JP2009002450A - 噛み合い式クラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】係合後に消費されるエネルギを従来よりも低減することが可能な噛み合い式クラッチを提供する。
【解決手段】外周に歯列21が形成されるように複数の歯22が設けられたギアピース20と、ギアピース20の歯列21と噛み合う歯列31が形成されるように複数の歯32が内周面に形成されるスリーブ30と、を備え、スリーブ30を軸線CL方向に移動させることにより係合状態及び解放状態に切り替え可能なドグクラッチ10Aにおいて、スリーブ30の複数の歯32の少なくとも一部の歯32aには、内部にギアピース20の歯22の少なくとも一部を収容してギアピース20の歯22とスリーブ30の歯32とが部分的に重なり合った状態でギアピース20の歯列21とスリーブ30の歯列31とを噛み合わせる凹部35が形成されるように周方向に突出する突出部34が設けられている。
【選択図】図3
【解決手段】外周に歯列21が形成されるように複数の歯22が設けられたギアピース20と、ギアピース20の歯列21と噛み合う歯列31が形成されるように複数の歯32が内周面に形成されるスリーブ30と、を備え、スリーブ30を軸線CL方向に移動させることにより係合状態及び解放状態に切り替え可能なドグクラッチ10Aにおいて、スリーブ30の複数の歯32の少なくとも一部の歯32aには、内部にギアピース20の歯22の少なくとも一部を収容してギアピース20の歯22とスリーブ30の歯32とが部分的に重なり合った状態でギアピース20の歯列21とスリーブ30の歯列31とを噛み合わせる凹部35が形成されるように周方向に突出する突出部34が設けられている。
【選択図】図3
Description
本発明は、係合時に一対の係合部材のそれぞれに設けられた歯列を互いに噛み合わせる噛み合い式クラッチに関する。
内歯を有するアーマチュアと、外歯を有するクラッチギアと、アーマチュアをアーマチュアとクラッチギアとの係合が解除される方向に付勢するスプリングと、を備え、アーマチュアとクラッチギアとの係合は電磁石に通電し、スプリングに抗してアーマチュアを移動させることにより行う電磁クラッチが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1のクラッチでは、係合を維持させるためには電磁石に常時通電する必要がある。そのため、消費電力が大きい。
そこで、本発明は、係合後に消費されるエネルギを従来よりも低減することが可能な噛み合い式クラッチを提供することを目的とする。
本発明の噛み合い式クラッチは、外周に全周に亘って歯列が形成されるように複数の歯が設けられ、軸線回りに回転する第1係合部材と、前記第1係合部材と同軸に配置され、前記第1係合部材の歯列と噛み合う歯列が形成されるように複数の歯が内周面に全周に亘って形成される第2係合部材と、を備え、前記第1係合部材及び第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させることにより前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とが噛み合う係合状態及び前記第1係合部材と前記第2係合部材とが離間する解放状態に切り替え可能な噛み合い式クラッチにおいて、前記第2係合部材の複数の歯の少なくとも一部の歯には、内部に前記第1係合部材の歯の少なくとも一部を収容して前記第1係合部材の歯の少なくとも一部と前記第2係合部材の歯の少なくとも一部とが重なり合った状態で前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とを噛み合わせる凹部が形成されるように周方向に突出する突出部が設けられていることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明の噛み合い式クラッチによれば、第2係合部材に設けられた複数の歯の少なくとも一部の歯に凹部が形成されるので、係合時に第1係合部材の歯の一部をこの凹部に収容させて第1係合部材の歯の少なくとも一部と第2係合部材の歯の少なくとも一部とを重なり合わせることにより、第1係合部材及び第2係合部材の一方によって他方が第1係合部材と第2係合部材とが互いに離間する方向に移動することを制限できる。そのため、第1係合部材と第2係合部材とを係合させるために消費するエネルギを従来よりも低減することができる。
