JP2009003356A - 画像投影装置 - Google Patents

画像投影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009003356A
JP2009003356A JP2007166431A JP2007166431A JP2009003356A JP 2009003356 A JP2009003356 A JP 2009003356A JP 2007166431 A JP2007166431 A JP 2007166431A JP 2007166431 A JP2007166431 A JP 2007166431A JP 2009003356 A JP2009003356 A JP 2009003356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
image
image data
information
conference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007166431A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Yada
裕紀 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007166431A priority Critical patent/JP2009003356A/ja
Priority to PCT/JP2008/061437 priority patent/WO2009001811A1/ja
Publication of JP2009003356A publication Critical patent/JP2009003356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto
    • G03B21/006Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto using LCD's
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/003Details of a display terminal, the details relating to the control arrangement of the display terminal and to the interfaces thereto
    • G09G5/006Details of the interface to the display terminal
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/001Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes using specific devices not provided for in groups G09G3/02 - G09G3/36, e.g. using an intermediate record carrier such as a film slide; Projection systems; Display of non-alphanumerical information, solely or in combination with alphanumerical information, e.g. digital display on projected diapositive as background

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供すること。
【解決手段】画像データに応じた画像を投影する投影部を有する画像投影装置1において、通信ネットワークを介して電子メールを受信する。そして、画像投影装置1は、受信した電子メールの内容を解析し、当該電子メールが所定条件を満たすか否かを判定する。投影部において前記画像を投影している状態で、受信した電子メールが所定条件を満たすと判定されると、当該電子メールに応じた画像を投影中の画像に代えて投影部から投影する割り込み処理を許可する。割り込み処理が許可された後、ユーザによる所定操作によって、この割り込み処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信ネットワークを介して画像データを受信し、この画像データに応じた画像を投影する画像投影装置に関するものである。
従来より、プロジェクタ等の画像投影装置が知られている。かかる画像投影装置は、会議などで利用され、PC(Personal Computer)のディスプレイ出力を入力して画像を投影するPCの周辺装置である。
しかし、この画像投影装置を会議で用いる場合には、画像投影装置で投影する画像の画像データをノート型のPCに保存して会議室まで持ち運ばなければならず面倒であった。
そこで、特許文献1に記載されている画像投影装置のように、特定の端末装置から通信ネットワークを介してサーバに送信された画像データを通信ネットワークを介してサーバから受信し、受信した画像データに応じた画像を投影するものが提案されている。
しかし、上記従来の画像投影装置は、常に画像投影装置と対でサーバを用意する必要があり、コストを増大させていた。また、画像投影装置を搬送する際には、同時にサーバをも搬送する必要があり利便性に欠けていた。
そこで、本出願人は、特願2006−270129号において、上記の如きサーバを必要とすることなく、通信ネットワークに接続された装置から画像データに関する情報を含む電子メールを受信し、受信した電子メールの解析結果に基づいて、通信ネットワークを介して画像データを取得する画像投影装置を提案している。
ところで、会議を行うにあたり、会議内容を事前に把握するために、会議前に事前に会議資料を配布することが多く、例えば、画像投影装置で投影する画像データを電子メール等に添付して会議参加予定者に対して個別に送信する作業が行われている。
しかし、会議参加予定者が多人数である場合には、会議の発表者が画像データを個別に送信する作業が煩雑となる。
そこで、本出願人は、特願2007−069314号において、上記の如きサーバを必要とすることなく、通信ネットワークを介して取得した画像データを会議参加予定者に配布可能とした画像投影装置を提案している。
特開2004−13632号公報
上述の画像投影装置においては、電子メールを用いて会議用の画像データを事前に取得して蓄積することで、会議の参加者は、蓄積した画像データを画像投影装置で投影して会議を進行することができる。しかし、会議の進行によっては、事前に蓄積した画像データとは別の画像データを投影しなければならない事態が生じることがある。
このような場合、例えば、会議参加者のPC(Personal Computer)からUSBメモリなどの記憶媒体に別途投影が必要となった画像データを記憶させ、この記憶媒体を介して画像投影装置に画像データを取り込んだ後、この画像データを投影対象として選択する作業等が必要となり、スムーズに会議を進行させることができないことが多い。
そこで、本発明は、かかる課題を解決するために、急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、画像データに応じた画像を投影する投影部を有する画像投影装置において、通信ネットワークを介して電子メールを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した電子メールの内容を解析し、当該電子メールが所定条件を満たすか否かを判定する内容解析手段と、前記投影部において前記画像を投影している状態で、前記内容解析手段の解析により前記受信した電子メールが前記所定条件を満たすと判定されると、当該電子メールに応じた画像を前記投影している画像に代えて前記投影部から投影する割り込み処理を許可する割込許可手段と、前記許可された割り込み処理を実行する割込処理実行手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記内容解析手段は、前記受信した電子メールに前記投影部から投影可能な画像データが添付されていることを前記所定条件の一つとすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記内容解析手段は、前記電子メールのヘッダ部分又は本文部分に所定情報が含まれていることを前記所定条件の一つとすることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記所定情報は、予め記憶手段に記憶したメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記内容解析手段は、前記受信手段により受信した電子メールの内容を解析し、当該電子メールが第2の所定条件を満たすか否かを判定し、前記第2の所定条件を満たす電子メールに含まれるメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つを前記記憶手段に記憶する許可リスト設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記記憶手段に記憶されたメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つを変更する許可リスト変更手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の発明において、前記所定情報は、不揮発性記憶手段に予め記憶されたメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つであって、かつ、前記通信ネットワークを介して接続されたスキャナ装置が送信する電子メールのメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発明において、前記割込許手段は、前記電子メールに応じた画像として、前記受信した電子メールに添付された画像データに応じた画像を、前記投影している画像に代えて前記投影部から投影する割込み処理を許可することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記内容解析手段の解析により前記受信した電子メールが所定条件を満たさないと判定されると、前記割込み処理が不可であることを示す画像を前記投影部から投影することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の発明において、前記割り込み処理の開始を前記割込処理実行手段に指示する操作手段を備え、前記割込処理実行手段は、前記割込許可手段によって割り込み処理が許可されると、前記割り込み処理が実行可能である旨を示す画像を前記投影部から投影し、前記操作手段により前記割り込み処理の開始が指示されたとき、前記割り込み処理を実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像を投影中に、所定条件を満たす電子メールがあるときには、この電子メールに応じた画像を現在投影中の画像に代えて投影する割り込み処理を許可するので、急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、投影部から投影可能な画像データが受信した電子メールに添付されていることを前記所定条件の一つとするので、割り込み処理の許可判断を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、受信した電子メールのヘッダ部分又は本文部分に所定情報が含まれていることを前記所定条件の一つとするとするので、割り込み処理の許可判断を容易に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記所定情報は、予め記憶手段に許可リストとして記憶したメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つであり、例えば、所定の送信元から送信された電子メールに基づいた画像を投影したり、或いは所定の件名情報が付された電子メールに基づいた画像を投影したりすることができる。従って、例えば、画像投影装置を用いて行っている会議の参加者のみが割り込みを行うための電子メールを送信することができる。また、会議の参加者でなくても、会議名や日付等を電子メールの件名とすることにより、割り込みのメールを行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、許可リストに記憶するメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つの情報を、第2の所定条件を満たす電子メールから取得するので、割り込みを許可するための設定を容易に行うことができる。例えば、本文に割り込みを許可するメールアドレスを含む電子メールを第2の所定条件を満たすように作成して送信するだけで、割り込みを許可するための設定を容易に行うことができる。
請求項6に記載の発明によれば、許可リストを変更することができるので、例えば、会議中に、更に追加の会議参加者があったときなどであっても、この追加の会議参加者からの電子メールに応じた画像を割り込ませることができる。
