JP2009017418A - 動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生方法のプログラム - Google Patents

動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生方法のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生方法のプログラムに関し、例えばハードディスク、光ディスク等の記録媒体から動画像を再生する再生装置に適用して、従来に比して高品位の動画像を再生することができるようにする。
【解決手段】本発明は、画素毎にΔΣ変調したΔΣ変調データD2による動画像を記録媒体に記録するようにして、再生時、このΔΣ変調データD2を画素毎にフィルタリング処理してビデオデータD3に変換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生方法のプログラムに関し、例えばハードディスク、光ディスク等の記録媒体から動画像を再生する再生装置に適用することができる。本発明は、画素毎にΔΣ変調したΔΣ変調データによる動画像を記録媒体に記録するようにして、再生時、このΔΣ変調データを画素毎にフィルタリング処理してビデオデータに変換することにより、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができるようにする。
従来、カメラ一体型の記録再生装置は、ラスタ走査による撮像素子の出力信号をアナログディジタル変換処理した後、ホワイトバランス調整、色変換処理、露出補正処理等して記録媒体に記録している。また撮像素子の電荷蓄積時間の設定によりシャッター速度を設定し、また撮像素子の駆動信号の設定によりフレームレートが設定されていた。これに対して再生時、連続するフレームを間引きして出力することにより早送り再生し、再生速度に応じた時間間隔で同一フレームを繰り返し出力することによりスローモーション再生していた。
これに対して近年、ディジタルスチルカメラ等の静止画像の記録装置では、ホワイトバランス調整、色変換処理、露出補正処理等を省略して、撮像素子の出力信号をアナログディジタル変換処理して得られるRAWデータを直接、記録媒体に記録するものも提供されている。このRAWデータを直接記録する場合には、ホワイトバランス調整、色変換処理、露出補正処理等して記録する場合に比して、再生時、画質劣化を低減して種々に画質調整することができる。
このような撮像装置に関して、国際公開第WO2006/25232号明細書には、撮像素子の光電変換結果を画素毎にΔΣ変調する構成が開示されている。
ところで従来の動画像の再生では、ユーザーの所望する高品位の動画像を出力する点で、実用上未だ不十分な問題がある。
すなわち従来の動画像の再生において、スローモーション再生する場合、再生速度に応じて同一フレームが繰り返されることにより、滑らかな動きにより動画像を再生することが困難になる。またこの場合、動きぼけも発生する。またこれとは逆に、早送り再生では、連続するフレームを間引きして再生することにより、動きが飛び飛びになり、この場合も滑らかな動きにより動画像を再生することが困難になる。これにより従来の動画像の再生は、可変速再生に関して、ユーザーの所望する高品位の動画像を出力することが困難な問題があった。
なおスローモーション再生において、動きを滑らかにし、さらには動きボケを防止する方法として、高いフレームレートにより撮像結果を取得した後、記録媒体を介して低フレームレートにより出力する方法が考えられる。しかしながらこの場合、通常の再生速度で再生する場合には、上述した早送り再生の場合と同様に、連続するフレームを間引きして再生することにより、動きが飛び飛びになり、この場合も滑らかな動きにより再生することが困難になる。またこの場合、ジャーキネス妨害が発生する。また早送り再生の場合にも、同様の問題が発生する。なおこの場合に、画像データの補間演算処理により、複数フレームを画像合成して1フレームを作成する方法も考えられるが、この方法の場合、大容量のバッファが別途必要になり、構成が複雑になる問題がある。
また従来の動画像の再生では、スポーツ等の動きの激しいコンテンツの場合、高速シャッターにより撮影して、再生時、動きぼけの少ない動画像を再生することができる。またドラマ等の動きのゆっくりとしたコンテンツでは、オープンシャッターで撮影した方が好ましい。しかしながら従来の動画像の再生では、再生時、シャッター速度を可変し得ず、これによりシャッター速度の設定に関しても、ユーザーの所望する高品位の動画像を出力することが困難な問題があった。
国際公開第WO2006/25232号明細書
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる動画像再生装置、動画像再生方法及び動画像再生方法のプログラムを提案しようとするものである。
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、動画像再生装置に適用して、連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを記録媒体から再生するデータ再生部と、前記データ再生部で再生される前記ΔΣ変調データをフィルタにより画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生部と、前記フィルタリング処理を制御する制御部とを備えるようにする。
