JP2009013654A - コンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造 - Google Patents

コンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造 Download PDF

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JP2009013654A JP2007176224A JP2007176224A JP2009013654A JP 2009013654 A JP2009013654 A JP 2009013654A JP 2007176224 A JP2007176224 A JP 2007176224A JP 2007176224 A JP2007176224 A JP 2007176224A JP 2009013654 A JP2009013654 A JP 2009013654A
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Hiroshi Sato
啓 佐藤
Takeshi Kamata
健 鎌田
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Maeta Concrete Industry Ltd
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Maeta Concrete Industry Ltd
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Abstract

【課題】 高い剛性と優れた断面効率の蓋版を備え且つがたの発生が少ない側溝を提供することになる。
【解決手段】 側溝ブロック1の上方開口部2を蓋版7で閉蓋した際に、前記蓋版7の両側面部分の下方部8bが前記側溝ブロック1の蓋受部4に形成した水路内側に向かって下がる下降傾斜面4aと接するとゝもに、前記蓋版7の左右両側方向の下面が、中央部が両側部より厚さの薄い断面形状としたへ字型又はアーチ型の凹部を有し、前記蓋版の連結部8cと前記蓋受部4の水平部5との間に空隙ができる構成とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、蓋版のがたつきによる騒音の発生を防止したコンクリート製側溝ブロックの
閉蓋構造に関する。
従来の側溝ブロック、例えば、図5に示すようなコンクリート製のU字溝ブロック11
にあっては、その上方開口部12に蓋版17を嵌合によって設置することで閉蓋される。
このコンクリート製の蓋版17を支えるために、前記上方開口部12の側壁の内面を断面
L字状に切り欠いた形状、すなわち立壁部16と水平な蓋受部14とからなるL字形状の
嵌合部13を備えている。
上記のような構成からなる嵌合部13の水平な蓋受部14に蓋版17を載せたとき、左
右の蓋受部14と蓋版17の両側辺部下面との間に捩れ方向の相対誤差があったり、水平
な蓋受部14にあって、左右,前後(長手方向)において高さに誤差があったり、或いは
左右の蓋受部14と蓋版17の両側辺部下面との間に異物が挟み込まれたような場合には
蓋版17の一隅が浮いた状態となる。
このような状態にあって、自動車等の通行によって蓋版17の浮いた部分に荷重が掛か
った時に、蓋版17が蓋受部14の上で揺動して騒音が発生する。またそのガタつきによ
る衝撃及び振動が蓋版17及びU字溝ブロック11にダメージを与え、劣化を早めるとい
う問題があった。
上記のような騒音の発生を防止ないし軽減するために、蓋受部14と蓋版17との間に
ゴムバッキン等の緩衝材18を介装したり、或いは図6に示すように、U字溝ブロック1
1の嵌合部に、水路内側に向けて下がる平面ないし中凹円筒面とする蓋掛り19を形成す
るとゝもに、各部分の断面が同一大きさとした蓋版27の両側辺部下面を前記蓋掛り19
の平面ないし中凹円筒面と密着する平面ないし中凸円筒面20とする構成とすることが行
われている。
特開平6ー248688号 特開平11−131578 特開2001−214506 特開2002−115311 特開2003−129557
しかし、図5に示すような嵌合部13の水平な蓋受部14と蓋版17との間にゴムバッ
キン等の緩衝材18を設置したものは摩耗や耐久性の点で問題がある。また、側溝上を車
両等が通行することにより蓋版17に荷重がかかった場合、一般的な形状であるほゞ直方
体の蓋版にあっては、左右の蓋受部14を支点として中央に曲げによるたわみ(一点鎖線
で示すような下方へ向け凸とするたわみ)が発生し、断面内の上側では圧縮応力が、下側
では引張応力がそれぞれ発生する。
コンクリート製の蓋版にあっては構造的に引張力に弱いため、この引張力に耐える得る
強度の構造体とするためには、蓋版17の厚さ(鉄筋Tより上方のコンクリート層17A
の厚さ)を厚くし、またその中に埋め込まれる鉄筋Tの量も多くしなければならない。し
たがって、製造コストの面で不経済であるし、蓋版の総重量が大きくなり、また側溝内の
掃除などに伴う蓋版の開閉作業が困難であるといった問題点もある。
本願発明は、蓋版の側面部分の下部の一部を曲面に形成するとゝもに、これを受ける側
溝ブロックの蓋受部を斜面に形成し、蓋版を嵌合によって側溝ブロックの上方開口部に設
置した際に、蓋版の前記曲面と側溝ブロックの前記斜面とが密着して接触することでがた
つきの発生を防止するとゝもに、蓋版の幅方向の下面をへの字型に形成して中央部と両側
部の厚さが異なる構成とすることで、荷重がかかった際に断面内にほゞ一様な圧縮応力の
