JP2009014069A - シリンダ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】エアシリンダに制御用の電磁弁や回路基板等を合理的かつコンパクトに取り付けることにより、エアシリンダ装置の小形化を実現する。
【解決手段】エアシリンダ1の軸線L方向の一端に配設されたアダプタプレート6の装置取付面6bに、電磁弁30と、該電磁弁30を制御するための制御回路が搭載された回路基板31と、これらの電磁弁30及び回路基板31を覆うカバー32とを、上記装置取付面6bの面域内に収まるように設置し、上記電磁弁30の出力ポートA,Bと上記エアシリンダ1の圧力室18,19とを、上記アダプタプレート6に設けたエア通孔20,21を介して連通させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧力エアにより駆動されるエアシリンダに、該エアシリンダを制御するための電磁弁や回路基板等を一体に組み付けてなるエアシリンダ装置に関するものである。
圧力エアにより駆動されるエアシリンダに、該エアシリンダを制御するための電磁弁や回路基板等を一体に組み付けてなるエアシリンダ装置は、例えば特許文献1や特許文献2等に開示されているように従来より公知である。これらのエアシリンダ装置は、例えば、自動車部品等にスポット溶接を施すための溶接ガンや、製品の自動組み立てラインにおいて部品のクランプや搬送あるいは選別等を行うためのアクチュエータなどとして使用されるもので、小形且つ軽量であると共に、エア配管や、駆動電力及び制御信号を伝送するための伝送線等が、作業の邪魔にならないように配置されていることが要求される。
ところが、上記従来のエアシリンダ装置は、電磁弁がエアシリンダの側面に取り付けられると共に、該電磁弁とエアシリンダ内部の圧力室とを結ぶエア配管が該エアシリンダの外部を通るように配設されているため、エアシリンダ装置の用途によっては上記電磁弁やエア配管等が作業の障害になることがあり、また、エアシリンダ装置をより小形化する必要がある場合にこれらの電磁弁やエア配管等がその障害となるケースもあった。
特開2002−224846号公報 特開2005−282796号公報
本発明の目的は、エアシリンダに制御用の電磁弁や回路基板等を合理的かつコンパクトに組み付けることにより、エアシリンダ装置の一層の小形化を可能にすると共に、上記電磁弁や回路基板あるいはエア配管等が作業の障害にならないようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るエアシリンダ装置は、シリンダハウジングの内部に、圧力エアの作用により動作するピストンと、該ピストンに圧力エアを作用させるための圧力室とを有するエアシリンダ、及び、上記シリンダハウジングに取り付けられて該エアシリンダを制御する制御装置を有し、上記制御装置は、上記シリンダハウジングの軸線方向の一端に位置するアダプタプレートの上記軸線方向を向く装置取付面に、上記圧力室に対して圧力エアを給排する電磁弁と、該電磁弁を制御するための制御回路が搭載された回路基板と、これらの電磁弁及び回路基板を覆うカバーとを取り付けることにより構成され、上記電磁弁の出力ポートと上記圧力室とが、上記アダプタプレートに設けられたエア通孔を介して相互に連通し、上記回路基板は、上記カバーの内部に取り付けられて上記電磁弁に隣接する位置を占め、上記カバーは、上記アダプタプレートに該回路基板と一緒に着脱自在なるように取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明において好ましくは、上記シリンダハウジングとアダプタプレート及びカバーの外周形状が、何れも矩形をしていて、アダプタプレートの矩形の大きさがシリンダハウジングの矩形の大きさの同等以下であり、かつ、このアダプタプレートにおける装置取付面の面域内に上記電磁弁と回路基板とカバーとが取り付けられていることである。
また、本発明においては、上記アダプタプレートが、上記ピストンが摺動するシリンダ孔の一端を塞ぐエンドプレートを兼ねていて、該アダプタプレートと上記ピストンとの間に上記圧力室が区画形成されていても良い。