また請求項11の発明は、動画像再生方法に適用して、連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを記録媒体から再生するデータ再生のステップと、前記データ再生のステップによる前記ΔΣ変調データを画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生のステップと、前記フィルタリング処理を制御する制御のステップとを備えるようにする。
また請求項12の発明は、記録媒体に記録された動画像を再生する動画像再生方法のプログラムに適用して、連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを前記記録媒体から再生するデータ再生のステップと、前記データ再生のステップによる前記ΔΣ変調データを画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生のステップと、前記フィルタリング処理を制御する制御のステップとを備えるようにする。
請求項1、請求項11、又は請求項12の構成によれば、フィルタリング処理の制御により、フィルタリング処理に供するサンプル数を変化させることで、ビデオデータのシャッター速度を変化に相当する処理を実行することができる。またΔΣ変調データに対するフィルタリング処理する周期を変化させることで、ビデオデータの再生速度を変化に相当する処理を実行することができる。これによりフィルタリング処理の制御により、所望するシャッター速度、再生速度のビデオデータを出力することができ、滑らかな動きにより可変速再生することができる。またスローモーション再生等において、シャッター速度を種々に設定して、所望の動画像を再生することができる。これにより従来に比して、ユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる。
本発明によれば、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例1の録画再生装置を示すブロック図である。この録画再生装置1において、録画部2は、高フレームレートにより高速度撮影した画像データD1を入力して画素毎にΔΣ変調し、画像データD1と等しいフレームレートであって、1ビット又は複数ビットによるΔΣ変調の符号列(以下、ΔΣ変調データと呼ぶ)D2を生成する。なおこの場合、例えば国際公開第WO2006/25232号明細書に開示されているように、高フレームレートによる撮像結果を直接画素毎に処理してΔΣ変調データD2を生成してもよい。
分配部3は、モニタ時、このΔΣ変調データD2を直接、選択部4に出力するのに対し、記録時、このΔΣ変調データD2を記憶部5に出力する。記憶部5は、ΔΣ変調データD2の記録再生部であり、記録時、この分配部3から入力されるΔΣ変調データD2を光ディスク、ハードディスク等の記録媒体に記録して保持する。またコントローラ7の制御により、記録媒体からΔΣ変調データD2を順次再生して出力する。
選択部4は、モニタ時、分配部3から入力されるΔΣ変調データD2を再生部6に出力する。また再生時、記憶部5から出力されるΔΣ変調データD2を再生部6に出力する。
再生部6は、選択部4から入力されるΔΣ変調データD2を処理してビデオデータD3を再生するビデオデータ再生部であり、選択部4から入力されるΔΣ変調データD2をフィルタリング処理して所定フレームレートによるビデオデータD3を出力する。
すなわち図1に示すように、再生部6は、ΔΣ変調データD2を画素毎にデシメーションフィルタにより処理し、ビデオデータD3を出力する。このため再生部6は、それぞれデシメーションフィルタを有する画像処理部11A、11B、……、11Nが画素毎に設けられる。ここで画像処理部11A、11B、……、11Nは、処理対象の画素が異なる点を除いて同一に構成されることから、以下においては、画像処理部11Aのみについて詳細に説明し、重複した説明は省略する。
ここで画像処理部11Aは、例えばラスタ走査の順序で順次入力されるΔΣ変調データD2から、処理が割り当てられた画素のΔΣ変調データD2を選択してバッファメモリ12に入力する。バッファメモリ12は、この順次入力されるΔΣ変調データD2を順次入力して所定のサンプル数だけ保持し、また保持したΔΣ変調データD2を積分器13の指示により積分器13に出力する。
積分器13は、制御部14から出力される積分開始信号STにより、コントローラ7から出力される積分期間DWに対応する範囲のΔΣ変調データD2をバッファメモリ12から取得して積分する。このとき積分器13は、積分期間DWに応じて、積分結果を正規化するための重み付け係数を設定し、この重み付け係数を用いた重み付け積分により積分の処理を実行する。これにより画像処理部11Aは、バッファメモリ12、積分器13によりデシメーションフィルタを構成し、積分開始信号STの周期によるフィルタリング処理の周期で、積分期間DWに対応するサンプル数のΔΣ変調データD2の積分値による画素値D4を出力する。ここでこの積分期間DWは、高フレームレートで入力された画像データD1の複数フレームを1フレームに画像合成する際の、この複数フレームの数を定義することになる。
