JP2009002311A - 2サイクルエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】未燃ガスの吹き抜けによる有害物質の排出を低減できて安定した燃焼状態が得られ、かつ低コストで容易にシリンダブロック6が製作できる2サイクルエンジン1を提供する。
【解決手段】シリンダ6aに開口された掃気孔18、排気孔16及び吸気孔17を具備する反転掃気式2サイクルエンジン1であって、前記掃気孔18は、シリンダ軸心30を包含し排気孔16中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面32よりも反排気孔16側に配備されており、前記掃気孔18には掃気路19が連通し、掃気孔18からシリンダ6a内周面寄りの吸気孔17上方のシリンダ6a内に給気流を噴出するように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、主に携帯型動力作業機等に用いられるピストン弁式クランク室圧縮複流反転掃気型空冷2サイクルエンジンの掃気流路形成技術に関する。
チェーンソー、ヘッジトリマ、刈払機等の携帯型動力作業機に用いられるエンジンに於いても、世界的な地球環境保護の取り組みから、排気ガス中の有害物質低減及び燃費の低減が求められている。
しかし、2サイクルエンジンの掃気行程、具体的には開口した排気孔から既燃ガスを排出する期間に重複して開口した掃気孔から、シリンダ内へ未燃ガスを供給する期間に於いて、既燃ガスと未燃ガスとがシリンダ内で完全な層を成さず、その結果排気ガス中に未燃ガスが素通りしてしまう、若しくは既燃ガスの一部がシリンダ内に残留した場合に次回の燃焼が不安定になる、といった欠点があり、これを改善するための技術(技術1)は公知である。(例えば、特許文献1参照)
前記用途のエンジンに於いては、簡単で軽量な構造にでき、質量あたりの出力が大きいことから、ピストン弁式クランク室圧縮掃気型空冷2サイクルエンジンを採用することが多い。
前記2サイクルエンジンに於いては、クランク軸回転に連動するピストン上下動の下死点を基準に、前後対称の所定の角度の期間、掃気孔開閉弁機能を持ったピストン側面による閉止が解かれることで、シリンダ胴中腹部内周面に設けられた掃気孔が開口し、ピストンの下降によりクランク室及び掃気流路内で圧縮されていた気体が、前記掃気孔からシリンダ内に噴出供給(給気)されることにより掃気を行う。
前記エンジンの掃気孔及び掃気流路形成に際しては、クランク室とシリンダブロックとを適宜分割構造とした上で、生産性が良好なダイカスト鋳造法により、鋳抜き可能な形状で製作されるのが一般的である。
然るに、金型鋳造上のアンダーカットが生じる略鋳抜き直角方向で掃気孔をシリンダ内周面に開口させ、鋳抜き方向の掃気流路と連通させる技術(技術2)は公知である。(例えば、特許文献2乃至特許文献9参照)
前記技術1の課題を解決する為には、掃気行程に於いて、既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ内で可及的層状に流動させ、排気孔開口期間に既燃ガスのみを完全に排出して直後、排気孔を閉じる時点でシリンダ内を未燃ガスのみが占めるよう掃気することが理想とされ、その一例として4流掃気に代表される多流掃気の技術があり、前記技術では同時に前記技術2の課題も解決できるとしている。
特許文献1に開示された技術は、第一掃気流路及び第二掃気流路をシリンダ内周面に開放させた溝形状としてシリンダブロックが形成され、掃気期間に於いて下降したるピストン側面が第一掃気流路及び第二掃気流路の一部を成す構造である為、掃気流路内を上昇する給気流は下降するピストン側面の影響を受け、ピストン側面側(掃気流路内側)と掃気溝底側(掃気流路外側)とで速度差が生じる為、速度が遅いピストン側面側の給気流は、シリンダ内に噴出する時点で既燃ガス流に誘引され易く、排気ガス中への未燃ガスの素通りが発生する点で不利であった。
更に、排気孔側シリンダ内周面に配備されたる第一掃気流路は、反排気孔側への指向性を付与されたるものの、相対的に排気孔に近く、然るに未燃ガス流の一部が流れの強い既燃ガス流に誘引され易く、排気ガス中への未燃ガスの素通りが発生する点で不利であった。
