JP2009012168A - ステージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら、高分解能且つ高精度なステージ装置1を提供することである。
【解決手段】ベース2と、前記ベース2上に第1方向に設けられた第1リニアガイド3と、前記第1リニアガイド3上に設けられ、第1方向に移動可能なくさび部材4と、前記ベース2に設けられ、前記くさび部材4を進退移動させる駆動機構5と、前記くさび部材4の傾斜面4aに傾斜方向に沿って設けられた第2リニアガイド6と、前記ベース2上に前記第1方向とは異なる第2方向に設けられた第3リニアガイド7と、前記第3リニアガイド7により第2方向に移動可能な移動ステージ8と、を備え、前記移動ステージ8が、前記移動ステージ8を第3リニアガイド7に設けたときの第2リニアガイド6が設けられる設置面を第2リニアガイド6に沿った角度に調節する調節機構10を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置や精密測定装置などに用いられるステージ装置に関し、特にくさび部材を利用したステージ装置に関するものである。
従来のステージ装置において、鉛直方向に昇降移動するステージを有するものとしては、特許文献1に示すようなものがある。
具体的にこのものは、くさび部材上に設けられたリニアガイド上を移動する部材(引用文献1の傾斜ブラケット)と昇降ステージとがボルト等で固着することにより一体的に設けられており、傾斜ブラケットと昇降ステージとの位置関係を調節することができない。
この構造において、昇降ステージの昇降精度及び分解能を上げようとすると、昇降ステージ及びくさび部材をそれぞれリニアガイドに精度良く取り付ける必要がある。
しかしながら、昇降ステージやくさび部材等の加工精度や取り付け精度等によって、昇降ステージ及びくさび部材がリニアガイドに対して過拘束になってしまい、昇降動作において昇降ステージがリニアガイドにつかえる等して、昇降ステージの昇降精度及び分解能の向上が不可能となってしまうという問題がある。なお、リニアガイドによって加工精度や取り付け精度等が吸収されるとも考えられるが、吸収できたとしても、リニアガイドが正常に機能しなくなり上記同様の問題を生じる。
また、エアベアリングを用いて高精度送りを実現する方法も考えられるが、エアベアリングは高価であり、また構造が複雑になってしまうという問題もある。
特開平11−48064号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、簡単な構造でありながら、高分解能且つ高精度を実現するステージ装置を提供することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係るステージ装置は、ベースと、前記ベース上に第1方向に設けられた第1リニアガイドと、前記第1リニアガイドに設けられ、第1方向に移動可能なくさび部材と、前記くさび部材を進退移動させる駆動機構と、前記くさび部材の傾斜面に傾斜方向に沿って設けられた第2リニアガイドと、前記ベース上に前記第1方向とは異なる第2方向に設けられた第3リニアガイドと、前記第2リニアガイド及び前記第3リニアガイドに設けられ、第2方向に移動可能な移動ステージと、を備え、前記くさび部材又は前記移動ステージの少なくとも一方が、前記くさび部材の前記第2リニアガイドが設けられる設置面を、前記第2リニアガイドの前記くさび部材が設けられる設置面に沿った角度に調節し、又は前記移動ステージの前記第2リニアガイドが設けられる設置面を、前記第2リニアガイドの前記移動ステージが設けられる設置面に沿った角度に調節する調節機構を有していることを特徴とする。
なお、ここで「沿った角度に調節する」とは、第2リニアガイドの前記くさび部材が固定される設置面と前記くさび部材の第2リニアガイドが設けられる設置面とが面接触する、即ち平行になり接触するように調節すること、又は第2リニアガイドの前記移動ステージが固定される設置面と前記移動ステージの第2リニアガイドが設けられる設置面とが面接触する、即ち平行になり接触するように調節することをいう。
このようなものであれば、くさび部材が第1リニアガイド上を第1方向に移動するのに伴って、移動ステージが第3リニアガイド上を第2方向に移動できるように、移動ステージ又はくさび部材の第2リニアガイドが設置される設置面の角度を調節することができる。したがって、各リニアガイドや各部材等の加工精度及び取り付け精度などに関係なく、くさび部材及び移動ステージがリニアガイドに対して過拘束となることが無く、高精度及び高分解能を実現することができる。また、エアベアリングなどの高価なガイドを用いる必要もないので、構造を簡単にすることができるとともに、安価にすることができる。さらにリニアガイドを用いているので、高剛性を実現することもできる。
