JP2009017343A - 収音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収音方向毎に収音ビーム信号の増幅度を定め、自動で収音ビーム信号の信号レベルを調整することができる収音装置を提供する。
【解決手段】
放収音装置1aは、生成した複数方位の収音ビーム信号の中から、閾値以上のユーザ2aの方向Daの収音ビーム信号Saと、テレビ4の方向Dbの収音ビーム信号Sbと、を出力用収音ビーム信号Sa,Sbとして選択する。この際、出力用収音ビーム信号Sbは、出力用収音ビーム信号Saより信号レベルが大きい。放収音装置1aは、各出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルを制御して等しくした後に、電力線を介して他の放収音装置1b,1cへ送信する。出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルの制御は、各出力用収音ビーム信号Sa,Sbの収音方向Da,Db毎に所定期間内に生成した出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルの平均値を算出し、該平均値に基づいて行われる。
【選択図】図7

Description

この発明は、収音方向に基づいて、収音信号のゲインを制御する収音装置に関する。
従来、収音した音声信号をそのまま放音すると、放収音環境に応じて、音声信号が聞き取りにくかったり、特定の音声信号のみが強調されて聞こえたりする等の問題が発生している。この問題を解消するために、収音した音声信号のゲインを制御することで、放音時の音量を調整する装置が各種考案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の通信端末装置は、収音した音声信号の信号レベルに応じて増幅度を決定し、該増幅度に基づいて音声信号の増幅を行うことで、放音時に音量を調整している。
特開H10−98344号公報
しかしながら、特許文献1の通信端末装置は、収音した音声信号の信号レベルに応じて増幅度を決定しているため、複数の方向から音声を収音した場合、合成後の音声信号の信号レベルに基づいて増幅度を決定してしまう。このため、収音方向毎に最適な音量に調整することができない。
そこで、この発明は、収音方向毎に音声信号の増幅度を決定して、自動で音声信号の信号レベルを調整することができる収音装置を提供することを目的とする。
この発明の収音装置は、複数のマイクで収音した音声から収音ビーム信号を生成する収音手段と、該収音ビーム信号の信号レベルを検出して、所定閾値以上の収音ビーム信号を出力用収音ビーム信号として選択し、該出力用収音ビーム信号の収音方向と信号レベルとを取得する取得手段と、収音方向毎のゲイン量を記憶する記憶手段と、前記取得手段が取得した収音方向に対応するゲイン量を前記記憶手段から取得し、該取得したゲイン量に基づいて、前記出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
この構成では、収音装置は、複数のマイクを備え、収音方向毎のゲイン量を記憶する。収音装置は、収音した音声から収音ビーム信号を生成して、閾値以上の信号レベルの収音ビーム信号を出力用収音ビーム信号として選択する。収音装置は、出力用収音ビーム信号の収音方向に対応するゲイン量を取得し、該ゲイン量に基づいて出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御する。これにより、収音装置は、収音方向毎に出力用収音ビーム信号の増幅度を定め、自動で出力用収音ビーム信号の信号レベルを調整することができる。また、収音装置は、閾値以下の収音ビーム信号を選択しないので、騒音や雑音を除去し、必要な収音ビーム信号のみを取得することができる。
また、この発明の収音装置は、前記取得手段が取得した収音方向に対応する所定期間内の信号レベルの平均値を算出して、当該収音方向のゲイン量を決定し、前記記憶手段に記憶した当該収音方向のゲイン量を更新する更新手段を更に備えることを特徴とする。
この構成では、収音装置は、出力用収音ビーム信号を生成すると、該出力用収音ビーム信号の現状の信号レベルを考慮してゲイン量を決定し更新する。これにより、収音装置は、出力用収音ビーム信号を生成する都度、該出力用収音ビーム信号の信号レベルをゲイン量に反映することができる。すなわち、収音装置は、出力用収音ビーム信号の信号レベルに増減があった場合に、該出力用信号レベルの増減に応じて、出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御して、出力用収音ビーム信号の信号レベルを収音方向毎に一定にする。
