JP2009013665A - ウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】駆動装置とケーブルガイドの一つとを連結することによって、ウインドレギュレータ全体としての搬送が容易であり、ドアパネルの組み立てが容易であるウインドレギュレータ用駆動装置を提供する。
【解決手段】ケーブルの方向を変換するケーブルガイド16と、ケーブルを駆動する駆動装置15と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレート17とからなるウインドレギュレータ用の駆動装置ユニット10。駆動装置15は、ガイドプレート17に沿ってスライド可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータに関する。
国際公開公報WO2002/075090号
自動車の窓ガラスを上下に駆動する装置として、ケーブルガイドによって閉ループ状に配索されたケーブルと、そのケーブルに取り付けられ、窓ガラスを保持するキャリアプレートと、ケーブルを駆動する駆動装置とからなるケーブル式ウインドレギュレータが知られている。
特許文献1の図2のケーブル式のウインドレギュレータは、4隅に設けられたケーブルガイドと、その上下のケーブルガイドを直接連結するように横8字状に配索されるインナーケーブルと、そのインナーケーブルに取り付けられガラスを保持するキャリアプレートと、上下端にケーブルガイドが設けられており、前記キャリアプレートをガイドするガイドレールと、インナーケーブルを駆動する駆動装置とからなる。このようなウインドレギュレータは、軽量で、かつ、低コストで製造することができるという利点がある。
しかし、近年、ウインドレギュレータのさらなる軽量化、低コスト化が求められており、ガイドレールを除いたウインドレギュレータが求められている。この場合、ウインドレギュレータを組み立てるのに、4隅のケーブルガイドをドアのインナーパネルに取り付けることから始める。しかし、駆動装置は、これらのケーブルガイドとケーブルのみによって連結されており、実質的にはバラバラであり、さらにケーブルが絡みやすい。そのため、このウインドレギュレータの部品のドアのパネルへの取り付けが煩雑になっていた。
本発明は、上述の問題を鑑みて創作されたものであり、ウインドレギュレータ全体としての搬送が容易であり、ドアのパネルへの組み立てが容易であるウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットおよびそれを用いたウインドレギュレータを提供することを目的としている。
本発明のウインドレギュレータ用の駆動装置ユニットは、ケーブルの方向を変換するケーブルガイドと、ケーブルを駆動する駆動装置と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレートとからなり、ドアのパネルに固定されることを特徴としている(請求項1)。ここでドアのパネルとは、ドアのインナーパネル、ドアのアウターパネル等、ウインドレギュレータの固定先をいう。
このような駆動装置ユニットであって、前記駆動装置がケーブルガイドに対して移動可能なものが好ましい(請求項2)。そして、このような駆動装置の移動手段として、前記駆動装置が、ガイドプレートに沿ってスライド可能なもの(請求項3)、ケーブルガイドに対して回動可能なもの(請求項4)、前記ケーブルガイドあるいはガイドプレートに対して着脱可能なもの(請求項5)が挙げられる。
本発明の駆動装置ユニットであって、前記駆動装置が、側面にケーブル溝が形成されたドラムおよびそのドラムを覆うドラムハウジングを備えたドラムユニットと、前記ドラムを駆動するモータおよびそのモータを覆うモータハウジングを備え、前記ドラムユニットと連結されたモータユニットとからなり、前記ガイドプレートがドラムハウジングあるいはモータハウジングに連結されているものが好ましい(請求項6)。
