JP2009002193A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確に気筒識別を実施することにより、始動性の悪化を防止し、誤った気筒への燃料噴射/点火を原因とするバックファイヤなどによるエンジンや吸気系への損傷を防止するエンジンの制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンの制御装置は、クランク軸の基準の位置に対応するクランク軸パルスカウント値が記憶されている信号系列記憶手段を備え、気筒特定手段は、回転方向検出手段によりクランク軸の回転方向が逆転であるまたは回転方向が反転したことを検出したとき、基準位置検出手段によるクランク軸回転信号からの不等角度の位置の検出を所定区間に亘って停止し、代わりにクランク軸の基準の位置を信号系列記憶手段に記憶されているクランク軸の基準の位置に対応するクランク軸パルスカウント値を用いて推定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、アイドリングストップ時などにいったん停止させたエンジンを自動的に始動させるエンジンの制御装置に関するものである。
一般的に、複数の気筒を備えるエンジンの制御装置においては、各気筒に燃料噴射や点火を行うため、クランク軸及びカム軸の回転に関連した信号系列から、各気筒を特定し、それら各気筒のうち、燃料噴射や点火を行うべき気筒を見分けることが必要である。
そのために、クランク軸の回転に関連した信号系列において、少なくとも1箇所以上不等角度となるパルス信号、すなわち欠け歯を用いて、基準位置を特定する技術は、従来から知られている。
例えば、最初に基準位置となる欠け歯位置を検出し、その後に、気筒識別信号から気筒を特定することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、燃費低減およびCO2排出量抑制等のため、アイドル時に自動的にエンジンをいったん停止させ、その後発進操作等の再始動条件が成立したときに自動的にエンジンを再始動させるようにしたエンジンの始動装置が開発されてきている。
上述したエンジンの始動装置のように、エンジン停止後に自動的に再始動させる場合、発進操作等に応じて即座に始動させることが要求される。そのため、エンジン停止時の絶対クランク角度を検出することにより、停止状態にあるエンジンの圧縮気筒に燃料を供給、点火を行い、エンジンを一旦逆転させてから、正転方向への燃焼を行わせ、即時的に始動させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、上述したエンジンの始動装置では、停止、および逆転動作を伴う始動時のエンジンの絶対クランク角度を検出するため、エンジンの回転方向を検出する機能を設ける必要がある。例えば、回転センサと補助センサの検出信号からエンジンの回転方向をパルス信号の時間幅で出力する機能を有する逆転検出機能付クランク角センサが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第2876885号明細書 特開2004−124753号公報 特開2005−233622号公報
しかし、上述したエンジンの始動装置は、始動時にクランク軸の逆転動作を行うため、逆転から正転となる過渡時にクランク軸の回転に同期したパルス信号周期が急変する。そのため欠け歯を検出して気筒識別を行う従来のシステムでは、欠け歯を誤判定し正常な気筒識別が不可能となる場合が発生する。これにより、始動性の悪化、また、誤った気筒に燃料噴射/点火を行うことによる、バックファイヤ等によりエンジンや吸気系に損傷を与える懸念がある。
この発明の目的は、正確に気筒識別を実施することにより、始動性の悪化を防止し、誤った気筒への燃料噴射/点火を原因とするバックファイヤなどによるエンジンや吸気系への損傷を防止するエンジンの制御装置を提供することである。