本発明の噛み合い式クラッチの一形態においては、コイル部で発生する磁力にて前記第1係合部材及び前記第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させて前記噛み合い式クラッチを前記解放状態から前記係合状態に切り替える電磁石手段と、前記噛み合い式クラッチを前記解放状態から前記係合状態に切り替える場合、前記第1係合部材の複数の歯の間に前記第2係合部材の複数の歯が入り込むまで前記第1係合部材及び前記第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させる期間に前記コイル部に供給する電流よりも前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とが噛み合った後の期間に前記コイル部に供給する電流の方が小さくなるように前記コイル部に供給する電流を制御する制御手段と、を備えていてもよい(請求項2)。第1係合手段の歯列と第2係合手段の歯列とが噛み合った後は、第1係合部材及び第2係合部材の一方によって他方の離間方向への移動を制限できるので、コイル部に供給する電流を低減することができる。そのため、噛み合い式クラッチを係合させるために消費されるエネルギを低減できるとともに、係合後に消費されるエネルギを従来よりも低減できる。
この形態において、前記制御手段は、前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列との噛み合いの完了後、前記コイル部への電流の供給を停止してもよい(請求項3)。このように電流の供給を停止することにより、係合後に消費されるエネルギをさらに低減することができる。
以上に説明したように、本発明の噛み合い式クラッチによれば、第1係合部材の歯列と第2係合部材の歯列とが噛み合った後は、第1係合部材及び第2係合部材の一方によって他方が離間方向に移動することを制限できるので、係合後に消費されるエネルギを従来よりも低減することができる。
(第1の形態)
図1〜図4を参照して本発明の第1の形態に係る噛み合い式クラッチであるドグクラッチについて説明する。図1は、ドグクラッチ10Aが組み込まれた変速機100の要部を示している。この変速機100は、一般に車両に搭載される周知のものでよいため、詳細な説明は省略する。図2は、ドグクラッチ10Aを図1の左側から見た図である。図1に示したようにドグクラッチ10Aは、第1係合部材としてのギアピース20と、第2係合部材としてのスリーブ30と、スリーブ30を軸線CL方向に駆動させるための駆動装置40とを備えている。ギアピース20は軸線CL回りに回転可能なように設けられ、図2に示したようにその外周には全周に亘って歯列21が形成されるように複数の歯22が設けられている。スリーブ30はギアピース20と同軸CL上に配置され、その内周面にはギアピース20の歯列21と噛み合う歯列31が形成されるように複数の歯32が全周に亘って形成されている。また、図1に示したようにスリーブ30の複数の歯32は、その幅がギアピース20の歯22の幅よりも広く形成されている。なお、スリーブ30の外周にも全周に亘って歯列33が形成されているが、これは図1に示したようにギアピース20とは別のギアと噛み合わせるものである。
図1〜図4を参照して本発明の第1の形態に係る噛み合い式クラッチであるドグクラッチについて説明する。図1は、ドグクラッチ10Aが組み込まれた変速機100の要部を示している。この変速機100は、一般に車両に搭載される周知のものでよいため、詳細な説明は省略する。図2は、ドグクラッチ10Aを図1の左側から見た図である。図1に示したようにドグクラッチ10Aは、第1係合部材としてのギアピース20と、第2係合部材としてのスリーブ30と、スリーブ30を軸線CL方向に駆動させるための駆動装置40とを備えている。ギアピース20は軸線CL回りに回転可能なように設けられ、図2に示したようにその外周には全周に亘って歯列21が形成されるように複数の歯22が設けられている。スリーブ30はギアピース20と同軸CL上に配置され、その内周面にはギアピース20の歯列21と噛み合う歯列31が形成されるように複数の歯32が全周に亘って形成されている。また、図1に示したようにスリーブ30の複数の歯32は、その幅がギアピース20の歯22の幅よりも広く形成されている。なお、スリーブ30の外周にも全周に亘って歯列33が形成されているが、これは図1に示したようにギアピース20とは別のギアと噛み合わせるものである。
図3は、図2の領域Aの部分を拡大して示した図である。図3に拡大して示したようにスリーブ30の複数の歯32のうちの一部の歯32aには周方向に突出する突出部34が設けられている。この突出部34は、スリーブ30とギアピース20とが係合したとき、すなわちスリーブ30の歯列31とギアピース20の歯列21とが噛み合ったときにスリーブ30の歯32の一部を収容する凹部35が一部の歯32aに形成されるように設けられる。また、この突出部34は、一部の歯32aの幅方向においてギアピース20の歯22が入り込んでくる方向側、すなわち図1の左側の端に設けられる。そして、図3に示したようにドグクラッチ10Aが係合状態に切り替わり、スリーブ30の歯列31とギアピース20の歯列21とが噛み合うと、ギアピース20の歯22のうち凹部35に嵌り込んだ歯22とスリーブ30の一部の歯32aとが部分的に重なり合う。