本発明のウインドレギュレータは、上下に配置されるケーブルガイドと、その上下のケーブルガイドを用いて閉ループ状に配索されるケーブルと、そのケーブルに取り付けられガラスを保持するキャリアプレートと、前記ケーブルに取り付けられ、そのケーブルを駆動する駆動装置とからなり、前記ケーブルガイドの1つと駆動装置とを連結するガイドプレートを有していることを特徴としている(請求項7)。
このようなウインドレギュレータのケーブルガイドが四角形状に4つ配置され、前記ケーブルが上下のケーブルガイドを直接連結するように横8字状に配索され、前記キャリアプレートが上下のケーブルガイドを結ぶケーブルに取り付けられ、前記駆動装置が一方の対角にあるケーブルガイドを結ぶケーブルに連結され、前記駆動装置が他方の対角にあるケーブルガイドの一つとガイドプレートを介して連結されているものが好ましい(請求項8)。
また、前記キャリアプレートをガイドする部材、たとえば、ガイドレールを備えていないものが好ましい(請求項9)。
本発明のウインドレギュレータ用の駆動装置ユニット(請求項1)は、ドアのパネルに固定されるものであって、ケーブルの方向を変換するケーブルガイドと、ケーブルを駆動する駆動装置と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレートとからなるため、駆動装置とその駆動装置に連結されているケーブルガイドとを一体に取り扱うことができる。そのため、駆動装置およびその駆動装置と連結されているケーブルガイドのうち一方をドアのパネルに取り付けるだけで他方も一時的に仮置きすることができる。特に、ケーブルガイドを先に固定することにより、駆動装置の固定の前に、他のケーブルガイドの組み付け及びケーブルの配索をスムースにすることができる。また、ドアパネルに組み付ける前の状態での部品の搬送が煩雑にならず、そして、その取り扱いが容易である。この駆動装置ユニットは、ガイドレールを除いたウインドレギュレータに特にその効果を発揮するが、ガイドレールを備えたウインドレギュレータに用いても、部品の搬送、ドアのパネルへの取り付けが容易になる。
このような駆動装置ユニットであって、駆動装置がケーブルガイドに対して移動可能である場合(請求項2)、ケーブルガイドをドアのパネルに固定して駆動装置を仮置きし、ウインドレギュレータの他の部品の組み付けし、その後、駆動装置をケーブルガイドに対して移動させることにより、駆動装置に連結されているケーブルのルートを長くし、ケーブルの張力を強くすることができる。そして、駆動装置を移動させた状態で、駆動装置とドアパネルとを固定することにより、その調整したケーブル張力を維持することができる。つまり、ケーブルを撓ませた状態、あるいは、ケーブル張力を弱めた状態でウインドレギュレータの部品をドアのパネルに組み付けることができ、その組み付けた後、ケーブル張力を必要な大きさに調整することができ、その部品の組付操作が容易になる。
このように駆動装置が、ケーブルガイドに対して移動可能な駆動装置ユニットであって、駆動装置がガイドプレートに沿ってスライド可能な場合(請求項3)、駆動装置をガイドプレートに沿ってスライドさせるだけで、ケーブル張力を必要な大きさにすることができる。
前記駆動装置がケーブルガイドに対して回動可能な場合(請求項4)、駆動装置がケーブルガイドに対して回動させるだけで、ケーブル張力を調整することができる。この回動手段として、ガイドプレートを撓ませて駆動装置をケーブルガイドに対して回動させてもよく、ケーブルガイドを回転自在にして駆動装置をケーブルガイドに対して回動自在にしてもよい。
前記駆動装置がガイドプレートと着脱可能な場合(請求項5)、駆動装置以外の部品を組み付けた後、駆動装置をガイドプレートから外し、ケーブルの張力を調整するようにして駆動装置を動かし、固定してもよい。この場合もその操作が煩雑にならず、容易である。