また、特許文献2乃至特許文献7に開示された技術は、金型鋳造上アンダーカットが生じる掃気孔については、シリンダ内周面に開口させずにシリンダブロックを鋳造し、鋳抜きで形成された掃気流路とシリンダ内周面とを後加工により連通させることで掃気孔を形成するものであるが、シリンダブロックを従来と同等以下のコストで製作することが困難な点で不利であった。
また、特許文献8に開示された技術は、シリンダブロック鋳造時に掃気孔開口済みのシリンダライナを鋳込むというものであるが、これも従来と同等以下のコストで製作することが困難な点で不利であった。
また、特許文献9に開示された技術は、掃気孔及び一部の掃気流路を金型鋳造法によりシリンダブロック外側に鋳抜いて形成し、当該外側開放部位については、掃気流路を完成させる形状で形成した別体の外蓋で封止するというものであるが、確実な封止構造を採ってなお従来と同等以下のコストで製作することが困難な点で不利であった。
米国特許5870981号公報 特許3333705号公報 特許3554206号公報 特開2004−98067号公報 特開2004−106182号公報 特開2004−181625号公報 特開2005−180389号公報 特開2005−16399号公報 特開2002−4866号公報
本発明は係る課題を鑑みてなされたものであり、未燃ガスの吹き抜けによる有害物質の排出を低減できて安定した燃焼状態が得られ、かつ低コストで容易にシリンダブロックが製作できる2サイクルエンジンの提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、シリンダに開口された掃気孔、排気孔及び吸気孔を具備する反転掃気式2サイクルエンジンであって、前記掃気孔は、シリンダ軸心を包含し排気孔中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面よりも反排気孔側に配備されており、前記掃気孔には掃気路が連通し、掃気孔からシリンダ内周面寄りの吸気孔上方のシリンダ内に給気流を噴出するように構成したものである。
請求項2においては、シリンダ軸心と、排気孔中心とを含む第二シリンダ中心面に鏡像対称で、前記第一シリンダ中心面に近接して配備される少なくとも一対の第一掃気孔及びそれに連通する第一掃気流路を金型鋳造法によりシリンダブロック外側に鋳抜いて形成すると共に、これによって生じる外側連通端を当該断面形状を包絡する最小径で穿孔して後、プラグで封止して形成したものである。
請求項3においては、少なくとも一対の前記第一掃気孔と、前記第一掃気孔よりも反排気孔寄りに、吸気孔を挟んで配備される少なくとも一対の第二掃気孔と、を具備する反転掃気式2サイクルエンジンであって、前記第二掃気孔には、直筒状の第二掃気流路が連通されているものである。
請求項4においては、前記第二掃気孔及び前記第二掃気孔に連通する第二掃気流路は、金型鋳造法により形成されるものである。
請求項5においては、前記金型鋳造の第二掃気孔及び前記第二掃気孔に連通する第二掃気流路を、それぞれ吸気孔鋳抜き方向及びシリンダ燃焼室鋳抜き方向に金型分割したる中子を用いて形成し、金型分割上付随形成される余剰空隙に、第二掃気流路を直筒状に構成する為の挿入部材を挿入して成るシリンダブロックを具備するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成すると、掃気行程に於ける給気流は、排気孔から隔設された掃気孔から反排気孔側に噴出される為、排気ガス中への未燃ガスの素通りが抑えられると同時に、給気流がシリンダ内周面吸気孔の斜め上方位置(燃焼室側)にて激突してシリンダ内で縦反転する給気ヘッドを形成し、既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ内で可及的層状に流動させる。こうして、排気孔の開口期間に既燃ガスのみを排出して、その直後、排気孔を閉じる時点でシリンダ内を可燃ガスのみが占める態様で掃気することが可能となり、安定した燃焼状態が得られる。
請求項2の如く構成すると、第一掃気流路とクランク室とを連通する通路(第一掃気通路)はピストン側面とシリンダブロック外側とを隔てることができる。即ち、シリンダブロック内に独立した通路として形成できるので、給気流は下降するピストン側面の影響を受けず、従って乱流を生じ難い。