サンプルホールド回路(SH)16は、この積分器13から出力される画素値D4をサンプルホールドして出力する。制御部14は、コントローラ7から出力される更新期間情報DTに応じて積分開始信号STのタイミングを可変して出力する。
出力部18は、各画像処理部11A、11B、……、11Nから出力される画素値D4を一次格納してラスタ走査順に出力し、再生部6はこの出力部18の出力データをビデオデータD3により出力する。これにより再生部6は、積分開始信号STの周期によるフレーム周期で、積分期間DWによる画素値D4のラスタ走査順の連続によるビデオデータD3を出力する。
ここでこのようにして出力されるビデオデータD3の1フレームは、高フレームレートによる画像データD1を、積分開始信号STの周期で、積分期間DWに対応する複数フレームを画像合成して作成されたものである。従ってビデオデータD3は、ΔΣ変調データD2のフレーム周期に対する積分開始信号STの周期によるフレームレート、及び積分期間DWによるシャッター速度で撮影したと同等のものとなる。これにより再生部6において、積分期間DWの可変によりデシメーションフィルタによるフィルタリング処理に供するサンプル数を可変すれば、ビデオデータD3のシャッター速度の可変に相当する処理を実行することができる。また積分開始信号STの周期の可変により、ΔΣ変調データD2に対してフィルタリング処理する周期を可変すれば、ビデオデータD3の再生速度の可変に相当する処理、さらにはビデオデータD3のフレームレートの可変に相当する処理を実行することができる。
これによりコントローラ7は、ユーザーによる操作子の操作に応動して各部の動作を制御し、これら積分期間DW、積分開始信号STを可変する。すなわちコントローラ7は、ユーザーにより画像データD1のモニタが指示されると、録画部2から出力されるΔΣ変調データD2を分配部3、選択部4を介して再生部6に入力し、ΔΣ変調データD2を再生部6で処理してビデオデータD3を出力する。またユーザーにより画像データD1の記録が指示されると、分配部3から記憶部5にΔΣ変調データD2を入力して記録媒体に記録する。またユーザーにより記憶部5の再生が指示されると、記憶部5でΔΣ変調データD2を再生し、この再生したΔΣ変調データD2を選択部4を介して再生部6に入力する。
これらの制御において、コントローラ7は、ユーザーの指示に応動して、再生部6の各画像処理部11A、11B、……、11Nに更新期間情報DTを出力し、これによりビデオデータD3のフレームレートを設定する。またユーザーが指示したシャッター速度に対応する積分期間DWを、各画像処理部11A、11B、……、11Nに指示し、これによりビデオデータD3のシャッター速度を設定する。これによりコントローラ7は、ビデオデータD3のフレームレートに応じて、ΔΣ変調データD2に対するフィルタリング処理の周期を可変し、またシャッター速度に応じてフィルタリング処理に供するサンプル数を可変する。
具体的に、例えばビデオデータD3をフレームレート60〔fps〕で出力する場合、更新期間情報DTにより1/60〔秒〕周期で積分するように更新期間情報DTを出力し、これによりフィルタリング処理の周期を1/60〔秒〕周期に設定する。またこの場合にオープンシャッターによるシャッター速度1/60〔秒〕でビデオデータD3を出力する場合には、このシャッター速度1/60〔秒〕に対応する期間のサンプル数を積分するように、積分期間DWを設定する。これに対してユーザーがオープンシャッターからシャッター速度を増減した場合には、このユーザーの操作に応動して積分のサンプル数が増減するように積分期間DWを設定する。すなわち例えばユーザーがシャッター速度1/120〔秒〕を指示した場合には、このシャッター速度1/120〔秒〕に対応する期間のサンプル数を積分するように、積分期間DWを設定する。またユーザーがオープンシャッターのシャッター速度以上のシャッター速度1/30〔秒〕を指示した場合には、このシャッター速度1/30〔秒〕に対応する期間のサンプル数を積分するように、積分期間DWを設定する。
これに対してフレームレート120〔fps〕でビデオデータD3を出力する場合、更新期間情報DTにより1/120〔秒〕周期で積分するように更新期間情報DTを出力し、これによりフィルタリング処理の周期を1/120〔秒〕周期に設定する。またこの場合もユーザーの指示したシャッター速度に応じて積分期間DWを設定する。
またコントローラ7は、ユーザーによりスローモーション再生、早送り再生が指示されると、再生部6に入力されるΔΣ変調データD2のビットレートがユーザーにより指示された再生速度に対応するビットレートになるように、記憶部5の動作を制御する。すなわちこの場合、例えばユーザーが1/2倍速によるスローモーション再生を指示すると、記憶部5への記録時に比して1/2倍のビットレートによりΔΣ変調データD2を再生するように記憶部5の動作を制御する。またこれとは逆に、ユーザーが2倍速による早送り再生を指示すると、記憶部5への記録時に比して2倍のビットレートによりΔΣ変調データD2を再生するように記憶部5の動作を制御する。
