JP2009010205A - 電子回路部品保持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッド本体150に、その回転軸線を中心線とする一円周上に12個の嵌合孔170を設け、強磁性材料製の昇降部材172を昇降可能に嵌合し、吸着ノズル154を軸方向に相対移動可能に保持させる。ヘッド本体150の12個の保持部152の内周側の部分にそれぞれ磁石孔270を形成し、3個の永久磁石272をスペーサ274を挟んで嵌合する。昇降部材172には常時、永久磁石272の磁気力が作用し、嵌合孔170の内周面の、上記回転軸線側の部分に密着し、昇降部材172の昇降を許容する隙間によるガタが除去され、また、突出限度規定装置238が吸着ノズル154の昇降部材172に対する半径方向のずれを阻止し、部品吸着時,装着時の吸着ノズル154の半径方向の位置ずれが防止される。
【選択図】図3
Description
下記の特許文献2にも同様に、複数の吸着ノズルのうちの1つを選択して電子回路部品の装着に使用する部品実装装置が記載されている。
また、下記の特許文献3に記載の部品実装装置において吸着ノズルはシャフトにより保持され、シャフトの軸方向の移動および軸線まわりの回転により昇降,回転させられ、電子回路部品の装着を行うようにされている。シャフトはカップリングによりスプライン軸に相対回転不能かつ軸方向に相対移動不能に連結され、スプライン軸が昇降装置によって昇降させられ、ボールスプラインを含む回転装置によって回転させられることにより、シャフトと共に吸着ノズルが昇降,回転させられる。
このように吸着ノズルが軸方向に移動させられる場合、吸着ノズルあるいは吸着ノズルを保持して吸着ノズルと共に移動するシャフトと、それらを軸方向に相対移動可能に保持する部材との間には移動を許容する隙間が設けられるのであるが、その隙間により吸着ノズルに、その軸線と直交する方向のがたつきが発生し、電子回路部品の装着精度低下を招来する。
また、特許文献2に記載の部品実装装置においては、選択された吸着ノズルを負圧により、吸着ノズルの軸方向の移動を案内するガイド部に引き寄せ、ガタが除去されるようにされている。電子回路部品を吸着するために吸着ノズル内の通路に供給される負圧を、吸着ノズルの外面にも作用させ、引き寄せるのである。
さらに、特許文献3に記載の部品実装装置においては、吸着ノズルがスプライン軸により直接保持されるとともに、ボールスプラインが吸着ノズルの近傍に配設され、スプライン軸が吸着ノズルの近傍においてボールスプラインによって保持されることにより、吸着ノズルの位置ずれが防止されるようにされている。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、電子回路部品保持装置において吸着ノズルの、その軸線と直交する方向のガタにより生じる問題を安価にかつ良好に解決することを課題とする。
吸着ノズル側部は、上記軸部と上記吸着部とを一体に備えた吸着ノズル自体でもよく、吸着ノズルと、その吸着ノズルを着脱可能に保持するとともに上記軸部を備えたアダプタとの組立体である第1ノズル側組立体でもよく、さらに、吸着ノズル自体または第1ノズル側組立体を保持して吸着ノズルの軸方向に移動させられる第2ノズル側組立体でもよい。第2ノズル側組立体において、吸着ノズル自体または第1ノズル側組立体を保持する部材が上記軸部を備えてもよい。ホルダ側部も密着保持孔を備えたノズルホルダ自体でもよく、ノズルホルダとそのノズルホルダを保持するホルダ保持部材との組立体であるホルダ側組立体でもよく、密着保持孔を備えた保持孔具備部材とその保持孔具備部材を保持する第1保持部材との組立体である第1保持側組立体でもよく、それらノズルホルダまたは第1保持側組立体とそれらを保持する第2保持部材との組立体である第2保持側組立体でもよい。