更に、この発明の収音装置は、前記更新手段は、前記出力用収音ビーム信号を所定の信号レベルにするゲイン量に調整することを特徴とする。
この構成では、収音装置は、出力用収音ビーム信号の信号レベルを基準値にするゲイン量を算出して、更新する。これにより、収音装置は、出力用収音ビーム信号の信号レベルを基準値にすることができる。すなわち、収音装置は、出力用収音ビーム信号の信号レベルを均一に且つ一定にすることができる。
加えて、この発明の収音装置は、前記制御手段は、前記取得手段が収音方向の変位を検出すると、前記記憶手段から変位前の収音方向のゲイン量を取得して、該ゲイン量により前記出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御することを特徴とする。
この構成では、収音装置は、出力用収音ビーム信号の収音方向が変位すると、変位前の収音方向のゲイン量を用いて、変位後の出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御する。これにより、収音装置は、収音中にテレビ等の音源の位置が変更になった場合であっても、変位前の収音方向からゲイン量を取得して、信号レベルの制御を行うので、収音方向の変位に影響を受けずに、信号レベルの制御を行うことができる。
また、この発明の収音装置は、前記複数のマイクは、1本の無指向性マイクと2本の双指向性マイクとを有し、各マイクは、それぞれの指向性の中心が一致するよう配置され、且つ、2本の双指向性マイクは、指向性が直交するように配置されることを特徴とする。
この構成では、収音装置の複数のマイクは、1本の無指向性マイクと2本の双指向性マイクから構成される。1本の無指向性マイクと2本の双指向性マイクとは、それぞれの指向性の中心が一致するように配置され、2本の双指向性マイクは、指向性が直交するように配置される。これにより、収音装置は、1本の無指向性マイクと2本の双指向性マイクとのゲインを調整することで、9つの方向から音声信号を識別可能に収音することができる。
本発明によれば、収音装置は、記憶する収音方向毎のゲイン量に基づいて、生成した収音ビーム信号の信号レベルを制御する。これにより、収音装置は、収音方向毎に収音ビーム信号の増幅度を定め、自動で収音ビーム信号の信号レベルを調整することができる。この結果、同一の収音装置で全く信号レベルが異なる複数の音声が収音されて、信号レベルの高い音声により信号レベルの低い音声がかき消されるような状況であっても、例えば、これらを同信号レベルとして出力することで、これらの音声を個別に聞き取りやすくすることができる。
図1は、放収音装置が各居室に設置された様子を示す図である。図1に示すように、各居室3a〜3cには、それぞれ放収音装置1a〜1cが配置されており、各放収音装置1a〜1cの周囲には、それぞれユーザ2a〜2cが在席する。また、放収音装置1aが配置された居室3aには、テレビ4が配置されている。
各放収音装置1a〜1cは、電力線を介して、電力線通信(以下、PLCと称す)を行う。収音側の放収音装置1aは、複数方位の収音ビーム信号を生成して、これら収音ビーム信号から基準信号レベルを超える収音ビーム信号であるユーザ2aの方向Daからの収音音声に基づく収音ビーム信号Saと、テレビ4の方向Dbからの収音音声に基づく収音ビーム信号Sbと、を出力用収音ビーム信号Sa,Sbとして選択する。この際、ユーザ2aの方向Daの出力用収音ビーム信号Saとテレビ4の方向Dbの出力用収音ビーム信号Sbとでは、出力用収音ビーム信号Sbの方が出力用収音ビーム信号Saより信号レベルが大きい。
収音側の放収音装置1aは、各出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルを制御して、出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルを同じにした後に、電力線を介して他の放収音装置1b,1cへ送信する。各出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルの制御は、各出力用収音ビーム信号Sa,Sbの収音方向Da,Db毎に所定期間内に生成した出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルのそれぞれの平均値を算出し、該平均値に基づいて行われる。
また、放音側の放収音装置1b,1cは、電力線上から出力用収音ビーム信号Sa,Sbを受信して、該出力用収音ビーム信号Sa,Sbを放音する。