上述した本発明の駆動装置ユニットであって、前記駆動装置が、側面にケーブル溝が形成されたドラムおよびそのドラムを覆うドラムハウジングを備えたドラムユニットと、前記ドラムを駆動するモータおよびそのモータを覆うモータハウジングを備え、前記ドラムユニットと連結されたモータユニットとからなり、前記ガイドプレートがドラムハウジングあるいはモータハウジングに設けられている場合(請求項6)、上述した作用を備えた駆動装置ユニットをコンパクトに得ることができる。
本発明のウインドレギュレータ(請求項7)は、上下に配置されるケーブルガイドと、その上下のケーブルガイドを用いて閉ループ状に配索されるケーブルと、そのケーブルに取り付けられガラスを保持するキャリアプレートと、前記ケーブルに取り付けられ、そのケーブルを駆動する駆動装置とからなり、前記ケーブルガイドの1つと駆動装置とを連結するガイドプレートを有しているため、ドアパネルへの取り付けが容易である。また、ドアパネルに取り付ける前の状態の搬送等も煩雑にならない。
このようなウインドレギュレータであって、ケーブルガイドが四角形状に4つ配置され、前記ケーブルが上下のケーブルガイドを直接連結するように横8字状に配索され、前記キャリアプレートが上下のケーブルガイドを結ぶケーブルに取り付けられ、前記駆動装置が一方の対角にあるケーブルガイドを結ぶケーブルに連結され、前記駆動装置が他方の対角にあるケーブルガイドの一つとガイドプレートを介して連結している場合(請求項8)、本発明のウインドレギュレータの効果が最も発揮される。
さらに、前記キャリアプレートをガイドする部材、たとえば、ガイドレールを備えていない場合(請求項9)、ドアパネルに取り付け易く、かつ、搬送が容易であるウインドレギュレータの軽量化、低コスト化を実現することができる。
次に本発明の駆動装置を図面を用いて説明する。図1は、本発明の駆動装置ユニットの一実施形態を示す正面図;図2は、図1の駆動装置ユニットの駆動装置の分解図;図3a、bは、図1の駆動装置ユニットのドラムハウジングの正面図、側面図;図4a、bは、図1の駆動装置ユニットのプーリを示す正面図、側面図、図4cは、そのプーリの分解図;図5a、bは、図1の駆動装置ユニットのガイドプレートの側面図、正面図、図5cは、そのガイドプレートの一部拡大図;図6は、本発明のウインドレギュレータの一実施形態を示す正面図;図7は、本発明のウインドレギュレータの他の実施形態を示す正面図;図8a、bは、本発明の駆動装置ユニットの他の実施形態を示す正面図である。
図1の駆動装置ユニット10は、ケーブルCと連結するドラムユニット11およびドラムユニットに連結されるモータユニット12からなる駆動装置15と、ケーブルの方向を変換するプーリ16と、駆動装置15とプーリ16とを連結するガイドプレート17とを備えている。
ドラムユニット11は、図2に示すように、側面に形成されたケーブル溝18aおよび中心孔18bを備えた円筒状のドラム19と、そのドラムを覆うドラムハウジング20とからなる。
ドラムハウジング20には、図3a、図3bに示すように、ドラムを収容する収容部21と、ドアパネルにネジ(図示せず)でもって取り付けられる三角形状に配置された3つの取付孔22と、モータユニット12とボルト23でもって連結される三角形状に配置された3つの連結孔24と、ガイドプレート17と連結する摺動部25とを備えている。また、後述するが、ウインドレギュレータの他の部品である独立したプーリと着脱自在に連結するプーリ連結部26を備えている。また、符号27は、プレート連結部であり、後述するようにガイドプレート17とは異なる形態のガイドプレートを取り付けるときに使用する部位であり、この駆動装置ユニット10では使用しない部位である。
この摺動部25は、次に説明する断面H字状のガイドプレート17の上面17aと摺動する2つの上支持部28と、断面H字状のガイドプレート17の二本の足の隙間に挿入されて下面17bと摺動する下支持部29とからなる。
これらドラムユニット11のドラム19、ドラムハウジング20はポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)、ナイロン(PA)等の合成樹脂によって形成される。しかし、溶融亜鉛メッキ鋼板(SGCC)、アルミニウム(Al)、亜鉛ダイカスト(ZnDC)等の金属製であっても構わない。