みの発生に止めて、高い剛性と優れた断面効率とするコンクリート製側溝ブロックの閉蓋
構造を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明に係るコンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造は、
コンクリート製の側溝ブロックと、その上方開口部に設けた嵌合部にコンクリート製の蓋
版を設置して前記上方開口部を閉蓋する側溝ブロックの閉蓋構造であって、前記側溝ブロ
ックの嵌合部は、前記蓋版の両側面部分の下方部を受ける蓋受部と、その外縁に立設した
両側面部分の上方部を収納する立壁部とから構成され、前記蓋受部は水平部とその内縁か
ら水路内側に向かって下がる下降傾斜面を備え、一方前記蓋版は、左右の側面部分の下方
部の一部が前記左右の下降傾斜面と接する面を有するとゝもに、左右両側方向の下面が、
中央部が両側部より厚さの薄い断面としたへ字型又はアーチ型の凹部を有し、前記蓋版の
上方部と下方部を繋ぐ連結部と前記蓋受部の水平部との間に空隙が出来る構成としたこと
を特徴とする。
本発明は、上記のような構成とすることで、鉛直方向の荷重の大部分の力は圧縮応力の
みが支配的となり、曲げモーメントとせん断力が発生しにくい。この際、前記蓋版の連結
部と前記蓋受部の水平部との間に空隙が形成されているから、蓋版の側面下方部は常時蓋
受部の下降傾斜面と接することとなり、鉛直荷重はアーチ構造によって蓋受部の下降傾斜
面に圧縮力として伝達されるため、がたつきが押さえられる。
また、蓋版の左右の側面部分の下方部の一部が、蓋受部の左右の下降傾斜面と点又は線
で接触する曲面からなる突起又は凸条を備えるようにすることで、伝達される圧縮力が集
中されることになり、より効果的にがたつきが押さえられる。なお、曲げ応力が発生しに
くいため、たわみ挙動も少なくなり、たわみ挙動によるがたつきの発生も防止,軽減でき
るとゝもに、同じ大きさの鉛直方向の荷重がかかる場合であっても、より小さな断面(薄
い部材)及び重量の蓋版が使用可能となる。
以下、本発明に係るコンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造を図1ないし図4に示す一
実施形態に基づいて詳細に説明する。図において、1はコンクリート製のU字溝ブロック
で、上部に上方開口部2を備えており、該上方開口部2にコンクリート製の蓋版7を嵌合
によって設置することで、前記上方開口部2を閉成する嵌合部3が形成されている。
上記嵌合部3は、前記蓋版7の左右の側面部分8にあってその下方部8bを受ける蓋受
4と、該蓋受部4の外縁から立設する前記蓋版7の側面部分8の上方部8aを収納する
立壁部6とからそれぞれ構成されており、前記蓋受部4は水平部5とその内縁から水路内
側に向かって下がる下降傾斜面4aで形成されている。
一方、前記蓋版7は、左右の側面部分8にあってその下方部8bが前記左右の下降傾斜
面4aと点又は線で接触する曲面からなる突起又は凸条9を備えている。更に、この蓋版
7は、左右の両側方向(幅方向)の下面が、中央部が両側部より厚さの薄い断面形状とし
たへ字型又はアーチ型の凹部10からなる構成としている。なお、図中Tは、コンクリー
ト製蓋版7の内部に設置されている鉄筋である。
そこで、U字溝ブロック1の上方開口部2を蓋版7で閉成する場合には、前記上方開口
部2の上方から蓋版7を入れ、嵌合部3内に蓋版7を設置する。蓋版7が嵌合部3内に設
置されることで、蓋版7の側面部分8にあってその下方部8bの一部に形成した突起又は
凸条9の先端と蓋受部4の下降傾斜面4aとが点又は線で密着して接触する。これにより
蓋版7はがたつきがない状態でU字溝ブロック1の上方開口部2の嵌合部3に設置される
ことになる。このとき、蓋版7の側面部分8にあってその上方部8aは嵌合部3の立壁部
6と、蓋版7の上方部8aと下方部8bとを繋ぐ水平な連結部8cは蓋受部4の水平部5
とそれぞれ所望の空隙を介して対峙している。
U字溝ブロック1の上方開口部2の嵌合部3内に蓋版7が上記のような嵌合状態で設置
されている場合にあって、前記蓋版7に荷重Wが掛かった場合、蓋版7の上側には圧縮応
力が、下側には引っ張り応力がそれぞれ発生する。ここで、蓋版7はその幅方向の下面を
への字又はアーチ状に形成して中央部と両側部の厚さが均一でない構成とすることで、蓋
版7の下側に発生した前記引っ張り応力(外に開こうとする力)をU字溝ブロック1がそ
の下降傾斜面4aで受け持つこととなり、蓋版7の断面内には一様な圧縮応力のみの発生
に止まることとなる。
このように、蓋版7は圧縮されることで軸力がかかり、応力計算上有利に働く構造の蓋
版となる。そのため、剛性が高くなって曲げが発生しにくく且つたわみ挙動も小さい。し
たがって、たわみによるがたつきの発生を防止,軽減できるとゝもに、同じ大きさの荷重
が掛かる場合であっても、より薄い断面構造(薄い部材)及び小さな重量からなる蓋版が
使用可能となる。
本発明の一実施形態に係る側溝構造を示す縦断面図である。 図1に示す側溝構造の作用を示す拡大部分図である。 図1に示す側溝構造の要部を拡大して示す断面部分図である。 蓋版を下方から見た斜視図である。 従来の側溝構造を示す縦断面図である。 従来の他の側溝構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 U字溝
2 上方開口部
3 嵌合部
4 蓋受部
4a 下降傾斜面
5 水平部
6 立壁部
7 蓋版
8 側面部分
8a 上方部
8b 下方部
8c 連結部
9 突起
10 凹部
T 鉄筋

