JP2009012005A - ハニカムフィルタおよびフィルタ集合体 - Google Patents

ハニカムフィルタおよびフィルタ集合体 Download PDF

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Abstract

【課題】圧力損失が小さいばかりでなく機械的強度に優れたハニカムフィルタを提供することにある。
【解決手段】ハニカム構造を有する多孔質セラミック焼結体からなるハニカムフィルタにおいて、平均気孔径が5〜15μm、平均気孔率が30〜50%で、気孔のうちの20%〜80%が貫通気孔によって構成されたものであるハニカムフィルタ。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハニカムフィルタおよびフィルタ集合体に関するものである。
自動車の台数は今世紀に入って飛躍的に増加しており、それに比例して自動車の内燃機関から出される排気ガスの量も急激な増加の一途を辿っている。特にディーゼルエンジンの出す排気ガス中に含まれる種々の物質は、汚染を引き起こす原因となるため、現在では世界環境にとって深刻な影響を与えつつある。又、最近では排気ガス中のスス(ディーゼルパティキュレート)が、ときとしてアレルギー障害や精子数の減少を引き起こす原因となるとの研究結果も報告されている。つまり、排気ガス中のディーゼルパティキュレートを除去する対策を講じることが、人類にとって急務の課題であると考えられている。
このような事情のもと、多様多種の排気ガス浄化装置が提案されている。一般的な排気ガス浄化装置は、エンジンの排気マニホールドに連結された排気管の途上にケーシングを設け、その中に微細な孔を有するハニカムフィルタを配置した構造を有している。ハニカムフィルタの形成材料としては、耐熱性・機械的強度・捕集効率が高い、化学的に安定している、圧力損失が小さい等の利点があることから、炭化珪素の多孔質焼結体をフィルタ形成材料として用いることが多い。
ここで「圧力損失」とは、フィルタ上流側の圧力値から下流側の圧力値を引いたものをいう。排気ガスがフィルタを通過する際に抵抗を受けることが、圧力損失をもたらす最大の要因である。
ハニカムフィルタは自身の軸線方向に沿って延びる多数のセルを有している。排気ガスがハニカムフィルタを通り抜ける際、そのセル壁によってディーゼルパティキュレートがトラップされる。従って、ハニカムフィルタ内に捕集されたディーゼルパティキュレートは、ハニカムフィルタ内の温度が所定値(着火温度)に達すると、着火して燃焼する。昨今、粒子径の小さなパティキュレートは肺への定着率が高く健康に対するリスクが高いことが判明している。よって、小さな粒子径のパティキュレートを補足することに対する要求は高くなっている。
ところが、気孔径、気孔率が小さいと、ハニカムフィルタが緻密になりすぎてしまい、排気ガスがハニカムフィルタをスムーズに通過しにくくなり、圧力損失が大きくなる。従って、車両の運転条件を妨げ、燃費の悪化、運転フィーリングの悪化を招くという問題がある。
反対に、気孔径、気孔率が大きいと、上記のような問題は解決される。しかし、ハニカムフィルタ中に空隙が多くなりすぎてしまうため、細かい微粒子を捕集することができなくなる。そのため、捕集効率が低下してしまうとともに、ハニカムフィルタの機械的強度が弱くなるという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、圧力損失が小さいばかりでなく機械的強度に優れたハニカムフィルタを提供することにある。
上記の課題を解決するために開発した本発明のハニカムフィルタは、多孔質セラミック焼結体からなるハニカムフィルタにおいて、平均気孔径が5〜15μm、平均気孔率が30〜50%で、気孔のうちの20%〜80%が貫通気孔によって構成されたものからなることを特徴とするものである。
本発明に係るハニカムフィルタは、
(a)封止体により端面が交互に封止されたセルを有し、そのセルの数は単位平方インチあたり120個以上であるとともに、セルを区画するセル壁の厚みが0.46mm以下であること、
