JP2009013540A - ヒップガード - Google Patents

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Hiroaki Kitawaki
裕章 北脇
Mariko Shiraishi
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Abstract

【課題】装着時の突っ張り感をなくすと共に装着者の動きに追随して変形し易くすることによって着心地がよいヒップガードを提供する。
【解決手段】臀部に装着され、装着時に外側となる表地41と該表地よりも内側に設けられる発泡シート43とを有する本体部2を備えるヒップガード1において、前記発泡シート43は、臀部の形状に合わせて複数に分割されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば磯釣り等の際に装着者の臀部を保護するために用いられるヒップガードに関する。
従来、この種のヒップガードとしては、装着者の臀部を覆う本体部が例えばクロロプレン合成ゴム等からなるものが知られている。かかるヒップガードは、装着者(釣人)が磯場等に着座した際に、臀部が濡れてしまうのを防止すると共に磯場の凹凸等から臀部を保護することができるものである。
ところで、この種のヒップガードにおいては、その強度や装着性等を向上させるために、太腿ベルトや腰ベルト等を本体部とは別体で備える場合がある。この場合、かかる太腿ベルトや腰ベルト等を本体部に確実に取り付ける(縫着する)ために、本体部を多層構造とする。そして、かかる本体部の外層となる表地に前記太腿ベルトや腰ベルト等を縫着すると共に該表地の内側全域に発泡シートを設ける。このような構成とすることにより、強度や装着性を向上させつつ臀部を好適に保護でき、しかも軽くて使い易くなるという利点がある。(下記特許文献1参照)
特開2004−232141号公報
しかしながら、上記構成のヒップガードにあっては、発泡シートが比較的厚手であるため剛性があり、しかも、装着する際にはかかる発泡シートを臀部の形状に沿うように湾曲等させて装着するものであるため、発泡シートの復元力によって装着者が突っ張り感を感じるだけでなく発泡シートが装着者の動きに追随して変形し難く、従って着心地がよくない。
そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなされ、装着時の突っ張り感をなくすと共に装着者の動きに追随して変形し易くすることによって着心地がよいヒップガードを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係るヒップガードは、臀部に装着され、装着時に外側となる表地と該表地よりも内側に設けられる発泡シートとを有する本体部を備えるヒップガードにおいて、前記発泡シートは、臀部の形状に合わせて複数に分割されていることを特徴とする。
該構成のヒップガードにあっては、前記発泡シートが臀部の形状に合わせて複数に分割されているので、当該ヒップガードを装着するに際し、発泡シートが臀部の形状に合わせて主に分割位置にて屈曲や湾曲して変形し、発泡シートに復元力が生じない。
また、装着者が例えば歩行や着座等して動いた際にも、発泡シートがその動きに合わせて主に分割位置にて屈曲や湾曲して変形する。
特に、前記発泡シートは、臀部の正面と両側面とのそれぞれの間に対応する位置にて上下方向に分割されていることが好ましい。
このように、本発明にかかるヒップガードにあっては、前記発泡シートが臀部の形状に合わせて複数に分割されているので、装着状態での発泡シートに生ずる復元力をなくして突っ張り感をなくすことができ、また、発泡シートが装着者の動きに合わせて変形して当該動きに追随することができる結果、着心地がよいという効果を奏する。
以下、本発明に係るヒップガードの一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図1乃至3に、本実施形態におけるヒップガード1が示されている。尚、図1は、ヒップガード1を装着者Hの臀部に装着した状態を示す図であり、図2は、展開したヒップガード1の表面側を示す図であり、図3は、展開したヒップガード1の裏面側を示す図である。
