JP2009017159A - ダンパーおよびこれを用いたスピーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】 小入力信号に対する振幅変位の直線性確保、および、大入力信号に対する振幅制限という、相反する性能を両立させることができ、さらに前後振幅の対称性がよく、歪が少ないダンパーおよびスピーカーを提供する。
【解決手段】 内周部とコルゲーション部の最内周側の山部もしくは谷部との間に形成される内周傾斜部と、外周部と該コルゲーション部の最外周側の山部または谷部との間に形成される外周傾斜部と、を含み、支持可動部の半径方向の断面形状が、コルゲーション部の中央部を規定する垂線に対して対称であり、内周傾斜部の内周側端部および外周傾斜部の外周側端部が、平面状で同一の基準平面上に規定され、コルゲーション部の山部および谷部の基準平面からの高さが、コルゲーション部の中央部で最も高く、内周傾斜部または外周傾斜部に至るにつれて順次低くなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音響再生のためのスピーカーに用いるダンパー、およびこれを用いたスピーカーに関する。
スピーカー用のダンパーは、振動板およびボイスコイルボビンを含む振動系を所定位置に支持し、かつ、良好に振動可能にするために、その内周部がボイスコイルボビンに接合し、その外周部がフレーム又は磁気回路等に接合し、支持可動部が内周部と外周部とを連結する。従来のダンパーでは、支持可動部を波形のコルゲーションとしたコルゲーションダンパーが多く使用され、綿糸、アラミド繊維糸等の織布にフェノール樹脂、メラミン樹脂等の樹脂を含浸したプリプレグを基材として、金型で加熱成型することにより製造される。スピーカーが円形振動板を備える場合には、ダンパーの内周部および外周部と、支持可動部のコルゲーションとは、同心円状に形成されることが多い。
コルゲーションダンパーの形状および材料などについては、小入力信号に対する振幅変位の直線性確保、および、大入力信号に対する振幅制限という、相反する性能が求められるので、従来から様々な検討がなされている。例えば、スティフネス対称性および振幅対称性を改善するために、山部と谷部とを有する複数のコルゲーションを含み、最外周部の山谷間ピッチがそれ以外の山谷間ピッチよりも大きく、最外周部の山部の高さが他の山部の高さよりも高く、最外周部の山部の半径が他の山部の半径よりも小さくされたダンパーがある(特許文献1)。また、ダンパーに同心円状に設けたコルゲーションの山の高さを半径方向に変化させ、その変化の割合がボイスコイル側ならびにフレーム側の両固定端より順に高くし、中間近傍が最も高くなるように形成したダンパーがある(特許文献2)。
特許第3835211号公報 (第1図、第2図) 実開昭57−185297号公報 (第4図、第5図)
しかしながら、従来技術のダンパーでは、いずれも充分ではない。特に、特許文献2のようなコルゲーションの山の高さを半径方向に変化させて中間近傍が最も高くなるように形成したダンパーは、振幅変位の直線性確保においては有利であっても、必要な振幅が取りにくくなるという問題がある。また、振幅を確保しようすると、前後振幅の対称性の点で改善が両立しない場合があり、ダンパーの支持可動部を設計する上で、効率よく設計することが困難であるという問題がある。なお、前後振幅の前後とは、スピーカーの振動板が振動する場合に、ダンパーが取り付けられる側を後側とし、振動板が露出する側を前側としている。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ダンパーおよびこれを用いたスピーカーに関し、小入力信号に対する振幅変位の直線性確保、および、大入力信号に対する振幅制限という、相反する性能を両立させることができ、さらに前後振幅の対称性がよく、歪が少ないダンパーおよびスピーカーを提供することにある。