この発明に係るエンジンの制御装置は、エンジンのクランク軸の回転に同期して生成され上記クランク軸の回転方向により異なるパルス幅の複数のパルスからなるパルス列であり、且つ上記クランク軸を定速で1回転すると少なくとも1つのパルス間隔が外のパルス間隔の所定倍であるクランク軸回転信号を出力する第1の信号検出器と、上記クランク軸に対して1/2の減速比を有するカム軸の回転に同期して生成されるカム軸回転信号を出力する第2の信号検出器と、上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス間隔から基準位置を検出する基準位置検出手段と、上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス幅から上記クランク軸の回転方向を検出する回転方向検出手段と、上記基準位置が検出される度にリセットされ且つ上記クランク軸回転信号のパルスの入力に応じ上記回転方向に従って増減するクランク軸パルスカウント値により上記クランク軸の回転の位置を表すとともに上記カム軸回転信号に基づいて気筒群を特定する気筒特定手段と、を備え、所定のエンジン停止条件が成立したときに上記エンジンを停止するとともに、停止後における始動条件が成立したときに上記クランク軸を逆転方向に回転させた後、正転方向に反転させて上記エンジンを始動するエンジンの制御装置において、上記クランク軸の基準の位置に対応する上記クランク軸パルスカウント値が記憶されている信号系列記憶手段を備え、上記気筒特定手段は、上記回転方向検出手段により上記クランク軸の回転方向が逆転であるまたは回転方向が反転したことを検出したときには以後所定の区間に亘って、上記基準位置検出手段による上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス間隔から基準位置の検出を停止し、且つ上記基準位置を上記信号系列記憶手段に記憶されているクランク軸の基準の位置に対応するクランク軸パルスカウント値を用いて推定する。
この発明に係るエンジンの制御装置の効果は、クランク軸回転方向が反転する時またはクランク軸の回転方向が逆転の時に、欠け歯検出禁止区間を設け、欠け歯検出禁止区間においては、正規欠け歯位置を推定することにより、正確に気筒を特定でき、始動性の悪化を防止し、誤った気筒への燃料噴射/点火を原因とするバックファイヤ等によるエンジンや吸気系への損傷を防止することができることである。
図1は、この発明に係る実施の形態によるエンジンの制御装置の構成を示す図である。
この発明に係る実施の形態によるエンジンの制御装置は、図1に示すように、第1のシグナルロータ100、第1の信号検出器としてのクランク軸回転検出装置105、第2のシグナルロータ108、第2の信号検出器としてのカム軸回転検出装置111、およびエンジン制御装置115を備える。
第1のシグナルロータ100は、円板形状の部材であり、その外周の殆どに所定の角度に亘って第1のシグナルロータ100の径方向に突き出た複数の突起101が所定の周期で形成されている。但し、外周の一部には、突起101をもし外周の全周に亘って所定の周期で形成するとしたら形成される位置の突起101が欠けている部分があり、隣接する突起101の周期が所定の周期と異なる不等角度な欠け歯部102が存在する。
第1のシグナルロータ100の中心はクランクシャフト103に固定されており、クランクシャフト103が回転するとそれと共に第1のシグナルロータ100も回転する。
クランク軸回転検出装置105は、第1のシグナルロータ100に近接した位置に配置されるとともにエンジン制御装置115と接続されている。クランク軸回転検出装置105は、第1のシグナルロータ100の回転方向に離間して配置された2つのクランク角センサ104、106を備えており、各クランク角センサ104、106からのパルス列に基づいてクランクシャフト103の位置および回転方向を検出している。
クランク角センサ104、106のうち遅角側に配置されるクランク角センサ104が主に突起101を検出し、クランクシャフト103の位置を検出するための回転センサの役割、進角側に配置されるクランク角センサ106が、クランクシャフト103の回転方向を検出するための補助センサの役割をそれぞれ果たしている。
また、クランク軸回転検出装置105は、各クランク角センサ104、106から出力されるパルス列の状態の組合せに基づいて第1のシグナルロータ100の回転方向を判定し、その回転方向に応じたパルス幅のクランク軸回転信号を出力する論理回路107を備えている。
図2は、この発明に係る実施の形態による論理回路107に係わる信号である。
論理回路107は、クランク角センサ104からなる回転センサからの信号およびクランク角センサ106からなる補助センサからの信号が入力される。論理回路107では、まず、クランク角センサ104からの信号とクランク角センサ106からの信号とから第1のシグナルロータ100の回転方向信号を生成する。具体的には、クランク角センサ104からの信号がLOWからHIGHに変化したときに、クランク角センサ106からの信号がLOWである場合、または、クランク角センサ104からの信号がHIGHからLOWに変化したときに、クランク角センサ106からの信号がHIGHである場合は、第1のシグナルロータ100の逆転状態が判定され、レベルがLOWの回転方向信号が生成される。