またコントローラ7は、この場合、ビデオデータD3のフレームレートにより更新期間情報DTを設定し、これによりこの場合、ΔΣ変調データD2側のフレームレートの可変により、ΔΣ変調データD2に対するサンプリング処理周期を可変して可変速再生のビデオデータD3を所定のフレームレートにより出力する。またこれに対応して再生速度が変化した分、積分範囲を可変するように、積分期間DWを設定する。すなわちオープンシャッターによる場合には、ΔΣ変調データD2に対して相対的にサンプリング処理周期が変化した分だけ積分期間DWを設定し、これにより例えば1/2倍速によるスローモーション再生する場合には、積分期間DWを標準再生速度の1/2倍の期間に設定する。またユーザーによる指示に応じて、この積分期間DWを可変する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この録画再生装置1では(図2)、高フレームレートによる画像データD1が記録部2に順次入力され、この画像データD1が画素毎のΔΣ変調によりΔΣ変調データD2に変換される。このΔΣ変調データD2は、モニタ時、分配部3、選択部4を介して再生部6に入力され、ここでビデオデータD3に変換されて外部機器に出力される。これに対してユーザーによる記録の指示により、分配部3から記憶部5にΔΣ変調データD2が入力され、記憶部5により順次記録される。またユーザーによる再生の指示により、記憶部5に記録されたΔΣ変調データD2が再生されて選択部4から再生部6に入力され、この再生部6によりビデオデータD3が再生される。
これによりこの録画再生装置1では、高フレームレートの画像データD1による動画像が、画素毎のΔΣ変調によるΔΣ変調データD2により記録媒体に記録され、また各部で処理される。ここで画素毎のΔΣ変調によるΔΣ変調データD2は、従来のハイスピードカメラによる撮像に比して、非常に少ないビットレートで高い画質を確保することができる。これによりこの実施例では、高フレームレートによる動画像をΔΣ変調データD2により記録媒体に記録し、また各部で処理することにより、記録媒体の消費量を低減し、さらには各部における処理速度、転送レートの増大を有効に回避することができる。
またさらに再生部6において(図1)、ΔΣ変調データD2は、画素毎に、画像処理部11A、11B、……、11Nに振り分けられ、各画像処理部11A、11B、……、11Nにおいてバッファメモリに順次入力されて所定サンプル数だけ保持される。またこのバッファメモリ12に保持されたΔΣ変調データD2が、更新期間情報DTに応じた積分開始信号STのタイミングで積分器13により積分され、これによりバッファメモリ12、積分器13によるデシメーションフィルタにより更新期間情報DTで指示されるフィルタリング周期でフィルタリング処理され、各画素の画素値を示すデータD4に変換される。ΔΣ変調データD2は、この画素値のデータD4がサンプルホールド回路16によりサンプルホールドされた後、出力部18によりラスタ走査の順序に並べ替えられてビデオデータD3により出力される。
これにより再生部6では、高いフレームレートによるΔΣ変調データD2の複数フレームをフィルタリング処理により画素毎に合成してビデオデータD3を生成することにより、このフィルタリング処理の周期の可変によりビデオデータD3のフレームレートを可変することができる。またΔΣ変調データD2に対してこのフィルタリング処理の周期を可変することにより、再生速度を動的に可変することができる。またフィルタリング処理に供するサンプル数を変化させることにより、シャッター速度を動的に変化させることができる。
これによりこの実施例では、従来、撮影時にしか設定できなかったフレームレート、シャッター速度を、再生時、種々に設定することができ、可変速再生、シャター速度に関する従来の不都合を一挙に解決してユーザーの所望する高品位の動画像を出力することができる。
すなわちビデオデータD3に求められる再生速度に応じて、ΔΣ変調データD2に対してこのフィルタリング処理の周期を可変することにより、ΔΣ変調データD2に対するビデオデータD3のフレームレートを可変することができる。これによりこの実施例では、ビデオデータD3の再生速度に応じてΔΣ変調データD2のフレームレートを変化させて、ΔΣ変調データD2に対してこのフィルタリング処理の周期を可変することにより、ビデオデータD3の再生速度を種々に変化させることができる。
またこのときフィルタリング処理に供するサンプル数を可変してシャッター速度を可変することにより、あたかも高速シャッターで高速度撮影した動画像をスローモーション再生する場合のようにシャッター速度を設定して、動きボケを防止して滑らかな動きによりスローモーション再生することができる。また通常再生速度では、オープンシャッターによるシャッター速度に設定して、滑らかな動きによりジャーキネス妨害を有効に回避することができる。また早送り再生等においても、さらにシャッター速度を低下させて、滑らかな動きにより再生することができる。
また一定の再生速度で再生する場合でも、シャッター速度を種々に変更することができ、例えば動きの激しいスポーツによる動画像では、短いシャッター速度で再生し、動きの少ないドラマ等では長いシャッター速度で再生し、コンテンツに適した鑑賞方法を得ることができる。
