JP2010233254A - 撮像装置、動画再生装置及びそのプログラム - Google Patents

撮像装置、動画再生装置及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 動画の連続性と、動画及び静止画の品質を担保する撮像装置、動画再生装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 動画記録処理中は、静止画撮影に適した短い露光時間での撮像と、動画撮影に適した長い露光時間での撮像を交互に行い、長い露光時間で撮像されたフレーム画像データBを動画データとして記録していくとともに(S7〜S9)、動画記録処理中に、シャッタボタンが押下されると(S5でY)、シャッタボタンの押下直前に、短い露光時間で撮像されたフレーム画像データA(S3、S4)を静止画として記録する(S6)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像装置、動画再生装置及びそのプログラムに関する。
動画撮像中に、静止画撮影を行うという技術があり、動画撮影中に静止画撮影を行なうと、静止画撮影を行った期間は動画フレームが欠落して動画の連続性がなくなるので、撮像された静止画データを補正した画像データを、静止画撮影を行なった期間の動画フレームとすることにより動画の連続性を担保し、動画の品質劣化を抑えるというものである(特許文献1)。
公開特許公報 特開2007−060449
しかしながら、上記特許文献によれば、被写体ブレ量に応じて静止画データから動画フレームを作成するが、結局実際に撮像された動画フレームではないため、実際に撮影したときのような綺麗な動画フレームを得ることはできない。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、動画の連続性と、動画及び静止画の品質を担保する撮像装置、動画再生装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段に、動画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第1の撮像制御手段と、
前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる動画撮影に適した露光条件での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第2の撮像制御手段と、
前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データを動画データとして取得する動画取得手段と、
前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データを静止画データとして取得する静止画取得手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記第1の撮像制御手段は、
前記撮像手段に、第1の露光時間での撮像を繰り返し行なわせる手段を含み、
前記第2の撮像制御手段は、
前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる第1の露光時間での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間での撮像を繰り返し行なわせる手段を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、前記第2の撮像制御手段は、
前記撮像手段に、所定周期間隔で前記第2の露光時間での撮像を行なわせるようにしてもよい。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記動画取得手段により取得された動画データを記録手段に記録させる動画記録制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記動画取得手段により取得された動画データを表示手段に表示させる表示制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記静止画取得手段により取得された静止画データを記録手段に記録させる静止画記録制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、静止画データの取得を指示する指示手段を備え、
前記静止画取得手段は、
前記指示手段による指示に応じて、1又は複数の画像データを静止画データとして取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記静止画取得手段は、
前記指示手段により指示に応じて、該指示タイミングから所定時間前以降に撮像された画像データを静止画として取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記静止画取得手段は、
前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データと、該画像データに対応する前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データとを合成して1つの画像データを生成する生成手段を含み、該生成手段により生成された画像データを静止画として取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データに対応する前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データとは、前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データの直前、又は、直後に前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データであるようにしてもよい。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記動画取得手段により取得された動画データと、前記静止画取得手段により取得された静止画データとを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段を備え、
前記静止画取得手段は、
前記第2の撮像制御手段による繰り返しの撮像により得られた複数の画像データを静止画データとして取得するようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記記録手段により記録されている動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段を備え、
前記静止画取得手段は、
更に、前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて前記記録手段に記録されている静止画データを取得する手段を含み、
前記記録制御手段は、
更に、前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを前記記録手段に記録する手段を含むようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項13記載の発明による動画再生装置は、動画撮影に適した露光条件で繰り返し行なわれる撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせて得られた複数の静止画データが関連付けられて記録された該動画撮影に適した露光条件で繰り返し撮像された動画データを再生する動画再生装置であって、
前記動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて記録されている静止画データを取得する静止画取得手段と、
前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを記録手段に記録する記録制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項14に記載されているように、前記静止画取得手段は、
前記指定手段により指定された動画フレームと、該動画フレームに対応する静止画データとを合成して1つの画像データを生成する生成手段を含み、該生成手段により生成された画像データを静止画として取得するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明によるプログラムは、被写体を撮像する撮像手段を備えたコンピュータを、
前記撮像手段に、動画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第1の撮像制御手段、
前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる動画撮影に適した露光条件での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第2の撮像制御手段、