移動ステージ及び調節機構の具体的な実施の態様としては、前記移動ステージが、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの一方に固定されるステージ本体と、前記調節機構と、を備え、前記調節機構が、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの他方に固定される中間体と、前記ステージ本体及び前記中間体の間に設けられ、前記ステージ本体及び前記中間体を固定する固定部と、を備えていることが挙げられる。
このようなものであれば、中間体とステージ本体とが、別々の異なるリニアガイドに固定され、リニアガイドにより規定されるそれぞれの姿勢を確保しながら互いに固定されるので、リニアガイドに対して過拘束となることが無く、高精度及び高分解能を実現することができる。
また、くさび部材及び調節機構の具体的な実施の態様としては、前記くさび部材が、前記第1リニアガイド又は第2リニアガイドの一方に固定されるくさび本体と、前記調節機構と、を備え、前記調節機構が、前記第1リニアガイド又は第2リニアガイドの他方に固定された中間体と、前記くさび本体及び前記中間体の間に設けられ、前記くさび本体及び前記中間体を固定する固定部と、を備えているものも挙げることができる。これによっても、上記と同様の効果を得ることができる。
固定部の具体的な実施の態様としては、前記固定部が、前記中間体又は前記ステージ本体の一方に設けられ、前記中間体又は前記ステージ本体の他方に先端部が押圧接触する複数の押圧子からなることが考えられる。これならば、簡単にステージ本体と中間体とを互いに固定することができる。
具体的には、前記押圧子が、前記ステージ本体に設けられ、前記中間体の上面及びその両側面に接触して、前記中間体を前記ステージ本体に対して固定するものであることが望ましい。
ステージ本体及び中間体を確実に固定するためには、前記押圧子が、前記中間体の両側面にそれぞれ2箇所、前記中間体の上面に4箇所接触するように設けられていることが望ましい。
前記押圧子が、前記くさび部材の傾斜面の傾斜方向に延出して、前記中間体の両端面に接触していることが望ましい。つまり、前記押圧子が、前記中間体の移動方向の前方及び後方から前記中間体を押圧接触するものであることが望ましい。
前記第1リニアガイド、第2リニアガイド及び第3リニアガイドの具体的な実施の態様としては、クロスローラガイドであることが望ましい。
リニアガイドの製作精度に起因して、中間体に生じる姿勢変化をステージ本体に伝達するのを防止して、移動ステージを水平に保ったまま第3リニアガイドが延伸する方向に移動できるようし、位置決め精度を向上させるためには、前記移動ステージが、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの一方に固定されるステージ本体と、前記調節機構と、を備え、前記調節機構が、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの他方に固定される中間体と、前記ステージ本体及び前記中間体の間に設けられ、所定回転軸を中心にして回転可能に前記ステージ本体及び前記中間体を接続する接続子と、を備えており、前記回転軸が、前記中間体の姿勢変化が前記ステージ本体に伝達されない方向に設定されていればよい。
前記回転軸の最も好ましい実施の態様としては、前記回転軸が3軸方向に設定されているものが挙げられる。
このように構成した本発明によれば、簡単な構造でありながら、高分解能且つ高精度を実現するステージ装置を提供することができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図1は、本実施形態に係るステージ装置1の内部構造を示す側面図であり、図2は、ステージ装置1の平面図であり、図3は、サンプルステージを省略したステージ装置1の斜視図である。
<装置構成>
本実施形態に係るステージ装置1は、図1〜図3に示すように、ベース2と、前記ベース2上に第1方向に設けられた第1リニアガイド3と、前記第1リニアガイド3上に設けられ、第1方向に移動可能なくさび部材4と、前記ベース2に設けられ、前記くさび部材4を進退移動させる駆動機構5と、前記くさび部材4の傾斜面4aに傾斜方向に沿って設けられた第2リニアガイド6と、前記ベース2上に前記第1方向とは異なる第2方向に設けられた第3リニアガイド7と、前記第2リニアガイド6及び前記第3リニアガイド7上に設けられ、第2方向に移動可能な移動ステージ8と、を備えている。
本実施形態において、第1方向とは水平方向(X軸方向)をいい、第2方向とは鉛直方向(Z軸方向)をいう(各図参照)。