これにより、収音側の放収音装置1aは、収音・選択した出力用収音ビーム信号Sa,Sbの信号レベルを同じにして、出力用収音ビーム信号Sa,Sbを送信することで、放音側の放収音装置1b,1cは、受信した出力用収音ビーム信号Sa,Sbを同じ音量で放音することができる。すなわち、テレビ4から放音された音声と、ユーザ2aの発言とを同じ音量で放音することができるので、テレビ4から放音された音声により、ユーザ2aの発言がかき消されない。
次に、本実施形態に係る放収音装置1について、図2〜6を参照して説明する。図2は、放収音装置の外観図である。図3は、放収音装置が備えるマイクの指向性に関する説明図である。図3(A)は、放収音装置が備える各マイクの指向性を示す図である。図3(B)(C)は、双指向性マイクの指向性の中心を示す図である。図3(D)は、無指向性マイクの指向性の中心を示す図である。図4は、放収音装置が生成する収音ビーム信号の収音指向性に関する説明図である。図4では、X方向を0°とし、時計回りに度数が増加するものとする。図4(A)は、−45°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(B)は、−90°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(C)は、−135°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(D)は、0°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(E)は、正面方向(紙面に垂直に上向き方向)の収音指向性を示す。図4(F)は、180°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(G)は、45°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(H)は、90°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図4(I)は、135°方向を中心として形成された収音指向性を示す。図5は、放収音装置の機能構成を示すブロック図である。図6は、ゲイン調整データベースの説明図である。
図2に示すように、放収音装置1は、正面に複数のスピーカ11a〜11c、複数のマイク12a,12b,13、及び操作部14を備える。
複数のスピーカ11a〜11cは、各々が無指向性スピーカであっても、指向性スピーカであってもよく、後述する放音指向性制御部20(図5参照)から各々のスピーカ11a〜11cに入力された放音音声信号を音声に変換して放音する。
複数のマイク12a,12b,13は、2本の双指向性マイク12a,12bと1本の無指向性マイク13とから構成される。図3(A)に示すように、各マイク12a,12b,13は、双指向性マイク12aの指向性の中心O(図3(B))と双指向性マイク12bの指向性の中心O(図3(C))と無指向性マイク13の指向性の中心O(図3(D))とが一致するように配置される。また、双指向性マイク12a,12bは、それぞれの指向性が直交するように配置される。このように、双指向性マイク12a,12bと無指向性マイク13を配置して各マイク出力のミキシングの割合を変更することで、図4に示すように9方向から音声等を収音することができる。
また、複数のマイク12a,12b,13は、自装置の周囲に配置されたテレビ4やユーザ2等からの音声を含む周囲の音を収音して電気的な収音音声信号に変換して、後述する収音ビーム生成部5(図5参照)に出力する。
ここで、9方向の収音ビーム信号を生成する方法について説明する。放収音装置1の収音ビーム生成部5(図5参照)は、収音音声信号に対して、双指向性マイク12a,12b及び無指向性マイク13のゲイン(アンプ52a,52b,53のゲイン)を適宜調整して加算処理を行うことで、9方向から収音ビーム信号を生成することができる。図3に示すように、双指向性マイク12aの位相がX方向(0°方向)に対して正で、−X方向(180°の方向)に対して負の指向性となり、双指向性マイク12bの位相が90°方向に対して正で、−90°方向に対して負の指向性となるように配置した場合、双指向性マイク12a,12b及び無指向性マイク13のゲインと収音指向性の関係を例示すると以下のようになる。