請求項7に記載の発明によれば、通信ネットワークを介して接続された所定のスキャナ装置からの電子メールに応じた画像を割り込ませることができるので、例えば、所定のスキャナ装置を画像投影装置と共に会議室に設置することで、会議中に画像を投影している状態で、スキャナ装置で読み込んだ画像を割り込ませることが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、電子メールに添付された画像データに応じた画像を、前記投影している画像に代えて投影部から投影する割込み処理を実行するので、例えば、会議中に投影したい画像データを添付した電子メールを送信するだけで、その画像データに応じた画像を割り込んで投影することができる。
請求項9に記載の発明によれば、受信した電子メールが所定条件を満たさないと判定されると、割込み処理が不可の画像を投影するので、投影中の画像に割り込みを行うための電子メールを送ったのにもかかわらず、割り込みが行われないときにその原因を把握することが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、いきなり割り込み処理を行わずに、利用者の操作によって割り込み処理を開始することができるので、投影中の画像が突然切り替わってしまうという状態を回避することができる。
[1.画像投影装置を備えた画像投影システムの概要]
以下に、本発明の実施の形態の画像投影システムついて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像投影装置1を備えた画像投影システムKの構成を示している。
画像投影システムKは、プロジェクタ等で代表される画像投影装置1と、他の装置としての複数のPC3〜PC6と、メールサーバ7と、ファイルサーバ8とを備えており、これらの装置は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク2を介して通信可能に接続される。他の装置としては、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistants)等があるが、ここではPCとしている。なお、画像投影システムKが備えるPCの台数は、PC3〜PC6の4台に限られず、4台よりも少なくても多くても良い。
ここで、画像投影装置1、PC3〜PC6、メールサーバ7、ファイルサーバ8、スキャナ装置9には、同一サブネットの固有のIPアドレスがそれぞれ割り当てられており、このIPアドレスを用いて装置間での通信を行う。
画像投影装置1には、クライアント用の電子メールプログラムが格納されており、画像投影装置1は、このプログラムを実行することによって、通信ネットワーク2に接続されたメールサーバ7から電子メールの送受信を行う。
さらに、画像投影装置1は、上述のプログラムを実行することによって、メールサーバ7から受信した電子メールの内容を解析し、その結果に基づいて、PC3〜PC6もしくはファイルサーバ8のいずれかに格納された画像データを通信ネットワーク2を介して取得し、取得した画像データを通信ネットワーク2を介して電子メール等により送信するように構成されている。また、画像投影装置1は、取得した画像データに基づいた画像をスクリーンSに投影するように構成されている。
また、上述のように取得した画像データに基づいた画像をスクリーンSに投影している状態において、メールサーバ7から電子メールを受信すると、画像投影装置1は、受信した電子メールの内容を解析し、その結果に基づいて、当該電子メールに応じた画像を投影する割り込み処理を行うように構成される。
ここで、静止画ファイル(例:JPEG)、動画ファイル(例:MPEG)などの通常の画像ファイルだけでなく、文書作成ソフトやプレゼンテーションソフト、CADソフト等、アプリケーションソフトの実行によって画面表示が可能なデータファイル等も含めて画像データと定義し、言い換えれば、画像投影装置1によって投影表示が可能なデータという意味で画像データとしている。
また、PC3〜PC6やスキャナ装置9には、汎用の電子メールプログラムが格納されており、PC3〜PC6は、このプログラムを実行することによって、通信ネットワーク2に接続されたメールサーバ7から電子メールの送受信を行う。
また、スキャナ装置9は、紙などに描画された画像を読み込んで画像データに変換するスキャナ機能を有し、読み込んだ画像データを電子メールに添付して送信する機能を有している。
[2.画像投影装置1の基本的動作の概要]
以下、実際に画像投影装置1を利用して会議を開催する場合を例にとって、会議の際の利便性を向上させる基本的な動作の概要を具体的に説明する。
[2.1.画像投影装置1における会議開催前の動作について]
まず、会議開催前までの動作について図2を参照して説明する。図2は、図1に示した画像投影システムKに備えられた画像投影装置1における会議開催前までの基本的な動作の一例(手順(1)〜手順(9))を説明するための図である。
この画像投影システムKにおいて、PC3は会議を開催しようとする者(以下、「会議開催者」とする。)の端末装置、PC4及びPC5は会議へ招集すべき者の端末装置とする。なお、会議へ招集すべき者(以下、会議への参加対象者とも言う。)とは、会議へ参加する資格を有するが、未だ会議へ参加するか否か確定していない状態の者を意味し、会議への参加対象者には、会議開催者自身も含まれる場合があるものとする。なお、ここでの画像データは、例えば、会議での発表用の資料として用いられるものであるとする。
まず、図2の手順(1)に示すように、会議開催者は、PC3を操作することにより、会議への参加対象者に対して会議開催を案内するための電子メールである会議案内メールをPC3から画像投影装置1のメールアドレスに対して送信する。この会議案内メールには、開催する会議の開催日や会議の名称等の会議案内情報と、会議への参加対象者のメールアドレス等の複数の宛先情報とが含まれる。
次に、図2の手順(2)に示すように、画像投影装置1は、メールサーバ7に定期的にアクセスを行い、通信ネットワーク2を介してメールサーバ7から会議案内メールの受信を行う。画像投影装置1は、例えば、受信した電子メールのタイトル名が所定のタイトル名(以下、「件名情報」と呼ぶ。)である場合に、受信した電子メールが会議案内メールであると判定する。
受信した電子メールが会議案内メールであると判定すると、画像投影装置1は、会議案内メールに含まれる会議案内情報に応じて、会議への参加対象者に対して会議案内情報を通知するための会議召集メールを作成する。この会議召集メールには、会議案内メールに含まれる会議案内情報等に後述する所定の情報が付加されて作成される。
次に、図2の手順(3)に示すように、画像投影装置1は、会議召集メールを作成すると、会議案内メールから会議への参加対象者のメールアドレスを抽出し、このように抽出したメールアドレスを宛先として会議召集メールをそれぞれ送信する。
次に、図2の手順(4)に示すように、会議への参加対象者は、PC3〜PC5を操作することにより、通信ネットワーク2を介してメールサーバ7から画像投影装置1が送信した会議召集メールの受信を行う。会議への参加対象者は、例えば、受信した電子メールの件名情報が所定の件名情報である場合、受信した電子メールが会議召集メールであると判別することができる。
次に、図2の手順(5)に示すように、会議への参加対象者は、会議召集メールを受信すると、会議案内情報等を確認した上で、会議召集メールに対して返信される電子メールとしての返信メールを作成し、この返信メールをそれぞれPC3〜PC5を操作することにより画像投影装置1のメールアドレスに対して送信する。この返信メールには、会議への参加対象者が当該会議へ出席するか否かの出欠情報、画像データの格納位置を特定するため情報である格納位置特定情報、画像データの格納位置にアクセスするためのパスワード情報、画像データを送信(配布)する送信時期(以下、「画像データ送信時期」とする。)の情報が含まれる。このとき、送信される返信メールに画像データが添付されるようにしても良い。
次に、図2の手順(6)に示すように、画像投影装置1は、メールサーバ7に定期的にアクセスを行い、通信ネットワーク2を介してメールサーバ7から返信メールの受信を行う。なお、画像投影装置1は、例えば、受信した電子メールの件名情報が所定の件名情報である場合に、受信した電子メールが返信メールであると判定する。
次に、図2の手順(7)に示すように、受信した電子メールが返信メールであると判定すると、画像投影装置1は、この返信メールの内容を解析し、その解析結果に基づいて通信ネットワーク2を介して画像データを取得する。すなわち、画像投影装置1は、返信メールに、格納位置特定情報、ファイル名の情報、及びパスワード情報などの画像データ取得情報があると判定すると、これらの情報に基づいて、通信ネットワーク2に接続された端末装置(ここでは、PC3及びPC4)から画像データを取得するのである。なお、返信メールに画像データが添付されている場合には、画像投影装置1は、返信メールに添付された画像データを取得する。
次に、図2の手順(8)に示すように、画像データを取得すると、画像投影装置1は、例えば、出欠情報が出席である等の所定の情報が含まれている返信メールの送信元(ここでは、PC3及びPC4であるとする。)を画像データの送信先として抽出し、取得した画像データを電子メールに添付した上で通信ネットワーク2を介して送信する。なお、画像投影装置1は、画像データ自体ではなく、画像データの格納位置情報などの画像データ取得情報を、画像データの送信先に対して送信するようにしてもよい。
このとき、画像投影装置1は、返信メールの内容を解析して、画像データ送信時期の情報を抽出し、画像データ送信時期に、取得した画像データを送信する。画像データ送信時期は、画像データの投影時期を基準とした時期であり、例えば、会議で画像データを投影する場合には、会議の開催前、最中、開催後などの時期などがある。
次に、図2の手順(9)に示すように、会議への参加対象者のうち、画像データの送信先である会議への出席者は、それぞれPC3又はPC4を操作することにより、通信ネットワーク2を介してメールサーバ7から画像投影装置1が送信した画像データを自身宛の電子メールにより受信する。
このように、画像投影装置1において、通信ネットワーク2を介して電子メールを受信し(図2の手順(6)参照)、受信した電子メールの内容を解析し、その解析結果に基づいて、通信ネットワーク2を介して画像データを取得し(図2の手順(7)参照)、取得した画像データを通信ネットワーク2を介して所定の宛先へ送信するので(図2の手順(8)参照)、例えば、会議の際に画像投影装置で投影される画像データを別途PC間で電子メールによりやり取りする必要がなく、利便性の高い画像投影装置を提供することができる。
[2.2.画像投影装置1における会議開催時の動作について]
まず、会議開催時の動作について図3及び図4を参照して説明する。図3は、図1に示した画像投影システムKに備えられた画像投影装置1における会議開催時の基本的な動作の一例(手順(10)〜手順(18))を説明するための図、図4は会議開催時に投影される画像の一例を示す図である。なお、以下において、「会議参加者」とは、会議開催時において実際に会議に参加している者をいうものとする。
まず、図3の手順(10)に示すように、会議参加者が画像投影装置1に蓄積した画像データの投影開始を指示することによって、画像投影装置1は、図2の手順(7)で取得した画像データに応じた画像(以下、「通常画像」とする。)の投影を開始する(図3の手順(11)参照)。ここで、このとき投影される通常画像の一例を図4(a)に示す。この図に示すように投影画面全面に通常画像81が投影される。なお、上述した投影開始の指示は、画像投影装置1の制御パネルPを操作することによって行うものである。
会議参加者は、このように通常画像を投影することによって会議を進行する。この通常画像は、基本的に複数枚の画像からなり、会議参加者は各画像を順次投影しながら会議を進行することになる。
このように通常画像を投影している状態で、予め画像投影装置1に記憶している画像データに応じた画像以外の画像の投影が必要となることがある。例えば、会議参加者の手元に紙資料としてあるが、画像投影装置1に記憶していない資料である。
本実施形態においては、スキャナ装置9を会議室に配置しておき、このスキャナ装置9で投影が必要な紙資料を取り込んで、画像投影装置1へ電子メールで送信するようにしている(図3の手順(12)参照)。すなわち、スキャナ装置9には、スキャナ機能で読み込んだ画像を画像データ化し、この画像データを添付した電子メール(以下、「画像割り込みメール」とする。)を、予め設定されている画像投影装置1のメールアドレス宛に送信する機能を有しており、会議の参加者は、このスキャナ装置9で必要な資料を読み込ませて画像投影装置1へ送信する。
次に、画像投影装置1は、メールサーバ7に定期的にアクセスを行って、図3の手順(13)に示すように、通信ネットワーク2を介してメールサーバ7から画像割り込みメールの受信を行う。画像投影装置1は、例えば、受信した電子メールの送信元メールアドレスが所定のメールアドレスであり、かつ画像データが添付されている場合に、受信した電子メールが画像割り込みメールであると判定する。
受信した電子メールが画像割り込みメールであると判定すると、図3の手順(14)に示すように、画像投影装置1は、割り込み処理が実行可能である旨を示す画像(以下、「割り込み通知画像」とする。)を投影する。この割り込み通知画像は、投影している通常画像の一部に代えて表示するものであり、例えば、スーパーインポーズと呼ばれる形式で表示する。図4(b)に、通常画像の一部に割り込み通知画像が投影された一例を示す。この図に示すように、通常画像81の下方に割り込み通知画像82が投影される。
