JP2009017511A - 2重ループアンテナ - Google Patents

2重ループアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2009017511A
JP2009017511A JP2007180271A JP2007180271A JP2009017511A JP 2009017511 A JP2009017511 A JP 2009017511A JP 2007180271 A JP2007180271 A JP 2007180271A JP 2007180271 A JP2007180271 A JP 2007180271A JP 2009017511 A JP2009017511 A JP 2009017511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
loop antenna
antenna
double
rectangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007180271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4893889B2 (ja
Inventor
Toshio Katsube
勝部利夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007180271A priority Critical patent/JP4893889B2/ja
Publication of JP2009017511A publication Critical patent/JP2009017511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4893889B2 publication Critical patent/JP4893889B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で地上デジタルテレビの周波数帯をカバーでき、室内外で設置できる2重ループアンテナを提供する。
【解決手段】外側に線状の導体の矩形ループを配置して、中に入るように矩形ループの上辺部で1点又は2点、左・右辺部でそれぞれ1点結合した内側に線状の導体のループアンテナを配置する。そして上記内側ループアンテナの両端を平行線路で接続し、外側矩形ループ下辺の中心部の給電部で同時給電する2重ループアンテナ。
【選択図】図1

Description

本発明は室内外で受信可能なテレビ用広帯域アンテナ素子に関するものである。
テレビの室内アンテナの形状は、図4に示すように、UHF帯については、1.0波長〜1.5波長のループが多く使用されている。(例えば特許文献1)また平面アンテナではスロットアンテナやバッチアンテナも考案されている。(例えば特許文献2参照)
特開2005−311960号公報 特開2006−050291号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1にあっては、単ループアンテナで、線径も大きくならないため利得が1db程度と少なく電波の波長(λ)により寸法が決定するため周波数帯域が狭かった。また特許文献2にあっては、スロットアンテナの平面アンテナで、広帯域であるが、利得が1〜2dbと少なかった。
本発明は、従来の技術が有する上述のような問題点に鑑みてなされたもので、従来のアンテナに比べて、広帯域にテレビ電波を受信でき、利得も高く、室内での設置が容易なアンテナで反射器を付ければ室外で従来の八木アンテナに匹敵するアンテナを提供する。
本発明は次のようにして解決される。第1に、矩形のループアンテナは正方でなくて矩形の方に利得があることが知られている。これを利用して短辺(W)を約1/3波長として長辺(H)を1/2波長の矩形ループを形成する。そしてその中に入るループアンテナを上辺の中間点で1点、左・右辺部ではそれぞれに1点結合し、平行線路を下辺の中心部で外側矩形ループと同時給電する。ループは円ループにしたほうが、利得が上がる。
第2に、線状の導線で形成された矩形ループアンテナを配置して中に入るように矩形ループの上辺部で2点、左・右辺部で1点ずつ結合したループアンテナから、平行線路で接続して外側の矩形ループの下辺中心部で給電部と同時給電する。
第3に、外側矩形ループに替わり正方形とし、上部の内側ループを直線で結び三角形にして、平行線路をおろし給電点から左・右辺の結合部を結び給電部で同時給電する。
第4に、背後に反射器を配置する。
第5に、アンテナを上下に給電部同士を接合し、その背後に反射器を配置する。
第1においては、2重ループアンテナを結合すると、広帯域化ができ地上デジタルテレビの周波数帯が一つのアンテナで使用可能となる。また平面アンテナでもあるので、室内アンテナとしてインテリアや額縁等に利用可能である。
第2においては、内側のループに替わりハート型にするもので、特性は第1と変わらない。
第3においては、外側のループを方形にしたもので、利得は第1のものに比べて少ないが、広帯域となる。
