JP2009013034A - 合成石英ガラス母材の製造装置及びそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法 - Google Patents

合成石英ガラス母材の製造装置及びそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能な合成石英ガラス母材の製造装置を提供すること。
【解決手段】中空の合成炉10と、合成炉10内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナ11と、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体13を形成するためのターゲット12と、合成炉10の天井面に形成された排気口14と、合成炉10のバーナ11の配置部位の周辺に形成された給気口15とを備えることを特徴とする合成石英ガラス母材の製造装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成石英ガラス母材の製造装置及びそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法に関し、より詳しくは、Fレーザ(157nm)、ArF(193nm)、ArCl(175nm)、Kr(146nm)、Ar(126nm)エキシマレーザや非線形光学効果を利用した固体レーザ、その他の深紫外光もしくは真空紫外光を用いた光リソグラフィ装置に用いられる合成石英ガラスの材料となる合成石英ガラス母材の製造装置、並びにそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法に関する。
従来、シリコン等のウエハ上に集積回路の微細パターンを露光、転写する光リソグラフィ技術においては、ステッパと呼ばれる露光装置が用いられている。このようなステッパの光源は、近年のLSIの高集積化に伴って、g線(波長436nm)からi線(波長365nm)、さらにはKrFエキシマレーザ(波長248nm)やArFエキシマレーザ(波長193nm)へと短波長化が進められている。
一般に、ステッパの照明系或いは投影系のレンズに用いられる石英ガラスには、紫外光の高透過率性と屈折率の高均質性とが要求されている。例えば、光リソグラフィ用の投影レンズ硝材として用いられる合成石英ガラスとしては、3方向に脈理が無く、光軸方向の屈折率均質性Δnが4×10−5以下でレンズの光軸方向の屈折率分布が中央対称性を有し、非回転対称成分のRMS値が0.0050λ以下であるとともに、その回転対称成分を2・4次でカーブフィッティングした後の残渣成分のRMS値が0.0050λ以下であり、且つ、複屈折の最大値と最小値の差が2.0nm/cm以下であることが要求されている。
このような合成石英ガラスの製造方法としては、例えば、酸水素バーナからの火炎中で、四塩化珪素(SiCl)等の珪素化合物からなる気体原料を加水分解し、ガラス微粒子を生成させて堆積成長させる方法が知られている。そして、直径200mmを超える大口径の光学用合成石英ガラスを製造する方法としては、ガラス微粒子を生成させて堆積成長させる際にターゲット温度がガラス溶融温度以上になるようにバーナ火力を上げることにより単一工程でガラス化させる直接法と、低温で堆積成長させることにより、ガラス微粒子の集合体(以下、堆積中間体(スート体)と称す。)を一旦得て、その後、電気加熱炉等でガラス化温度以上に加熱して透明化させることによりガラス化させるVAD(Vapor Phase Axial Deposition)法とが主流となっている。
そして、このようなVAD法を採用する場合においては、スート体を堆積成長させる際に、バーナと堆積成長面の距離及び燃焼ガス量を最適化し、堆積成長面内の温度分布を制御してスート体の径方向の密度を均一化させて均質性の向上が図っていた。しかしながら、このようなVAD法による合成石英ガラス母材の製造の際には、堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が炉壁に堆積し、粒径の異なるガラス微粒子(2次粒子)に成長した後、炉壁から剥離し、炉内を浮遊して再び火炎中に入り、堆積成長面に捕捉されて、得られた合成石英ガラス母材を透明化させる際に、合成石英ガラス内部に泡や屈折率の局所的不均一欠陥を引き起こしていた。そこで、スート体の堆積成長面で捕捉されなかったガラス微粒子が再び火炎中に入ることを防止するために、合成炉に排気口と給気口とを設けた種々の合成石英ガラス母材の製造装置が研究されてきた。