前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データを動画データとして取得する動画取得手段、
前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データを静止画データとして取得する静止画取得手段、
として機能させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項16記載の発明によるプログラムは、動画撮影に適した露光条件で繰り返し行なわれる撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせて得られた複数の静止画データが関連付けられて記録された該動画撮影に適した露光条件で繰り返し撮像された動画データを再生する動画再生装置を、
前記動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段、
前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて記録されている静止画データを取得する静止画取得手段、
前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを記録媒体に記録する記録制御手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、動画の連続性と、動画及び静止画の品質を担保することができる。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 動画の撮像時におけるタイムチャートを示す図である。 撮像されたフレーム画像データの様子及び各フレーム画像データのフレーム番号nの様子の一例を示すものである。 第1の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 合成記録処理の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のデジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について、本発明の撮像装置をデジタルカメラに適用した一例として図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮像レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り4、CCD5、垂直ドライバ6、TG(timing generator)7、ユニット回路8、DMAコントローラ(以下、DMAという)9、CPU10、キー入力部11、メモリ12、DRAM13、DMA14、画像生成部15、DMA16、DMA17、表示部18、DMA19、圧縮伸張部20、DMA21、フラッシュメモリ22、バス23を備えている。
撮像レンズ2は、図示しない複数のレンズ群から構成されるフォーカスレンズ、ズームレンズを含む。そして、撮像レンズ2には、レンズ駆動ブロック3が接続されている。レンズ駆動ブロック3は、フォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータ(図示略)と、CPU10から送られてくる制御信号にしたがって、フォーカスレンズ、ズームレンズを光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバ(図示略)とから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。
絞りとは、CCD5に入射される光の量を制御する機構のことをいう。
露出量は、この絞り値(絞りの度合い)とシャッタ速度によって定められる。
CCD5は、垂直ドライバ6によって走査駆動され、一定周期毎に被写体像のRGB値の各色の光の強さを光電変換して撮像信号としてユニット回路8に出力する。この垂直ドライバ6、ユニット回路8の動作タイミングはTG7を介してCPU10によって制御される。また、CCD5は電子シャッタとしての機能を有し、この電子シャッタは、垂直ドライバ6、TG7を介してCPU10によって制御される。この電子シャッタのシャッタ速度によって露光時間が変わる。
ユニット回路8には、TG7が接続されており、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行なうAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD5によって得られた撮像信号はユニット回路8を経た後、DMA9によってベイヤーデータの状態でバッファメモリ(DRAM13)に記憶される。
CPU10は、バッファメモリに記憶された画像データを圧縮してフラッシュメモリ14に記録する記録処理、バッファメモリに記憶された画像データの表示処理を行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。また、CPU10はクロック回路を含み、時刻を計時する機能を有する。
特に、CPU10は、撮像素子に動画撮影に適した露光時間での撮像を繰り返し行わせるとともに、動画撮影に適した露光時間での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光時間での撮像を繰り返し行わせる連続撮像制御部101、フレーム画像データを合成して記録する合成記録処理部102、フレーム画像データの再生を行う再生制御部103、撮像されたフレーム画像データのフラッシュメモリ22への記録を制御する記録制御部104を有する。
キー入力部11は、静止画撮像を指示するシャッタボタン、動画撮像の開始や終了を指示する録画ボタン、撮像モードキー、再生モードキー、再生キー、再生停止キー、一時停止キー、十字キー、SETキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
メモリ12には、CPU10がデジタルカメラ1の各部を制御するのに必要な制御プログラム、及び必要なデータが記録されており、CPU10は、該プログラムに従い動作する。
DRAM13は、CCD5によって撮像された画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとしても使用される。
DMA14は、バッファメモリに記憶されたベイヤーデータの画像データを読み出して画像生成部15に出力するものである。
画像生成部15は、DMA14から送られてきた画像データに対して、画素補間処理、γ補正処理、ホワイトバランス処理などの処理を施すとともに、輝度色差信号(YUVデータ)の生成も行なう。つまり、画像処理を施す部分である。
DMA16は、画像生成部15で画像処理が施された輝度色差信号の画像データ(YUVデータ)をバッファメモリに記憶させるものである。
DMA17は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データを表示部18に出力するものである。
表示部18は、カラーLCDとその駆動回路を含み、DMA17から出力された画像データの画像を表示させる。
DMA19は、バッファメモリに記憶されているYUVデータの画像データや圧縮された画像データを圧縮伸張部20に出力したり、圧縮伸張部20により圧縮された画像データや、伸張された画像データをバッファメモリに記憶させたりするものである。
圧縮伸張部20は、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEGやMPEG形式の圧縮・伸張)を行なう部分である。
DMA21は、バッファッメモリに記憶されている圧縮画像データを読み出してフラッシュメモリ22に記録させたり、フラッシュメモリ22に記録された圧縮画像データをバッファメモリに記憶させるものである。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を説明する前に、本実施の形態におけるデジタルカメラ1は、露光モードを2種類備えており、1つは動画撮像に適した露光時間Bで露光するモード(露光モード=1)、2つ目は静止画撮像に適した、露光モード1の露光時間より短い露光時間Aで露光するモード(露光モード=0)がある。この露光モードは撮像する度に切り替わる。つまり、露光モード=0で撮像すると、次は、露光モード=1で撮像するというように、露光モードが0→1→0という具合に切り替わる。
また、CCD5は、少なくとも300fpsのフレーム周期で被写体を撮像する能力を有しており、露光モード0では、1フレーム期間未満の露光時間A(ここでは、1/1200sとする)の露光を行い、露光モード1では、4フレーム期間分の露光時間B(1/75s)の露光を行うものとする。なお、1フレーム期間は1/300sとする。
