JP2009016085A - 銅バー接続部の接続不良検出装置 - Google Patents

銅バー接続部の接続不良検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 銅バー同士の接続部の接続不良を早期に検出でき、また大きな構造の変更を伴わない銅バー接続部の接続不良検出装置を提供する。
【解決手段】 第1の銅バー1と第2の銅バー2とを重ね合わせ、端子ネジ3及びナット4を用いて圧着した銅バー接続部において、ナット4側に配置される第2の銅バー2と端子ネジ3及びナット4とが導通状態と成らないように、第2の銅バー2と端子ネジ3の間を絶縁し、第2の銅バー2とナット4の間に絶縁リング7を介在させた。また、第2の銅バー2とナット4の間に抵抗素子8を配置し、この抵抗素子8の電圧降下でオン動作するフォトカプラ15を具備した接続不良検出回路5を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銅バー同士をネジ締めして接続した銅バー接続部の接続不良検出装置に関する。
配電盤や分電盤等の盤内には、機器間の電路形成のために電流容量の大きな銅バーが使用されている。この銅バー同士は通常ネジ(端子ネジ)とナットにより圧着して接続されるため、ネジの緩み等により接続不良が発生することがあった。その場合、接触抵抗の増加やアーク放電の発生等により発熱、劣化が生じて、機器の端子部や機器ハウジング等を劣化させる場合があるため、これを検出する方法が考えられている。接続不良を検出する技術としては例えば特許文献1の技術があり、端子部に温度センサを取り付けて、温度が所定値以上になったら接続不良発生と判断させていた。
特開2001−286052号公報
上記温度センサを使用した構成は、接続部の温度上昇を検出することで接続不良を検出することはできる。しかしながら、温度による接続不良の検出は誤動作を防止するために設定温度を低くできず、高温にならなければ接続不良と判断できなかった。また、端子部に温度センサを設ける構成は大きな設計変更を伴い容易に実施できるものではなかった。
一方で、接続不良に伴う端子の劣化はアーク放電が主要因であることが知られている。そのためこのアーク放電発生の初期段階を検出できれば、端子が劣化する前に検出することが可能となる。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、大きな設計変更をすることなく銅バー同士の接続部の接続不良を早期に検出できる銅バー接続部の接続不良検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、路を構成する第1の銅バーと第2の銅バーとの接続部を重ねて、端子ネジ及びナットを用いて密着させて接続した接続部の接続不良を検出する銅バー接続部の接続不良検出装置であって、前記ナット側に配置される第2の銅バーと前記端子ネジ及びナットとが導通状態と成らないように、第2の銅バーと端子ネジの間を絶縁すると共に、第2の銅バーとナットの間に絶縁部材或いは高抵抗部材を介在させ、第2の銅バーとナットの間に、両者の間に発生する電位差を基に接続不良発生を検出する接続不良検出回路を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、銅バー同士が良好な接続状態にあれば、第2の銅バーとナットとは導通状態になくても同電位状態にあるため、接続不良検出回路は動作しない。ところが、接続不良状態になりアーク放電が発生するような状況になった場合、第1の銅バーと第2の銅バーの電圧が異なる場合が発生する。このような場合、第2の銅バーとナットとの間に電位差が発生し、接続不良検出回路から信号が出力される。こうして、接続不良を検出することができる。而も、銅バー間の電位差により、接続不良検出回路は信号を出力するので、発熱に関係なく早期の段階で接続不良を検出することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、接続不良検出回路が、第2の銅バーとナットの間に配置された抵抗素子と、該抵抗素子の電圧降下によりオン動作するフォトカプラとを備えて成ることを特徴とする。
この構成によれば、接続不良検出回路は、抵抗素子とフォトカプラ等の比較的小さな素子を組み合わせるだけで回路形成でき、省スペースで構成できる。
本発明によれば、銅バー同士の接続部が接続不良状態になりアーク放電が発生するような状況になったら、第2銅バーとナットとが異なる電位になるため、接続不良検出回路から信号が出力され、接続不良を検出することができる。而も、銅バー間の電位差発生により接続不良検出回路は信号を出力するので、発熱に関係なく早期の段階で接続不良を検出することができる。
そして、接続不良検出回路は、抵抗素子とフォトカプラ等の比較的小さな素子を組み合わせるだけで回路形成でき、省スペースで構成できる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る銅バー接続部の接続不良検出装置の一例を示し、1は第1の銅バー、2は第2の銅バー、3は端子ネジ、4はナットである。そして、第2の銅バー2とナット4の間に接続不良検出回路5が接続されている。
第1の銅バー1は電路の電源側に配置され、接続部となる端部には端子ネジ3を挿通する孔1aが設けられ、負荷側に配置される第2の銅バー2にも端部に端子ネジ3を挿通する孔2aが設けられている。但し、この第2の銅バー2に設けられた孔2aは、絶縁部材6により被覆され、挿通した端子ネジ3が直接触れないように形成されている。