例えば、特開2005−170704号公報(特許文献1)においては、合成炉と、バーナと、ガラス微粒子を堆積させるターゲットと、合成炉の側面に設けられた排気口と、バーナ火炎が多孔質ガラス表面に当たる部位と排気口の延長線上で排気口から火炎が当たる部分を通り反応容器と交差する領域に形成された給気口とを備える合成石英ガラス母材の製造装置が開示されている。
特開2005−170704号公報
しかしながら、従来の合成石英ガラス母材の製造装置においては、スート体の堆積成長面で捕捉されなかったガラス微粒子が炉壁に堆積することを十分に防止することができず、剥離した2次粒子が堆積成長面に取り込まれることがあった。そして、このようにして得られた合成石英ガラス母材を透明化させた場合には、合成石英ガラスに泡や屈折率の局所的不均一欠陥が生じるという問題があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能な合成石英ガラス母材の製造装置、並びにそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、合成炉と、前記合成炉内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナと、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体を形成するためのターゲットと、前記合成炉に形成された排気口及び給気口とを備える合成石英ガラス母材の製造装置において、前記排気口を前記合成炉の天井面に形成し且つ前記給気口を前記合成炉の前記バーナの配置部位の周辺に形成することにより、スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置は、中空の合成炉と、前記合成炉内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナと、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体を形成するためのターゲットと、前記合成炉の天井面に形成された排気口と、前記合成炉の前記バーナの配置部位の周辺に形成された給気口とを備えることを特徴とするものである。
また、上記本発明の合成石英ガラス母材の製造装置においては、前記給気口の中心がバーナの吐出口の中心から500mm以内に位置することが好ましい。
さらに、本発明の合成石英ガラス母材の製造方法は、中空の合成炉と、前記合成炉内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナと、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体を形成するためのターゲットと、前記合成炉の天井面に形成された排気口と、前記合成炉の前記バーナの配置部位の周辺に形成された給気口とを備える合成石英ガラス母材の製造装置を用い、前記バーナによりケイ素化合物を火炎中で加水分解させてガラス微粒子を生成させて前記ターゲット上に堆積せしめ、得られる堆積中間体を成長させて合成石英ガラス母材を製造することを特徴とする方法である。
本発明によれば、スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能な合成石英ガラス母材の製造装置、並びにそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法を提供することが可能となる。
従って、本発明によれば、得られた合成石英ガラス母材を透明化させて得られる合成石英ガラスに、泡や屈折率の局所的不均一欠陥が生じることを十分に防止することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び図面中、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置の好適な一実施形態の概略斜視図である。また、図2は、図1に示す製造装置の概略A−A断面図であり、図3は、図1に示す製造装置の概略B−B断面図である。
図1に示す合成石英ガラス母材の製造装置は、合成炉10と、バーナ11と、ターゲット12と、堆積中間体(スート体)13と、合成炉10の天井面に形成された排気口14と、バーナ周辺に形成された給気口15とを備えるものである。なお、ターゲット12は、図示を省略した回転モータと連結されており、これにより堆積中間体(スート体)13の成長にあわせてスート体13の上下動及び回転を可能とする。また、合成炉10の側面には、スート体13の成長を監視することが可能なように監視窓16が設けられている。