該ヒップガード1は、装着者Hの少なくとも臀部を覆うように装着され、装着時に外側となる表地41と該表地41よりも内側に設けられる発泡シート43とを有する本体部2を備えてなり、例えば磯場等に装着者Hが着座した際に、磯場の凹凸等によって装着者Hの臀部が傷付くのを防止するためのものである。
本体部2は、装着者Hの少なくとも臀部を覆うように構成されており、本実施形態では、装着者Hの腰部と臀部とを覆うように構成されている。この本体部2は、装着者Hの腰部を覆うことができる腰部対応部3と、装着者Hの臀部全体を覆うことができる臀部対応部4と、前記腰部対応部3と前記臀部対応部4とを連結する連結部5とを備えてなり、その周縁部には全周に亘って伸縮自在な縁取りテープ6が設けられている。
腰部対応部3は、装着者Hの腰部に巻き付けることができるように帯状に形成されている。具体的には、腰部対応部3は、図2及び3に示すように、左右方向に長い帯状体であり、その左右方向中央部が両端部よりも幅広となっている。より詳細には、腰部対応部3の上縁31は、その左右方向中央部が上に凸の曲線状となっており、下縁32は、その左右方向中央部が下に凸の曲線状となっている。
腰部対応部3は、表地33と裏地34との二層構造であり、表地33は例えばナイロン織布等の耐摩耗性を有する生地である一方で、裏地34は通気性を有する生地で、例えばその厚さ方向(法線方向)だけでなく面方向にも通気性を有する生地である。本実施形態では、裏地34は、所謂ダブルラッセルメッシュであり、二枚の立体構造状ネット421を重ね合わせて構成されている。尚、裏地34は、一枚の立体構造状ネット421にて構成することもできる。ここで、立体構造状ネット421とは、その厚さ方向(法線方向)だけでなく面方向にも通気性を有する生地であり、具体的には、各々メッシュ状に形成される表編地と裏編地とをその厚さ方向に間隔を空けて配置し、両編地を連結糸で連結して構成される編地であり、軽量でありながら通気性を向上した構造となっている。また、前記厚さ方向と直角方向(編地の面方向)にも連結糸間に貫通孔が形成されている。
また、腰部対応部3の左右方向略中央部には、図2に示すように、装着者Hの腰部を保護する補強部7が設けられている。具体的には、補強部7は、腰部対応部3の表面側の左右方向略中央部において、腰部対応部3の上縁31から下縁32に亘って設けられている。この補強部7は、前記腰部対応部3よりも縦方向にたわみにくく構成されたものであり、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)やポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン(PU)等の可撓性樹脂からなる略2〜3mm厚の板状体である。また、補強部7には、上下方向に延びるリブ71(本実施形態では、上下方向に延びる3本のリブ71)が設けられている。
このように、上下方向に延びるリブ71を備える補強部7が腰部対応部3に直接固定されているため、補強部7が装着者Hの腰部の形状に沿ってたわみやすくなり、該補強部7による腰部の保護効果が得られやすいものとなる。しかも、該補強部7が腰部の形状に沿ってたわむと、装着前に平面的であった補強部7が立体的な形状となり、強度が増してより一層腰部の保護効果が得られる。
更に、腰部対応部3には、装着者Hの腰部に巻き付けて本体部2を固定するための腰ベルト8が設けられている。具体的には、腰ベルト8は、腰部対応部3の表面側に設けられており、腰部対応部3の左右両端部にそれぞれ一対設けられている。尚、各々の腰ベルト8には、互いに係脱自在に係合する一対のバックル81,81が設けられている。
また更に、腰部対応部3には、その左右方向の長さを調節する調節機構9が設けられている。この調節機構9は、補強部7を介して左右一対設けられており、その長手方向の中央部分に面ファスナの一方側F1が設けられ且つその両端部が前記補強部7と腰部対応部3の表地33との間に狭持された伸縮自在なバンド91と、腰部対応部3の表地33の前記腰ベルト8と補強部7との間の領域に設けられる面ファスナの他方側F2とを備えてなる。この調節機構9は、前記バンド91を引っ張って或いは緩めて面ファスナF1,F2の係止位置を変更することによって腰部対応部3の左右方向の長さを調節することができるように構成されている。