本電子回路部品保持装置は、例えば、電子回路部品装着システムに設けられるが、その電子回路部品装着システムにおいて、吸着ノズルにより吸着された電子回路部品が回路基板に装着される際に、吸着ノズルの位置が半径方向にずれることがなく、精度良く装着することができる。また、電子回路部品が極めて小形であったり、電子回路部品が小形ではないが吸着ノズルの吸着面が大きい等により、電子回路部品と吸着面との差が小さくても、吸着ノズルが予め定められた密着部に密着させられるのであれば、吸着ノズルの半径方向における位置が一定し、その位置が予め判り、その事実を考慮して吸着ノズルの電子回路部品の吸着時における位置の制御が行われることにより、電子回路部品の予め定められた被吸着位置を正確に吸着させることが容易となる。それにより、例えば、吸着ノズルが電子回路部品を吸着し損なったり、被吸着位置から外れた位置を吸着して電子回路部品の保持が不安定になったりすることが回避される。あるいは、吸着面の一部が電子回路部品の外へはみ出した状態で電子回路部品を吸着し、電子回路部品装着システムにおいて認識装置による電子回路部品の認識の際に吸着面の一部も認識され、認識に基づく吸着ノズルによる電子回路部品の保持位置誤差の取得精度が低下して、電子回路部品の装着精度が低下することが防止される。
このように本発明に係る電子回路部品保持装置によれば、ホルダ側部に永久磁石を設け、吸着ノズル側部の軸部を少なくとも一部を強磁性材料製とすることにより、軸部のガタを除去することができ、前記特許文献1に記載のものにおけるように駆動部材を用いることなく、単純な構成で吸着ノズルの位置ずれを防止することができ、あるいは前記特許文献2に記載のものにおけるように負圧を利用しないため、確実に位置ずれを防止することができ、あるいは前記特許文献3に記載のもののようにボールスプラインを使用する必要がないため、前記特許文献3に記載のものに比較して装置コストの増大を抑制することができる。
その吸着ノズル側部の前記軸部が軸方向に摺動可能に嵌合される嵌合孔を備えたホルダ側部と、
そのホルダ側部に設けられた永久磁石と
を含み、前記永久磁石が、前記軸部にその軸部を前記嵌合孔の内周面の予め定められた密着部に向かって引き寄せる磁気力を作用させる状態で設けられ、それにより、前記嵌合孔が、前記密着部において密着した状態で前記軸部を保持する密着保持孔とされた電子回路部品保持装置。
(2)前記軸部が強磁性材料から成る一方、前記吸着部が非磁性材料から成る(1)項に記載の電子回路部品保持装置。
軸部全体を強磁性材料で形成すれば、軸部のいかなる部分が永久磁石の近くにある状態でも、永久磁石の磁力を軸部に良好に作用させることができる。一方、吸着部まで強磁性材料で形成すれば、電子回路部品に磁力が作用し、負圧の解除による電子回路部品の解放の邪魔になったり、電子回路部品に磁気の悪影響が及んだりする不都合がある。したがって、軸部は強磁性材料で形成し、吸着部は非磁性材料で形成することが望ましい。
(3)前記吸着ノズル側部が、前記軸部と前記吸着部とを一体に備えた吸着ノズルから成る(1)項または(2)項に記載の電子回路部品保持装置。
吸着ノズルそのものが直接、密着保持孔に密着させられ、位置ずれが確実に防止される。
(4)前記吸着ノズル側部が、前記吸着部を備えた吸着ノズルと、その吸着ノズルを着脱可能に保持するとともに、前記軸部を備えたアダプタとを含む(1)項または(2)項に記載の電子回路部品保持装置。
吸着ノズルがアダプタに保持される形態の電子回路部品保持装置において、吸着ノズルの位置ずれが防止される効果が得られる。
(5)前記吸着ノズル側部が、前記ホルダ側部の密着保持孔に、前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる昇降部材であって、それの少なくとも一部が前記軸部を構成するものを含む(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
昇降部材全体が軸部を構成してもよく、昇降部材が、軸部とそれ以外の部分とを含むものとしてもよい。例えば、軸部と、その軸部より大径で吸着ノズルあるいは前記第1ノズル側組立体を保持する保持部とを含むものとしてもよいのである。
昇降部材の昇降により、吸着ノズルが位置ずれを防止されつつホルダ側部に対して昇降させられる。
(6)前記吸着ノズル側部が、
前記昇降部材に形成された嵌合孔に摺動可能に嵌合される、第1軸部としての前記軸部とは別の第2軸部を備えた吸着ノズル、または第2軸部を備えるとともに吸着ノズルを着脱可能に保持するアダプタと、
前記吸着ノズルまたは前記アダプタを、前記第2軸部が前記嵌合孔から突出する向きに付勢する付勢装置と、
その付勢装置の付勢力に基づく前記第2軸部の前記嵌合孔からの突出限度を規定する突出限度規定装置と
を含む(5)項に記載の電子回路部品保持装置。
第2軸部は、非磁性材料から成るものとしてもよく、少なくとも一部が強磁性材料から成るものとしてもよい。
付勢装置により、吸着ノズルまたはアダプタが昇降部材に対して嵌合孔内に引っ込む向きに移動することが許容され、例えば、吸着ノズルが電子回路部品を吸着する際に、吸着ノズルの電子回路部品への当接時の衝撃を緩和することができ、あるいは吸着ノズルが電子回路部品に当接した後も昇降部材が小距離下降し、吸着ノズルが電子回路部品を確実に吸着するようにすることができる。本電子回路部品保持装置が電子回路部品装着システムに設けられ、吸着ノズルが電子回路部品を回路基板に装着する場合にも同様の効果が得られる。
第2軸部が、非磁性材料から成る場合については、(20)項の説明が当てはまり、少なくとも一部が強磁性材料から成る場合については、次項の説明が当てはまる。
(7)前記第2軸部の少なくとも一部が強磁性材料から成り、その第2軸部が前記永久磁石の磁気力により前記嵌合孔の内周面の予め定められた部分に引き寄せられる(6)項に記載の電子回路部品保持装置。
昇降部材がヘッド本体の嵌合孔の予め定められた一部に引き付けられるとともに、第2軸部も昇降部材の嵌合孔の予め定められた一部に引き付けられ、昇降部材のガタ取りと第2軸部のガタ取りとが共に行われる。また、その際、同じ永久磁石を昇降部材と第2軸部とに兼用することも可能である。第2軸部が嵌合される昇降部材の嵌合孔も密着保持孔として機能する。
本項の特徴は(6)項の特徴とは別に採用することも可能である。その場合には、昇降部材をホルダ側部と、また第2軸部を単に軸部と、それぞれ読み替えるべきこととなり、嵌合孔が密着保持孔として機能することとなる。
(8)前記ホルダ側部が、回転軸線を中心線とする一円周上に複数の保持部を備え、前記回転軸線のまわりに回転させられるロータリヘッドを含む(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
保持部は3つ以上設けられることが望ましい。
ロータリヘッドは、吸着ノズルを複数備え、電子回路部品を複数保持することができ、例えば、電子回路部品装着システムに設けられる場合、電子回路部品の装着を能率良く行うことができるが、電子回路部品の吸着,装着は、複数の吸着ノズルが1つずつ選択されて、順次、行われるのが普通であり、その選択のために吸着ノズルがホルダ側部に対して軸方向に移動させられるため、本発明の効果を有効に享受し得る。ロータリヘッドは電子回路部品を複数、まとめて保持し、そのために複数の吸着ノズルが電子回路部品の吸着に使用され、ロータリヘッドの吸着ノズルは並行使用型吸着ノズルと称することができる。
(9)前記ロータリヘッドが前記一円周上に複数の嵌合孔が形成されたヘッド本体を含み、前記吸着ノズル側部が、そのヘッド本体に形成された複数の嵌合孔の各々に前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる複数の昇降部材を含み、前記ヘッド本体の前記複数の嵌合孔の各々を形成する部分が前記複数の保持部を構成している(8)項に記載の電子回路部品保持装置。
昇降部材の少なくとも一部が、永久磁石の磁気力により引き付けられる前記軸部を構成してもよく、吸着ノズルの一部が前記軸部を構成してもよく、吸着ノズルがアダプタにより保持される場合、アダプタの少なくとも一部が前記軸部を構成してもよい。
昇降部材の昇降により、例えば、その昇降部材に保持された吸着ノズルが、他の昇降部材に保持された吸着ノズルより下方へ突出させられ、複数の吸着ノズルのうち、電子回路部品の吸着を行う吸着ノズルが選択される。上記昇降部材,吸着ノズルおよびアダプタのうちの少なくとも1つのものの、前記軸部として機能する部分において、吸着ノズルの位置ずれが抑制される。
(10)前記永久磁石が、前記ロータリヘッドの前記複数の保持部の各々に対応する複数箇所に設けられた(8)項または(9)項に記載の電子回路部品保持装置。
複数の吸着ノズル側部の各軸部について磁気力を同様にかつ十分に作用させることができ、いずれの軸部についてもガタが良好に除去される。
(11)前記永久磁石が、前記ロータリヘッドの前記複数の保持部のうちの複数のものに共通に設けられた(8)項または(9)項に記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石を、互いに隣接する2つずつの保持部に共通に設けることも可能であり、次項におけるように複数の保持部のすべてに共通に設けることも可能である。永久磁石の数が少なくて済み、配設が容易であり、あるいはコストダウンが可能である。
(12)前記永久磁石が、前記ロータリヘッドの前記複数の保持部のすべてに共通に、かつ、前記一円周と同心に配設された(11)項に記載の電子回路部品保持装置。
複数の吸着ノズル側部の各軸部の全部について、同様にかつ十分に磁気力が作用し、同様にガタが除去される。(11)項に関連して記載されている効果を特に有効に享受することができる。
(13)前記永久磁石が前記複数の保持部の内周側に設けられた(8)項ないし(12)項のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石を複数の保持部の外周側に設けることも可能である。しかし、保持部の外周側には圧力切換弁,昇降駆動装置等種々の装置が配設されることが多いのに対し、内周側はスペースに比較的余裕がある場合が多く、内周側の方が永久磁石を配設し易いことが多い。
(14)前記永久磁石が、前記ホルダ側部に前記軸方向と平行に形成された磁石孔に嵌合された(8)項ないし(13)項のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石は軸部に沿って配設することが望ましい場合が多く、その場合、ホルダ側部に、軸部に平行な磁石孔を形成すれば容易にその要求を満たし得る。磁石孔は、ホルダ側部の軸方向の両端面の一方から他方に向かって形成されてもよく、両端面の各々から他方の端面に向かって形成されてもよい。
磁石孔が軸方向と平行に形成されれば、永久磁石を軸方向において広い範囲で磁気力が作用するように設けることができ、摺動により軸部の位置が変わっても密着部に密着させられた状態に保つことが容易である。あるいは軸部が軸方向において広い部分において磁気力を受けるようにすることができる。
本(14)項から下記(18)項までの特徴は、ロータリヘッドを含まない電子回路部品保持装置にも適用可能である。その場合、ロータリヘッドを保持ヘッドと読み替えるものとする。
(15)前記永久磁石が前記磁石孔の中心線に平行な方向に並んで複数個設けられた(14)項に記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石は、磁石孔の中心線に平行な方向に長い1個の永久磁石としてもよい。しかし、その場合には、長い永久磁石の長手方向の中央部、すなわち磁石孔の中心線に平行な方向である深さ方向の中央部の周囲に形成される磁界における磁力線の半径方向成分が少なくなるため、吸着ノズル側部の軸部を密着保持孔の密着部に引き付ける力が小さくなる。それに対し、短い永久磁石を前記磁石孔の中心線に平行な方向に並べて配設すれば、磁石孔の深さ方向の中央部における磁力線の半径方向成分が多くなるため、軸部を密着部に引き付ける力が大きくなり、軸部を効果的に密着部に引き付けることができる。
(16)前記永久磁石が、前記磁石孔内に互いに間隔を隔てて複数個配設された(15)項に記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石は2個でもよいが、3個以上が望ましい。また、複数の永久磁石の間にスペーサが配設されることが望ましい。この場合、スペーサを、ゴムまたはその類似物等の弾性材料製とすれば、スペーサを磁石孔にしまり嵌合させることにより、永久磁石を固定することができ、永久磁石自体を磁石孔に固定するのに較べて固定が容易になる。
(17)前記永久磁石が、前記磁石孔内に同極同士(N極とN極同士、あるいはS極とS極同士)が互いに対向する状態で設けられた(15)項または(16)項に記載の電子回路部品保持装置。