(b)封止体により端面が交互に封止されたセルが設けられ、そのセルの数は単位平方インチあたり120個〜180個であるとともに、このセルを区画するセル壁の厚みが0.20mm〜0.46mmであること、
(c)前記多孔質セラミック焼結体が、炭化珪素焼結体であること、
(d)前記多孔質セラミック焼結体が、α型炭化珪素焼結体であること、
(e)前記多孔質セラミック焼結体が、不純物の含有量が5質量%以下の炭化珪素焼結体であること、
(f)前記炭化珪素焼結体中の不純物は、Al、Fe、O、遊離Cのいずれか1種以上であること、
(g)前記セル壁の表面は、酸化触媒を担持していること、
(h)前記酸化触媒は、白金族元素または金属酸化物であること、
が、好ましい解決手段である。
また、本発明は、前記のハニカムフィルタを、シール材層を介して複数個接着することによって、一体化してなるフィルタ集合体を提案する。
上記のように構成される本発明については、平均気孔径が5μm未満では、圧力損失が大きくなる。一方、平均気孔径が15μmを超えると捕集効率が低下する。又、平均気孔率が30%未満では、圧力損失が大きくなる。一方、50%を超えると、機械的強度の低下によってクラックが生じやすくなる。更に、貫通気孔が気孔の20%未満になると圧力損失が大きくなり、そしてこの値が80%を超えると、製造が事実上できなくなるおそれがある。即ち、本発明のハニカムフィルタは、平均気孔径が5〜15μm、平均気孔率が30〜50%、気孔のうちの20%以上80%未満が貫通気孔を有するものであって、圧力損失が低く、強度の高いものになる。
本発明によると、セル数が単位平方インチあたり120個以上であるとともに、セルを区画するセル壁の厚みが0.46mm以下のハニカムフィルタを用いている。そのため、ハニカムフィルタの浄化性能を向上することができる。
なお、本発明によると、平均気孔径は8〜12μm、平均気孔率は35〜49%、気孔の20〜50%が貫通気孔を有するハニカムフィルタにすることが好ましい。その結果、排気ガスによる圧力損失をよりいっそう低くすることができるとともに、ハニカムフィルタの強度も確実に向上することができる。
また、本発明では、セル数が単位平方インチあたり120個以上であるとともに、セルを区画するセル壁の厚みが0.46mm以下のハニカムフィルタを用いている。そのため、排気ガスとの接触面積を大きくすることができ、ハニカムフィルタの浄化性能を向上させることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、圧力損失が少なく、強度の高いハニカムフィルタが得られると共に、排気ガス中に含まれるパティキュレートの捕集効率のよいハニカムフィルタが得られる。
また、本発明によれば、排気ガスとの接触面積が大きなハニカムフィルタになるので、排気ガス浄化性能を向上することができる。
以下、本発明をディーゼルエンジン用の排気ガス浄化装置1に適用した例につき、図面に基づいて説明する。
図1に示す排気ガス浄化装置1は、内燃機関としてのディーゼルエンジン2から排出される排気ガスを浄化するための装置である。ディーゼルエンジン2は、図示しない複数の気筒を備えている。各気筒には、金属材料からなる排気マニホールド3の分岐部4がそれぞれ連結されている。各分岐部4は1本のマニホールド本体5にそれぞれ接続されている。従って、各気筒から排出された排気ガスは一箇所に集中する。
排気マニホールド3の下流側には、金属材料からなる第1排気管6及び第2排気管7が配設されている。第1排気管6の上流側端は、マニホールド本体5に連結されている。第1排気管6と第2排気管7との間には、同じく金属材料からなる筒状のケーシング8が配設されている。ケーシング8の上流側端は第1排気管6の下流側端に連結され、ケーシング8の下流側端は第2排気管7の上流側端に連結されている。排気管6,7の途上にケーシング8が配設されていると把握することもできる。そして、この結果、第1排気管6、ケーシング8及び第2排気管7の内部領域が互いに連通し、その中を排気ガスが流れるようになっている。