駆動装置40は、スリーブ30と一体に軸線CL方向に移動するようにスリーブ30に取り付けられるプランジャ41と、スリーブ30が図1の左方向すなわちスリーブ30とギアピース20とが係合する方向に移動するようにプランジャ41を駆動する電磁石42と、スリーブ30が図1の右方向すなわちスリーブ30とギアピース20とが離間する方向に移動するようにプランジャ41を付勢するリターンスプリング43と、を備えている。電磁石42は、電流が供給されることにより磁力を発生するコイル部42aを備えている。
電磁石42の動作は、制御手段としてのエンジンコントロールユニット(ECU)50にて制御される。ECU50は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータとして構成され、車両に搭載される不図示のエンジンに設けられた各種のセンサの出力信号に基づいてそのエンジンの運転状態を制御する周知のコンピュータユニットである。ECU50には、例えばアクセル開度に対応した信号を出力するアクセル開度センサ51等が接続される。この他にもECU50には各種センサが接続されているが図示を省略した。
図4は、ECU50がドグクラッチ10Aを解放状態から係合状態に切り替えるためにその動作中に所定の周期で繰り返し実行するクラッチ制御ルーチンを示している。なお、図4の制御ルーチンは、ECU50が実行する他の制御ルーチンと並行に実行される。
図4の制御ルーチンにおいてECU50は。まずステップS11でドグクラッチ10Aを係合状態に切り替えるクラッチ係合条件が成立したか否か判定する。この判定は、例えば車両の走行状態や運転者からの要求トルクなどに基づいて判定する周知の判定方向で行えばよい。クラッチ係合条件が不成立と判断した場合は今回の制御ルーチンを終了する。一方、クラッチ係合条件が成立したと判断した場合はステップS12に進み、ECU50はドグクラッチ10Aを係合状態にきりかえるための係合準備処理を実行する。この係合準備処理では、例えば変速機100に設けられるレゾルバ101の動作を制御してスリーブ30の各歯32の間にギアピース20の各歯22が入り込むようにスリーブ30とギアピース20の位相を調整する。続くステップS13においてECU50は、スリーブ30が軸線CLに沿って図1の左側に移動するように電磁石42に電流を供給する。
次のステップS14においてECU50は、スリーブ30とギアピース20とが係合したか否か、すなわちドグクラッチ10Aが図2に示した係合状態に変化したか否か判断する。ドグクラッチ10Aが解放状態であると判断した場合はステップS13に戻り、ドグクラッチ10Aが係合状態に切り替わるまでステップS13及びS14の処理を繰り返す。一方、ドグクラッチ10Aが係合状態に切り替わったと判断した場合はステップS15に進み、ECU50は電磁石42への電力の供給を停止する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
第1の形態のドグクラッチ10Aによれば、スリーブ30に設けた歯32のうち一部の歯32aに突出部34を設けて凹部35を形成したので、係合時にギアピース20の一部の歯22をこの凹部35に嵌め込むことができる。この場合、スリーブ30が図1の右方向に移動しようとしてもギアピース20によってその移動が阻止される。このように、スリーブ30の離間方向への移動を制限できるので、電磁石42への電力の供給を停止できる。そのため、ドグクラッチ10Aを係合させた後に消費されるエネルギを低減することができる。なお、ドグクラッチ10Aが係合された後でも電磁石42への電力の供給は停止しなくてもよい。例えば、ドグクラッチ10Aを解放状態から係合状態に切り替える際に電磁石42に供給した電流よりも小さい電流を電磁石42に供給し続けてもよい。この場合、ドグクラッチ10Aを係合させた後に消費されるエネルギを低減しつつ、スリーブ30とギアピース20とを確実に係合状態に維持することができる。
(第2の形態)
次に図5及び図6を参照して本発明の第2の形態について説明する。図5は、第2の形態に係るドグクラッチ10Bを示し、図6は図5のVI-VI線におけるドグクラッチ10Bの断面を示している。なお、図5、6において第1の形態と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、図示は省略したがこの形態のドグクラッチ10Bにも駆動装置40が設けられ、スリーブ30が軸線CL方向に駆動される。
