JP2009005330A - デジタル適応干渉除去中継器 - Google Patents

デジタル適応干渉除去中継器 Download PDF

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Abstract

【課題】受信される信号の特性に応じてステップサイズを可変することができるデジタル適応干渉除去中継器を提供する。
【解決手段】同一周波数を送信、受信に用いた直接中継型中継器において、回り込み干渉を低減する方法に関する。送信側信号に遅延を付与し、適応型フィルタを通して入力側にフィードバックし、入力信号から減算する。この適応フィルター係数を更新するために適用されるステップサイズを受信された信号の特性(受信された信号の帯域幅やサイズ)に応じて可変することにより、チャンネル環境に応じて更新能が調整可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、デジタル適応干渉除去中継器に関する。
一般に、電波陰影地域をカバーしたり、基地局の設置コストが負担となる地域に中継器を設けて当該地域における移動通信のサービス品質を満足しようとしている。
中継器は、一方の側が光ケーブルなどの有線にて基地局と接続された有線中継器と、無線にて基地局と接続された無線中継器とに大別できる。
有線中継器は、中継器と基地局との間に有線通信が行われることから良好な通話品質を維持することはできるものの、無線中継器に比べて高価であり、しかも、有線の設置及びこれによる賃借コストがかなり高くつく。
これに対し、無線中継器は、中継器と基地局との間に無線通信が行われるために通話品質は有線中継器に比べて劣るものの、設置及び運用コストが安価であるというメリットがある。
上記のような無線中継器は、ビル内部の地下のように、構造物による電磁波遮蔽の影響に起因して中継器が担当する領域が狭い場合に、高価な有線中継器よりもなお一層好適に適用可能である。
ところが、ビルの内部ではなく、開放された地域に無線中継器を設ける場合には、無線中継器の送信アンテナを介した送信信号が受信アンテナに帰還して元の受信信号と混合されることにより、信号の干渉や発振現象が発生してサービスを提供できないだけではなく、最悪の場合には基地局障害まで引き起こすことになる。かような問題点により、無線中継器は、上記したビル内部の地下など限られた場所でしか用いられていなかった。
しかしながら、設置及び運用コストが有線中継器に比べて安価であるという無線中継器のメリットは依然として魅力的であって、帰還信号の干渉を除去可能な技術が登場するに至った。なお、このような帰還信号の干渉を除去可能な技術が適用された無線中継器はICS(Interference
Cancellation System)中継器と呼ばれる。
従来の干渉除去技術としては、アナログ方法を用いた技術(例えば、下記の特許文献1参照)と、デジタル方法を用いた技術(例えば、下記の特許文献2参照)と、アナログ方法及びデジタル方法を組み合わせた方法と、があるが、本発明は、デジタル方法を用いた干渉除去技術と関連するものである。
図1は、従来の技術によるICS中継器100のブロック図である。
図1を参照すれば、従来のICS中継器100は、第1の信号処理部110と、干渉除去部130と、第2の信号処理部140などを備えてなる。
第1の信号処理部110は、受信アンテナRxAにより受信された無線周波数(RF)信号を中間周波数(IF)信号に変換した後、デジタル信号に変換して出力する。ここで、受信アンテナRxAにより受信されたRF形態の受信信号は、原信号Sと帰還された干渉信号Iが混合されてなる。
干渉除去部130は、第1の信号処理部110から出力された後に帯域通過フィルター120を経由して送られてくるデジタル形態の受信信号S+Iから干渉推定信号I′を除去した後に出力する。このような干渉除去部130は、干渉除去素子131と、帯域通過フィルター132と、係数更新ユニット133及び適応フィルター134などを備えてなる。
干渉除去素子131は、第1の信号処理部110及び帯域通過フィルター120を順次に経由して入力されるデジタル形態の受信信号S+Iから干渉推定信号I′を除去してエラー信号εを生成して出力する。
帯域通過フィルター132は、エラー信号εをフィルタリングして特定の帯域の出力信号S′を出力する。