図2は、動画の撮像時におけるタイムチャートを示す図である。
図2を見ると、露光モードが0での撮像と、露光モードが1での撮像とが交互に繰り返し行われているのがわかり、フレーム画像データBのみが圧縮されて記録されているのがわかる。つまり、フレーム画像データAは画像生成されるが後述するシャッタボタン押下時を除いて圧縮・記録されることはない。
また、CCD5からの画像データの読み出しから画像生成部15による輝度色差信号の生成までは1フレーム期間未満(1/300s未満)で行われる。つまり、CCD5から読み出されて、ユニット回路8等を介してバッファメモリに記憶されたベイヤーデータが、画像生成部15によって輝度色差信号の画像データに変換され、該変換された輝度色差信号の画像データがバッファメモリに記憶されるという一連の動作が1フレーム期間未満(1/300s未満)で行われることになる。
このとき、露光モード1で撮像されるフレーム画像データと、露光モード0で撮像されたフレーム画像データの輝度レベルが同じになるように、絞り、感度(たとえばゲイン)、NDフィルタを調節する。ここでは、ゲインのみを変えることによって調節するものとし、露光モード1で撮像するときのゲイン値を1倍(通常)とし、露光モード0で撮像するときのゲイン値を、露光モード1で撮像するとき(通常)のゲイン値の16倍とする。これによって、露光モード0で撮像された画像データと、露光モード1で撮像された画像データとの輝度レベルを同じにすることができる。
また、輝度色差信号の画像データの圧縮、該圧縮された画像データの記録も1フレーム期間未満で行われることになる。つまり、バッファメモリに記憶されている輝度色差信号の画像データが圧縮伸張部20で圧縮され、該圧縮された画像データのバッファメモリへの記憶の一連の動作、バッファメモリに記憶されている圧縮された画像データのフラッシュメモリ22への記録の一連の動作は1フレーム期間未満で行われることになる。
また、ここでは便宜上、露光モードが0で撮像されたフレーム画像データをフレーム画像データAと呼び、露光モードが1で撮像されたフレーム画像データをフレーム画像データBと呼ぶ。また、撮像されたフレーム画像データが何回目に撮像された画像データであるのかを示すため、便宜上、該回数をフレーム画像データに付して表示させるものとする。この回数は0からカウントする。
たとえば、図2中のフレーム画像データA0というのは、0回目に撮像されたフレーム画像データあり、且つ、露光モードが0で撮像されたフレーム画像データであることを示している。また、フレーム画像データB1というのは、1回目に撮像されたフレーム画像データであり、且つ、露光モードが1で撮像されたフレーム画像データであることを示している。
また、ここでは、露光モードが0での撮像を最初に行い、その後、交互に露光モードを切り替えて撮像していくことから、露光モードが0で撮像されたフレーム画像データはフレーム画像データA(2n)で表され、露光モードが1で撮像されたフレーム画像データはフレーム画像データB(2n+1)で表される。但し、(n=0,1,2,3,・・・)とする。また、このnをフレーム番号と呼ぶ。
図3は、撮像されたフレーム画像データの様子及び各フレーム画像データのフレーム番号nの様子の一例を示すものである。
図3を見るとわかるように、露光モードが0で撮像されたフレーム画像データAと露光モードが1で撮像されたフレーム画像データBとが交互に撮像されているのがわかる。また、各フレーム画像データに付されて表示されている番号(数字)は、フレーム画像データが何回目に撮像されたかを表している。
そして、フレーム画像データA0、フレーム画像データB1のフレーム番号nは共に0となり、フレーム画像データA2、フレーム画像データB3のフレーム番号は共に1となり、フレーム画像データA4、フレーム画像データB5のフレーム番号は共に2という具合になり、このフレーム番号は、それぞれの露光時間で何回目に撮像されたフレーム画像データであるかを示している。たとえば、フレーム画像データB1のフレーム番号nは0であるから、該フレーム画像データB1は、露光時間1/75sで0回目に撮像された画像データであることがわかり、フレーム画像データA8のフレーム番号nは4であるから、該フレーム画像データA8は、露光時間1/1200sで4回目に撮像された画像データであることがわかる。
なお、露光モードが0での撮像と露光モードが1での撮像を交互に行い、且つ、露光モードが0の露光時間は1フレーム期間未満であり、露光モードが1の露光時間は4フレーム期間分であることから、この露光モードが0で撮像されるフレーム画像データ(フレーム画像データAという)の撮像周期、露光モードが1で撮像されるフレーム画像データ(フレーム画像データBという)の撮像周期は、ともに1/60sとなる。
また、撮像されたフレーム画像データのリアルタイム(ライブビュー)表示は、露光モード1で撮像されたフレーム画像データ(フレーム画像データB)のみが順々に表示される。図2を見ると、フレーム画像データBが順々に表示されているのがわかる。このリアルタイム表示とは、撮像されたフレーム画像データをリアルタイムで順々に表示させることをいう。
以下、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11の撮像モードキー操作により設定された撮像モードにおいて、ユーザによってキー入力部11の録画ボタンが押下されると(録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてくると)、動画記録処理が開始されたと判断し、CPU10は、露光モード=0に設定する(ステップS1)。この設定されたモードに従ってバッファメモリの露光モード記憶領域の記憶を更新する。つまり、ステップS1では、露光モード記憶領域に0を記憶させる。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、現在設定されている露光モードが0であるか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、露光モード記憶領域に記憶されている情報に基づいて判断する。
ステップS2で、露光モードが0であると判断すると、CPU10の連続撮像制御部101は、露光時間を1/1200s、ゲイン値を通常のゲイン値の16倍に設定する(ステップS3)。この通常のゲイン値とは、露光モード1で撮像するときのゲイン値である。ここで、露光モード0の露光時間は1/1200sであり、露光モード1の露光時間は1/75sなので、露光モード0の露光時間は露光モード1の露光時間の1/16となる。したがって、ゲインを16倍にすることにより、露光モード0で撮像されたフレーム画像データAと露光モード1で撮像されたフレーム画像データBとの輝度レベルを同じにすることができる。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、該設定された露光時間(1/1200s)及びゲイン値(16倍)で撮像し、つまり、該設定された露光時間でCCD5に蓄積された画像データを読み出し、ユニット回路8のAGCは該読みだされた画像データを該設定されたゲイン値に従って自動利得調整し、画像生成部15によって自動利得調整された画像データから生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶する処理を行う(ステップS4)。
次いで、CPU10は、シャッタボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS5)。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS5で、シャッタボタンが押下されたと判断すると、CPU10の記録制御部104は、ステップS4で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データAを静止画として圧縮伸張部20に圧縮(たとえば、JPEG圧縮)させて、該圧縮させたフレーム画像データをフラッシュメモリ22に記録させて(ステップS6)、ステップS10に進む。このとき、該圧縮されたフレーム画像データAを静止画ファイルとして記録させる。
一方、ステップS5で、シャッタボタンが押下されていないと判断すると、そのままステップS10に進む。
一方、ステップS2で、露光モードが0でないと判断すると、つまり、露光モードが1であると判断すると、CPU10の連続撮像制御部101は、露光時間を1/75s、ゲインを通常のゲイン値の1倍に設定する(ステップS7)。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、該設定された露光時間(1/75s)及びゲイン値(1倍)で撮像し、つまり、該設定された露光時間でCCD5に蓄積された画像データを読み出し、ユニット回路8のAGCは該読みだされた画像データを該設定されたゲイン値に従って自動利得調整し、画像生成部15によって自動利得調整された画像データから生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶する処理を行う(ステップS8)。
