JP2009002291A - ピストンポンプの駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピストンポンプの回転入力軸を駆動するための駆動用モータと、回転軸の回転角を検出するためのエンコーダと、該エンコーダからの回転角情報を基に該回転軸の回転角に応じて駆動用モータの回転速度を制御するモータコントローラとを備え、該モータコントローラにより、駆動用モータを基準回転速度で駆動させた場合の理論瞬時吐出流量QLを算出するとともに、該基準回転速度NPと該理論瞬時吐出流量QLとを基に、ピストンポンプの瞬時吐出流量を最大理論瞬時吐出流量QMAXに一致させるべくモータの回転速度制御を実行する(ステップS8の処理を実行する)。
【選択図】図5
Description
いて、その内部に上記シリンダブロック(9)や斜板(11)を収容するポンプ室(12)を有している。
ステップS9では、所定時間Δt経過後に、駆動用モータ(4)を上記目標回転速度NTで回転させるために要求される要求トルクTを算出する。具体的には、回転入力軸(3)及、シリンダブロック(9),カップリング(30)等の回転系要素のイナーシャIを予め算出しておき、T=I×(NT−N)/Δtとして算出する。
β:ピッチ角(本実施形態では60°)
尚、Kは後述の(5)式で与えられる定数である。
as:各シリンダ(8)の断面積
そして、(2)式は、Pが偶数のとき(シリンダ(8)が偶数個のとき)と奇数のとき(シリンダ(8)が奇数個のとき)とに場合分けすることで、次式(3)及び(4)のように表すことができる。
(i)Pが偶数の場合
360°×(n−1)/P≦θ<360°×n/P (n=1,2,・・,P)のとき、
QL=K×sin(θ−(360°×(−P+2)/4P+360°×(n−1)/P))………(3)
(ii)Pが奇数の場合
360°×(n−1)/2P≦θ<360×n/2P (n=1,2,・・P)のとき
、
QL=K×sin(θ−(360°×(−P+1)/4P+360°×(n−1)/2P))………(4)
ここで、回転入力軸(3)の回転速度=N,斜板(11)の傾斜角φとすると、Kは一般に次式(5)で表される。
従って、本実施形態の如くピストン(10)の数が6個の場合には、式(3)に基づいて理論瞬時吐出流量QLは次式(6)乃至(11)により表される。
60°≦θ<120° のとき、QL=2Ksin(θ) ………(7)
120°≦θ<180°のとき、QL=2Ksin(θ−60°) ………(8)
180°≦θ<240°のとき、QL=2Ksin(θ−120°) ………(9)
240°≦θ<300°のとき、QL=2Ksin(θ−180°) ………(10)
300°≦θ<360°のとき、QL=2Ksin(θ−240°) ………(11)
また、上式(6)乃至(11)からも導かれるように、上記理論最大瞬時吐出流量QMAXは次式(12)で表される。
そして、モータコントローラ(40)は、式(6)乃至(12)に基づいて上記理論瞬時吐出流量QL及び理論最大瞬時吐出流量QMAXを算出する。
本発明の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、モータコントローラ(40)は、瞬時吐出流量QLを最大瞬時吐出流量QMAXに一致させるべく目標回転速度NTを設定するようになっているが、これに限ったものではなく、例えば、瞬時吐出流量QLを最小瞬時吐出流量QMINに一致させるべく目標回転速度NTを設定するようにしてもよいし、瞬時吐出流量QLを、最大瞬時吐出流量QMAXよりも大きい所定の目標瞬時吐出流量に一致させるべく目標回転速度NTを設定するようにしてもよい。
3 回転入力軸(回転軸)
4 モータ
5 エンコーダ(回転角検出手段)
6 ケーシング
8 シリンダ
9 シリンダブロック
10 ピストン
11 斜板
40 モータコントローラ(モータ回転速度制御手段,理論流量算出手段,回転速度算出手段)
Claims (3)
- ケーシング(6)に回転自在に支持される回転軸(3)と、該回転軸(3)回りに周方向に並ぶ複数のシリンダ(8)を有し、且つ該回転軸(3)と一体で回転するシリンダブロック(9)と、該シリンダブロック(9)の各シリンダ(8)内に摺動可能に嵌装され、該シリンダブロック(9)の回転に伴って該シリンダ(8)内を往復移動する複数のピストン(10)と、該各ピストン(10)の往復ストロークを調整するための斜板(11)とを備えたピストンポンプの駆動装置であって、
上記ピストンポンプ(2)の回転軸(3)に連結されて駆動力を伝達するモータ(4)と、
上記回転軸(3)の回転角を検出する回転角検出手段(5)と、
上記回転軸(3)が所定の基準回転速度で回転しているものと仮定して、各回転角におけるピストンポンプ(2)の理論瞬時吐出流量を算出する理論流量算出手段(40)と、
上記回転角検出手段(5)により検出される回転角と上記理論流量算出手段(40)により算出される理論瞬時吐出流量とを基に、上記ピストンポンプ(10)の瞬時吐出流量が所定の目標瞬時吐出流量になるように上記モータ(4)の回転速度制御を実行するモータ回転速度制御手段(40)とを備えていることを特徴とするピストンポンプの駆動装置。 - 請求項1記載のピストンポンプの駆動装置において、
上記回転角検出手段(5)により検出された回転角を基に該回転角における上記回転軸(3)の回転速度を算出する回転速度算出手段(40)を更に備え、
上記モータ回転速度制御手段(40)は、上記回転角検出手段(5)により検出された回転角と上記回転速度算出手段(40)により算出された回転速度とを基に、該回転角の検出時から所定時間経過後の回転軸(3)の予測回転角を算出するとともに上記理論流量算出手段(40)により算出された該予測回転角における理論瞬時吐出流量に対する上記所定の目標瞬時吐出流量の流量比率を算出し、且つ該算出した流量比率に上記基準回転速度を掛け合わせた目標回転速度を算出して、上記回転角の検出時から上記所定時間経過後に上記回転軸(3)を該算出した目標回転速度で回転させるべく上記モータ(4)の回転速度制御を実行するように構成されていることを特徴とするピストンポンプの駆動装置。 - 請求項2記載のピストンポンプの駆動装置において、
上記所定の目標瞬時吐出流量は、上記理論瞬時吐出流量の最大流量以下で且つ最小流量以上であり、
上記モータ回転速度制御手段(40)は、上記流量比率が1となる回転角に対して、上記回転角検出手段(5)により検出された回転角が等しくなったときに上記モータ(4)の回転速度制御を開始するように構成されていることを特徴とするピストンポンプの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165911A JP2009002291A (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | ピストンポンプの駆動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007165911A JP2009002291A (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | ピストンポンプの駆動装置 |
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JP2009002291A true JP2009002291A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40318931
Family Applications (1)
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JP2007165911A Pending JP2009002291A (ja) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | ピストンポンプの駆動装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009002291A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124216A (ja) * | 2017-11-22 | 2019-07-25 | アイシン精機株式会社 | 流体ポンプ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07310646A (ja) * | 1994-05-17 | 1995-11-28 | Daikin Ind Ltd | ピストンポンプ |
JP2001263253A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-09-26 | Nikkiso Co Ltd | 無脈動ポンプ |
-
2007
- 2007-06-25 JP JP2007165911A patent/JP2009002291A/ja active Pending
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JP7119715B2 (ja) | 2017-11-22 | 2022-08-17 | 株式会社アイシン | 流体ポンプ |
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