その後、図3の手順(15)に示すように、このように割り込み通知画像が投影されている状態で、画像投影装置1は、受信した電子メールに添付された画像データに応じた画像(以下、「割り込み画像」とする。)を投影するための操作が行われたか否かを判定する。例えば、画像投影装置1は、会議参加者が画像投影装置1の制御パネルPの所定ボタンを操作したときに、割り込み画像を投影するための操作が行われたと判定する。
割り込み通知画像を投影するために会議参加者が画像投影装置1の制御パネルPの所定ボタンを操作したと判定すると、図3の手順(16)に示すように、画像投影装置1は、図3の手順(13)で受信した画像割り込みメールに添付されていた画像データに応じた画像を投影する。図4(c)に、割り込み画像の一例を示す。この図に示すように、割り込み通知画像82が投影画面全面に投影される。
その後、図3の手順(17)に示すように、割り込み画像の投影中止のために、会議参加者が画像投影装置1の制御パネルPの所定ボタンを操作したか否かが画像投影装置1によって判定される。
割り込み画像の投影中止のため操作が行われたと判定すると、画像投影装置1は、図3の手順(18)に示すように、割り込み画像を投影する前に投影していた通常画像の投影を再開する。
このように、画像投影装置1において、通信ネットワーク2を介して取得した画像データに応じた画像を投影している状態で(図3の手順(11)参照)、通信ネットワーク2を介して電子メールを受信し(図3の手順(13)参照)、受信した電子メールの内容を解析し、その解析結果に基づいて、この電子メールに添付された画像データに応じた画像を、投影している画像に代えて投影する割り込み処理が可能である旨を投影し(図3の手順(14)参照)、会議参加者の操作に応じて、割り込み処理を行う(図3の手順(16)参照)ようにしている。従って、例えば、会議中に急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供することができる。
上述においては、受信した電子メールが画像割り込みメールであるか否かを判定するための条件を、その電子メールの送信元のメールアドレス及び画像データの添付があるか否かによって判定することとしたが、電子メールの件名情報(タイトル名)、本文、バウンダリ情報に記載の内容などを条件とすることもできる。
また、上述においては、スキャナ装置9からの画像割り込みメールについて説明したが、会議参加者のPC3〜PC5がモバイル型のパーソナルコンピュータであり、各会議参加者が会議にPC3〜PC5を持参している場合には、これらのPC3〜PC5から画像割り込みメールを送信するようにしてもよい。
この場合、例えば、会議案内メールから抽出した会議への参加対象者のメールアドレス(図2の手順(3)参照)を送信元とする電子メールを、受信した電子メールが画像割り込みメールであるか否かを判定するための条件とすることができる。なお、会議参加予定者と実際に会議に参加する参加者とが異なることがあり、参加対象者のメールアドレスを送信元であるとすることだけでは不都合を生じることがある。そこで、画像投影装置1は会議参加者の操作によって、画像割り込みメールであるか否かを判定するための条件を設定することができるようにしている。例えば、会議参加予定者の代理として会議に参加する会議参加者のメールアドレスをその条件に設定することができる。
[3.画像投影装置1の具体的な構成及び動作について]
以下、画像投影装置1の構成及び動作について具体的に説明する。
[3.1.画像投影装置の構成について]
画像投影装置1の構成について説明する。図5は、画像投影装置1の内部構成を示すブロック図、図6は、会議案内メールの一例を示す図、図7は、会議召集メールの一例を示す図、図8は、会議召集メールに対する返信メールの一例を示す図、図9は画像割り込みメールの一例を示す図、図10は画像割り込み許可リストの一例である。
図5に示すように、画像投影装置1は、外部から画像データや映像信号等の情報を入力する入力部10と、メールサーバ7から入力部10を介して受信した電子メールについて各種の処理を行うメール処理部20と、画像データや映像信号に対して各種の処理を行う画像処理部30と、各種の画像を投影するための投影部40と、利用者が画像投影装置1の動作を操作するための制御パネルPと、入力部10を介して取得した各種の画像データやその他の情報を記憶するためのHDD(Hard Disc Drive)60(不揮発性記憶手段の一例に相当)と、画像投影装置1全体を制御する制御部50とを備えている。
入力部10は、画像投影装置1を通信ネットワーク2に接続するためのLANインターフェースなどのインターフェース12と、画像投影装置1外から入力された映像信号をデジタル化して画像処理部30に入力する映像信号入力手段14とを備えている。
メール処理部20は、制御部50による制御に基づいて、インターフェース12を介してメールサーバ7から電子メールを送受信する機能を有している。メール処理部20は、制御部50による制御に基づいて、例えば、通信ネットワーク2に接続されたPC3より送信された画像データ取得情報を含む電子メールをメールサーバ7からインターフェース12を介して受信する。
電子メールに含まれる画像データ取得情報には、ファイル名の情報、格納位置特定情報、及びパスワード情報等が含まれるが、これらの情報は、画像データを格納している装置へ通信ネットワーク2を介してアクセスするために必要なアクセス情報にも相当する。
また、メール処理部20は、受信した電子メールの内容を解析する機能を有している。メール処理部20は、画像データ取得情報を含む電子メールを受信すると、制御部50による制御に基づいて、この電子メールの内容を解析して、電子メールから画像データ取得情報等の各種の情報を抽出するようになっている。
画像処理部30は、インターフェース12を介して取得した画像データや映像信号入力手段14に入力された映像信号を、投影部40で投影処理可能な画像信号へ変換する画像処理回路32と、画像処理回路32によって変換された画像信号を所定の領域に一時的に記憶すると共に画像処理回路32によりアクセスされる、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)等で構成される映像記憶メモリ34とを備えている。
投影部40は、光源としてのランプ41と、照明光学系42と、光変調素子43と、結像光学系44と、光変調素子ドライブ回路45と、ランプ駆動回路46とを有する。
ランプ41は、制御部50によって制御されたランプ駆動回路46から出力される信号に基づいて、点灯駆動されて発光する。ランプ41で発光された光は、図示しないカラーフィルタを通し、照明光学系42によって照明光として、透過型液晶パネルなどの光変調素子43に照射される。
光変調素子43は、光変調素子ドライブ回路45によって駆動され、その表示面に映像を表示する。このように表示された映像は、照明光学系42からの照明光によって、光として光変調素子43から出射される。続いて、この出射光は、結像光学系44及び画像投影装置1の図示しない筐体の開口を通って、スクリーンSに投影される。
制御パネルPは、利用者が操作可能となるように、画像投影装置1の図示しない所定の箇所に設けられており、利用者がこの制御パネルPを操作することによって、制御部50の種々の作動制御や作動停止制御などを行う。
この制御パネルPは、例えば、利用者が所望の画像データを選択するための図示しない画像データ選択ボタンなどの各種ボタンを有している。
HDD60は、所定の記憶容量を有し、インターフェース12を介して取得した画像データなどを記憶する不揮発性の記憶部である。
制御部50は、中央制御部であるCPU(Central Processing Unit)52と、CPU52が実行する各種プログラム及びデータを格納したROM(Read Only Memory)54と、CPU52の実行対象となるプログラムによる演算データなどを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)56とを備えおり、画像投影装置1全体を制御する機能を有している。ここで、ROM54は書き換え可能な不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)から構成される。
この制御部50においては、CPU52がROM54に格納した電子メール受信用プログラム、電子メール解析用プログラム、画像データ取得用プログラム、画像データ保存用プログラム、電子メール送信用プログラム等の各種の電子メールプログラムを読み出して実行することにより、画像投影装置1全体を統括制御し、かつ、受信手段、内容解析手段、画像データ取得手段、画像データ保存手段、送信手段、割込許可手段、割込処理実行手段、許可リスト設定手段及び許可リスト変更手段等として機能する。
(受信手段について)
受信手段は、メールサーバ7に定期的にアクセスを行っており、通信ネットワーク2を介して電子メールを受信する(図2の手順(2)及び手順(6)参照)。すなわち、受信手段は、メール処理部20を制御して、メールサーバ7からインターフェース12を介して電子メールを受信し、RAM56に記憶するものである。このとき制御部50、インターフェース12、及びメール処理部20等を含めて受信手段と呼ぶことがあるものとする。ここでは、メール処理部20は、メールサーバ7との通信を、IMAP(Internet Message Access Protocol)を用いることによって行うものとする。ここで、受信手段が受信する電子メールには、上述した通り、会議の開催者の端末装置から送信される会議案内メール、及び、会議への参加対象者の端末装置から送信される返信メール等が含まれる。なお、会議案内メール、会議召集メール、及び返信メールは、汎用の電子メールと同様に、ヘッダと、本文とから構成されるものである。
(内容解析手段について)
内容解析手段は、メール処理部20を制御して、受信手段により受信されてRAM56に記憶された電子メールの内容を解析する(図2に示す手順(2)及び手順(6)参照)。すなわち、内容解析手段は、RAM56に記憶された電子メールの情報を読み出して、この電子メールの内容を所定の解析テーブルに従って解析し、その内容を解析結果として抽出しRAM56に記憶する。このとき、制御部50及びメール処理部20等を含めて内容解析手段として呼ぶことが有るものとする。
ここで、RAM56に受信手段により受信された電子メールの情報があるときに、内容解析手段は、RAM56から電子メールの情報を読み出して、この電子メールに所定の情報が記入されているか否かにより、電子メールが会議案内メールであるか否かを判定する。例えば、図6に示す電子メールが受信手段により受信されたときに、電子メールのヘッダにおける「Subject」欄に、「Meeting」が件名情報として記入されている場合に、内容解析手段は、電子メールが会議案内メールであると判定する。
受信した電子メールが会議案内メール(図6参照)であると判定すると、内容解析手段は、会議案内メールを会議案内メール用の解析テーブルに従って解析し、会議案内メールに含まれる会議案内情報を抽出しRAM56に記憶する。例えば、電子メールが図6に示す会議案内メールである場合には、内容解析手段は、会議案内メールの本文に記載されている情報を、各行を上から順番にそれぞれ、会議の名称、会議開催日、会議開始時間、会議終了時間、返信メールの締め切り日時、会議への参加対象者及びその宛先であると解析して会議案内メールから抽出しRAM56に記憶する。
また、内容解析手段は、RAM56から会議案内情報を読み出して、この会議案内情報に基づいて、会議召集メールを作成する(図2に示す手順(2)参照)。ここで、会議召集メールは、会議案内情報に対してインデックスが付加されることにより作成される。例えば、図6に示す会議案内メールの会議案内情報から図7に示す会議召集メールが作成される場合には、会議の名称として「新製品販売について」が記入されていると、この記載に応じて「新製品販売について」の文頭にインデックスとして「ミーティング名:」が付加される。このように、会議案内情報に対してインデックスが付加されるので、会議召集メールの内容を一見して把握することが容易となる。なお、会議案内情報に対して会議案内情報以外の他の情報を新たに付加しても良い。例えば、図7に示す会議召集メールにおいては、画像投影装置1が設置されている会議の開催場所が「開催場所:第1会議室」として、また、ある会議を他の会議と識別するための識別情報が「ミーティングID:1234」として新たに付加されている。
また、受信手段により受信した電子メールが、会議案内メールではないときには、当該電子メールが返信メール(図8参照)であるか否かを判定する(図2の手順(6)参照)。例えば、会議召集メールの件名情報「会議召集メール」に対して文頭に「Re:」が付加された「Re:会議召集メール」が返信メールのヘッダに記載されているときや、返信メールの本文における引用符「>」以降に会議召集メールの本文が複写されているときに、内容解析手段は、電子メールが返信メールであると判定する。
ここで、受信した電子メールが返信メールであると判定すると、内容解析手段は、返信メールを返信メール用の解析テーブルに従って解析し、返信メールに含まれる各種情報を解析結果として抽出しRAM56に記憶する。例えば、電子メールが図8に示す返信メールである場合には、内容解析手段は、返信メールの本文に記載されている情報を、各行を上から順番に、それぞれ、会議への参加対象者の出欠情報、格納位置特定情報、画像データのファイル名の情報、パスワード情報、画像データ送信時期の情報等の各種情報であると解析して返信メールから抽出しRAM56に記憶する。
