JP2009012548A - リフターの操作部構造 - Google Patents

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Tomohisa Kubota
友久 久保田
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Abstract

【課題】 操作レバーの遠隔操作によりシートクッションを昇降させるものにおい
て、その伝達効率を良好にすることである。
【構成】 平行四節リンク機構からなる動力伝達手段Aで、操作レバーBと、シート
クッションを昇降動作させるリフター機構のブレーキユニット40の軸部とを連結
させてなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シートクッションの上下調整用リフターを備える車両用シートにおけるリフターの操作部構造に関する。
従来のリフターには、例えば実開平3−1838号公報に開示されているように、リフターの操作レバーが操作し易いように、ブレーキユニット(ロックユニット)から離れた位置に操作レバーを設け、この操作レバーの遠隔操作により、シートクッションを昇降するものが開示されている。
これは前記リフター機構におけるブレーキユニットの回動軸をフレーム側部より突設し、この突設した部分の回動軸と、この回動軸と離れた位置のフレームに設けた操作レバー付の回転軸とに、チェーン、ベルト等による無端帯を連結した構造である。
実開平3−1838号公報
以上の従来品は、無端帯を、操作レバーからブレーキユニットへの動力伝達手段としているため、シートクッションの横幅が無端帯の幅分広くなる不具合がある。
また、スプロケット、無端帯間のクリアランス等に起因する操作レバーの遊びによるガタ付き、あるいは作用荷重による無端帯の伸び等が生じやすいため、その動力の伝達効率に劣りやすく、特に、ラチェット式やクラッチ式の伝達機構を有するブレーキユニットであると、小刻みの回動操作が要求されることから、このような伝達効率に劣る動力伝達手段であると、これらに対するその適応性に劣る不具合もある。
そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るリフターの操作部構造は、シートクッションのフレーム側部に、シートクッションを昇降動作させるリフター機構におけるブレーキユニット軸と、前記ブレーキユニット軸に対して離れた位置に操作レバー支持用の支持軸とを各々突設し、該支持軸と前記ブレーキユニット軸との間に、前記ブレーキユニット軸に一体に固定した後プレートと、前記支持軸に回動可能に軸着した前プレートと、前記後プレートと前プレートとを連動可能に連結する連動リンクから構成する平行四節リンク機構からなる動力伝達手段を設け、前記前プレートに前記操作レバーを固定してなる構造である。
そして、前記後プレート、前プレート、連動リンクからなる動力伝達手段はあらかじめ一体にユニット化することが好ましい。
本発明によれば、操作レバーからブレーキユニットへの動力伝達手段が平行四節リンク機構で構成されているため、シートクッションのフレームの外方に、動力伝達手段が前記従来品に対して突出しない。そのため、シートクッションの横幅が広くなることがなく、シートクッションの横幅が制約されない。
また、平行四節リンク機構を使用しているため、ガタツキを伴うクリアランス等を設けることなく、操作レバーからブレーキユニットへの動力伝達が図れ、伝達効率の高い動力伝達手段を容易に確保できる。
更に、このような高い伝達効率を有する動力伝達手段であれば、ラチェット式やクラッチ式の伝達機構を有するブレーキユニットへの適応性にも優れ、その操作性も確実に向上することができる。
加えて、動力伝達手段の連動リンクの長さを適宜調整、設定することで、操作レバーの位置が自由に選択できるため、レバー位置の自由度が確実に増し、フレームや操作レバーの共用化(標準化)が十分に可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る構造を採用したリフター付自動車用シートを示し、そのシートクッションSCの側面は樹脂製のガーニッシュ70で被覆され、このガーニッシュ70の外側にはリフター操作用の操作レバーBが配設されている。図中SBはシートバックを示す。
このシートクッションSCは車床又は車床に固定したスライドレールに対して昇降動作し得るように周知のリフター機構(不図示)によって支持され、シートクッションの横幅方向に架設したリフター機構の回転操作軸(不図示)を回転させることにより、シートクッションSCが上下動するようになっている。
そして、図2に示すように、回転操作軸のフレーム50より外方に突出した部分にはロック機構を構成する周知構造のブレーキユニット40が設けてあり、このブレーキユニット40の軸部を回転させることにより、ロックが解除され前記回転操作軸が回転する構造である。