モータユニット12は、図2に示すように、モータを覆うモータハウジング30と、そのモータハウジング30から突出し、ドラムユニット11のドラム19の中心孔18bに挿入される駆動軸31とを備えており、ボルト23によりドラムハウジング20と連結される。
プーリ16は、図4に示すように、円筒状のプーリ本体36と、そのプーリ本体に挿入される円筒状のプーリシャフト37と、プーリ本体とプーリシャフトが固定される、ガイドプレート17の先端に設けられたプーリ基板38と、プーリ本体、プーリシャフト、そして、プーリ基板を覆うようにプーリ基板に取り付けられるプーリカバー39とからなる。
プーリ本体36は、中心に形成されたプーリシャフト37が挿入されるプーリ中心孔41と、側面外周に設けられたケーブル溝42とを有する。プーリ中心孔41は、その上部に段部43を備えている。この段部43は後述するプーリシャフト37のフランジ状の上部49と係合するものであり、プーリ本体36のプーリ基板38からの抜け落ちを防止する。
プーリシャフト37は、円筒状のシャフト本体45と、その下端に設けられた雄ねじ部46とからなる。シャフト本体45は、プーリ基板に挿入される下部47と、プーリ本体に挿入される中部48と、プーリ本体に挿入されるフランジ状の上部49とからなる。ここでプーリシャフトの下部47は、軸方向の平行面によって2箇所切り欠かれている。これによりプーリ基板38の中心孔51と当接する段部が形成される。また、シャフト本体45の上面45aには、凹部45bが形成されている。
プーリ基板38は、図4c、図5cに示すように、略円盤状のものであり、その中心孔51と、プーリ基板の表面から突出するように形成されたドアパネルに取り付けるための取付部52とを備えている。中心孔51は、プーリシャフトの下部47と同じ形状をしており、そのプーリシャフトの下部47に形成された段部と係合する。取付部52は、ドアパネルに設けられた取付孔(図示せず)に対してクリップ嵌合するように構成されている。また、プーリ基板38の表面には、複数の凹部53が軽量化のため、そして、原料削減のために形成されている。また、プーリ基板38は、プーリカバー39と着脱自在に係合する係合部54を3箇所備えている。
プーリカバー39は、平面状のカバー部55と、その左右上端および下端から垂直方向に突出する脚部56とからなる。また、脚部56の下端は、上述したプーリ基板38の係合部54と着脱自在に係合する引掛部57が設けられている。これにより、係合部54とクリップ嵌合する。さらに、カバー部39の下面には、プーリシャフトの凹部45bに挿入される押さえ部58が形成されている。
このプーリ16は、プーリ基板38の中心孔51にプーリシャフト37を挿入し、さらに、プーリカバー39を取り付けて形成される。このとき、プーリシャフトの下部47がプーリ基板の中心孔51と係合するため、プーリシャフト37は回転せず、プーリ本体36のみが回転する。また、プーリシャフトの凹部45bにプーリカバーの押さえ部58が挿入され、プーリシャフト37が保持される。このものをインナーパネルに取り付けるには、ドアのインナーパネルの取付孔に取付部52を挿入し、インナーパネルの固定孔にプーリシャフトの雄ねじ部46を挿入する。この状態は、プーリ16の取付部52とドアパネルの取付孔(図示せず)とがクリップ嵌合しており、プーリ16と連結している駆動装置15が簡易に固定される(仮置き)。そのため、この状態で、他の部品を取り付けても良い。その後、インナーパネルを介してナットを雄ねじ部46に取り付ける。