また、内容解析手段は、後述する送信手段により画像データを通信ネットワーク2を介して送信するための画像データの送信先を決定しRAM56に記憶する。このために、内容解析手段は、RAM56から返信メールに含まれる会議への参加対象者の出欠情報を読み出して、当該出欠情報が出席であるか否かを判定する。例えば、図8に示す返信メールの本文において、出席を示す「Yes」が出欠情報として記載されているときに、出欠情報が出席であると判定するのである。
そして、返信メールに含まれる出欠情報が出席であると判定すると、内容解析手段は、この出席の情報が所定の情報として含まれている返信メールの送信元を、画像データの送信先として決定する(図2に示す手順(7)参照)。一方、返信メールに含まれる出欠情報が欠席であると判定すると、内容解析手段は、この欠席の情報が所定の情報として含まれている返信メールの送信元を、画像データの送信先から除外する。例えば、図8に示す返信メールには、出席を示す「Yes」が出欠情報として含まれているので、この返信メールの送信元である「sato@example.com」が画像データの送信先として決定される。このように、会議への参加対象者の中から画像データの送信先を自動的に決定することができるため、例えば、会議の開催者が会議への参加対象者に対して個別に画像データの要否を確認する作業を省略することができ、利便性を向上することができる。
また、受信手段により受信した電子メールが、会議案内メールや返信メールではないときには、当該電子メールが画像割り込みメール(図9参照)であるか否かを判定する(図3の手順(13)参照)。画像割り込みメールであるか否かの判定は、所定条件を満たすか否かによって行われる。具体的には、不揮発性記憶装置であるHDD60にそれぞれ記憶した画像割り込み許可リスト(許可リストの一例に相当)に基づいて行われる。すなわち、受信手段により受信した電子メールが、当該画像割り込み許可リストに記載された所定条件を満たすときに、画像割り込みメールであると判定する。なお、画像割り込み許可リストをHDD60に代えて、ROM54やRAM56に記憶することができる。このとき、ROM54には変更することがない条件の情報(ここでは、例えば、スキャナ装置9のメールアドレスとする。)を記憶し、RAM56には追加や変更を行う条件の情報を記憶する。
図10に画像割り込み許可リストの一例を示す。この図に示す画像割り込み許可リストには、電子メールのヘッダ部分に含まれる、件名情報(Subject)、送信元メールアドレス(From)、バウンダリ情報(Content-Type)についての条件、電子メールの本文内容について条件が記載されている。内容解析手段は、これらのいずれかの条件を満たす電子メールを受信したとき、当該電子メールを画像割り込みメールであると判定する。例えば、受信した電子メールの件名情報に、「Internet Fax Job」が含まれているとき、当該電子メールを画像割り込みメールであると判定する。なお、本文に「Image data in PDF format has been attached」や「Scan data has been attached」などが含まれていない場合であっても、内容解析手段は、電子メールに画像データが添付されている電子メールであるときには、当該電子メールを画像割り込みメールであると判定する。
本実施形態においては、スキャナ装置9は、所定のメールアドレスを有しており、このメールアドレスを送信元として、所定の件名情報、本文及びバウンダリ情報を含む電子メールを画像投影装置1へ送信するように設定されており、本実施形態の画像投影装置1においては、スキャナ装置9から送信される電子メールを画像割り込みメールとして識別するために、スキャナ装置9が送信する電子メールの送信元メールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つの情報を画像割り込み許可リストに記憶するようにしている。
なお、送信元メールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つの情報を所定条件とするのではなく、これらの条件のうち2以上の情報を所定条件にするようにしてもよい。このようにすることで、画像割り込みメールの判定をより厳格に行うことができ、画像割り込みメールではない電子メールを誤って画像割り込みメールであると判定する可能性を低減することができる。
また、画像割り込みメールであるか否かの判定を、画像割り込み許可リストに基づいて行うことに加えて、受信手段で受信した電子メールに画像データが添付されていることを条件とするようにしてもよい。また、画像割り込み許可リストを用いずに、通常画像を投影していることを条件として、単に受信手段で受信した電子メールに画像データが添付されているときに画像割り込みメールであると判定するようにしてもよい。
ここで、受信した電子メールが画像割り込みメールであると判定すると、内容解析手段は、当該画像割り込みメールの件名情報、送信元メールアドレス、バウンダリ情報、本文及び添付された画像データを抽出しHDD60に記憶する。
(画像データ取得手段について)
画像データ取得手段は、内容解析手段による解析結果に基づいて、通信ネットワーク2を介して画像データを取得する(図2に示す手順(7)参照)。すなわち、画像データ取得手段は、RAM56から返信メールに含まれる格納位置特定情報を読み出して、この格納位置特定情報に基づいて画像データを取得する。格納位置特定情報には、画像データが格納されている位置(ここでは、装置の位置及び装置内の格納位置とする。)が含まれる。例えば、図8に示す返信メールでは、「\\PC4\share」が格納位置特定情報として含まれており、通信ネットワーク2に接続された「PC4」が有する共有フォルダ「share」にアクセスして、画像データ取得手段は、「販売について.ppt」なるファイル名の画像データを取得する。これにより、返信メールにより通信ネットワーク2に接続された端末装置に格納された画像データを任意に指定すれば、指定された画像データを自動的に取得することが可能となり、利便性を向上することができる。
また、画像データ取得手段は、RAM56に返信メールから抽出したパスワード情報が有るときに、このパスワード情報を画像データを取得するための要求信号(以下、取得要求信号ともいう)に設定した後に、この取得要求信号を通信ネットワーク2へ送信する。パスワード情報が設定された取得要求信号により、画像データが格納されている位置にパスワードが設定されてアクセスが制限されている場合であっても、画像データ取得手段は、このパスワードを解除して画像データを取得することができる。例えば、図8に示すように、返信メールに「4321」がパスワード情報として含まれおり、共有フォルダ「share」にパスワードが設定されている場合には、画像データ取得手段は、パスワード情報「4321」が設定された取得要求信号により、共有フォルダ「share」のパスワードを解除して、「販売について.ppt」なるファイル名の画像データを取得することができる。このように、返信メールにより容易にパスワードを解除できるので、利便性を向上することができる。
(送信手段について)
送信手段は、画像データ取得手段により取得した画像データを通信ネットワーク2を介して画像データの送信先へ送信する(図2に示す手順(8)参照)。すなわち、送信手段は、上述した内容解析手段により決定した画像データの送信先へ、取得した画像データを電子メールに添付して送信する。
上述した通り、画像データの送信先は、会議への参加対象者のうち出席情報を含む返信メールの送信元、すなわち、会議への出席者であり、欠席情報を含む返信メールの送信元、すなわち、会議への欠席者が除外されている。従って、会議への欠席者が画像データを必要としない場合に、当該欠席者に対して画像データを送信する無駄を省くことができ、利便性を向上できる。なお、画像データの送信先は、会議への出席者に限られず、必要であれば参加対象者全員でも良いし、逆に会議への欠席者としても良い。また、会議への参加対象者のうち、例えば、一定の役職以上である等の所定の条件を満たす者を予め設定していても良い。
また、送信手段は、内容解析手段によって返信メールから抽出した画像データ送信時期に画像データ取得手段により取得した画像データを通信ネットワーク2を介して送信する(図2に示す手順(8)参照)。すなわち、送信手段は、RAM56から返信メールに含まれる画像データ送信時期の情報を読み出して、画像データ送信時期が会議の開催前、会議の最中、会議の開催後のいずれであるかを判定し、それぞれの時期に画像データを送信する。例えば、図8に示す返信メールには、「事後配布」が画像データ送信時期の情報として含まれているので、送信手段は、画像データの送信時期が会議の開催後であると判定し、会議の開催後に画像データを送信するのである。
ここで、画像データ送信時期となる会議の開催前、最中、開催後などの時期は、会議案内メールに含まれる会議案内情報により特定される。すなわち、送信手段は、画像データを送信するときに、RAM56から会議案内メールに含まれる会議案内情報のうち会議の開始時間及び終了時間の情報を読み出して、これらから会議の開催前、最中、開催後などの時期を特定する。例えば、図8に示す返信メールに含まれる「事後配布」の情報に基づいて会議の開催後に画像データを送信するときに、送信手段は、RAM56に記憶された、図6に示す会議案内メールに含まれる会議の終了時間「E:15:00」の情報を読み出して、会議の開催後が会議の終了時間以降の時期であると特定した上で、かかる時期に画像データを送信するのである。同様に、会議の開催前は会議の開始時間以前の時期であると特定され、会議の最中は会議の開始時間から終了時間に至るまでの間の時期であると特定される。これにより、電子メールにより画像データの送信時期を会議の開催と関連付けて自由に設定することができ、利便性を向上することができる。
(画像データ保存手段について)
画像データ保存手段は、画像データ取得手段によって取得した画像データの容量が、HDD60の記憶容量の残量を超過しているか否かを判定する。
画像データの容量が、HDD60の記憶容量の残量を超過していないと判定すると、画像データ保存手段は、取得した画像データをHDD60に記憶する。一方、画像データの容量が、HDD60の記憶容量の残量を超過していると判定すると、画像データ保存手段は、取得した画像データを通信ネットワーク2を介して所定の装置に記憶する。この所定の装置は、通信ネットワーク2に接続された装置であれば如何なる装置でもよいが、ここでは、ファイルサーバ8であるとする。このように、画像データの保存先としてHDD60に加えてファイルサーバ8が用意されているので、取得した画像データの容量がHDD60の記憶容量を超過したときに、通信ネットワーク2を介してファイルサーバ8へ記憶することにより、HDD60の記憶容量がオーバーしたときであっても、画像データの保存を行うことが可能となる。また、会議終了後プロジェクタの電源がオフとされる場合は、HDD60の記憶容量の残量によらず、取得した画像データをファイルサーバ8に記憶するようにしても良い。
なお、本実施形態においては、画像データ取得手段は、内容解析手段により返信メールから抽出した格納位置特定情報に基づいて画像データを取得するように構成したが、内容解析手段により返信メールに添付された画像データを抽出し、この画像データを取得するように構成しても良い。また、送信手段は、画像データ取得手段により取得した画像データ自体ではなく、この画像データの格納位置特定情報を通信ネットワーク2を介して所定の宛先へ送信するように構成しても良い。
RAM56は、上述のごとく、メール処理部20によってメールサーバ7から受信した電子メールを記憶するための機能、この電子メールに含まれる複数の宛先を記憶することを含め、各種フラグやデータを一時的に記憶するための記憶部としての機能等を有するものである。
(割込許可手段について)
割込許可手段は、投影部40において画像(例えば、上述した通常画像)を投影している状態で、受信手段によって受信した電子メールが内容解析手段の解析により所定条件を満たすと判定されると、投影している画像に代えて前記所定条件を満たす電子メールに応じた画像を投影部40から投影する割り込み処理を許可するものである。
ここで、「所定条件」とは、上述した画像割り込み許可リストに記載された所定条件である。
例えば、図10に示す画像割り込み許可リストを有している場合には、件名情報「Internet Fax Job」、送信元メールアドレス「MFC460CN-4F@example.com」などが画像割り込みメールとして判定されるための所定条件である。
また、「電子メールに応じた画像」とは、電子メールに添付された画像データを意味するものであるが、返信メールと同様に、電子メールに画像データの格納位置特定情報が含まれている場合には、画像データ取得手段によって、格納位置特定情報を読み出して、この格納位置特定情報に基づいて画像データを取得する。この格納位置特定情報には、返信メールと同様に、画像データが格納されている位置(ここでは、装置の位置及び装置内の格納位置とする。)が含まれる。また、電子メールに添付された画像データがなく、格納位置特定情報も含まれていないときであっても、電子メールの本文を投影するようにしてもよい。
一方、割り込み許可手段は、受信手段で受信した電子メールが内容解析手段の解析により上記所定条件を満たさないと判定されると、割込み処理が不可であることを示す画像(エラー通知画像)を投影部40から投影する。このエラー通知画像は、例えば、図4(b)に示す通知画像82と同様の位置に表示される。