一方、クランク角センサ104からの信号がLOWからHIGHに変化したときに、クランク角センサ106からの信号がHIGHである場合、または、クランク角センサ104からの信号がHIGHからLOWに変化したときに、クランク角センサ106からの信号がLOWである場合は、第1のシグナルロータ100の正転状態が判定され、レベルがHIGHの回転方向信号が生成される。
論理回路107は、クランク角センサ104からの信号および生成した回転方向信号からエンジン制御装置115への出力信号となる矩形波のクランク軸回転信号を生成する。このクランク軸回転信号は、クランク角センサ104からの信号がLOWからHIGHへのレベルの変化に同期して、LOWからHIGHにレベルが変化され、回転方向信号に基づくHIGHレベル時間に亘ってHIGHにレベルが維持され、その後HIGHからLOWにレベルが変化される。具体的には、回転方向信号が第1のシグナルロータ100の逆転状態を示すLOWレベルのときはHIGHレベル時間αに亘ってHIGHにレベルが維持され、正転状態を示すHIGHレベルのときはHIGHレベル時間βに亘ってHIGHにレベルが維持される。HIGHレベル時間αは、HIGHレベル時間βより長く設定されている。
第2のシグナルロータ108は、第1のシグナルロータ100と同様、円板形状の部材であり、その外周には、第2のシグナルロータ108の径方向に突出する複数の突起110が所定角度離間して形成されている。第2のシグナルロータ108の中心はカムシャフト109に固定されており、カムシャフト109が回転するとそれと共に第2のシグナルロータ108も回転する。
カム軸回転検出装置111は、第2のシグナルロータ108に近接した位置に配置されエンジン制御装置115と接続されている。カム軸回転検出装置111は、第2のシグナルロータ108の径方向に離間して配置されたカム角センサ112を備えており、カム角センサ112からの矩形波のカム軸回転信号に基づいてカムシャフト109の位置を検出している。
エンジン制御装置115は、CPUを中心としたマイクロコンピュータにより構成されており、クランク軸回転検出装置105、カム軸回転検出装置111からのパルス列に基づいて、エンジンの回転方向を検出する回転方向検出手段114と、クランク軸回転信号の基準位置を検出する基準位置検出手段116と、クランク軸回転信号系列を記憶している信号系列記憶手段117と、気筒を特定するエンジンの気筒特定手段113と、を備えている。さらに、各種センサからの入力により運転状態を認識し、気筒内への燃料噴射制御や、点火制御を好適に実施している。
また、エンジン制御装置115は、所定のエンジン停止条件が成立したときにエンジンを停止するとともに、停止後における始動条件が成立したときにクランク軸を逆転方向に回転させた後、正転方向に反転させてエンジンを始動する。
エンジン制御装置115の各部の説明の前にエンジンが1サイクル運転される間にエンジン制御装置115に入力される信号を説明する。図3は、エンジン制御装置115に入力される信号とクランク軸パルスカウント値の推移を示す図である。
図3には入力される信号としてカム軸回転検出装置111からのカム軸回転信号、クランク軸回転検出装置105からのクランク軸回転信号の一例を示している。クランク軸回転信号は、クランク軸が1回転する間に生成される60パルスを含み、2パルス分が欠けており、この2パルス分がクランク軸回転信号の基準位置としての欠け歯を構成している。カム軸回転信号は、カム軸が1回転する間に生成される4パルスが含まれ、クランク軸回転信号の欠け歯の位置にて、必ずHIGHレベルかLOWレベルの2パターンが存在するように構成されている。図3のクランク軸回転信号とカム軸回転信号との間に図示した数値は、気筒番号を示しており、図3は4気筒エンジンの例を示している。
回転方向検出手段114について説明する。
回転方向検出手段114は、クランク軸回転検出装置105からのクランク軸回転信号に基づいてクランクシャフト103の回転方向を検出する。具体的に、図4に示すエンジンの回転方向判定ルーチンのフローチャートに基づいて説明する。図4に示すエンジンの回転方向判定ルーチンは、例えばクランク軸回転検出装置105からのクランク軸回転信号のパルスのエッジ、すなわちパルスのレベルがLOWからHIGHへ立ち上がる立ち上がりエッジ、およびHIGHからLOWへ立ち下がる立ち下がりエッジが入力されるたびに処理が実行される。