また、腰部対応部3には、図3に示すように、その裏面側に滑り止めシート10が設けられている。この滑り止めシート10は、例えばPVCからなるメッシュシートであり、腰部対応部3の裏地34の左右方向略中央部分に設けられている。かかる滑り止めシート10が設けられていると、装着時に腰部対応部3が腰部から下方へ位置ずれし難くなり、装着性が向上する。
装着者Hの臀部を覆うことができる前記臀部対応部4は、図4及び5に示すように、表地41と、該表地41の裏側に設けられる裏地42と、表地41と裏地42との間に設けられる発泡シート43と、該発泡シート43と裏地42との間に設けられ発泡シート43全体を覆う隠蔽シート44とで構成される多層構造にて構成されている。
表地41は、例えばナイロン織布等の耐摩耗性を有する生地であり、裏地42は、通気性を有する生地、例えば立体構造状ネット421等の厚さ方向及び面方向に通気性を有する生地である。本実施形態では、裏地42は、所謂ダブルラッセルメッシュであり、二枚の立体構造状ネット421を重ね合わせて構成されている。尚、裏地34は、一枚の立体構造状ネット421にて構成することもできる。また、発泡シート43は、例えばPVCシート等のクッション性を有する生地であり、隠蔽シート44は、例えば平織の薄地の織物(所謂タフタ)等の隠蔽性を有する生地である。尚、隠蔽シート44は、裏地42を介して発泡シート43が見えてしまわないように発泡シート43を隠蔽するものである。また、裏地42の厚さは表地41の厚さよりも厚く、また発泡シート43の厚さは裏地42の厚さよりも厚くなっている。
また、臀部対応部4は、装着者Hの臀部全体、つまり臀部の正面だけでなく両側面も覆うことができるように構成されている。具体的には、臀部対応部4は、臀部の正面を覆うための正面部11と、臀部の側面を覆うための側面部12とを備えてなる。
正面部11は、その上縁111(臀部対応部4の上縁)が下に凸の曲線状に形成されている。また、正面部11の下端部112(臀部対応部4の下端部)は、臀部と太腿部との間の領域(所謂臀溝)を覆うことができるように下方に延設されており、その左右中央部には、切欠き部113が形成されている。このような切欠き部113が設けられることにより、切欠き部113の左右両側の部分112,112それぞれを左右それぞれの所謂臀溝に正確に対応させて装着することができ、切欠き部113の左右両側の部分112,112それぞれが左右の太腿部の各々の動きに個別に追随するため、装着性及び装着者Hの動きに対する追随性がより一層向上する。
臀部の側面を覆うことができる側面部12は、正面部11の左右それぞれの側縁から左右方向外方へ向けて舌片状に一対延設されており、正面部11の上下方向中央部よりも下方側に配置されている。かかる側面部12と正面部11との間には、上下方向に沿う第1縫着線13が形成されている。
この第1縫着線13は、表地41と裏地42とを縫合することによって形成されており、従って、表地41と裏地42との間の隙間である臀部対応部4の内部は、第1縫着線13によって仕切られている。尚、かかる第1縫着線13は、その上端部が下端部よりも左右方向外方側となるように形成されており、また、装着時に臀部の正面と側面との境界領域に位置するように配設されている。
ここで、前記発泡シート43は、前記第1縫着線13に対応する位置で分割されている。即ち、発泡シート43は、正面部11だけでなく左右の両側面部12にも対応するように設けられており、第1縫着線13に対応する位置で且つ第1縫着線13に沿う方向で分割されている。換言すると、発泡シート43は、臀部対応部4の略全域に亘って設けられており、正面部11と各側面部12との境界領域にて、上下方向に分割されている。即ち、発泡シート43は、装着者Hの臀部の正面及び両側面を覆うことができるように構成されており、臀部の正面と両側面とのそれぞれの間に対応する位置(換言すると、臀部の正面と側面との境界領域に対応する位置)にて上下方向に分割されている。そして、この分割にかかる分割方向は、上から下へ向けて左右方向外方側から中央側へ向かう方向である。即ち、分割にかかる分割線は、その上端部が下端部よりも左右方向外方側となっている。
尚、本実施形態では、側面部12の左右方向略中央領域に第2縫着線14が上下方向に設けられており、第1縫着線13と第2縫着線14との間には発泡シート43が設けられている一方で、第2縫着線14よりも左右方向外方側には、発泡シート43が設けられていない。この第2縫着線14よりも左右方向外方側の領域には、後述の太腿ベルト15の一端部15aが表地41及び裏地42の双方に縫着されている。