また外部機器に応じてフレームレートを設定することができ、外部機器の能力を十分に発揮できるようにフレームレートを設定することで、各種コンテンツを高画質で鑑賞することができる。すなわち従来、記録媒体より再生されるビデオデータに対して外部機器のフレームレートが異なる場合、フレームレートを変換する処理が必要となる。このフレームレートの変換は、例えば映画のフィルムから作成された24Pのビデオデータを60Pのビデオデータに変換する場合に代表されるような処理であり、画質劣化を避け得ない。しかしながらこの実施例によれば、画質劣化を伴うことなく、所望のフレームレートによるビデオデータを出力することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、画素毎にΔΣ変調したΔΣ変調データによる動画像を記録媒体に記録するようにして、再生時、このΔΣ変調の符号列をフィルタリング処理してビデオデータに変換することにより、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる。
具体的に、このフィルタにデシメーションフィルタを適用して、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる。
すなわちΔΣ変調データに対するフィルタリング処理の周期を可変して、ビデオデータの再生速度を可変することにより、再生速度を種々に変更して滑らかな動きにより動画像を再生することができる。
またフィルタリング処理に供するサンプル数を可変して、ビデオデータのシャッター速度を可変することにより、シャッター速度を種々に設定して動画像を再生することができる。特に、従来の撮影時におけるシャッター速度の設定では困難であった、フレーム周期以上のシャッター速度によるビデオデータをも出力することができ、これにより映像コンテンツにおける表現力を従来に比して一段と向上することができる。
またフィルタリング処理の周期を可変して、ビデオデータのフレームレートを可変することにより、種々にフレームレートを可変してビデオデータを出力することができる。
さらにより具体的には、ΔΣ変調データを順次入力して所定サンプル数だけ保持するバッファと、このバッファに保持されたΔΣ変調データを積分する積分器とによりフィルタを構成するようにして、この積分器による積分の周期及び又は積分器で積分するサンプル数の制御により、フィルタリング処理を制御するようにして、従来に比してユーザーの所望する高品位の動画像を再生することができる。
この実施例では、例えばノンリニア編集システムに適用して記憶部5に記録したΔΣ変調データD2を一定のフレームレートで再生してビデオデータD3を生成し、このビデオデータD3を記録媒体に記録する。この実施例においては、これらΔΣ変調データD2、ビデオデータD3に係る画像処理部11A〜11Nの制御が異なる点を除いて、実施例1の録画再生装置と同一に構成されることにより、以下においては、図1及び図2の構成を流用して説明する。
この実施例において、コントローラ7は、ビデオデータD3の再生速度に応じて更新期間情報DTを可変し、これによりフィルタリング処理の周期の可変により、ΔΣ変調データD2に対してフィルタリング処理の周期を可変してビデオデータD3の再生速度を種々に変化させる。またこのフィルタリング処理の周期の可変に対応するように積分期間DWによりフィルタリング処理に供するサンプル数を可変する。これにより例えば1/2倍速によりスローモーション再生する場合には、フィルタリング処理の周期及びサンプル数をそれぞれ標準の再生速度による場合の1/2に設定する。
またユーザーによる操作に応動して積分期間DWを可変して種々にシャッター速度を可変する。
この実施例のように、ビデオデータの再生速度に応じたフィルタリング処理の周期の可変により、ΔΣ変調データに対してフィルタリング処理の周期を可変してビデオデータの再生速度を種々に変化させるようにしても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
この実施例では、再生するビデオデータD3のフレームレート、シャッター速度、再生速度を、外部機器に応じて、さらにはコンテンツ単位、フレーム単位、複数フレーム単位で動的に可変する。この実施例では、これら動的な可変に関する構成が異なる点を除いて、実施例1の録画再生装置と同一に構成されることにより、以下においては、図1及び図2の構成を流用して説明する。
この実施例において、コントローラ7は、ビデオデータD3を出力する外部機器の接続により、この外部機器の対応可能なフレームレートを検出する。またこの検出したフレームレートによりビデオデータD3を出力するように、フィルタリング処理の周期、サンプル数を設定する。これにより外部機器に応じて動的にビデオデータD3のフレームレートを設定する。
また図示しない属性検出部により画像データD1の属性を検出して記録する。なおこここでこの属性は、画像データD1の動きを直接に又は間接的に示す情報である。間接的に動きを示す属性情報は、例えばドラマ、スポーツ、映画等の番組の種別、アクション映画、ラブストーリの映画、ホラーの映画等のさらに詳細な種別等である。これに対して直接、動きを示す属性情報は、例えば動きベクトル検出回路を用いて所定ブロック単位で検出される動きベクトルをフレーム単位で平均値化した動き情報である。
コントローラ7は、間接的な属性情報に基づいて、動きの速いコンテンツによるΔΣ変調データD2を再生してビデオデータD3を出力する場合には、シャッター速度が速くなるように、フィルタリング処理に係るサンプル数を設定する。これによりコントローラ7は、コンテンツ単位で動的にシャッター速度を可変する。