まず、ステップS100にて、クランク軸回転検出装置105からのクランク軸回転信号のパルスのエッジが立ち上がりエッジか否かを判定する。立ち上がりエッジであれば、ステップS101にてそのときの時刻5Xを記憶してエンジンの回転方向判定ルーチンを終了する。
また、立ち下がりエッジであれば、ステップS102にてそのときの時刻から先にエンジンの回転方向判定ルーチンが実行されたときのステップS101にて記憶された立ち上がりエッジの時刻5Xを引き算し、クランク軸回転信号のHIGHレベル時間5Tを演算する。
次に、ステップS103にてクランク軸回転信号のHIGHレベル時間5Tが予め定められた所定値を超えているかを判定し、所定値を超えていると判定したとき、ステップS104にてクランク軸が逆転状態にあると判定しエンジンの回転方向判定ルーチンを終了する。また、ステップS103にてHIGHレベル時間5Tが所定値以下と判定したとき、ステップS105にてクランク軸が正転状態にあると判定しエンジンの回転方向判定ルーチンを終了する。
基準位置検出手段116について説明する。
基準位置検出手段116は、クランク軸回転信号の欠け歯を検出する。
図5は、クランク軸回転信号の欠け歯を含むに関係するパルスを含むパルス列を拡大した図である。図5の記号A、B、C、Dは、クランク軸回転信号の立ち上がりエッジ時刻を示しており、T1、T2、T3は、立ち上がりエッジ時刻Bと立ち上がりエッジ時刻A、立ち上がりエッジ時刻Cと立ち上がりエッジ時刻B、立ち上がりエッジ時刻Dと立ち上がりエッジ時刻Cとのそれぞれの間のクランク軸回転信号のエッジ入力間隔時間を示している。
基準位置検出手段116は、クランク軸回転信号の立ち上がりエッジ時刻A、B、C、Dより、クランク軸回転信号の立ち上がりエッジ入力間隔時間T1、T2、T3を式(1)、(2)、(3)にて算出する。
T1=時刻B−時刻A (1)
T2=時刻C−時刻B (2)
T3=時刻D−時刻C (3)
次に、クランク軸回転信号の立ち上がりエッジ入力間隔時間T1、T2、T3から式(4)によりクランク軸回転信号の3区間の周期比Aを求める。
A=(T2×T2)/(T3×T1) (4)
基準位置検出手段116は、式(4)から演算される周期比Aが所定値以上であれば、基準位置としての欠け歯と判断する。例えば、T1とT3を「1」とし、T2を「3」とすると周期比Aは9となる。そして、所定値を5とすれば立ち上がりエッジ時刻Bと立ち上がりエッジ時刻Cとの間が欠け歯と判断される。
信号系列記憶手段117について説明する。
信号系列記憶手段117は、基準位置情報が記憶されており、基準位置情報としてのクランク軸パルスカウント値58が欠け歯の位置として記憶されている。これは、図4に示したクランク軸回転信号の例に対応するものであり、欠け歯部102が2箇所以上にあるクランク軸回転信号の場合は、それぞれの欠け歯の位置をクランク軸パルスカウント値で記憶しておく。
気筒特定手段113について説明する。
気筒特定手段113は、図3に示すように、クランク軸が正転状態にある場合、クランク軸回転信号のパルスが入力されるたびに、クランク軸パルスカウント値をインクリメントし、基準位置検出手段116によりクランク軸回転信号の欠け歯が検出されたときクランク軸パルスカウント値を0にクリアする。逆に図示しないが、クランク軸が逆転状態にある場合、クランク軸回転信号のパルスが入力されるたびに、クランク軸パルスカウント値をデクリメントする。このクランク軸パルスカウント値は、正常にクランク軸回転信号が入力された場合、0から58までの値で各気筒の絶対位置を示し、クランク軸パルスカウント値18、48の位置は各気筒のTDCとなる。
図6は、この発明に係る実施の形態による気筒特定手段113により実行されるエンジンの気筒特定ルーチンを示すフローチャートである。
気筒特定手段113は、クランク軸の回転方向が逆転のとき所定区間、基準位置検出手段116による欠け歯の検出を禁止し、信号系列記憶手段117の基準位置情報から基準位置を推定して気筒特定を実行する。このエンジンの気筒特定ルーチンは、例えばクランク軸回転信号の立ち上がりエッジが入力されるたびに処理が実行される。
まず、ステップS200でクランク軸の回転方向が逆転かどうかを判定する。回転方向の判定は、図4に示すエンジンの回転方向判定ルーチンが実行される。ここで、クランク軸が逆転状態にあると判定されればステップS201に進み、正転状態にあると判定されたときステップS205に進む。