本発明のダンパーは、ボイスコイルボビンと接合する内周部と、フレームと接合する外周部と、内周部と外周部とを連結する支持可動部とを備え、支持可動部が、複数の山部と谷部とを有するコルゲーション部と、内周部とコルゲーション部の最内周側の山部もしくは谷部との間に形成される内周傾斜部と、外周部と該コルゲーション部の最外周側の山部または谷部との間に形成される外周傾斜部と、を含み、支持可動部の半径方向の断面形状が、コルゲーション部の中央部を規定する垂線に対して対称であり、内周傾斜部の内周側端部および外周傾斜部の外周側端部が、平面状で同一の基準平面上に規定され、コルゲーション部の山部および谷部の基準平面からの高さが、コルゲーション部の中央部で最も高く、内周傾斜部または外周傾斜部に至るにつれて順次低くなる。
好ましくは、本発明のダンパーは、支持可動部のコルゲーション部の隣接する山部を結ぶ線により規定される山部稜線と、隣接する谷部を結ぶ線により規定される谷部稜線とが、基準平面に対して対称になるようにコルゲーション部が形成される。
好ましくは、本発明のダンパーは、支持可動部のコルゲーション部の内周傾斜部および外周傾斜部が、山部稜線もしくは谷部稜線を延長した直線上に規定される。
好ましくは、本発明のダンパーは、支持可動部のコルゲーション部の隣接する山部および谷部の離間距離が、コルゲーション部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部また外周傾斜部に至るにつれて順次小さくなる。
また、好ましくは、本発明のダンパーは、内周部と、外周部とが、基準平面上に含まれる。
また、好ましくは、本発明のダンパーは、外周部が、外周傾斜部の外周側端部から延設されて、基準平面に含まれないフレームとの接合部に連結する連結部を備える。
また、好ましくは、本発明のスピーカーは、本発明のいずれかのダンパーを備える。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明のダンパーは、支持可動部が複数の山部と谷部とを有するコルゲーション部を有するダンパーであって、ボイスコイルボビンと接合する内周部と、フレームと接合する外周部と、内周部と外周部とを連結する支持可動部とを備え、支持可動部は、コルゲーション部の他に内周傾斜部および外周傾斜部を含んでいる。ここで、半径方向の断面形状におけるコルゲーション部の両端を形成する内周傾斜部および外周傾斜部の端部が、平面状で同一の基準平面上に規定されているので、本発明のダンパーは、内周部と外周部とが、同一の基準平面上に含まれる場合には、いわゆる平ダンパーの形状を形成している。なお、本発明のダンパーは、その外周部が、外周傾斜部の外周側端部から延設されて、基準平面に含まれないフレームとの接合部に連結する連結部を備えているダンパーであってもよく、この連結部は、立ち上がりダンパーの立ち上がり部、もしくは、立ち下がりダンパーの立ち下がり部を形成する。
ここで、支持可動部のコルゲーション部の山部および谷部の基準平面からの高さ、つまり、コルゲーション部の山部および谷部を形成するロールのロール高が、コルゲーション部の中央部で最も高く、内周傾斜部または外周傾斜部に至るにつれて順次低くなる。したがって、本発明のダンパーは、振幅変位の直線性確保において有利であり、リニアリティの良い、歪が少ないダンパーが実現され、その結果、本発明のスピーカー用ダンパーを備えるスピーカーは、音質および耐久性に優れる。なお、コルゲーション部の中央部とは、半径方向の断面形状におけるコルゲーション部の両端点を結ぶ線分の垂直二等分線によって規定され、このコルゲーション部の中央部を規定する垂線は、コルゲーション部の断面形状の内周側および外周側の対称性の基準となる。
本発明のダンパーでは、内周部とコルゲーション部の最内周側の山部もしくは谷部との間に形成される内周傾斜部と、外周部とコルゲーション部の最外周側の山部または谷部との間に形成される外周傾斜部と、が、コルゲーション部の中央部を規定する垂線に対して対称である。コルゲーション部の山部および谷部の基準平面からの高さが、内周傾斜部または外周傾斜部に至るにつれて低くされているので、その結果、内周傾斜部が規定する内周傾斜角、ならびに、外周傾斜部が規定する外周傾斜角が、等しく、かつ、小さくされたダンパーが実現される。
