JP2009004649A - 静電チャック及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体と静電電極との間の接合強度を向上させることのできる静電チャック及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】アルミナと、第1のフラックスと、を含有したセラミック基体11と、セラミック基体11に内蔵された静電電極12と、セラミック基体11と静電電極12との間に、第2のフラックスを含み、セラミック基体11及び静電電極12と接触するセラミック材13,14とを備え、セラミック材13,14に含まれる第2のフラックスの含有率を、セラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くした。
【選択図】図7

Description

本発明は、静電チャック及びその製造方法に係り、特にセラミック基体に含まれるフラックスの含有率をプラズマによりセラミック基体が損傷を受けにくい値とした静電チャック及びその製造方法に関する。
従来、ICやLSI等の半導体装置を製造する際に使用される成膜装置(例えば、CVD装置やPVD装置等)やプラズマエッチング装置は、半導体基板(具体的には、例えば、シリコンウエハ)を処理室内に精度良く保持するためのステージを有する。このようなステージとして、例えば、静電チャックが適用されている。静電チャックは、セラミック及びフラックスよりなるセラミック基体と、セラミック基体に内蔵された静電電極とを有する。
近年、成膜装置として高密度プラズマを用いた成膜装置(例えば、ECR(Electric Cyclotron Resonance)装置)及びプラズマエッチング装置において、静電チャックを使用した場合、プラズマにより、セラミック基体に含まれるフラックスがエッチングされてセラミック基体が損傷してしまうという問題があった。
このような問題を解決可能な静電チャックとして、図1に示すような静電チャック200がある。
図1は、従来の静電チャックの断面図である。
図1を参照するに、従来の静電チャック200は、セラミック基体201と、静電電極202とを有する。セラミック基体201は、静電電極202を内蔵するためのものである。セラミック基体201は、半導体基板が載置される基板載置面201Aと、静電電極202を露出する開口部203とを有する。開口部203は、図示していない給電端子を挿入するための挿入口である。給電端子(図示せず)は、静電電極202に給電するための端子である。セラミック基体201は、アルミナの含有率が99重量%(残りの1重量%以下がフラックス)以上のグリーンシートを積層し、焼成することで形成する。セラミック基体201を形成する際に用いられるグリーンシートは、一般的なグリーンシートよりもアルミナの含有率の高いグリーンシートである。一般的なグリーンシートのアルミナの含有率は、96重量%程度である。
このように、アルミナの含有率の高いグリーンシート(アルミナの含有率が99重量%以上)を用いてセラミック基体201を形成することにより、セラミック基体201に含まれるフラックスの含有率が低くなるため、セラミック基体201がプラズマにより損傷することを抑制できる。
静電電極202は、セラミック基体201に内蔵されている。静電電極202は、静電力によりセラミック基体201の基板載置面201Aに半導体基板を固定するための電極である。静電電極202は、導電性ペースト(例えば、Wペースト)を焼成することにより形成できる。
図2〜図6は、従来の静電チャックの製造工程を示す図である。図2〜図6において、図1に示す従来の静電チャック200と同一構成部分には同一符号を付す。
図2〜図6を参照して、従来の静電チャック200の製造方法について説明する。始めに、図2に示す工程では、アルミナの含有率が99重量%(残りの1重量%以下がフラックス)以上のグリーンシート206,207を準備する。
次いで、図3に示す工程では、グリーンシート206に貫通穴209を形成する。貫通穴209は、後述する図5に示す構造体を焼成することにより、図1に示す開口部203となる穴である。
次いで、図4に示す工程では、グリーンシート207の面207Aに、導電性ペースト211(例えば、Wペースト)を形成する。次いで、図5に示す工程では、グリーンシート206の面206Aが導電性ペースト211と接触するように、グリーンシート206上にグリーンシート207を積層させる。
次いで、図6に示す工程では、図5に示す構造体を焼成する。これにより、セラミック基体201と、静電電極202とを有した静電チャック200が製造される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−312729号公報