(割込処理実行手段について)
割込処理実行手段は、割込許可手段によって割り込み処理が許可されると、この割り込み処理が実行可能である旨を示す画像を投影部40から投影し、制御パネルP(操作手段の一例に相当)により割り込み処理の開始が指示されたとき、投影している画像に代えて画像割り込みメールに応じた画像を投影部40から投影する割り込み処理を実行する。
また、割り込み処理実行手段は、画像割り込みメールに応じた画像を投影部40から投影している状態で、制御パネルPにより割り込み処理の終了が指示されたとき、割り込み画像に代えて、割り込み処理前に投影していた画像の投影を再開する。
(許可リスト設定手段について)
許可リスト設定手段は、所定条件(第2の所定条件)を満たす電子メールに含まれる件名情報、送信元メールアドレス、本文及びバウンダリ情報をHDD60(記憶手段の一例に相当)の画像割り込み許可リストに記憶する。なお、上記所定条件を満たす電子メールであるか否かは、内容解析手段によって判断される。
例えば、上記所定条件を満たす電子メールを会議案内メールとして設定している場合、図6に示す会議案内メールに基づいて、会議召集メール及び返信メールが行われたとき、会議案内メールの本文に含まれる「会議の名称」や「会議への参加対象者のメールアドレス」をHDD60の画像割り込み許可リストに記憶する。従って、「新製品販売について」が件名情報に含まれる電子メールや「会議への参加対象者のメールアドレス」が含まれる電子メールは、画像割り込みメールとして判定されることになる。
また、会議案内メールの本文に、例えば、「Boundary Brother Internet Fax」と記載されているときに、この情報「Boundary Brother Internet Fax」をHDD60の画像割り込み許可リストに上記「バウンダリ情報」として記憶する。また、会議案内メールの本文に、例えば、「本文:Image data in PDF format has been attached.」と記載されているときに、この情報「Image data in PDF format has been attached.」をHDD60の画像割り込み許可リストに上記「本文」として記憶する。
このように、上記所定条件を満たす電子メールに含まれる件名情報、送信元メールアドレス、本文及びバウンダリ情報をHDD60(記憶手段の一例に相当)の画像割り込み許可リストに記憶するようにしており、これにより、割り込みを許可するための設定を容易に行うことができる。なお、件名情報、送信元メールアドレス、本文及びバウンダリ情報を全て記憶するのではなく、これらのうちいずれか一つ又はいくつかを画像割り込み許可リストに記憶することができればよい。
(許可リスト変更手段について)
許可リスト変更手段は、HDD60に記憶された画像割り込み許可リストに含まれる件名情報、メールアドレス、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つを変更する。この許可リスト変更手段は、会議参加者等が画像投影装置1の制御パネルPの所定ボタンを操作することによって実行されるものである。例えば、図6に示す会議案内メールに基づいて、会議召集メール及び返信メールが行われたとき、会議案内メールに含まれる「会議の名称」や「会議への参加対象者のメールアドレス」がHDD60の画像割り込み許可リストに記憶されるが、「会議への参加対象者のメールアドレス」のうち、「ito@example.com」のみを許可リスト変更手段によって削除することができる。
[3.画像投影装置の動作]
次に、本実施形態における画像投影装置1を実際に会議で用いて、プレゼンテーション用の画像データを取得し、取得した画像データを所定の宛先へ送信し、さらに当該画像データを投影する動作の一例について、図11〜図17を参照して具体的に説明する。図11は本実施形態における画像投影装置1のメイン処理フローチャート、図12は本実施形態における画像投影装置1のメール受信処理フローチャート、図13は本実施形態における画像投影装置1の事前処理フローチャート、図14は本実施形態における返信メール処理フローチャート、図15は本実施形態における会議開催処理フローチャート、図16は本実施形態における画像データ表示処理フローチャート、図17は本実施形態における割り込み許可判定処理フローチャートである。
[3.1.メイン処理]
図11に示すように、画像投影装置1の電源がONになると、画像投影装置1のCPU52は、RAM56のアクセス許可、作業領域確保のための初期化等の初期設定動作を実行し、ROM54に格納された各プログラムをCPU52による実行状態とし、制御部50としての機能を動作させた後(ステップS1)、ステップS2に処理を移す。なお、画像投影装置1の電源がONになった状態であっても、後述するステップS5の会議開催処理が実行されるまでの間、制御部50は、少なくとも画像処理部30及び投影部40の動作を停止する処理、すなわち、スタンバイモード処理を実行する。このスタンバイモード処理の実行中に、制御部50は、ステップS2のメール受信処理及びステップS3の事前処理を所定の時間おきに実行するようにしても良い。
ステップS2において、制御部50は、メール受信処理を実行する。このメール受信処理は、図12におけるステップS10〜S14の処理であり、後述で詳説する。メール受信処理が終了すると、制御部50は、ステップS3に処理を移す。
ステップS3において、制御部50は、事前処理を実行する。この事前処理は、図13におけるステップS21〜S24の処理であり、後述で詳説する。事前処理が終了すると、制御部50は、ステップS4に処理を移す。
ステップS4において、制御部50は、後述するように、ステップS3の事前処理においてRAM56に記憶した会議案内メールにおける締め切り日時の情報を読み出して、現在の日時が締め切り日時に到達しているか否かを判定する。
この処理において、制御部50は、現在の日時が締め切り日時に到達していると判定すると(ステップS4:Yes)、ステップS5に処理を移し、現在の日時が締め切り日時に到達していないと判定すると(ステップS4:No)、ステップS2に処理を移し、ステップS2からの処理を繰り返す。
ステップS5において、制御部50は、会議開催処理を実行する。この会議開催処理は、図15におけるステップS31〜S38の処理であり、後述で詳説する。会議開催処理が終了すると、制御部50は、ステップS6に処理を移す。
ステップS6において、制御部50は、画像投影装置1の電源がOFFにされたか否かを判定する。
この処理において、電源がOFFにされたと判定すると(ステップS6:Yes)、制御部50は、画像投影装置1の動作を停止して、メイン処理を終了する。
一方、この処理において、電源がOFFにされていないと判定すると(ステップS6:No)、制御部50は、ステップS2に処理を移行し、ステップS2からの処理を繰り返す。
[3.2.メール受信処理]
ここで、ステップS2におけるメール受信処理の一例について、図12に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。メール受信処理は、会議が開催される前において、通信ネットワーク2に接続されたメールサーバ7に画像投影装置1宛ての電子メールがあるときに、制御部50が、当該電子メールを受信するための処理である。
図12に示すように、メール受信処理を開始すると、ステップS10において、制御部50は、メール処理部20を制御して、通信ネットワーク2に接続されたメールサーバ7に画像投影装置1宛ての電子メールがあるか否かを判定する。
この処理において、画像投影装置1宛ての電子メールがないと判定すると(ステップS10:No)、制御部50は、メール受信処理を終了する。
一方、この処理において、画像投影装置1宛ての電子メールがあると判定すると(ステップS10:Yes)、制御部50は、処理をステップS11に移行する。
ステップS11において、制御部50は、メール処理部20を制御して、メールサーバ7からインターフェース12を介して画像投影装置1宛ての電子メールを受信し、この電子メールをRAM56に記憶し、ステップS12に処理を移行する。RAM56に記憶される電子メールには、上述した会議案内メール(図6参照)、及び会議召集メール対する返信メール(図8参照)等が含まれる。
ステップS12において、制御部50は、メール処理部20を制御して、ステップS11で受信した電子メールの内容を所定の解析テーブルに従って解析し、処理をステップS13に移行する。
すなわち、制御部50は、RAM56に記憶された電子メールの情報を読み出して、この電子メールの内容を所定の解析テーブルに従って解析し、その内容を解析結果として抽出しRAM56に記憶する。
この解析の結果、制御部50は、電子メールが会議案内メールであると判定すると、会議案内メールである旨の識別情報、及び、会議の名称、返信メールの締め切り日時の情報等の会議案内情報を会議案内メールの解析結果として抽出すると共に、会議案内情報から会議への参加対象者の宛先を抽出してRAM56に記憶する。
一方、この解析の結果、制御部50は、電子メールが返信メールであると判定すると、返信メールである旨の識別情報、会議への参加対象者の出欠情報、格納位置特定情報、画像データのファイル名、パスワード情報、画像データ送信時期の情報を抽出してRAM56に記憶する。
ステップS13において、制御部50は、ステップS12における電子メールの解析結果から電子メールの内容が正常か否かを判定する。すなわち、ステップS12における電子メールの解析結果にエラーがあるか否かを判定するのである。
ここで、電子メールの解析結果にエラーがあるとは、ステップS12における、会議案内メール(図6参照)の解析結果にエラーがあること、又は返信メール(図8参照)の解析結果にエラーがあることをいう。
会議案内メールの解析結果にエラーがあるとは、メールの件名情報、会議の名称や会議の開催日等の会議案内情報が会議案内メールから欠落していること、あるいは、これらの情報が会議案内メールの記載から認識できないことをいう。例えば、会議案内メールのヘッダにおける件名情報(Subject)の欄に、メールの件名情報として「Meeting」と記載され、「Meeting」と正しく記載されていない場合には、受信した電子メールが会議案内メールとして認識することができないので、会議案内メールの解析結果にエラーがあり、制御部50は、電子メールの内容を正常でないと判定するのである。
また、返信メールの解析結果にエラーがあるとは、格納位置特定情報、パスワード情報、画像データ送信時期等の情報が返信メールから欠落していること、あるいは、これらの情報が返信メールの記載から認識できないことをいう。例えば、返信メールの本文における第1行目に会議への出欠情報を示す「Yes」又は「No」が記載されるべきところ、誤って第2行目に記載されるべき格納情報位置特定情報「\\PC\share」が記載された場合には、受信した電子メールが返信メールとして認識することができないので、返信メールの解析結果にエラーがあり、制御部50は、電子メールの内容を正常でないと判定するのである。
この処理において、ステップS12における電子メールの解析結果にエラーがなければ、制御部50は、電子メールの内容を正常であると判定し(ステップS13:Yes)、メール受信処理を終了し、処理をメイン処理へ戻す。
一方、この処理において、ステップS12における電子メールの解析結果にエラーがあれば、制御部50は、電子メールの内容を正常でないと判定し(ステップS13:No)、処理をステップS14に移行する。
ステップS14において、制御部50は、電子メールの解析結果にエラーがあることを通知するためのエラーメールを作成し、このエラーメールをRAM56に記憶した上でメール受信処理を終了し、処理をメイン処理へ戻す。なお、電子メールの内容が正常であった場合も、正常な内容の電子メールを受信した旨の受付メールを作成してもよい。
[3.3.事前処理]
次に、ステップS3における事前処理の一例について、図13に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。この事前処理は、会議が開催される前において、ステップS2におけるメール受信処理により受信した電子メールの内容に応じて、制御部50が、会議を開催するために必要な各種の処理を実行するための処理である。
図13に示すように、事前処理を開始すると、ステップS21において、制御部50は、ステップS2におけるメール受信処理により受信した電子メールが会議案内メールであるか否かを判定する。
具体的には、制御部50は、ステップS12においてRAM56に記憶された、会議案内メールである旨の識別情報又は返信メールである旨の識別情報をRAM56から読み出して、受信した電子メールがいずれの識別情報を有しているか否かを判定することにより、受信した電子メールが会議案内メールであるか否かを判定する。
ステップS21において、制御部50は、受信した電子メールが会議案内メールであると判定すると(ステップS21:Yes)、処理をステップS22に移行し、受信した電子メールが会議案内メールでないと判定すると(ステップS21:No)、処理をステップS23に移行する。
ステップS22において、制御部50は、RAM56から会議案内情報を読み出して、この会議案内情報に基づいて会議召集メールを作成し、この会議召集メールを会議への参加対象者に対して送信した後に、事前処理を終了して処理をメイン処理へ戻す。