なお、図1〜図3中、14は、移動ステージ8の鉛直方向の位置検出を行う位置検出部である。位置検出部14としては、例えばリニアエンコーダを用いることができる。リニアエンコーダは、移動ステージ8又はベース2の一方に鉛直方向に沿って設けられるリニアスケールと、移動ステージ8又はベース2の他方に設けられるセンサとから構成することができる。
以下、各部2〜8について説明する。
ベース2は、後述する第1リニアガイド3、駆動機構5及び第3リニアガイド7等が設けられる基盤であり、側端部には側壁21、22を有する。
第1リニアガイド3は、図1及び図3に示すように、ベース2上に水平に設けられるものであり、ベース2上に設けられた長尺状の第1軌道レール31と、当該第1軌道レール31に対して摺動自在に跨架してなる第1スライダ32と、から構成されるクロスローラガイドである。本実施形態では、2つの第1リニアガイド3が、ベース2上に水平に並列して設けられている。
具体的には、第1軌道レール31は両側の長手方向側面に第1軌道溝を有し、第1スライダ32は第1軌道レール31の第1軌道溝に対応する第2軌道溝を有する。それら第1軌道溝及び第2軌道溝との間に複数の転動体が設けられ、第1軌道溝及び第2軌道溝間で負荷を受けつつ転動してスライダ内で無限循環する。転動体は、それぞれ隣接する円筒ころの回転軸を直角に交差させて配列した軸受けとして構成されているものである。これにより、第1スライダ32は、第1軌道溝及び第2軌道溝とで形成される軌道路を転動する転動体の介在により自在に摺動する。
また、第1リニアガイド3において、1つの第1軌道レール31上には2つの第1スライダ32が設けられており、それらスライダ32の上面にはくさび部材4が設けられている。
くさび部材4は、後述する駆動機構5により受ける第1方向の力を第2方向の力に変換する部材であり、特に図1に示すように、第1リニアガイド3上、具体的には第1スライダ32上に設けられ、ベース2に対して水平方向に移動可能なものである。その上面には、進行方向に沿って(先端部に向かうに従って)傾斜して下る傾斜面4aを備えている。また、くさび部材4の後端部には、くさび部材4を第1リニアガイド3上でスライド移動させる駆動機構5が設けられている。
駆動機構5は、ベース2上に設けられており、特に図2に示すように、ボールネジ機構を用いたものであり、ホルダ55によってベース2上に固定された駆動部51と、当該駆動部51の出力軸にカップリング54を介して回転自在に連結されたボールネジ軸52と、くさび部材4に設けられ、前記ボールネジ軸52が螺合するボールネジナット53と、を備えている。駆動部51としては、ステッピングモータ等のモータ又は手動用つまみを用いたものが考えられる。
ボールネジ軸52は、前記第1リニアガイド3の第1軌道レール31と同一方向に延びるように設けられている。
また、本実施形態では、くさび部材4には、前記ボールネジ軸52が挿入される挿入孔(図示しない)が設けられている。そして、その挿入孔の駆動部51側開口部に、ボールネジナット53が取り付けられている。
このような構造により、駆動部51により出力軸を回転させることにより、カップリング54を介してボールネジ軸52が所定角度回転して、くさび部材4がベース2に対して水平方向(X軸方向)に相対移動する。
第2リニアガイド6は、図2に示すように、くさび部材4の傾斜面4a上に、当該傾斜面4aの傾斜方向に沿って設けられるものであり、傾斜面4a上に設けられた長尺状の第2軌道レール61と、当該第2軌道レール61に対して摺動自在に跨架してなる第2スライダ62と、から構成されるクロスローラガイドである。本実施形態では、2つの第2リニアガイドが、傾斜面4a上に並列して設けられている。
また、第2リニアガイド6において、1つの第2軌道レール61上には、1つの第2スライダ62が設けられており、そのスライダ62上に後述する移動ステージ8の中間体11が取り付けられている。
第3リニアガイド7は、図2及び図3に示すように、ベース2上に鉛直方向に設けられるものであり、後述する移動ステージ8に設けられた長尺状の第3軌道レール71と、当該第3軌道レール71に対して摺動自在に跨架してなる第3スライダ72と、から構成されるクロスローラガイドである。本実施形態では、4つの第3リニアガイド7が、ベース2上に鉛直に互いに平行となるように設けられている。具体的には、中間体11の進退方向に対して左右対称に後述するステージ本体9の左右側面を挟み込むように設けられている。
移動ステージ8は、鉛直方向(Z軸方向)に昇降するステージであり、第3リニアガイド7に固定されるステージ本体9と、当該ステージ本体9に設けられ、第3リニアガイド7に設けたときの移動ステージ8の第2リニアガイド6が設けられる設置面を、くさび部材4に固定された第2リニアガイド6の移動ステージ8が固定される固定面(設置面)と面接触するように、その角度を調節する調節機構10を有している。