本発明のダンパーの支持可動部の断面形状は、内周側および外周側に平坦部を有する平ダンパーに近い形状であるので、コルゲーション部の両端部に連結する内周傾斜部ならびに外周傾斜部の内周傾斜角、ならびに、外周傾斜角を、等しく、かつ、小さくすることで、前後振幅の対称性が改善される。好ましくは、支持可動部のコルゲーション部の隣接する山部を結ぶ線により規定される山部稜線と、隣接する谷部を結ぶ線により規定される谷部稜線とが、基準平面に対して対称になるようにコルゲーション部が形成されるので、振幅変位が大きくなった場合でも、前後振幅の対称性を確保することができる。なお、内周傾斜部および外周傾斜部は、山部稜線もしくは谷部稜線を延長した直線上に規定されていてもよい。
また、支持可動部のコルゲーション部の隣接する山部および谷部の離間距離、つまり、コルゲーション部のロール間ピッチを、コルゲーション部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部また外周傾斜部に至るにつれて順次小さくすることにより、振幅変位の直線性と、前後振幅の対称性とを両立させることができる。この場合には、山部および谷部の基準平面からの高さが最も高いコルゲーション部の中央部で、山部および谷部を連結する斜面の角度を小さく、すなわち、ロールをつなぐ斜面を寝かせることができるので、コルゲーション部の動きを滑らかにすることができる。したがって、振幅変位の直線性確保と、前後対称性の改善のみならず、大入力信号に対する振幅制限を実現できる。
本発明のダンパーは、小入力信号に対する振幅変位の直線性確保、および、大入力信号に対する振幅制限という、相反する性能を両立させることができ、さらに前後振幅の対称性がよく、歪が少ないダンパー、およびこれを用いたスピーカーを提供することができる。
本発明のダンパーおよびこれを用いたスピーカーは、上記の本発明の目的を、ダンパーの支持可動部の半径方向の断面形状が、コルゲーション部の中央部を規定する垂線に対して対称であり、内周傾斜部の内周側端部および外周傾斜部の外周側端部が、平面状で同一の基準平面上に規定され、コルゲーション部の山部および谷部の基準平面からの高さが、コルゲーション部の中央部で最も高く、内周傾斜部または外周傾斜部に至るにつれて順次低くなるようにすることにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態によるダンパーおよびこれを用いたスピーカーについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるダンパー1を用いたスピーカー10について説明する断面図であり、軸対称の左半分は省略して記載している。スピーカー10は、ダンパー1と、磁気空隙を有する磁気回路11と、磁気回路11と連結するフレーム12と、ボイスコイル13が巻回されたボビン14と、ボビン14と連結する振動板15と、振動板15の外周端を振動可能に支持するエッジ16と、を備える。ダンパー1は、ボイスコイル13を磁気回路11の磁気空隙に配置し、ボイスコイル13、ボビン14、振動板15、および、エッジ16とともに、スピーカーの振動系を構成する。ダンパー1は、ボイスコイル13に流れる音声信号電流に応じて生じる駆動力によって、振動板15が歪むことなく振動可能なように、ボビン14を支持固定する。なお、本実施例のスピーカー10は、口径10cmの外磁型磁気回路11を備えるスピーカーである。
図2は、本実施例のダンパー1について説明する図である。図2(a)は、ダンパー1の半径方向の断面図であり、図2(b)は、ダンパー1の荷重に対する変位特性を説明する特性図である。なお、変位特性のグラフは、前後対称性を確認しやすくするために、縦軸を変位の絶対値で表示し、負の変位量に対する荷重の値を折り返して表示している。これらのグラフでは、前方向(正の変位量)の場合と後ろ方向(負の変位量)の場合とで、重なり合うほど前後対称性が良く、ずれて重ならないほど前後対称性が良くないことを表している。
