JP5594026B2 - 2サイクルエンジンおよびそれを備えたエンジン作業機 - Google Patents
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Description
第1吸気開口と、第2吸気開口と、第1掃気開口と、前記第1掃気開口より上死点側に位置する第2掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、側壁の内外を連通する第1連通部と第2連通部とを有するピストンと、
一方の端部が前記第1吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部が前記第2吸気開口に接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記第1掃気開口と前記第2掃気開口とを接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記第1掃気開口と前記第2連通部とが連通し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気開口がクランクケース内に形成されるクランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気開口と前記第1連通部とが連通し、
前記第1吸気通路は、前記キャブレターから前記第1吸気開口に向かう方向に断面積が減少する絞り部を有し、
前記第1吸気通路と前記第2吸気通路との接続部は、前記第1吸気通路の前記絞り部より前記第1吸気開口側に設けられる、
ことを特徴とする。
前記ピストンは、前記ピストンの側壁内側に、前記シリンダボアの軸方向視において、前記第1連通部の下死点側の端部近傍から前記排気開口に向かうとともに、前記シリンダボアの軸方向において、前記第1連通部の下死点側の端部近傍から上死点側に向かって延びる、第1のリブを有してもよい。
前記隔壁は、前記溝部に係合してもよい。
本発明の第3の観点にかかる2サイクルエンジンは、第1吸気開口と、第2吸気開口と、第1掃気開口と、前記第1掃気開口より上死点側に位置する第2掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、側壁の内外を連通する第1連通部と第2連通部とを有するピストンと、
一方の端部が前記第1吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部が前記第2吸気開口に接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記第1掃気開口と前記第2掃気開口とを接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記第1掃気開口と前記第2連通部とが連通し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気開口がクランクケース内に形成されるクランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気開口と前記第1連通部とが連通し、
前記第1吸気通路と、前記第2吸気通路とを構成するインシュレータを備え、
前記インシュレータは、シリンダブロック側に位置するシリンダブロック側インシュレータ部と前記キャブレター側に位置するキャブレター側インシュレータ部の少なくとも2部品で構成され、
前記シリンダブロック側インシュレータ部は、前記キャブレター側インシュレータ部に向かって延び、前記第1吸気通路と前記第2吸気通路とを隔てる隔壁を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第4の観点にかかる2サイクルエンジンは、
吸気開口と、掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、前記吸気開口と前記掃気開口とを開閉するピストンと、
一方の端部が前記吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部がシリンダブロックに接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記掃気開口に接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記掃気開口と前記排気開口とが、前記シリンダブロック内に形成される燃焼室に連通するとともに、クランクケース内に形成されるクランク室内の混合気が前記掃気通路を介して燃焼室に流入し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気通路が前記クランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気通路が前記クランク室から前記掃気開口までの流路と連通し、
前記第1吸気通路は、前記キャブレターから前記吸気開口に向かう方向に断面積が減少する絞り部を有し、
前記第1吸気通路と前記第2吸気通路との接続部は、前記第1吸気通路の前記絞り部より前記吸気開口側に設けられる、
ことを特徴とする。
2 シリンダブロック
3 クランクケース
4 シリンダボア
5 ピストン
7 排気開口
11 クランク室
14 クランク軸
16 第1吸気開口
17 第1掃気開口
18 排気通路
19 第1吸気通路
20 第2吸気通路
22 インシュレータ
23 第1インシュレータ側吸気通路
24 第2インシュレータ側吸気通路
25 キャブレター
26 シリンダブロック側インシュレータ
27 キャブレター側インシュレータ
29 第1貫通孔
30 第2貫通孔
32 分岐開口
33 絞り部
37 第2吸気開口
43 隔壁
44 溝部
45 ピストンピンボス
46 案内リブ
47 放熱リブ
48 第2掃気開口
49 掃気通路
Claims (11)
- 第1吸気開口と、第2吸気開口と、第1掃気開口と、前記第1掃気開口より上死点側に位置する第2掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、側壁の内外を連通する第1連通部と第2連通部とを有するピストンと、