しかしながら、従来の静電チャック200では、アルミナ含有率の高いグリーンシート206,207を用いてセラミック基体201を形成していたため、グリーンシート206,207に含まれるフラックスの含有率が低くなり、セラミック基体201に含まれるフラックスの含有量が少なくなってしまう。これにより、セラミック基体201と静電電極202との接合部におけるフラックスによるアンカー効果が小さくなるため、セラミック基体201と静電電極202との間の接合強度が低下するという問題があった。このような問題が発生した場合、セラミック基体201から静電電極202が剥がれる虞がある。
そこで本発明は、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体と静電電極との間の接合強度を向上させることのできる静電チャック及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、アルミナと、第1のフラックスと、を含有したセラミック基体と、前記セラミック基体に内蔵された静電電極と、前記セラミック基体と前記静電電極との間に、第2のフラックスを含み、前記セラミック基体及び前記静電電極と接触するセラミック材と、を備え、前記セラミック材に含まれる前記第2のフラックスの含有率は、前記セラミック基体に含まれる前記第1のフラックスの含有率よりも高いことを特徴とする静電チャックが提供される。
本発明によれば、セラミック基体と静電電極との間に、第2のフラックスを含み、セラミック基体及び静電電極と接触するセラミック材を設けると共に、セラミック材に含まれる第2のフラックスの含有率をセラミック基体に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くすることにより、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体を用いた場合であっても、セラミック材と接触する部分のセラミック基体及び静電電極に第2のフラックスが移動するため、セラミック材とセラミック基体及び静電電極との間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となる。これにより、セラミック基体と静電電極との間の接合強度を向上させることができる。
本発明の他の観点によれば、積層された複数のグリーンシートを焼成することにより形成されるセラミック基体と、前記セラミック基体に内蔵され、導電性ペーストを焼成することにより形成される静電電極と、を備え、前記セラミック基体に含まれるフラックスの含有率を、プラズマにより前記セラミック基体が損傷を受けにくい値とした静電チャックの製造方法であって、前記複数のグリーンシートは、少なくとも第1のグリーンシートと、第2のグリーンシートとを有し、前記第1及び第2のグリーンシートは、アルミナと、第1のフラックスと、を含み、前記第1のグリーンシートに、第2のフラックスを含んだ第1のアルミナペーストを形成する第1のアルミナペースト形成工程と、前記第1のアルミナペーストに、前記導電性ペーストを形成する導電性ペースト形成工程と、前記導電性ペーストと対向する部分の前記第2のグリーンシートに、前記第2のフラックスを含んだ第2のアルミナペーストを形成する第2のアルミナペースト形成工程と、前記第2のアルミナペーストと前記導電性ペーストとが接触するように、前記第1のアルミナペースト及び前記導電性ペーストが形成された前記第1のグリーンシートと、前記第2のアルミナペーストが形成された前記第2のグリーンシートとを積層させる積層工程と、前記積層工程後に、前記第1のアルミナペースト及び前記導電性ペーストが形成された前記第1のグリーンシートと、前記第2のアルミナペーストが形成された前記第2のグリーンシートとが積層された構造体を焼成する焼成工程と、を含み、前記第1及び第2のアルミナペーストに含まれる前記第2のフラックスの含有率を前記第1及び第2のグリーンシートに含まれる前記第1のフラックスの含有率よりも高くしたことを特徴とする静電チャックの製造方法が提供される。
本発明によれば、第1のグリーンシートに設けられた第1のアルミナペーストに導電性ペーストを形成し、第2のアルミナペーストと導電性ペーストとが接触するように、第1のアルミナペースト及び導電性ペーストが形成された第1のグリーンシートと、第2のアルミナペーストが形成された第2のグリーンシートとを積層し、その後、積層された構造体を焼成すると共に、第1及び第2のアルミナペーストに含まれる第2のフラックスの含有率を第1及び第2のグリーンシートに含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くすることにより、第1のアルミナペーストと第1のグリーンシート及び導電性ペーストとの間、及び第2のアルミナペーストと第2のグリーンシート及び導電性ペーストとの間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となるため、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体と静電電極との間の接合強度を向上させることができる。