係数更新ユニット133は、干渉除去素子131から出力されるエラー信号εと、帯域通過フィルター132を経た後に第2の信号処理部140に移動する出力信号S′をディレイ素子135において遅延させて得た基準信号rとの間の相関関係を用いて干渉位置を導き出し、ICSアルゴリズムを用いて適応フィルター134に適用するフィルター係数Wを演算する。このような係数更新ユニット133は、図2に示すように、与えられる固定したステップサイズαとエラー信号εとを掛け合わせて出力する第1の乗算器31と、第1の乗算器31から出力される値α*εと基準信号rとを掛け合わせて重み付け値α*ε*r=μを算出する多数の第2の乗算器32と、第2の乗算器32から送られてくる重み付け値μに以前のフィルター係数W−1を加えて次のフィルター係数Wを算出して出力する多数の係数生成手段33などを備えてなる。
適応フィルター134は、係数更新ユニット133により算出されたフィルター係数Wを適用して干渉推定信号I′を生成して干渉除去素子131に与える。
未説明符号135は、出力信号S′を遅延させて基準信号Refを発生するためのディレイ素子であって、干渉除去部130から出力された出力信号S′が係数更新ユニット133に適用されるために、検出個所から受信アンテナRxAを介して帰還する時間だけを遅延させることになる。
また、第2の信号処理部140は、干渉除去部130から出力される出力信号S′をIF信号に変換した後、さらにRF信号に変換して送信アンテナTxA側に出力する。
一方、フィルター係数を算出(更新)するためにICSアルゴリズムに適用されるステップサイズαを大きくすれば、ICSアルゴリズムの収束速度が高速になるものの、信号品質(EVM)は劣化され、ステップサイズαを小さくすれば、ICSアルゴリズムの収束速度は遅くなるものの、信号品質の劣化は低減される(一般に、受信信号のサイズが大きければ、ステップサイズを小さくし、且つ、受信信号のサイズが小さければ、ステップサイズを大きくする必要がある)。ところが、従来には、試験を通じて適切な値に固定したステップサイズαが与えられるようになっていたため、受信信号のサイズが次々に変化するチャンネル環境下において適切に対応できず、信号品質に劣化が発生したり、ICSアルゴリズムの収束速度が遅過ぎるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信される信号の特性に応じてステップサイズを可変する技術を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、本発明によるデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニットは、受信信号の特性によるステップサイズαを与える可変ステップサイズ提供部と、前記可変ステップサイズ提供部から与えられるステップサイズα、受信信号から干渉推定信号が除去されたエラー信号ε、エラー信号εを遅延させて得た基準信号r及び以前のフィルター係数W−1を用いて次のフィルター係数Wを算出するフィルター係数算出部と、を備えることを特徴とする。
より具体的に、前記フィルター係数算出部は、前記可変ステップサイズ提供部から与えられるステップサイズαとエラー信号εとを掛け合わせて出力する第1の乗算器と、前記第1の乗算器から出力される値α*εと基準信号rとを掛け合わせて重み付け値α*ε*r=μを出力する多数の第2の乗算器と、前記多数の第2の乗算器からそれぞれ出力される重み付け値μに以前のフィルター係数W−1を加えて次のフィルター係数Wを算出して出力する多数の係数生成手段と、を備える。
前記可変ステップサイズ提供部は、エラー信号εのサイズによるステップサイズαを算出または選択して前記フィルター係数算出部に与えるステップサイズ提供手段と、エラー信号εを検出してエラー信号εのサイズに関する情報rgを前記ステップサイズ選択手段に与えるサイズ情報提供手段と、を備える。
また、前記サイズ情報提供手段は、検出されたエラー信号εの絶対値を算出する絶対値算出要素と、前記絶対値算出要素において算出されたエラー信号εのサイズによるサイズ情報をデータベースから選択して前記ステップサイズ選択手段に与えるサイズ情報提供要素と、を備える。