ガイドプレート17は、図5aおよび図5bに示すように、ドラムハウジングの摺動部25に摺動自在に取り付けられる断面H字状の棒状体であり、摺動部25がスライドするスライド部61と、スライド部61とプーリ基板38とをつなぐ湾曲した連結部62とからなる。つまり、ガイドプレート17の一方の端部(連結部62の端部)に上述のプーリ基板38が一体に形成されている。また、ガイドプレート17の他方の端部(スライド部61の端部)には、ガイドプレート17の軸に対して垂直に延びる突出部63a、63bが設けられている。そして、スライド部61と連結部62の間には、スライド部の断面H字を塞ぐように止め部64が設けられている。ここで上述したガイドプレート17の上面17aとは、H字状の上に形成される2本のレール表面をいい、ガイドプレート17の下面17bとは、H字状の下に形成される2本のレール表面をいう。
このガイドプレートはナイロン6、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアセタール(POM)、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂によって形成される。しかし、溶融亜鉛メッキ鋼板(SGCC)、アルミニウム(Al)、亜鉛ダイカスト(ZnDC)等の金属製であっても構わない。
この駆動装置ユニット10は、駆動装置15の摺動部25をガイドプレート17に沿って移動させることができる。つまり、駆動装置15をガイドプレート17の上端に設けられるプーリ16に対して移動させることができる。そのため、この駆動装置ユニット10を有するウインドレギュレータを、ドアのインナーパネルに取り付け、その後、駆動装置15をプーリ16に対して移動させることにより、ウインドレギュレータの一部として配索されたケーブルの軌跡を変えることができる。その結果、ケーブルの張力を調整することができる。また、駆動装置15とプーリ16とが一体となっているため、その搬送が煩雑にならず、また、取り付け時も、プーリ16を固定するだけで、一時的に駆動装置15もインナーパネルに固定(仮置き)され、他の部品の取り付けが簡単にできる。
このように構成された駆動装置ユニット10を組み立てるには、ドラム19の中心孔18bに駆動軸31を差し込み、ついで、ドラムハウジング20とモータハウジング30とをボルト23で連結することによって駆動装置15を組み立てる(図2参照)。そして、ドラムハウジングの摺動部25の上支持部28と下支持部29で断面H字状のガイドプレート17のスライド部61を挟むようにしてガイドプレート17をドラムハウジング20に取り付ける(図1参照)。このとき、スライド部先端の突出部63aが上支持部28と、そして、突出部63bが下支持部29と係合するため、ガイドプレートのスライド部61がドラムハウジング20から外れることはない。つまり、突出部63a、63bがロック機構として働く。また、断面H字状のガイドプレート17の止め部64が、駆動装置の連結部62への進入を阻止する。つまり、ドラムハウジング20は、スライド部61をスライドすることになる。
しかし、ガイドプレート17は、湾曲した連結部62を有しており、ドラムハウジング20は、プーリ基板38までスライドしないため、止め部64を設けなくてもよい。
次に、図6を参照して前述の駆動装置ユニット10を用いたウインドレギュレータについて説明する。
このウインドレギュレータ70では、右上プーリ71a、右下プーリ71b、左下のケーブルスライダ71cおよび左上プーリ16が四角形状に配置されており、ケーブルCが、右上プーリ71aと右下プーリ71b、左上プーリ16とケーブルスライダ71c、右上プーリ71aとケーブルスライダ71c、そして、左上プーリ16と右下プーリ71bをそれぞれ連結するように8字状に配索されている。また、ガラスを保持する後ろのキャリアプレート72aが右の上下のプーリ71a、71bの間のケーブルに、そして、前のキャリアプレート72bが左上プーリ16とケーブルスライダ71cの間のケーブルにそれぞれ取り付けられている。さらに、右上プーリ71aとケーブルスライダ71cとの間に駆動装置15が連結されている。そして、左上プーリ16と、駆動装置15と、そのプーリ16と駆動装置15とを連結するガイドプレート17とが前述した駆動装置ユニット10を構成している。ケーブルスライダ71cは、従来公知のものである。このような4隅にケーブルガイドを備えたウインドレギュレータ70は、フロントドアの窓ガラスに用いられる。