本発明によれば、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体と静電電極との間の接合強度を向上させることができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図7は、本発明の実施の形態に係る静電チャックの断面図である。
図7を参照するに、本実施の形態の静電チャック10は、セラミック基体11と、静電電極12と、セラミック材13,14とを有する。
セラミック基体11は、基板(例えば、半導体基板や液晶パネル等)を載置する基板載置面11Aと、図示していない給電端子(静電電極12に給電するための端子)の一部が挿入される開口部17とを有する。セラミック基体11は、静電電極12及びセラミック材13,14を内蔵している。セラミック基体11は、例えば、アルミナ及び第1のフラックス等から構成することができる。第1のフラックスは、例えば、酸化珪素、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム等により構成されている。第1のフラックスの含有率は、セラミック基体がプラズマによる損傷を受けにくい値とされている。セラミック基体11に含まれるアルミナの含有率は、99重量%以上(第1のフラックスの含有率は0重量%よりも高く1重量%以下)となるように設定されている。
このように、アルミナの含有率が99重量%以上とされたセラミック基体11を用いることにより、セラミック基体11に含まれるフラックスの含有率がかなり低くなる(第1のフラックスの含有率は0重量%よりも高く1重量%以下)ため、プラズマ雰囲気で静電チャック10を使用した場合、プラズマによりセラミック基体11が損傷することを防止できる。
静電電極12は、単極電極であり、セラミック基体11に内蔵されている。静電電極12の面12Aには、セラミック材13が設けられている。また、静電電極12の面12Bには、セラミック材14が設けられている。例えば、基板載置面11Aに載置された基板(図示せず)がマイナスに帯電させられた際、静電電極12は、プラスの電位に帯電させることで、基板載置面11Aに基板を固定するための電極である。静電電極12は、例えば、導電性ペースト(具体的には、Wペースト)を焼成することにより形成できる。静電電極12の厚さは、例えば、20μmとすることができる。
セラミック材13は、静電電極12の面12Aを覆うように設けられている。セラミック材13は、基板載置面11A側に位置する部分のセラミック基体11と、静電電極12との間に配置されている。セラミック材13は、基板載置面11A側に位置する部分のセラミック基体11及び静電電極12と接触している。
セラミック材13は、例えば、アルミナ及び第2のフラックス等から構成することができる。セラミック材13に含まれる第2のフラックスの含有率は、セラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くなるように設定されている。具体的には、第1のフラックスの含有率が0重量%よりも高く1重量%以下の場合、第2のフラックスの含有率は、例えば、4重量%以上10重量%以下とすることができる。
このように、基板載置面11A側に位置する部分のセラミック基体11と静電電極12の面12Aとの間に、第2のフラックスを含み、セラミック基体11及び静電電極12と接触するセラミック材13を設けると共に、セラミック材13に含まれる第2のフラックスの含有率をセラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くすることにより、セラミック材13に含まれる第2のフラックスがセラミック基体11及び静電電極12に移動して、セラミック基体11及び静電電極12とセラミック材13との間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となる。これにより、セラミック基体11と静電電極12との間の接合強度を向上させることができる。セラミック材13の厚さは、例えば、10μmとすることができる。
セラミック材14は、静電電極12の面12Bを覆うように設けられている。セラミック材14は、基板載置面11Aとは反対側に位置する部分のセラミック基体11と、静電電極12との間に配置されている。セラミック材14は、基板載置面11Aとは反対側に位置する部分のセラミック基体11及び静電電極12と接触している。セラミック材14は、静電電極12の面12Bの一部を露出する開口部19を有する。開口部19は、セラミック基体11に形成された開口部17と対向するように配置されている。