さらに、前記可変ステップサイズ提供部は、エラー信号εを検出してエラー信号εの帯域幅に関する情報fbを算出して前記ステップサイズ選択手段に与える帯域幅情報提供手段をさらに備え、前記ステップサイズ提供手段は、前記サイズ情報提供手段から与えられるエラー信号εのサイズに関する情報rg及び前記帯域幅情報提供手段から与えられるエラー信号εの帯域幅に関する情報によるステップサイズαを算出して前記フィルター係数算出部に与えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明によるデジタル適応干渉除去中継器は、受信アンテナから受信されたRF形態の受信信号をデジタル形態の受信信号に変換して出力する第1の信号処理部−受信信号には原信号S及び干渉信号Iが混合されている−と、前記第1の信号処理部から出力されるデジタル形態の受信信号S+I(デジタル形態)において推定された干渉推定信号I′を除去して出力する干渉除去部と、前記干渉除去部から出力される出力信号S′をRF信号に変換して送信アンテナ側に出力する第2の信号処理部と、を備え、前記干渉除去部は、前記第1の信号処理部から入力される受信信号S+Iから干渉推定信号I′を除去したエラー信号εを出力する干渉除去素子と、前記干渉除去素子から出力されるエラー信号εとエラー信号εを遅延させて得た基準信号rとの間の相関関係を用いてフィルター係数Wを更新する上記の係数更新ユニットと、前記係数更新ユニットにおいて更新されたフィルター係数を適用して干渉推定信号を生成した後に前記干渉除去素子に与える適応フィルターと、を備えることを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明によるデジタル適応干渉除去中継器における信号処理方法は、受信アンテナ側から受信されたRF信号をデジタル信号に変換する第1の信号処理ステップと、前記第1の信号処理ステップにおいて変換されたデジタル信号から干渉推定信号を除去する干渉除去ステップと、前記干渉除去ステップにおいて干渉推定信号の除去されたデジタル信号をRF信号に変換して送信アンテナ側に出力する第2の信号処理ステップと、を含み、前記干渉除去ステップは、受信信号から干渉推定信号を除去したエラー信号εを生成するエラー信号生成ステップと、前記エラー信号生成ステップにおいて生成されたエラー信号εとエラー信号εを遅延させて得た基準信号rとの間の相関関係を用いてフィルター係数Wを更新する係数更新ステップと、前記係数更新ステップにおいて更新されたフィルター係数Wを適用して干渉推定信号を生成する干渉推定信号生成ステップと、を含むことを特徴とする。
前記係数更新ステップは、エラー信号εのサイズ及び帯域幅に応じてステップサイズαを算出するステップサイズ算出ステップと、エラー信号ε、基準信号r、以前のフィルター係数W−1及び前記ステップサイズ算出ステップにおいて算出されたステップサイズαを用いて次のフィルター係数Wを算出するフィルター係数算出ステップと、を含む。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明によるデジタル適応干渉除去中継器におけるフィルター係数の更新方法は、エラー信号εの特性に応じてステップサイズαを算出するステップサイズ算出ステップと、エラー信号ε、基準信号r、以前のフィルター係数W−1及び前記ステップサイズ算出ステップにおいて算出されたステップサイズαを用いて次のフィルター係数Wを算出するフィルター係数算出ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ステップサイズを受信信号の特性に応じて可変することにより、次々に変化するチャンネル環境による更新能が調整可能になる結果、信号品質の劣化やICSアルゴリズムの収束速度が遅くなることを防ぐことが可能になるという効果がある。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施形態によるデジタル適応干渉除去中継器(以下、「中継器」と略す。)について詳述するが、従来の技術の部分と同じ部分についての説明を省略または簡略化する。
図3は、本発明の実施形態による中継器300のブロック図である。
図3に示すように、本発明の実施形態による中継器300は、第1の信号処理部310と、干渉除去部330と、第2の信号処理部340などを備えてなる。
第1の信号処理部310は、受信アンテナRxAにより受信されたRF信号をIF信号に変換した後にデジタル信号に変換して出力する。
干渉除去部330は、第1の信号処理部310から出力された後に帯域通過フィルター320を経由して送られてくるデジタル形態の受信信号S+Iから干渉推定信号I′を除去した後に出力する。この干渉除去部330は、干渉除去素子331と、帯域通過フィルター332と、係数更新ユニット333及び適応フィルター334などを備えてなる。
干渉除去素子331は、第1の信号処理部310及び帯域通過フィルター320を順次に経て入力されるデジタル形態の受信信号S+Iから干渉推定信号I′を除去してエラー信号εを生成して出力する。
帯域通過フィルター332は、エラー信号εをフィルタリングして特定の帯域の出力信号S′を出力する。
