JP2009009640A - メディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メディアMを保持して昇降可能な搬送アーム36により、搬送アーム36の移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置の台部212を有するメディアスタッカ72にメディアMを搬送して収容するメディア搬送機構36の制御方法であって、メディアスタッカ72のメディア収容高さが最低メディア保持高さより低い場合は、台部212の上方における最低メディア保持高さより所定距離高い位置でメディアMを解放して落下させ、メディアスタッカ72に収容されているメディア収容高さが最低メディア保持高さ以上である場合は、台部212の上方におけるメディア収容高さより所定距離高い位置でメディアMを解放して落下させる。
【選択図】図19
Description
メディアを保持して昇降可能な搬送アームにより、前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有するメディア収容部に前記メディアを搬送して前記メディアを積層状態で収容するメディア搬送機構の制御方法であって、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる。
前記搬送アームにより保持したメディアを前記底部の上方で解放して落下させた後、
前記搬送アームを前記移動下限位置に向けて下降させて、
前記メディア検出機構がメディア検出となった場合は、前記メディア検出機構により検出したメディア収容高さを記憶し、
前記メディア検出機構がメディア検出とならずに前記移動下限位置まで移動した場合は、前記最低メディア保持高さを前記メディア収容高さとして記憶して、
次回前記底部の上方でメディアを解放する位置は、記憶した前記メディア収容高さより所定距離高い位置とすることが好ましい。
前記メディア収容高さが前記メディア収容部の許容収容高さ以上であるか否かを判定する工程を含むことが好ましい。
円板状のメディアを保持して昇降可能な搬送アームを備えたメディア搬送機構と、
前記メディアに情報処理を行うメディア処理部と、
前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有し前記メディアを積層状態で収容するメディア収容部と、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さを検出可能なメディア検出部と、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる制御部と、を備えている。
なお、本実施形態では、メディア処理装置としてのディスクパブリッシャを例示して説明する。
図1は各部を閉状態としたパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2は各部を開状態としたパブリッシャの外観斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の前方上側から見た斜視図、図4はパブリッシャに設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
また、正面視左側の開閉扉4は、図3に示すレーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21及び下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
なお、インク供給機構60には、その上部に加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
図5はメディア搬送機構を示す斜視図である。図5に示すように、メディア搬送機構31は、垂直に取り付けられているシャーシ32を備え、ベース30に取り付けられている水平支持板部34とシャーシ32の天板33との間に、垂直ガイド軸35が取り付けられている。そして、この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降可能かつ旋回可能な状態で支持されている。
したがって、駆動モータ37を駆動すると、タイミングベルト104が上下方向に移動し、そこに取り付けられている搬送アーム36が垂直ガイド軸35に沿って昇降する。なお、駆動モータ37はステッピングモータであり、そのステップ数により搬送アーム36の上下位置を制御することが可能である。
図6はグリッピング機構を説明するアームベースの平面図、図7はグリッピング機構の保持爪部分の斜視図、図8はグリッピング機構の拡大平面図、図9から図11は旋回板及び保持爪の動きを説明するそれぞれ平面図である。
また、旋回板163の後方腕部163bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面163eが形成されており、このスライド面163eには、旋回板162の前方腕部162aの前端部が接触しないように設定されている。また、旋回板162の後方腕部162bの先端には、円形穴125cの略径方向に沿うスライド面162eが形成されており、このスライド面162eには、旋回板161の前方腕部161aの前端部が摺接可能とされている。ここで、旋回板161の長穴161d及び旋回板162,163のスライド面162e,163eは、各旋回板161〜163が同一方向に旋回するように設定された凹状の湾曲形状に形成されている。
この状態で保持爪141〜143をメディアMの中心孔に挿入し、しかる後に、旋回板161〜163を逆方向R1に旋回すると、保持爪141〜143が半径方向の外側に押し広げられる。この結果、それら保持爪141〜143がメディアMの中心孔の内周面に押し付けられ、メディアMが保持された状態になる。