ステップS23において、制御部50は、受信した電子メールが会議召集メールに対する返信メールであるか否かを判定する。
具体的には、制御部50は、ステップS12においてRAM56に記憶された、会議案内メールである旨の識別情報及び返信メールである旨の識別情報をRAM56から読み出して、受信した電子メールがいずれの識別情報を有しているか否かを判定することにより受信した電子メールが会議召集メールに対する返信メールであるか否かを判定するのである。
ステップS23において、制御部50は、受信した電子メールが会議召集メールに対する返信メールであると判定すると(ステップS23:Yes)、処理をステップS24に移行し、受信した電子メールが会議召集メールに対する返信メールでないと判定すると(ステップS23:No)、ステップS14において作成したエラーメール(受付メールが作成されている場合は、受付メール)を電子メールの送信元に対して送信した後に、事前処理を終了して処理をメイン処理へ戻す。このエラーメールを確認することで、電子メールの送信元は、自己が送信した電子メールに不備が存在していたことを認識することができる。
ここで、制御部50は、電子メールが会議案内メールでも返信メールでもないと判定すると、その他の機能処理を実行するようにしても良い。その他の機能処理とは、例えば、会議の開催や会議での発表を中止する場合に、制御部50が、RAM56に記憶された会議案内メールに含まれる会議案内情報、返信メールに含まれる画像データ送信時期の情報、格納位置特定情報、パスワード情報等を消去する処理(情報消去処理ともいう。)である。この情報消去処理を実行する際には、電子メールのヘッダにおける「Subject」欄に、例えば、情報消去処理の識別情報としてメールタイトル「Cancel」が記載され、制御部50は、メール処理部20を制御して、かかる情報消去処理の識別情報を抽出し、RAM56に記憶する。そして、制御部50は、RAM56に記憶された情報消去処理の識別情報を読み出して情報消去処理を実行するのである。
ステップS24において、制御部50は、返信メール処理を実行する。この返信メール処理は、図14におけるステップS101〜S112の処理であり、後述で詳説する。返信メール処理が終了すると、制御部50は、事前処理を終了して処理をメイン処理へ戻す。
[3.4.返信メール処理]
次に、ステップS24における返信メール処理の一例について、図14に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。この返信メール処理は、ステップS23において受信した電子メールが会議召集メールに対する返信メールであると判定したときに、制御部50が、返信メールの解析結果に基づいて、会議に用いる画像データを通信ネットワーク2を介して取得し、取得した画像データを所定の宛先へ配布資料として送信するための処理である。
図14に示すように、返信メール処理を開始すると、ステップS101において、制御部50は、返信メールに含まれた会議への出欠情報が出席情報であるか否かを判定する。返信メールに含まれた会議への出欠情報が出席情報であるか否かは、制御部50が、ステップS12においてRAM56に記憶した、返信メールに含まれる会議への出欠情報を読み出して、当該出欠情報が出席情報であるか否かを判定する。
この処理において、会議への出欠情報が出席情報でないと判定すると(ステップS101:No)、制御部50は、返信メール処理を終了し、処理をメイン処理へ戻す。
一方、この処理において、会議への出欠情報が出席情報であると判定すると(ステップS101:Yes)、制御部50は、処理をステップS102に移行する。
ステップS102において、制御部50は、画像データの送信先となる所定の宛先を決定し、処理をステップS103に移行する。すなわち、制御部50は、RAM56に記憶された出席情報が含まれる返信メールの送信元を画像データの送信先として決定するのである。
ステップS103において、制御部50は、RAM56から返信メールの解析結果を読み出して、画像データ送信時期を抽出して決定し、処理をステップS104に移行する。
ステップS104において、制御部50は、RAM56に記憶された返信メールの解析結果にパスワード情報がある否かを判定する。
この処理において、制御部50は、返信メールの解析結果にパスワード情報がないと判定すると(ステップS104:No)、処理をステップS106に移行し、返信メールの解析結果にパスワード情報があると判定すると(ステップS104:Yes)、処理をステップS105に移行する。
ステップS105において、制御部50は、RAM56に記憶されたパスワード情報を読み出し、このパスワード情報を、画像データを取得するための要求信号に設定して、処理をステップS106に移行する。
ステップS106において、制御部50は、RAM56から格納位置特定情報を読み出して、この格納位置特定情報に基づいて画像データを取得するための要求信号を通信ネットワーク2へ送信することにより、画像データを通信ネットワーク2を介して取得し、処理をステップS107に移行する。
ステップS107において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データの容量が、HDD60の記憶容量の残量を超過しているか否かを判定する。
この処理において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データの容量がHDD60の記憶容量の残量を超過していないと判定すると(ステップS107:No)、処理をステップS108に移行し。ステップS106において取得した画像データの容量がHDD60の記憶容量の残量を超過していると判定すると(ステップS107:Yes)、処理をステップS109に移行する。
ステップS108において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データをHDD60に記憶し、処理をステップS110に移行する。
ステップS109において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データを通信ネットワーク2を介して所定の装置としてのファイルサーバ8に記憶し、処理をステップS110に移行する。
ステップS110において、制御部50は、RAM56から各返信メール毎の解析結果を読み出して、この解析結果に基づいて、資料一覧表を作成しRAM56に記憶し、処理をステップS111に移行する。
ステップS111において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催前であるか否かを判定する。
この処理において、画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催前であると判定すると(ステップS111:Yes)、処理をステップS112に移行する。
一方、この処理において、画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催前でないと判定すると(ステップS111:No)、返信メール処理を終了し、処理を事前処理へ戻す。
ステップS112において、制御部50は、資料配布処理を行った後、返信メール処理を終了し、処理を事前処理へ戻す。
この処理において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データを電子メールに添付して、ステップS102において決定した所定の宛先へ電子メールに対して送信する。
[3.5.会議開催処理]
次に、ステップS5における会議開催処理の一例について、図15に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
図15に示すように、会議開催処理を開始すると、ステップS31において、制御部50は、現在の日時が会議の開催日時の所定時間前であるか否かを判定する。具体的には、制御部50は、RAM56に記憶された会議案内情報のうち、会議の開催日及び会議の開始時間の情報を読み出して、現在の日時が会議の開催日時の所定時間前であるか否かを判定する。
この処理において、制御部50は、現在の日時が会議の開催日時の所定時間前でないと判定すると(ステップS31:No)、現在の日時が会議の開催日時の所定時間に到達するまでこの処理を繰り返し、現在の日時が会議の開催日の所定時間前であると判定すると(ステップS31:Yes)、処理をステップS32に移行する。なお、ステップS31の処理を繰り返し実行中であっても、制御パネルPに対して何らかの入力があった場合には、制御部50は、上述したスタンバイモード処理を停止し、ステップS31の処理からステップS32の処理に移行するようにしても良い。
ステップS32において、制御部50は、ステップS110において作成した資料一覧表を表示し、ステップS33の処理に移行する。
具体的には、制御部50は、ステップS110において作成された資料一覧表のデータをRAM56から取り出し、資料一覧表の描画イメージを画像処理部30の映像記憶メモリ34に書き込む。このように映像記憶メモリ34に書き込まれた電子メール一覧表の描画イメージに応じた画像が、投影部40を介してスクリーンSに投影されることとなる。
ステップS33において、制御部50は、制御パネルPの図示しない画像データ選択ボタンが操作され、資料一覧表に含まれる特定の画像データが選択されたか否か判定する。この制御パネルPは、利用者が選択ボタンを操作することにより、資料一覧表のカーソルで指示された所望の画像データを選択し得るようになっている。
この処理において、特定の画像データが選択されていないと判定すると(ステップS33:No)、制御部50は、処理をステップS32に戻す。
一方、この処理において、特定の画像データが選択されたと判定すると(ステップS33:Yes)、ステップS34の処理に移行する。
ステップS34において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の最中であるか否かを判定する。
この処理において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の最中でないと判定すると(ステップS34:No)、処理をステップS36に移行する。
一方、この処理において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データを配布すべき時期が画像データを用いる会議の最中であると判定すると(ステップS34:Yes)、処理をステップS35に移行する。
ステップS35において、制御部50は、ステップS112と同様の資料配布処理を実行し、処理をステップS36に移行する。
ステップS36において、制御部50は、ROM54に格納された所定のアプリケーションソフトを実行することにより、画像データ表示処理を実行し、処理をステップS37に移行する。
具体的には、制御部50は、ステップS108においてHDD60に記憶した画像データ、又はステップS109においてファイルサーバ8に記憶した画像データに応じて原画像データを生成し、この原画像データを画像処理部30によって投影画像に変換した後、当該投影画像を投影部40を介してスクリーンSに画像を投影する。
ステップS37において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催後であるか否かを判定する。
この処理において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催後であると判定すると(ステップS37:Yes)、処理をステップS38に移行する。
この処理において、制御部50は、ステップS103において決定した画像データ送信時期が画像データを用いる会議の開催後でないと判定すると(ステップS37:No)、会議開催処理を終了し、処理をメイン処理へ戻す。
ステップS38において、制御部50は、ステップS112と同様の資料配布処理を実行した後、会議開催処理を終了し、処理をメイン処理へ戻す。
また、本実施形態においては、ステップS112、ステップS35、及びステップS38において、制御部50は、ステップS106において取得した画像データの格納位置の情報を、ステップS102において決定した所定の宛先へ電子メールにより送信するようにしても良い。
[3.6.画像データ表示処理]
次に、ステップS36における画像データ表示処理の一例について、図16に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
図16に示すように、画像データ表示処理を開始すると、ステップS201において、制御部50は、画像データの表示を行う。すなわち、制御部50は、ステップS106において取得された画像データをHDD60又はファイルサーバ8から取り出し、このように取り出した画像データの描画イメージを画像処理部30の映像記憶メモリ34に書き込む。このように映像記憶メモリ34に書き込まれた画像データの描画イメージに応じた画像(通常画像)が、投影部40を介してスクリーンSに投影されることとなる(図4(a)参照)。
次に、制御部50は、メール受信処理を行う(ステップS202)。このメール受信処理は、上述した図12におけるステップS10〜S14の処理である。メール受信処理が終了すると、制御部50は、ステップS203に処理を移す。
ステップS203において、制御部50は、割り込み許可判定処理を行う。この割り込み許可判定処理は、図17におけるステップS301〜S306の処理であり、後述で詳説する。割り込み許可判定処理が終了すると、制御部50は、ステップS204に処理を移す。