ステップS201にて欠け歯検出禁止カウント値に所定値をセットしステップS202に進む。
ステップS202にてクランク軸パルスカウント値が0かを判断し、クランク軸パルスカウント値が0でないときステップS203に進み、クランク軸パルスカウント値が0のときステップS204に進む。
ステップS203にてクランク軸パルスカウント値をデクリメントしエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS204にてクランク軸パルスカウント値に58をセットしエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS205にて欠け歯検出禁止カウント値が0か判断し、欠け歯検出禁止カウント値が0でないときステップS206に進み、欠け歯検出禁止カウント値が0のときステップS213に進む。
ステップS206にて欠け歯検出禁止カウント値をデクリメントしステップS207に進む。
ステップS207にてクランク軸パルスカウント値をインクリメントしステップS208に進む。
ステップS208にて信号系列記憶手段117の基準位置情報とクランク軸パルスカウント値とを比較しクランク軸パルスカウント値が基準位置情報と等しいときステップS209に進み、クランク軸パルスカウント値が基準位置情報と異なるときエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。本例では、クランク軸パルスカウント値と58とを比較する。クランク軸パルスカウント値が58ならば、欠け歯位置と判断する。
ステップS209にてクランク軸パルスカウント値を0にセットしステップS210に進む。
ステップS210にてカム軸回転信号のレベルがHIGHかを判定し、HIGHであればステップS211に進み、LOWであればステップS212に進む。
ステップS211にて第4気筒と特定しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS212にて第1気筒と特定しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS213にて欠け歯検出による気筒特定サブルーチンの処理を実施しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
次に、ステップS213にて実行される欠け歯検出による気筒特定サブルーチンについて説明する。図7は、欠け歯検出による気筒特定サブルーチンのフローチャートである。
ステップS300にて基準位置検出手段116により欠け歯と判断されたか判定を行う。欠け歯と判断されなければ、ステップS305にて、クランク軸パルスカウント値をインクリメントして気筒特定サブルーチンを終了する。欠け歯と判断されれば、ステップS301にて、クランク軸パルスカウント値を0にクリアする。
次に、ステップS302にて、カム軸回転信号の入力信号レベルがHIGHかを判定し、HIGHであればステップS303にて第4気筒と特定し気筒特定サブルーチンを終了する。また、カム軸回転信号のレベルがLOWであればステップS304にて第1気筒と特定し気筒特定サブルーチンを終了する。
このように気筒特定手段113は、クランク軸が逆転状態にあるとき欠け歯検出を行わずにクランク軸パルスカウント値だけをデクリメントし、クランク軸が正転状態にあっても欠け歯検出禁止カウント値が0にならない限り欠け歯検出を行わずにクランク軸パルスカウント値が基準位置情報と一致したとき気筒を特定している。
次に、この発明のようにクランク軸の状態および欠け歯検出禁止カウント値からなる条件が満足しないとき欠け歯検出を禁止することの効果について説明する。特に効果が顕著に現れる停止状態から一旦逆転状態を経由して正転状態に変わる始動時について説明する。
図8は、停止状態にあったクランク軸が逆転状態から正転状態に推移するときの気筒特定に係わる信号である。図8に示すクランク軸回転信号は逆転状態および正転状態で周期に大きな変動が見られない。このようなクランク軸回転信号の場合、クランク軸の状態に係わらずに欠け歯検出を行い、気筒特定を行っても問題は起こらない。すなわち、クランク軸回転信号から検出される欠け歯の位置とクランク軸パルスカウント値との間には食い違いは見られない。このときの気筒特定の手順は図7に示す気筒特定サブルーチンと同じである。そして、クランク軸パルスカウント値は、クランク軸が正転状態にある場合はインクリメントされ、逆転状態にある場合はデクリメントされる。更に、クランク軸パルスカウント値が58のときにインクリメントされると、クランク軸パルスカウント値が0にセットされる。このようにクランク軸パルスカウント値により、正転時及び逆回転時の絶対位置を検出している。