図1に示すように、ケーシング8はその中央部が排気管6,7よりも大径となるように形成されている。従って、ケーシング8の内部領域は、排気管6,7の内部領域に比べて広くなっている。このケーシング8内には、ハニカムフィルタ9が収容されている。
ハニカムフィルタ9の外周面とケーシング8の内周面との間には、断熱材10が配設されている。断熱材10はセラミックファイバを含んで形成されたマット状物であり、その厚みは数mm〜数十mmである。断熱材10は熱膨張性を有していることがよい。ここでいう熱膨張性とは、弾性構造を有するため熱応力を解放する機能があることを指す。その理由は、ハニカムフィルタ9の最外周部から熱が逃げることを防止することにより、再生時のエネルギーロスを最小限に抑えるためである。又、再生時の熱によってセラミックファイバを膨張させることにより、排気ガスの圧力や走行による振動等のもたらすハニカムフィルタ9の位置ずれを防止するためである。
本発明に係るハニカムフィルタ9は、上記のごとくディーゼルパティキュレートを除去するために用いられるものであるため、一般に、ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)と呼ばれる、図2等に示されるように、ハニカムフィルタ9は円柱状である。
図2、図3、図4に示されるように、本実施形態のハニカムフィルタ9は、いわゆるハニカム構造を備えるフィルタの例である。このフィルタにおいて、ハニカム構造を採用した理由は、微粒子の捕集量が増加したときでも圧力損失が小さいという利点があるからである。ハニカムフィルタ9には、断面略正方形状をなす複数の通気孔12がその軸線方向に沿って規則的に形成されている。各通気孔12は薄いセル壁13によって互いに仕切られている。セル壁13の外表面には、白金族元素(例えばPt等)やその他の金属元素及びその酸化物等からなる酸化触媒が担持されている。各通気孔12の開口部は、いずれか一方の端面9a,9bの側において封止体14により封止されている。従って、端面9a,9b全体としてみると市松模様状を呈している。その結果、ハニカムフィルタ9には、断面四角形状をした多数のセルが形成されている。多数あるセルのうち、約半数のものは上流側端面9aにおいて開口し、残りのものは下流側端面9bにおいて開口している。
セルの密度は120個/inch2(18個/cm2)以上、より具体的には120〜180個/inch2の範囲であることが好ましい。セルの密度が120個未満であると、排気ガスとの接触面積が小さくなるため、ハニカムフィルタ9の浄化性能が低下するからである。
セル壁13の厚みは0.46mm以下、より具体的には0.20〜0.46mmの範囲であることが好ましい。セル壁13の厚みが0.46mmを超えると、セルの開口面積が小さくなり、排気ガスとの接触面積が小さくなるため、ハニカムフィルタ9の浄化性能が低下するからである。又、セルの開口面積を確保しつつ、セル壁13の厚みを0.46mmよりも大きくすれば、ハニカムフィルタ9全体の大型化につながるからである。
ハニカムフィルタ9の平均気孔径は5μm〜15μm、さらには8μm〜12μmであることが好ましい。平均気孔径が5μm未満であると、パティキュレートの堆積によるハニカムフィルタ9の目詰まりが著しくなる。そのため、圧力損失が大きくなるので、車両の運転条件を妨げ、燃費の悪化、運転フィーリングの悪化を招くからである。一方、平均気孔径が50μmを越えると、細かい微粒子を捕集することができなくなるため、捕集効率が低下し、パティキュレートの濾過機能が損なわれるからである。
ハニカムフィルタ9の気孔率は30%〜50%、さらには35%〜49%であることが好ましい。気孔率が30%未満であると、ハニカムフィルタ9が緻密になりすぎてしまい、内部に排気ガスを流通させることができなくなるおそれがあるからである。一方、気孔率が50%を越えると、ハニカムフィルタ9中に空隙が多くなりすぎてしまうため、強度的に弱くなりかつ微粒子の捕集効率が低下してしまうおそれがあるからである。