セラミック材14は、例えば、アルミナ及び第2のフラックス等から構成することができる。セラミック材14に含まれる第2のフラックスの含有率は、セラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くなるように設定されている。具体的には、第1のフラックスの含有率が0重量%よりも高く1重量%以下の場合、第2のフラックスの含有率は、例えば、4重量%以上10重量%以下とすることができる。
このように、基板載置面11Aとは反対側に位置する部分のセラミック基体11と静電電極12の面12Bとの間に、第2のフラックスを含み、セラミック基体11及び静電電極12と接触するセラミック材14を設けると共に、セラミック材14に含まれる第2のフラックスの含有率をセラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くすることにより、セラミック材14に含まれる第2のフラックスがセラミック基体11及び静電電極12に移動して、セラミック基体11及び静電電極12とセラミック材14との間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となる。これにより、セラミック基体11と静電電極12との間の接合強度を向上させることができる。セラミック材14の厚さは、例えば、10μmとすることができる。
本実施の形態の静電チャックによれば、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体11と静電電極12との間に、第2のフラックスを含み、セラミック基体11及び静電電極12と接触するセラミック材13,14を設けると共に、セラミック材13,14に含まれる第2のフラックスの含有率(具体的には、4重量%以上10重量%以下)をセラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率(具体的には、0重量%よりも高く1重量%以下)よりも高くすることにより、セラミック材13,14とセラミック基体11及び静電電極12との間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となるため、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体11と静電電極12との間の接合強度を向上させることができる。
また、アルミナが含まれたセラミック基体11を用いる場合において、セラミック材13,14にアルミナを含ませることにより、セラミック基体11とセラミック材13,14との密着性を向上させることができる。
なお、セラミック基体11に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高い値の範囲内で、セラミック材13に含まれる第2のフラックスの含有率とセラミック材14に含まれる第2のフラックスの含有率とを異なる値としてもよい。
また、第1及び第2のフラックスは、酸化珪素、炭酸カルシウム、及び酸化マグネシウムのうち、少なくともいずれか一種を含んでおればよい。
図8〜図14は、本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図である。図8〜図14において、本実施の形態の静電チャック10と同一構成部分には同一符号を付す。
図8〜図14を参照して、本実施の形態の静電チャック10の製造方法について説明する。始めに、図8に示す工程では、第1のグリーンシート25と、第2のグリーンシート26とを準備する。第1及び第2のグリーンシート25,26は、アルミナ、第1のフラックス、バインダー、及び可塑材等から構成されている。第1及び第2のグリーンシート25,26に含まれるアルミナの含有率は、99重量%以上(第1のフラックスの含有率が1重量%以下)とされている。第1及び第2のグリーンシート25,26に含まれる第1のフラックスは、酸化珪素、炭酸カルシウム、及び酸化マグネシウム等により構成されている。バインダーは、有機物の接合剤である。可塑材は、第1及び第2のグリーンシート25,26に柔軟性を持たせるための材料である。可塑材としては、例えば、ポリエチレングリコールやジブチルフタレート等を用いることができる。
第1のグリーンシート25の厚さは、例えば、1.2mmとすることができる。また、第2のグリーンシート26の厚さは、例えば、1.2mmとすることができる。第1及び第2のグリーンシート25,26は、所望の厚さとなるように、それぞれ複数のグリーンシートを積層させた構成としてもよい。第1及び第2のグリーンシート25,26は、先に説明したセラミック基体11(図2参照)の母材である。第1及び第2のグリーンシート25,26は、焼成されることにより、セラミック基体11となる。
次いで、図9に示す工程では、第1のグリーンシート25の面25Aに、第1のアルミナペースト28を形成する(第1のアルミナペースト形成工程)。具体的には、印刷法により、第1のアルミナペースト28を形成する。