ガイドプレート17が連結されるプーリ16以外の右上プーリ71a、右下プーリ71bは、プーリ基板38に前述したプーリ連結部26と連結することができる連結突起73が設けられている。他の構成は、プーリ本体と、プーリシャフトと、プーリ基板と、プーリカバーとからなり、ガイドプレートと連結していないことを除けば、前述のプーリ16と実質的に同じものである。
この右上あるいは右下プーリと駆動装置15と連結させることにより、搬送時あるいはインナーパネルに取り付け時、ケーブルが絡まりにくい。また、取付時に対角線に延びているクロスした2本のケーブルの重なる順番(例えば、左上、右下プーリを結ぶケーブルが、右上プーリ、ケーブルスライダを結ぶケーブルの上になるようにする)でセットしておくことができる。
このようなウインドレギュレータ70は、次に示すようにしてドアパネルに取り付けられる。予めケーブルを通した駆動装置15、プーリ71a、71b、16およびケーブルスライダ71c、キャリアプレート72a、72bからなるウインドレギュレータセットを用意する。このとき、駆動装置15は、ガイドプレート17の一番端で、左上プーリ16から一番遠くなる位置で保持されており、駆動装置15のプーリ連結部26には、右下プーリ71bが取り付けられている。次に、それらのプーリ71a、16およびケーブルスライダ71cをインナーパネルに固定する。このとき、駆動装置15はプーリ16を取り付けることによりガイドプレート17を介して仮置きされ、他のプーリの取り付けおよび組み立て操作の邪魔にならない。次に、あらかじめセットした通り、左上プーリ16と右下プーリ71bとを連結するケーブルCが、ケーブルスライダ71cと右上プーリ71aとを結ぶケーブルCの上になるように右下プーリ71bを駆動装置15から取り外し、所定の場所に固定する。その後、駆動装置15をガイドプレート17に沿って上に、つまり、左上プーリ16に近づけるように移動させる(図6の矢印、参照)。これにより、右上プーリ71aと左下ケーブルスライダ71cのケーブル経路が長くなり、ケーブルの張力調整を行うことができる。ケーブルに充分な張力を与えたことを確認して、駆動装置10をドアパネルに固定する。
このように本発明のウインドレギュレータは、プーリの1つが駆動装置とガイドレールを介して一体化しており、ケーブルCを弛ませた状態でドアのパネルに部品を取り付けることができるため、ドアのパネルへの部品の固定が容易である。そして、駆動装置をガイドプレートに沿って移動自在にしているため、駆動装置以外の部品を組付けた後、ウインドレギュレータのケーブル張力の調整が容易にできる。
図7に示すウインドレギュレータ70bは、上下2個のケーブルガイドからなる小型のウインドレギュレータであり、フロントドアの窓ガラスより小さいリアドアの窓ガラスに用いられる。
ウインドレギュレータ70bは、駆動装置15と、上のケーブルガイド(プーリ)74aと、下のケーブルガイド(ケーブルスライダ)74bと、それらによって閉ループ状に連結されるインナーケーブルCと、上下ケーブルガイドの間のインナーケーブルに取り付けられたキャリアプレート75と、駆動装置15と上のプーリ74aとを連結するガイドプレート76とからなる。そして、このウインドレギュレータにおいて、駆動装置15、プーリ74aおよびガイドプレート76が駆動装置ユニット10bを構成する。
駆動装置15は、図1の駆動装置15と同じであり、駆動装置ユニット10と駆動装置ユニット10bとに併用できるものである。
プーリ74aは、図1のプーリ16と実質的に同じものであり、プーリ本体、プーリシャフト、プーリ基板およびプーリカバーを有している。
ガイドプレート76は、棒状体であり、一方の端部がプーリ74aのプーリ基板と一体成形によって連結されており、他方の端部が駆動装置連結部77となっている。駆動装置連結部77は、プレート連結部を挿入する挿入スリット78と、プレート連結部を嵌合する嵌合スリット79とからなり、挿入スリット78と嵌合スリット79とは、止め部77aを介して連通している(図7b参照)。