合成炉10は特に制限されず、公知の合成炉を適宜用いることができ、目的に応じて、材質や形状等を適宜変更して用いることができる。本実施形態においては、合成炉10の高温に曝される部分にステンレス材(SUS316L)を使用する。このような高温にさらされる部分にSUS316L等のステンレス材を使用することで、塩酸(HCl)やフッ酸(HF)等が反応生成物として発生する原料を使用する際に耐熱性、耐酸性及び加工性がより向上する傾向にある。
また、合成炉10の天井面には、排気口14が形成されている。このような排気口を天井面に形成することで、スート体の堆積成長面で捕捉されなかったガラス微粒子を、排気口から効率よく排出することが可能となる。なお、前記天井面内において、排気口14を形成する位置は、合成炉の形状や合成条件等によって好適な位置が異なるものであり、特に制限されないが、炉内に生じる気流(本実施形態においては、図2、3中の矢印で表される気流A)が排気口14に効率よく流れ込むように炉内の圧力を制御することが可能となるように、天井面内において排気口14の形成位置を適宜設計することが好ましい。
さらに、このような排気口14の形状や大きさは特に制限されないが、効率よく排気を行うという観点から、排気口の全面積を、天井面の面積に対して0.005〜0.5倍とすることが好ましい。また、排気口14に排気管を接続し、その排気管にバルブ等を設けて排気流速を任意に調整できるようにしてもよい。なお、本実施形態においては、天井面の面積に対して0.05倍の面積を有する円形の排気口14が天井面に形成されている。
また、合成炉10のバーナ11が配置された下面には、給気口15が形成されている。図4にバーナが配置された下面の模式図を示す。このような給気口15をバーナ11の周辺に配置することで、給気口15から排気口14へ向かう気流が形成されるため、スート体の堆積成長面で捕捉されなかったガラス微粒子を効率よく、炉外に排出することが可能となる。また、給気口15を形成する部位は、バーナ11の周辺であればよく、特に制限されず、炉内に生じる気流(本実施形態においては、図2、3中の矢印で表される気流A)が排気口14に効率よく流れ込むように炉内の圧力を制御することが可能となるように、合成炉の形状等に応じて給気口15の形成部位を適宜設計することが好ましい。
また、給気口15としては、給気口の中心が、バーナの吐出口の中心から500mm以内に位置するように形成されていることが好ましい。給気口15の中心とバーナ11の吐出口の中心との距離が500mmを超えると、給気口から所定のガスを供給しても、スート体の堆積成長面で捕捉されなかったガラス微粒子が給気口15から排気口14へ向かう気流にのらず、効率よく炉外に排出することが困難になる。
また、給気口15の形状や大きさは特に制限されないが、1分間あたりの給気流量は、合成炉10の内容積の0.3〜2倍とすることが好ましい。また給気の流速は0.5〜5.0m/sとすることが好ましい。なお、給気口15に給気管を接続し、その給気管にバルブやポンプ等を接続して供給されるガスの流量を調整できるようにしてもよい。更に、炉内に不純物が混入することを防止するという観点から、給気口15又は前記給気管に各種フィルタを設置してもよい。また、本実施形態においては、図4に示すように、給気口15はバーナ11を対象にして2つ形成されており、バーナ11の中心と給気口15の中心との距離がそれぞれ300mmであり、且つ2つの給気口15の中心点を結んだ線は、水平面と平行である。
また、バーナ11としては特に制限されないが、多数の筒状体を同軸に配置した多重管構造を有し、内外に同心円状に各管が配置されており、それぞれの噴出口から斜め上方に四塩化ケイ素等のケイ素化合物を含有する原料ガスと、酸素等の支燃性ガス及び水素等の可燃性ガスからなる燃焼ガスと、不活性ガスとを噴出させることにより、斜め上方に向けて火炎が形成されるように構成されているものを好適に用いることが可能である。例えば、直径100mm以上のスート体を作る際において、可燃性ガス用の管と支燃性ガス用の管との組合せを複数持つバーナを用いることにより、原料の堆積面温度を均一に調整しやすく、スート体13を安定して堆積成長をさせることができる傾向にある。