ハニカムフィルタ9に形成されている気孔のうちの20%以上、より具体的にいうと20%〜80%、特には20%〜50%が貫通気孔であることが好ましい。ここでいう貫通気孔とは、セル壁13に形成され、隣接する通気孔12同士を連通させる空隙部分を意味する。貫通気孔が気孔の20%未満であると、圧力損失が大きくなるので、車両の運転条件を妨げ、燃費の悪化、運転フィーリングの悪化を招くからである。一方、貫通気孔が気孔の80%を超えると、事実上製造が困難になるおそれがあり、安定的な材料供給が難しくなる。
ハニカムフィルタ9は、その総体積が前記内燃機関における総排気量の1/4〜2倍、さらには1/2〜1.5倍であることが好ましい。1/4倍未満であると、パティキュレートの堆積量が多くなり、ハニカムフィルタ9の目詰まりが著しくなるからである。一方、2倍を超えると、ハニカムフィルタ9が大型化することになる。ハニカムフィルタ9を大型化した場合、燃焼時にフィルタ9の各部分間で温度差が生じ易く、それによってハニカムフィルタ9に働く熱応力が増大し、クラックが発生する確率が高くなるからである。
多孔質炭化珪素焼結体を選択した場合においてハニカムフィルタ9の熱伝導率は、20W/mK〜75W/mKであることがよく、さらには30W/mK〜70W/mKであることが特によい。熱伝導率が小さすぎると、ハニカムフィルタ9内に温度差が生じやすくなり、クラックをもたらす原因となる大きな熱応力の発生につながってしまう。逆に、熱伝導率を高くしようとすると、製造が困難となり、安定的な材料供給が難しくなる。
ハニカムフィルタ9は、セラミック焼結体の一種である多孔質炭化珪素焼結体製である。炭化珪素焼結体を採用した理由は、他のセラミックに比較して、とりわけ強度、耐熱性及び熱伝導性に優れるという利点があるからである。
多孔質炭化珪素焼結体に含まれる不純物は、5質量%以下に抑えられている。不純物の量は1質量%以下であることがよく、0.1質量%以下であることが特によい。不純物が5質量%を超えると、炭化珪素結晶粒子の粒界に不純物が偏り、粒界での強度(結晶粒子間の結合強度)が著しく低下し、粒界破断しやすくなるからである。なお、不純物としては、Al、Fe、O、遊離C等がある。
又、前記封止体14の形成材料においても、ハニカムフィルタ9と同じ多孔質炭化珪素焼結体製となっている。ここでも多孔質炭化珪素焼結体に含まれる不純物は、5質量%以下に抑えられている。不純物が5質量%を超えると、炭化珪素結晶粒子の粒界に不純物が偏り、粒界での強度(結晶粒子間の結合強度)が著しく低下し、粒界破断しやすくなるからである。具体的にいうと、封止体14にクラックが生じるおそれがあるからである。
次に、上記のハニカムフィルタ9を製造する手順を説明する。まず、押出成形工程で使用するセラミック原料スラリー、端面封止工程で使用する封止用ペーストをあらかじめ作製しておく。
セラミック原料スラリーとしては、炭化珪素粉末に有機バインダ及び水を所定分量ずつ配合し、かつ混練したものを用いる。封止用ペーストとしては、炭化珪素粉末に有機バインダ、潤滑剤、可塑剤及び水を配合し、かつ混練したものを用いる。
次に、前記セラミック原料スラリーを押出成形機に投入し、かつ金型を介してそれを連続的に押し出す。その後、押出成形されたハニカム成形体を等しい長さに切断し、円柱状のハニカム成形体切断片を得る。さらに、切断片の各セルの片側開口部に所定量ずつ封止用ペーストを充填し、各切断片の両端面を封止する。
続いて、温度・時間等を所定の条件に設定して本焼成を行って、ハニカム成形体切断片及び封止体14を完全に焼結させることにより、所望のハニカムフィルタ9が完成する。本実施形態では焼成温度を2100℃〜2300℃に設定し、かつ焼成時間を0.1時間〜5時間に設定している。又、焼成時の炉内雰囲気を不活性雰囲気とし、そのときの雰囲気の圧力を常圧としている。なお、焼成温度は前記範囲内において極力高めに設定することが望ましい。