図6及び図13に示すように、メディア検出機構(メディア検出部)200は、後端201cが水平軸線を中心として支持されて先端側が上下に揺動可能とされたレバー本体201aと、レバー本体201aの先端が下方へ屈曲されてアームベース(ベース板)125aの下面側へ突出する検出端子部としての当接部201bとを有する検出レバー201を備え、さらに、この検出レバー201の側方に設けられた検出器(メディア検出器)202を備えている。
図15に示すように、パブリッシャ1は、各部の動作を司る制御部100を有し、制御部100はパブリッシャ1の外部に設置されたホストコンピュータ101と通信可能に接続されている。制御部100は、CPU、ROM、RAM及びEEPROMを有するマイクロコンピュータから構成されている。制御部100は、ホストコンピュータ101からの各種実行指令に基づき、メディア搬送機構31によってメディアMを搬送して、メディアドライブ41によるメディアMへのデータ書き込み処理や、レーベルプリンタ11によるメディアMのレーベル面への印刷処理を実行させる。また、制御部100は、メディア検出機構200にも接続されており、メディア検出機構200の検出信号に基づいてメディア搬送機構31の動作を制御したり、エラー信号を出力したりすることが可能である。
図16〜図18はメディアスタッカ72の外観斜視図である。
メディアスタッカ72は、合成樹脂製の一体成形品であり、図16及び図17に示すように、円板の外周側二箇所を平行な切欠部201とした異形円板状の底板202と、底板202の円弧状部分から略円筒面状をなして立ち上がる枠板73,74とを有している。
底板202には、図16に示すように、底面の中央に上方に若干突出する環状の台部(底部)212が形成され、底面の周縁部に下方に凹む円弧状溝213が形成されている。メディアスタッカ72に収容された最下部のメディアMは、この底板202に形成された環状の台部212上に支持された状態となる。すなわち、この環状の台部212がメディアスタッカ72におけるメディアMを収容する際の底部である。
また、底板202には、中央に段差状の逃げ穴214が形成されている。
まず、メディアドライブ41のメディアトレイ41aまたはレーベルプリンタ11のメディアトレイ45に載置されたメディアMを、メディア搬送機構31の搬送アーム36によって保持して持ち上げ、メディアトレイ41a,45を閉じた状態とする(ステップS01)。このとき、搬送アーム36に保持されたメディアMは、メディアスタッカ72の鉛直方向上方に位置する。
このように、メディアスタッカ72に収容されたメディアMの高さが、搬送アーム36の届く位置であるか否かに関わらず、メディア収容高さに合わせて、メディアMの落下高さを一定高さ以下にすることができ、メディアMに傷が付くことを防止できる。
Claims (6)
- メディアを保持して昇降可能な搬送アームにより、前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有するメディア収容部に前記メディアを搬送して前記メディアを積層状態で収容するメディア搬送機構の制御方法であって、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させるメディア搬送機構の制御方法。 - 請求項1に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
前記搬送アームは前記メディアの有無を検出可能なメディア検出機構を備え、
前記搬送アームにより保持したメディアを前記底部の上方で解放して落下させた後、
前記搬送アームを前記移動下限位置に向けて下降させて、
前記メディア検出機構がメディア検出となった場合は、前記メディア検出機構により検出したメディア収容高さを記憶し、
前記メディア検出機構がメディア検出とならずに前記移動下限位置まで移動した場合は、前記最低メディア保持高さを前記メディア収容高さとして記憶して、
次回前記底部の上方でメディアを解放する位置は、記憶した前記メディア収容高さより所定距離高い位置とするメディア搬送機構の制御方法。 - 請求項2に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
前記メディア検出機構は、前記搬送アームを下降させつつメディア検出となったら前記搬送アームを一旦停止させ、前記搬送アームを上昇させつつメディア非検出となった位置をメディア収容高さとして検出するメディア搬送機構の制御方法。 - 請求項1から3の何れか一項に記載のメディア搬送機構の制御方法において、
前記メディア収容高さが前記メディア収容部の許容収容高さ以上であるか否かを判定する工程を含むメディア搬送機構の制御方法。 - メディアを保持して昇降可能な搬送アームを備えたメディア搬送機構と、
前記メディアに情報処理を行うメディア処理部と、
前記搬送アームの移動下限位置における最低メディア保持高さより低い位置に配置された底部を有し前記メディアを積層状態で収容するメディア収容部と、
前記メディア収容部に収容されているメディア収容高さを検出可能なメディア検出部と、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さより低い場合は、前記底部の上方における前記最低メディア保持高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させ、
前記メディア収容高さが前記最低メディア保持高さ以上である場合は、前記底部の上方における前記メディア収容高さより所定距離高い位置で前記メディアを解放して落下させる制御部と、を備えているメディア処理装置。 - 請求項5に記載のメディア処理装置において、
前記メディア検出部は、前記搬送アームに設けられ、前記メディアに当接可能であって前記搬送アームから前記メディアを保持する側に突出する非検出位置と前記非検出位置より突出量が少ない検出位置とをとりうる検出端子部を備えるとともに前記搬送アームに移動自在に支持されている検出レバーと、前記検出レバーの前記検出位置への変位を検出する検出器と、を備えているメディア処理装置。
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