しかし、実際のエンジンの挙動として、逆転から正転へとクランク軸の回転方向が変化する場合、エンジンの回転速度が低下することと、クランク軸回転信号間での回転方向変化タイミングにより、クランク軸回転信号の周期が非常に長くなり欠け歯を誤判定する場合が発生する。その様子を図9に示す。
クランク軸の回転方向が逆転から正転に移行する前後の立ち上がりエッジ時刻Bと立ち上がりエッジ時刻Cとの間の立ち上がりエッジ入力間隔時間T4が延びるために、立ち上がりエッジ時刻Dで行う欠け歯検出で欠け歯を検出してしまう。しかし、実際は欠け歯ではないので、誤認識となる。
そして、欠け歯と判断されると、クランク軸パルスカウント値は0にリセットされ、このタイミングで気筒特定を実施するため、正規に欠け歯を検出するまでの間、クランク軸パルスカウント値が示すクランク軸の絶対位置は、実際の絶対位置と不一致が生じてしまい、気筒も誤認識する状態が発生する。従って、この不一致の区間で、燃料噴射、点火制御を行うと誤った気筒、あるいはタイミングにて制御を行うため、始動性の悪化、あるいはバックファイヤ等によりエンジンや吸気系に損傷を与える懸念がある。
一方、この発明に係る実施の形態による気筒特定手段113では、図10に示すように、クランク軸が逆転状態の立ち上がりエッジ時刻Xで欠け歯検出禁止カウント値に例えば3がセットされ、その後クランク軸が正転状態の立ち上がりエッジ時刻C、D、Eで欠け歯検出禁止カウント値がデクレメントされ、立ち上がりエッジ時刻Eで欠け歯検出禁止カウント値が0となる。そして、立ち上がりエッジ時刻Xから立ち上がりエッジ時刻Eの間は欠け歯検出禁止期間となり、欠け歯検出を行ったら欠け歯と誤検出する立ち上がりエッジ時刻Dでも欠け歯検出を行わずに、信号系列記憶手段117に記憶されている基準位置情報としてのクランク軸パルスカウント値を用いて正規の欠け歯の位置を推定しクランク軸パルスカウント値を演算するので、正確に気筒特定を実施でき、クランク軸の絶対位置を検出することが可能となる。
なお、この発明に係る気筒特定手段113では、逆転時には欠け歯検出からの気筒特定を禁止しているが、クランク軸の回転方向が変化した直後だけ欠け歯検出からの気筒特定を禁止しても良い。このとき気筒特定手段113が実行するエンジンの気筒特定ルーチンを図11のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS400にてクランク軸の回転方向が変化したかを判定し、クランク軸の回転方向が変化したときステップS401に進み、クランク軸の回転方向が変わらないときステップS402に進む。
ステップS401にて欠け歯検出禁止カウント値に所定値をセットしステップS402に進む。
ステップS402にて欠け歯検出禁止カウンタ値が0か判断し、0のときにはステップS414に進み、0でないときにはステップS403に進む。
ステップS403にて欠け歯検出禁止カウント値をデクリメントしステップS404に進む。
ステップS404にてクランク軸の回転方向が正転方向か判断し、逆転方向のときにはステップS405に進み、正転方向のときにはステップS408に進む。
ステップS405にてクランク軸パルスカウント値が0か判断し、0のときにはステップS407に進み、0でないときにはステップS406に進む。
ステップS406にてクランク軸パルスカウント値をデクリメントしエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS407にてクランク軸パルスカウント値を58にセットしエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS408にてクランク軸パルスカウント値をインクリメントしステップS409に進む。
ステップS409にてクランク軸パルスカウント値が58か判断し、58のときにはステップS410に進み、58でないときエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS410にてクランク軸パルスカウント値を0にセットしステップS411に進む。
ステップS411にてカム軸回転信号のレベルがHIGHかを判定し、HIGHであればステップS412に進み、LOWであればステップS413に進む。