ダンパー1は、綿およびポリエステル繊維の複数の縦糸および横糸が概略直交する織布に、フェノール樹脂を含浸したプリプレグを基材とし、金型で加熱成型されて、内周および外周を切断されて形成されるダンパーである。ダンパー1は、ボビン14と接合する接合部ならびに立ち下がり状の輪郭部を備える内周部2と、フレーム12と接合する平面状の接合部ならびに立ち上がり状の輪郭部を備える外周部3と、内周部2と外周部3とを連結する支持可動部4とを備える。内周部2および外周部3の接合部は、接着剤が塗布されて固定される部分である。また、支持可動部4は、複数の山部と谷部とを有するコルゲーション部6と、内周部2とコルゲーション部6の最内周側の山部6aiとの間に形成される内周傾斜部8と、外周部3とコルゲーション部6の最外周側の山部6aoとの間に形成される外周傾斜部9と、を含む。
支持可動部4の内周傾斜部8の内周側端部5と、外周傾斜部9の外周側端部7とは、平面状で同一の仮想の基準平面4a上に規定されている。また、内周部2と外周部3とも、基準平面4a上に規定されている。つまり、本実施例のダンパー1は、前側(図示した断面形状において上側)へ凸状のロールである山部6aが5個出現し、一方、前側からみて凹状のロールである谷部6bが4個出現するコルゲーションを備え、内周部2および外周部3と、コルゲーション部6と、内周傾斜部8の内周側端部5と、外周傾斜部9の外周側端部7と、が平坦な関係になる平ダンパーである。本実施例のダンパー1の寸法は、内周部2の内径φAが約39mm、外周部3の外径φBが約79mm、内周傾斜部8の内径が約φ44mm、外周傾斜部9の外径が約φ74mm、コルゲーション部6の内径が約φ47mm、コルゲーション部6の外径が約φ71mm、である。
ダンパー1において、コルゲーション部6のそれぞれの山部6aおよび谷部6bの基準平面4aからの高さは、半径方向に約−0.65mm〜+0.81mmの間で変化し、コルゲーション部6の中央部で最も高く、内周傾斜部8または外周傾斜部9に至るにつれて順次低くなるように形成されている。つまり、ダンパー1は、コルゲーション部6の半径方向の断面形状において、5個の山部6aと、4個の谷部6bを形成するそれぞれのロールのロール高が、コルゲーション部6の中央部で0.81mmと最も高く、内周平坦部5または外周平坦部7に至るにつれて、0.65mm、0.49mm、0.32mm、0.16mm、と順次低くなる。なお、谷部6bの基準平面4aからの高さとは、基準平面4aから見た谷部6bの深さを含み、絶対値で表示している。
また、ダンパー1は、内周傾斜部8と、外周傾斜部9と、が、コルゲーション部6の中央部を規定する垂線6cに対して対称である。内周傾斜部8が規定する内周傾斜角8δ、ならびに、外周傾斜部9が規定する外周傾斜角9δとは、基準平面4aと内周傾斜部8もしくは外周傾斜部9とが交わる角度であり、それぞれ約6.1度と等しく、かつ、小さな角度になっている。垂線6cは、コルゲーション部6の両端点(それぞれ内周傾斜部8の外周側端部と、外周傾斜部9の内周側端部との接合点)を結ぶ線分の垂直二等分線である。加えて、コルゲーション部6の隣接する山部6aを結ぶ線により規定される山部稜線6raと、隣接する谷部6bを結ぶ線により規定される谷部稜線6rbとが、基準平面4aを含む水平線に対して前後方向に対称になるように形成されている。山部稜線6raおよび谷部稜線6rbは、ダンパー1の形状を設計する際の補助線とする直線であり、コルゲーション部6の内周傾斜部8および外周傾斜部9は、山部稜線6raを延長した直線上にそれぞれ規定されている。なお、本実施例のダンパー1では、コルゲーション部6の隣接する山部6aおよび谷部6bの離間距離p1は約1.5mmであり、いずれの隣接する山部6aおよび谷部6bの間でも等しい。