また、前記側面部12には、その表面側に太腿ベルト15が設けられている。かかる太腿ベルト15は、装着時に装着者Hの太腿に巻き付けられて本体部2を固定するためのもので、左右に一対設けられている。該太腿ベルト15は、その一端部15aが側面部12の先端部(左右方向の外方側端部)に縫着されており、前記切欠き部113へ向けて左右方向に延設されている。
太腿ベルト15は、非伸縮性の主ベルト16と、主ベルト16の内側所定位置に設けられその長手方向に伸縮可能な伸縮ベルト17とを備えてなる。具体的には、伸縮ベルト17は、主ベルト16の所定区間を外側に弛ませるように該区間の両端位置を架橋すべく設けられている。尚、主ベルト16は、所定幅の織物が使用されるが、特に強度の大きい編物が好ましく、例えば、ポリプロピレンやポリエステル、アクリル、ナイロン等の織テープが使用される。また、伸縮ベルト17は、伸縮性を有する素材、例えば、ゴムベルトが使用される。
また、主ベルト16の両端にはそれぞれ互いに係脱自在に係合するバックル18,18が取り付けられている。また、前記主ベルト16には、例えばフローティングベスト等に設けられている股紐(図示しない)を連結するための股紐挿通部19が形成されている。該股紐挿通部19は、環状に形成されていて、主ベルト16の例えば先端部に一箇所設けられている。この股紐挿通部19に前記股紐を挿通することで股間に股紐を通す必要がなくなる。
連結部5は、前記腰部対応部3と前記臀部対応部4とを上下に連結する、具体的には、腰部対応部3の下端部と臀部対応部4の上端部とを連結するものであり、少なくとも上下方向に伸縮自在である。本実施形態では、連結部5は、例えばネオプレーン等の伸縮性を有する生地からなり、上下方向だけでなく左右方向或いは斜め方向にも伸縮自在となっている。
以上の構成からなるヒップガード1は、図1に示すように、腰部対応部3を腰部に当てると共に臀部対応部4を臀部に当て、腰ベルト8を腰部に巻き付けると共に各太腿ベルト15をそれぞれの太腿部に巻き付けることによって装着者Hに固定(装着)される。
ここで、臀部の正面だけでなく両側面も覆うことができる発泡シート43は、臀部の正面と両側面とのそれぞれの境界領域にて上下方向に分割されているので、ヒップガード1を装着すべく臀部対応部4の正面部11を臀部の正面にあてがって各側面部12,12を臀部の各側面にあてがうようにすると、発泡シート43が分割位置を起点にして裏面側に屈曲等して臀部の正面と側面とを覆うように変形し、臀部対応部4が無理なく臀部の形状に沿った状態となる。このように、発泡シート43がその分割位置を起点に屈曲等するため発泡シート43に復元力が生じず、突っ張り感をなくすことができるので装着性がよい。
また、装着者Hが例えば歩行や着座等して動いた場合には、発泡シート43は、その動きに合わせて主に分割位置にて屈曲や湾曲して変形する。つまり、発泡シート43が臀部の正面を覆う部分と臀部の側面を覆う部分とに分割されているため、各々の部分が個々に装着者Hの動作に追随し装着者Hの動作に対する追随性がよい。
このように、本実施形態におけるヒップガード1は、装着性及び追随性がよいので着心地が非常によい。
また、発泡シート43の分割方向が上から下へ向けて左右方向外方側から中央側へ向かう方向である、つまり、発泡シート43を分割するための分割線が、その上端部が下端部よりも左右方向外方側となっているので、装着状態において分割位置が装着者Hの臀部の正面と側面との間の領域に沿った位置となり、より一層装着性が向上する。
更に、第1縫着線13が表地41と裏地42とを縫合することによって形成されており、該第1縫着線13に沿って発泡シート43を分割している、即ち、表地41と裏地42とが縫合されて厚みが薄くなっている部分に沿って発泡シート43を分割しているので、分割位置を起点とした発泡シートの屈曲等がスムーズとなり、装着性及び装着者Hの動きに対する追随性が向上し、より着心地がよくなる。
また更に、正面部11の上縁111(臀部対応部4の上縁)が下に凸の曲線状に形成されているため、臀部対応部4にて臀部を覆ったときに上縁部が臀部に密着しやすくなり、更に装着性が向上する。
また、腰部対応部3と臀部対応部4とを連結する連結部5は、少なくとも上下方向に伸縮可能であるので、例えば装着者Hが腰を屈めた或いは伸ばしたとき等に連結部5が伸縮し、腰部対応部3と臀部対応部4とが腰部及び臀部からずれ難くなる。よって、装着者Hの動きに対する追随性が一層向上する。