次に、上記のハニカムフィルタ9による微粒子トラップ作用について簡単に説明する。ケーシング8内に収容されたハニカムフィルタ9には、上流側端面9aの側から排気ガスが供給される。第1排気管6を経て供給されてくる排気ガスは、まず、上流側端面9aにおいて開口するセル内に流入する。次いで、この排気ガスはセル壁13を通過し、それに隣接しているセル、即ち下流側端面9bにおいて開口するセルの内部に到る。そして、排気ガスは、同セルの開口を介してハニカムフィルタ9の下流側端面9bから流出する。しかし、排気ガス中に含まれる微粒子はセル壁13を通過することができず、そこにトラップされてしまう。その結果、浄化された排気ガスがハニカムフィルタ9の下流側端面9bから排出される。浄化された排気ガスは、さらに第2排気管7を通過した後、最終的には大気中へと放出される。又、トラップされた微粒子は、ハニカムフィルタ9の内部温度が所定の温度に達すると、前記触媒の作用により着火して燃焼するようになっている。
実施例及び比較例
(実施例1)
平均粒径約10μmのα型炭化珪素粉末51.5質量%と、平均粒径約0.5μmのα型炭化珪素粉末22質量%とを湿式混合し、得られた混合物に有機バインダ(メチルセルロース)と水とをそれぞれ6.5質量%、20質量%ずつ加えて混練した。
次に、前記混練物に可塑剤と潤滑剤とを少量加えてさらに混練したものを押出成形することにより、ハニカム状の生成形体を得た。具体的には、α型炭化珪素粉末として、平均粒径が約10μmのものは屋久島電工株式会社製の商品名:C−1000F)を用い、平均粒径が0.5μmのものは屋久島電工株式会社製の商品名:GC−15を用いた。
次に、この生成形体をマイクロ波乾燥機を用いて乾燥した後、成形形体の通気孔12を多孔質炭化珪素焼結体製の封止用ペーストによって封止した。次いで、再び乾燥機を用いて封止用ペーストを乾燥させた。端面封止工程に続いて、この乾燥体を400℃で脱脂した後、さらにそれを常圧のアルゴン雰囲気下において2250℃で約3時間焼成した。
その結果、気孔径が10μm、気孔率が42%、気孔に対する貫通気孔の存在率が25%、セルの密度が150個/inch2、セル壁13の厚みを0.4mmである多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタ9を得た。このハニカムフィルタ9は、直径が100mm、長さが200mm、総体積が2300cm3である。総体積とは、ハニカムフィルタ9全体の体積から通気孔12の体積を差し引いた体積をいう。セル壁13の厚みは0.46mm以下、より具体的には0.20〜0.46mmの範囲であることが好ましい。
次に、上記のようにして得られたハニカムフィルタ9に断熱材10を巻き付け、この状態でハニカムフィルタ9をケーシング8内に収容した。そして、排気量が約3000ccのエンジンを用いて、排気ガス浄化装置1に流速7m/secの排気ガスを供給した。そして、このときのハニカムフィルタ9の上流側における排気ガスの圧力値と、下流側における排気ガスの圧力値とを測定した。そして、これらの値の差である圧力損失ΔP(mmAq)を求めた。又、トラップできなかったパティキュレートの量を調査するために、ハニカムフィルタ9の後方にてスス量を測定した。更に、一定期間経過した後にハニカムフィルタ9を取り出してそれの肉眼観察を行い、クラックの発生状況を調査した。この調査結果を、表1に示す。
Figure 2009012005
表1に示されるように、実施例1では圧力損失ΔPが約80mmAqであり、その値は極めて小さいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.01g/kmであり、その値は極めて小さいものであった。ハニカムフィルタ9の曲げ強度は6.5Mpaであり、極めて高い機械的強度が付与されていた。ハニカムフィルタ9にクラックの発生は認められなかった。
(実施例2、3)
実施例2、3においても、基本的には実施例1と同様にハニカムフィルタ9を製造することとした。ただし、実施例2、3では、ハニカムフィルタ9の総体積のみを実施例1と同じにした。又、形成材料の配合比、焼成温度、焼成時間等を変更することにより、ハニカムフィルタ9の気孔径、気孔率、気孔に対する貫通気孔の存在率を以下のように調整した。