以上のブレーキユニット40の前方のフレーム側面には、台座23が溶接され、この台座23に段付ボルトからなる支持軸22が突設されている。
なお、図3に示すように、このブレーキユニット40及び支持軸22周辺にトリムカバー60が被覆されることがないように、また、それ以外のフレーム側面は、トリムカバー60が被覆されるように、トリムカバー60には切欠部が設けてある。
そして、ブレーキユニット40と支持軸22には図3、5に示すように、後プレート10、前プレート20、連動リンク30からなる平行四節リンク機構からなる動力伝達手段Aが取付けられている。
図示する動力伝達手段Aは、図6に示すように、あらかじめ一体にユニット化されており、後プレート10はブレーキユニット40の軸部に一体にスクリュー11…などで締結され、その下部にはリンク部10Aが一体成形され、リンク部10Aに枢支ピン30Aによって連動リンク30が枢着されている。
図6において、図中10B…はブレーキユニット40の嵌合孔、10C…はスクリュー11…の通孔で、この通孔10Cからブレーキユニット40側の締結孔41C…にスクリュー11を通して締結することにより、後プレート10は固定される。
連動リンク30の他端は枢支ピン30Bで前プレート20に連結され、この前プレート20は支持軸22にナット、ワッシャ21で組付けられており、その下部にはそのリンク部20Aを一体に有し、このリンク部20Aに前記連動リンク30が取付けられる。そして、支持軸22に対する組付ける部分には台座23の外周に沿うように、直角状に折曲したガイド片部20Dが延設されている。
なお、連動リンク30の長さを適宜調整することにより、操作レバーBの位置を自由に設定できるため、フレーム50、操作レバーBの共用化が可能となる。
そして、この前プレート20には図3に示すように従来のリフター用の操作レバーBがスクリュー24…で一体に締結されている。図中20C…はスクリュー24…の締結孔を示す。
以上の如くの構成であるから、操作レバーBを回動操作すると、前プレート20が回転し、この回転に連動して連動リンク30は前後方向に移動して後リンク10を回転させる。
この後リンク10の回転により、ブレーキユニット40によるリフター機構の回転操作軸が回転して、シートクッションSCが昇降する。
従って、ガタ付きを伴うクリアランスなどを設けることなく、操作レバーBからブレーキユニット40への動力伝達が図れるため、伝達効率の高い動力伝達を確保できる。そのため、ラチェット式やクラッチ式の伝達機構を有するブレーキユニット40への適応性を向上させることができる。
なお、前記の通り、ブレーキユニット40、支持軸20付台座23を除く部分はトリムカバー60で被覆され、このトリムカバー60の端末は図4に示すように、フレーム50に掛止される。
このトリムカバー60を取付後に、前記動力伝達手段Aを組付けることにより、トリムカバー60及び動力伝達手段Aのフレーム50側面に対する組付が容易になる。
また、 動力伝達手段Aを組付後、これらを樹脂製のガーニッシュ70で被覆し、操作レバー40を前プレート20に締結する。
従って、前記操作レバーBはブレーキユニット40の位置に関係なく、操作し易い位置に配設できるため、操作性が向上する。
そして、前記無端帯を動力伝達手段として使用するものに対して、シートの幅方向のスペースを最小にできる。
本発明構造を有する自動車用シートの斜視図である。 動力伝達手段を組付ける前の斜視図である。 動力伝達手段を組付けた状態の斜視図である。 図3のA―A部分における操作レバーの取付状態の断面図である。 動力伝達手段を組付ける状態の斜視図である。 動力伝達手段の斜視図である。
符号の説明
A…動力伝達手段、 B…操作レバー、 10…後プレート、 20…前プレート、
22…支持軸、 30…連動リンク、 40…ブレーキユニット。























Claims (2)

  1. シートクッションのフレーム側部に、シートクッションを昇降動作させるリフター機構におけるブレーキユニット軸と、このブレーキユニット軸に対して離れた位置に操作レバー支持用の支持軸とを各々突設し、
    該支持軸と前記ブレーキユニット軸との間に、前記ブレーキユニット軸に一体に固定した後プレートと、前記支持軸に回動可能に軸着した前プレートと、前記後プレートと前プレートとを連動可能に連結する連動リンクから構成する平行四節リンク機構からなる動力伝達手段を設け、前記前プレートに前記操作レバーを固定してなるリフターの操作部構造。
  2. 前記動力伝達手段はあらかじめ一体にユニット化してなる前記請求項1記載のリフターの操作部構造。















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