尚、本実施形態では、発泡シート43が臀部の正面と両側面との間に対応する位置にて上下方向に分割される場合、即ち、分割位置が臀部の正面と両側面との境界領域に対応する位置であり、分割方向が上下(縦)方向であり、しかも分割個数が3つである場合について説明したが、発泡シート43の分割位置、分割方向、および分割個数は、特に限定されず、例えば、発泡シート43が、臀部の上下方向略中央部に対応する位置(臀部の頂部)を通る左右方向に沿って左右(横)方向に分割される場合でもよく、或いは、上下方向の分割と左右方向の分割とで格子状に分割される場合であってもよい。何れにしても、発泡シート43が装着者Hの臀部の形状に合わせて複数に分割されていることにより、装着性と装着者Hの動きに対する追随性とを向上させて着心地を良くすることができる。
更に、本実施形態では、臀部対応部4の上縁111が下に凸の曲線状に形成されている場合について説明したが、これに限らず、例えば左右方向に直線状に形成される場合や上に凸の曲線状又は折れ線状であってもよい。
尚、必要に応じて、正面部11には、その形状を立体的な形状とするためのタック114を設けることもできる。具体的には、図6(A)及び(B)に示すように、正面部11の表地41及び裏地42に、臀部の正面下部に対応する位置で且つ左右方向略中央の位置にタック114を設ける。この場合、タック114は、正面部11の臀部の正面下部に対応する位置で且つ左右方向略中央の位置を起点に、正面部11の面方向に沿って少なくとも1つ形成される。換言すると、タック114は、前記位置を起点に、正面部11の面方向且つ放射方向に少なくとも1つ形成される。より詳細には、タック114は、前記位置を起点に、上側ほど互いに離間するよう斜め上方へ向けて左右に一対設けられる。
このようにタック114が設けられていることにより、本体部2(特に、臀部対応部4)は、ヒップガード1を装着していない状態でも裏面側が内側となるように湾曲した立体的な形状となり、より臀部の形状に沿った状態でヒップガード1を装着することができ、装着性が更に向上する。尚、タック114には、ダーツ、ギャザー、シャーリングも含まれる。
尚、タック114は、直線状に形成しても曲線状に形成しても何れであってもよい。また、タック114は、表地41または裏地42の何れか一方にのみ設ける場合であってもよい。
本発明の一実施形態に係るヒップガードの装着状態を示す斜視図。 展開したヒップガードの表面側を示す展開図。 展開したヒップガードの裏面側を示す展開図。 図3のA−A線断面図。 図3のB−B線断面図。 本発明の他の実施形態に係るヒップガードを示す部分正面図であり、(A)はヒップガードの表面側を示し、(B)はヒップガードの裏面側を示す。
符号の説明
1…ヒップガード、2…本体部、3…腰部対応部、4…臀部対応部、5…連結部、6…縁取りテープ、7…補強部、8…腰ベルト、9…調節機構、10…滑り止めシート、11…正面部、12…側面部、13…第1縫着線、14…第2縫着線、15…太腿ベルト、16…主ベルト、17…伸縮ベルト、18,81…バックル、19…股紐挿通部、33,41…表地、34,42…裏地、43…発泡シート、44…隠蔽シート、71…リブ、91…バンド、113…切欠き部、114…タック、421…立体構造状ネット、F1,F2…面ファスナ、H…装着者

Claims (2)

  1. 臀部に装着され、装着時に外側となる表地と該表地よりも内側に設けられる発泡シートとを有する本体部を備えるヒップガードにおいて、前記発泡シートは、臀部の形状に合わせて複数に分割されていることを特徴とするヒップガード。
  2. 前記発泡シートは、臀部の正面と両側面とのそれぞれの間に対応する位置にて上下方向に分割されていることを特徴とする請求項1に記載のヒップガード。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004232141A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Shimano Inc 下衣
JP2004277967A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Idt Inc プロテクター

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