永久磁石を同極同士が互いに対向する状態で設ければ、磁石孔の外周側に形成される磁界が強くなるとともに、磁力線の半径方向成分が多くなって、軸部を効果的に嵌合孔の密着部に密着させることが可能となり、あるいは磁石孔の中心線に平行な方向に関して、軸部を嵌合孔の密着部に引き付る磁気力を均一に作用させることが容易となって、軸方向の位置の変化に関わらずほぼ均一な力で軸部を引き付けさせることができる。複数の永久磁石の間にスペーサが配設されれば、隣接する永久磁石同士が直接当接する場合に比較して、隣接する永久磁石同士が反発し合う力が小さくて済み、永久磁石の配設や磁石孔への固定が容易となる。
(18)前記ロータリヘッドが非磁性材料から成るヘッド本体を含む(8)項ないし(17)項のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
ヘッド本体を強磁性材料で形成する場合に比較して、永久磁石の磁束のうち、例えば、前記 (9)項に関する説明中に記載された昇降部材,吸着ノズルおよびアダプタのうちの少なくとも1つのものの、前記軸部として機能する部分を通る部分の割合が大きくなり、その軸部として機能する部分に効果的に磁気力を作用させることができる。
(19)前記ロータリヘッドが前記一円周上に複数の嵌合孔が形成されたヘッド本体を含み、前記吸着ノズル側部が、そのヘッド本体に形成された複数の嵌合孔の各々に前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる複数の昇降部材を含み、前記ヘッド本体の前記複数の嵌合孔の各々を形成する部分が前記複数の保持部を構成しており、前記ヘッド本体が非磁性材料から成り、前記昇降部材が強磁性材料から成る(8)項に記載の電子回路部品保持装置。
ヘッド本体を強磁性材料で形成する場合に比較して、永久磁石の磁束のうち昇降部材を通る部分の割合が大きくなり、効果的に昇降部材に磁気力を作用させることができる。昇降部材が嵌合される嵌合孔が密着保持孔として機能する。
(20)前記吸着ノズル側部が、
前記昇降部材に形成された嵌合孔に摺動可能に嵌合される第1軸部としての前記軸部とは別の第2軸部を備えた吸着ノズルまたは第2軸部を備えるとともに吸着ノズルを着脱可能に保持するアダプタと、
前記吸着ノズルまたは前記アダプタを、前記第2軸部が前記嵌合孔から突出する向きに付勢する付勢装置と、
その付勢装置の付勢力に基づく前記第2軸部の前記嵌合孔からの突出限度を規定する突出限度規定装置と
を含み、前記第2軸部が非磁性材料から成る(19)項に記載の電子回路部品保持装置。
第2軸部は、吸着部に吸着された電子回路部品が認識装置により認識されてから回路基板の装着箇所等に押し付けられるまでの間は、付勢装置の付勢力により突出限度規定装置に押し付けられ、自由な移動を抑制される。したがって、第2軸部のガタが装着位置精度に影響を及ぼすことが少なく、ガタ取りの必要性が低い。一方、第2軸部が昇降部材の嵌合孔の内周面の一部に引き付けられる場合には、第2軸部の移動に対する摩擦抵抗が大きくなり、吸着部の電子回路部品に対する押付力が過大になり易い。したがって、本項におけるように、第2軸部は非磁性材料で形成することが望ましい場合がある。
本項の特徴は、ロータリヘッドの特徴とは別に採用することも可能である。その場合には、ロータリヘッドを保持ヘッドと読み替えるものとする。
ただし、吸着ノズル154は、それが電子回路部品に当接するまでの間は、突出限度規定装置238によって昇降部材172に係止された状態に保たれるが、吸着ノズル154の昇降部材172に対する半径方向の相対位置は一定に決まるわけではないので、吸着ノズル154の嵌合孔220内におけるがたつきに相当する位置誤差は除去することができない。この位置誤差を除去する必要がある場合には、吸着ノズル154の軸部220を強磁性材料製とし、永久磁石272の磁気力により嵌合孔220の密着部に引き付けられるようにすればよい。
このような電子回路部品保持装置においては、シャフトが軸部を構成し、吸着ノズルにより構成される吸着部と共に吸着ノズル側部を構成し、嵌合孔を備え、永久磁石が設けられる回転体がホルダ側部を構成し、これらが保持ヘッドを構成する。吸着ノズルをシャフトに形成された嵌合孔に摺動可能に嵌合するとともに、付勢装置および突出限度規定装置を設け、シャフトが昇降部材を構成し、吸着ノズルが第2軸部を備えるようにしてもよく、第2軸部を備えたアダプタに吸着ノズルを保持させてもよく、第2軸部の少なくとも一部を強磁性材料製としてもよい。吸着ノズルを軸方向に摺動可能に保持するシャフトに永久磁石を保持させ、ホルダ側部を構成させてもよい。