一方の端部が前記第1吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部が前記第2吸気開口に接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記第1掃気開口と前記第2掃気開口とを接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記第1掃気開口と前記第2連通部とが連通し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気開口がクランクケース内に形成されるクランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気開口と前記第1連通部とが連通し、
前記第1吸気通路は、前記キャブレターから前記第1吸気開口に向かう方向に断面積が減少する絞り部を有し、
前記第1吸気通路と前記第2吸気通路との接続部は、前記第1吸気通路の前記絞り部より前記第1吸気開口側に設けられる、
ことを特徴とする2サイクルエンジン。 - 前記シリンダボアの軸方向視において、前記第2吸気開口は、前記シリンダボアを挟んで、前記排気開口と略対向するように配置され、
前記ピストンは、前記ピストンの側壁内側に、前記シリンダボアの軸方向視において、前記第1連通部の下死点側の端部近傍から前記排気開口側に向かうとともに、前記シリンダボアの軸方向において、前記第1連通部の下死点側の端部近傍から上死点側に向かって延びる、第1のリブを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の2サイクルエンジン。 - 前記ピストンは、ピストンピンボスに接続するとともに、前記ピストンピンボスから前記排気開口側に向かって延びる、第2のリブをさらに有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の2サイクルエンジン。 - 前記第2吸気通路は、直管状に延びる、
ことを特徴とする請求項1に記載の2サイクルエンジン。 - 前記第1吸気通路と、前記第2吸気通路とを構成するインシュレータを備える、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の2サイクルエンジン。 - 前記インシュレータは、シリンダブロック側に位置するシリンダブロック側インシュレータ部と前記キャブレター側に位置するキャブレター側インシュレータ部の少なくとも2部品で構成される、
ことを特徴とする請求項5に記載の2サイクルエンジン。 - 前記シリンダブロック側インシュレータ部は、前記キャブレター側インシュレータ部に向かって延び、前記第1吸気通路と前記第2吸気通路とを隔てる隔壁を備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の2サイクルエンジン。 - 前記キャブレター側インシュレータ部は、前記キャブレター側インシュレータ部に形成された前記第1吸気通路と前記第2吸気通路との間に前記第1吸気通路の流路方向に沿って延びる溝部を有し、
前記隔壁は、前記溝部に係合する、
ことを特徴とする請求項7に記載の2サイクルエンジン。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の2サイクルエンジンを備えるエンジン作業機。
- 第1吸気開口と、第2吸気開口と、第1掃気開口と、前記第1掃気開口より上死点側に位置する第2掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、側壁の内外を連通する第1連通部と第2連通部とを有するピストンと、
一方の端部が前記第1吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部が前記第2吸気開口に接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記第1掃気開口と前記第2掃気開口とを接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記第1掃気開口と前記第2連通部とが連通し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気開口がクランクケース内に形成されるクランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気開口と前記第1連通部とが連通し、
前記第1吸気通路と、前記第2吸気通路とを構成するインシュレータを備え、
前記インシュレータは、シリンダブロック側に位置するシリンダブロック側インシュレータ部と前記キャブレター側に位置するキャブレター側インシュレータ部の少なくとも2部品で構成され、
前記シリンダブロック側インシュレータ部は、前記キャブレター側インシュレータ部に向かって延び、前記第1吸気通路と前記第2吸気通路とを隔てる隔壁を備える、
ことを特徴とする2サイクルエンジン。 - 吸気開口と、掃気開口と、排気開口とが内周壁に設けられるシリンダボアと、
前記シリンダボアに往復動可能に収容され、前記吸気開口と前記掃気開口とを開閉するピストンと、
一方の端部が前記吸気開口に接続し、他方の端部がキャブレターに接続する第1吸気通路と、
一方の端部がシリンダブロックに接続し、他方の端部が前記第1吸気通路に接続する第2吸気通路と、
前記掃気開口に接続する掃気通路と、
前記排気開口に接続する排気通路と、を備え、
前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に、前記掃気開口と前記排気開口とが、前記シリンダブロック内に形成される燃焼室に連通するとともに、クランクケース内に形成されるクランク室内の混合気が前記掃気通路を介して燃焼室に流入し、
前記ピストンが上死点近傍に位置する場合に、前記第1吸気通路が前記クランク室に前記シリンダボアを介して連通するとともに、前記第2吸気通路が前記クランク室から前記掃気開口までの流路と連通し、
前記第1吸気通路は、前記キャブレターから前記吸気開口に向かう方向に断面積が減少する絞り部を有し、
前記第1吸気通路と前記第2吸気通路との接続部は、前記第1吸気通路の前記絞り部より前記吸気開口側に設けられる、
ことを特徴とする2サイクルエンジン。
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