あるいは、上記カバーが透明で、該カバー全体を通じて上記電磁弁及び回路基板が外部から透視可能であっても構わない。
更に、本発明においては、上記シリンダハウジング及びアダプタプレートの側面には、上記カバーの内部まで延びるセンサ取付溝が形成され、該センサ取付溝に、ピストンの動作位置を検出する位置センサが取り付けられ、該位置センサからのリード線が上記センサ取付溝を通じてカバーの内部に導入されると共に上記回路基板に接続されていることが好ましい。
あるいは、上記エアシリンダが複動形エアシリンダであって、上記ピストンの両側に2つの圧力室を有し、また、上記電磁弁が1つの5ポート電磁弁であって、2つの出力ポートを有し、これらの出力ポートが、上記アダプタプレートに設けられた2つのエア通孔を通じて上記2つの圧力室に個別に連通していても良い。
本発明によれば、エアシリンダの軸線方向の一端に電磁弁と回路基板とをアダプタプレートを介して取り付けると共に、上記電磁弁と圧力室とをこのアダプタプレートに設けたエア通孔を通じて連通させ、更に、これらの電磁弁と回路基板とをカバーで覆った構成としたことにより、従来品のように電磁弁やエア配管等をエアシリンダの側面にむき出し状態で取り付けたものに比べ、上記電磁弁や回路基板あるいはエア配管等をエアシリンダの径内に合理的に配置することができ、その結果、エアシリンダ装置をより小形化することが可能になるだけでなく、上記電磁弁や回路基板あるいはエア配管等がエアシリンダの側面方向に張り出して作業の邪魔にならないようにすることができる。
図1〜図5には本発明に係るエアシリンダ装置の一実施形態が示されている。このエアシリンダ装置は、圧力エアで駆動されるエアシリンダ1の軸線L方向の一端に、該エアシリンダ1を制御するための制御装置2を取り付けたものである。
上記エアシリンダ1は、外周形状が矩形である中空のシリンダハウジング3を有し、図2から分かるように、このシリンダハウジング3の内部の円形のシリンダ孔4内に、ピストン5がシリンダ孔4の軸線L方向に摺動自在に収容されている。上記シリンダ孔4の両端は、それぞれエンドプレート6,7によって塞がれている。また、上記ピストン5の一側には、上記軸線Lに沿って延びるピストンロッド8の基端部が連結され、このピストンロッド8の先端部は、ロッド側のエンドプレート7を気密に貫通してシリンダハウジング3の外部に延出している。
図中10は、上記ピストン5の外周に取り付けられて該ピストン5の外周とシリンダ孔4の内周との間をシールするシール部材、11は、上記ロッド側のエンドプレート7に取り付けられて該エンドプレート7の内周と上記ピストンロッド8の外周との間をシールするリップ形のシール部材である。
上記2つのエンドプレート6,7のうち、ロッド側のエンドプレート7は、円盤形をしていて、上記シリンダ孔4の内部に、シール部材12を介して該シリンダ孔4から外部に突出しないように嵌め込まれ、C字形のリング13で固定されている。
これに対してヘッド側のエンドプレート6は、上記シリンダハウジング3と同じ矩形の外周形状を有するもので、その矩形の大きさは、該シリンダハウジング3とほぼ同じかそれより僅かに小さい程度である。このエンドプレート6のシリンダハウジング3側を向く内側面には、短円柱状の嵌合部6aが形成されていて、この嵌合部6aを上記シリンダ孔4の端部にシール部材14を介して嵌合させることにより、該シリンダ孔4の端部が気密に閉塞されている。このエンドプレート6は、図5に示すように、4つのねじ15で上記シリンダハウジング3の端面に着脱可能に取り付けられている。
上記ピストン5とヘッド側のエンドプレート6との間には、ヘッド側圧力室18が形成され、ピストン5とロッド側のエンドプレート7との間には、ロッド側圧力室19が形成され、これらの圧力室18,19にそれぞれエア通孔20,21を通じて圧力エアを交互に給排することにより、上記ピストン5がピストンロッド8と共に軸線L方向に往復動するようになっている。従って、上記エアシリンダ1は、ピストン5の両側に圧力室18,19を有する複動形のシリンダである。