ステップS204において、制御部50は、ステップS203における電子メールの解析の結果、割り込みを許可したか否かを判定する。具体的には、RAM56の所定領域に割り当てた割り込みフラグが「1」のとき、制御部50は、割り込み許可とし、割り込みフラグが「0」のとき、制御部50は割り込み不許可とする。
この処理において、割り込みを許可したと判定すると(ステップS204:Yes)、制御部50は、ステップS202においてメール処理部20を介して受信した電子メールに画像データが添付されているか否かを判定する(ステップS205)。
ステップS205において、ステップS202において受信した電子メールに画像データが添付されていると判定すると(ステップS205:Yes)、制御部50は、ユーザである会議参加者に対して、割り込み画像がある旨の通知を行う(ステップS206)。
具体的には、制御部50は、画像投影装置1は、割り込み処理が実行可能である旨を示す割り込み通知画像の画像データをRAM56から取り出し、このように取り出した画像データの描画イメージを画像処理部30の映像記憶メモリ34に書き込むことにより、割り込み通知画像を投影部40を介してスクリーンSに投影する(図4(b)参照)。
次に、制御部50は、ユーザである会議参加者による制御パネルPの操作により、割り込み画像の表示が選択されたか否かを判定する(ステップS208)。例えば、制御パネルPに割り込み決定ボタン(図示せず)を配置するようにし、この割り込み決定ボタンが押下されたときに、割り込み画像の表示が選択されたと判定する。
この処理において、割り込み画像の表示が選択されたと判定すると(ステップS208:Yes)、制御部50は、割り込み画像の表示を行う(ステップS209)。すなわち、制御部50は、ステップS202において取得された画像データをRAM56から取り出し、このように取り出した画像データの描画イメージを画像処理部30の映像記憶メモリ34に書き込む。そして、このように映像記憶メモリ34に書き込まれた画像データの描画イメージに応じた画像が、投影部40を介してスクリーンSに投影されることとなる(図4(c)参照)。
一方、ステップS205において、ステップS202において受信した電子メールに画像データが添付されていないと判定すると(ステップS205:No)、制御部50は、ユーザである会議参加者に対して、エラーの通知を行う(ステップS207)。すなわち、制御部50は、受信した電子メールで画像の割り込みができない旨を通知する画像(エラー通知画像)の画像データをRAM56から取り出し、このように取り出した画像データの描画イメージを画像処理部30の映像記憶メモリ34に書き込む。そして、このように映像記憶メモリ34に書き込まれた画像データの描画イメージに応じた画像が、投影部40を介してスクリーンSに投影されることとなる。
ステップS207,S209の処理が終了したとき、或いは、割り込み画像の表示が選択されなかったと判定したとき(ステップS208:No)、制御部50は、割り込み表示の中止が選択されたか否かを判定する(ステップS210)。例えば、制御パネルPに割り込み中止ボタン(図示せず)を配置するようにし、この割り込み中止ボタンが押下されたときに、割り込み画像の表示の中止が選択されたと判定する。
この処理において、割り込み表示の中止が選択されたと判定すると(ステップS210:Yes)、制御部50は、ステップS209において割り込み画像を表示する前に表示していた通常画像(図4(a)参照)を投影して、画像の割り込み処理を終了する(ステップS211)。一方、割り込み表示の中止が選択されないと判定すると(ステップS210:No)、制御部50は、処理をステップS202に移行する。
ステップS211の処理が終了したとき、制御部50は、画像データの表示が終了した否かを判定する(ステップS212)。例えば、制御パネルPに表示終了ボタン(図示せず)を配置するようにし、この表示終了ボタンが押下されたときに、画像データの表示終了が選択されたと判定する。
この処理において、画像データの表示が終了したと判定すると(ステップS212:Yes)、制御部50は、画像データ表示処理を終了し、画像データの表示が終了していないと判定すると(ステップS212:No)、制御部50は、処理をステップS202に移行する。
このように本実施形態における画像投影装置1では、通常画像を投影中に、所定条件を満たす電子メールがあるときには、この電子メールに応じた画像を現在投影中の画像に代えて投影する割り込み処理を許可するので、急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供することができる。
また、電子メールに添付された画像データに応じた画像を、投影中の通常画像に代えて投影部から投影する割込み処理を実行するので、例えば、会議中に投影したい画像データを添付した電子メールを送信するだけで、その画像データに応じた画像を割り込んで投影することができる。
また、受信した電子メールが所定条件を満たさないと判定されると、割込み処理が不可の画像を投影するので、投影中の画像に割り込みを行うための電子メールを送ったのにもかかわらず、割り込みが行われないときにその原因を把握することが可能となる。
また、いきなり割り込み処理を行わずに、利用者の操作によって割り込み処理を開始することができるので、投影中の画像が突然切り替わってしまうという状態を回避することができる。
なお、上述したように、通常画像は、複数の画像で構成されることが多く、制御パネルPにはページ切り替えボタンが設けられている。そして、このページ切り替えボタンの操作に応じて通常画像が切り替わるように投影されることになる。
[3.7.割り込み許可判定処理]
次に、ステップS203における割り込み許可判定処理の一例について、図17に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
HDD60に記憶された画像割り込み許可リストに記載されている件名情報(Subject)のいずれかと一致するか否かを判定する(ステップS301)。例えば、図10に示す画像割り込み許可リストを記憶している状態で、図9に示すような電子メールを受信したとき、制御部50は、件名情報「Internet Fax Job」が一致すると判定する。
この処理において、電子メールの件名情報が画像割り込み許可リストの件名情報とが一致すると判定すると(ステップS301:Yes)、制御部50は、処理をステップS306に移行する。このステップS306において、制御部50は、割り込み処理が可能であると判定し、RAM56の所定領域に割り当てた割り込みフラグを「1」として、割り込み許可判定処理を終了する。一方、電子メールの件名情報が画像割り込み許可リストの件名情報と一致しないと判定すると(ステップS301:No)、制御部50は、処理をステップS302に移行する。
ステップS302において、制御部50は、ステップS202において受信した電子メールの送信元メールアドレス(From)がHDD60に記憶された画像割り込み許可リストに記載されているメールアドレスのいずれかと一致するか否かを判定する。例えば、図10に示す画像割り込み許可リストを記憶している状態で、図9に示すような電子メールを受信したとき、制御部50は、メールアドレス「MFC860CDN-3F@example.com」が一致すると判定する。
この処理において、電子メールの送信元メールアドレスが画像割り込み許可リストに含まれるメールアドレスと一致すると判定すると(ステップS302:Yes)、制御部50は、処理をステップS306に移行する。一方、電子メールの送信元メールアドレスが画像割り込み許可リストに含まれるメールアドレスと一致しないと判定すると(ステップS302:No)、制御部50は、処理をステップS303に移行する。
ステップS303において、制御部50は、ステップS202において受信した電子メールのバウンダリ情報(Content-Type)がHDD60に記憶された画像割り込み許可リストに記載されているバウンダリ情報のいずれかと一致するか否かを判定する。例えば、図10に示す画像割り込み許可リストを記憶している状態で、図9に示すような電子メールを受信したとき、制御部50は、バウンダリ情報「Brother Internet Fax」が一致すると判定する。
この処理において、電子メールのバウンダリ情報が画像割り込み許可リストに含まれるバウンダリ情報と一致すると判定すると(ステップS303:Yes)、制御部50は、処理をステップS306に移行する。一方、電子メールのバウンダリ情報が画像割り込み許可リストに含まれるバウンダリ情報と一致しないと判定すると(ステップS303:No)、制御部50は、処理をステップS304に移行する。
ステップS304において、制御部50は、ステップS202において受信した電子メールの本文内容がHDD60に記憶された画像割り込み許可リストに記載されている本文内容のいずれかと一致するか否かを判定する。例えば、図10に示す画像割り込み許可リストを記憶している状態で、図9に示すような電子メールを受信したとき、制御部50は、本文内容「Image data in PDF format has been attached.」が一致すると判定する。
この処理において、電子メールの本文内容が画像割り込み許可リストに含まれる本文内容と一致すると判定すると(ステップS304:Yes)、制御部50は、処理をステップS306に移行する。一方、電子メールの本文内容が画像割り込み許可リストに含まれる本文内容と一致しないと判定すると(ステップS304:No)、制御部50は、処理をステップS305に移行する。
ステップS305において、制御部50は、割り込み処理が不可であると判定し、RAM56の所定領域に割り当てた割り込みフラグを「0」として、割り込み許可判定処理を終了する。
このように本実施形態における画像投影装置1は、通常画像を投影中に、メール処理部20において電子メールを受信する処理を行い、電子メールを受信すると、この電子メールが画像割り込みメールであるか否かを画像割り込み許可リストに基づいて判定するようにしているので、ユーザである会議参加者は、わざわざ受信したメールが画像割り込みメールであるか否かを判定する必要がなく、会議をスムーズに進行することができることになる。
また、受信した電子メールのヘッダ部分又は本文部分に画像割り込み許可リストの情報と一致する情報が含まれていることを、受信した電子メールを画像割り込みメールと判定するための一つの条件としているので、割り込み処理の許可判断を容易に行うことができる。
以上のように、画像投影装置1において、通信ネットワーク2を介して電子メールを受信し、受信した電子メールの内容を解析し、その解析結果に基づいて、通信ネットワーク2を介して画像データを取得し、取得した画像データを通信ネットワーク2を介して所定の宛先へ送信するので、例えば、会議の際に画像投影装置で投影される画像データを別途PC間で電子メールによりやり取りする必要がなく、利便性の高い画像投影装置を提供することができる。
また、画像投影装置1において、通常画像を投影中に、所定条件を満たす電子メールがあるときには、この電子メールに応じた画像を現在投影中の画像に代えて投影する割り込み処理を許可するので、急に投影させなければならなくなった画像データを通信ネットワークを介して取得して迅速に投影することができる画像投影装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施形態に係る画像投影装置を含む画像投影システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る画像投影装置の会議開催前の基本的な動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係る画像投影装置の会議開催中の基本的な動作の一例を説明するための図である。 本実施形態に係る画像投影装置の会議開催中の投影画像一例を説明するための図である。 本実施形態に係る画像投影装置の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態における会議案内メールの一例を示した図である。 本実施形態における会議召集メールの一例を示した図である。 本実施形態における会議召集メールに対する返信メールの一例を示す図である。 本実施形態における画像割り込みメールの一例を示した図である。 本実施形態における画像割り込み許可リストの内容の一例を示した図である。 本実施形態における画像投影装置のメイン処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置のメール受信処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置の事前処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置の返信メール処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置の会議開催処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置の画像データ表示処理フローチャートである。 本実施形態における画像投影装置の割り込み許可判定処理フローチャートである。
符号の説明
1 画像投影装置
2 通信ネットワーク
3〜6 PC
7 メールサーバ
8 ファイルサーバ
9 スキャナ装置
10 入力部
12 インターフェース
14 映像信号入力手段
