JP2009013665A - ウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータ - Google Patents
ウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータ Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ケーブルの方向を変換するケーブルガイド16と、ケーブルを駆動する駆動装置15と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレート17とからなるウインドレギュレータ用の駆動装置ユニット10。駆動装置15は、ガイドプレート17に沿ってスライド可能である。
【選択図】図1
Description
前記駆動装置がガイドプレートと着脱可能な場合(請求項5)、駆動装置以外の部品を組み付けた後、駆動装置をガイドプレートから外し、ケーブルの張力を調整するようにして駆動装置を動かし、固定してもよい。この場合もその操作が煩雑にならず、容易である。
ドラムハウジング20には、図3a、図3bに示すように、ドラムを収容する収容部21と、ドアパネルにネジ(図示せず)でもって取り付けられる三角形状に配置された3つの取付孔22と、モータユニット12とボルト23でもって連結される三角形状に配置された3つの連結孔24と、ガイドプレート17と連結する摺動部25とを備えている。また、後述するが、ウインドレギュレータの他の部品である独立したプーリと着脱自在に連結するプーリ連結部26を備えている。また、符号27は、プレート連結部であり、後述するようにガイドプレート17とは異なる形態のガイドプレートを取り付けるときに使用する部位であり、この駆動装置ユニット10では使用しない部位である。
これらドラムユニット11のドラム19、ドラムハウジング20はポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)、ナイロン(PA)等の合成樹脂によって形成される。しかし、溶融亜鉛メッキ鋼板(SGCC)、アルミニウム(Al)、亜鉛ダイカスト(ZnDC)等の金属製であっても構わない。
しかし、ガイドプレート17は、湾曲した連結部62を有しており、ドラムハウジング20は、プーリ基板38までスライドしないため、止め部64を設けなくてもよい。
このウインドレギュレータ70では、右上プーリ71a、右下プーリ71b、左下のケーブルスライダ71cおよび左上プーリ16が四角形状に配置されており、ケーブルCが、右上プーリ71aと右下プーリ71b、左上プーリ16とケーブルスライダ71c、右上プーリ71aとケーブルスライダ71c、そして、左上プーリ16と右下プーリ71bをそれぞれ連結するように8字状に配索されている。また、ガラスを保持する後ろのキャリアプレート72aが右の上下のプーリ71a、71bの間のケーブルに、そして、前のキャリアプレート72bが左上プーリ16とケーブルスライダ71cの間のケーブルにそれぞれ取り付けられている。さらに、右上プーリ71aとケーブルスライダ71cとの間に駆動装置15が連結されている。そして、左上プーリ16と、駆動装置15と、そのプーリ16と駆動装置15とを連結するガイドプレート17とが前述した駆動装置ユニット10を構成している。ケーブルスライダ71cは、従来公知のものである。このような4隅にケーブルガイドを備えたウインドレギュレータ70は、フロントドアの窓ガラスに用いられる。
この右上あるいは右下プーリと駆動装置15と連結させることにより、搬送時あるいはインナーパネルに取り付け時、ケーブルが絡まりにくい。また、取付時に対角線に延びているクロスした2本のケーブルの重なる順番(例えば、左上、右下プーリを結ぶケーブルが、右上プーリ、ケーブルスライダを結ぶケーブルの上になるようにする)でセットしておくことができる。
ウインドレギュレータ70bは、駆動装置15と、上のケーブルガイド(プーリ)74aと、下のケーブルガイド(ケーブルスライダ)74bと、それらによって閉ループ状に連結されるインナーケーブルCと、上下ケーブルガイドの間のインナーケーブルに取り付けられたキャリアプレート75と、駆動装置15と上のプーリ74aとを連結するガイドプレート76とからなる。そして、このウインドレギュレータにおいて、駆動装置15、プーリ74aおよびガイドプレート76が駆動装置ユニット10bを構成する。
プーリ74aは、図1のプーリ16と実質的に同じものであり、プーリ本体、プーリシャフト、プーリ基板およびプーリカバーを有している。
ガイドプレート76は、棒状体であり、一方の端部がプーリ74aのプーリ基板と一体成形によって連結されており、他方の端部が駆動装置連結部77となっている。駆動装置連結部77は、プレート連結部を挿入する挿入スリット78と、プレート連結部を嵌合する嵌合スリット79とからなり、挿入スリット78と嵌合スリット79とは、止め部77aを介して連通している(図7b参照)。
このように構成されているため、駆動装置ユニット10bは、駆動装置のプレート連結部27とガイドプレートの駆動装置連結部77とを連結させることによって組み立てられる。また、駆動装置15はガイドプレート76に沿って移動しない。しかし、ガイドプレート76は、図1のガイドプレート17より剛性が下げてあり、駆動装置15の重みによって、撓むように構成されている。