請求項3の如く構成すると、掃気行程に於いて、第一掃気孔に比べ排気孔からより隔設した複数対の第二掃気孔から、反排気孔側シリンダ内周面寄りの吸気口の斜め上方位置(燃焼室側)に、直筒状第二掃気流路の整流作用を受け、指向噴出する複数の第二給気流が第一掃気孔から噴出する第一給気流を誘導しつつシリンダ内で上方向へ縦反転する掃気ヘッドを形成し、既燃ガスは反対側の排気孔より排出される。こうして既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ内で可及的層状に流動させることができるので、排気孔開口期間に既燃ガスのみを排出した直後に、排気孔を閉じる時点でシリンダ内を未燃ガスのみが占める様態で掃気することが可能となり、排気ガス中への未燃ガスの素通りを抑えられると同時に、安定した燃焼状態が得られる。
請求項4の如く構成すると、前記直筒状第二掃気流路を金型鋳造法により鋳抜いて形成することで、シリンダブロックの製作が容易になり、経済的に請求項3記載の発明に因る効果を得られる。
請求項5の如く構成すると、前記直筒状第二掃気流路を金型鋳造法により鋳抜いて形成する上で、金型を一般的な直交分割構造とすることができるので、シリンダブロックの制作が容易になり、より経済的に請求項3記載の発明に因るのと同等の効果を得られる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
なお、以下において、図1における左方向を前とし、右方向を後とし、前後方向を決定する。また、かかる前後方向と水平方向に直交する方向を、左右方向と規定する。
まず、本発明の一実施例に係る2サイクルエンジン1の全体構成について図1及び図3に基づいて説明する。
図1に示すように、2サイクルエンジン1のクランク軸2の一側(後側)にフライホイール3を配置し、他側(前側)にリコイルスタータを配置し、前記フライホイール3に遠心クラッチ4などの動力切断手段を介して動力伝達軸と連結し、前記動力伝達軸の他端に、本実施例では回転刃が取り付けられて、刈払機を構成している。この刈払機は2サイクルエンジン1後方の動力伝達軸を覆う支持パイプ、又は、支持パイプより延設したハンドルを作業者が握って作業するようにしている。
図1に示すように、前記2サイクルエンジン1の駆動部はシリンダカバー5内に配置され、内部にシリンダ6aをもつシリンダブロック6と、前記シリンダ6aに形成された燃焼室14と、前記シリンダ6a内で上下摺動可能に配置されたピストン7と、前記ピストン7の下方に配置されたクランク軸2と、前記ピストン7とクランク軸2とを連結するコンロッド8などで構成されている。シリンダ6a外周には冷却フィン6b・6b・・・が設けられており、シリンダ6aの表面積を大きくすることで冷却を促進させる構成となっている。クランク軸2はクランクケース9内に、ピストン7の上下摺動方向と直交する方向に軸線を向けて回動可能に軸止される。シリンダ6aの下方にクランク室15が形成されている。シリンダカバー5の一側面には冷却風排出口5a・5a・・・としてスリットが開口されている。前記シリンダ6a内の一側には排気孔16が、他側には図3に示すように、前記排気孔16より低い位置にピストン7の往復運動により開口されクランク室15内に混合気を供給する吸気孔17がそれぞれ設けられている。図3に示すように、排気孔16の上端より低い位置に掃気孔18・18が設けられている。前記掃気孔18・18とクランク室15とは掃気路19・19で接続されている。
図1に示すように、前記クランク軸2の一端にはフライホイール3が結合され、前記フライホイール3には前記クランク軸2の反対側に遠心クラッチ4が結合され、前記遠心クラッチ4を覆うようにクラッチドラム10が配置されている。ここで、遠心クラッチ4はフライホイールに固定される本体と、前記本体に枢支される遠心体4aと、前記遠心体4aと本体との間に介装して、前記遠心体4aを中心側に引っ張るバネ4bより構成されている。前記遠心体4aは本体の外周部分に適宜間隔をあけて複数配設される。そして前記クラッチドラム10には、クラッチドラム10の回転軸と同軸上で回動可能に駆動軸11が結合され、前記駆動軸11の回動基部にはベアリング12が配設されてファンカバー13に回転自在に支持されている。なお駆動軸11は、回転基部のみ表示し、中途部は省略している。
次に掃気孔18・18、掃気路19・19について図3乃至図6に基づいて説明する。