また動きベクトルにより検出される動き情報に基づいて、動きの速いシーンでは、シャッター速度が速くなるように、フィルタリング処理に係るサンプル数をビデオデータD3のフレーム単位で又は複数フレーム単位で可変する。これによりコントローラ7は、フレーム単位又は複数フレーム単位で動的にシャッター速度を可変して一段と高品位によりビデオデータD3を出力する。またコントローラ7は、ユーザーによりシャッター速度の可変が指示された場合には、このようにして可変するシャッター速度を基準にして、シャッター速度を可変する。
またコントローラ7は、外部機器が、種々のフレームレートに対応可能な機器の場合であって、フレームレートの動的な変化に対応可能な機器の場合、間接的な動き情報により、動きの速いコンテンツでは、フレームレートが増大するように、フィルタリングの周期を設定し、またこれに対応するようにフィルタリング処理するサンプル数を変化させる。これによりコントローラ7は、コンテンツ毎に、フレームレートを動的に変化させる。
またさらにコントローラ7は、直接的な動き情報により動きの速いシーンでは、フレームレートが増大するように、フィルタリングの周期をフレーム単位、複数フレーム単位で設定し、またこれに対応するようにフィルタリング処理するサンプル数を変化させる。これによりコントローラ7は、フレーム単位、又は複数フレーム単位でビデオデータD3のフレームレートを動的に可変する。
これらのフレームレートの可変により、コントローラ7は、ビデオデータD3の出力がホームネットワークを介した外部機器への出力等である場合に、高品位によりビデオデータD3を伝送するようにして、このネットワークにおけるビデオデータD3の伝送に係る負担を極力少なくし、このネットワークに接続された各種機器によるこのネットワークの利用効率を向上する。
またさらにユーザーによる動作モードの切り換えにより、動き情報に応じて再生速度を可変し、動きの速いシーンでは、再生速度が低下するように、フィルタリングの周期をフレーム単位、又は複数フレーム単位で設定し、またこれに対応するようにフィルタリング処理するサンプル数をフレーム単位又は複数フレーム単位で可変する。またこの再生速度の可変に対応するように記憶部5で再生するΔΣ変調データD2のフレームレートを可変する。これによりコントローラ7は、再生速度を動的に変化させて、例えばスポーツ番組において、ゴールシーン等の決定的な瞬間にあっては、自動的にスローモーションにより再生する。なおこの場合に、盛り上がり等を検出して、動き情報に代えて、又は動き情報に加えて、この盛り上がり等により、フィルタリング処理の周期及び又はフィルタリング処理に供するサンプル数を動的に可変するようにしてもよい。
この実施例のように、フィルタリング処理の周期及び又はフィルタリング処理に供するサンプル数を動的に可変すれば、一段と高品位に動画像を再生することができる。
具体的に、ΔΣ変調データによる動画像の属性に基づいて、フィルタリング処理の周期及び又はフィルタリング処理に供するサンプル数を可変することにより、一段と高品位に動画像を再生することができる。
またさらにΔΣ変調データによる動画像の動き情報に基づいて、フィルタリング処理の周期及び又はフィルタリング処理に供するサンプル数を可変することにより、動画像のシーンに応じて動的にシャター速度、再生速度、フレームレートを可変して、一段と高品位に動画像を再生することができる。
図3は、本発明の実施例4の録画再生装置に適用される再生部の構成を示すブロック図である。この実施例の録画再生装置は、動きベクトル検出回路を有し、記録時、この動きベクトル検出回路によりマクロブロック単位で画像データD1の動きベクトルMVを検出する。また検出したこの動きベクトルMVを画像データD1のΔΣ変調データD2と共に記憶部5で記録する。録画再生装置は、この動きベクトルMVによる動き情報に応じて、ビデオデータD3における1フレームの各部でシャッター速度を動的に可変する。この実施例の録画再生装置は、このシャッター速度の制御に関する構成が異なる点を除いて、実施例1〜3の録画再生装置と同一に構成される。
この録画再生装置は、再生部6及びコントローラ7に代えてこの図3の再生部26及びコントローラ27が設けられる。この実施例では、この再生部26及びコントローラ27の構成が異なる点を除いて、実施例1〜3の録画再生装置と同一に構成される。
ここで再生部26において、バッファメモリ31は、複数フレーム分のΔΣ変調データD2を格納可能な容量を有するメモリであり、例えばラスタ走査の順序で記憶部5から順次入力されるΔΣ変調データD2を順次格納して所定サンプル数だけ保持する。また保持したΔΣ変調データD2を積分器32の制御により出力する。
積分器32は、処理対象の領域の大きさを指示する領域サイズ情報DS、積分開始信号ST、積分時間DWに基づいて、バッファメモリ31からΔΣ変調データD2を画素単位で取得して積分処理し、積分結果を出力する。
サンプルホールド回路(SH)33は、この積分器32から出力される積分結果をサンプルホールドして出力する。制御部34は、実施例1の制御部14と同様に、コントローラ27から出力される更新期間情報DTに応じて積分開始信号STのタイミングを可変して出力する。
積分期間計算部35は、コントローラ27から出力される標準の積分期間DWBを、この画像処理部11Aの処理対象の画素が属するマクロブロックで検出された動きベクトルMVで補正して積分期間DWを計算し、この積分期間DWを積分器13に出力する。