さらに、バーナ11において、不活性ガスを噴出させる噴出口は、原料ガス、燃焼ガス(可燃性ガス及び支燃性ガス)の噴出口の間に配置することが好ましい。可燃性ガスと支燃性ガス或いは原料がバーナ近傍で反応するとバーナの劣化を引き起こす傾向にあることからバーナ吐出口11aを不活性ガスによりシールすることが好ましく、更に、原料ガス、燃焼ガスの噴出口の間に不活性ガスの噴出口を配置することで、バーナ11の劣化をより効率よく防止することが可能となる。そして、本実施形態においては、このようなバーナ11として、原料ガス、可燃性ガス及び支燃性ガスの噴出口の間で不活性ガスが噴出されるように不活性ガスの噴出口が配置された石英ガラス製の8重管構造を有するリングバーナを用いている。
また、ターゲット12としては特に制限されず、いわゆるVAD法により合成石英ガラス母材を製造する際に用いることが可能な公知のターゲット材料を適宜用いることができる。
また、本実施形態においては、監視窓16から合成炉の内部を監視するために図示を省略するCCDカメラが設置されている。このようなCCDカメラにより、スート体13の堆積成長面とバーナ11との位置画像を撮り、その相対位置を画面上或いは画像解析ソフト等で計測したデータにより、ターゲット12の引き上げ速度を制御する。このようなフィードバック方法としては特に制限されないが、本実施形態においては、計測値が一定となるようにPID制御をかける方法を採用している。そして、このようにしてターゲット12は、バーナ11の火炎吐出方向の延長線上にスート体13の堆積成長面が位置するように制御される。
次に、本発明の合成石英ガラス母材の製造方法の好適な方法として、図1に示す製造装置を用いて合成石英ガラス母材を製造する方法を説明する。
このような方法は、バーナ11によりケイ素化合物を火炎中で加水分解させてガラス微粒子を生成させてターゲット12上に堆積せしめ、得られるスート体13を成長させて合成石英ガラス母材を製造する方法である。すなわち、合成炉10内において、四塩化珪素(SiCl)、四フッ化珪素(SiF)、シラン(SiH)等のケイ素化合物を含有する原料ガスと、支燃性ガス(酸素ガス)及び可燃性ガス(水素ガス)等の燃焼ガスと、不活性ガスとをバーナ11から噴出させ、火炎中においてケイ素化合物を加水分解せしめてガラス微粒子を生成させる。そして、バーナ11から火炎を斜め上方に向けて吐出させ、その火炎によりガラス微粒子をターゲット12に堆積しつつスート体13を加熱して、凸面形状の堆積面を有する多孔質ガラスからなるスート体13を成長させる。
また、バーナ11によって噴出させる原料ガス、可燃性ガス、支燃性ガス及び不活性ガス等の供給割合は特に制限されず、得られる合成石英ガラス母材のサイズ等によって適宜選択することができる。例えば、直径100mm以上のスート体を製造する際には、四塩化珪素(SiCl、原料ガス)を毎分20〜100gの割合とした場合に、水素ガスは毎分100〜500リットル、酸素ガスは毎分50〜500リットル、窒素ガス(不活性ガス)は毎分20〜200リットルの割合で供給することが好ましい。
また、酸素ガス及び窒素や窒素以上の分子量を持つ不活性ガスは、分子量が小さい水素ガスに対してバーナからスート体堆積成長面までの間の火炎の直進性を向上させるための誘導ガスとして役目を果たすことができる。窒素等の不活性ガスを誘導ガスとして機能させる場合には、酸水素ガスの燃焼位置をバーナ11の先端から遠ざけてしまい、結果として原料の加水分解反応を妨げてしまうため、酸素ガスを主として誘導ガスとした配分でガスの噴出を行うことが好ましい。なお、酸素ガスを火炎方向の誘導ガスとして機能させる場合には、原料の加水分解に必要とされる酸水素の燃焼比率から算出される酸素ガスの当量よりも多くの量の酸素ガスを供給する必要がある。
さらに、本実施形態においては、合成石英ガラス母材の製造に際して、四塩化珪素(SiCl)等の珪素化合物からなる原料ガスを加水分解させてガラス微粒子を生成させてスート体を堆積成長させる方法を採用していることから、原料ガスをバーナ11に供給する方法としては、原料を安定して供給するために加熱槽を有する気化器とマスフローコントローラとを介して供給する方法を採用することが好ましい。このような原料ガスの供給方法を採用することで、引き上げ速度の制御の安定化と堆積成長面の時間的な温度変化を少なくすることが可能となるため、最終的に得られる合成石英ガラスの屈折率や複屈折等の均一性が向上する傾向にある。