収音ビーム生成部5は、アンプ52a,52bのゲインをそれぞれ1/(√2)とし、アンプ53のゲインを1にすると、双指向性マイク12a、双指向性マイク12b、及び無指向性マイク13の出力が1/(√2):1/(√2):1の割合で加算され、図4(G)に示すように45°方向の収音指向性が得られる。この場合の出力レベルは無指向性マイク13単独の出力レベルの2倍になる。また、以下の場合についても出力レベルが、無指向性マイク13単独の場合に比べて2倍になるのは同様である。また、収音ビーム生成部5は、アンプ52a,53のゲインをそれぞれ1とし、アンプ52bのゲインを0にすると、双指向性マイク12a、双指向性マイク12b、及び無指向性マイク13の出力が1:0:1の割合で加算され、図4(D)に示すように0°方向の収音指向性が得られる。更に、収音ビーム生成部5は、アンプ52aのゲインを−1とし、アンプ52bのゲインを0として、アンプ53のゲインを1とすると、双指向性マイク12a、双指向性マイク12b、及び無指向性マイク13の出力が−1:0:1の割合で加算され、図4(F)に示すように180°方向の収音指向性が得られる。加えて、収音ビーム生成部5は、アンプ52a,52bのゲインを0として、アンプ53のゲインを1とすると、双指向性マイク12a、双指向性マイク12b、及び無指向性マイク13の出力が0:0:1の割合で加算され、図4(E)に示すように正面方向の収音指向性が得られる。すなわち、無指向性マイク13のみの出力が加算されるので、無指向性マイク13の収音指向性が得られる。この場合の出力レベルは、無指向性マイク13の出力レベルと同じになる。このように、収音ビーム生成部5は、各マイクの出力を所定の割合で適宜加算することで、9方向の収音ビーム信号を生成することができる。
操作部14は、放収音の開始・終了、音声通信の設定等に加えて、信号レベルの基準値の設定に関する操作入力を受け付ける。操作部14は、入力を受け付けた操作内容を後述する制御部16(図5参照)へ出力する。
操作部14で設定する信号レベルの基準値とは、出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを制御する際に基準となる信号レベルの値のことである。出力用収音ビーム信号Sxは、基準値の信号レベルになるようゲインを制御される。
次に、放収音装置1の機能構成について、図5を参照して説明する。放収音装置1は、操作部14、記憶部15、制御部16、上述のマイク12a,12b,13、収音ビーム生成部5、収音ビーム選択部17、ゲイン制御部6、エコーキャンセル部18、通信制御部19、放音指向性制御部20、及びスピーカ11a〜11cを備える。
記憶部15は、各種プログラムや、図6に示すゲイン調整データベース(以下、ゲイン調整DBと称す。)を記憶する。各種プログラムは、制御部16により読みだされ、実行される。また、ゲイン調整DBは、制御部16により参照され、出力用収音ビーム信号Sxのゲイン制御に用いられる。
ゲイン調整DBは、出力用収音ビーム信号Sxの収音方向と、該出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを基準値に制御するゲイン量と、が対応付けて記憶される。例えば、収音方向Θaの収音ビーム信号Sが出力用収音ビーム信号Sxとして選択された場合、出力用収音ビーム信号Sxは、該収音方向Θaに対応付けられたゲイン量Gaに基づいて、ゲイン制御が行われる。また、ゲイン量Gaは、所定期間内に生成した出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの平均値に基づいて算出される。詳述すると、この所定期間内とは、過去の予め定められた一定期間のことをいい。出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの平均値は、今回の出力用収音ビーム信号Sxと収音方向が等しい、過去数回、過去数十回等の出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルに基づいて算出される。これにより、複数の出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの平均値に基づいてゲイン量を調整するので、出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルをより安定させることができる。更に、ゲイン量Gaは、出力用収音ビーム信号Sxを生成する都度、更新される。これにより、テレビ4等の音量を変更した場合であれば、該変更に応じたゲイン制御が行われる。加えて、このゲイン量Gaは、出力用収音ビーム信号Sxの生成が終了しても、このまま記憶される。これにより、配置場所を移動しないことが多いテレビ4等からの放音を一旦停止して、再度放音を開始した場合であっても、放収音装置1aは、前回のゲイン量に基づいて、ゲイン制御を行うことができる。このため、放収音装置1aは、収音開始後すぐに、出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを安定させることができる。