このように構成されているため、駆動装置ユニット10bは、駆動装置のプレート連結部27とガイドプレートの駆動装置連結部77とを連結させることによって組み立てられる。また、駆動装置15はガイドプレート76に沿って移動しない。しかし、ガイドプレート76は、図1のガイドプレート17より剛性が下げてあり、駆動装置15の重みによって、撓むように構成されている。
この駆動装置ユニット10bを備えたウインドレギュレータ70bも、プーリ74aと駆動装置15とがガイドプレート76によって一体に連結しているため、一体に取り扱うことができる。そのため、プーリ74aをドアのパネルに取り付けるだけで、駆動装置15の重量によってガイドプレートが少し撓んだ状態で、駆動装置も一時的に仮置きすることができる。つまり、ケーブルが撓んでいる、あるいは、ケーブル張力が小さくなっている。そのため、ケーブルおよびケーブルスライダ74bの取り付けが容易に行える。その後、ケーブルが張るように、駆動装置15を所定の場所に移動させて固定する。このとき、駆動装置15は、ガイドプレート76が撓む範囲内で移動させている。
次に示す駆動装置ユニット80は、駆動装置がガイドプレートによって連結されているプーリ(ケーブルガイド)に対して回動するものである。
図8に示す駆動装置ユニット80は、ガイドプレート81が可撓性を有する材料から構成されている。つまり、駆動装置ユニットのプーリ16をインナーパネルに固定して駆動装置15を仮置きし、駆動装置以外のウインドレギュレータの部品をドアパネルに取り付け、ガイドプレート81を撓ませながら駆動装置15をプーリ16に対して回動させることによって、ケーブル経路を変更させ、ケーブルの張力調整を行うものである(図8b参照)。
また、このように駆動装置15がプーリ16に対して回動する他の形態として、インナーパネルに取り付けられたプーリ16自身が回転し、駆動装置15がプーリ16に対して回動するようにしてもよい。
また、図1の駆動装置ユニット10であって、駆動装置15がガイドプレート17に対して摺動できないように固定されている駆動装置ユニットにおいて、プーリ16とガイドプレート17、あるいは、ガイドプレート17と駆動装置15とが着脱自在に連結されていてもよい。
この場合も、搬送時においては、駆動装置15、プーリ16、ガイドプレート17を連結させることにより、個々の部品の管理が煩雑にならない。また、プーリ16を固定して駆動装置15をパネルに一時的に仮置きし、さらに、その後、プーリ16とガイドプレート17、あるいは、ガイドプレート17と駆動装置15とを取り外し、駆動装置15を所定の場所に移動させることができる。つまり、この場合もウインドレギュレータの部品をパネルに取り付ける作業が煩雑にならず、部品を取り付けた後、ケーブル経路を長くすることにより、ケーブル張力を調整することができる。
また、これまで紹介した実施形態では、駆動装置がウインドレギュレータの上に配置されるケーブルガイドと連結している駆動装置ユニットを挙げてきた。しかし、駆動装置に連結されたプーリをウインドレギュレータの下に配置させてもよい。この場合、駆動装置がプーリに対して上にくるため、プーリの仮止めが駆動装置を保持できる程度に強くなければならない。しかし、この駆動装置ユニットも上述した駆動装置ユニットと同様に組み付けが容易である。
本発明の駆動装置ユニットの一実施形態を示す正面図である。 図1の駆動装置ユニットの駆動装置の分解図である。 図3a、bは、図1の駆動装置ユニットのドラムハウジングの正面図、側面図である。 図4a、bは、図1の駆動装置ユニットのプーリを示す正面図、側面図であり、図4cは、そのプーリの分解図である。 図5a、bは、図1の駆動装置ユニットのガイドプレートの側面図、正面図であり、図5cは、そのガイドプレートの一部拡大図である。 本発明のウインドレギュレータの一実施形態を示す正面図である。 本発明のウインドレギュレータの他の実施形態を示す正面図である。 図8a、bは、本発明の駆動装置ユニットの他の実施形態を示す正面図である。