ここで標準の積分期間DWBは、実施例1のコントローラ7から出力される積分期間DWと同一に、コントローラ27で作成される積分に供する標準のサンプル数を示す時間情報である。積分期間計算部35は、動きベクトルMVに基づいて、動きが大きくなるに従って、積分に供するサンプル数が標準の積分期間DWBによるサンプル数より低下するように、またこれとは逆に動きが小さくなるに従って、積分に供するサンプル数が標準の積分期間DWBによるサンプル数より増大するように、積分期間DWを設定して出力する。
コントローラ27は、実施例1のコントローラ7と同一に更新期間、積分期間を計算し、それぞれ更新期間情報DT及び標準の積分期間DWBにより出力する。なおこの場合、実施例2、実施例3について上述した積分期間DWを標準の積分期間DWBに設定するようにしてもよい。またコントローラ27は、ΔΣ変調データD2の記録時に検出した動きベクトルMVを順次再生し、この再生した動きベクトルMVを再生部26に出力する。
これによりこの実施例では、マクロブロックを処理単位の領域に設定して、動きベクトルにより把握される各部の属性により、動画像の各部でシャッター速度を可変し、例えば静止画部分では十分に長いシャッター速度により高階調、高SN比の画像を得るようにし、動きの速い動画部分では、動きぼけのない画像を得るようにし、これにより一段と高画質に動画像を再生する。
なおマクロブロック単位の動きベクトルの検出に代えて、画素毎に動きベクトルを検出して上述の処理を実行してもよい。またコントローラ27で各部の動きベクトルを判定して、画像処理部11A、11B、……、11N毎に、積分時間DWを設定するようにしてもよい。
図4は、積分器32の動作の説明に供するフローチャートである。積分器32は、ビデオデータD3のフレーム単位でこの処理手順を実行する。すなわち積分器32は、この処理手順を開始すると、ステップSP1からステップSP2に移り、初期設定処理を実行する。この初期設定処理において、積分器32は、コントローラ27から出力される標準の積分期間DWBを動きベクトルMVにより補正して得られるマクロブロック毎の積分期間DWを1フレーム分取得する。また領域サイズ情報DSによりマクロブロックの水平方向及び垂直方向の画素数Sbx及びSbyの入力を受け付ける。またバッファメモリ31に格納されたΔΣ変調データD2を特定するパラメータBを初期化する。
続いて積分器32は、ステップSP3に移り、処理対象画素の垂直方向の位置を特定する変数yを初期化する。また続くステップSP4において、処理対象画素の水平方向の位置を特定する変数xを初期化する。続いて積分器32は、ステップSP5において、位置(x,y)の画素が属するマクロブロックの水平方向及び垂直方向の番号bx及びbyを検出する。なおここで〔x〕は、xを越えない最大の整数を示す関数である。
続いて積分器32は、ステップSP6に移り、番号bx及びbyにより特定されるマクロブロックについての積分期間DWに基づいて、位置(x,y)の画素についてΔΣ変調データD2をバッファメモリ31からロードして積分処理した後、続くステップSP7において、積分結果sumを正規化する。また続くステップSP7において、処理対象画素の水平方向の位置を示す変数xをインクリメントし、続くステップSP9において、処理対象画像の右端まで処理を完了していないか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、積分器32は、ステップSP5に移り、続く右端の画素を処理する。これに対してステップSP9で否定結果が得られると、積分器32は、ステップSP9からステップSP10に移り、処理対象画素の垂直方向の位置を示す変数yをインクリメントした後、続くステップSP11で、処理対象画像の下端まで処理を完了していないか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、積分器32は、ステップSP4に移り、続く右端の画素を処理する。これに対してステップSP11で否定結果が得られると、積分器32は、ステップSP11からステップSP12に移り、1フレーム分の積分結果を出力した後、ステップSP13に移ってこの処理手順を終了する。
この実施例によれば、ΔΣ変調データによる動画像の各部の動き情報を検出し、この動き情報に基づいて、1フレームの画像の各部で、フィルタリング処理のサンプル数を可変することにより、一段と高画質により動画像を再生することができる。
なお上述の実施例4等においては、記録時、動きベクトルを検出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、再生時、ΔΣ変調データより、又はビデオデータより動きベクトルを検出するようにしてもよい。
また上述の実施例4においては、動きベクトルによる属性情報に基づいて、1フレームの各部でシャッター速度を可変する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば高域成分の多少、高域成分の劣化の有無等、画像各部の属性を示す情報によりシャッター速度を可変するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、ハードウェア構成によりビデオデータを生成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばコンピュータにおける動画像処理に適用してソフトウェアの処理によりビデオデータを生成するようにしてもよい。