すなわち、実施例2では、気孔径が6μm、気孔率が32%、貫通気孔の存在率が30%である多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタ9を得た。そして、実施例1と同様の試験を行ったところ、圧力損失ΔPが約100mmAqであり、その値は極めて小さいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.01g/kmであり、その値は極めて小さいものであった。ハニカムフィルタ9の曲げ強度は6.2Mpaであり、高い機械的強度が付与されていた。更に、ハニカムフィルタ9にクラックの発生は認められなかった。
実施例3では、気孔径が14μm、気孔率が48%、貫通気孔の存在率が45%である多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタ9を得た。この実施例の試験結果は、圧力損失ΔPが約60mmAqであり、その値は極めて小さいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.015g/kmであり、その値は極めて小さいものであった。ハニカムフィルタ9の曲げ強度は6.0Mpaであり、高い機械的強度が付与されていた。ハニカムフィルタ9にクラックの発生は認められなかった。
(比較例1〜3)
比較例1〜3においても、基本的には実施例1と同様にハニカムフィルタを製造することとした。ただし、比較例1では、ハニカムフィルタの総体積を排気量(3000cc)の1/4倍未満である700cm3とした。又、ハニカムフィルタの気孔径、気孔率、気孔に対する貫通気孔の存在率を以下のようにした。
比較例1では、気孔径が3μm、気孔率が10%、貫通気孔の存在率が10%である多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタを得た。比較例1の試験結果は、圧力損失ΔPが約300mmAqであり、その値は極めて大きいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.005g/kmであり、その値は極めて小さいものであった。ハニカムフィルタの曲げ強度は7.2Mpaであり、高い機械的強度が付与されていた。ハニカムフィルタにクラックの発生は認められなかった。
比較例2では、ハニカムフィルタの総体積を実施例1〜3よりも大きい、すなわち排気量(3000cc)の2倍以上である7000cm3とした。又、気孔径が20μm、気孔率が70%、貫通気孔の存在率が15%である多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタを得た。比較例2の試験結果は、圧力損失ΔPが約40mmAqであり、その値は極めて小さいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.04g/kmであり、その値は極めて大きいものであった。ハニカムフィルタの曲げ強度は2.5Mpaであり、十分な機械的強度を得ることができなかった。ハニカムフィルタにクラックの発生が認められた。
比較例3では、前記比較例1、2と異なり、公知である製造方法によってコージェライト製のハニカムフィルタを得た。そして、このハニカムフィルタの総体積は700cm3であった。又、ハニカムフィルタは、気孔径が30μm、気孔率が20%、貫通気孔の存在率が15%であった。比較例3の試験結果は、圧力損失ΔPが約120mmAqであり、その値は大きいものであった。パティキュレートの漏れ量は、0.015g/kmであり、その値は大きいものであった。ハニカムフィルタの曲げ強度は3.1Mpaであり、十分な機械的強度を得ることができなかった。ハニカムフィルタにクラックの発生が認められた。
以上のように、実施例1〜3、比較例1〜3について比較検討した結果を表1に示す。
(試験結果)
上記の表1から明らかなように、実施例1〜3では、いずれも排気ガスがハニカムフィルタ9をスムーズに通過することが認められた。又、パティキュレートの漏れ量がほとんどないとともに、ハニカムフィルタ9の機械的強度を確保することができた。これに対し、比較例1では、ハニカムフィルタの機械的強度を確保することはできた。しかし、排気ガスがハニカムフィルタをスムーズに通過することが認められなかった。又、比較例2では、排気ガスがハニカムフィルタをスムーズに通過することが認められた。しかし、ハニカムフィルタの機械的強度を確保することはできなかった。更に、比較例3では、排気ガスがハニカムフィルタをスムーズに通過することが認められないとともに、ハニカムフィルタの機械的強度を確保することもできなかった。
