JP7511404B2 - 漏電遮断器 - Google Patents
漏電遮断器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7511404B2 JP7511404B2 JP2020114315A JP2020114315A JP7511404B2 JP 7511404 B2 JP7511404 B2 JP 7511404B2 JP 2020114315 A JP2020114315 A JP 2020114315A JP 2020114315 A JP2020114315 A JP 2020114315A JP 7511404 B2 JP7511404 B2 JP 7511404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- leakage
- leakage current
- current
- zero
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 15
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Breakers (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
例えば、太陽光発電装置を備えた電路は、太陽光発電装置が直流電力を出力するため、交流に変換する前段階で漏電が発生しても、A形漏電遮断器を使用することでそれを良好に検出できる。それでいて、正弦波交流の漏電も検出できるため、AC形漏電遮断器としても使用でき(例えば、特許文献1参照)、設置環境を選ばないため普及が進んでいる。
A形漏電遮断器にはこのような能力があるため、同様に1波あたりの波形が細い特性を有するノイズが発生し易い環境では誤動作が生じてしまう。そのため、このような特殊な環境では、A形の漏電遮断器をAC形として使用できなかった。
このように、AC形漏電遮断器しか使用できない環境があり、A形漏電遮断器をAC形漏電遮断器として使用できても、AC形漏電遮断器には一定の需要があった。
一方で、近年AC形漏電判定回路、A形漏電判定回路はIC化されて小型化が進んでおり、双方を同一基板に搭載しても大きなコスト増とはならなくなってきている。
前記漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、
直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、
2つの前記漏電判定回路のうちの一方を選択して能動状態とする回路選択部を備え、
選択された漏電判定回路が漏電発生を判断する一方、
漏電遮断器ケースは、前記回路選択部を視認するための視認窓を有し、選択された前記漏電判定回路を外部から前記視認窓を介して判別可能なことを特徴とする。
この構成によれば、AC形とA形の双方の漏電判定回路を有し、一方を選択して使用できるため、漏電遮断器自体を交換すること無く設置環境に適した漏電判定回路を選択して使用することができ、利便性が良い。そして、AC形漏電遮断器をA形漏電遮断器とを同一コストで作製できる。
更に、ケースを開けること無く、AC形かA形かどちらの漏電判定回路が選択されているか判別でき、別途ケースにどちらが選択されているか表示しなくても良く利便性が良い。
前記漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、
直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、
2つの前記漏電判定回路のうちの一方を選択して能動状態とする回路選択部を備え、
選択された漏電判定回路が漏電発生を判断する一方、
前記零相変流器が検出した零相電流を増幅する増幅部を有して、当該増幅部の出力が2分岐されて前記2つの漏電判定回路に入力されるよう構成され、
前記2分岐された電路は回路基板上にパターン形成されて成り、更に分岐された2つの電路パターンはそれぞれ分断部を有して、前記回路基板の前記分断部に別途配置された導通部材を配置して連結することで前記漏電判定回路の入力部に接続されるよう形成され、
前記回路選択部が前記導通部材であり、前記導通部材を一方の前記分断部のみに配置することで、使用する前記漏電判定回路を選択することを特徴とする。
この構成によれば、AC形とA形の双方の漏電判定回路を有し、一方を選択して使用できるため、漏電遮断器自体を交換すること無く設置環境に適した漏電判定回路を選択して使用することができ、利便性が良い。そして、AC形漏電遮断器をA形漏電遮断器とを同一コストで作製できる。
加えて、漏電判定回路の選択は、導通部材を回路基板上に配置することで行うため、スイッチ等を使用するより安価にできる。
この構成によれば、ケースを開けること無く、AC形かA形かどちらの漏電判定回路が選択されているか判別でき、別途ケースにどちらが選択されているか表示しなくても良く利便性が良い。
図2は回路基板19上に設けられた回路選択部形成部を示し、AC形漏電判定回路5aが選択された状態を示している。図2において、13は増幅部4の出力をAC形漏電判定回路5aに入力させるため回路基板19に形成された第1電路バターンであり、電路を分断した分断部14に配置された導通部材8を介して、同様にパターン形成された電路13aに接続され、図示しないAC形漏電判定回路5aに接続される。
そして、A形漏電判定回路5bが選択される場合は、第1電路パターン13上の導通部材8が取り外され、第2電路パターン15の分断部14に掛け渡される(点線で示している)。
尚、導通部材8としての抵抗チップは、0オーム或いは低抵抗値のものが使用されて半田付けされるが、ジャンパー線を使用してブリッジさせても良い。
そして図3に示すように、漏電遮断器ケース20の上面には、回路選択部の状態を視認可能とする窓(視認窓)22が設けられている。窓22は、漏電遮断器ケース20に開口窓が穿設され、この開口窓が透明の樹脂板で閉塞されて構成されている。
窓22は、内部に配置された回路基板19上に配置された導通部材8の真上に形成され、どちらの漏電判定回路5が選択されているか目視で確認できるよう形成されている。
また、漏電遮断器ケース20を開けること無く、AC形かA形かどちらの漏電判定回路5が選択されているか判別できるため、別途漏電遮断器ケース20にどちらを選択したか表示部を設けなくても良く利便性が良い。
更に、漏電判定回路5の選択は、導通部材8を回路基板19上に配置することで行うため、スイッチ等を使用するより安価にできる。
Claims (3)
- 電路の零相電流を検出する零相変流器と、前記零相変流器が検出した零相電流を基に漏電発生を判断する漏電判定部と、漏電発生と判断したら前記電路を遮断する遮断手段とを有する漏電遮断器であって、
前記漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、
直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、
2つの前記漏電判定回路のうちの一方を選択して能動状態とする回路選択部を備え、
選択された漏電判定回路が漏電発生を判断する一方、