また、図3は、比較例1のダンパー21を説明する図である。図3(a)は、ダンパー21の半径方向の断面図であり、図3(b)は、ダンパー21の荷重に対する変位特性を説明する特性図である。比較例1のダンパー21は、本実施例のダンパー1と、ほぼ同一形状寸法の内周部22および外周部23を備え、支持可動部24のコルゲーション部26の形状が異なる比較例である。具体的には、比較例1のダンパー21のコルゲーション部26は、半径方向の断面形状において、5個の山部26aと、4個の谷部26bを形成するそれぞれのロールのロール高が、変化せずに一定の高さ(約0.5mm)で統一されている。なお、実施例と比較例では、コルゲーション部6の形状以外の条件は、ほぼ同一であるが、比較例のダンパー21の場合には、最内周側の山部26aiと最外周側の山部26aoの基準平面4aからの高さが低くなっていないので、実施例1における内周傾斜部8が規定する内周傾斜角8δ、ならびに、外周傾斜部9が規定する外周傾斜角9δに相当する角度は、約36.9度と大きな角度になっている。
本実施例のダンパー1は、コルゲーション部6のそれぞれの山部6aおよび谷部6bの基準平面4aからの高さが、コルゲーション部6の中央部で最も高く、内周傾斜部8または外周傾斜部9に至るにつれて順次低くなるように形成されていること、さらに、内周傾斜角8δおよび外周傾斜角9δが小さな角度に設定されていることにより、荷重が少ない場合には比較例1の場合よりも変位が大きくなり、振幅変位の直線性が改善されるとともに、荷重が大きい場合にも、比較例1よりも前後対称性が改善される。したがって、本実施例のダンパー1を用いたスピーカー10は、内周部2と接合するボビン14を含む振動系の振動が改善され、音質および耐久性に優れるスピーカーとなる。特に、大きな音声信号電流が加わって、スピーカー振動板が大きく変位する場合に、前後対称性が改善されているので、高調波歪における2次歪に代表される偶数次歪を大きく低減することができる。
図4は、他の実施例のダンパー31について説明する図である。図4(a)は、ダンパー31の半径方向の断面図であり、図4(b)は、ダンパー31の荷重に対する変位特性を説明する特性図である。ダンパー31は、織布に樹脂を含浸したプリプレグを基材として加熱成型される点において先の実施例1のダンパー1と共通し、内周部32と、外周部33とを連結する支持可動部34とを備え、支持可動部34のコルゲーション部36が、中央部で最も高く、内周傾斜部38または外周傾斜部39に至るにつれて順次低くなるように形成されている基本的な構造が同じであることでも共通するので、共通する部分の説明は省略する。
本実施例のダンパー31は、前側(図示した断面形状において上側)へ凸状のロールである山部36aが6個出現し、一方、前側からみて凹状のロールである谷部36bが5個出現するコルゲーションを備え、内周部32と、外周部33と、内周傾斜部38の内周側端部35と、外周傾斜部39の外周側端部37と、が同一の基準平面34a上にあるという平坦な関係になる平ダンパーである。先の実施例1の場合よりも凸状のロールの数が一つ増加しているので、コルゲーション部36の中央部を規定する垂線36cに対応するロールは、実施例1のような山部36aではなく、谷部36bになっている。また、本実施例のダンパー31の寸法は、内周部32の内径φAが約39mm、外周部33の外径φBが約79mm、内周傾斜部38の内径が約φ42mm、外周傾斜部39の外径が約φ75.6mm、コルゲーション部36の内径が約φ42.8mm、コルゲーション部36の外径が約φ74.8mm、である。また、コルゲーション部36の半径方向の断面形状において、それぞれのロールのロール高は、コルゲーション部36の中央部で1.32mmと最も高く、内周平坦部35または外周平坦部37に至るにつれて、1.1mm、0.88mm、0.66mm、0.44mm、0.22mm、と順次低くなる。
本実施例のダンパー31では、コルゲーション部36の隣接する山部36aおよび谷部36bの離間距離p1は約1.4mmであり、先の実施例1のダンパー1と同様に、いずれの隣接する山部36aおよび谷部36bの間でも等しく、一定である。ダンパー31の形状を設計する際の補助線である山部稜線36raおよび谷部稜線36rbは、本実施例のダンパー31では直線であり、基準平面34aを含む水平線に対して前後方向に対称である。また、コルゲーション部36の内周傾斜部38および外周傾斜部39は、山部稜線36raを延長した直線上にそれぞれ規定されて、半径方向の垂線36cに対して対称な関係になっている。