第4においては、第1の2重ループアンテナに反射器を配置したものであり、利得が一方向になり、利得が上がることになる。
第5においては、第1の2重ループアンテナの上下を接合し、反射器を配置したもので、今までの八木アンテナの利得に匹敵し、主に屋外に設置をすることができる。
図1に示すのは、本発明の第1の実施形態による2重ループアンテナである。Aは2重ループアンテナ。1は外側ループの上辺で、2は右辺、3は左辺、4は下辺である。5は内側ループで、上記上辺1、左右辺2、3と接続している。6は、内側ループ5の両端と給電点7とを結ぶ平行線路である。このアンテナは線状の導線で外側の矩形ループで形成され、横辺(W)は160mmで縦辺(H)は270mmの矩形となっていて、B5版より大きくなり、内側ループは円にしたほうが、利得が上がる。
線状の導線は導電性の良好な線で銅、アルミ、真鍮、ステンレスなどの線からなるのがよい。またこの材料で平板としても良い。このため薄い平面の形状のアンテナとなる。
給電点7で同時給電することにより、外側ループと内側ループが相互に働き広帯域なアンテナとして動作する。
図5は図1の実施形態による、テレビの受信周波数である470MHZ〜770MHZでのアンテナ特性値である。定在波比(VSWR)利得(Gain)を示し、2重ループで結合されることによって広帯域化となり、単円ループのVSWRと利得の比較を示す。このように矩形2重ループアンテナは単円ループに比べると利得は1〜2db高く広帯域である。
図2に示すのは、本発明の第2の実施形態による2重ループアンテナである。図2中、内側円ループ5の上辺部の2点で結合にした場合インテリアを考えハート型にしたものである。図1の内側ループとほぼ同じアンテナ特性となる。同様にトランプの柄を模してダイヤ(菱形)、スペード、クローバーの形を内側ループで形成すると、アンテナと見られず、アンテナがインテリアとして利用できる。
図3に示すのは、本発明の第3の実施形態による2重ループアンテナである。第1の実施形態に示すように、外側ループが正方形で、内側ループ5の両端を平行線路6で給電部7に接続すると共に、同内側ループの左右辺2、3との接続点から給電部7に線路9、10にて接続するようにしている。広帯域で図8に示すように地上テレビ周波数帯を受信できる(VSWR特性図)。利得は第1の実施形態より少し劣る。
図11は本発明の実施形態3の応用例として幅1辺4.9mの正方形とし、線径6mmとした場合の18MHZ〜26MHZのVSWR特性図である。また図12は一辺2.5cmとした場合中心周波数5000MHZとした場合のVSWR・利得特性図である。同図に示すように、UWBアンテナとしても使用でき使用周波数帯域が約40%と広く、広帯域アンテナとなる。
図6に示すのは、本発明の第4の実施形態による2重ループアンテナの斜視図である。図1に示す第1実施形態の2重ループアンテナに反射器8を配置したものであり、利得が一方向になり、利得が上がることになる。
図7に示すのは、本発明の第5の実施形態による2重ループアンテナの斜視図である。給電部7を中心にして図1に示す第1実施形態の2重ループアンテナA1・A2を上下に接合し、前後に位置して、反射器8を配置したもので、図9のVSWRと利得のアンテナ特性図(470MHZ〜760MHZ)及び図10の600MHZのビームパターン図に示すごとく、今までの八木アンテナに匹敵する利得を得ることができると共に、主に屋外に設置が可能となる。UHFテレビの送信アンテナにこの2重ループアンテナを使用すれば現在使用の双ループアンテナより、広帯域での利用ができる。
第1〜第5の実施形態において、給電点にはテレビ用の75Ωの同軸を使用すると2重ループアンテナとのマッチングも良好なので、インピーダンス整合器を用いることもなく使用できる。
地上デジタルテレビの室内外のアンテナに利用できる。
本発明の実施形態1による2重ループアンテナの正面図。 本発明の実施形態2による2重ループアンテナの正面図。 本発明の実施形態3による2重ループアンテナの正面図。 従来の単ループアンテナの正面図。 本発明の実施形態1の矩形2重ループアンテナ(図1)と図4の単ループアンテナのVSWRと利得の比較。(470MHZ〜760MHZ) 本発明の実施形態4による2重ループアンテナの斜視図。 本発明の実施形態5による2重ループアンテナの斜視図。 図3の2重ループアンテナのVSWR特性図(470MHz〜710MHZ) 図7の2重ループアンテナの特性図(VSWR・Gain)470MHZ〜760MHZ)。 図7の2重ループアンテナのビームパターン特性図(600MHZ) 図3の2重ループアンテナ素子(周波数18MHZ〜26MHZ)のVSWR特性図 図3の2重ループアンテナ(周波数3500MHZ〜6500MHZ)のVSWRと利得の特性図
符号の説明
1 外側矩形ループの上辺
2 外側矩形ループの右辺
3 外側矩形ループの左辺
4 外側矩形ループの下辺
5 内側ループ
6 平行線路
7 給電部
8 反射器
9、10 内側接続線路
A、A1,A2 2重ループアンテナ

Claims (5)