掃気孔18・18とは、クランク室15内で圧縮された混合気をシリンダ6a内に噴出するためにシリンダ6aに設けられた開口部である
掃気路19・19とは、前記混合気をクランク室15からシリンダ6a内に導くために前記掃気孔18・18とクランク室15とを接続する管状部材である。前記流路の向きにより、前記混合気の掃気孔18・18からの噴出方向が決定される。
掃気孔18・18は反転掃気式をとり、図3に示すように、第一掃気孔18a・18aと第二掃気孔18b・18bとで構成されている。前記掃気孔18・18は複数対設けられるものであってもよい。
図4に示すように、掃気路19・19は、第一掃気流路19a・19aと、第二掃気流路19b・19bと、第一掃気通路19c・19cと、で構成されている。
第一掃気孔18a・18aには第一掃気流路19a・19aが、第二掃気孔18b・18bには第二掃気流路19b・19bが、それぞれ連通されている。
図4に示すように、掃気孔18・18は、シリンダ軸心30を包含し排気孔16の中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面32よりも反排気孔16側のシリンダ6a内周面に配備されている。反排気孔16側とは、第一シリンダ中心面32で区切られた領域のうち排気孔16を含まない方のことをいう。言い換えれば、掃気孔18・18は、シリンダ軸心30と排気孔16の中心を通る面(第二シリンダ中心面33)に対して、シリンダ軸心30を通る直角な第一シリンダ中心面32よりも反排気孔16側のシリンダ6a内周面に開口して配置されている。
図4に示すように、第一掃気孔18a・18aは、シリンダ軸心30と排気孔16中心とを含む第二シリンダ中心面33に鏡像対称で、前記第一シリンダ中心面32に近接して配備されている。
図4に示すように、第二掃気孔18b・18bは、前記第一掃気孔18a・18aよりも反排気孔16寄りに前記吸気孔17を挟んで配備されている。つまり、図4における左右の掃気孔18・18(第一掃気孔18a・18aと第二掃気孔18b・18b)はシリンダ軸心30または第二シリンダ中心面33を対称軸として対称に配置されて、第一掃気孔18a・18aは第二掃気孔18b・18bよりも第一シリンダ中心面32側に配置されている。
図1に示すように、第一掃気通路19c・19cの一側はクランク室15と連通されている。図4に示すように、第一掃気通路19c・19cの他側は第一掃気流路19a・19aと連通されている。
図4に示すように、第一掃気流路19a・19aの一側は第一掃気孔18a・18aと、他側は第一掃気通路19c・19cと、それぞれ連通されている。
第二掃気流路19b・19bの一側はクランク室15と連通されている。図4に示すように、第二掃気流路19b・19bの他側は第二掃気孔18b・18bと連通されている。
図2、図4及び図5に示すように、第一掃気流路19a・19a、第二掃気流路19b・19bは、シリンダ6a内周面寄りの吸気孔17上方に向かって第一掃気孔18a・18a、第二掃気孔18b・18bとそれぞれ連通されている。そして、第一掃気流路19a・19aと第二掃気流路19b・19bの中心延長線は、シリンダ軸心30と吸気孔17中心の上方との間のシリンダ6a内周面寄りで交差するように形成している。この交差する部位(領域)を衝突部37としている。つまり、対になった掃気孔18・18からの給気流が、第二シリンダ中心面33の吸気孔17斜め上方位置の衝突部37で激突するように構成されている。
なお、第一掃気流路19a・19a、第二掃気流路19b・19bに僅かな上反角を付与して第一掃気孔18a・18a、第二掃気孔18b・18bとそれぞれ連通させてもよい。
図6に示すように、第二掃気流路19b・19bは、直筒状に構成されている。形状は、円筒状に限定されるものではなく、流路断面が多角形等であってもよい。
次に、前記2サイクルエンジン1の作動状態について図2、図3及び図5に基づいて説明する。
前記ピストン7が上昇過程では、ピストン7によって掃気孔18・18、排気孔16が閉じられ、燃焼室14内の混合気の圧縮が始まる。そして、前記ピストン7の上昇により、前記クランク室15内の圧力が低下していく。そして、シリンダ6aの内壁に設けられた吸気孔17が開口し、気化器(図示せず)で生成された混合気がクランク室15内に供給される(吸気行程)。そして、点火プラグ25により前記燃焼室14内の圧縮された混合気が点火されて、燃焼が行われる。前記燃焼により発生する燃焼ガスの圧力でピストン7が押し下げられて、下降過程に移行する。