上記2つのエア通孔20,21のうち、ヘッド側圧力室18に連通する第1のエア通孔20は、上記ヘッド側のエンドプレート6を貫通して該エンドプレート6の装置取付面6bに開口している。また、ロッド側圧力室19に連通する第2のエア通孔21は、上記シリンダハウジング3の内部を軸線L方向に延びると共に、ヘッド側のエンドプレート6を貫通し、上記装置取付面6bの上記第1のエア通孔20が開口する位置とは別の位置に開口している。
上記ピストン5の動作位置は、上記シリンダハウジング3に取り付けられた位置センサ24a,24bで検出されるようになっている。この位置検出のため、上記ピストン5には、環状の永久磁石25が該ピストン5の外周を取り巻くように取り付けられており、これに対して上記シリンダハウジング3とヘッド側のエンドプレート6には、その上面を除く3つの面に、軸線L方向に延びるセンサ取付溝26がそれぞれ2つずつ形成され、何れか1つの面にある2つのセンサ取付溝26,26に、オートスイッチなどからなる磁気感応式の上記位置センサ24a,24bが1つずつ取り付けられている。2つの位置センサのうち一方の位置センサ24aは、上記ヘッド側のエンドプレート6に近い位置に配設されていて、ピストン5の後退ストローク端での位置を検出するものであり、また、他方の位置センサ24bは、上記ロッド側のエンドプレート7に近い位置に配設されていて、ピストン5の前進ストローク端での位置を検出するものである。
上記2つの位置センサ24a,24bからのリード線24cは、上記センサ取付溝26内を通り、エンドプレート6を通り過ぎて制御装置2に達したあと、該制御装置2の回路基板31に端子45を介して電気接続されている。
上記ヘッド側のエンドプレート6は、上記制御装置2をエアシリンダ1に取り付けるためのアダプタプレートを兼ねるものである。このため、このエンドプレート6の軸線L方向を向く外側端面が上記装置取付面6bとなっていて、この装置取付面6bに上記制御装置2を構成する各種機器が取り付けられている。従って、本実施形態に関する以下の説明において、「アダプタプレート6」と呼ばれているものは上記「エンドプレート6」と同じ部材である。
上記制御装置2は、上記アダプタプレート6に、上記圧力室18,19に対して圧力エアを給排する電磁弁30と、該電磁弁30を制御するための制御回路が搭載された上記回路基板31と、これらの電磁弁30及び回路基板31を覆うカバー32とを搭載することにより構成されている。
上記電磁弁30は、パイロット式の5ポート電磁弁であって、図4に示すように、スプール35で流路を切り換えるように構成された主弁部34と、上記スプール35を駆動するための電磁操作式のパイロット弁部36とからなっていて、該パイロット弁部36は、上記主弁部34の下面に取り付けられている。
上記主弁部34は、5ポート式の切換弁構造を有するもので、バルブハウジング38の上面に開口する供給ポートPと、該上面においてこの供給ポートPの両側に開口する第1及び第2の2つの排出ポートEA,EBと、上記バルブハウジング38の第1側面38aに開口する第1及び第2の2つの出力ポートA,Bと、これらの各ポートが連通する弁孔39と、該弁孔39内に収容された上記スプール35とを有している。該スプール35の両端には、受圧面積の異なるスプールピストン部35a,35bが形成されていて、受圧面積の大きい第1スプールピストン部35aは、上記スプール35とは別に形成されたピストン部材によって形成され、受圧面積の小さい第2スプールピストン部35bは、上記スプール35と一体に形成されている。
そして、上記第2スプールピストン部35bの受圧室35dに、供給ポートPから分岐するパイロット通孔を通じてパイロットエアを常時供給した状態で、上記パイロット弁部36をオン・オフさせて第1スプールピストン部35aの受圧室35cに対してパイロットエアを給排することにより、上記スプール35を駆動して上記ポート間の流路の接続状態を切り換えるものである。
上記パイロット弁部36は、3ポート弁からなるもので、励磁コイル36aへの通電により発生する電磁力で可動鉄心36bを動作させ、この可動鉄心36bで弁部材36cを操作してパイロットオリフィスを開閉することにより、パイロットエアを上記第1スプールピストン部35aの受圧室35cに対して給排するように構成されており、上記励磁コイルに通じる複数のコイル端子36d(図3及び図5参照)が、電磁弁30の上記出力ポートA,Bが開口する第1側面38aと反対側の第2側面38bから突出している。