次いで、CPU10の記録制御部104は、ステップS8で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データBを動画として圧縮伸張部20に圧縮(たとえば、MPEG圧縮やM−JPEG圧縮)させて、該圧縮させたフレーム画像データをフラッシュメモリ22に記録させて(ステップS9)、ステップS10に進む。
ステップS10に進むと、CPU10は、動画記録を終了するか否かを判断する。この判断は、フラッシュメモリ22の残り記録可能容量が所定量未満になったか否かにより判断したり、録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS10で、動画記録処理を終了しないと判断すると、CPU10は、現在設定されている露光モードが0であるか否かを判断する(ステップS11)。
ステップS11で、現在設定されている露光モードが0であると判断すると、CPU10は、露光モード=1に設定して(ステップS12)、ステップS2に戻る。
一方、ステップS11で、現在設定されている露光モードが0でない、つまり、1であると判断すると、CPU10は、露光モード=0に設定して(ステップS13)、ステップS2に戻る。
このステップS12、ステップS13の露光モードの設定により、バッファメモリの露光モード記憶領域の記憶が更新される。
このような動作を行うことにより、図3に示すように、露光時間1/1200sで撮像されたフレーム画像データAと、露光時間1/75sで撮像されたフレーム画像データBとが交互に撮像され、フレーム画像データBのみが動画として順次記録されていくことになる。また、動画記録処理中にシャッタボタンが押下されると、直近に撮像されたフレーム画像データAが静止画として記録されることになる。
一方、ステップS10で、動画記録処理を終了すると判断すると、CPU10の記録制御部104は、動画として該記録したフレーム画像データBに基づいて画像ファイルを生成する(ステップS14)。
なお、この動画記録中も撮像されたフレーム画像データが順々にリアルタイムで表示されていくが、露光時間Bで撮像されたフレーム画像データBのみがリアルタイムで表示されていくものとする。これにより、動きの滑らかな動画をリアルタイムで表示させることができ、連続性があり、品質が担保された動画を表示させることができる。
以上のように、第1の実施の形態においては、短い露光時間での撮像と、長い露光時間での撮像を交互に連続して撮像していき、長い露光時間で撮像されたフレーム画像データBを動画として記録し、短い露光時間で撮像されたフレーム画像データAを静止画として記録するので、動画の連続性、動画及び静止画の品質を担保することができる。
つまり、記録される動画を構成する各フレーム画像データは、所定周期間隔で撮像されたものであり、且つ、長い露光時間で撮像されたものであるので、連続性があり、且つ、動きの滑らかな画質の良い動画を得ることができ、また、静止画として記録されるフレーム画像データは、短い露光時間で撮像されたものであるので、画質の良い静止画を得ることができる。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、フレーム画像データAを単に静止画として記録するようにしたが、第2の実施の形態においては、フレーム画像データAとフレーム画像データBとを合成した画像データを静止画として記録するというものである。
C.デジタルカメラ1の動作
第2の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
以下、第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図5のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11の撮像モードキー操作により設定された撮像モードにおいて、ユーザによってキー入力部11の録画ボタンが押下されると(録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてくると)、動画記録処理が開始されたと判断し、CPU10は、露光モード=0に設定する(ステップS21)。この設定されたモードに従ってバッファメモリの露光モード記憶領域の記憶を更新する。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、現在設定されている露光モードが0であるか否かを判断する(ステップS22)。この判断は、露光モード記憶領域に記憶されている情報に基づいて判断する。
ステップS22で、露光モードが0であると判断すると、CPU10の連続撮像制御部101は、露光時間を1/1200s、ゲイン値を通常のゲイン値の16倍に設定する(ステップS23)。この通常のゲイン値とは、露光モード1で撮像するときのゲイン値である。ここで、露光モード0の露光時間は1/1200sであり、露光モード1の露光時間は1/75sなので、露光モード0の露光時間は露光モード1の露光時間の1/16となる。したがって、ゲインを16倍にすることにより、露光モード0で撮像されたフレーム画像データAと露光モード1で撮像されたフレーム画像データBとの輝度レベルを同じにすることができる。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、該設定された露光時間(1/1200s)及びゲイン値(16倍)で撮像し、つまり、該設定された露光時間でCCD5に蓄積された画像データを読み出し、ユニット回路8のAGCは該読みだされた画像データを該設定されたゲイン値に従って自動利得調整し、画像生成部15によって自動利得調整された画像データから生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶する処理を行う(ステップS24)。
次いで、CPU10は、現在、合成記録処理部102によるフレーム画像データの合成記録処理が行われているか否かを判断する(ステップS25)。この合成記録処理については後で説明する。
ステップS25で、現在合成記録処理が行われていないと判断すると、CPU10は、シャッタボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS26)。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS26で、シャッタボタンが押下されたと判断すると、CPU10の合成記録処理部102は、ステップS24で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データAとステップS29で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データBを用いて合成処理を行い、該合成された画像データ(合成画像データ)を記録する合成記録処理を開始して(ステップS27)、ステップS31に進む。
一方、ステップS25で現在合成記録処理が行われていると判断された場合、ステップS26でシャッタボタンが押下されていないと判断された場合は、そのままステップS31に進む。
一方、ステップS22で、露光モードが0でないと判断すると、つまり、露光モードが1であると判断すると、CPU10の連続撮像制御部101は、露光時間を1/75s、ゲインを通常のゲイン値の1倍に設定する(ステップS28)。
次いで、CPU10の連続撮像制御部101は、該設定された露光時間(1/75s)及びゲイン値(1倍)で撮像し、つまり、該設定された露光時間でCCD5に蓄積された画像データを読み出し、ユニット回路8のAGCは該読みだされた画像データを該設定されたゲイン値に従って自動利得調整し、画像生成部15によって自動利得調整された画像データから生成された輝度色差信号の画像データをバッファメモリに記憶する処理を行う(ステップS29)。
次いで、CPU10の記録制御部104は、ステップS29で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データBを動画として圧縮伸張部20に圧縮(たとえば、MPEG圧縮やM−JPEG圧縮)させて、該圧縮させたフレーム画像データをフラッシュメモリ22に記録させて(ステップS30)、ステップS31に進む。
ステップS31に進むと、CPU10は、動画記録を終了するか否かを判断する。この判断は、フラッシュメモリ22の残り記録可能容量が所定量未満になったか否かにより判断したり、録画ボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS31で、動画記録処理を終了しないと判断すると、CPU10は、現在設定されている露光モードが0であるか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32で、現在設定されている露光モードが0であると判断すると、CPU10は、露光モード=1に設定して(ステップS33)、ステップS22に戻る。