ステージ本体9は、前記第3リニアガイド7のスライダ72に取り付けられて、ベース2に対して鉛直方向に相対移動するものである。
また本実施形態のステージ本体9は、図2に示すように、平面視において矩形枠形状をなし、上方が開口したものであり、後述する中間体11の進行方向(X軸方向)に平行に設けられた左右側板91、92と、当該進行方向(X軸方向)に垂直に設けられた前板93及び後板94からなる。そして、ステージ本体9が第3リニアガイド7に取り付けられた状態において、ステージ本体9は中間体11を囲み、平面視において、その開口から中間体11を臨むことができるようにしている。これにより、後述するステージ本体9及び中間体11の固定の作業性を向上させることができる。
さらに、ステージ本体9は、第3リニアガイド7を構成する4つのクロスローラガイドにより、四つ角が支持されている。具体的には、第3リニアガイド7の軌道レール71がステージ本体9の左右側板91、92に設けられ、第3リニアガイド7のスライダ72がベース2に起立して設けられた両側壁21、22に設けられている。これにより、ステージ本体9が、ベース2に対して鉛直方向に相対移動する。
また、ステージ本体9の上面、具体的には左右側板91、92の上面に、ウエハ等のサンプルが載置されるサンプルステージ95が固定される。
調節機構10は、第2リニアガイド6に固定される中間体11と、ステージ本体9及び中間体11の間に設けられ、第2リニアガイド6を介してくさび部材4により規定される中間体11の姿勢と、第3リニアガイド7により規定されるステージ本体9の姿勢とを保持して固定する固定部12と、を備えている。
ここで、調節機構10は、図4の模式図に示すように、第3リニアガイド7に設けた状態において、移動ステージ8の第2リニアガイド6が設けられる設置面の角度を調節するものであるところ、本実施形態の移動ステージ8は、ステージ本体9と中間体11とに分離されて、中間体11が第2リニアガイド6に移動可能に固定されている。ここで、移動ステージ8の第2リニアガイド6が設けられる設置面と、中間体11の第2リニアガイド6が設けられる設置面とは同じである。したがって、移動ステージ8の第2リニアガイド6が設けられる設置面の角度を調節するということは、中間体11と、ステージ本体9との姿勢を保持して固定することを意味する。
つまり、上述のように、ステージ本体9に中間体11を固定すれば、移動ステージ8を第3リニアガイド7に設けたときの第2リニアガイド6が設けられる設置面を、第2リニアガイド6の移動ステージ8が設けられる固定面(設置面)に沿った角度に調節することになる。
中間体11は、図1〜図3に示すように、前記第2リニアガイド6上、具体的には、第2リニアガイド6のスライダ62上に設けられ、前記くさび部材4の傾斜面4aに対して相対移動するものであり、概略直方体形状をなすものである。そして、その下面11aに前記第2リニアガイド6のスライダ62が取り付けられる。
具体的には、中間体11は、その長尺方向一端面11bが第2リニアガイド6の延伸方向の前方を向くように、他端面11cが当該延伸方向の後方を向くように、そして、その上面11dがほぼ水平となるように取り付けられている。
本実施形態の固定部12は、中間体11又はステージ本体9の一方に設けられ、中間体11又はステージ本体9の他方に先端部が押圧接触して狭持する複数の押圧子13から構成される。
押圧子13は、中間体11又はステージ本体9の一方に設けられ、固定の際に中間体11又はステージ本体9の他方に対して進退移動して、設計上の寸法公差や組立公差等を吸収するものであり、図1〜図3に示すように、ステージ本体9に設けられ、前記中間体11の上面11d、下面11a、一端面11b及び他端面11cに接触して、中間体11をステージ本体9に対して固定するものであり、その構成は、図1及び図3に示すように、ステージ本体9の前板93及び後板94に中間体11の進行方向(X軸方向)に設けられた第1押圧子131と、左右側板91、92に鉛直方向(Z軸方向)下向きに設けられた第2押圧子132と、左右側板91、92に設けられた第3押圧子133(図5参照)と、からなる。
第1押圧子131及び第2押圧子132は、金属製のねじであり、その先端部が中間体11の平面部に押圧接触するものである。なお、第1押圧子131及び第2押圧子132の先端部は、球面加工が施されている。
また、第3押圧子133は、第1、第2押圧子131、132と同様に、ねじを用いて構成することもできるが、本実施形態では、図5の模式図に示すように、構造の簡単化のため中間体11の下面11aに押圧接触する金属製のプレートを用いている。なぜなら、移動ステージ8の上昇時においては、ステージ本体9の自重による力が加わるため、精度を出すためには点接触が好ましいところ、移動ステージ8の下降時においては、当該移動ステージの自重により上昇時ほどの力が不要であり、プレート133による面接触であっても精度を出すことができるからである。