本発明は、例えばハードディスク、光ディスク等の記録媒体から動画像を再生する再生装置に適用することができる。
本発明の実施例1の録画再生装置に適用される再生部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の録画再生装置を示すブロック図である。 本発明の実施例4の録画再生装置に適用される再生部の構成を示すブロック図である。 図3の再生部の積分器の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……録画再生部、2……録画部、5……記憶部、6……再生部、7、27……コントローラ、11A〜11N……画像処理部、12、31……バッファメモリ、13、32……積分器、14、34……制御部

Claims (12)

  1. 連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを記録媒体から再生するデータ再生部と、
    前記データ再生部で再生される前記ΔΣ変調データをフィルタにより画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生部と、
    前記フィルタリング処理を制御する制御部とを備える
    ことを特徴とする動画像再生装置。
  2. 前記フィルタは、
    デシメーションフィルタである
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ΔΣ変調データに対する前記フィルタリング処理の周期を可変して、前記ビデオデータの再生速度を可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  4. 前記制御部は、
    前記フィルタリング処理に供するサンプル数を可変して、前記ビデオデータのシャッター速度を可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  5. 前記制御部は、
    前記フィルタリング処理の周期を可変して、前記ビデオデータのフレームレートを可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ΔΣ変調データに対するフィルタリング処理の周期、及び又は前記フィルタリング処理に供するサンプル数を、適応的に可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  7. 前記ΔΣ変調データによる動画像の属性を検出する属性検出部を有し、
    前記制御部は、
    前記属性に基づいて、前記ΔΣ変調データに対するフィルタリング処理の周期、及び又は前記フィルタリング処理に供するサンプル数を可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  8. 前記属性が、
    前記ΔΣ変調データによる動画像の動き情報である
    ことを特徴とする請求項7に記載の動画像再生装置。
  9. 前記ΔΣ変調データによる動画像の各部の動き情報を検出する動き情報検出部を有し、
    前記制御部は、
    前記動き情報に基づいて、前記各部で、前記フィルタリング処理に供するサンプル数を可変する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  10. 前記フィルタは、
    処理対象の画素に係る前記ΔΣ変調データを順次入力して所定サンプル数だけ保持するバッファと、
    前記バッファに保持された前記ΔΣ変調データを積分する積分器とを有し、
    前記制御部は
    前記積分器による積分の周期及び又は前記積分器で積分するサンプル数の制御により、前記フィルタリング処理を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像再生装置。
  11. 連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを記録媒体から再生するデータ再生のステップと、
    前記データ再生のステップによる前記ΔΣ変調データを画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生のステップと、
    前記フィルタリング処理を制御する制御のステップとを備える
    ことを特徴とする動画像再生方法。
  12. 動画像のビデオデータを再生する動画像再生方法のプログラムにおいて、
    連続するフレームの画素値を画素毎にΔΣ変調して生成されたΔΣ変調データを記録媒体から再生するデータ再生のステップと、
    前記データ再生のステップによる前記ΔΣ変調データを画素毎にフィルタリング処理して、ビデオデータを再生するビデオデータ再生のステップと、
    前記フィルタリング処理を制御する制御のステップとを備える
    ことを特徴とする動画像再生方法のプログラム。
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