  1. 線状の導線で形成された矩形ループアンテナを配置して中に入るように矩形ループの上辺部で1点、左・右辺部で1点ずつ結合したループアンテナから、平行線路で接続して外側の矩形ループの下辺中心部で給電部と同時給電する2重ループアンテナ。
  2. 線状の導線で形成された矩形ループアンテナを配置して中に入るように矩形ループの上辺部で2点、左・右辺部で1点ずつ結合したループアンテナから、平行線路で接続して外側の矩形ループの下辺中心部で給電部と同時給電する2重ループアンテナ。
  3. 請求項1記載の外側矩形ループに替わり正方形とし、上部の内側ループを直線で結び三角形にして、平行線路をおろし給電点から左・右辺の結合部を結び給電部で同時給電することを特徴とする2重ループアンテナ。
  4. 請求項1の背後に反射器を配置したことを特徴とする2重ループアンテナ。
  5. 請求項1記載のアンテナを上下に給電部同士を接合し、その背後に反射器を配置したことを特徴とする2重ループアンテナ。
JP2007180271A 2007-07-09 2007-07-09 2重ループアンテナ Expired - Fee Related JP4893889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007180271A JP4893889B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 2重ループアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007180271A JP4893889B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 2重ループアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009017511A true JP2009017511A (ja) 2009-01-22
JP4893889B2 JP4893889B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=40357786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007180271A Expired - Fee Related JP4893889B2 (ja) 2007-07-09 2007-07-09 2重ループアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4893889B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011182297A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 双ループアンテナ
JP2014147132A (ja) * 2014-05-20 2014-08-14 Sumitomo Electric Ind Ltd 双ループアンテナ
JP2016019282A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 高周波アンテナ装置及びこれを有する温度検出システム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854108A (ja) * 1981-09-25 1983-03-31 東芝ライテック株式会社 埋込形標識灯
JPS59101508A (ja) * 1982-12-02 1984-06-12 Toshiba Corp 蒸気タ−ビンのタ−ニング装置
JPH03114303A (ja) * 1989-09-28 1991-05-15 Nippon Sheet Glass Co Ltd 広帯域ループアンテナ
JPH0563435A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc アンテナ装置
JP2002084123A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 二重ループアンテナ及びそれを備えた携帯無線機器
JP2005020289A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Toyota Motor Corp 多周波共用双ループアンテナ
JP2005203877A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Toshiba Corp 無線通信端末
JP2006217559A (ja) * 2004-03-16 2006-08-17 Yagi Antenna Co Ltd 広帯域双ループアンテナ
JP2006295545A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nippon Antenna Co Ltd ループアンテナ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854108A (ja) * 1981-09-25 1983-03-31 東芝ライテック株式会社 埋込形標識灯
JPS59101508A (ja) * 1982-12-02 1984-06-12 Toshiba Corp 蒸気タ−ビンのタ−ニング装置
JPH03114303A (ja) * 1989-09-28 1991-05-15 Nippon Sheet Glass Co Ltd 広帯域ループアンテナ
JPH0563435A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Toyota Central Res & Dev Lab Inc アンテナ装置
JP2002084123A (ja) * 2000-09-06 2002-03-22 Hitachi Kokusai Electric Inc 二重ループアンテナ及びそれを備えた携帯無線機器
JP2005020289A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Toyota Motor Corp 多周波共用双ループアンテナ
JP2005203877A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Toshiba Corp 無線通信端末
JP2006217559A (ja) * 2004-03-16 2006-08-17 Yagi Antenna Co Ltd 広帯域双ループアンテナ
JP2006295545A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nippon Antenna Co Ltd ループアンテナ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011182297A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 双ループアンテナ
JP2014147132A (ja) * 2014-05-20 2014-08-14 Sumitomo Electric Ind Ltd 双ループアンテナ
JP2016019282A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 高周波アンテナ装置及びこれを有する温度検出システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4893889B2 (ja) 2012-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104157968B (zh) 一种新概念宽带圆极化天线
US8410982B2 (en) Unidirectional antenna comprising a dipole and a loop
US7443350B2 (en) Embedded multi-mode antenna architectures for wireless devices
US20100085269A1 (en) Hidden Wideband Antenna
TW200400665A (en) Single piece twin folded dipole antenna
US9793607B2 (en) Antenna with quarter wave patch element, U-Slot, and slotted shorting wall
JP5588519B2 (ja) アンテナ装置
US8773322B2 (en) High performance HDTV antenna design and fabrication
JP2011082951A (ja) 逆l型アンテナ
TWM511130U (zh) 天線結構
JP4893889B2 (ja) 2重ループアンテナ
US6853348B1 (en) Dual band linear antenna array
KR101523026B1 (ko) 다중대역 옴니 안테나
JP4878024B2 (ja) アンテナ
JP7004317B2 (ja) アンテナ装置及び受信装置
CN106058442B (zh) 一种天线
JP2006086739A (ja) アンテナ装置
JP2006014152A (ja) 平面アンテナ
JP2000183631A (ja) 電磁界結合型ループアンテナ
JP4819012B2 (ja) 無指向性アンテナ
JP2010068122A (ja) 広帯域アンテナ
JP4237683B2 (ja) 地上デジタル放送用リングループアンテナ装置
JP2012029142A (ja) アンテナ装置
WO2009137991A1 (zh) 天线
JP2010118941A (ja) アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4893889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20180106

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees