JP2009009640A - メディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置 - Google Patents

メディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送アームが届かない位置にあるメディア収容部にメディアを落下させて収容しても、メディアの損傷を防ぐことのできるメディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置を提供する。
【解決手段】メディアMを保持して昇降可能な搬送アーム36により、搬送アーム36の移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置の台部212を有するメディアスタッカ72にメディアMを搬送して収容するメディア搬送機構36の制御方法であって、メディアスタッカ72のメディア収容高さが最低メディア保持高さより低い場合は、台部212の上方における最低メディア保持高さより所定距離高い位置でメディアMを解放して落下させ、メディアスタッカ72に収容されているメディア収容高さが最低メディア保持高さ以上である場合は、台部212の上方におけるメディア収容高さより所定距離高い位置でメディアMを解放して落下させる。
【選択図】図19

Description

本発明は、CDやDVD等のメディアを搬送するメディア搬送機構の制御方法、及びメディア搬送機構により搬送したメディアに情報処理を行うメディア処理装置に関する。
近年、多数枚のブランクCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のメディア(情報記録媒体)にデータの書き込みを行うディスクダビング装置、データの書き込みとレーベル印刷を行ってメディアを制作して発行可能なCD/DVDパブリッシャ等のメディア処理装置が用いられつつある。この種のメディア処理装置としては、メディアへデータを書き込むドライブ、メディアのレーベル面に印刷を施すプリンタ及びこれらドライブやプリンタに対してメディアを保持して搬送するメディア搬送機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−202379号公報
メディア処理装置は、その筐体内に、処理前のブランクメディアを収容するメディア収容部、処理後のメディアを収容するメディア収容部、メディアドライブ、レーベルプリンタ、メディア搬送機構等が配置されており、それぞれの動作を妨げずかつ効率的な処理を行うための配置設計が求められている。
そこで、例えば、処理後のメディアを収容するメディア収容部の底部を、メディア搬送機構の可動範囲より下方に配置して、メディア搬送機構の搬送アームにより保持した処理後のメディアを、そのメディア収容部に落として収容することが考えられる。これにより、メディア搬送機構の可動範囲をメディア収容部の底部まで延長しなくても、メディア収容部へのメディアの搬送が可能となる。
しかしながら、搬送アームからメディアを落下させてメディア収容部に収容する場合には、画像を印刷したレーベル面や、データ書き込みを行った記録面に、傷が付いてしまうおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、搬送アームが届かない位置にあるメディア収容部にメディアを落下させて収容しても、メディアの損傷を防ぐことのできるメディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア搬送機構の制御方法は、
メディアを保持して昇降可能な搬送アームにより、前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有するメディア収容部に前記メディアを搬送して前記メディアを積層状態で収容するメディア搬送機構の制御方法であって、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる。
この制御方法によれば、メディア収容部に収容されているメディア収容高さが搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い場合には、最低メディア保持高さより所定距離高い位置でメディアを解放して落下させる。ここで、所定距離高い位置とは、最低メディア保持高さにメディアがある場合に、搬送アームが保持しているメディアとの干渉を防ぐために僅かな距離だけ高く設定した位置である。これにより、メディア収容高さが搬送アームの移動下限位置より低くても、落下高さを小さくしてメディアに傷が付くことを防止できる。また、メディア収容部に収容されているメディア収容高さが搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さ以上である場合には、そのメディア収容高さより所定距離高い位置でメディアを解放して落下させる。このように、メディア収容部に収容されたメディアの高さが、搬送アームの届く位置であるか否かに関わらず、メディア収容部に収容されているメディア収容高さに合わせてメディアの落下高さを一定高さ以下にすることができ、メディアに傷が付くことを防止できる。
本発明に係るメディア搬送機構の制御方法において、前記搬送アームは前記メディアの有無を検出可能なメディア検出機構を備え、
前記搬送アームにより保持したメディアを前記底部の上方で解放して落下させた後、
前記搬送アームを前記移動下限位置に向けて下降させて、
前記メディア検出機構がメディア検出となった場合は、前記メディア検出機構により検出したメディア収容高さを記憶し、
前記メディア検出機構がメディア検出とならずに前記移動下限位置まで移動した場合は、前記最低メディア保持高さを前記メディア収容高さとして記憶して、
次回前記底部の上方でメディアを解放する位置は、記憶した前記メディア収容高さより所定距離高い位置とすることが好ましい。
この制御方法によれば、搬送アームにより保持したメディアをメディア収容部に落下させて収容した後、次回にメディアを落下させる位置を決めるためのメディア収容高さを記憶しておくため、メディアの処理毎に変化するメディア収容高さに対応してメディアの解放高さを変化させ、メディアに傷が付くことを確実に防止できる。
本発明に係るメディア搬送機構の制御方法において、前記メディア検出機構は、前記搬送アームを下降させつつメディア検出となったら前記搬送アームを一旦停止させ、前記搬送アームを上昇させつつメディア非検出となった位置をメディア収容高さとして検出することが好ましい。
この制御方法によれば、搬送アームをメディア収容部に向けて下降させ、搬送アームに設けられているメディア検出機構がメディア検出となったら搬送アームを一旦停止させ、搬送アームを上昇させつつメディア検出機構がメディア非検出となった位置をメディア収容高さとして記憶するため、精度良くメディア収容高さを検出することができる。搬送アームを下降させてメディアを検出する際は搬送アームの移動距離が長いため処理速度の観点から下降速度を遅くしにくい。そのため、搬送アームを通常の下降速度で移動させてメディア収容高さを検出すると誤差が生じ易いが、メディア検出となったら搬送アームを一旦停止させてから、メディアの厚さ分だけ搬送アームを上昇させることでメディア収容高さを精度良く検出することが可能である。
本発明に係るメディア搬送機構の制御方法において、
前記メディア収容高さが前記メディア収容部の許容収容高さ以上であるか否かを判定する工程を含むことが好ましい。
この制御方法によれば、メディアの解放高さを適切に調整するとともに、メディア収容部がそれ以上メディアを収容できるか否かを判断して、次回のメディア搬送を行うか否かの判断を行うことができる。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置は、
円板状のメディアを保持して昇降可能な搬送アームを備えたメディア搬送機構と、
前記メディアに情報処理を行うメディア処理部と、
前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有し前記メディアを積層状態で収容するメディア収容部と、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さを検出可能なメディア検出部と、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる制御部と、を備えている。
この構成のメディア処理装置によれば、メディア処理部で処理が済んだメディアをメディア収容部に搬送する際、メディア収容部に収容されているメディア収容高さが搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い場合には、最低メディア保持高さより所定距離高い位置でメディアを解放して落下させる。ここで、所定距離高い位置とは、最低メディア保持高さにメディアがある場合に、搬送アームが保持しているメディアとの干渉を防ぐために僅かな距離だけ高く設定した位置である。これにより、メディア収容高さが搬送アームの移動下限位置より低くても、落下高さを小さくしてメディアに傷が付くことを防止できる。また、メディア収容部に収容されているメディア収容高さが搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さ以上である場合には、そのメディア収容高さより所定距離高い位置でメディアを解放して落下させる。このように、メディア収容部に収容されているメディア収容高さに合わせて、メディアの落下高さを一定高さ以下にすることができ、メディアに傷が付くことを防止できる。なお、メディア収容高さの検出は、メディア検出部として接触式または非接触式のセンサを装置内に設けておくことで行うことができる。
本発明に係るメディア処理装置において、前記メディア検出部は、前記搬送アームに設けられ、前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備えていることが好ましい。
この構成のメディア処理装置によれば、搬送アームの動作を利用して、その移動量に基づいてメディア収容高さを検出することが容易であり、搬送アームの移動に応じて検出レバーが検出位置及び非検出位置の一方から他方へ変位した位置をメディア収容高さとして検出することができるため、メディア収容高さとメディアの解放高さをそれぞれ搬送アームの位置を基準に求めることができ、メディアの解放高さを調整する演算処理を単純化できる。
以下、本発明に係るメディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置の実施形態の例を、図面を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態では、メディア処理装置としてのディスクパブリッシャを例示して説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
図1に示すように、パブリッシャ1は、例えばCDやDVD等の円板状のメディア(情報記憶媒体)へのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタン等が配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、図2に示すように、パブリッシャ1の前面側の開口部8を開閉するもので、例えば未使用(ブランク)のメディアMを開口部8を介してセットする時、あるいは作成済みのメディアMを、開口部8を介して取り出すときに、開閉する扉である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
図2及び図3に示すように、パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMをスタック可能なメディア保管部としてのメディアスタッカ21と、複数枚(例えば50枚)の未使用のメディアMあるいは作成済みメディアMが保管されるメディア保管部としてのメディアスタッカ22とが保管されるメディアMの中心軸線が同一となるように上下に配置されている。メディアスタッカ21及びメディアスタッカ22は、それぞれ所定位置に対して着脱自在である。
上側のメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これにより、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能な構成をなしている。メディアスタッカ21にメディアMを収容あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてメディアスタッカ21を取り出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側のメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28を備え、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能なスタッカが構成されている。
図3に示すように、メディアスタッカ21及びメディアスタッカ22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、本体フレーム30とシャーシ32の天板33との間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35を有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降及び旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。
上下のスタッカ21,22及びメディア搬送機構31の側方の後方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンタ11の後述するキャリッジ62が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンタ11は、メディアMのレーベル面へのレーベル印刷可能な印刷位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ45を有している。
図3では、上下のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ45が手前側のメディア受け渡し位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構60として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、メディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25の間及びメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のメディアスタッカ21とメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、メディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、両メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ45にアクセス可能となっている。
メディア搬送機構31の搬送アーム36は、両メディアトレイ41aをデータ書き込み位置に位置させ、メディアトレイ45を奥側の印刷位置に位置させた状態で、メディアトレイ45の高さ位置よりもさらに下側まで下降可能となっている。そして、メディアトレイ45のメディア受け渡し位置の下方には、搬送アーム36がこの位置まで下降して解放(リリース)したメディアMが通過するガイド穴であって、後述するメディアスタッカ(別体スタッカ)が装着されるガイド穴65が形成されている。
図2及び図3に示すように、引出機構7は、本体フレーム30の下側に、本体フレーム30から引き出して開いたり、収納して閉じたりすることが可能な引出トレイ70を有している。引出トレイ70には、スタッカ部71が下方に凹んで設けられている。引出トレイ70が収納状態(閉位置)にあるとき、スタッカ部71は、ガイド部材150に形成されたガイド穴65の下方に位置し、スタッカ部71の中心部は、受け渡し位置にある両メディアトレイ41aとメディアトレイ45の中心軸線が同一となるように位置されている。このスタッカ部71は、ガイド穴65を介して投入されるメディアMを受け入れ、このメディアMを比較的少量(例えば5枚〜10枚程度)だけ収容する。スタッカ部71は、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収容可能となっている。
収納状態にある引出トレイ70のスタッカ部71及びガイド穴65には、スタッカ部71よりもメディアMの収容量が多いメディアスタッカ(別体スタッカ)72が着脱可能となっている(図3参照)。このメディアスタッカ72も、一対の円弧状の枠板73,74(図16参照)を備えており、これによって、メディアMを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で複数枚(例えば50枚)収容可能となっている。一対の円弧状の枠板73,74の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、一方の枠板74の上部には着脱時にユーザによって把持される取っ手75が設けられている。
そして、メディアスタッカ72を取り付けた状態とすれば、下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11でデータ記録及び印刷を行った後に、メディアスタッカ72に収容することができる。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
また、メディアスタッカ72を取り外した状態とすれば、上側のメディアスタッカ21あるいは下側のメディアスタッカ22から未使用のメディアMを取り出し、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11でデータ記録及び印刷を行った後に、収納位置にある引出トレイ70のスタッカ部71に収容することができる。
これにより、その後、引出トレイ70を引き出すことでスタッカ部71から処理が完了したメディアMを取り出すことができる。つまり、メディアMへの処理中であっても、開閉扉3を閉じたまま、処理が完了したメディアMから順に一枚ずつあるいは複数枚ずつ取り出すことができる(外部排出モード)。
ここで、メディア搬送機構31の搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアMは、メディアスタッカ21、メディアスタッカ22、引出トレイ70のスタッカ部71(またはメディアスタッカ72)、各メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ45間で適宜搬送される。
図4に示すように、レーベルプリンタ11はインク吐出用のノズル(図示省略)を備えたインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジモータの駆動力でキャリッジガイド軸に沿って水平方向に往復移動する(図示省略)。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構60を備えている。このインク供給機構60は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1の本体フレーム30上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構60には、可撓性を有するインク供給チューブ63の一端が接続されており、このインク供給チューブ63の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構60に装着されるインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ63を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられたダンパユニット及び背圧調整ユニット(図示省略)を経てインクジェットヘッド61に供給されインクノズル(図示省略)から吐出される。
なお、インク供給機構60には、その上部に加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、ヘッドメンテナンス機構81が設けられている。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このヘッドメンテナンス機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引されたインクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
(メディア搬送機構)
図5はメディア搬送機構を示す斜視図である。図5に示すように、メディア搬送機構31は、垂直に取り付けられているシャーシ32を備え、ベース30に取り付けられている水平支持板部34とシャーシ32の天板33との間に、垂直ガイド軸35が取り付けられている。そして、この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降可能かつ旋回可能な状態で支持されている。
搬送アーム36の昇降機構は、駆動源である昇降用の駆動モータ37を備えており、この駆動モータ37の回転が、シャーシ32の上下に亘って掛け渡されたタイミングベルト104を駆動する駆動側プーリに伝達されるようになっている。このタイミングベルト104の一部には、搬送アーム36の基部110(図6参照)が連結されている。
したがって、駆動モータ37を駆動すると、タイミングベルト104が上下方向に移動し、そこに取り付けられている搬送アーム36が垂直ガイド軸35に沿って昇降する。なお、駆動モータ37はステッピングモータであり、そのステップ数により搬送アーム36の上下位置を制御することが可能である。
図5に示すように、搬送アーム36の旋回機構は、駆動源である旋回用の駆動モータ105を備えており、この駆動モータ105の出力軸にはピニオン(図示省略)が取り付けられており、このピニオンの回転が、伝達歯車107を備えた減速歯車列を介して、扇形の最終段歯車109に伝達されるようになっている。扇形の最終段歯車109は、垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回可能である。また、この最終段歯車109には、搬送アーム36の昇降機構の構成部品が組み付けられているシャーシ32が搭載されている。駆動モータ105を駆動すると、扇形の最終段歯車109が左右に旋回するので、ここに搭載されているシャーシ32が一体となって垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。この結果、シャーシ32に搭載されている昇降機構によって保持されている搬送アーム36が垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。
次に、搬送アーム36が備えた各機構について説明する。
図6はグリッピング機構を説明するアームベースの平面図、図7はグリッピング機構の保持爪部分の斜視図、図8はグリッピング機構の拡大平面図、図9から図11は旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。
図6に示すように、搬送アーム36は、平面視矩形状の細長いアームベース125aと、このアームベース125aの上に被せた同一輪郭形状のアームケース(図示略)とを備えている。また、搬送アーム36には、メディアMを保持するためのグリッピング機構130と、メディア検出機構200が設けられている。
グリッピング機構130は、同一円上において等角度(120°)間隔で配置された3本の円柱状の保持爪141〜143を備えており、これらの保持爪141〜143は、アームベース125aの先端部に形成された円形穴125cから下方に垂直に突出され、メディアMの中心孔に挿入し、半径方向外方に押し広がり、メディアMの中心孔の内周面に当接してメディアMを保持する。
図6及び図7に示すように、各保持爪141〜143は、支持ピン151〜153の下端に取り付けられている。各支持ピン151〜153は、アームベース125aの円形穴125cを貫通してその上側に延び、アームベース125aの上面に配置されている3枚の旋回板161〜163にそれぞれ固定されている。アームベース125aには、その円形穴125cを取り囲む状態で同一円上に等角度間隔で旋回中心軸171〜173が垂直に固定されており、各旋回板161〜163は、これらの旋回中心軸171〜173を中心として旋回可能な状態で支持されている。
図6から図8に示すように、各旋回板161〜163は、アームベース125aに沿って、その円形穴125cのほぼ円周方向に沿って前方(上面視反時計回り方向)側に延びる前方腕部161a〜163aと、円形穴125cのほぼ円周方向に沿って後方(上面視時計回り方向)側に延びる後方腕部161b〜163bと、旋回中心から円形穴125cの内側に突出している支持腕161c〜163cとを備えている。支持腕161c〜163cの先端部の裏面に、それぞれ支持ピン151〜153が垂直に固定されている。
旋回板161の後方腕部161bには、円形穴125cの略径方向に沿う長孔161dが形成されており、この長孔161dには、旋回板163の前方腕部163aの後端で下方へ突設されたスライドピン163fがスライド可能に挿通されている。
また、旋回板163の後方腕部163bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面163eが形成されており、このスライド面163eには、旋回板162の前方腕部162aの前端部が接触しないように設定されている。また、旋回板162の後方腕部162bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面162eが形成されており、このスライド面162eには、旋回板161の前方腕部161aの前端部が摺接可能とされている。ここで、旋回板161の長穴161d及び旋回板162,163のスライド面162e,163eは、各旋回板161〜163が同一方向に旋回するように設定された凹状の湾曲形状に形成されている。
旋回板161の後方腕部161bと旋回板162の後方腕部162bとの間、旋回板162の後方腕部162bと旋回板163の後方腕部163bとの間及び旋回板163の後方腕部163bと旋回板161の後方腕部161bとの間には、それぞれ引っ張りコイルばね(付勢部材)174が架け渡されている。そして、これら引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、旋回板161〜163はガタ付くことなく保持されると共に、各旋回板161〜163に対して図8において矢印R1で示す方向(保持爪141〜143を広げる方向)の付勢力が加わっている。
図8の状態では、各旋回板161〜163の支持腕161c〜163cの先端に取り付けられている保持爪141〜143の外接円は、メディアMの中心孔の内径より大きな径となっている。この状態において、一枚の旋回板161を矢印R2で示す方向に旋回すると、これに連動して、他の二枚の旋回板162,163も同一方向に旋回する。この結果、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cが円形穴125cの中心に向けて移動し、これらの先端部に取り付けられている保持爪141〜143がメディアMの中心孔に挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で保持爪141〜143をメディアMの中心孔に挿入し、しかる後に、旋回板161〜163を逆方向R1に旋回すると、保持爪141〜143が半径方向の外側に押し広げられる。この結果、それら保持爪141〜143がメディアMの中心孔の内周面に押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
旋回板161には、支持腕161cとは反対側から延在する操作腕161gが形成されている。この操作腕161gの先端部には、リンク175の一方の腕部175aの先端が回転自在の状態で連結されている。リンク175は、その中間部を中心としてアームベース125aに回動可能に支持されており、反対側の腕部175bの先端部は電磁ソレノイド176の作動ロッド176aに連結されている。電磁ソレノイド176は、オフ状態において、その作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出状態とされる。
この状態で電磁ソレノイド176をオンに切り替えると、作動ロッド176aが、内蔵ばね力に逆らって引き込まれ、リンク175が旋回し、旋回板161がR2方向に旋回する。すると、図9に示すように、旋回板162の後方腕部162bのスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接するとともに、旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに摺接する。これにより、旋回板162のスライド面162eが旋回板161の前方腕部161aの先端に摺接して円形穴125cの径方向外方へスライドすることにより旋回板162がR2方向に旋回し、また、旋回板163の前方腕部163aのスライドピン163fに旋回板161の後方腕部161bの長穴161dの内面が摺接して旋回板163の前方腕部163aが円形穴125cの中心方向へスライドすることにより旋回板163もR2方向に旋回する。
このように、旋回板161がR2方向に旋回すると、この旋回板161のR2方向への旋回力が他の旋回板162,163に伝達され、図10に示すように、旋回板162,163もR2方向に旋回し、旋回板161〜163の支持腕161c〜163cに設けられた保持爪141〜143がメディアMの中心孔よりも十分に小さな外接円内に配置され、メディアMの中心孔に挿入可能な状態まで狭められる。
この状態で、電磁ソレノイド176をオフに切り替えると、作動ロッド176aが内蔵のばねのばね力によって突出され、リンク175が旋回する。すると、リンク175の旋回運動が旋回板161に伝わり、この旋回板161がR1方向に旋回する。これに連動して他の二枚の旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によって、それぞれの後方腕部162b,163bが円形穴125cの中心方向へ引っ張られ、これにより、これら旋回板162,163も旋回板161と同様にR1方向に旋回する。この結果、図111に示すように、保持爪141〜143が押し広げられ、保持爪141〜143がメディアMの中心孔の内周面に押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
このとき、旋回板161に対して旋回板162,163は、引っ張りコイルばね174の引っ張り力によってR1方向に独立して旋回されるので、各保持爪141〜143も、それぞれ独立して半径方向外方へ移動してメディアMの中心孔の内周面へ押し付けられることとなる。
図12に示すように、3本の保持爪141〜143は、支持ピン151〜153の下端から突出した円柱状のピン141a〜143aと、このピン141a〜143aを同心状態で取り囲んでいるゴムなどからなる弾性円筒141b〜143bとを備えている。そして、これら3本の保持爪141〜143は、下方への突出長さlの寸法が、保持するメディアMの厚さt1の寸法以下とされている。この突出長さlは、メディアMの中心孔Maの内周面Mbの厚さt2以上で環状突起部Mcの高さを含んだメディアMの厚さt1以下が望ましい。これにより、厚さ方向に積層状態のメディアMを保持する際に、保持爪141〜143が2枚目のメディアMの内周面Mbに接触することなく、最上部である1枚目のメディアMだけを保持するようになっている。
図13はメディア検出機構の構造を示す断面図、図14はメディア検出機構の動きを説明する断面図である。
図6及び図13に示すように、メディア検出機構(メディア検出部)200は、後端201cが水平軸線を中心として支持されて先端側が上下に揺動可能とされたレバー本体201aと、レバー本体201aの先端が下方へ屈曲されてアームベース(ベース板)125aの下面側へ突出する検出端子部としての当接部201bとを有する検出レバー201を備え、さらに、この検出レバー201の側方に設けられた検出器(メディア検出器)202を備えている。
図13に示す非検出位置では、検出レバー201のレバー本体201aはアームベース125a上に乗った状態であり、当接部201bはアームベース125aに形成された開口部125dを通って、アームベース125aの下方側、すなわちメディアを保持する側に、所定長さ突出している。また、検出器202は透過型光学式センサであり、図13に示す非検出位置では、レバー本体201aの先端側近傍の側面に突出した検出板201dが検出器202の検出領域内にあって検出光を遮るため、検出器202の検出信号はオフである。
そして、このメディア検出機構200では、搬送アーム36が下降してメディアMの上面が検出レバー201の先端の当接部201bに当接することにより、検出レバー201が上方へ揺動し、アームベース125aに当接した非検出位置(図13に示す位置)から、アームベース125aから離間した検出位置(図14に示す位置)へ変位して、検出レバー201の検出板201dが検出器202の検出領域から外れると、検出器202がオンに切り替わる。この検出器202の検出信号から、メディアMへの近接状態、つまり、グリッピング機構130に保持されたメディアMが有ることを検出することができる。
また、メディア検出機構200には、検出レバー201のレバー本体201aに磁石(吸引部)203が設けられている。この磁石203は、合成樹脂に磁性体を混入させた樹脂マグネットから成形されており、検出レバー201のレバー本体201aに固定されている。また、アームベース125aの上面には、検出レバー201のレバー本体201aに設けられた磁石203との対向位置に、磁石203によって吸引される被吸引部材である鉄板(吸引部)204が設けられている。
そして、このメディア検出機構200では、検出レバー201がアームベース125aに当接し、検出レバー201の当接部201bがアームベース125aの下面側へ突出した非検出位置に配置された状態で、磁石203の磁力によって磁石203と鉄板204とが吸引されて吸着する。したがって、検出レバー201は、当接部201bがアームベース125aの下面側へ突出した非検出位置に配置された状態で、互いに吸着した磁石203と鉄板204との吸着力によって揺動が規制された状態に維持される。
この状態で、搬送アーム36が下降してメディアMの上面が検出レバー201の先端の当接部201bに当接すると、図14に示すように、検出レバー201の先端部分に上方へ向かう押し上げ力が生じる。そして、この押し上げ力によって、互いに吸着した磁石203と鉄板204とが引き離されると、検出レバー201は、レバー本体201aの後端におけるアームベース125aとの連結箇所を中心として上方へ揺動される。そして、検出レバー201がアームベース125aに当接した非検出位置からアームベース125aから離間した検出位置へ変位する。
これとは逆に、グリッピング機構130が保持していたメディアMの保持を解除し、その後、搬送アーム36が上昇してメディアMから離間すると、上方へ揺動されて検出位置に配置されていた検出レバー201が自重によって下方へ揺動される。検出レバー201が下方へ揺動されて検出位置へ配置されると、レバー本体201aの磁石203が鉄板204に当接し、磁石203と鉄板204とが磁石203の磁力によって互いに吸着する。これにより、検出レバー201は、磁石203と鉄板204との吸着力によって再び揺動が規制された状態に維持される。
次に、本実施形態の制御方法を実施するためのパブリッシャ1の制御系について説明する。
図15に示すように、パブリッシャ1は、各部の動作を司る制御部100を有し、制御部100はパブリッシャ1の外部に設置されたホストコンピュータ101と通信可能に接続されている。制御部100は、CPU、ROM、RAM及びEEPROMを有するマイクロコンピュータから構成されている。制御部100は、ホストコンピュータ101からの各種実行指令に基づき、メディア搬送機構31によってメディアMを搬送して、メディアドライブ41によるメディアMへのデータ書き込み処理や、レーベルプリンタ11によるメディアMのレーベル面への印刷処理を実行させる。また、制御部100は、メディア検出機構200にも接続されており、メディア検出機構200の検出信号に基づいてメディア搬送機構31の動作を制御したり、エラー信号を出力したりすることが可能である。
制御部100は、ホストコンピュータ101からの実行指令を受けると、バッチ処理モード等の予め設定された処理モードの工程に従い、メディアMに対してデータ書き込み処理や印刷処理を行う。その際、上側のメディアスタッカ21または下側のメディアスタッカ22に収容されたメディアMを、メディア搬送機構31によってメディアドライブ41のメディアトレイ41aまたはレーベルプリンタ11のメディアトレイ45に搬送する搬送工程が実行される。そして、メディアスタッカ72を取り付けた状態とすれば、メディアドライブ41及びレーベルプリンタ11の少なくとも一方の処理が済んだメディアMを、再びメディア搬送機構31によって保持して搬送して、メディアスタッカ72に収容することができる。
ここで、着脱式のメディアスタッカ72の構成について説明する。
図16〜図18はメディアスタッカ72の外観斜視図である。
メディアスタッカ72は、合成樹脂製の一体成形品であり、図16及び図17に示すように、円板の外周側二箇所を平行な切欠部201とした異形円板状の底板202と、底板202の円弧状部分から略円筒面状をなして立ち上がる枠板73,74とを有している。
一方の枠板74の底板202とは反対側の中央部には、取っ手75が外方に延出するように形成されており、図18に示すように、取っ手75の基端側に、枠板74から枠板73とは反対側に突出する基台部204が形成されている。さらに、この基台部204よりも底板202側に、枠板74から枠板73とは反対側に基台部204よりも狭い幅で突出する嵌合凸部205が形成されている。この嵌合凸部205は、図2に示すガイド部材150のガイド凹部157に嵌合するもので、左右の二面の幅がガイド凹部157の二面の幅よりも僅かに狭くされている。また、嵌合凸部205の下部には、下側ほど枠板74側に位置するように傾斜する傾斜面206が形成されている。加えて、嵌合凸部205の下部には、二面の幅が下側ほど小さくなるように傾斜する一対の傾斜面207が左右両側に形成されている。そして、これら傾斜面206及び傾斜面207によって、嵌合凸部205のガイド凹部157への嵌合が容易となっている。
他方の枠板73の外周側の中央部には、枠板74とは反対側に突出する突出部210が形成されている。この突出部210は、図2に示すガイド部材150の挿入凹部158内に挿入されるもので、その下面には挿入凹部158の先細テーパ状の位置決め凸部160(図2参照)が嵌合する位置決め凹部211が形成されている。
底板202には、図16に示すように、底面の中央に上方に若干突出する環状の台部(底部)212が形成され、底面の周縁部に下方に凹む円弧状溝213が形成されている。メディアスタッカ72に収容された最下部のメディアMは、この底板202に形成された環状の台部212上に支持された状態となる。すなわち、この環状の台部212がメディアスタッカ72におけるメディアMを収容する際の底部である。
また、底板202には、中央に段差状の逃げ穴214が形成されている。
メディアスタッカ72を図2に示すガイド部材150に装着する際には、ユーザが取っ手75を持ってメディアスタッカ72をガイド部材150上を滑らせながら奥方に移動させて、底板202及び枠板73,74をガイド穴65に挿入する。そして、開口部8から見て取っ手75を手前とした状態で、奥側の突出部210をガイド穴65よりも奥側の挿入凹部158内に挿入し、突出部210の位置決め凹部211に挿入凹部158の位置決め凸部160を嵌合させる。それとともに、手前側の嵌合凸部205をガイド穴65よりも手前側のガイド凹部157に嵌合させて、基台部204をガイド部材150上に載置させる。このようにすると、メディアスタッカ72は、奥側の位置決め凹部211への位置決め凸部160の嵌合で、この部分のガイド部材150に対する前後左右の位置決めを行うことになり、ガイド穴65よりも手前側の嵌合凸部205のガイド凹部157への嵌合で、この部分のガイド部材150への左右方向の位置決めを行う。これらにより、メディアスタッカ72がガイド部材150に対して位置決めされる。
上記のようにして、メディアスタッカ72が、引出トレイ70のスタッカ部71及びガイド部材150のガイド穴65に取り付けられることになる。このように、メディア搬送機構31の搬送アーム36の移動下限位置における最低メディア保持高さより低く、デッドスペースとなるベース(本体フレーム)30の下方側に、メディアMを収容可能なメディアスタッカ72の底部である環状の台部212を配置することができるので、装置の大型化を招くことなく、メディアMの収容枚数を増加させることができる。そして、メディアMの収容量を確保した上でメディアスタッカ72の上端部の高さを低く抑えることができる。
このように設置されたメディアスタッカ72にメディアMを搬送して収容する工程について、図19に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、メディアドライブ41のメディアトレイ41aまたはレーベルプリンタ11のメディアトレイ45に載置されたメディアMを、メディア搬送機構31の搬送アーム36によって保持して持ち上げ、メディアトレイ41a,45を閉じた状態とする(ステップS01)。このとき、搬送アーム36に保持されたメディアMは、メディアスタッカ72の鉛直方向上方に位置する。
次いで、前回の搬送処理で既に記憶されているメディアスタッカ72におけるメディア収容高さを基に、今回の搬送処理におけるメディア解放高さを算出する(ステップS02)。メディア解放高さは、既に収容されているメディアMと搬送アーム36が保持しているメディアMとの干渉を防ぐために、メディア収容高さより僅かな距離だけ高い位置とすればよい。そのため、メディア解放高さは、メディア収容高さに対して所定距離(例えば、5〜10mm)高い位置として算出する。
メディア解放高さを算出したら、その高さまで搬送アーム36を下降させて(ステップS03)、搬送アーム36に設けられた電磁ソレノイド176をオンにして(ステップS04)、3本の保持爪141〜143をメディアMの半径方向内方へ移動させてメディアMを解放する。これにより、保持爪141〜143により保持されていたメディアMが前記メディア解放高さから落下させられて、メディアスタッカ72に収容される。
ステップS04の後、メディア検出機構200の検出器(メディア検出器)202がオンであるか否かを確認し(ステップS05)、検出器202がオンであれば(ステップS05:Yes)、ステップS04で解放されて保持していないはずのメディアMが検出されたこととなり、フェイタルエラー処理を行う(ステップS06)。
ステップS05で検出器202がオフである(すなわち搬送アーム36がメディアMを保持していない)ことが確認できたら、搬送アーム36の移動下限位置を到達目標位置として、搬送アーム36の下降を開始する(ステップS07)。移動下限位置とは、図5に示した垂直ガイド軸35の一番下まで搬送アーム36を下降させた位置である。なお、この移動下限位置において搬送アーム36がメディアMを保持する高さが最低メディア保持高さであり、メディアスタッカ72の底部(環状の台部212)の高さは、この最低メディア保持高さよりも低い高さに位置している。
搬送アーム36を下降させながら検出器202を監視し(ステップS08)、検出器202がオフのまま移動下限位置まで到達したら(ステップS08:No)、メディアMが収容されている高さは最低メディア保持高さより低いと判断できる。その場合、搬送アーム36を移動下限位置に停止させて、「メディア収容高さ=最低メディア保持高さ」として(ステップS09)、搬送アーム36を中間位置まで上昇させる(ステップS10)。そして、「メディア収容高さ=最低メディア保持高さ」であることを記憶し(ステップS16)、電磁ソレノイド176をオフにして3本の保持爪141〜143を開き(ステップS17)、搬送処理を終了する(ステップS18)。
ステップS08で検出器202がオンになったら、すなわち検出レバー201の当接部201bがメディアMの上面に当接して持ち上げられて検出レバー201が検出位置に変位したら(ステップS08:Yes)、メディアMが収容されている高さは最低メディア保持高さ以上であると判断できる。その場合、搬送アーム36をスローダウンさせて一旦停止する(ステップS11)。
その後、搬送アーム36を中間位置に向けて上昇を開始して(ステップS12)、検出レバー201が非検出位置に変位して検出器202がオフとなった位置をメディア収容高さとする(ステップS13)。このとき、搬送アーム36を一旦停止させてからその位置を基準としてメディアMの厚さ分だけ搬送アーム36を上昇させることでメディアMの高さを検出するため、検出精度が良好である。また、検出器202がオフになるまでは通常より遅い速度で搬送アーム36を上昇させると、さらに検出精度が向上する。このときの搬送アーム36の上昇距離は僅かであるため、搬送処理の処理速度には殆ど影響しない。
次いで、検出したメディア収容高さとメディアスタッカ72の許容収容高さの最大高さとを比較して、メディア収容高さが許容収容高さを超えている(スタッカフル超え)か否かを判断する(ステップS14)。メディア収容高さが許容収容高さを超えている場合は(ステップS14:Yes)、異常であり、電磁ソレノイド176をオフにして3本の保持爪141〜143を開き(ステップS19)、スタッカフル超えであることをユーザに通告して搬送処理を停止する(ステップS20)。ユーザへの通告は、表示板による表示のみならずブザー等による音によって通告することが望ましい。
ステップS14で、メディア収容高さが許容収容高さを超えていない場合は(ステップS14:No)、検出したメディア収容高さとメディアスタッカ72の許容収容高さの最小高さとを比較して、メディア収容高さが許容収容高さ以上である(スタッカフル)か否かを判断する(ステップS15)。メディア収容高さが許容収容高さ以上である場合は(ステップS15:Yes)、それ以上メディアスタッカ72にメディアMを収容できない状態であり、電磁ソレノイド176をオフにして3本の保持爪141〜143を開き(ステップS21)、スタッカフル超えであることをユーザに通告して搬送処理を停止する(ステップS22)。
ステップS15で、メディア収容高さが許容収容高さ未満である場合は(ステップS15:No)、ステップS13で検出したメディア収容高さを記憶し(ステップS16)、電磁ソレノイド176をオフにして3本の保持爪141〜143を開き(ステップS17)、搬送処理を終了する(ステップS18)。
このように、メディアスタッカ72のメディア収容高さが搬送アーム36の移動下限位置における最低メディア保持高さより低い場合(ステップS08:No)には、「メディア収容高さ=最低メディア保持高さ」として記憶し(ステップS09,S16)、それを基に次回の搬送処理におけるメディア解放高さを算出する(ステップS02)。このとき、メディア解放高さは最低メディア保持高さより所定距離(例えば、5〜10mm)高い位置となるため、メディア収容高さが搬送アーム36による最低メディア保持高さより低くても、落下高さを極力小さくしてメディアMに傷が付くことを防止できる。なお、メディアスタッカ72が空である場合に落下させたメディアMの損傷を防ぐためには、メディア解放高さとメディアスタッカ72の底部高さの差(最大落下高さ)が60mm程度より低いことが好ましい。
また、メディアスタッカ72のメディア収容高さが搬送アーム36の移動下限位置における最低メディア保持高さ以上である場合(ステップS08:Yes)には、スタッカフル超え(ステップS14:Yes)またはスタッカフル(ステップS15:Yes)である場合を除き、メディア検出機構200により検出したメディア収容高さを記憶し(ステップS16)、それを基に次回の搬送処理におけるメディア解放高さを算出する(ステップS02)。このとき、メディア解放高さはメディア収容高さより所定距離(例えば、5〜10mm)高い位置となり、落下高さを極力小さくしてメディアMに傷が付くことを防止できる。
このように、メディアスタッカ72に収容されたメディアMの高さが、搬送アーム36の届く位置であるか否かに関わらず、メディア収容高さに合わせて、メディアMの落下高さを一定高さ以下にすることができ、メディアMに傷が付くことを防止できる。
また、搬送アーム36により保持したメディアMをメディアスタッカ72に落下させて収容した後、次回にメディアMを落下させる位置を決めるためのメディア収容高さを記憶しておくため、メディアMの処理毎に変化するメディア収容高さに対応してメディアMの解放高さを変化させ、メディアMに傷が付くことを確実に防止できる。
また、ステップS08で検出レバー201が検出位置に変位した位置をメディア収容高さとして検出することも可能であるが、その際は搬送アーム36の移動距離が長いため処理速度の観点から下降速度を遅くしにくい。また、搬送アーム36の下降時に検出を行なうと検出レバー201の慣性の影響を受けて検出精度が低下することも考えられるが、本実施形態では磁石203と鉄板204との吸着力によって検出レバー201の揺動が規制された状態に維持されるため、検出精度の低下は防がれる。
また、メディアスタッカ72に収容されたメディアMの高さを検出した後に、スタッカフル超え判定(ステップS14)及びスタッカフル判定(ステップS15)を行い、スタッカフル超えまたはスタッカフルであると判定された場合には、その旨を表示してユーザに通告するため、次回のメディア搬送を行うか否かの判断を適切なタイミングで行うことができる。
また、搬送アーム36に設けられているメディア検出機構200によりメディア収容高さを検出するため、搬送アーム36の動作を利用して、その移動量に基づいてメディアMの高さを検出することが容易である。なお、メディアMの高さを検出するメディア検出部としては、メディア検出機構200のような接触式のものの他、反射型光学式センサ等の非接触式の距離センサを用いることもできる。メディア検出部を非接触式とした場合、メディア検出部を搬送アーム36以外の位置に設けてもよい。
また、メディア検出機構200は、搬送アーム36の移動に応じて検出レバー201が検出位置及び非検出位置の一方から他方へ変位した位置をメディアMの高さとして検出できるため、メディア収容高さとメディアの解放高さをそれぞれ搬送アーム36の位置を基準に求めることができ、メディアの解放高さを調整する演算処理を単純化できる。
なお、本発明で用いられるメディアは、上記実施形態のメディアMのような円板状のメディアに限定されるものではなく、矩形状等の多角形状や楕円状のメディアにも適用可能であり、また、その記録方式も、光記録方式、光磁気記録方式等、何ら限定されるものではない。
パブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図である。 各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図である。 パブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 メディア搬送機構を示す斜視図である。 グリッピング機構を説明するアームベースの平面図である。 グリッピング機構の保持爪部分の斜視図である。 保持爪部分の拡大平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。 保持爪を説明する保持爪の断面図である。 メディア検出機構の構造を示す断面図である。 メディア検出機構の動きを説明する断面図である。 パブリッシャの制御系を示すブロック図である。 メディアスタッカを横から見た外観斜視図である。 メディアスタッカを取っ手側から見た外観斜視図である。 メディアスタッカを下から見た外観斜視図である。 本発明に係る制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1…パブリッシャ(メディア処理装置)、11…レーベルプリンタ、31…メディア搬送機構、41…メディアドライブ、41a,45…メディアトレイ、36…搬送アーム、72…メディアスタッカ(メディア収容部)、100…制御部、130…グリッピング機構、200…メディア検出機構(メディア検出部)、201…検出レバー、202…検出器、212…台部(メディア収容部の底部)、M…メディア。

Claims (6)

  1. メディアを保持して昇降可能な搬送アームにより、前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有するメディア収容部に前記メディアを搬送して前記メディアを積層状態で収容するメディア搬送機構の制御方法であって、
    前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
    前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させるメディア搬送機構の制御方法。
  2. 請求項1に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
    前記搬送アームは前記メディアの有無を検出可能なメディア検出機構を備え、
    前記搬送アームにより保持したメディアを前記底部の上方で解放して落下させた後、
    前記搬送アームを前記移動下限位置に向けて下降させて、
    前記メディア検出機構がメディア検出となった場合は、前記メディア検出機構により検出したメディア収容高さを記憶し、
    前記メディア検出機構がメディア検出とならずに前記移動下限位置まで移動した場合は、前記最低メディア保持高さを前記メディア収容高さとして記憶して、
    次回前記底部の上方でメディアを解放する位置は、記憶した前記メディア収容高さより所定距離高い位置とするメディア搬送機構の制御方法。
  3. 請求項2に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
    前記メディア検出機構は、前記搬送アームを下降させつつメディア検出となったら前記搬送アームを一旦停止させ、前記搬送アームを上昇させつつメディア非検出となった位置をメディア収容高さとして検出するメディア搬送機構の制御方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
    前記メディア収容高さが前記メディア収容部の許容収容高さ以上であるか否かを判定する工程を含むメディア搬送機構の制御方法。
  5. メディアを保持して昇降可能な搬送アームを備えたメディア搬送機構と、
    前記メディアに情報処理を行うメディア処理部と、
    前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有し前記メディアを積層状態で収容するメディア収容部と、
    前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さを検出可能なメディア検出部と、
    前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
    前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる制御部と、を備えているメディア処理装置。
  6. 請求項5に記載のメディア処理装置において、
    前記メディア検出部は、前記搬送アームに設けられ、前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備えているメディア処理装置。
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