一方、ステップS32で、現在設定されている露光モードが0でない、つまり、1であると判断すると、CPU10は、露光モード=0に設定して(ステップS34)、ステップS22に戻る。
このような動作を行うことにより、図3に示すように、露光時間1/1200sで撮像されたフレーム画像データAと、露光時間1/75sで撮像されたフレーム画像データBとが交互に撮像され、フレーム画像データBのみが動画として順次記録されていくことになる。また、動画記録処理中にシャッタボタンが押下されると、直近に撮像されたフレーム画像データAとフレーム画像データBを用いて合成処理が行われ、後述する図6のステップS49で、合成された合成画像データが静止画として記録されることになる。
一方、ステップS31で、動画記録処理を終了すると判断すると、CPU10の記録制御部104は、動画として該記録したフレーム画像データBに基づいて画像ファイルを生成する(ステップS35)。
なお、この動画記録中も撮像されたフレーム画像データが順々にリアルタイムで表示されていくが、露光時間Bで撮像されたフレーム画像データBのみがリアルタイムで表示されていくものとする。これにより、動きの滑らかな動画をリアルタイムで表示させることができ、連続性があり、品質が担保された動画を表示させることができる。
合成記録処理の動作
次に、合成記録処理の動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
図5のステップS27で合成記録処理を開始すると、CPU10の合成記録処理部102は、対象座標位置を所定座標位置に設定する(ステップS41)。
次いで、CPU10の合成記録処理部102は、ステップS24で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データAと、ステップS29で記憶された直近に撮像されたフレーム画像データBとの該設定された対象座標位置の画素差分値を算出する(ステップS42)。つまり、フレーム画像データAの該設定された対象座標位置の画素の値と、フレーム画像データBの該設定された対象座標位置の画素の値を減算することにより、該対象座標位置の画素値の差(画素差分値)を算出する。この画素差分値は絶対値をとるものとする。
次いで、CPU10の合成記録処理部102は、該算出した画素差分値が閾値より大きいか否かを判断する(ステップS43)。
ステップS43で、画素差分値が閾値より大きいと判断すると、CPU10の合成記録処理部102は、合成画像データの該設定された対象座標位置の画素値として、フレーム画像データAの該設定された対象座標位置の画素値を採用して(ステップS44)、ステップS46に進む。
また、ステップS43で、画素差分値が閾値以下であると判断すると、CPU10の合成記録処理部102は、合成画像データの該設定された対象座標位置の画素値として、フレーム画像データAの該設定された対象座標位置の画素値と、フレーム画像データBの該設定された対象座標位置の画素値との平均値を採用して(ステップS45)、ステップS46に進む。
ステップS46に進むと、CPU10の合成記録処理部102は、該採用された画素値を、合成画像データの現在設定されている対象座標位置の画素値としてバッファメモリの合成画像記憶領域に記憶させる。
次いで、CPU10の合成記録処理部102は、すべての対象座標位置の画素差分値を算出したか否かを判断する。つまり、すべての対象座標位置を設定したか否かを判断する(ステップS47)。
ステップS47で、未だすべての対象座標位置の画素差分値を算出していないと判断すると、対象座標位置の設定変更を行って(ステップS48)、ステップS42に戻る。このとき、未だ画素差分値が算出されていない対象座標位置に設定変更する。これにより、合成画像データの全ての画素値が定まることになる。
一方、ステップS47で、すべての対象座標位置の画素差分値を算出したと判断すると、CPU10の合成記録処理部102は、合成画像記憶領域に記憶されている合成画像データを、静止画として圧縮伸張部20に圧縮(例えば、JPEG圧縮)させて、該圧縮させた合成画像データをフラッシュメモリ22に記録させて(ステップS49)、合成記録処理を終了させる。
以上のように、第2の実施の形態においては、短い露光時間での撮像と、長い露光時間での撮像を交互に連続して撮像していき、長い露光時間で撮像されたフレーム画像データBを動画として記録するので、動画の連続性、動画の品質を担保することができる。
また、静止画として記録されたフレーム画像データは、短い露光時間で撮像されたフレーム画像データAと、長い露光時間で撮像されたフレーム画像データBとを合成した画像データなので、静止画として記録される画像データのS/N比を改善さることができ、静止画の品質を向上させることできる。つまり、単に短い露光時間で撮像されたフレーム画像データを静止画として記録してしまうと、露光時間が短いためフレーム画像データのS/N比が悪くなる傾向にあるが、フレーム画像データAとフレーム画像データBとを合成することにより、このような問題を生じさせることがない。
[第3の実施の形態]
次に第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態においては、動画記録中にフレーム画像データAを静止画として記録するようにしたが、第3の実施の形態においては、動画再生中にフレーム画像データAを静止画として記録するというものである。
C.デジタルカメラ1の動作
第3の実施の形態も、図1に示したものと同様の構成を有するデジタルカメラ1を用いることにより本発明の撮像装置を実現する。
ここで、第3の実施の形態は、撮像されたフレーム画像データAと、フレーム画像データBとを1つの動画ファイルとして記録し、該記録された動画ファイルを再生することを前提にしている。つまり、第1の実施の形態においては、順次撮像された複数のフレーム画像データBのみを記録するようにしたが、第3の実施の形態においては、順次撮像された複数のフレーム画像データAと複数のフレーム画像データBとを関連付けて(対応付けて)記録し、該記録された複数のフレーム画像データBを再生することを前提にしている。
以下、第3の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部11の再生モードキーの操作により再生モードに設定され、ユーザのキー入力部11の十字キーやSETキーの操作によりフラッシュメモリ22に記録されている動画ファイルの中から再生対象となる動画ファイルが選択されると、CPU10の再生制御部103は、状態を再生中に設定し(ステップS51)、再生対象となるフレーム番号n=0に設定する(ステップS52)。
次いで、CPU10の再生制御部103は、表示同期待ちを行う(ステップS53)。つまり、表示タイミングが到来するまで待ち処理を行う。この表示タイミングが到来する間隔は表示フレームレートに基づいて定まる。ここでは、表示フレームレートは60fpsとするので、1/60s間隔で表示タイミングが到来することになる。
次いで、CPU10の再生制御部103は、現在の状態が再生中であるか否かを判断する(ステップS54)。
ステップS54で、現在の状態が再生中であると判断すると、CPU10の再生制御部103は、ユーザによって一時停止の操作が行われたか否かを判断する(ステップS55)。この判断は、キー入力部11から一時停止キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
ステップS55で、一時停止の操作が行われていないと判断すると、CPU10の再生制御部103は、再生対象となる動画ファイルの現在設定されているフレーム番号nに対応する圧縮されたフレーム画像データBをフラッシュメモリ22から読みだしてバッファメモリに記憶させる(ステップS56)。たとえば、現在設定されているフレーム番号nが2の場合は、フレーム画像データB5が読みだされることになる。
次いで、CPU10の再生制御部103は、フレーム番号n=n+1に設定する(ステップS57)。つまり、フレーム番号nをインクリメントする。たとえば、現在設定されているフレーム番号が2の場合には、フレーム番号が3になる。
そして、CPU10の再生制御部103は、該直近に読みだしたフレーム画像データBを圧縮伸張部20に伸張させ(ステップS71)、該伸張したフレーム画像データBを表示させる(ステップS72)。たとえば、現在設定されているフレーム番号nが2の場合には、フレーム画像データB5が表示されることになる。そして、ステップS73で、CPU10の再生制御部103は、再生を終了するか否かを判断し、再生を終了しないと判断するとステップS53に戻る。
この再生を終了すると判断する場合としては、再生対象となる動画ファイル中におけるフレーム番号nが最後となるフレーム画像データを表示させた場合や、ユーザのキー入力部11の再生停止キー操作により再生の終了が指示された場合がある。