ピストン7の下降過程では、所定のクランク軸2の回転角度に於いて、通気孔開閉機能を持ったピストン7側面による閉止が解かれることで、排気孔16が開き、前記燃焼ガスの排出(排気行程)が開始される。更にピストン7の下降により、図2に示すように、掃気孔18が開き、前記クランク室15内で圧縮された気体が掃気路19を経て前記掃気孔18から給気流として前記燃焼室内14に流入して、この気体の押し出し作用で排気が促進される(掃気行程)。つまり、第一掃気孔18a・18aより第一給気流が、第二掃気孔18b・18bより第二給気流が、それぞれ流入してくる。ここで言う気体とは、燃焼供給手段が気化式のエンジンにあっては燃料混合気のことを、シリンダ内燃料噴射式のエンジンにあっては空気のことを指す。そして、排気行程と掃気行程とが同時に行われ、ピストン7が最下点に到達すると上昇過程に移行する。この掃気行程はピストン7が下死点通過後、上昇し、ピストン7側面により掃気孔18が閉止される所定のクランク軸2の回転角度まで続く。
前記掃気行程に於ける給気流は、排気孔16から隔設された第一掃気孔18a・18a、第二掃気孔18b・18bから反排気孔16側に噴出される為、排気ガス中への未燃ガスの素通りが抑えられると同時に、給気流がシリンダ6a内周面吸気孔17の斜め上方位置の衝突部37(燃焼室14側)にて激突してシリンダ6a内で縦反転する給気ヘッドを形成し(図2、図3及び図5参照)、既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ6a内で可及的層状に流動させる。こうして、排気孔16の開口期間に既燃ガスのみを排出して、その直後、排気孔16を閉じる時点でシリンダ6a内を可燃ガスのみが占める態様で掃気することが可能となり、安定した燃焼状態が得られる。
前記第一掃気孔18a・18a及びそれに連通する第一掃気流路19a・19aは、図4に示すように、前記シリンダ軸心30と排気孔中心とを含む第二シリンダ中心面33に鏡像対称で、前記第一シリンダ中心面32に近接して配備されるよう、金型鋳造法によりシリンダブロック6外側に鋳抜いて形成される。
図4に示すように、これによって生じる外側連通端34・34は、当該断面形状を包絡する最小径で穿孔35・35を形成した後、円形断面のプラグ36・36(盲栓)を圧入して封止する。
これによって、図1に示すように第一掃気通路19c・19cはピストン7側面とシリンダブロック6外側とを隔てることができる。即ち、シリンダブロック6内に独立した通路として形成できるので、給気流は下降するピストン7側面の影響を受けず、従って乱流を生じ難い。
また、第一掃気孔18a・18a及びそれに連通する第一掃気流路19a・19aを、金型鋳造法によりシリンダブロック6外側に鋳抜いて形成できるので、制作が容易であり、更に、第一掃気流路19a・19aの外側連通端34・34は当該断面形状を包絡する最小径で穿穴35・35した後、円形断面のプラグ36・36を圧入する封止構造が採れるので、シリンダブロック6の制作が容易かつ経済的で、封止効果も得やすい。
前記掃気行程に於いて、第一掃気孔18a・18aに比べ排気孔16からより隔設した複数対の第二掃気孔18b・18bから、反排気孔16側シリンダ6a内周面寄りの吸気口17の斜め上方位置の衝突部37(燃焼室14側)に、直筒状第二掃気流路19b・19bの整流作用を受け、指向噴出する複数の第二給気流が第一給気流を誘導しつつシリンダ6a内で上方向へ縦反転する掃気ヘッドを形成し、既燃ガスは反対側の排気孔16より排出される。こうして既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ6a内で可及的層状に流動させることができるので、排気孔16開口期間に既燃ガスのみを排出した直後に、排気孔16を閉じる時点でシリンダ6a内を未燃ガスのみが占める様態で掃気することが可能となり、排気ガス中への未燃ガスの素通りを抑えられると同時に、安定した燃焼状態が得られる。
前記第二掃気孔18b・18b及びそれに連通する第二掃気流路19b・19bを、金型鋳造法により形成してもよい。