係数更新ユニット333は、干渉除去素子331から出力されるエラー信号εと、帯域通過フィルター332を経た後に第2の信号処理部340に移動する出力信号S′をディレイ素子335において遅延させて得た基準信号rとの間の相関関係を用いて干渉位置を導き出し、ICSアルゴリズムを用いて適応フィルター334に適用するフィルター係数Wを演算する。この係数更新ユニット333は、図3に基づいて詳述する。
適応フィルター334は、係数更新ユニット333により算出されたフィルター係数Wを適用して干渉推定信号I′を生成して干渉除去素子331に与える。
また、第2の信号処理部340は、干渉除去部330から出力される出力信号S′をIF信号に変換した後にさらにRF信号に変換して送信アンテナTxA側に出力する。
一方、上記した係数更新ユニット333は、図4のブロック図に示すように、可変ステップサイズ提供部10及びフィルター係数算出部20などを備えてなる。
可変ステップサイズ提供部10は、受信信号の特性によるステップサイズαを与えるために設けられ、ステップサイズ提供手段11と、帯域幅情報提供手段12と、サイズ情報提供手段13などを備えてなる。
ステップサイズ提供手段11は、エラー信号εのサイズに関する情報rg(係数として与えられることがある)と、帯域幅及びフェーディング特性による情報fb(係数として与えられることがある)によりステップサイズαを算出してフィルター係数算出部20に与える。もちろん、このステップサイズ提供手段11は、エラー信号のサイズ、帯域幅及びフェーディング特性に応じて多数のステップサイズのうちいずれかを選択してフィルター係数算出部20に与えるようにしてもよい。
帯域幅情報提供手段12は、検出されたエラー信号εの帯域幅(実験により帯域幅もステップサイズに影響することが判明された)及びフェーディング特性(フェーディングの速い環境下においては信号のサイズにより決定されるステップサイズよりも僅かに大きくし、フェーディングの遅い環境下においては信号のサイズにより決定されるステップサイズよりも僅かに小さくするように実現される)により算出される情報fbをステップサイズ提供手段11に与える。この実施形態によれば、受信信号帯域による更新能の調整にはリアルタイム処理が不要であるため、DSPプロセスを通じて干渉推定信号I′の除去されたエラー信号εから自己相関特性を計算し、これを用いて更新能の調整を行い、且つ、チャンネル環境(フェーディング、スタティック)による更新能の調整もアップロードされた干渉推定成分I′を用いて行うようになっている。もちろん、種々の帯域幅及びフェーディング特性に一対一で対応する多数の情報をデータベース化した後、データベースから特定の帯域幅及びフェーディング特性による情報を選択するように実現することも考えられる。
サイズ情報提供手段13は、検出されたエラー信号εの絶対値を算出する絶対値算出要素13bと、絶対値算出要素13bにおいて算出されたエラー信号εのサイズによるサイズ情報rgをデータベース13a−1から選択してステップサイズ提供手段11に与えるサイズ情報提供要素13aと、を備えてなる。参考までに、データベース13a−1には種々のエラー信号εのサイズに一対一で対応するサイズ情報rgが書き込まれている。そして、受信信号(具体的には、エラー信号)のサイズによる更新能の調整はリアルタイムにて処理することが必要であるため、算出する方式の方よりは選択する方式を採用している。
フィルター係数算出部20は、第1の乗算器21と、多数の第2の乗算器22及び多数の係数生成手段23を備えてなる。
第1の乗算器21は、可変ステップサイズ提供部10から与えられるステップサイズαとエラー信号εとを掛け合わせて出力する。
多数の第2の乗算器22のそれぞれは、第1の乗算器21から出力される値α*εと基準信号rとを掛け合わせて重み付け値α*ε*r=μを出力する。
多数の係数生成手段23は、多数の第2の乗算器22からそれぞれ出力される重み付け値μに以前のフィルター係数W−1を加えて次のフィルター係数Wを算出して出力する。このようにして更新され算出された後に出力される次のフィルター係数Wは、適応フィルター340に与えられる。
以下、便宜上順番を付けて、図5のフローチャートに基づいて 以上のような構成を有する中継器300において行われる信号処理方法について説明する。
1.第1の信号処理<S510>
受信アンテナRxAから受信されたRF信号を第1の信号処理部310においてIF信号に変換した後、デジタル信号に変換して出力する。
2.干渉除去<S520>