Claims (2)

  1. コンクリート製の側溝ブロックと、その上方開口部に設けた嵌合部にコンクリート製の蓋版を設置して前記上方開口部を閉蓋する側溝ブロックの閉蓋構造であって、前記側溝ブロックの嵌合部は、前記蓋版の両側面部分の下方部を受ける蓋受部と、その外縁に立設した両側面部分の上方部を収納する立壁部とから構成され、前記蓋受部は水平部とその内縁から水路内側に向かって下がる下降傾斜面を備え、一方前記蓋版は、左右の側面部分の下方部の一部が前記左右の下降傾斜面と接する面を有するとゝもに、左右両側方向の下面が、中央部が両側部より厚さの薄い断面としたへ字型又はアーチ型の凹部を有し、前記蓋版の上方部と下方部を繋ぐ連結部と前記蓋受部の水平部との間に空隙が出来る構成としたことを特徴とするコンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造。
  2. 前記蓋版は、左右の側面部分の下方部の一部が前記蓋受部の左右の下降傾斜面と点又は線で接触する曲面からなる突起又は凸条を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンクリート製側溝ブロックの閉蓋構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202185A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Maeta Seihin Hanbai Ltd コンクリート製側溝蓋および側溝の閉蓋構造
JP2014132144A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Daikure Co Ltd グレーチング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202185A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Maeta Seihin Hanbai Ltd コンクリート製側溝蓋および側溝の閉蓋構造
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