この第3押圧子であるプレート133は、側面視概略L字状をなすものであり、第1押圧子131及び第2押圧子132を中間体11に接触させた後、その長辺部133aが中間体11の下面11aに面接触するようにして、その短辺部133bがステージ本体9の左右側板91、92にねじ固定される。
第1押圧子131は、中間体11の一端面11b及び他端面11cにおいて、それぞれ2箇所に押圧接触する。なお、中間体11において、第1押圧子131と接触する部分には、受け部111を設けている。このとき、第1押圧子131が一端面11bに接触する位置よりも、第1押圧子131が他端面11cに接触する位置の方が高くなるようにしている。
第2押圧子132は、中間体11の上面11dにおいて、左右対称にそれぞれ2箇所、計4箇所に押圧接触する。具体的には、ステージ本体9の左右側板91、92から内方に突出して設けられた突出部911,921にそれぞれ2つねじが設けられている。なお、中間体11の上面11dには、前記突出部911、921が嵌る凹部が設けられており、その凹部の底面に第2押圧子132の先端部が接触することになる。
次に、ステージ装置1の組み立て手順、特にくさび部材4及び移動ステージ8の固定手順について説明する。
先ず、ベース2上に第1リニアガイド3、第3リニアガイド7を取り付け、第1方向及び第2方向を規定する。第1リニアガイド3上に摺動可能にくさび部材4を取り付ける。このとき、予めくさび部材4の傾斜面4aに第2リニアガイド6を取り付けておいても良いし、くさび部材4を第1リニアガイド3上に取り付けた後、その傾斜面4aに第2リニアガイド6を取り付けても良い。さらにベース2上に駆動機構5を取り付ける。
そして、くさび部材4上の第2リニアガイド6に移動ステージ8の中間体11を当該くさび部材4に対して摺動可能に取り付ける。このとき、中間体11は、第2リニアガイド6を介してくさび部材4により移動姿勢が規定される。
このように、くさび部材4を取り付けた後、第3リニアガイド7に移動ステージ8のステージ本体9を鉛直方向に摺動可能に取り付ける。このとき、ステージ本体9は第3リニアガイド7により移動姿勢が規定される。
そして、くさび部材4及び移動ステージ8をそれぞれのリニアガイド3、8に対して独立して摺動可能に取り付けると、ステージ本体9は、中間体11を取り囲む状態となる。
そして、ステージ本体9の上方開口から第1押圧子131及び第2押圧子132を操作して、その先端部を中間体11に押圧接触させる。また、側壁21、22に設けた開口部(図3において21A)を介して第3押圧子133を中間体11の下面11aに押圧接触させる。このようにステージ本体9の上方が開口して中間体11を臨める状態であるので、第1押圧子131及び第2押圧子132の調整を簡単に行うことができる。以上のように、くさび部材4の水平方向(X軸方向)への移動に伴う移動ステージ8の鉛直方向(Z軸方向)への高精度且つ高分解能な移動を、組み立ての段階において、簡単に行うことができる。
その結果、中間体11がくさび部材4の傾斜面4aの傾斜方向に沿って移動可能、且つステージ本体9が鉛直方向に移動可能に、中間体11及びステージ本体9が互いに固定される。つまり、固定部12が、第3リニアガイド7により規定されるステージ本体9の姿勢と、第2リニアガイド6を介してくさび部材4により規定される中間体11の姿勢とを保持するように、中間体11及びステージ本体9を固定する。
次に、このように構成したステージ装置1の動作について説明する。
駆動機構5によりくさび部材4を第1リニアガイド3により水平方向(X軸方向)に進行移動させる。そうすると、くさび部材4上に設けられた中間体11は、くさび部材4に対して相対的に傾斜方向に移動する。
このとき中間体11は、Z軸方向にのみ移動可能なステージ本体9により固定されているので、中間体11は、X軸方向に移動することはできず、Z軸方向に移動する。そうすると、中間体11を固定しているステージ本体9は、第3リニアガイド7により規定された姿勢のまま、第3リニアガイド7に沿って、Z軸方向に移動する。
次に、本実施形態のステージ装置1の再現性についての実験結果を、図6に示す。
図6において、送り回数とは、移動ステージ8を理論上1μm移動させる動作の回数であり、例えば送り回数が3回であれば、移動ステージ8は理論上3μm移動することになる。また、再現位置とは、各送り回数における移動ステージ8の実際の位置から理論上の位置を差し引いた値である。
図6は、各送り回数における移動ステージ8の位置を、送り回数1回から21回まで計測するという一連の計測を5回繰り返したときの、送り回数と再現位置との関係を示す図である。