制御部16は、後述する収音ビーム生成部5及びゲイン制御部6を制御する。制御部16は、収音ビーム生成部5が備える、各マイク12a,12b,13に対応するアンプ52a,52b,53をそれぞれ制御して、各マイク12a,12b,13から入力された収音音声信号の増幅度及び位相を変更する。この結果、収音ビーム生成部5は、アンプ52a,52b,53の増幅度及び位相を変更し、複数方向へ収音指向性が形成されるようにビーム形成して、複数方向からの収音ビーム信号S1〜S9を生成することができる。
また、制御部16は、収音ビーム選択部17から出力用収音ビーム信号Sxの指向性情報が入力されると、記憶部15に記憶したゲイン調整DBを参照して、ゲイン制御部6に各出力用収音ビーム信号Sxに対応するゲイン量を指示する。また、制御部16は、今回の出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを含む、所定期間内の同方向の出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの平均値を算出し、出力用収音ビーム信号Sxが基準値の信号レベルになるゲイン量を算出して、記憶部のゲイン調整DBに記憶したゲイン量を更新して、ゲイン制御に利用する。
更に、制御部16は、出力用収音ビーム信号Sxの指向性情報を対応する送信音声信号Sx’(Sx’については、後述する。)とともに送信するよう通信制御部19へ指示する。また、制御部16は、指向性情報が通信制御部19から入力されると、放音指向性制御部20に指向性情報に基づいて対応する音声信号Mを放音するよう指示する。
収音ビーム生成部5は、A/D変換部(不図示)、アンプ52a,52b,53、及び加算部54を備える。双指向性マイク12a,12bが生成した収音音声信号は、A/D変換部を介してアナログ形式からデジタル形式の音声信号に変換され、アンプ52a,52bにて増幅及び位相制御されて、加算部54へ出力される。無指向性マイク13が生成した収音音声信号は、A/D変換部を介してアナログ形式からデジタル形式の音声信号に変換され、アンプ53にて増幅及び位相制御されて、加算部54にて加算される。このように、収音ビーム生成部5は、制御部16の指示に基づいて、各マイク12,13から生成した収音音声信号の増幅度及び位相を制御して加算することにより、9つの収音方向から収音ビーム信号S1〜S9を生成する。
収音ビーム選択部17は、収音ビーム生成部5が生成した収音ビーム信号S1〜S9のうち、信号レベルが閾値以上の収音ビーム信号Sを出力用収音ビーム信号Sxとして選択して、ゲイン制御部6へ出力する。なお、収音ビーム選択部17は、信号レベルが閾値以上の出力用収音ビーム信号Sxが複数ある場合は、複数選択して、ゲイン制御部6へ出力する。また、信号レベルが閾値以下の収音ビーム信号は、マイク12,13にて周囲の騒音を収音したものとして、消去される。
ゲイン制御部6は、制御部16から入力されたゲイン量に基づいて、出力用収音ビーム信号Sxのゲイン制御を行う。
エコーキャンセル部18は、適応型フィルタとポストプロセッサとを備える。適応型フィルタは、音声信号Mに基づく擬似回帰音信号を生成する。ポストプロセッサは、収音ビーム選択部17から出力される出力用収音ビーム信号Sxから擬似回帰音信号を減算して、送信音声信号Sx’として通信制御部19に出力する。
通信制御部19は、PLCの通信制御を行う。エコーキャンセル部18から送信音声信号Sx’と制御部16から入力された指向性情報とが入力されると、該送信音声信号Sx’と該指向性情報とを変調するとともに、電力線上に重畳して、送信する。また、通信制御部19は、電力線上の搬送波信号を復調して、送信元からきた音声信号Mと指向性情報とを受信すると、エコーキャンセル部18を介して該音声信号Mを放音指向性制御部20へ出力し、指向性情報を制御部16へ入力する。
放音指向性制御部20は、通信制御部19から音声信号Mが入力されると、スピーカ11a〜11c毎の放音音声信号を生成し、各スピーカ11a〜11cへ出力する。この際、放音指向性制御部20は、制御部16から入力された指向性情報に基づいて、放音音声信号を生成する。これにより、放収音装置1は、収音時の指向性に基づいた放音を行うことができる。