また、スート体13の堆積成長のはじめには、ターゲット12及びスート体13を回転させて、ターゲット12の中心軸に対して同心円上にあるスート体13の堆積成長面の温度を均一となるようにすることが好ましい。この際の回転速度としては特に制限されるものではないが、回転を早くし過ぎるとターゲット12に振動が引き起こされてスート体13に亀裂が生じることから、製造装置の構造に合わせて回転速度を適宜設定とすることが好ましい。また、回転速度が遅すぎると、堆積成長面内に局所的な高温部が発生することから、得られる合成石英ガラス母材が局所的に密度分布の大きな箇所が存在するものとなり、これを透明化して得られる合成石英ガラスにおいては、屈折率や複屈折の不均一性や泡等の欠陥が生じやすくなる。このような観点から、図1に示すような構造の製造装置を用いる場合には、回転モータによって毎分3〜20回転の速度でターゲット12及びスート体13を回転させることが好ましい。
また、スート体13の堆積成長にともなって、スート体13を引き上げる。この際、堆積成長面とバーナ11との相対位置が一定となるように、上述の合成炉10の監視窓16に接続されたCCDにより、スート体13の堆積成長面とバーナ11との位置画像を撮り、その相対位置を画面上あるいは画像解析ソフト等で計測したデータによりフィードバックをかけて、ターゲット12の引き上げ速度を制御することが好ましい。
さらに、このような合成石英ガラス母材の製造に際しては、バーナ11の周辺に形成された給気口15から所定のガスを供給しつつ天井面に形成された排気口14から、スート体13に捕捉されなかったガラス微粒子を排気する。これによって、スート体13に補足されなかったガラス微粒子が炉壁に堆積することを十分に防止することが可能となり、粒径の異なる2次粒子がスート体13に取り込まれることを十分に防止することができる。
また、合成石英ガラス母材の製造の際に、給気口15から供給するガスとしては、スート体13に不純物が混入することを防止するために、フィルタを介したクリーンエアやフィルタを介した不活性ガス等であることが好ましい。
以下、合成炉10内のガスやガラス微粒子の動きについて説明する。バーナ11から吐出されたガス(酸水素火炎や不活性ガス等)は、スート体13にぶつかるとスート体13を巻き込むようにして第一の排気口の方向に流れる(図2及び3中の矢印A)。ここで、スート体を巻き込むようにして流れるガスや火炎が干渉すると、排気口14からガス等を効率よく排気することが困難となる。本発明においては、バーナ11の周辺に給気口15が形成されているため、給気口より所定のガスを供給することが可能となり、このような供給ガスのガス流により、スート体を巻き込むようにして流れるガスや火炎の流れの干渉を十分に防止することができる。また、バーナ11から吐出されたガスやスート体13に捕捉されなかったガラス微粒子は、図2中の矢印Aに示すように合成炉内の上部に上がろうとする慣性力を持つ。本発明においては、合成炉内の上部に上がろうとする慣性力を持ったガラス微粒子を効率よく排出するために、ガラス微粒子の運動方向にある天井面に排気口14を形成する。このように、本発明においては、炉内に生じた気流やガラス微粒子が流れ込む位置(炉内に生じた気流やガラス微粒子を効率よく捕捉できる位置)に排気口14が形成されているため、流体が排気口14へ流れ込むように合成炉10内の圧力を制御することが可能となる。そして、合成炉10内においては、給気口15から供給される所定のガスによるガス流と排気口14からの排気により、バーナ11の吐出口から排気口15へ繋がる整流された流体の流れが引き起こされる。このような整流された流れによって、バーナ11からの吐出されたガスやスート体に堆積されなかったガラス微粒子は、効率よく排気口へ流れる。そのため、本発明においては、排気効率の低下や、合成炉の炉壁へのガラス微粒子の堆積を十分に防止できる。
なお、本発明の合成石英ガラス母材の製造方法によって得られたスート体を用い、これを電気加熱炉等の熱処理装置を用いて透明化させることで合成石英ガラスを製造することができる。このような透明化工程は特に制限されず、公知の方法を適宜採用することができる。
以上、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置の好適な一実施形態及びそれを用いた合成石英ガラス母材の好適な製造方法について説明したが、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置及び合成石英ガラス母材の製造方法は、これに制限されるものではない。