前記直筒状第二掃気流路19b・19bを金型鋳造法により鋳抜いて形成することで、シリンダブロック6の制作が容易になり、経済的に請求項3記載の発明に因る効果を得られる。
前金型鋳造の第二掃気孔18b・18b及び前記第二掃気孔18b・18bに連通する直筒状第二掃気流路19b・19bを、それぞれ吸気孔鋳抜き方向及びシリンダ燃焼室鋳抜き方向に金型分割した中子を用いて形成してもよい。
つまり、図7(a)及び図7(b)に示すように、金型の割面と平行な部分等は中子を用いて製作するが、第二掃気流路19b・19bを直筒状に構成する為、その上部は金型分割上、余剰空隙39が付随形成される。この余剰空隙39に挿入部材38を挿入して第二掃気流路19b・19bの上部を形成する。前記挿入部材38は、余剰空隙39とシリンダブロック吸気側に取り付けられる気化器の昇温防止体とに挟持固定されるが、この挿入部材38は当該気化器昇温防止体に一体形成されても良い。
これによって、前記直筒状第二掃気流路19b・19bを金型鋳造法により鋳抜いて形成する上で、金型を一般的な直交分割構造とすることができるので、シリンダブロック6の制作が容易になり、より経済的に請求項3記載の発明に因るのと同等の効果を得られる。
以上のように、シリンダ6aに開口された掃気孔18、排気孔16及び吸気孔17を具備する反転掃気式2サイクルエンジン1であって、前記掃気孔18は、シリンダ軸心30を包含し排気孔16中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面32よりも反排気孔16側に配備されており、前記掃気孔18には掃気路19が連通し、掃気孔18からシリンダ6a内周面寄りの吸気孔17上方のシリンダ6a内に給気流を噴出するように構成すると、前記掃気行程に於ける給気流は、排気孔16から隔設された第一掃気孔18a・18a、第二掃気孔18b・18bから反排気孔16側に噴出される為、排気ガス中への未燃ガスの素通りが抑えられると同時に、給気流がシリンダ6a内周面吸気孔17の斜め上方位置の衝突部37(燃焼室14側)にて激突してシリンダ6a内で縦反転する給気ヘッドを形成し(図2、図3及び図5参照)、既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ6a内で可及的層状に流動させる。こうして、排気孔16の開口期間に既燃ガスのみを排出して、その直後、排気孔16を閉じる時点でシリンダ6a内を可燃ガスのみが占める態様で掃気することが可能となり、安定した燃焼状態が得られる。
また、前記2サイクルエンジン1に、シリンダ軸心30と、排気孔16中心とを含む第二シリンダ中心面33に鏡像対称で、前記第一シリンダ中心面32に近接して配備される少なくとも一対の第一掃気孔18a・18a及びそれに連通する第一掃気流路19a・19aを金型鋳造法によりシリンダブロック6外側に鋳抜いて形成すると共に、これによって生じる外側連通端34・34を当該断面形状を包絡する最小径で穿孔35・35して後、プラグ36・36で封止して形成すると、第一掃気通路19c・19cはピストン7側面とシリンダブロック6外側とを隔てることができる。即ち、シリンダブロック6内に独立した通路として形成できるので、給気流は下降するピストン7側面の影響を受けず、従って乱流を生じ難い。
また、少なくとも一対の前記第一掃気孔18a・18aと、前記第一掃気孔18a・18aよりも反排気孔16寄りに、吸気孔17を挟んで配備される少なくとも一対の第二掃気孔18b・18bと、を具備する反転掃気式2サイクルエンジン1であって、前記第二掃気孔18b・18bには、直筒状の第二掃気流路19b・19bが連通されるように構成すると、前記掃気行程に於いて、第一掃気孔18a・18aに比べ排気孔16からより隔設した複数対の第二掃気孔18b・18bから、反排気孔16側シリンダ6a内周面寄りの吸気口17の斜め上方位置の衝突部37(燃焼室14側)に、直筒状第二掃気流路19b・19bの整流作用を受け、指向噴出する複数の第二給気流が第一給気流を誘導しつつシリンダ6a内で上方向へ縦反転する掃気ヘッドを形成し、既燃ガスは反対側の排気孔16より排出される。こうして既燃ガスと未燃ガスとをシリンダ6a内で可及的層状に流動させることができるので、排気孔16開口期間に既燃ガスのみを排出した直後に、排気孔16を閉じる時点でシリンダ6a内を未燃ガスのみが占める様態で掃気することが可能となり、排気ガス中への未燃ガスの素通りを抑えられると同時に、安定した燃焼状態が得られる。