次に、出力用収音ビーム信号Sxのゲイン制御について図7〜9を参照して説明する。図7は、出力用収音ビーム信号のゲイン制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。図8は、ゲイン制御に用いるゲイン量の算出に関する処理の流れを示すフローチャートである。図9は、収音方向の変位を検出した場合の出力用収音ビーム信号のゲイン制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。以下、放収音装置1aが収音ビーム信号Sを生成する場合を例にあげて説明する。
図7に示すように、放収音装置1aの収音ビーム生成部5は、マイク12a,12b,13で収音した収音音声信号の増幅及び位相制御を行い、収音ビーム信号S1〜S9を生成して(S101)、収音ビーム選択部17へ出力する。収音ビーム選択部17は、生成した収音ビーム信号S1〜S9のうち、所定閾値以上の収音ビーム信号Sを出力用収音ビーム信号Sxとして選択して(S102)、ゲイン制御部6へ出力するとともに、該出力用収音ビーム信号Sxの指向性情報を制御部16へ出力する。制御部16は、収音ビーム選択部17から入力された指向性情報に基づいて、出力用収音ビーム信号Sxの収音方向に該当するゲイン量をゲイン調整DBから取得して(S103)、ゲイン制御部6へ出力する。ゲイン制御部6は、制御部16から入力されたゲイン量に基づいて、出力用収音ビーム信号Sxのゲインを制御し(S104)、エコーキャンセル部18へ出力する。エコーキャンセル部18は、出力用収音ビーム信号Sxからエコーを除去し、通信制御部19へ出力する。通信制御部19は、エコーを除去した送信音声信号Sx’と制御部16から入力された指向性情報とを電力線上に重畳して、送信する(S105)。以上で、放収音装置1aが周囲の音声を収音して生成した所定閾値以上の出力用収音ビーム信号Sxを送信する処理が完了する。閾値以上の出力用収音ビーム信号Sxが複数存在する場合は、出力用収音ビーム信号Sx毎にステップS103〜S105の処理を行う。
また、出力用収音ビーム信号Sxを生成すると、該出力用収音ビーム信号Sxを送信する処理とともに、ゲイン調整DBに記憶するゲイン量の更新を行う。次に、ゲイン量の更新処理について、図8を参照して説明する。なお、閾値以上の出力用収音ビーム信号Sxが複数存在する場合は、出力用収音ビーム信号Sx毎にゲイン量の更新処理を行う。
図8に示すように、放収音装置1aの制御部16は、収音ビーム選択部17にて出力用収音ビーム信号Sxの収音方向に対応する信号レベルの平均値を算出する(S111)。詳述すると、制御部16は、今回の出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを含む、所定期間内に選択した該出力用収音ビーム信号Sxと同じ収音方向の信号レベルの平均値を算出する。
制御部16は、信号レベルの平均値から予め定められた基準値の信号レベルになるようにゲイン量を算出する(S112)。制御部16は、算出したゲイン量をゲイン調整DBへ更新する(S113)。以上で、ゲイン調整DBに記憶したゲイン量の更新が完了する。
次に、収音中の移動により、収音方向の変位を検出した場合について、図9を参照して説明する。例えば、収音中に、発言中のユーザ2が移動したり、場合によっては、テレビ4の位置を移動させたり、ラジオの位置を移動させたりする場合、放収音装置1は、収音方向の変位を検出して、ゲイン制御を行う。以下、放収音装置1aが収音方向の変位を検出した場合を例にあげて説明する。なお、ステップS101,S102,S104,S105は、図7のステップS101,S102,S104,S105と同様の処理を行うので、説明を省略する。
図9に示すように、放収音装置1aの収音ビーム選択部17は、出力用収音ビーム信号Sxを選択して(S102)、収音方向の変位を検出する(S121)。収音方向の変位は、時間的に前後する出力用収音ビーム信号の信号レベルの推移等を参考にする等の公知の方法を用いて検出する。制御部16は、出力用収音ビーム信号Sxの変位前の収音方向に対応するゲイン量をゲイン調整DBから取得して(S122)、ステップS104のゲイン制御処理を行う。以上で、収音方向の変位を検出した場合の処理が完了する。
なお、本実施形態では、各放収音装置1は、電力線通信を用いて通信を行ったが、これに限らず、インターネット等を介して通信を行っても良い。
また、本実施形態では、収音側と放音側のそれぞれに放収音装置1を配置したが、これに限らず、収音側には、放音機能を備えず収音機能のみを備える収音装置を配置するような態様であってもよい。