第1のアルミナペースト28は、アルミナと、第2のフラックスとを含んだ構成とされている。第1のアルミナペースト28に含まれる第2のフラックスの含有率は、第1及び第2のグリーンシート25,26に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くなるように設定されている。具体的には、第1のフラックスの含有率が0%重量よりも高く1%重量以下の場合、第2のフラックスの含有率は、例えば、4重量%以上10重量%以下とすることができる。第1のアルミナペースト28の厚さは、例えば、10μmとすることができる。第1のアルミナペースト28は、先に説明したセラミック材13(図7参照)の母材となるものである。第1のアルミナペースト28は、焼成されることにより、セラミック材13となる。
次いで、図10に示す工程では、第1のアルミナペースト28の面28Aを覆うように、導電性ペースト31を形成する(導電性ペースト形成工程)。具体的には、印刷法により、導電性ペースト31を形成する。導電性ペースト31としては、例えば、Wペーストを用いることができる。導電性ペースト31の厚さは、例えば、20μmとすることができる。導電性ペースト31は、焼成することにより、先に説明した静電電極12(図7参照)となる。
次いで、図11に示す工程では、第2のグリーンシート26の面26Aに、第2のアルミナペースト32を形成する(第2のアルミナペースト形成工程)。具体的には、印刷法により、第2のアルミナペースト32を形成する
第2のアルミナペースト32は、アルミナと、第2のフラックスとを含んだ構成とされている。第2のアルミナペースト32に含まれる第2のフラックスの含有率は、第1及び第2のグリーンシート25,26に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くなるように設定されている。具体的には、第1のフラックスの含有率が0%重量よりも高く1%重量以下の場合、第2のフラックスの含有率は、例えば、4重量%以上10重量%以下とすることができる。第2のアルミナペースト32の厚さは、例えば、10μmとすることができる。第2のアルミナペースト32は、先に説明したセラミック材14(図7参照)の母材となるものである。第2のアルミナペースト32は、焼成されることにより、セラミック材14となる。
次いで、図12に示す工程では、第2のグリーンシート26に貫通穴34と、第2のアルミナペースト32に貫通穴35とを同時に形成する。貫通穴34は、焼成されることにより、先に説明した開口部17(図2参照)となるものである。また、貫通穴35は、焼成されることにより、先に説明した開口部19(図2参照)となるものである。
次いで、図13に示す工程では、第2のアルミナペースト32と導電性ペースト31の面31Aとが接触するように、第1のアルミナペースト28及び導電性ペースト31が形成された第1のグリーンシート25と、第2のアルミナペースト32が形成された第2のグリーンシート26とを圧力を印加しながら積層する(積層工程)。
次いで、図14に示す工程では、図13に示す構造体を焼成する(焼成工程)。これにより、セラミック基体11と、静電電極12と、セラミック材13,14とを備えた静電チャック10が製造される。焼成温度は、例えば、1550℃、焼成時間は、例えば、60時間とすることができる。
本実施の形態の静電チャックの製造方法によれば、第1のグリーンシート25に設けられた第1のアルミナペースト28に導電性ペースト31を形成し、第2のアルミナペースト32と導電性ペーストと31が接触するように、第1のアルミナペースト28及び導電性ペースト31が形成された第1のグリーンシート25と、第2のアルミナペースト32が形成された第2のグリーンシート26とを積層し、その後、積層された構造体を焼成すると共に、第1のアルミナペースト28に含まれる第2のフラックスの含有率及び第2のアルミナペースト32に含まれる第2のフラックスの含有率を第1及び第2のグリーンシート25,26に含まれる第1のフラックスの含有率よりも高くすることにより、第1のアルミナペースト28と第1のグリーンシート25及び導電性ペースト31との間、及び第2のアルミナペースト32と第2のグリーンシート26及び導電性ペースト31との間において十分なアンカー効果を発生させることが可能となるため、プラズマによる損傷を受けにくいセラミック基体11と静電電極12との間の接合強度を向上させることができる。
なお、第1のアルミナペースト28に含まれる第2のフラックスの含有率と第2のアルミナペースト32に含まれる第2のフラックスの含有率とを異ならせてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、セラミック基体に含まれるフラックスの含有率を、プラズマによりセラミック基体が損傷を受けにくいような値とした静電チャック及びその製造方法に適用できる。