従って、本実施形態の実施例によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)ディーゼルエンジン2の排気側にはケーシング8が設けられ、このケーシング8内には、多孔質炭化珪素焼結体製のハニカムフィルタ9が設けられている。そして、ハニカムフィルタ9は、その平均気孔径が5〜15μm、平均気孔率が30〜40%、気孔に対する貫通気孔の存在率が20%以上に設定されている。そのため、ハニカムフィルタ9が緻密になりすぎないので、内部に排気ガスをスムーズに通過させることができ、圧力損失を小さくすることができる。従って、燃費が向上し、運転フィーリングの悪化するのを防止することができる。又、ハニカムフィルタ9の空隙量が多くなりすぎないので、細かいパティキュレートを確実に捕集することができ、捕集効率の向上につなげることができる。更に、ハニカムフィルタ9が多孔質であったとしても十分な機械的強度を確保することができる。よって、振動や熱衝撃により破壊しにくいハニカムフィルタ9を得ることができる。
(2)ハニカムフィルタ9は、その平均気孔径が8〜12μm、平均気孔率が35〜49%、気孔に対する貫通気孔の存在率が20〜50%以上に設定されている。そのため、圧力損失をよりいっそう低くすることができるとともに、強度も確実に向上することができる。
(3)ハニカムフィルタ9の両端面には、封止体14により交互に封止されたセルが形成されている。そして、セルの数が単位平方インチあたり120個以上、かつセル壁13の厚みが0.46mm以下に設定されている。そのため、排気ガスとの接触面積を大きくすることができる。従って、ハニカムフィルタ9の浄化性能を向上することができる。
(4)ハニカムフィルタ9は、その総体積がディーゼルエンジン2における総排気量の1/4〜2倍に設定されている。そのため、パティキュレートの堆積量が多くなりすぎないので、ハニカムフィルタ9が目詰まりを起こすのを防止することができる。又、ハニカムフィルタ9が大型化することがないので、燃焼時にハニカムフィルタ9の各部分間で温度差が生じるのを防止できる。よってハニカムフィルタ9に働く熱応力を低減でき、クラックが発生するのを確実に防止することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
ハニカムフィルタ9の形状は、実施形態のような円柱状に限定されることはなく、三角柱状、四角柱状、六角柱状等に変更しても構わない。
また、本発明は、図5に示すように、複数個(ここでは16個)のハニカムフィルタ23を組み合わせて1つのセラミックフィルタ集合体21にしてもよい。このフィルタ集合体において、ハニカムフィルタ23の外周面は、セラミック質シール材層22を介して互いに接着されている。その結果、各ハニカムフィルタ23が束ねられた状態で一体化されて集合体を構成している。このような構成にすれば、加熱による温度勾配に起因する応力によってクラックが発生するのを防止でき、熱衝撃にも強くなる。従って、比較的容易にフィルタの大型化を達成することができる。
かかるフィルタ集合体において、ハニカムフィルタ23の組み合わせ数は、前記のように16個に限定されるものではなく、任意の数にすることが可能である。この場合、サイズ・形状等の異なるハニカムフィルタ23を適宜組み合わせて使用することも勿論可能である。
なお、本発明は上述した例に加えて、下記の構成を含むものであってもよい。
(1)本発明は、単位平方センチあたりのセル数を18個以上にするとともに、前記セル壁の厚みを0.46mm以下にする。この構成によれば、排気ガス浄化性能が向上する。