20 メール処理部
30 画像処理部
32 画像処理回路
34 映像記憶メモリ
40 投影部
41 ランプ
42 照明光学系
43 光変調素子
44 結像光学系
45 光変調素子ドライブ回路
46 ランプ駆動回路
50 制御部
52 CPU
54 ROM
56 RAM(記憶部)
60 HDD
K 画像投影システム
P 制御パネル
S スクリーン

Claims (10)

  1. 画像データに応じた画像を投影する投影部を有する画像投影装置において、
    通信ネットワークを介して電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した電子メールの内容を解析し、当該電子メールが所定条件を満たすか否かを判定する内容解析手段と、
    前記投影部において前記画像を投影している状態で、前記内容解析手段の解析により前記受信した電子メールが前記所定条件を満たすと判定されると、当該電子メールに応じた画像を前記投影している画像に代えて前記投影部から投影する割り込み処理を許可する割込許可手段と、
    前記許可された割り込み処理を実行する割込処理実行手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記内容解析手段は、前記受信した電子メールに前記投影部から投影可能な画像データが添付されていることを前記所定条件の一つとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記内容解析手段は、前記電子メールのヘッダ部分又は本文部分に所定情報が含まれていることを前記所定条件の一つとする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像投影装置。
  4. 前記所定情報は、予め記憶手段に記憶したメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記内容解析手段は、前記受信手段により受信した電子メールの内容を解析し、当該電子メールが第2の所定条件を満たすか否かを判定し、
    前記第2の所定条件を満たす電子メールに含まれるメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つを前記記憶手段に記憶する許可リスト設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像投影装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されたメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つを変更する許可リスト変更手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 前記所定情報は、不揮発性記憶手段に予め記憶されたメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つであって、かつ、前記通信ネットワークを介して接続されたスキャナ装置が送信する電子メールのメールアドレス、件名情報、本文及びバウンダリ情報のうち少なくともいずれか一つである
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  8. 前記割込処理実行手段は、前記電子メールに応じた画像として、前記受信した電子メールに添付された画像データに応じた画像を、前記投影している画像に代えて前記投影部から投影する割込み処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  9. 前記内容解析手段の解析により前記受信した電子メールが所定条件を満たさないと判定されると、前記割込み処理が不可であることを示す画像を前記投影部から投影する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像投影装置。
  10. 前記割り込み処理の開始を前記割込処理実行手段に指示する操作手段を備え、
    前記割込処理実行手段は、
    前記割込許可手段によって割り込み処理が許可されると、前記割り込み処理が実行可能である旨を示す画像を前記投影部から投影し、前記操作手段により前記割り込み処理の開始が指示されたとき、前記割り込み処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像投影装置。
JP2007166431A 2007-06-25 2007-06-25 画像投影装置 Pending JP2009003356A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007166431A JP2009003356A (ja) 2007-06-25 2007-06-25 画像投影装置
PCT/JP2008/061437 WO2009001811A1 (ja) 2007-06-25 2008-06-24 画像投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007166431A JP2009003356A (ja) 2007-06-25 2007-06-25 画像投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009003356A true JP2009003356A (ja) 2009-01-08

Family

ID=40185625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007166431A Pending JP2009003356A (ja) 2007-06-25 2007-06-25 画像投影装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2009003356A (ja)
WO (1) WO2009001811A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021428A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびその制御方法
JP2014219486A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社リコー 表示装置、表示システム、及び表示プログラム
JP2017021357A (ja) * 2016-09-01 2017-01-26 セイコーエプソン株式会社 投写型表示装置
JP2019040353A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
US10241592B2 (en) 2012-05-07 2019-03-26 Seiko Epson Corporation Image projector device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161882A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 光投影装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149140A (ja) * 2000-11-06 2002-05-24 Toyo Commun Equip Co Ltd 画像投影装置
JP2003018676A (ja) * 2001-06-29 2003-01-17 Seiko Epson Corp 表示機器遠隔制御システム、表示機器及び表示機器用プログラム、並びに表示機器遠隔制御方法
JP2007074653A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nikon Corp 投影システム
JP2008090562A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Brother Ind Ltd 画像投影装置、画像投影方法、及び画像投影装置に用いられるプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10241592B2 (en) 2012-05-07 2019-03-26 Seiko Epson Corporation Image projector device
JP2014021428A (ja) * 2012-07-23 2014-02-03 Seiko Epson Corp プロジェクター、およびその制御方法
US9158146B2 (en) 2012-07-23 2015-10-13 Seiko Epson Corporation Projector and control method therefor
US9554103B2 (en) 2012-07-23 2017-01-24 Seiko Epson Corporation Projector and control method therefor
JP2014219486A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社リコー 表示装置、表示システム、及び表示プログラム
JP2017021357A (ja) * 2016-09-01 2017-01-26 セイコーエプソン株式会社 投写型表示装置
JP2019040353A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 コニカミノルタ株式会社 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009001811A1 (ja) 2008-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4756914B2 (ja) 遠隔協調作業支援システム及びその制御方法
US10496354B2 (en) Terminal device, screen sharing method, and screen sharing system
JP2007280235A (ja) 電子会議支援プログラム、電子会議支援方法、電子会議システムにおける情報端末装置
US20090153751A1 (en) Image Projection System, Terminal Apparatus, and Computer-Readable Recording Medium Recording Program
JP2010049456A (ja) データ処理装置、データ処理方法、会議システム、記憶媒体及びプログラム
JP6926747B2 (ja) 情報処理装置、設備予約システム、情報通知方法
JP2009003356A (ja) 画像投影装置
JP6497184B2 (ja) 端末装置、プログラム、コンテンツ共有方法及び情報処理システム
US9692608B2 (en) Communication management apparatus, program, communication management method, and communication management system
JP5063455B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
US10241736B2 (en) System, display position determination method, and computer-readable recording medium
US10037175B2 (en) Image processing apparatus, method for registration of electronic data included in print request based on conference association
US20160163013A1 (en) Data processing system and data processing method
JP6007670B2 (ja) 情報処理装置、電子会議システム、プログラム及び電子会議方法
JP2020194371A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP4208252B2 (ja) 端末操作装置
JP2008090562A (ja) 画像投影装置、画像投影方法、及び画像投影装置に用いられるプログラム
JP2014116021A (ja) 情報処理装置、電子会議システム及びプログラム
JP2009009459A (ja) 情報表示装置、表示システムおよび情報表示方法
WO2009113676A1 (ja) 画像表示システム及び同システムに用いる表示装置、並びに情報処理方法
JP2008236059A (ja) 画像投影装置
JP2010256590A (ja) 画像提供装置、画像提供方法、およびコンピュータプログラム
JP7039903B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び画面共有端末制御方法
JP2015009523A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、プログラム
JP6544452B2 (ja) 情報処理装置、電子会議システム、データ送信方法及びプログラム