従来の静電チャックの断面図である。 従来の静電チャックの製造工程を示す図(その1)である。 従来の静電チャックの製造工程を示す図(その2)である。 従来の静電チャックの製造工程を示す図(その3)である。 従来の静電チャックの製造工程を示す図(その4)である。 従来の静電チャックの製造工程を示す図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの断面図である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その1)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その2)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その3)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その4)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その5)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その6)である。 本発明の実施の形態に係る静電チャックの製造工程を示す図(その7)である。
符号の説明
10 静電チャック
11 セラミック基体
11A 基板載置面
12 静電電極
12A,12B,25A,25B,26A,28A,31A 面
13,14 セラミック材
17,19 開口部
25 第1のグリーンシート
26 第2のグリーンシート
28 第1のアルミナペースト
31 導電性ペースト
32 第2のアルミナペースト
34,35 貫通穴

Claims (6)

  1. アルミナと、第1のフラックスと、を含有したセラミック基体と、
    前記セラミック基体に内蔵された静電電極と、
    前記セラミック基体と前記静電電極との間に、第2のフラックスを含み、前記セラミック基体及び前記静電電極と接触するセラミック材と、を備え、
    前記セラミック材に含まれる前記第2のフラックスの含有率は、前記セラミック基体に含まれる前記第1のフラックスの含有率よりも高いことを特徴とする静電チャック。
  2. 前記セラミック材は、アルミナを主成分とすることを特徴とする請求項1記載の静電チャック。
  3. 前記第1のフラックスの含有率は、前記セラミック基体がプラズマによる損傷を受けにくい値であることを特徴とする請求項1又は2記載の静電チャック。
  4. 前記第1のフラックス及び前記第2のフラックスは、酸化珪素、炭酸カルシウム、及び酸化マグネシウムのうち、少なくともいずれか1種を含むことを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか一項記載の静電チャック。
  5. 前記セラミック基体に含まれる前記第1のフラックスの含有率は、1重量%以下であることを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか一項記載の静電チャック。
  6. 積層された複数のグリーンシートを焼成することにより形成されるセラミック基体と、前記セラミック基体に内蔵され、導電性ペーストを焼成することにより形成される静電電極と、を備え、
    前記セラミック基体に含まれるフラックスの含有率を、プラズマにより前記セラミック基体が損傷を受けにくい値とした静電チャックの製造方法であって、
    前記複数のグリーンシートは、少なくとも第1のグリーンシートと、第2のグリーンシートとを有し、
    前記第1及び第2のグリーンシートは、アルミナと、第1のフラックスと、を含み、
    前記第1のグリーンシートに、第2のフラックスを含んだ第1のアルミナペーストを形成する第1のアルミナペースト形成工程と、
    前記第1のアルミナペーストに、前記導電性ペーストを形成する導電性ペースト形成工程と、
    前記導電性ペーストと対向する部分の前記第2のグリーンシートに、前記第2のフラックスを含んだ第2のアルミナペーストを形成する第2のアルミナペースト形成工程と、
    前記第2のアルミナペーストと前記導電性ペーストとが接触するように、前記第1のアルミナペースト及び前記導電性ペーストが形成された前記第1のグリーンシートと、前記第2のアルミナペーストが形成された前記第2のグリーンシートとを積層させる積層工程と、
    前記積層工程後に、前記第1のアルミナペースト及び前記導電性ペーストが形成された前記第1のグリーンシートと、前記第2のアルミナペーストが形成された前記第2のグリーンシートとが積層された構造体を焼成する焼成工程と、を含み、
    前記第1及び第2のアルミナペーストに含まれる前記第2のフラックスの含有率を前記第1及び第2のグリーンシートに含まれる前記第1のフラックスの含有率よりも高くしたことを特徴とする静電チャックの製造方法。
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