(2)炭化珪素結晶粒子によって多孔質組織を構成した焼結体からなるハニカムフィルタを構成部材として用い、それらの外周面同士をセラミック質シール材層を介して接着することにより、前記各ハニカムフィルタを一体化してなるものであって、前記気孔径が8〜12μmかつ気孔率が35〜49%であり、気孔の20%〜80%が貫通気孔であるハニカムフィルタ集合体とする。
(3)前記(2)において、前記セラミック質シール材層は、セラミック繊維及び炭化珪素粉末を含むものであること。この構成にすれば、セラミック質シール材層はセラミック繊維及び炭化珪素粉末を含むものであるため、耐熱性に優れるばかりでなく、熱膨張係数が多孔質炭化珪素焼結体からなるハニカムフィルタのそれに近似している。従って、当該セラミック質シール材層の使用は、排気ガスの大きな背圧の印加に起因する集合体の破壊防止に貢献する。
上掲の説明においては、本発明のハニカムフィルタおよびフィルタ集合体を、ディーゼルエンジンに取り付けられる排気ガス浄化装置用フィルタとして具体化した例を示した。しかし、本発明のハニカムフィルタおよびフィルタ集合体は、排気ガス浄化装置用フィルタ以外のものとして具体化することができる。その例としては、熱交換器用部材、高温流体や高温蒸気のための濾過フィルタ等が挙げられる。さらに、本発明の多孔質炭化珪素焼結体は、フィルタ以外の用途にも適用可能である。
本発明が用いられる排気ガス浄化装置の全体概略図。 実施形態のハニカムフィルタの斜視図。 実施形態のハニカムフィルタのA−A線における断面図。 前記排気ガス浄化装置の要部拡大断面図。 複数個のハニカムフィルタを用いて構成される別例のフィルタ集合体の斜視図。
符号の説明
2 ディーゼルエンジン(内燃機関)
8 ケーシング
9 ハニカムフィルタ
13 セル壁

Claims (10)

  1. 多孔質セラミック焼結体からなるハニカムフィルタにおいて、
    平均気孔径が5〜15μm、平均気孔率が30〜50%で、気孔のうちの20%〜80%が貫通気孔によって構成されたものからなることを特徴とするハニカムフィルタ。
  2. 封止体により端面が交互に封止されたセルを有し、そのセルの数は単位平方インチあたり120個以上であるとともに、セルを区画するセル壁の厚みが0.46mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のハニカムフィルタ。
  3. 封止体により端面が交互に封止されたセルが設けられ、そのセルの数は単位平方インチあたり120個〜180個であるとともに、このセルを区画するセル壁の厚みが0.20mm〜0.46mmであることを特徴とする請求項1または2に記載のハニカムフィルタ。
  4. 前記多孔質セラミック焼結体が、炭化珪素焼結体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハニカムフィルタ。
  5. 前記多孔質セラミック焼結体が、α型炭化珪素焼結体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハニカムフィルタ。
  6. 前記多孔質セラミック焼結体が、不純物の含有量が5質量%以下の炭化珪素焼結体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハニカムフィルタ。
  7. 前記炭化珪素焼結体中の不純物は、Al、Fe、O、遊離Cのいずれか1種以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のハニカムフィルタ。
  8. 前記セルの壁表面は、酸化触媒を担持していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のハニカムフィルタ。
  9. 前記酸化触媒は、白金族元素または金属酸化物であることを特徴とする請求項8に記載のハニカムフィルタ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1に記載のハニカムフィルタを、シール材層を介して複数個接着して一体化してなるフィルタ集合体。
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