符号の説明
C ケーブル
10、10b 駆動装置ユニット
11 ドラムユニット
12 モータユニット
15 駆動装置
16 プーリ
17 ガイドプレート
17a ガイドプレートの上面
17b ガイドプレートの下面
18a ケーブル溝
18b 中心孔
19 ドラム
20 ドラムハウジング
21 収容部
22 取付孔
23 ボルト
24 連結孔
25 摺動部
26 プーリ連結部
27 プレート連結部
28 上支持部
29 下支持部
30 モータハウジング
31 駆動軸
36 プーリ本体
37 プーリシャフト
38 プーリ基板
39 プーリカバー
41 プーリ中心孔
42 ケーブル溝
43 段部
45 シャフト本体
45a シャフト本体の上面
45b 凹部
46 雄ねじ
47 下部
48 中部
49 上部
51 中心孔
52 取付部
53 凹部
54 係合部
55 カバー部
56 脚部
57 引掛部
58 押さえ部
61 スライド部
62 連結部
63a、63b 突出部
64 止め部
70、70b ウインドレギュレータ
71a 右上プーリ
71b 右下プーリ
71c 左下スライダ
72a 後ろのキャリアプレート
72b 前のキャリアプレート
73 連結突起
74a、74b ケーブルガイド
75 キャリアプレート
76 ガイドプレート
77 駆動装置連結部
77a 止め部
78 挿入スリット
79 嵌合スリット
80 駆動装置ユニット
81 ガイドプレート

Claims (9)

  1. ケーブルの方向を変換するケーブルガイドと、ケーブルを駆動する駆動装置と、ケーブルガイドと駆動装置とを連結するガイドプレートとからなり、ドアのパネルに固定されるウインドレギュレータ用の駆動装置ユニット。
  2. 前記駆動装置が、ケーブルガイドに対して移動可能な請求項1記載の駆動装置ユニット。
  3. 前記駆動装置が、ガイドプレートに沿ってスライド可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
  4. 前記駆動装置が、前記ケーブルガイドに対して回動可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
  5. 前記駆動装置が、前記ケーブルガイドあるいはガイドプレートと着脱可能な請求項2記載の駆動装置ユニット。
  6. 前記駆動装置が、側面にケーブル溝が形成されたドラムおよびそのドラムを覆うドラムハウジングを備えたドラムユニットと、前記ドラムを駆動するモータおよびそのモータを覆うモータハウジングを備え、前記ドラムユニットと連結されたモータユニットとからなり、
    前記ガイドプレートが駆動装置のドラムハウジングに連結されている請求項1記載の駆動装置ユニット。
  7. 上下に配置されるケーブルガイドと、
    その上下のケーブルガイドを用いて閉ループ状に配索されるケーブルと、
    そのケーブルに取り付けられガラスを保持するキャリアプレートと、
    前記ケーブルに取り付けられ、そのケーブルを駆動する駆動装置と、
    前記ケーブルガイドの1つと駆動装置とを連結するガイドプレートとを有している、ウインドレギュレータ。
  8. 前記ケーブルガイドが、四角形状に4つ配置され、
    前記ケーブルが、上下のケーブルガイドを直接連結するように横8字状に配索され、
    前記キャリアプレートが、上下のケーブルガイドを結ぶケーブルに取り付けられ、
    前記駆動装置が、一方の対角にあるケーブルガイドを結ぶケーブルに連結され前記駆動装置が、他方の対角にあるケーブルガイドの一つとガイドプレートを介して連結されている、
    請求項7記載のウインドレギュレータ。
  9. 前記キャリアプレートをガイドする部材を備えていない請求項7記載のウインドレギュレータ。
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