例えば、前記実施形態においては、前記実施形態においては、排気口14が天井面に1つ形成されたものであるが、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置においては、排気口の数は特に制限されず、複数であってもよい。また、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置においては、同様に給気口15の数も特に制限されず、1〜複数であってもよい。
さらに、前記実施形態においては、CCDカメラ等のデータを解析してフィードバック信号によりターゲット12の引き上げ速度を制御しているが、引き上げ速度を制御する方法はこれに制限されず、30分から数時間の範囲の一定時間ごとにスート体の成長面を測定して、その都度、手動で引き上げ速度の補正を行う方法を採用することもできる。
また、前記実施形態においては、バーナ11として石英ガラス製のバーナを用いているが、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置においてはこれに制限されず、金属製のバーナを用いてもよい。バーナは原料ガス及び燃焼ガスが高温で通過する部位であるから、特にスート体への汚染防止に努める必要があるため、その材質としては石英ガラスや金属等を挙げることができる。なお、石英ガラスは耐熱、耐酸性が高く、最も一般的な材料といえるが、バーナは複数の多重管構造を有しており、高度な加工精度が必要となるため、石英ガラスを用いると加工性が悪いという欠点がある。一方、金属は、石英ガラスと比較して加工性は良いものの耐酸性で劣るという欠点がある。また、バーナは、そのメンテナンスに薬品洗浄を行う必要性がある。このような観点からバーナの材質としては石英ガラスが好ましい。
また、前記実施形態においては、前述のような形状の合成炉を用いているが、本発明の合成石英ガラス母材の製造方法に用いられる合成炉の形状は特に制限されず、例えば立方体形状、円筒状の形状の合成炉等であってもよい。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
上述の図1〜図4に示す合成石英ガラス母材の製造装置を用い、合成石英ガラス母材を製造した。なお、合成炉10には、水平面とバーナ11の中心軸とのなす角度θが45°となるようにしてバーナ11が設置されている。また、合成炉10には、バーナ11の吐出口の中心と給気口の中心との距離がそれぞれ300mmとなる位置に、バーナ中心を対称に2つの給気口15を形成した。また、給気口15は、縦270mm、横40mmの長方形状とし、エアフィルタを取り付けて設置した。そして、給気口15からエアフィルタを介した空気を、1分間あたりの給気量が合成炉10の内容積の50%となるように合成炉10内に供給した。また、排気口14は、合成炉10の天井面に形成した。このようにして、製造装置の炉内外の圧力差を一定に保ちながら合成を行った。また、製造に際しては、バーナ11の中心軸の延長線上にスート体13の堆積成長面が位置するように、スート体13の最下部位置を1時間ごとにCCDカメラで測定して、引き上げ速度を調整しながら堆積成長させた。また、バーナ11に供給する原料ガスとしては四塩化珪素(SiCl)を用い、不活性ガスとしては窒素ガスを用いた。そして、原料ガスを毎分30g、水素ガスを毎分100L、酸素ガスを毎分50L、窒素ガス(不活性ガス)を毎分30Lの割合でバーナ11に供給した。このようにして、直径200mmで長さ500mmの合成石英ガラス母材(スート体)を得た。
(比較例1)
給気口が形成されていない以外は実施例1と同様の構成の製造装置を用いた。そして、このような製造装置を用いる以外は実施例1と同様にして、直径200mmで長さ500mmの合成石英ガラス母材(スート体)を製造した。なお、給気を行わなかったため、排気口14からのガスの排気速度は0.028m/sであった。
(比較例2)
合成炉の側面であって且つバーナ11の吐出口の中心と排気口の中心とを結んだ線と、バーナ11の中心軸Lとが成す角度が0°となるような位置排気口が形成されている以外は実施例1と同様の構成の製造装置を用いた。そして、このような製造装置を用いる以外は実施例1と同様にして、直径200mmで長さ500mmの合成石英ガラス母材(スート体)を製造した。
実施例1及び比較例1〜2において、合成石英ガラス母材(スート体)の製造を行った後の各製造装置の合成炉内に堆積したガラス微粒子の量を、それぞれ測定した。このような測定の結果、比較例1で用いた製造装置においては、合成炉内のガラス微粒子の堆積量が400gであり、比較例2で製造装置においては、合成炉内のガラス微粒子の堆積量は400gであった。一方、実施例1で用いた製造装置(本発明の合成石英ガラス母材の製造装置)においては、合成炉内のガラス微粒子の堆積量は180gであることが確認された。このような結果から、天井面に排気口を形成し且つバーナ周辺に給気口を形成した本発明の合成石英ガラス母材の製造装置においては、スート体に捕捉されなかったガラス微粒子を効率よく炉外に排出できることが分かる。