干渉除去部330は、第1の信号処理部310及び帯域通過フィルター320を経て出力されるデジタル信号から干渉推定信号I′を除去して出力する。このステップS520は、以下のように細分化できる。
2−1.エラー信号の生成<S521>
加算器331は、第1の信号処理部310及び帯域通過フィルター320を経由して送られてくるデジタル信号から適応フィルター334からの干渉推定信号I′を差し引いてエラー信号εを生成する。
2−2.係数更新<S522>
係数更新ユニット333は、加算器331から出力されるエラー信号εと、エラー信号εを遅延させて得た基準信号rとの間の相関関係を用いてフィルター係数Wを更新する。このステップS522には、エラー信号εのサイズ及び帯域幅に応じてステップサイズαを算出するステップサイズ算出ステップ<S522a>と、算出されたステップサイズα、エラー信号ε、基準信号r及び以前のフィルター係数W−1を用いて次のフィルター係数Wを算出するフィルター係数算出ステップ<S522b>と、を含む本発明によるフィルター係数の更新方法が適用される。
2−3.干渉推定信号の生成<S523>
ステップS522において更新されたフィルター係数(W)は適応フィルター334に与えられ、適応フィルター334においては、フィルター係数Wを用いて干渉推定信号I′を生成する。また、このようにして生成された干渉推定信号I′は、加算器331に与えられる。
3.第2の信号処理<S530>
一方、第2の信号処理部は、ステップS520において干渉推定信号I′が除去された後に帯域通過フィルター332を経たデジタル信号をRF信号に変換して送信アンテナTxA側に出力する。
以上、本発明を本発明の原理を例示するための好ましい実施の形態と結び付けて図示及び説明したが、本発明はこのような図示及び説明通りの構成及び作用に限定されるものではない。むしろ、特許請求の思想及び範ちゅうを逸脱しない範囲内であれば、本発明に対する多数の変更及び修正が可能であるということは、当業者にとって明らかである。よって、これらの全ての適切な変更及び修正と均等物も本発明の範囲に属すると見なされるべきである。
従来のICS中継器のブロック図である。 図1のICS中継器に適用される係数更新ユニットのブロック図である。 本発明の実施形態によるデジタル適応干渉除去中継器のブロック図である。 図3のデジタル適応干渉除去中継器に適用される係数更新ユニットのブロック図である。 図3のデジタル適応干渉除去中継器において行われる信号処理方法のフローチャートである。
符号の説明
300:デジタル適応干渉除去中継器
310:第1の信号処理部
330:干渉除去部
331:干渉除去素子
332:帯域通過フィルター
333:係数更新ユニット
10:可変ステップサイズ提供部
11:ステップサイズ提供手段
12:帯域幅情報提供手段
13:サイズ情報提供手段
13a:サイズ情報提供要素
13b:絶対値算出要素
20:フィルター係数算出部
334:適応フィルター
340:第2の信号処理部
S:原信号
I:干渉信号
ε:エラー信号
S′:出力信号
I′:干渉推定信号

Claims (9)

  1. 受信信号の特性によるステップサイズ(α)を与える可変ステップサイズ提供部と、
    前記可変ステップサイズ提供部から与えられるステップサイズ(α)、受信信号から干渉推定信号が除去されたエラー信号(ε)、エラー信号(ε)を遅延させて得た基準信号(r)及び以前のフィルター係数(W−1)を用いて次のフィルター係数(W)を算出するフィルター係数算出部と、
    を備えることを特徴とするデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニット。
  2. 前記フィルター係数算出部は、
    前記可変ステップサイズ提供部から与えられるステップサイズ(α)とエラー信号(ε)とを掛け合わせて出力する第1の乗算器と、
    前記第1の乗算器から出力される値(α*ε)と基準信号(r)とを掛け合わせて重み付け値(α*ε*r=μ)を出力する多数の第2の乗算器と、
    前記多数の第2の乗算器からそれぞれ出力される重み付け値(μ)に以前のフィルター係数(W−1)を加えて次のフィルター係数(W)を算出して出力する多数の係数生成手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニット。
  3. 前記可変ステップサイズ提供部は、
    エラー信号(ε)のサイズによるステップサイズ(α)を算出または選択して前記フィルター係数算出部に与えるステップサイズ提供手段と、