この図6から分かるように、本実施形態のステージ装置1は再現性が極めて良いことが分かる。また、例えば10回送り動作をした場合に、再現位置は、約3.5μmであり高精度であることも分かる。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係るステージ装置1によれば、くさび部材4が第1リニアガイド3上を水平方向に移動するのに伴って、移動ステージ8が第3リニアガイド7上を鉛直方向に移動できるように、移動ステージ8又はくさび部材4の第2リニアガイド6が設置される設置面の角度を調節することができる。したがって、各リニアガイド3、6、7や各部材4、9、11等の加工精度及び取り付け精度などに関係なく、くさび部材4及び移動ステージ8がリニアガイド3、6、7に対して過拘束となることが無く、高精度及び高分解能を実現することができる。
そして、本実施形態では、中間体11を第2リニアガイド6に、ステージ本体9を第3リニアガイド7にそれぞれ独立して取り付けた後、それら各部材9、11のリニアガイド6、7により規定される姿勢を確保するように、固定部12によって中間体11及びステージ本体9を互いに固定するので、上記調節を組み立て段階において簡単かつ確実に行うことができる。
また、エアベアリングなどの高価なガイドを用いる必要もないので、構造を簡単にすることができるとともに、安価にすることができる。さらに、クロスローラガイドを用いているので、高剛性を実現することもできる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。以下の説明において前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付すこととする。
前記実施形態では、移動ステージ8に調節機構10を設け、その調節機構10を構成する中間体11を第2リニアガイド6に固定し、ステージ本体9を第3リニアガイド7に固定したものであったが、その他、以下のようなものであっても良い。
つまり、中間体11を第3リニアガイド7に固定し、ステージ本体9を第2リニアガイド6に固定して、固定部12によってそれらを固定するようにしても良い。
また、調節機構10をくさび部材4に設けるようにしても良い。この場合、図7の模式的断面図に示すように、くさび部材4が、第1リニアガイド3に固定されるくさび本体41と、くさび本体41に設けられ、第2リニアガイド6が設けられる設置面を移動ステージ8に固定された第2リニアガイド6に沿った角度に調節する調節機構10と、を備えている。
このとき、調節機構10は、第2リニアガイドに固定された中間体11と、くさび本体41及び中間体11の間に設けられ、第1リニアガイド3又は第2リニアガイド6の一方により規定される中間体11の姿勢と、第1リニアガイド3又は第2リニアガイド6の他方により規定されるくさび本体41の姿勢とを保持して固定する固定部12と、を備えている。
中間体11は、前記実施形態と同様に、第1リニアガイド6上、具体的には、第1リニアガイド3のスライダ32上に設けられ、ベース2に対して相対移動するものであり、概略直方体形状を成すものである。また、固定部12は、前記実施形態と同様に、くさび本体41又は中間体11の一方に設けられ、くさび本体41又は中間体11の他方に先端部が押圧接触して狭持する複数の押圧子13から構成することができる。なお、図4の他に、中間体11を第1リニアガイド3に固定し、くさび本体41に第2リニアガイド6を設けるようにしても良い。
さらに、図8の模式的断面図に示すように、くさび部材4に調節機構10を設けた場合には、くさび部材4が、第2リニアガイド6に固定されるくさび本体41と、第1リニアガイド3に固定され、前記第2リニアガイド6の設置面41aの角度を調節する調節機構10と、を備えたものであっても良い。この調節機構10は、第1リニアガイド3に固定される中間体11と、その中間体11とくさび本体41とを複数箇所で連結する固定部(ねじ)12を備え、そのねじ12を締めたり緩めたりして、中間体11に対するくさび本体41の角度、つまり、くさび本体41の第2リニアガイド6が設けられる面(傾斜面41a)の角度を調節するようにしても良い。
また、図4においては、中間体11を下方から押圧する押圧子が記載されておらず、また図7においては、中間体11を上方から押圧する押圧子が記載されていない。例えば、図4であれば、移動ステージ8が下降するときに中間体11が下方向にずれる可能性がある。したがって、前記実施形態のように、Z方向から中間体11を挟み込むように押圧子を設けることが望ましい。また、図7においても、Z方向から中間体11を挟み込むように押圧子を設けることが望ましい。
なお、前記実施形態で説明したように、移動ステージ8に調節機構10を設けるものが最も組み立てが容易である。