また、ナット4の銅バー接触面にも絶縁部材から成る絶縁リング7が貼着され、装着した状態でもナット4が直接第2の銅バー2に接触しないようになっている。尚、端子ネジ3は、通常のネジにワッシャを取り付けて構成しても良い。
接続不良検出回路5は、ナット4と第2の銅バー2とを抵抗素子8を介して接続した電位差検出回路を有し、この抵抗素子8に印加された電圧を受けて接続不良を検出し、信号を出力するよう構成されている。
この接続不良検出装置の作用は以下のようである。端子ネジ3は第1の銅バー1側から挿入され、第2の銅バー2に挿入した後、ナット4に螺入されて銅バー同士は圧着されて連結される。この状態で、電流は第1及び第2の銅バー1,2間で良好に流れる。図2は、この接続部の負荷電流の流れを矢印で示している説明図であり、図2(a)は良好な接続状態、図2(b)は接続不良発生時の流れを示している。図2に示すように、第1及び第2の銅バー1,2が密着して良好に接続された状態では第1の銅バー1から第2の銅バー2に直接負荷電流が流れるため、ナット4と第2の銅バー2の間に電位差が発生することがなく接続不良検出回路5は動作しない。
ところが、端子ネジ3の緩み等で第1の銅バー1と第2の銅バー2との密着状態が不安定になると、第1の銅バー1から第2の銅バー2に直接負荷電流が流れない場合が発生する。このような場合、アーク放電が発生するようになり、図2(b)に示すようにナット4及び接続不良検出回路5の抵抗素子8を介して負荷電流が流れようとする。その結果、抵抗素子8に電圧降下が発生し、接続不良検出回路5が動作する。
図3は、この接続不良検出回路5の回路図を示している。11は電圧を検出する入力部(第1入力端子11a、第2入力端子11b)、12は信号出力部、13は電源入力部、14はアース接続部であり、第1入力端子11aと第2入力端子11bの間に抵抗素子8(第1抵抗素子R1、第2抵抗素子R2)が配置され、第2抵抗素子R2の電圧降下によりオン動作するフォトカプラ15が接続されている。更に、フォトカプラ15のオン動作により電圧信号を生成するトランジスタT1を備えた出力回路16を有し、入力部11と出力部12は、回路が電気的に分離されて形成されている。
そして、第1入力端子11aがナット4に接続され、第2入力端子11bが第2の銅バー2に接続され、両者の間で電位差が発生した際に、電圧信号が出力される。
尚、上記動作は負荷電流が流れている場合の動作であり、負荷がオフの場合は、接続不良状態にあっても電位差は発生しないためフォトカプラ15がオンすることはない。
このように、銅バー同士が良好な接続状態にあれば、第2の銅バーとナットとは導通状態になくても同電位状態にあるため、接続不良検出回路は動作しない。ところが、接続不良状態になりアーク放電が発生するような状況になった場合、第1の銅バーと第2の銅バーの電圧が異なる場合が発生する。このような場合、第2の銅バーとナットとに間に電位差が発生し、接続不良検出回路から信号が出力される。こうして、接続不良を検出することができる。而も、銅バー間の電位差により接続不良検出回路は信号を出力するので、発熱に関係なく早期の段階で接続不良を検出することができる。
また、接続不良検出回路は、抵抗素子とフォトカプラ等の比較的小さな素子を組み合わせるだけで回路形成でき、省スペースで構成できる。
尚、上記実施形態では、絶縁リング7により第2の銅バー2とナット4とを完全に絶縁しているが、絶縁リング7は必ずしも絶縁材料で作製する必要はなく、抵抗素子8より十分高抵抗特性を示す材料(例えば10kオーム)で作製しても良い。
また、上記接続不良検出回路5は、フォトカプラ15がオンしたら必ず出力信号が出される回路構成であるため、誤動作を防ぐために平均値回路、判定回路等を更に後段に接続して誤動作を無くすよう構成するとよい。
本発明に係る銅バー接続部の接続不良検出装置の一例を示す接続部分解図及び回路ブロック図である。 図1の接続部に流れる電流の説明図であり、(a)は良好な接続状態、(b)は接続不良状態を示している。 図1の接続不良検出回路の回路図である。
符号の説明
1・・第1の銅バー、1a・・孔、2・・第2の銅バー、2a・・孔、3・・端子ネジ、4・・ナット、5・・接続不良検出回路、6・・絶縁部材、7・・絶縁リング(絶縁部材、高抵抗部材)、8・・抵抗素子、15・・フォトカプラ。

Claims (2)

  1. 電路を構成する第1の銅バーと第2の銅バーとの接続部を重ねて、端子ネジ及びナットを用いて密着させて接続した接続部の接続不良を検出する銅バー接続部の接続不良検出装置であって、
    前記ナット側に配置される第2の銅バーと前記端子ネジ及びナットとが導通状態と成らないように、第2の銅バーと端子ネジの間を絶縁すると共に、第2の銅バーとナットの間に絶縁部材或いは高抵抗部材を介在させ、
    第2の銅バーとナットの間に、両者の間に発生する電位差を基に接続不良発生を検出する接続不良検出回路を設けたことを特徴とする銅バー接続部の接続不良検出装置。
  2. 接続不良検出回路が、第2の銅バーとナットの間に配置された抵抗素子と、該抵抗素子の電圧降下によりオン動作するフォトカプラとを備えて成る請求項1記載の銅バー接続部の接続不良検出装置。
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JP2002252062A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Funai Electric Co Ltd ケーブル接続用コネクタおよび電子装置

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