ステップS412にて第4気筒と特定しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS413にて第1気筒と特定しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。
ステップS414にて欠け歯検出による気筒特定サブルーチンの処理を実施しエンジンの気筒特定ルーチンを終了する。この欠け歯検出による気筒特定サブルーチンは図7に示すサブルーチンである。
また、上述の実施の形態では所定の区間の経過を入力されるクランク軸回転信号のパルス数を計数し、計数したパルス数が欠け歯検出禁止カウント値を超えたかを確認しているが、クランク軸が逆転状態または回転方向が反転後、所定エンジン回転数を超えるまでを欠け歯検出禁止期間としても良い。
この発明に係る実施の形態によるエンジンの制御装置の構成を示す図である。 この発明に係る実施の形態による論理回路に係わる信号である。 エンジン制御装置に入力される信号とクランク軸パルスカウント値の推移を示す図である。 この発明に係る実施の形態による回転方向検出手段でのエンジンの回転方向判定ルーチンのフローチャートである。 クランク軸回転信号の欠け歯を含むに関係するパルスを含むパルス列を拡大した図である。 この発明に係る実施の形態による気筒特定手段でのエンジンの気筒特定ルーチンのフローチャートである。 エンジンの気筒特定ルーチンに含まれる気筒特定サブルーチンのフローチャートである。 停止状態にあったクランク軸が逆転状態から正転状態に推移するときの気筒特定に係わる信号の例である。 停止状態にあったクランク軸が逆転状態から正転状態に推移するときの気筒特定に係わる信号の他の例である。 停止状態にあったクランク軸が逆転状態から正転状態に推移するときの気筒特定に係わる信号の他の例である。 この発明に係る実施の形態による気筒特定手段でのエンジンの気筒特定ルーチンの他のフローチャートである。
符号の説明
100 第1のシグナルロータ、101 突起、102 欠け歯部、103 クランクシャフト、104、106 クランク角センサ、105 クランク軸回転検出装置、107 論理回路、108 第2のシグナルロータ、109 カムシャフト、110 突起、111 カム軸回転検出装置、112 カム角センサ、113 気筒特定手段、114 回転方向検出手段、115 エンジン制御装置、116 基準位置検出手段、117 信号系列記憶手段、A、B、C、D、E、F、X 立ち上がりエッジ時刻、T1、T2、T3、T4 エッジ入力間隔時間。

Claims (1)

  1. エンジンのクランク軸の回転に同期して生成され上記クランク軸の回転方向により異なるパルス幅の複数のパルスからなるパルス列であり、且つ上記クランク軸を定速で1回転すると少なくとも1つのパルス間隔が外のパルス間隔の所定倍であるクランク軸回転信号を出力する第1の信号検出器と、上記クランク軸に対して1/2の減速比を有するカム軸の回転に同期して生成されるカム軸回転信号を出力する第2の信号検出器と、上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス間隔から基準位置を検出する基準位置検出手段と、上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス幅から上記クランク軸の回転方向を検出する回転方向検出手段と、上記基準位置が検出される度にリセットされ且つ上記クランク軸回転信号のパルスの入力に応じ上記回転方向に従って増減するクランク軸パルスカウント値により上記クランク軸の回転の位置を表すとともに上記カム軸回転信号に基づいて気筒群を特定する気筒特定手段と、を備え、所定のエンジン停止条件が成立したときに上記エンジンを停止するとともに、停止後における始動条件が成立したときに上記クランク軸を逆転方向に回転させた後、正転方向に反転させて上記エンジンを始動するエンジンの制御装置において、
    上記クランク軸の基準の位置に対応する上記クランク軸パルスカウント値が記憶されている信号系列記憶手段を備え、
    上記気筒特定手段は、上記回転方向検出手段により上記クランク軸の回転方向が逆転であるまたは回転方向が反転したことを検出したときには以後所定の区間に亘って、上記基準位置検出手段による上記クランク軸回転信号のパルス列のパルス間隔から基準位置の検出を停止し、且つ上記基準位置を上記信号系列記憶手段に記憶されているクランク軸の基準の位置に対応するクランク軸パルスカウント値を用いて推定することを特徴とするエンジンの制御装置。
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