また、前記第二掃気孔18b・18b及び前記第二掃気孔18b・18bに連通する第二掃気流路19b・19bを、金型鋳造法により形成すると、シリンダブロック6の制作が容易になり、経済的に請求項3記載の発明に因る効果を得られる。
また、前記金型鋳造の第二掃気孔18b・18b及び前記第二掃気孔18b・18bに連通する第二掃気流路19b・19bを、それぞれ吸気孔17鋳抜き方向及びシリンダ燃焼室14鋳抜き方向に金型分割したる中子を用いて形成し、金型分割上付随形成される余剰空隙に、第二掃気流路19b・19bを直筒状に構成する為の挿入部材38を挿入してシリンダブロック6を形成すると、前記直筒状第二掃気流路19b・19bを金型鋳造法により鋳抜いて形成する上で、金型を一般的な直交分割構造とすることができるので、シリンダブロック6の制作が容易になり、より経済的に請求項3記載の発明に因るのと同等の効果を得られる。
ところで、前記掃気行程に於いては、既燃ガスと給気気体とをシリンダ内で可及的層状に流動させ、排気孔開口期間に既燃ガスのみを完全に排出して直後、排気孔が閉じられる時点ではシリンダ内が給気気体のみで満たされていることが理想的であり、請求項1乃至請求項5記載の発明の実施品のエンジンにあっては、極めて理想的な掃気作用が得られる。
本発明の一実施例に係る2サイクルエンジンの全体的な構成を示した縦断正面図。 同2サイクルエンジン縦断面を示した斜視図。 同2サイクルエンジンのシリンダブロック内周面展開図。 図3中の破断線におけるシリンダブロック下方視断面図。 本発明の一実施例に係る2サイクルエンジンの縦断正面図。 本発明の一実施例に係るにシリンダブロックに設けられた直筒状副掃気流路の形状を示す部分断面図。 請求項5記載の発明の一実施形態を示すシリンダブロックの部分断面図。
符号の説明
1 2サイクルエンジン
5 シリンダケース
6 シリンダブロック
6a シリンダ
7 ピストン
14 燃焼室
15 クランク室
16 排気孔
17 吸気孔
18 掃気孔
19 掃気路
36 プラグ
38 挿入部材

Claims (5)

  1. シリンダに開口された掃気孔、排気孔及び吸気孔
    を具備する反転掃気式2サイクルエンジンであって、
    前記掃気孔は、シリンダ軸心を包含し排気孔中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面よりも反排気孔側に配備されており、
    前記掃気孔には掃気路が連通し、掃気孔からシリンダ内周面寄りの吸気孔上方のシリンダ内に給気流を噴出するように構成した
    ことを特徴とする2サイクルエンジン。
  2. シリンダ軸心と、排気孔中心とを含む第二シリンダ中心面に鏡像対称で、前記第一シリンダ中心面に近接して配備される少なくとも一対の第一掃気孔及びそれに連通する第一掃気流路を金型鋳造法によりシリンダブロック外側に鋳抜いて形成すると共に、これによって生じる外側連通端を当該断面形状を包絡する最小径で穿孔して後、プラグで封止して形成したことを特徴とする請求項1記載の2サイクルエンジン。
  3. 少なくとも一対の前記第一掃気孔と、
    前記第一掃気孔よりも反排気孔寄りに、吸気孔を挟んで配備される少なくとも一対の第二掃気孔と、
    を具備する反転掃気式2サイクルエンジンであって、
    前記第二掃気孔には、直筒状の第二掃気流路が連通されている
    ことを特徴とする請求項2記載の2サイクルエンジン。
  4. 前記第二掃気孔及び前記第二掃気孔に連通する第二掃気流路は、金型鋳造法により形成される
    ことを特徴とする請求項3記載の2サイクルエンジン。
  5. 前記金型鋳造の第二掃気孔及び前記第二掃気孔に連通する第二掃気流路を、それぞれ吸気孔鋳抜き方向及びシリンダ燃焼室鋳抜き方向に金型分割したる中子を用いて形成し、金型分割上付随形成される余剰空隙に、第二掃気流路を直筒状に構成する為の挿入部材を挿入して成るシリンダブロックを具備することを特徴とする請求項3記載の2サイクルエンジン。
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