    エラー信号(ε)を検出してエラー信号(ε)のサイズに関する情報(rg)を前記ステップサイズ選択手段に与えるサイズ情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニット。
  4. 前記サイズ情報提供手段は、
    検出されたエラー信号(ε)の絶対値を算出する絶対値算出要素と、
    前記絶対値算出要素において算出されたエラー信号(ε)のサイズによるサイズ情報をデータベースから選択して前記ステップサイズ選択手段に与えるサイズ情報提供要素と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニット。
  5. 前記可変ステップサイズ提供部は、エラー信号(ε)を検出してエラー信号(ε)の帯域幅に関する情報(fb)を算出して前記ステップサイズ選択手段に与える帯域幅情報提供手段をさらに備え、
    前記ステップサイズ提供手段は、前記サイズ情報提供手段から与えられるエラー信号(ε)のサイズに関する情報(rg)及び前記帯域幅情報提供手段から与えられるエラー信号(ε)の帯域幅に関する情報によるステップサイズ(α)を算出して前記フィルター係数算出部に与えることを特徴とする請求項3に記載のデジタル適応干渉除去中継器用の係数更新ユニット。
  6. 受信アンテナから受信されたRF形態の受信信号をデジタル形態の受信信号に変換して出力する第1の信号処理部−受信信号には原信号(S)及び干渉信号(I)が混合されている−と、
    前記第1の信号処理部から出力されるデジタル形態の受信信号(S+I、デジタル形態)において推定された干渉推定信号(I′)を除去して出力する干渉除去部と、
    前記干渉除去部から出力される出力信号(S′)をRF信号に変換して送信アンテナ側に出力する第2の信号処理部と、を備え、
    前記干渉除去部は、
    前記第1の信号処理部から入力される受信信号(S+I)から干渉推定信号(I′)を除去したエラー信号(ε)を出力する干渉除去素子と、
    前記干渉除去素子から出力されるエラー信号(ε)とエラー信号(ε)を遅延させて得た基準信号(r)との間の相関関係を用いてフィルター係数(W)を更新する請求項1に記載の係数更新ユニットと、
    前記係数更新ユニットにおいて更新されたフィルター係数を適用して干渉推定信号を生成した後に前記干渉除去素子に与える適応フィルターと、
    を備えることを特徴とするデジタル適応干渉除去中継器。
  7. 受信アンテナ側から受信されたRF信号をデジタル信号に変換する第1の信号処理ステップと、
    前記第1の信号処理ステップにおいて変換されたデジタル信号から干渉推定信号を除去する干渉除去ステップと、
    前記干渉除去ステップにおいて干渉推定信号の除去されたデジタル信号をRF信号に変換して送信アンテナ側に出力する第2の信号処理ステップと、を含み、
    前記干渉除去ステップは、
    受信信号から干渉推定信号を除去したエラー信号(ε)を生成するエラー信号生成ステップと、
    前記エラー信号生成ステップにおいて生成されたエラー信号(ε)とエラー信号(ε)を遅延させて得た基準信号(r)との間の相関関係を用いてフィルター係数(W)を更新する係数更新ステップと、
    前記係数更新ステップにおいて更新されたフィルター係数(W)を適用して干渉推定信号を生成する干渉推定信号生成ステップと、を含むことを特徴とするデジタル適応干渉除去中継器における信号処理方法。
  8. 前記係数更新ステップは、
    エラー信号(ε)のサイズ及び帯域幅に応じてステップサイズ(α)を算出するステップサイズ算出ステップと、
    エラー信号(ε)、基準信号(r)、以前のフィルター係数(W−1)及び前記ステップサイズ算出ステップにおいて算出されたステップサイズ(α)を用いて次のフィルター係数(W)を算出するフィルター係数算出ステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載のデジタル適応干渉除去中継器における信号処理方法。
  9. エラー信号(ε)の特性に応じてステップサイズ(α)を算出するステップサイズ算出ステップと、
    エラー信号(ε)、基準信号(r)、以前のフィルター係数(W−1)及び前記ステップサイズ算出ステップにおいて算出されたステップサイズ(α)を用いて次のフィルター係数(W)を算出するフィルター係数算出ステップと、を含むことを特徴とするデジタル適応干渉除去中継器におけるフィルター係数の更新方法。

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