従って、上記電磁弁3は、1つのパイロット弁部36を有するシングルパイロット式の5ポート電磁弁であるが、このような電磁弁の基本的な構成及び作用については、公知のものと同じであるので、それらについてのこれ以上の説明は省略し、本実施形態に特に関係が深い構成に関して以下に説明するものとする。
上記電磁弁30は、上記供給ポートPと排出ポートEA,EBとを上に向けると共に、バルブハウジング38の上記2つの出力ポートA,Bが開口する第1側面38aを上記アダプタプレート6の装置取付面6bに当接させた状態にして配設され、4つのねじ40で該装置取付面6bに着脱可能に取り付けられている。このとき、該電磁弁30は、上記装置取付面6bの面域内に完全に収まった状態に位置し、アダプタプレート6から側方にはみ出さないようになっている。また、上記2つの出力ポートA,Bのうち第1出力ポートAは、シール部材を介して上記第1のエア通孔20に連通し、第2出力ポートBは、シール部材を介して上記第2のエア通孔21に連通する。
従って、上記電磁弁30のスプール35が一方の切換位置に駆動されることによって第1出力ポートAから圧力エアが出力されると、この圧力エアは、上記第1のエア通孔20を通じてエアシリンダ1のヘッド側圧力室18に供給され、ピストン5及びピストンロッド8を図2の位置から前進させる。このとき、上記電磁弁30の他方の第2出力ポートBは第2排出ポートEBに連通しているため、エアシリンダ1のロッド側圧力室19内のエアは、上記第2のエア通孔21から上記第2出力ポートB及び第2排出ポートEBを通じて外部に排出される。
上記スプール35が反対側の切換位置に駆動されると、2つの圧力室18,19に対する圧力エアの給排の関係が上述した場合とは逆になり、ピストン5及びピストンロッド8は後退する。
上記電磁弁30の供給ポートPには、簡易接続式の管継手42が取り付けられ、2つの排出ポートEA,EBには、スピードコントローラ付きのサイレンサ43が取り付けられていて、これらの管継手42及びサイレンサ43は、上記装置取付面6bの面域からアダプタプレート6の側方に突出している。
上記管継手42は、その配管接続口にエアチューブ44を単に差し込むだけでこのエアチューブ44を抜止状態に接続できるものであるが、その構成自体は既に公知であって、ここでは公知のものがそのまま使用されている。
また、上記サイレンサ43は、排出ポートEA,EBからの排気流量を制限する絞り弁と排出ポートへのエアの逆流を防止する逆止弁とからなる上記スピードコントローラに、多孔質素材からなる吸音材を組み合わせて構成したもので、これも公知の構成を有するものである。
上記回路基板31に搭載された制御回路は、シリアル信号によって電磁弁30を駆動制御するシリアル回路であって、上記回路基板31上に、駆動電圧伝送用及びシリアル信号伝送用の印刷配線が施されると共に、上記電磁弁30の制御に必要な各種電子部品、例えば、シリアル配線46を通じて送られて来るシリアル信号の中から上記電磁弁30の動作信号を抽出する信号抽出器や、上記位置センサ24a,24bからの検出信号をシリアル信号に変換する信号変換器などの電子部品47a、あるいは、電磁弁30(従ってエアシリンダ1)の動作内容を設定するための電子部品(ディップスイッチ)47b等を搭載することにより、この制御回路が構成されている。
上記回路基板31は、上記カバー32の内部にエアシリンダ1の軸線Lと直交する向きに配設され、該カバー32に形成された基板取付部32cにねじ40で着脱自在に取り付けられており、該カバー32を上記アダプタプレート6に取り付けると、この回路基板31が、上記電磁弁30に隣接する位置に該電磁弁30の第2側面38b全体を覆うように配設される。このとき、上記第2側面38bに突出するコイル端子35dが、該回路基板31のプリント配線に通じる回路端子31aにプラグイン式に電気接続されるようになっている。