その上、前記実施形態では固定部10がステージ本体9設けた複数の押圧子により、中間体11を狭持して固定するものであったが、複数の押圧子を中間体11に設けても良い。
また、前記実施形態のリニアガイド3、6、7は、クロスローラガイドを用いたものであったが、その他のリニアガイド、つまり、ボールやローラ等の転動体の転がりを利用して直線運動を案内する装置を用いても良い。エアベアリングを用いたものでも構わない。
さらに、前記実施形態では、水平方向を第1方向とし、鉛直方向を第2方向としているが、これに限定されず、例えば水平方向を第1方向とした場合に鉛直方向から所定角度傾斜した方向を第2方向としても良い。
さらに、各リニアガイド3、6、8の軌道レール31、61、81及びスライダ32、62、82を設ける部材は前記実施形態の逆であっても良い。つまり、例えば第1リニアガイド3の場合には、第1軌道レール31をくさび部材4の下面に設け、第1スライダ32をベース上に設ける等である。
また、前記実施形態では、調節機構10を移動ステージ8又はくさび部材4の少なくとも一方に設けたが、ベース部材2に設けても良い。このようにしても、くさび部材4の第2リニアガイド6が設けられる設置面を、第2リニアガイド6のくさび部材4が設けられる設置面に沿った角度に調節することができる。
加えて、前記実施形態では、押圧子13によって中間体11をステージ本体9に対して固定しているが、この場合、くさび部材4が移動すると、第2リニアガイド6の製作精度などに起因して、第2スライダ62に取り付けられている中間体11は微小に姿勢を変化させながら昇降し、中間体11に押圧子13によって剛に接続されているステージ本体9にも中間体11の運動が伝達されてしまう場合がある。このため、ステージ本体9の上面は、一方だけが高くなるあるいは低くなるなど、微小な姿勢変化を繰り返しながら鉛直方向に移動することがある。
このような問題を解決し、中間体11をステージ本体9に対して接続するには、調節機構10が、中間体11と、前記ステージ本体及び前記中間体の間に設けられ、所定回転軸を中心にして回転可能に前記ステージ本体及び前記中間体を接続する接続子134と、を備えており、前記回転軸が、前記中間体11の姿勢変化が前記ステージ本体9に伝達されない方向に設定されていればよい。ここで、回転軸が中間体11の姿勢変化がステージ本体9に伝達されない方向に設定されるとは、中間体11の姿勢変化によってステージ本体11が第2方向へ移動するのを抑制するように回転軸が設定されることを言う。より具体的には、所定回転軸の方向を中間体11が姿勢変化を起こしているときにおける中間体11の回転軸の方向を含むようにすればよい。
このようなものであれば、リニアガイドのスライダの運動誤差に起因して、中間体11が姿勢変化を起こしても、その運動誤差は接続子134が回転し、中間体11だけが回転することによって吸収されて、ステージ本体9には中間体11の姿勢変化が伝達されるのを抑制できるため、移動ステージ8は上面を水平に保ったまま昇降することができる。
より具体的には、接続子134は、図9に示すように中間体11から鉛直方向に延出し、その先端部には凹部と、その凹部の上に回転可能に設けられた球体と、を備えており、先端部がステージ9に接続してある。凹部は、半球面形状の穴となっており、ステージ本体9には、接続子134の先端が嵌まる円錐形状の穴部96が設けてある。なお、凹部の形状は、半球面形状に限られず、球体に外接し回転可能に支持する形状であればよい。このように、接続子134の先端部の球体は凹部と穴部96によって3軸方向(ロール、ピッチ、ヨー)に回転可能に嵌合してあるので、中間体11での姿勢変化は、球体によって回転し接続子134の取付角度が変化し、中間体11だけが回転することによって吸収され、ステージ本体9に伝達されるのを防止することができる。従って、ステージ本体9の上面を水平に保ったまま、ステージ本体9は鉛直方向に移動することができ、より高精度な鉛直方向の位置決めを行うことができるようになる。
さらに、この構成において、ステージ本体9が鉛直方向に下降するときに、ステージ本体9と中間体11とが分離しないようにするために、ステージ本体9とベース2との間にばね等の付勢部材Sを設けてあり、常に、ステージ本体9がベース2に引っ張られるように構成してある。従って、ステージ本体9が下降するときでも、中間体11をステージ本体9に対して固定することができる。
なお、この実施形態では接続子134が3軸方向に回転可能に中間体11及びステージ本体9を接続するものであったが、例えば、中間体11の姿勢変化が大きい回転方向だけを回転可能に接続するようにしても構わない。より具体的には、図9において、中間体11が紙面平面内(XZ平面)において大きく回転運動をする場合には、中間体11の回転軸の方向である紙面に垂直な方向(Y方向)に1つの所定回転軸を設定すればよい。このようにすれば、中間体11の姿勢変化のうち、主要な成分をステージ本体9に伝達されるのを抑制することができ、ステージ本体9の上面の水平度と位置決め得精度を向上させることができる。