次に図5及び図6を参照して本発明の第2の形態について説明する。図5は、第2の形態に係るドグクラッチ10Bを示し、図6は図5のVI-VI線におけるドグクラッチ10Bの断面を示している。なお、図5、6において第1の形態と共通の部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、図示は省略したがこの形態のドグクラッチ10Bにも駆動装置40が設けられ、スリーブ30が軸線CL方向に駆動される。
図5に示したように、この形態では突出部34がスリーブ30の全ての歯32に設けられる。また、突出部34が歯32の左右からそれぞれ突出し、歯32の左右にそれぞれ凹部35が形成される。
この形態のドグクラッチ10Bによれば、ドグクラッチ10Bが図5の左方向及び右方向のいずれの方向に回転してもドグクラッチ10Bを係合状態に維持することができる。
本発明は、上述した各形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本発明のドグクラッチが組み込まれる装置は変速機に限定されず、入力軸から出力軸に動力を伝達する種々の装置に組み込んでよい。駆動装置にて駆動される対象は、スリーブに限定されない。ギアピースを軸線方向に駆動してもよいし、スリーブ及びギアピースの両方を軸線方向に駆動してもよい。
10A、10B ドグクラッチ(噛み合い式クラッチ)
20 ギアピース(第1係合部材)
21 歯列
22 歯
30 スリーブ(第2係合部材)
31 歯列
32 歯
34 突出部
35 凹部
42 電磁石
42a コイル部
50 エンジンコントロールユニット(制御手段)
CL 軸線
20 ギアピース(第1係合部材)
21 歯列
22 歯
30 スリーブ(第2係合部材)
31 歯列
32 歯
34 突出部
35 凹部
42 電磁石
42a コイル部
50 エンジンコントロールユニット(制御手段)
CL 軸線
Claims (3)
- 外周に全周に亘って歯列が形成されるように複数の歯が設けられ、軸線回りに回転する第1係合部材と、前記第1係合部材と同軸に配置され、前記第1係合部材の歯列と噛み合う歯列が形成されるように複数の歯が内周面に全周に亘って形成される第2係合部材と、を備え、前記第1係合部材及び第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させることにより前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とが噛み合う係合状態及び前記第1係合部材と前記第2係合部材とが離間する解放状態に切り替え可能な噛み合い式クラッチにおいて、
前記第2係合部材の複数の歯の少なくとも一部の歯には、内部に前記第1係合部材の歯の少なくとも一部を収容して前記第1係合部材の歯の少なくとも一部と前記第2係合部材の歯の少なくとも一部とが重なり合った状態で前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とを噛み合わせる凹部が形成されるように周方向に突出する突出部が設けられていることを特徴とする噛み合い式クラッチ。 - コイル部で発生する磁力にて前記第1係合部材及び前記第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させて前記噛み合い式クラッチを前記解放状態から前記係合状態に切り替える電磁石手段と、前記噛み合い式クラッチを前記解放状態から前記係合状態に切り替える場合、前記第1係合部材の複数の歯の間に前記第2係合部材の複数の歯が入り込むまで前記第1係合部材及び前記第2係合部材の少なくとも一方を軸線方向に移動させる期間に前記コイル部に供給する電流よりも前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列とが噛み合った後の期間に前記コイル部に供給する電流の方が小さくなるように前記コイル部に供給する電流を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の噛み合い式クラッチ。
- 前記制御手段は、前記第1係合部材の歯列と前記第2係合部材の歯列との噛み合いの完了後、前記コイル部への電流の供給を停止することを特徴とする請求項2に記載の噛み合い式クラッチ。
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- 2007-06-22 JP JP2007164843A patent/JP2009002450A/ja active Pending
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Legal Events
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