漏電遮断器ケースは、前記回路選択部を視認するための視認窓を有し、選択された前記漏電判定回路を外部から前記視認窓を介して判別可能なことを特徴とする漏電遮断器。 - 電路の零相電流を検出する零相変流器と、前記零相変流器が検出した零相電流を基に漏電発生を判断する漏電判定部と、漏電発生と判断したら前記電路を遮断する遮断手段とを有する漏電遮断器であって、
前記漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、
直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、
2つの前記漏電判定回路のうちの一方を選択して能動状態とする回路選択部を備え、
選択された漏電判定回路が漏電発生を判断する一方、
前記零相変流器が検出した零相電流を増幅する増幅部を有して、当該増幅部の出力が2分岐されて前記2つの漏電判定回路に入力されるよう構成され、
前記2分岐された電路は回路基板上にパターン形成されて成り、更に分岐された2つの電路パターンはそれぞれ分断部を有して、前記回路基板の前記分断部に別途配置された導通部材を配置して連結することで前記漏電判定回路の入力部に接続されるよう形成され、
前記回路選択部が前記導通部材であり、前記導通部材を一方の前記分断部のみに配置することで、使用する前記漏電判定回路を選択することを特徴とする漏電遮断器。 - 漏電遮断器ケースは、前記回路選択部を視認するための視認窓を有し、選択された前記漏電判定回路を外部から前記視認窓を介して判別可能なことを特徴とする請求項2記載の漏電遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020114315A JP7511404B2 (ja) | 2020-07-01 | 2020-07-01 | 漏電遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020114315A JP7511404B2 (ja) | 2020-07-01 | 2020-07-01 | 漏電遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022012470A JP2022012470A (ja) | 2022-01-17 |
JP7511404B2 true JP7511404B2 (ja) | 2024-07-05 |
Family
ID=80148716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020114315A Active JP7511404B2 (ja) | 2020-07-01 | 2020-07-01 | 漏電遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7511404B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007149603A (ja) | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 漏電遮断器 |
JP2012125053A (ja) | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Panasonic Corp | 漏電検出遮断器 |
-
2020
- 2020-07-01 JP JP2020114315A patent/JP7511404B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007149603A (ja) | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 漏電遮断器 |
JP2012125053A (ja) | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Panasonic Corp | 漏電検出遮断器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022012470A (ja) | 2022-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7068481B2 (en) | Protection device with lockout test | |
US7538993B2 (en) | Receptacle circuit interrupting devices providing an end of life test controlled by test button | |
US8462471B2 (en) | Circuit interrupting device with high voltage surge protection | |
US20050089079A1 (en) | Test apparatus for power circuits of an electrical distribution device | |
CA2397877A1 (en) | Gfci with reverse line/load wiring prevention | |
US7535371B2 (en) | Ground fault circuit interrupter with end-of-life protection | |
US8482423B2 (en) | Ground terminal block fault indicator | |
JP5319949B2 (ja) | 配線器具 | |
JP7511404B2 (ja) | 漏電遮断器 | |
US7586719B2 (en) | GFCI failure indicator | |
JP2009145083A (ja) | 電路接続部の接続不良検出回路 | |
JP5006123B2 (ja) | 端子の接続不良検出回路及び回路遮断器 | |
US7672097B1 (en) | Electrical device with circuit status indicator | |
JP4205478B2 (ja) | 電源コンセント | |
KR200196838Y1 (ko) | 누전차단기 | |
JP2009016046A (ja) | コンセント装置 | |
JP4562160B2 (ja) | 感震装置 | |
JP4620240B2 (ja) | 漏電警報機能付き配線用遮断器 | |
CN111812553A (zh) | 交流输入线的检测电路及具有其的插座 | |
CN101595617A (zh) | 用于数据线路过压保护的设备 | |
KR20090050361A (ko) | 테스트 회로를 이용한 누전차단기의 전원역접속회로 | |
JP4497530B2 (ja) | 漏電ブレーカ付き電源コンセント | |
JP2002350177A (ja) | ディジタルマルチメータ | |
JP4466952B2 (ja) | 電源コンセント | |
JP2023099908A (ja) | プリント基板の製造方法、及びプリント基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240418 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240625 |