上記カバー32は、透明な合成樹脂によって四角い箱形に形成されたもので、4つの平坦な側面32aと、これらの側面32aの一端を塞ぐ1つの平坦な端面32bとを有するものである。即ち、このカバー32は、上記シリンダハウジング3及びアダプタプレート6と同じ矩形の外周形状を有していて、その矩形の大きさは、上記アダプタプレート6と実質的に同じである。従って、このカバー32を上記アダプタプレート6にねじ51で取り付けると、上記シリンダハウジング3とアダプタプレート6と該カバー32とが、外周面に殆ど段差を生じることなく滑らかに連なった状態となる。また、上記カバー32を透して上記電磁弁30及び回路基板31が全体的に透視可能である。
上記ねじ51を取り外すと、上記カバー32が回路基板31と一緒にアダプタプレート6から取り外される。
しかし、上記カバー32の矩形の大きさは、上記アダプタプレート6より小さくても良い。この場合でも、上記電磁弁30と回路基板31とカバー32とは、エアシリンダ1の一端面に該エアシリンダ1の側面方向にはみ出すことなく整然とかつコンパクトに取り付けられることになる。
上記カバー32の1つの側面32aである上面には、上記電磁弁30の供給ポートPと2つの排出ポートEA,EBとに対応する位置に、3つの配管接続孔52a,52b,52bが設けられ、これらの配管接続孔から上記管継手42とサイレンサ43とが外部に延出している。従って、該カバー32をアダプタプレート6から取り外す際には、これらの管継手42とサイレンサ43とを電磁弁30から取り外しておく必要がある。
また、上記カバー32の上面の別の位置には、配線接続孔53が設けられていて、この配線接続孔53から上記シリアル配線46がカバー32内に導入され、このシリアル配線46が上記回路基板31の配線ガイド50を通じて該回路基板31の印刷配線に接続されている。図示した実施形態においては、このシリアル配線46が上記回路基板31に直接はんだ付けされているが、上記配線接続孔53の位置に回路基板31に通じる雄コネクタを設け、上記シリアル配線46の先端に取り付けた雌コネクタをこの雄コネクタに接続するように構成することもできる。
更に、上記カバー32の別の側面32aには、上記ディップスイッチ47bを操作するための窓孔48も設けられている。
上記シリンダ装置を所定の設置場所に取り付けるため、上記シリンダハウジング3の下面には、2つのブラケット54が取り付けられている。このブラケット54は、シリンダハウジング3にねじ55で固定する固定部54aと、所定の設置場所にボルト等で固定するための座部54bとを有するものである。
上記エアシリンダ装置はこのように構成されていて、エアシリンダ1の軸線L方向の一端に位置するアダプタプレート6の装置取付面6bに、電磁弁30と回路基板31とを取り付けると共に、上記電磁弁30と圧力室18,19とをこのアダプタプレート6に設けたエア通孔20,21を通じて相互に連通し、更に、これらの電磁弁30と回路基板31とをカバー32で覆っているため、従来品のように電磁弁やエア配管等をエアシリンダの側面にむき出し状態で取り付けたものに比べ、上記電磁弁30や回路基板31あるいはエア通孔20,21等をエアシリンダ1の径内に合理的に配置することができ、その結果、エアシリンダ装置をより小形化することが可能になるだけでなく、上記電磁弁30や回路基板31あるいはエア通孔20,21等がエアシリンダ1の側面方向に張り出して作業の邪魔にならないようにすることができる。
上記実施形態においては、エアシリンダ1のエンドプレート(従ってアダプタプレート)6が、シリンダハウジング3とは別体に形成されて該シリンダハウジング3に取り付けられているが、このエンドプレート6はシリンダハウジング3と一体に形成されていても良い。
あるいは、上記エンドプレート6をシリンダハウジング3と一体に形成する場合でも別体に形成する場合でも、このエンドプレートに上記アダプタプレートを兼用させることなく、これらのエンドプレートとアダプタプレートとを別々に形成し、エンドプレートの端面にアダプタプレートを取り付けるようにすることも可能である。
また、上記実施形態においては、上記電磁弁30が、1つのパイロット弁部36を有するシングルパイロット式の5ポート電磁弁であるが、2つのパイロット弁部を有するダブルパイロット式の5ポート電磁弁を使用することもできる。このダブルパイロット式の電磁弁においては、2つのパイロット弁部により、上記スプールの両端のスプールピストン部の受圧室に対してパイロットエアが交互に給排される。この場合、該スプールの両端のスプールピストン部の受圧面積は等しくても良い。