図8に示す駆動装置ユニット80は、ガイドプレート81が可撓性を有する材料から構成されている。つまり、駆動装置ユニットのプーリ16をインナーパネルに固定して駆動装置15を仮置きし、駆動装置以外のウインドレギュレータの部品をドアパネルに取り付け、ガイドプレート81を撓ませながら駆動装置15をプーリ16に対して回動させることによって、ケーブル経路を変更させ、ケーブルの張力調整を行うものである(図8b参照)。
また、このように駆動装置15がプーリ16に対して回動する他の形態として、インナーパネルに取り付けられたプーリ16自身が回転し、駆動装置15がプーリ16に対して回動するようにしてもよい。
この場合も、搬送時においては、駆動装置15、プーリ16、ガイドプレート17を連結させることにより、個々の部品の管理が煩雑にならない。また、プーリ16を固定して駆動装置15をパネルに一時的に仮置きし、さらに、その後、プーリ16とガイドプレート17、あるいは、ガイドプレート17と駆動装置15とを取り外し、駆動装置15を所定の場所に移動させることができる。つまり、この場合もウインドレギュレータの部品をパネルに取り付ける作業が煩雑にならず、部品を取り付けた後、ケーブル経路を長くすることにより、ケーブル張力を調整することができる。
10、10b 駆動装置ユニット
11 ドラムユニット
12 モータユニット
15 駆動装置
16 プーリ
17 ガイドプレート
17a ガイドプレートの上面
17b ガイドプレートの下面
18a ケーブル溝
18b 中心孔
19 ドラム
20 ドラムハウジング
21 収容部
22 取付孔
23 ボルト
24 連結孔
25 摺動部
26 プーリ連結部
27 プレート連結部
28 上支持部
29 下支持部
30 モータハウジング
31 駆動軸
36 プーリ本体
37 プーリシャフト
38 プーリ基板
39 プーリカバー
41 プーリ中心孔
42 ケーブル溝
43 段部
45 シャフト本体
45a シャフト本体の上面
45b 凹部
46 雄ねじ
47 下部
48 中部
49 上部
51 中心孔
52 取付部
53 凹部
54 係合部
55 カバー部
56 脚部
57 引掛部
58 押さえ部
61 スライド部
62 連結部
63a、63b 突出部
64 止め部
70、70b ウインドレギュレータ
71a 右上プーリ
71b 右下プーリ
71c 左下スライダ
72a 後ろのキャリアプレート
72b 前のキャリアプレート
73 連結突起
74a、74b ケーブルガイド
75 キャリアプレート
76 ガイドプレート
77 駆動装置連結部
77a 止め部
78 挿入スリット
79 嵌合スリット
80 駆動装置ユニット
81 ガイドプレート
Claims (9)
- ケーブルの方向を変換するケーブルガイドと、ケーブルを駆動する駆動装置と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレートとからなり、ドアのパネルに固定されるウインドレギュレータ用の駆動装置ユニット。
- 前記駆動装置が、ケーブルガイドに対して移動可能な請求項1記載の駆動装置ユニット。
- 前記駆動装置が、ガイドプレートに沿ってスライド可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
- 前記駆動装置が、前記ケーブルガイドに対して回動可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
- 前記駆動装置が、前記ケーブルガイドあるいはガイドプレートと着脱可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
- 前記駆動装置が、側面にケーブル溝が形成されたドラムおよびそのドラムを覆うドラムハウジングを備えたドラムユニットと、前記ドラムを駆動するモータおよびそのモータを覆うモータハウジングを備え、前記ドラムユニットと連結されたモータユニットとからなり、
前記ガイドプレートが駆動装置のドラムハウジングに連結されている請求項1記載の駆動装置ユニット。 - 上下に配置されるケーブルガイドと、
その上下のケーブルガイドを用いて閉ループ状に配索されるケーブルと、
そのケーブルに取り付けられガラスを保持するキャリアプレートと、
前記ケーブルに取り付けられ、そのケーブルを駆動する駆動装置と、
前記ケーブルガイドの1つと駆動装置とを連結するガイドプレートとを有している、ウインドレギュレータ。 - 前記ケーブルガイドが、四角形状に4つ配置され、
前記ケーブルが、上下のケーブルガイドを直接連結するように横8字状に配索され、
前記キャリアプレートが、上下のケーブルガイドを結ぶケーブルに取り付けられ、
前記駆動装置が、一方の対角にあるケーブルガイドを結ぶケーブルに連結され前記駆動装置が、他方の対角にあるケーブルガイドの一つとガイドプレートを介して連結されている、
請求項7記載のウインドレギュレータ。 - 前記キャリアプレートをガイドする部材を備えていない請求項7記載のウインドレギュレータ。
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JP2002138751A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Shiroki Corp | ワイヤ式ウインドレギュレータアッセンブリ |
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