図4(b)の変位特性図に示すように、実施例のダンパー31は、振幅変位が約5mm程度までは良好な直線性を保ち、振幅変位が5mmを超えて大きく変位する場合には、緩やかに振幅制限しつつ、変位量を確保している。また、振幅変位が5mmを超えて15mmまでに至るような荷重が極めて大きい場合にも、前後対称性を良好に保つことができるので、ダンパー31を用いた(図示しない)スピーカーは、大きな音声信号電流が加わって、スピーカー振動板が大きく変位する場合であっても、高調波歪のうち2次歪に代表される偶数次歪を小さく抑制することができる。
図5は、他の実施例のダンパー41について説明する図である。図5(a)は、ダンパー41の半径方向の断面図であり、図5(b)は、ダンパー41の荷重に対する変位特性を説明する特性図である。さらに、図6は、他の実施例のダンパー51について説明する図である。図6(a)は、ダンパー51の半径方向の断面図であり、図6(b)は、ダンパー51の荷重に対する変位特性を説明する特性図である。ダンパー41および51は、前側(図示した断面形状において上側)へ凸状のロールである山部が6個出現し、一方、前側からみて凹状のロールである谷部が5個出現するコルゲーションを備える点で先の実施例のダンパー31と共通するものの、コルゲーション部の隣接する山部および谷部の離間距離が一定ではなく、コルゲーション部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部また外周傾斜部に至るにつれて順次小さくなっている。
具体的には、ダンパー41では、コルゲーション部46の両端点を結ぶ線分の垂直二等分線である垂線46cに対応する最も高いロール(谷部46b)からみると、隣接する山部46aとの離間距離(ロール間ピッチ)が約1.9mmであるのに対して、次の隣接する谷部46bとの離間距離が約1.7mmになっている。コルゲーション部46のロール間ピッチは、さらに続いて、約1.5mm、約1.3mm、約1.1mmと、コルゲーション46部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部48また外周傾斜部49に至るにつれて順次小さくなっている。この結果、コルゲーション部46の中央部付近で、山部46aおよび谷部46bのロールをつなぐ斜面を寝かせることができるので、本実施例のダンパー41は、コルゲーション部46の動きが滑らかになり、図6(b)に示すように、先の実施例のダンパー31の場合に比べて、さらに振幅変位の直線性を改善することができる。
なお、ダンパー41の形状を設計する際の補助線である山部稜線46raおよび谷部稜線46rbは、ロール間ピッチが一定でないために、折り曲がった線になっているが、基準平面44aを含む水平線に対して前後方向に対称であることに変わりはない。また、コルゲーション部46の内周傾斜部48および外周傾斜部49は、山部稜線46raを延長した直線上にそれぞれ規定されて、半径方向の垂線46cに対して対称な関係になっていることも、先の実施例と同様である。
また、ダンパー51は、先のダンパー41のロール間ピッチの設計が異なる仕様であり、コルゲーション部56の両端点を結ぶ線分の垂直二等分線である垂線56cに対応する最も高いロール(谷部56b)からみると、隣接する山部56aとの離間距離(ロール間ピッチ)が約2.4mmであるのに対して、次の隣接する谷部46bとの離間距離が約2.0mmになっており、さらに続いて、約1.6mm、約1.2mm、約0.8mmと、コルゲーション56部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部58また外周傾斜部59に至るにつれて順次小さくなっている。先の実施例のダンパー31の場合、ならびに、先の実施例のダンパー41の場合に比べて、コルゲーション部56の中央部付近で隣接する山部56aおよび谷部56bの離間距離(ロール間ピッチ)をさらに大きく取ることで、振幅変位の直線性確保のみならず、大入力信号に対する振幅制限を調整することができる。