Claims (10)
- 少なくとも一部が強磁性材料から成る軸部とその軸部の先端側に設けられた吸着部とを含み、その吸着部の中心に形成された負圧孔に供給される負圧により電子回路部品を吸着して保持する吸着ノズル側部と、
その吸着ノズル側部の前記軸部が軸方向に摺動可能に嵌合される嵌合孔を備えたホルダ側部と、
そのホルダ側部に設けられた永久磁石と
を含み、前記永久磁石が、前記軸部にその軸部を前記嵌合孔の内周面の予め定められた密着部に向かって引き寄せる磁気力を作用させる状態で設けられ、それにより、前記嵌合孔が、前記密着部において密着した状態で前記軸部を保持する密着保持孔とされた電子回路部品保持装置。 - 前記軸部が強磁性材料から成る一方、前記吸着部が非磁性材料から成る請求項1に記載の電子回路部品保持装置。
- 前記吸着ノズル側部が、前記ホルダ側部の密着保持孔に、前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる昇降部材であって、それの少なくとも一部が前記軸部を構成するものを含む請求項1または2に記載の電子回路部品保持装置。
- 前記ホルダ側部が、回転軸線を中心線とする一円周上に複数の保持部を備え、前記回転軸線のまわりに回転させられるロータリヘッドを含み、そのロータリヘッドが前記一円周上に複数の嵌合孔が形成されたヘッド本体を含み、前記吸着ノズル側部が、そのヘッド本体に形成された複数の嵌合孔の各々に前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる複数の昇降部材を含み、前記ヘッド本体の前記複数の嵌合孔の各々を形成する部分が前記複数の保持部を構成している請求項1ないし3のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
- 前記永久磁石が、前記ロータリヘッドの前記複数の保持部の各々に対応する複数箇所に設けられた請求項4に記載の電子回路部品保持装置。
- 前記永久磁石が、前記ロータリヘッドの前記複数の保持部のうちの複数のものに共通に設けられた請求項4に記載の電子回路部品保持装置。
- 前記永久磁石が、前記ホルダ側部に前記軸方向と平行に形成された磁石孔の中心線に平行な方向に並んで複数個設けられた請求項1ないし6のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
- 前記永久磁石が、前記磁石孔内に同極同士が互いに対向する状態で設けられた請求項7に記載の電子回路部品保持装置。
- 前記ホルダ側部が、回転軸線を中心線とする一円周上に複数の保持部を備え、前記回転軸線のまわりに回転させられるロータリヘッドを含み、そのロータリヘッドが前記一円周上に複数の嵌合孔が形成されたヘッド本体を含み、前記吸着ノズル側部が、そのヘッド本体に形成された複数の嵌合孔の各々に前記軸方向である上下方向に相対移動可能に嵌合され、昇降駆動装置により昇降させられる複数の昇降部材を含み、前記ヘッド本体の前記複数の嵌合孔の各々を形成する部分が前記複数の保持部を構成しており、前記ヘッド本体が非磁性材料から成り、前記昇降部材が強磁性材料から成る請求項1ないし8のいずれかに記載の電子回路部品保持装置。
- 前記吸着ノズル側部が、
前記昇降部材に形成された嵌合孔に摺動可能に嵌合される第1軸部としての前記軸部とは別の第2軸部を備えた吸着ノズルまたは第2軸部を備えるとともに吸着ノズルを着脱可能に保持するアダプタと、
それら吸着ノズルまたはアダプタを、前記第2軸部が前記嵌合孔から突出する向きに付勢する付勢装置と、
その付勢装置の付勢力に基づく前記第2軸部の前記嵌合孔からの突出限度を規定する突出限度規定装置と
を含み、前記第2軸部が非磁性材料から成る請求項9に記載の電子回路部品保持装置。
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