更に、本実施形態では、収音側の放収音装置1は、生成した出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを基準値になるようゲイン制御を行った。しかしながら、これに限らず、出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルを基準値以下になるようにゲイン制御を行ってもよい。
加えて、本実施形態では、収音側の放収音装置1は、各収音方向に対応する出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの基準値を全て同じとした。しかしながら、これに限らず、収音方向毎に信号レベルの基準値を設定してもよい。これにより、放収音装置1は、ユーザ2が在席する方向に対応する出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの基準値を大きくし、テレビ4等が配置された方向に対応する出力用収音ビーム信号Sxの信号レベルの基準値を小さくすることができる。この結果、収音側の放収音装置1は、テレビ4等から放音された音声を抑圧し、ユーザ2からの発言を強調して、放音側の放収音装置1に送信することができる。
また、本実施形態では、収音側の放収音装置1は、送信音声信号Sx’とともに指向性情報を送信し、放音側の放収音装置1は、受信した音声信号Mの指向性情報に基づいて、放音音声信号を生成した。しかしながら、これに限らず、放音側の放収音装置1で決定した指向性に基づいて放音音声信号を生成してもよい。また、収音側の放収音装置1は送信音声信号Sx’のみを送信してもよい。
放収音装置が各居室に設置された様子を示す図である。 放収音装置の外観図である。 放収音装置が備えるマイクの指向性に関する説明図である。 放収音装置が生成する収音ビーム信号の収音指向性に関する説明図である。 放収音装置の機能構成を示すブロック図である。 ゲイン調整データベースの説明図である。 出力用収音ビーム信号のゲイン制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。 ゲイン制御に用いるゲイン量の算出に関する処理の流れを示すフローチャートである。 収音方向の変位を検出した場合の出力用収音ビーム信号のゲイン制御に関する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1−放収音装置,2−ユーザ,3−居室,4−テレビ,5−収音ビーム生成部,6−ゲイン制御部,11−スピーカ,12−双指向性マイク,13−無指向性マイク,14−操作部,15−記憶部,16−制御部,17−収音ビーム選択部,18−エコーキャンセル部,19−通信制御部,20−放音指向性制御部,52,53−アンプ,54−加算部,D−収音方向,G−ゲイン量,M−音声ビーム信号,O−中心,S−収音ビーム信号,Sx−出力用収音ビーム信号,Sx’−送信音声信号,P1〜P3−位相

Claims (5)

  1. 複数のマイクで収音した音声から収音ビーム信号を生成する収音手段と、
    該収音ビーム信号の信号レベルを検出して、所定閾値以上の収音ビーム信号を出力用収音ビーム信号として選択し、該出力用収音ビーム信号の収音方向と信号レベルとを取得する取得手段と、
    収音方向毎のゲイン量を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段が取得した収音方向に対応するゲイン量を前記記憶手段から取得し、該取得したゲイン量に基づいて、前記出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御する制御手段と、を備える収音装置。
  2. 前記取得手段が取得した収音方向に対応する所定期間内の信号レベルの平均値を算出して、当該収音方向のゲイン量を決定し、前記記憶手段に記憶した当該収音方向のゲイン量を更新する更新手段を更に備える請求項1に記載の収音装置。
  3. 前記更新手段は、前記出力用収音ビーム信号を所定の信号レベルにするゲイン量に調整する請求項2に記載の収音装置。
  4. 前記制御手段は、前記取得手段が収音方向の変位を検出すると、前記記憶手段から変位前の収音方向のゲイン量を取得して、該ゲイン量により前記出力用収音ビーム信号の信号レベルを制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の収音装置。
  5. 前記複数のマイクは、1本の無指向性マイクと2本の双指向性マイクとを有し、各マイクは、それぞれの指向性の中心が一致するよう配置され、且つ、2本の双指向性マイクは、指向性が直交するように配置される請求項1〜4の何れか1項に記載の収音装置。
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