、撓んだホース17が封水部13に触れることを防止することができる。そのため、洗浄作業の作業性を向上させることができるのみならず、衛生的でもある。
次に、操作部5を押し、フラッシュバルブ21を作動させてボウル2の内壁面を洗い流すとともに、排水部9を介して汚物をボウル2の外部に一気に排出させる。この際、吐水ヘッド19からも吐水をさせてボウル2の内壁を洗い流すようにすることもできるし、吐水ヘッド19を水栓取り付け部18から引き出して吐水をさせることで、ボウル2の各所などを洗浄することもできる。
また、これら一連の作業において必要となるもの、例えば、水栓3、液体石鹸供給器4、フラッシュバルブ21の操作部5がボウル2に直接設けられている。また、トイレットペーパーホルダー7などもボウル2に近接させるようにして設けられている。そのため、移動を伴わずとも各装置に手が届くので、オストメイトにとって使い易いシステムとなっている。また、オストメイト用汚物流し1の設置スペースを少なくすることもできる。
また、本実施の形態に係るボウル2は、そのリップ部8がボウル2の外側に向けて凸状に湾曲した形状をしている。そのため、背の高いオストメイトであってもリップ部8に腹部を押し当てやすく、容易に汚物の廃棄や洗浄をすることができる。
Claims (6)
- 多目的トイレに備えられるオストメイト用汚物流しであって、
下部に封水部を有するボウルと、
前記ボウルの上部開口付近の内壁に設けられた水栓と、を備え、
前記ボウルの開口縁部は、前記ボウルの内壁面となだらかに連接していること、を特徴とするオストメイト用汚物流し。 - 前記ボウルの前記前面と対向する側の面には、開口縁部に連接する傾斜面が設けられ、
前記傾斜面には前記水栓を取り付けるための孔が設けられていること、を特徴とする請求項1に記載のオストメイト用汚物流し。 - 前記水栓は、吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドに接続された可撓性のホースと、
前記ホースが収納される水栓取り付け部と、を備え、
前記ホースが前記吐水ヘッドとともに前記水栓取り付け部から引き出され、前記ボウルの上部開口付近で前記吐水ヘッドから吐水をさせる場合において、前記ホースは、前記封水部の封水に触れない長さであること、を特徴とする請求項1または請求項2に記載のオストメイト用汚物流し。 - 前記ボウルの前面は、下方になるに従い前記前面と対向する側の面に近づくように傾斜していること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のオストメイト用汚物流し。
- 前記ボウルの側面は、前記ボウルの軸線に略平行な平面であること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のオストメイト用汚物流し。
- 前記傾斜面には、前記ボウル内に水を噴出させるフラッシュバルブの操作部が設けられていること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のオストメイト用汚物流し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008239265A JP2009018187A (ja) | 2008-09-18 | 2008-09-18 | オストメイト用汚物流し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008239265A JP2009018187A (ja) | 2008-09-18 | 2008-09-18 | オストメイト用汚物流し |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007129906A Division JP2008284044A (ja) | 2007-05-15 | 2007-05-15 | オストメイト用汚物流し |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009018187A true JP2009018187A (ja) | 2009-01-29 |
JP2009018187A5 JP2009018187A5 (ja) | 2010-06-24 |
Family
ID=40358306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008239265A Pending JP2009018187A (ja) | 2008-09-18 | 2008-09-18 | オストメイト用汚物流し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009018187A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018050750A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | Toto株式会社 | オストメイト用汚物流し |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383087U (ja) * | 1986-11-20 | 1988-05-31 | ||
JP2002282147A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Toto Ltd | 洗面器 |
JP2003049460A (ja) * | 2001-05-30 | 2003-02-21 | Toto Ltd | 給水装置 |
JP2007111521A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-05-10 | Toto Ltd | オストメイト用汚物流しユニット |
-
2008
- 2008-09-18 JP JP2008239265A patent/JP2009018187A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383087U (ja) * | 1986-11-20 | 1988-05-31 | ||
JP2002282147A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Toto Ltd | 洗面器 |
JP2003049460A (ja) * | 2001-05-30 | 2003-02-21 | Toto Ltd | 給水装置 |
JP2007111521A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-05-10 | Toto Ltd | オストメイト用汚物流しユニット |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018050750A (ja) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | Toto株式会社 | オストメイト用汚物流し |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4941336B2 (ja) | オストメイト用汚物流し | |
WO2006000985B1 (en) | Colostomy bag cleaning system | |
JP5592617B2 (ja) | 便器装置 | |
JP2007314975A (ja) | 洋風便器装置 | |
JP3197536U (ja) | 洗浄機能付き洗面台装置 | |
JP2018048518A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2009281113A (ja) | 局部洗浄装置 | |
JP5029225B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP2008284044A (ja) | オストメイト用汚物流し | |
KR20130085589A (ko) | 위생 변기 | |
JP2009018187A (ja) | オストメイト用汚物流し | |
JP5720929B2 (ja) | 汚物流しユニット | |
JP2008284043A (ja) | 汚物流しユニット | |
JP5865574B2 (ja) | 多目的トイレユニット | |
JP2018048519A (ja) | 水洗大便器 | |
JP6067086B2 (ja) | 多目的トイレユニット | |
JP3877177B1 (ja) | オストメイト用汚物流しユニット | |
CN208183893U (zh) | 一种新型洗手盆马桶一体化装置 | |
JP3852617B1 (ja) | オストメイト用汚物流しユニット | |
JP4091418B2 (ja) | ストーマ便の処理装置 | |
JP2007308913A (ja) | 水洗便器 | |
JP2011111780A (ja) | 排水構造 | |
KR200384911Y1 (ko) | 비데용 급수 커넥터 | |
JP6914481B2 (ja) | オストメイト用汚物流し | |
CN209998057U (zh) | 造口袋冲便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100507 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120402 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20120411 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20120522 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130627 |