さらに、ダンパー51の形状を設計する際の補助線である山部稜線56raおよび谷部稜線56rbも、ロール間ピッチが一定でないために、折り曲がった線になっている。ただし、基準平面54aを含む水平線に対して前後方向に対称であることに変更はない。また、コルゲーション部56の内周傾斜部58および外周傾斜部59は、山部稜線56raの両端の線分を延長した直線上にそれぞれ規定されて、半径方向の垂線56cに対して対称な関係になっていることも、先の実施例と同様である。ダンパー51のようにコルゲーション部56の中央部付近でロール間ピッチを大きく取って、最内周側の山部と最外周側の山部の基準平面54aからの高さが高くなりがちであっても、内周傾斜部58が規定する内周傾斜角58δ、ならびに、外周傾斜部59が規定する外周傾斜角59δは、それぞれ約36.2度以下の小さな角度になっていれば、良好な前後対称性を確保できる。
図7は、他の実施例のダンパー61、71、および、81について説明する図である。図7(a)は、ダンパー61の半径方向の断面図であり、図7(b)は、ダンパー71の半径方向の断面図であり、図7(c)は、ダンパー81の半径方向の断面図である。ダンパー61、71、および81は、前側(図示した断面形状において上側)へ凸状のロールである山部が4個出現し、一方、前側からみて凹状のロールである谷部が3個出現するコルゲーションを備えるほかは、先の他の実施例と構成が同様であるので、重複する説明は省略する。
ダンパー61は、コルゲーション部の隣接する山部および谷部の離間距離が一定であり、約2.0mmである。一方で、ダンパー71、および81は、コルゲーション部の隣接する山部および谷部の離間距離が一定ではなく、コルゲーション部の中央部付近で最も大きく、内周傾斜部また外周傾斜部に至るにつれて順次小さくなっている。先に説明したいずれの実施例のダンパーのように、本発明のダンパーは、コルゲーションを構成するロールの数が変わっても、振幅変位の直線性と、前後振幅の対称性とを両立させることができる。なお、このように、ダンパーのコルゲーション部のロール数は、上記の実施例の場合に限られるものではなく、スピーカーの口径の大きさの変更に伴って、ダンパーの大きさにより更に多くても良い。
図8は、他の実施例のダンパー91について説明する半径方向の断面図である。ダンパー91は、先の実施例1のダンパー1の外周部3の形状を変更し、いわば平ダンパーを立ち上がりダンパーにしたものであり、外周部93が、外周傾斜部99の外周側端部97から延設される連結部93c備え、立ち上がりダンパーの立ち上がり部を形成している。連結部93cは、外周傾斜部99の外周側端部97と、(図示しない)フレームとの接合部93bとを、断面形状において直線で連結する。また、接合部93bは、支持可動部94の基準平面94aに含まれない他の基準平面93aに含まれる。
本実施例のダンパー91のように、本発明のダンパーは、その外周部が、立ち上がりダンパーの立ち上がり部、もしくは、立ち下がりダンパーの立ち下がり部を有していても良い。半径方向の断面形状におけるコルゲーション部96の両端の内周傾斜部98および外周傾斜部99が、平面状で同一の基準平面94a上に規定されているので、平ダンパーである実施例1のダンパー1と同等の振幅変位の直線性と、前後対称性を確保することができる。また、外周部93が、立ち上がり部、もしくは、立ち下がり部を形成するので、振幅変位が大きなスピーカーを設計する場合であっても、磁気回路もしくはフレームとダンパーとの距離を大きく設計でき、磁気回路もしくはフレームとダンパーとが接触して異音を生じる等の問題が改善される。