一方、ステップS55で、一時停止の操作が行われたと判断すると、CPU10の再生制御部103は、再生対象となる動画ファイルの現在設定されているフレーム番号nに対応する圧縮されたフレーム画像データAをフラッシュメモリ22から読みだしてバッファメモリに記憶させる(ステップS58)。たとえば、現在設定されているフレーム番号nが2の場合は、フレーム画像データA4が読みだされることになる。
次いで、CPU10の再生制御部103は、状態を一時停止中に設定し(ステップS59)、該直近に読みだしたフレーム画像データAを圧縮伸張部20に伸張させ(ステップS71)、該伸張したフレーム画像データAを表示させる(ステップS72)。そして、ステップS73で再生を終了しないと判断するとステップS53に戻る。
一方、ステップS54で、現在の状態が再生中でない、つまり、一時停止中であると判断すると、図8のステップS60に進み、CPU10の再生制御部103は、現在、合成記録処理部102によるフレーム画像データの合成記録処理が行われているか否かを判断する。
ステップS60で、合成記録処理が行われていないと判断すると、CPU10の再生制御部103は、ユーザによってシャッタボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS61)。この判断は、シャッタボタンの押下に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS61で、シャッタボタンが押下されていないと判断するとCPU10の再生制御部103は、ユーザによって再生再開の操作が行われたか否かを判断する(ステップS62)。この判断は、キー入力部11から再生キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
ステップS62で、再生再開の操作が行われたと判断すると、CPU10の再生制御部103は、再生対象となる動画ファイルの現在設定されているフレーム番号nに対応する圧縮されたフレーム画像データBをフラッシュメモリ22から読みだしてバッファメモリに記憶させる(ステップS63)。
次いで、CPU10は、フレーム番号n=n+1に設定し(ステップS64)、状態を再生中に設定する(ステップS65)。
そして、CPU10の再生制御部103は、該直近に読みだしたフレーム画像データBを圧縮伸張部20に伸張させ(図7のステップS71)、該伸張したフレーム画像データBを表示させる(ステップS72)。そして、ステップS73で再生を終了しないと判断するとステップS53に戻る。
一方、ステップS62で、再生再開の操作が行われていないと判断すると、CPU10の再生制御部103は、コマ送り操作が行われたか否かを判断する(ステップS66)。この判断は、十キーの「→」キー、「←」キーの操作に対応する操作信号がキー入力部11から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS66で、コマ送り操作が行われたと判断すると、CPU10の再生制御部103は、該操作に従って、フレーム番号n=n+1、又はn=n−1に設定する(ステップS67)。このとき、十字キーの「→」キーが操作された場合はフレーム番号n=n+1に設定し、「←」キーが操作された場合はフレーム番号n=n−1に設定する。
次いで、CPU10の再生制御部103は、再生対象となる動画ファイルの現在設定されているフレーム番号nに対応する圧縮されたフレーム画像データAをフラッシュメモリ22から読みだしてバッファメモリに記憶させる(ステップS68)。
そして、CPU10の再生制御部103は、該直近に読みだしたフレーム画像データAを圧縮伸張部20に伸張させ(図7のステップS71)、該伸張したフレーム画像データAを表示させる(ステップS72)。そして、ステップS73で再生を終了しないと判断するとステップS53に戻る。
一方、ステップS61で、シャッタボタンが押下されたと判断すると、CPU10の合成記録処理部102は、直近に伸張したフレーム画像データA(前回表示させたフレーム画像データA)、つまり、現在設定されているフレーム番号nのフレーム画像データAとその直前のフレーム画像データBを用いて合成記録処理を開始して(ステップS69)、ステップS70に進む。
この合成記録処理は、上記第2の実施の形態に示すような合成処理を開始して、合成処理が終了すると該合成された合成画像データを記録するという処理である。
この合成処理は、フレーム画像データAと該フレーム画像データAの直近に撮像されたフレーム画像データBとを合成するので、現在設定されているフレーム番号nより1つ小さいフレーム番号のフレーム画像データBを読み出して伸張することにより、現在設定されているフレーム番号nのフレーム画像データAと、現在設定されているフレーム番号nより1つ小さいフレーム番号nのフレーム画像データBとを合成する。
一方、ステップS60で、現在合成記録処理が行われていると判断した場合、ステップS64で、コマ送り操作が行われていないと判断した場合は、そのままステップS70に進む。
ステップS70に進むと、CPU10の再生制御部103は、直前に伸張したフレーム画像データA(前回表示させたフレーム画像データA)を表示させて、ステップS53に戻る。つまり、直近に表示させたフレーム画像データAを静止画として継続表示させることになる。
このように、再生処理においては、再生中は、フレーム番号nが小さい順、つまり、フレーム画像データB1、フレーム画像データB3、フレーム画像データB5というように再生表示させていき、一時停止操作が行われると、直近に表示させたフレーム画像データBのフレーム番号より1つ大きいフレーム番号のフレーム画像データAを表示させる。たとえば、直近に表示されたフレーム画像データがB5の場合は、該フレーム画像データB5のフレーム番号より1つ大きいフレーム番号3のフレーム画像データAを継続表示させる。
そして、一時停止中にコマ送り操作が行われると、該コマ送り操作に従って、次、又は、前のフレーム番号nのフレーム画像データAを表示させる。
そして、一時停止中にシャッタボタンが押下されると、現在表示されているフレーム画像データAと該フレーム画像データAの直近に撮像されたフレーム画像データBとを合成して静止画として記録する。
また、一時停止中に再生が再開されると、現在継続表示しているフレーム画像データAのフレーム番号と同じフレーム番号のフレーム画像データBから順々に表示させる。例えば、フレーム画像データA6を継続表示している最中に再生が再開されると、該フレーム画像データA6のフレーム番号と同じフレーム番号であるフレーム画像データB7から順々にフレーム画像データBが再生表示されていくことになる。
以上のように、第3の実施の形態においては、短い露光時間での撮像と、長い露光時間での撮像を交互に連続して撮像されたフレーム画像データを1つの動画ファイルとして記録させ、動画再生中は、長い露光時間で撮像されたフレーム画像データBを表示させていき、一時停止中には、短い露光時間で撮像されたフレーム画像データAを表示させるので、動画再生中は被写体の動きが滑らかな奇麗な動画を再生することができるとともに、一時停止中は、鮮明な画像のブレがない奇麗な画像を静止画として表示させることができ、動画の連続性、動画の品質を担保することができる。
また、一時停止中に、シャッタボタンが押下されると、現在一時停止表示されているフレーム画像データAと該フレーム画像データAの直前に撮像されたフレーム画像データBとを合成し、該合成後の画像データを静止画として記録するので、静止画として記録される画像データのS/N比を改善さることができ、静止画の品質を向上させることできる。
[変形例]
上記各実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(01)上記各実施の形態においては、短い露光時間での撮像と、長い露光時間での撮像を交互に行うようにしたが、短い露光時間での撮像と、長い露光時間での撮像が介在して連続して撮像するものであればよい。
つまり、長い露光時間での撮像→長い露光時間での撮像→短い露光時間での撮像→長い露光時間での撮像→長い露光時間での撮像→短い露光時間での撮像、という具合に、ある露光時間で連続して撮像するとともに、所定周期で他の露光時間での撮像を介在して撮像する方法であってもよい。要は、繰り返し行なわせる長い露光時間(動画に適した露光時間)での撮像に、短い露光時間(静止画に適した露光時間)での撮像を繰り返し割り込ませるものであればよい。これによっても、動画の連続性、動画の品質を担保することができる。
(02)また、上記各実施の形態においては、短い露光時間と長い露光時間、つまり、異なる2つの露光時間で動画撮像するようにしたが、異なる3つ以上の露光時間で動画撮像するようにしてもよい。
(03)また、上記各実施の形態においては、露光時間を変えるようにしたが露光条件を変えるようにしてもよい。つまり、動画撮影に適した露光条件と、静止画撮影に適した露光条件で交互に撮像するようにしてもよい。