あるいは、上記電磁弁30として、1つの5ポート弁を使用する代わりに、3ポート弁を2つ使用することも可能である。
更に、上記実施形態では、上記エアシリンダ1が複動形のエアシリンダであるが、単動形のエアシリンダであっても構わない。このように単動形のエアシリンダを使用する場合には、ピストン5の片側だけに圧力室が形成され、反対側には復帰用ばねが配設される。例えば、図2において、ピストン5とヘッド側のエンドプレート6との間に圧力室18が形成され、ピストン5とロッド側のエンドプレート7との間には上記復帰用ばねが配設されるが、その逆であっても構わない。また、上記電磁弁30としては3ポート弁が使用される。
本発明に係るエアシリンダ装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1の断面図である。 図1のカバーを破断して示す側面図である。 図2のIV−IV線での断面図である。 図1の分解斜視図である。
符号の説明
L 軸線
A,B 出力ポート
1 エアシリンダ
2 制御装置
3 シリンダハウジング
4 シリンダ孔
5 ピストン
6 アダプタプレート
6b 装置取付面
18,19 圧力室
20,21 エア通孔
24a,24b 位置センサ
24c リード線
26 センサ取付溝
30 電磁弁
31 回路基板
32 カバー

Claims (6)

  1. シリンダハウジングの内部に、圧力エアの作用により動作するピストンと、該ピストンに圧力エアを作用させるための圧力室とを有するエアシリンダ、及び、上記シリンダハウジングに取り付けられて該エアシリンダを制御する制御装置、を有し、
    上記制御装置は、上記シリンダハウジングの軸線方向の一端に位置するアダプタプレートの上記軸線方向を向く装置取付面に、上記圧力室に対して圧力エアを給排する電磁弁と、該電磁弁を制御するための制御回路が搭載された回路基板と、これらの電磁弁及び回路基板を覆うカバーとを取り付けることにより構成され、上記電磁弁の出力ポートと上記圧力室とが、上記アダプタプレートに設けられたエア通孔を介して相互に連通し、上記回路基板は、上記カバーの内部に取り付けられて上記電磁弁に隣接する位置を占め、上記カバーは、上記アダプタプレートに該回路基板と一緒に着脱自在なるように取り付けられていることを特徴とするエアシリンダ装置。
  2. 上記シリンダハウジングとアダプタプレート及びカバーの外周形状が、何れも矩形をしていて、アダプタプレートの矩形の大きさがシリンダハウジングの矩形の大きさの同等以下であり、かつ、このアダプタプレートにおける装置取付面の面域内に上記電磁弁と回路基板とカバーとが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアシリンダ装置。
  3. 上記アダプタプレートが、上記ピストンが摺動するシリンダ孔の一端を塞ぐエンドプレートを兼ねていて、該アダプタプレートと上記ピストンとの間に上記圧力室が区画形成されていることを特徴とする先行する何れかの請求項に記載のエアシリンダ装置。
  4. 上記カバーが透明であって、該カバー全体を通じて上記電磁弁及び回路基板が外部から透視可能であることを特徴とする先行する何れかの請求項に記載のエアシリンダ装置。
  5. 上記シリンダハウジング及びアダプタプレートの側面には、上記カバーの内部まで延びるセンサ取付溝が形成され、該センサ取付溝に、ピストンの動作位置を検出する位置センサが取り付けられ、該位置センサからのリード線が上記センサ取付溝を通じてカバーの内部に導入されると共に上記回路基板に接続されていることを特徴とする先行する何れかの請求項に記載のエアシリンダ装置。
  6. 上記エアシリンダが複動形エアシリンダであって、上記ピストンの両側に2つの圧力室を有し、また、上記電磁弁が1つの5ポート電磁弁であって、2つの出力ポートを有し、これらの出力ポートが、上記アダプタプレートに設けられた2つのエア通孔を通じて上記2つの圧力室に個別に連通していることを特徴とする先行する何れかの請求項に記載のエアシリンダ装置。
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