なお、本発明のスピーカー用ダンパーの基材は、綿およびポリエステル繊維、もしくはアラミド繊維の織布もしくは不織布でもよく、含浸する樹脂も、フェノール樹脂、もしくは、メラミン樹脂でもよい。本発明は、コルゲーションを備えた熱硬化性樹脂を含むダンパーであれば、基材の材料に制限されない。
本発明のダンパーは、これを用いたスピーカーに限られず、ダンパーと、ボイスコイル等の振動系を備える他の加振器や、センサー等の動電型の電機−機械変換器にも適用が可能である。ダンパーの内周部に接合するのは、磁気回路であってもよく、磁気回路が振動する加振器に適する。
本発明の好ましい実施形態によるダンパー1を用いたスピーカー10について説明する断面図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態によるダンパー1について説明する図である。(実施例1) 従来のダンパー21について説明する図である。(従来例1) 本発明の他の好ましい実施形態によるダンパー31について説明する図である。(実施例2) 本発明の他の好ましい実施形態によるダンパー41について説明する図である。(実施例3) 本発明の他の好ましい実施形態によるダンパー51について説明する図である。(実施例3) 本発明の他の好ましい実施形態によるダンパー61、71、および81について説明する図である。(実施例4) 本発明の他の好ましい実施形態によるダンパー91について説明する図である。(実施例5)
符号の説明
1、11、21、31、41、51、61、71、81、91 ダンパー
2 内周部
3 外周部
4 支持可動部
5 内周平坦部
6 コルゲーション部
7 外周平坦部
8 内周傾斜部
9 外周傾斜部
10 スピーカー
11 磁気回路
12 フレーム
13 ボイスコイル
14 ボビン
15 振動板
16 エッジ

Claims (7)

  1. ボイスコイルボビンと接合する内周部と、フレームと接合する外周部と、該内周部と該外周部とを連結する支持可動部とを備え、
    該支持可動部が、複数の山部と谷部とを有するコルゲーション部と、該内周部と該コルゲーション部の最内周側の該山部もしくは該谷部との間に形成される内周傾斜部と、該外周部と該コルゲーション部の最外周側の該山部または該谷部との間に形成される外周傾斜部と、を含み、
    該支持可動部の半径方向の断面形状が、該コルゲーション部の該中央部を規定する垂線に対して対称であり、
    該内周傾斜部の内周側端部および該外周傾斜部の外周側端部が、平面状で同一の基準平面上に規定され、
    該コルゲーション部の該山部および該谷部の該基準平面からの高さが、該コルゲーション部の中央部で最も高く、該内周傾斜部または該外周傾斜部に至るにつれて順次低くなる、
    ダンパー。
  2. 前記支持可動部の前記コルゲーション部の隣接する前記山部を結ぶ線により規定される山部稜線と、隣接する前記谷部を結ぶ線により規定される谷部稜線とが、前記基準平面に対して対称になるように該コルゲーション部が形成される、
    請求項1に記載のダンパー。
  3. 前記支持可動部の前記コルゲーション部の前記内周傾斜部および前記外周傾斜部が、前記山部稜線もしくは前記谷部稜線を延長した直線上に規定される、
    請求項1または2に記載のダンパー。
  4. 前記支持可動部の前記コルゲーション部の隣接する前記山部および前記谷部の離間距離が、該コルゲーション部の中央部付近で最も大きく、前記内周傾斜部また前記外周傾斜部に至るにつれて順次小さくなる、
    請求項1から3のいずれかに記載のダンパー。
  5. 前記内周部と、前記外周部とが、前記基準平面上に含まれる、
    請求項1から4のいずれかに記載のダンパー。
  6. 前記外周部が、前記外周傾斜部の外周側端部から延設されて、前記基準平面に含まれないフレームとの接合部に連結する連結部、を備える、
    請求項1から4のいずれかに記載のダンパー。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のダンパーを備えたスピーカー。
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