(04)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、露光時間Bで撮像されたフレーム画像データBをリアルタイム表示させるようにしたが、露光時間Aで撮像されたフレーム画像データAをリアルタイム表示させるようにしてもよい。また、フレーム画像データAとフレーム画像データBとのどちらをリアルタム表示させるかをユーザが切り替え操作できるようにしてもよい。
(05)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、シャッタボタンが押下されると、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データAを静止画として記録するようにしたが、シャッタボタン押下の直後に撮像されたフレーム画像データAを静止画として記録するようにしてもよい。
(06)また、上記第1及び第2の実施の形態においては、シャッタボタンが押下されると、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データAのみを記録するようにしたが、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データAから所定時間経過までの間に、若しくは、所定枚数まで撮像されたフレーム画像データAを記録していくようにしてもよいし、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データAから所定時間経過までの間に、若しくは、所定枚数まで撮像されたフレーム画像データAを用いて合成画像データを順次生成して記録していくようにしてもよい。つまり、連写撮影記録するようにしてもよい。これによっても。動画の連続性、動画の品質を担保することができるとともに、連写された静止画データを記録することができ、シャッタチャンスを逃す確率を少なくすることができる。
また、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データAから所定時間前以降、つまり、シャッタボタン押下直前に撮像されたフレーム画像データから所定時間遡ったタイミングから一定時間撮像されたフレーム画像データA、または、該フレーム画像データAを用いて順次生成された合成画像データを静止画として記録するようにしてもよいし、シャッタボタン押下直前にフレーム画像データAが撮像されたタイミング前後の一定時間の間に撮像されたフレーム画像データA、または、該フレーム画像データAを用いて順次生成された合成画像データを静止画として記録するようにしてもよい。この場合は、撮像されたフレーム画像データを一定の時間バッファメモリに保持する必要がある。過去のフレーム画像データを記録する場合があるからである。
これにより、過去に撮像された(シャッタボタン押下前に撮像された)フレーム画像データAを静止画として記録することができ、シャッタチャンスを逃す確率が少なくなる。
(07)また、上記第2の実施の形態においては、合成記録処理中は、シャッタボタンの押下を行なうことができなかったが(図5のステップS25でY)、合成記録処理中であっても、シャッタボタンの押下を行なうことができるようにしてもよい。この場合は、現在行なっている合成記録処理が終わると、該シャッタボタン押下時に直近に撮像されたフレーム画像データAを用いて合成記録処理を開始することになる。つまり、合成記録処理が行なわれている最中であっても、次に行なわれる合成記録処理の予約ができるようにする。
この場合は、ステップS25の動作は不要となり、ステップS24を経るとそのままステップS26に進む。
(08)また、上記第2及び第3の実施の形態においては、フレーム画像データAと該フレーム画像データAの直前に撮像されたフレーム画像データBとを合成するようにしたが、要は、フレーム画像データAと、該フレーム画像データAに対応するフレーム画像データBとを合成すればよい。
この対応するフレーム画像データとは、直近に表示させたフレーム画像データの直近に、又は、直前に、又は直後に、他の露光時間で撮像されたフレーム画像データのことをいう。
(09)また、上記第3の実施の形態においては、動画再生中に一時停止が行われたり、一時停止中に再生再開の操作が行われると、フレーム番号nを用いて、該フレーム画像データAやフレーム画像データBの切り替え表示を行わせるようにしたが、要は、直近に表示させたフレーム画像データに対応する他の露光時間のフレーム画像データに切り替え表示させるようにしてもよい。
この対応するフレーム画像データとは、直近に表示させたフレーム画像データの直近に、又は、直前に、又は直後に、他の露光時間で撮像されたフレーム画像データのことをいう。
たとえば、現在表示させているフレーム画像データの直後に、他の露光時間で撮像されたフレーム画像データを対応するフレーム画像データとすると、動画再生中に一時停止がされた場合に、例えば、フレーム画像データB9が直近に表示されていたとすると、対応するフレーム画像データはフレーム画像データA10ということになる。
また、たとえば、現在表示させているフレーム画像データの直前に、他の露光時間で撮像されたフレーム画像データを対応するフレーム画像データとすると、動画再生中に一時停止がされた場合に、例えば、フレーム画像データB9が直近に表示されていたとすると、対応するフレーム画像データはフレーム画像データA8ということになる。また、一時停止中に再生が再開された場合に、例えば、フレーム画像データA8が直近に表示されていたとすると、対応するフレーム画像データはフレーム画像データB7ということになる。
(10)また、上記第3の実施の形態においては、露光時間Aで撮像された動画データAと露光時間Bで撮像された動画データBとを1つの動画ファイルとして記録するようにしたが、要は、露光時間Aで撮像された動画データAと露光時間Bで撮像された動画データBとが関連付けられて記録されていればよいので、1つの動画ファイルとして記録しなくてもよい。
(11)また、上記第3の実施の形態においては、図8のステップS61でシャッタボタンが押下されると、直近に伸張したフレーム画像データA(一時停止中に現在表示されているフレーム画像データA)、つまり、現在設定されているフレーム番号nのフレーム画像データAを用いて合成された合成画像データを記録するようにしたが、図8のステップS61でシャッタボタンが押下されると、直近に伸張したフレーム画像データA(一時停止中に現在表示されているフレーム画像データA)を、単に、静止画として記録するようにしてもよい。これによっても静止画の品質を担保することができる。
(12)また、上記第3の実施の形態においては、合成記録処理中は、シャッタボタンの押下や再生再開操作を行なうことができなかったが(図8のステップS60でY)、合成記録処理中であっても、シャッタボタンの押下を行なうことができるようにしてもよいし、再生再開の操作を行なうことができるようにしてもよい。
なお、現在合成記録処理が行なわれている最中にシャッタボタンが押下された場合は、現在行なっている合成記録処理が終わると、該シャッタボタン押下時に直近に撮像されたフレーム画像データAを用いて合成記録処理を開始することになる。つまり、合成記録処理が行なわれている最中であっても、次に行なわれる合成記録処理の予約ができるようにする。
この場合は、ステップS60の動作は不要となり、図7のステップS54で再生中でないと判断すると、そのまま図8のステップS61に進む。
(13)また、上記第3の実施の形態においては、一時停止中にシャッタボタンを押下した場合に静止画を記録するようにしたが、一時停止中ではなく動画再生中にシャッタボタンを押下した場合にも静止画を記録するようにしてもよい。
この場合は、シャッタボタンが押下されたタイミングに表示されているフレーム画像データBに対応するフレーム画像データAを単に記録するようにしてもよいし、シャッタボタンが押下されたタイミングに表示されているフレーム画像データBと、該フレーム画像データBに対応するフレーム画像データAを合成して記録するようにしてもよい。
(14)また、上記変形例(01)乃至(13)を矛盾しない範囲で任意に組み合わせた態様であってもよい。
(15)また、本発明の上記各実施形態及び各変形例は、何れも最良の実施形態としての単なる例に過ぎず、本発明の原理や構造等をより良く理解することができるようにするために述べられたものであって、添付の特許請求の範囲を限定する趣旨のものでない。
したがって、本発明の上記実施形態に対してなされ得る多種多様な変形ないし修正はすべて本発明の範囲内に含まれるものであり、添付の特許請求の範囲によって保護されるものと解さなければならない。
最後に、上記各実施の形態においては、本発明の撮像装置をデジタルカメラ1に適用した場合について説明したが、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要は、被写体を撮像することができる、又は画像を再生することができる機器であれば適用可能である。