次に、実施例1及び比較例1〜2で得られた各合成石英ガラス母材を加熱透明化して、得られた各石英ガラスの内部の泡及び異物個数を測定した。このような測定の結果、比較例1で得られた合成石英ガラス母材を用いた場合には、得られた石英ガラス内に泡は発生していなかったが異物が63個あることが確認された。比較例2で得られた合成石英ガラス母材を用いた場合には、得られた石英ガラス内に泡は発生していなかったが異物が60個あることが確認された。一方、実施例1で得られた合成石英ガラス母材を用いた場合には、得られた石英ガラス内に泡が発生せず、しかも異物の数は8個であった。
このような結果から、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置(実施例1)を用いることにより、スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能であることが分かった。また、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置(実施例1)を用いることにより、得られた合成石英ガラス母材を透明化させて得られる合成石英ガラスに、泡や屈折率の局所的不均一欠陥が生じることを十分に防止することが可能となることが分かった。
以上説明したように、本発明によれば、スート体の堆積成長面に捕捉されなかったガラス微粒子が合成炉の炉壁に堆積することを十分に防止でき、前記堆積成長面に2次粒子が取り込まれることを十分に防止することが可能な合成石英ガラス母材の製造装置、並びにそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法を提供することが可能となる。
したがって、本発明の合成石英ガラス母材の製造装置、並びにそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法により得られた合成石英ガラス母材を透明化させて合成石英ガラスを製造すれば、合成石英ガラス中に生じる泡や屈折率の局所的な不均一欠陥を低減させることが可能となるため、真空紫外光を用いた光リソグラフィ装置等に用いられる合成石英ガラスの材料に用いられる合成石英ガラス母材の製造装置及びそれを用いた合成石英ガラス母材の製造方法として有用である。
本発明の合成石英ガラス母材の製造装置の好適な一実施形態の概略斜視図である。 図1に示す製造装置の概略A−A断面図である。 図1に示す製造装置の概略B−B断面図である。 図1に示す製造装置の合成炉のバーナが配置された下面の模式図である。
符号の説明
10…合成炉、11…バーナ、12…ターゲット、13…堆積中間体(スート体)、14…排気口、15…給気口、16…監視窓。

Claims (3)

  1. 中空の合成炉と、前記合成炉内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナと、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体を形成するためのターゲットと、前記合成炉の天井面に形成された排気口と、前記合成炉の前記バーナの配置部位の周辺に形成された給気口とを備えることを特徴とする合成石英ガラス母材の製造装置。
  2. 前記給気口の中心が、バーナの吐出口の中心から500mm以内に位置することを特徴とする請求項1に記載の合成石英ガラス母材の製造装置。
  3. 中空の合成炉と、前記合成炉内にケイ素化合物及び燃焼ガスを噴出させて火炎を形成するためのバーナと、前記火炎中で生成されたガラス微粒子を堆積させて堆積中間体を形成するためのターゲットと、前記合成炉の天井面に形成された排気口と、前記合成炉の前記バーナの配置部位の周辺に形成された給気口とを備える合成石英ガラス母材の製造装置を用い、前記バーナによりケイ素化合物を火炎中で加水分解させてガラス微粒子を生成させて前記ターゲット上に堆積せしめ、得られる堆積中間体を成長させて合成石英ガラス母材を製造することを特徴とする合成石英ガラス母材の製造方法。
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