また、接続子134が2軸方向に回転可能に中間体11及びステージ本体9を接続するようにしても構わない。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてよいし、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るステージ装置の内部構造を示す側面図。 同実施形態おけるステージ装置の平面図。 同実施形態におけるサンプルステージを省略したステージ装置の斜視図。 同実施形態におけるステージ装置の模式図。 同実施形態におけるステージ装置の第3押圧子を主として示す模式的断面図。 同実施形態におけるステージ装置の位置再現性を示す図。 変形実施形態に係る模式図。 異なる変形実施形態に係る模式図。 さらに異なる変形実施形態に係る模式図。
符号の説明
1・・・ステージ装置
2・・・ベース
3・・・第1リニアガイド
4・・・くさび部材
5・・・駆動機構
6・・・第2リニアガイド
7・・・第3リニアガイド
8・・・移動ステージ
9・・・ステージ本体
10・・・調節機構
11・・・中間体
12・・・固定部
131・・・第1押圧子
132・・・第2押圧子
134・・・接続子

Claims (7)

  1. ベースと、
    前記ベース上に第1方向に設けられた第1リニアガイドと、
    前記第1リニアガイドに設けられ、第1方向に移動可能なくさび部材と、
    前記くさび部材を進退移動させる駆動機構と、
    前記くさび部材の傾斜面に傾斜方向に沿って設けられた第2リニアガイドと、
    前記ベース上に前記第1方向とは異なる第2方向に設けられた第3リニアガイドと、
    前記第2リニアガイド及び前記第3リニアガイドに設けられ、第2方向に移動可能な移動ステージと、を備え、
    前記くさび部材又は前記移動ステージの少なくとも一方が、
    前記くさび部材の前記第2リニアガイドが設けられる設置面を、前記第2リニアガイドの前記くさび部材が設けられる設置面に沿った角度に調節し、又は前記移動ステージの前記第2リニアガイドが設けられる設置面を、前記第2リニアガイドの前記移動ステージが設けられる設置面に沿った角度に調節する調節機構を有しているステージ装置。
  2. 前記移動ステージが、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの一方に固定されるステージ本体と、前記調節機構と、を備え、
    前記調節機構が、
    前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの他方に固定される中間体と、
    前記ステージ本体及び前記中間体の間に設けられ、前記ステージ本体及び前記中間体を固定する固定部と、を備えている請求項1記載のステージ装置。
  3. 前記くさび部材が、前記第1リニアガイド又は第2リニアガイドの一方に固定されるくさび本体と、前記調節機構と、を備え、
    前記調節機構が、
    前記第1リニアガイド又は第2リニアガイドの他方に固定された中間体と、
    前記くさび本体及び前記中間体の間に設けられ、前記くさび本体及び前記中間体を固定する固定部と、を備えている請求項1記載のステージ装置。
  4. 前記固定部が、前記中間体又は前記ステージ本体の一方に設けられ、前記中間体又は前記ステージ本体の他方に先端部が押圧接触する複数の押圧子からなる請求項2記載のステージ装置。
  5. 前記押圧子が、前記ステージ本体に設けられ、前記中間体の上面及びその両側面に接触して、前記中間体を前記ステージ本体に対して固定するものである請求項4記載のステージ装置。
  6. 前記移動ステージが、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの一方に固定されるステージ本体と、前記調節機構と、を備え、
    前記調節機構が、前記第2リニアガイド又は第3リニアガイドの他方に固定される中間体と、
    前記ステージ本体及び前記中間体の間に設けられ、所定回転軸を中心にして回転可能に前記ステージ本体及び前記中間体を接続する接続子と、を備えており、
    前記回転軸が、前記中間体の姿勢変化が前記ステージ本体に伝達されない方向に設定されている請求項1記載のステージ装置。
  7. 前記回転軸が3軸方向に設定されている請求項6記載のステージ装置。

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