1 デジタルカメラ
2 撮像レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り
5 CCD
6 垂直ドライバ
7 TG
8 ユニット回路
9 DMA
10 CPU
11 キー入力部
12 メモリ
13 DRAM
14 DMA
15 画像生成部
16 DMA
17 DMA
18 表示部
19 DMA
20 圧縮伸張部
21 DMA
22 フラッシュメモリ
23 バス

Claims (16)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に、動画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第1の撮像制御手段と、
    前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる動画撮影に適した露光条件での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第2の撮像制御手段と、
    前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データを動画データとして取得する動画取得手段と、
    前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データを静止画データとして取得する静止画取得手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮像制御手段は、
    前記撮像手段に、第1の露光時間での撮像を繰り返し行なわせる手段を含み、
    前記第2の撮像制御手段は、
    前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる第1の露光時間での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間での撮像を繰り返し行なわせる手段を含むことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第2の撮像制御手段は、
    前記撮像手段に、所定周期間隔で前記第2の露光時間での撮像を行なわせることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記動画取得手段により取得された動画データを記録手段に記録させる動画記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記動画取得手段により取得された動画データを表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮像装置。
  6. 前記静止画取得手段により取得された静止画データを記録手段に記録させる静止画記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 静止画データの取得を指示する指示手段を備え、
    前記静止画取得手段は、
    前記指示手段による指示に応じて、1又は複数の画像データを静止画データとして取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 前記静止画取得手段は、
    前記指示手段により指示に応じて、該指示タイミングから所定時間前以降に撮像された画像データを静止画として取得することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記静止画取得手段は、
    前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データと、該画像データに対応する前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データとを合成して1つの画像データを生成する生成手段を含み、該生成手段により生成された画像データを静止画として取得することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の撮像装置。
  10. 前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データに対応する前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データとは、前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データの直前、又は、直後に前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データであることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 前記動画取得手段により取得された動画データと、前記静止画取得手段により取得された静止画データとを関連付けて記録手段に記録する記録制御手段を備え、
    前記静止画取得手段は、
    前記第2の撮像制御手段による繰り返しの撮像により得られた複数の画像データを静止画データとして取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  12. 前記記録手段により記録されている動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段を備え、
    前記静止画取得手段は、
    更に、前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて前記記録手段に記録されている静止画データを取得する手段を含み、
    前記記録制御手段は、
    更に、前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを前記記録手段に記録する手段を含むことを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  13. 動画撮影に適した露光条件で繰り返し行なわれる撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせて得られた複数の静止画データが関連付けられて記録された該動画撮影に適した露光条件で繰り返し撮像された動画データを再生する動画再生装置であって、
    前記動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて記録されている静止画データを取得する静止画取得手段と、
    前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    を備えたことを特徴とする動画再生装置。
  14. 前記静止画取得手段は、
    前記指定手段により指定された動画フレームと、該動画フレームに対応する静止画データとを合成して1つの画像データを生成する生成手段を含み、該生成手段により生成された画像データを静止画として取得することを特徴とする請求項13記載の動画再生装置。
  15. 被写体を撮像する撮像手段を備えたコンピュータを、
    前記撮像手段に、動画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第1の撮像制御手段、
    前記撮像手段に、前記第1の撮像制御手段により繰り返し行なわれる動画撮影に適した露光条件での撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせる第2の撮像制御手段、
    前記第1の撮像制御手段により撮像された画像データを動画データとして取得する動画取得手段、
    前記第2の撮像制御手段により撮像された画像データを静止画データとして取得する静止画取得手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 動画撮影に適した露光条件で繰り返し行なわれる撮像に対して、繰り返し割り込ませるように、静止画撮影に適した露光条件での撮像を繰り返し行なわせて得られた複数の静止画データが関連付けられて記録された該動画撮影に適した露光条件で繰り返し撮像された動画データを再生する動画再生装置を、
    前記動画データ中の任意の動画フレームを指定する指定手段、
    前記指定手段により指定された任意の動画フレームに対応する、関連付けられて記録されている静止画データを取得する静止画取得手段、
    前記静止画取得手段により取得された前記任意の動画フレームに対応する静止画データを記録媒体に記録する記録制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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